ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

浅田美代子

「アロハ・ソムリエ」1 ×

 これはもう、ドラマっぽい何か……。
ヒロインの心の声が切れ目無いんですよ、副音声かってぐらいにorz

 フジTVで「新」とついていたので、すわ連ドラか!と録画したのに。大阪では初放映でも、世間的には昨年末に放映済みらしいです。それも4夜連続で放映して連ドラでござい。観月ありさの連ドラ主演記録が28年連続に更新されましたよ!ってずいぶん無理矢理な。まあいいけど。ファン層の女子は年の瀬は忙しかったのでは。それともその母役浅田美代子あたりがターゲット?? その割に日本語字幕はついていませんよ。(耳の悪い主人はそれで視聴を諦めてました。中身的にも興味なかったでしょうけどw)

 母(浅田美代子)を連れ、ハワイに母娘旅行に来た響子(観月ありさ)ですが、はしゃぐ母に生返事で上の空。別行動で、昼からビールをあおってやっと人心地。周囲の会話につい耳をそばだててしまう響子に、男児が
「僕を誘拐してください」

と言い出して?

 もちろん大した事件じゃありませんからw
やもめの父を、恋人と二人きりで過ごさせてあげたいんですってよ。いや、そんな状況の二人きりでデート気分にならないって!もちろん響子も断りましたけどね。つい気になって後をつけるところが観月ありさっぽいのかな。男児の悩みを聞いて励まして、保護者と合流して怒られるのを見届けて。そして最後は安定の、いっけな〜い待ち合わせ!お母さんは待ちぼうけw 期待通りです(^^;;;;)

 甘党の母が行きたいパンケーキ店は実在する有名店らしく。ビールソムリエだという響子がビールを頼むテラスも素敵なところ。そんな飯テロやハワイ観光も楽しめるお得なドラマって感じなんでしょうねえ。それはそれでいいのに。なんで副音声みたいに全部語るんでしょう。
『私と母はなんでも正反対なのだ!』
それはエピソードで十分通じてますよ~

「病院の治し方 ドクター有原の挑戦」1 ☆☆

 不審者エピソードは「院長の息子です」の一言で済むでしょうに、引っ張り過ぎ。院内備品だけでなく、放映時間もカットで頼みます。初回1時間48分は長いってorz
冒頭のナレーションといい実録風と思ったら、なるほどスピードスケート小平奈緒が所属していた病院の奇跡の復活が下敷きなんですね。それは型破りなことにこれからなりそうです。

 大学病院内科のエース、有原修平(小泉孝太郎)
父が倒れ、6年ぶりに顔を出した実家の総合病院は人手不足で酷い有様。父の死後は院長の叔父(光石研)が、小児科産科をなくす縮小経営で赤字を減らそうというコンサルと契約を進めていたが、身売りにつながると修平は反対。どうせ口だけという周囲の予想に反し、本当に大学病院をやめて病院の手伝いに乗り出してくる。
親戚文具店からの納品をやめ、薬品の価格も見直し、それぞれの医者がメーカー指定するゴム手袋などの「お気に入り」も院内で統一。と厳しいコストカットを打ち出す一方で、洗って使いまわしていたチューブは使い捨てにして、手間と時間を看護に回す英断も。
 手腕を認めた叔父と和解したかに見えたのに。修平は理事会で、叔父の院長退任と、自らを院長に推薦する動議を提案する。

 はー、長かった。
父の葬式で、『今日は病院の葬式だな…』とまで言われてしまう喪主の修平。
既に大赤字の上、カリスマだった父を失った病院が上手くいくわけない。売却の噂に不安顔のスタッフも、じゃあ経費削減に協力するかといえばそちらも不満(^^;;;;) 物腰も口調もソフトな御曹司修平を、なんでそこまで嫌うかという反発っぷりです。口コミサイトも悪評だらけにw  でも、むやみに必要なものも削るんじゃない、「患者さんのため」が常に念頭にある修平のコストカットは上手くいきそうでしょ(というか、そこに手をつけずにきたことにびっくりw)
それでも、自らが院長に、までどうしても初回で見せなきゃダメですかね? 毎回このドラマBizの枠は、初回が長過ぎて挫けるんですよ。旦那にも楽しめそうな内容なのに…。

 銀行側で登場する高嶋政伸、冒頭で修平と笑顔を交わし二人で走り出すイメージカットからすると、そのうち病院経営の相棒になりますね。そういうところは分かりやすいw

 修平の妻(小西真奈美)が今時で、全く「嫁」じゃないw 6年帰省しない旦那と一緒に自分も寄り付かなかったらしく、庭の手入れは誰がしてたんだろうねーと他人事なのは爽快でしたが。イラストレータだか、ネット環境があれば引越しても無問題。買い物中に、取引カットした文房具屋に「人でなしー」と掴みかかられて罵倒されても
「全然大丈夫だよ☆」
と元気にお返事でおバカさんになっちゃってるのは、もう少し強がってる風にどうにかして欲しかったです(^^;;;;)


「無痛」~最終回 ☆☆

「痛みは私だ!」
と全てを受け入れる生き方を切々と解く主人公為頼医師。
良い場面でしたが、一家惨殺だのストーカー殺人だのてんこ盛りだったドラマ全体からは浮いていたかも。惨殺や謎解きを喜ぶに人には為頼が示した人生の回答はどうでも良さそうですし、この回答が本当に心に響く人は出血大サービスの時点でチャンネル変えてるのではと思うとちょっと残念です。

また、そんな大正義な為頼先生側の人々がちょっと不思議でしたよね。刑事のくせに犯因症の早瀬……は、犯因症をわかりやすく描くために必要な配置でしょうからわかりますが。カウンセリングの女医さんをあんな犯罪を呼ぶ体質に描く必要はあったんでしょうか(^^;;;) 
よかれと患者を励まして恨まれ刺され、元カレは立派なストーカーで殺し殺され。自宅で殺されかけたと思ったら、職場のロッカーから生腕が出てくるんですよ!!おかげで病院はしょっちゅう大騒ぎで、ラスボス白神院長の犯罪を知っていてかばった秘書より、何も知らず無関係の彼女の方がよっぽど事態をミスリードしてくれていました。
それでいて最後は院長とイバラが亡くなった場所に大きな花束を……放置w そもそも、さとみちゃんが摘んだ花を一輪、手向けた気持ちで十分だった場面に豪華な花束って台無し。そしてそれを祭壇に捧げるわけでもなく、事故現場にどさっと…後でちゃんと片付けてくださいよね…そうそう、為頼先生の家でくつろいでるのも変な人でした(^^;;;) 
そんな女医さんに岡惚れの大阪弁刑事さんも、おもしろかったです。部下の早瀬に説教ばかり。でも内容は容疑者を殴るな担当の仕事をしろって、むしろ当然の内容ばかりなのに無視されてかわいそうでしたわ
 

殺人犯は無痛症患者。
実在する病気だというのに、痛みがなければ心もないかのような脚本演出は問題があったのでは。見続けていけば病気より育った環境や、処方されていた開発中の薬の方に問題があったことがわかってきますが、きちんと全部みてくれる視聴者ばかりではありませんから。同様に、禿頭設定は覚えやすい&キャッチーなだけで必要なかったんじゃないかと思ったりもしますが、演じた役者さんには罪ないわけで、熱演だった中村蒼くんご苦労様でした。 
そして彼を利用したラスボス白神院長。実は悪い伊藤英明って既視感w 出てきた時から悪そうな気しかしませんでしたよ。 
しかもこんな逞しいイケメンが医師で双子ってもう事件。その双子間で乗り換えるならまだしも、心優しい医師を振って生徒を虐める公立校教師と結婚って……教師がフェロモン出てるのか弟も実はクズだったのか(^^;;;)  殺された奥さんの方からも話を聞かないと片手落ちすぎてなんともねえ。 

その過去話や心臓移植に新薬開発を抱える白神院長、しかも犯因症や病気が見える彼は十分主役を張ってドラマができたでしょうにねえ。同様にイバラも為頼もサトミも女医さんも…もう誰も彼もが主人公になれる波乱万丈な過去を抱えて一堂に会していてもうもったいないやら盛り込みすぎやら。
唯一シンプルに暮らしているのが和枝(浅田美代子)でした。為頼とこの義姉の間に男女の関係とかなくてよかった(^^;;;)   
何かと駆け込む早瀬も、サトミちゃんと女医さんも、そしてもちろん為頼医院の患者さんたちも会うとホッとしただろう和枝さん。イバラも白神も、和枝さんの美味しいご飯食べさせてもらってたらもっと簡単に幸せに暮らせたのかもしれません。でも旅に出た為頼には、戻ってくるよりも他のくつろげる居場所を見つけて欲しい気がします。今度こそ事件には巻き込まれずに。


「家族狩り」2 ☆☆☆

いつも大荷物で走る氷崎(松雪泰子)、水色のコートが素敵。あのトート×2には何が入っているんでしょう。


飲んだくれオヤジは逮捕で無断欠勤に。てか娘虐待映像がネットに出回ったせいで、欠勤以前の問題で解雇済でした。

酒を止めさせたかった。

子どもを助けたかった。

でも結果的に親から仕事を奪い、子どもを更に傷つけてしまって…と途方にくれる氷崎。専門家のくせに今更なにをw


誰が撮った動画なんでしょう。

誰にしろ多分虐待を憎んでいる人。その辺が連続一家心中殺人の動機とつながっていくのかもと思っていたら、まず分かったのが3家携帯の電話帳登録から重なった番号が……氷崎!しかも偽名登録!

2話の最後でも怪しいのは氷崎ですかー。これで真犯人だったらいっそ斬新かもw 逆に氷崎の干渉した結果を恨んでいる誰かかな?


しかし幼児のための家族は文句無く大切ですが、大人になってからの家族家族連呼はなんだかなあ。

父の徘徊、排泄不始末を、母一人に押し付けておいて施設を探すと非難って酷過ぎます。もちろん『金さえ払えば明日からでも、ただし急がないといっぱいに…』なんて施設は怪し過ぎますけどね。ヘルパーさんとか、週何日かぐらいプロにまかせて暮らしたって悪くないでしょう。

巣藤の前でだけ何故かしゃきっとする父。老人ホームでも行くぞ、若い人の人生が大切だと言い切ってくれたじゃないですか。


刑事は刑事で、DV被害者の母子を面倒みているようですが、自らの家庭はぐっちゃぐちゃ。

もう我慢しない!

と宣言する妻に屈服して外出を止めてましたが、母子が襲われちゃうんじゃないのー。


ラスト、意識の無い父をみつめてなにを思うのか氷崎……。

「女系家族」5 ☆☆☆

 もー、無茶しちゃ母体に障るじゃないですかっ

 どうでもいい催しを成功させようと頑張る文乃。
和服で駆けるのもたいがいですが、エレベータを待てずに階段駆け上がったあげくに救急車呼んでちゃかえって迷惑ですよ。
 何故か居合わせちゃう高橋克典師匠は、まるでお腹の子の父親の如くエコー映像まで一緒に見ちゃってます。おいおい。

 そうとも知らず、相続する山林を検分旅行に師匠と行こうと浮かれる藤代姐さん。
・・・でもその山はもう、木は売り払って丸坊主。なんだ宇一さん、掛け軸以外にもチョロまかしてますね??

 先週見逃したわりに、なにも話が動いていない感じ。まさか最終回で生まれて終わり、それまで宇一の悪事も露見せずだったりしませんよね??

 末っ子雛ちゃんのお見合いがいい感じでした。
男系家族六男坊、六郎くんとの会話だけじゃなく。高層ビルがどーんどーんと建ち並ぶ手前にひらける日本庭園の異空間ぶり。現代に残る名家をまさに象徴してましたよね??

「女系家族」3 ☆☆☆

 レディスクリニックに押し掛ける着物の一群。
まさか、千寿が不妊治療受けているクリニックなんでしょうか。

 とにかく、赤ちゃんの無事は確認できましたが母体が出産にリスクのある体質と判明(・・・って、何を検査すると分かるんでしょうあんな事??) 妊娠中毒症、たしかに軽く考えちゃいけないでしょうが、なりやすいからって中絶したりする病気とも思えませんが??
 終盤、そのことをネタに揺さぶる揺さぶる!終いには
「堕ろしなさい」とにっこり。
げに恐ろしきは女の闘い・・・・・!!

 その恐ろしい藤代姐さんと手を組んでいるのが高橋克典、踊りの梅村流の家元さん。
1話の段階ではイマイチ面白意味がなく、いっそ次女の婿養子沢村一樹と逆でもいいのに?と思っていたのですが今回出番が増えて裏も見えてきました♪
 藤代さんを色仕掛けでたぶらかした上に、不動産を巻き上げようってか?
 米倉にも急接近!(もう家にもあがりこんだそうですよっ)
危険な男の香り漂って、こちらも楽しくなってきました♪ふふふ。

 相続を巡っての身内の争いは見込んだ通りの荒れ模様で、お腹いっぱいです。

 他が凄すぎて、暴言も甘言も言われるがままのヒロインは役名も印象に残ってない程(浜田さん?)。早く反撃に転じて胸の空くような啖呵を切って欲しいです。
 ああでも、赤ちゃんはどうか無事にね。

「女系家族」1 ☆☆☆

 BGMがうるさい。こみいった話してるのに聞き取れないじゃない!

・・・と憤るほど引き込まれてる第一話でした。

 初回2時間の長さが面倒で後回しだったのですが、ナルホド。最後に一言
「お父様の子供をみごもっております」
と、初回に言わせるための2時間だったんですね(納得はしたけど。もう少しで見ずにリタイアするところでしたよっ)

 旧家の3姉妹、出戻り総領娘(高島礼子)・次女(瀬戸朝香)・パパッ子末娘(香椎由宇)に加えて、亡くなった婿養子パパが森本レオだったというキャスティングが絶妙。
 ああ、奥さんに何もいえなそう。
 娘達(特に長女)にも何も言えなそう。
かといって不倫相手の米倉涼子には、本当に好きだったと言わせてしまう相手。なかなか居るモンじゃありませんよね。

 盛大な葬式を取り仕切って、イキイキとしている長女:藤代。
婿養子を次期社長にしたい次女:千鶴とはソリが合わずに派手な口喧嘩しているくせに、泥棒猫:米倉に向かうときには
「それはそれ、これはこれ」
と、一致団結ですから(笑)
末娘じゃなくたって呆れます。

本家に呼ばれた米倉相手に、罵詈雑言。
「表裏がある人間は最低」って千鶴さん・・・・正直に暴言吐くのはいいんですか?(^^;;;)

叔母だとかいう浅田美代子を加えての舌戦もさることながら、それぞれの気性を映した着物の柄行や、古い日本家屋内の各部屋のインテリアの違い、そんなところも見応えありました。

異空間だった「大奥」でも「汚れた舌」でもない、身近な(?)険悪感とお家騒動にちょっとワクワクです。

一番気になるのは、先々代から信頼あついという手代(?)の宇市。
取引先と癒着、遺産相続がないのも不満。
演じる藤田まこと・・・もとい橋爪功が枯れてなくて、米倉涼子も家に上げろと言われてちょっと躊躇。何かされそうだもん(^^;;;) 
2話のあらすじを見ると、早速託された巻物をちょろまかしてますよ!

 最後は商売も傾いてしまうのでしょうか。
とりあえず、赤ちゃんは無事に産まれて欲しいです。
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