主演濱田岳で、このタイトル。会議中に落書き。
こりゃ「釣りバカ日誌」的な?? と思ったらさすがに今時、違いましたね。
橋田一(濱田岳)は、大手新聞社システム部の7年目社員。
同期の記者新田(古川雄輝)は激務でもカッコいいし、先輩社員八木沼(津田寛治)は定時帰り&合コン三昧でも自分より給料良いはず、と思うともう仕事に熱意なし。ああ、会社に内緒で書いてるネット漫画がばずらないかなあ……。
なんてところで、夜の八木沼の醜態を目撃。ちっとも楽しくなさそう、むしろ辛そうに泥酔し『会社の危機には真っ先に斬られるカナリア』と自虐する様子はさすがにショックで、ああちゃんと働こう!と思い直す横田なのでした。
新田が「今から取材!」と、つくねを食べ損なうのがネタだそうで、この先もずっと食べられないのかなw それを躊躇なく喰うラバーガール大水w あと、事務の高卒女子(池田エライザ)がネット漫画作者が橋田だと気付いて脅したりネタくれたり。ここからバズったりするのかな。いやおならだうんちだってしょーもない系4コマでしたけど。
津田寛治
福井発地域ドラマ。
教員の旦那は毎年ギリギリ最後まで頭を痛めるこの時期に、まあタイムリーな(^^;;;;) なので珍しく旦那から見たがったドラマだというのに、舞台の福井国立大学の就職率がここ数年国公立ナンバーワンを誇り、それというのもこういうああいう親身なサービスをしているからですよ~、の展開には「私学なら普通ダァ!」とツッコミが五月蝿いw
一方、地域発ドラマファンのじゃすみんとしてはそこよりも、就活を絡めることによって眼鏡やカーテン、製糸、3Dプリンタを擁する新産業といった地元企業も名産トマトも、物語の中で自然にアピールできてしまうぞと感心しました。勿論モデルになった福井大学そのものの知名度もアップ! 上手いw
そして今時の就活を描きつつ、いつの時代も同じように若者が悩み、親子の葛藤もあり、乗り越えて未来を掴んでいくんですよ。就活SPドラマといえば民放でも昨年「恋と就活のダンパ」(弊レビューこちら)があり近々再放送されるよう。恋愛と就活を重ねるところも同じですが、支援室から描くこちらの方が好きかな。
ヒロインは福井国立大学経理部勤務の、流川美野里(水川あさみ)
婚活パーティ参加後、男性の名刺を並べて悩む美野里に馴れ馴れしく声をかけてくるおじさん!仕方なく受け取った名刺はなんと、同じ福井国際大学の…就活支援室エース叶野仁志(橋本じゅん)!
同じ建物で叶野は企業説明会に参加。美野里を採用企業側と勘違いしたとはいえ、お断りの言葉をむしろ見込んで、強引に就活支援室に引き抜きます。最初は嫌々だった美野里ですが、段々と就活支援のやりがいに目覚めることに!
そういえば就活と婚活、出会いやプレゼンの考え方も似ているしw 婚活が不首尾な彼女なら、就活がうまくいかない学生にも親身になると考えた叶野は正しかったのかも、酷いけどw
まず3人の担当を任された美野里。
1人は、安全な子供服を作りたいと繊維業界を目指した繊維科の女生徒(白石聖) 友人は内定が出たのに自分は保留、と泣いて帰った日もありましたが、最終的には子供服メーカーに。大学で学んだことと違ってもいいじゃないですか。 もう1人は陽キャなのに、なぜか決まらない男子学生(篠田諒) 屁理屈ばかりの奴ですが、バイト先&部活リサーチをした美野里は『面倒見がいい』との美点を発掘。過去に、そんな子達が就職していった企業をリストアップして渡し(びっくり親身!)平均年収が低いとごねられても、=平均年齢が若い、若くして活躍できるってこと!とデータの別の側面も教えて送り出します。 結局リスト企業には縁がなくても、自覚がなかった『面倒見』の良さは、彼の就活の柱になりました。
最後の1人が難物で、留年している植田(上川周作)は自宅でサブワーク。育てた観葉植物を売って、既に生活費と学費を自ら稼いでいるのに就活なんて必要ないのかも。支援の働きかけも
「どうせ就職率を上げたいだけでしょ」
と斜に構えてお断りです。
でもそんな学生にだって、おせっかいを辞めない支援室。補助金をもらいながら農業を学ぶ道を紹介し、彼も興味を持ったようでしたが…、彼の父親(津田寛治)がこれまた難物。なんと先の女生徒も面接した企業の社長さん。息子は俺の会社を継ぐ、この大学だってそのために入れたのにと、息子の希望に聞く耳を持ちません。諦めてしまいそうな息子を励まし親子ゲンカをけしかけた美野里は、例によって酒場リサーチで知った社長の親心をぶちまけつつも、息子の甘えた了見は一刀両断。どっちの味方でもないんです、きちんとぶつかり合った結果の選択なら、後悔しないから!
そんな就活騒ぎの傍らで美野里の恋遍歴もサクッと描かれ、お団子ヘアで学生時代を表現している水川あさみが見れますよーw 夢を語る彼(片山亨)を、最後まで信じることが出来なかった。それを学生の就活と重ねられると戸惑いますけどもw ざっくり人生の岐路という意味では、まあ、うんw それに支援室の仕事を通じて、彼とも再会した模様。
「いつか時計職人になったら直す」
と預けてあった時計を受け取って、2人の時もまた動き出すんでしょうか。
(と、いい感じに〆ましたが。別れた時に返せ!とツッコミましたw 途中で学生に褒められてた時計がそれだと思ってましたよw)
美野里の親友高橋愛と、津田寛治、片山亨が福井出身です。
その他の福井発地域ドラマに「恐竜せんせい」(弊レビューこちら)
BS12 トゥエルビ にて知らないドラマ放映中と気がついて録画!
原作漫画が人気だそうで、さて一体どんなぼったくり具合……?
と思いきや、あれれ。厨房には大人しめの美人姉妹(片山萌美、高月彩良) 大皿料理並ぶカウンターに座るのは、ご近所の常連老人(イッセー尾形、大方斐紗子)に作業服の気さくな兄ちゃん(波岡一喜)庶民的な店ですよ。
兄ちゃんが夏バテで食欲ないのを、自分のせいと気にする厨房の姉。そ、そんなに毎晩ここで食べてるんですねw もちろん周囲はとりなして、懐かしの味の話題でワイワイ。ああ食べたいな~材料なら買ってくるよ!と、客がスーパーに走るw 薯蕷にかぶれる姉妹の代わりに婆ちゃんが厨房に入っちゃうw そんな、死んだお父ちゃんに怒られる〜と困りながらも結局頼る、この心温まる下町風味のどこに一体ぼったくりが……って、暖簾にくっきり「ぼったくり」
単に店名(^^;;;) 亡き父上(津田寛治)は洒落がきいた方だったようです。
で、肝心の料理は「とろろステーキ」(とろろ入り卵焼きw)と、「鉄板ナポリタン」
鉄板の真ん中に置かれた赤いナポリタンの、周りに注いだ溶き卵と絡めて食べるのはナルホド美味しそう(^^) 夏バテのアキラ兄ちゃんも、食べた事ないものを前に一口おくれと食欲が湧いてきましたよ
「これはパスタじゃない! じゃないのに、なんで旨いんだ~」
ですってw(スパゲッティはアルデンテにせずくったくたに煮てw ソーセージもふにゃっとした赤いのを使うべしだそうです)
「孤独のグルメ」の「……腹が、減った」や、「ワカコ酒」の「ぷしゅ~」みたいな決め台詞も、実店舗紹介もありませんが、売りはこの暖かいご近所感覚でしょうか。
一応作中の酒紹介はあり。でも銘柄を褒めたというより
『現代はいつでもなんでも食べられるから、本当に欲しいものが分からない』
という爺ちゃんのうんちくの前振りに、待たないと手に入らないものとして使われただけですよね、酒w
とりあえず、グルメドラマ好きな旦那が見るかな。そして作ってみるべく材料を揃える私。鉄板皿無いし。フライパンのまま食卓にどーんと出していいものでしょうかw
あと楽しみは波岡一喜ね(^^)
最終回は本当に二転三転。
社長が醍醐に言うことにゃ、覚えのない画稿転売で責められて憤り、南部の進退に関わらず契約社員も全員クビと言い渡してしまったと。
それが自殺の原因とする醍醐さん。下山事件の総裁自殺説を借りて納得するのなら、部下にも上司にも裏切られた時、絶望で人は死ねる、のだそうですよ。
でも『敬礼のポーズで落ちていった』という、目撃証言で納得はひっくり返ります。ええ、それって「パシリ刑事(ポリス)」の決めポーズじゃないの。てことは、南部お得意『決めポーズで揶揄』する相手だった担当編集者がそこに居たはず!更にその人は、バイトくんを突き落とした『靴に減り癖のある男』で……。
「平気で契約社員をクビにする南部が許せなかった」
と泣き崩れる、その某氏ですが……。あああ、南部氏のひねくれ具合が分かっていなかったんですねえ。実は「社員の幸せこそが編集長の仕事」と語る人なんですよ。
なのに「全員クビだ」なんて嘘、ワルぶっただけなんですよお……。
リサーチ依頼としてはここで一件落着。
水野さんは依頼主のプロダクションに報告して〆。醍醐さんは編集長の座を後進に譲り、南部氏が発見した青年誌バカ売れノウハウは社長ではなく、わざと契約社員の皆にだけ教えて想起社を去ることになりました。あの転売野郎も、別の会社で漫画編集としてやり直すそうですよ。頑張れ。
そうそう「水色」は、やっぱり青+白でしたねw ブルーカラー向けエログロバイオレンスが主流だった青年誌に、ホワイトカラーを取り込む知性物語性を加えると。更に時々読む派を取り込める様に読み切りを、とか。現実にはそこにネット配信が加わってあれこれあるのでしょうが、原作刊行時には卓見だったのでしょう。
と、落ち着きかけたところで出てくる、南部氏の電話帳。そういえば2件、確認漏れがあったっけなとケーキ屋だというその1件にかけてみる醍醐さん。また、留守電メッセージを残したもう一件からは水野嬢に返信が。総合すると、なんと!
縁のあったKiwi社に漫画誌創刊を頼み込み、クビになる部下達を呼び寄せる腹積りだったんですよー!ケーキはその祝いのために発注済み。ただ日付だけ、後日連絡する予定で……亡くなってしまっていた。
kiwi社長はその南部氏の死をニュースで知ったそうで、なのに無駄になった立派なオフィスを何日遊ばせておいたことに?と思いながら見ていたのですが……。上で『犯人は自首したのかな』と書こうと考えていて、やっと思い至りました。南部氏転落死のニュースでなくて、改めて殺人として報道された、そのニュースを見たのでしょう。
親会社との調整云々で、創刊決定は亡くなった二日前だったとか。kiwi社長はずっと、連絡取れないなと思いながらも依頼通りにオフィスの準備を進めていたのでしょうねえ……。
水野と醍醐に呼ばれ、ピカピカのオフィスや「水色」のケーキ(熱いメッセージつき)を見て涙にくれる編集達。ホワイトボードには、編集員候補として自分たちの名前。まさかここまで、自分たちを想ってくれていたなんて。なのに調査では南部の悪口言って。南部にも『来るかどうかは分からない。俺、嫌われてるから』と思われてもいたなんて。
しかも全面ガラス張り最上階、見晴らし最高のお洒落オフォス!受付にpepperくん!
南部さんが生きてたら、皆ここで正社員として働いてたかもと思うと、犯人が何重にも恨めしくなること請け合いですw(え、これ見にきただけですよね? まさか「ブレイブ」捨ててきました? そこ、あまりはっきり描かれていない様な)
うわー紙芝居!それも漫画に入りますか。
『白土三平』の名は読めるし貸本屋はぎり使ったことありますけど、移動紙芝居はさすがに世代じゃないです。紙芝居の版元が貸本屋になり、出版社になって今に至るんですねえ(^^;;;)
そんな漫画のルーツを紐解きながら、現役青年誌も描くこのドラマ。
1話で連載陣をボロクソけなした醍醐の修正指示を、こわごわ伝える編集者たちですが……。漫画家さん案外OK。冒頭に前回の説明コマを入れろ等、具体例は納得なのかも。
大御所には、主人公と警視総監が飲み友達になる新展開☆を提案、釣りバカ日誌か~い!でも『先週のモブキャラが、1話の警視総監に似てる』と、熟読した上のアイディア出されたら、大先生ノリノリで了解ですよ。
そしてできあがった新刊「ブレイブ」は、見違えた、面白いと社内でも評判に!これで売り上げも上がるといいですね~。
そんな中、綿貫の担当作だけは修正でなく不掲載。作家の罵倒にただ耐える綿貫……このストレスが殺人に?
社史を調べれば、実は関東オール社(画稿の流出元)社長も綿貫姓であの顔w 縁故入社綿貫、系列社長の孫だったんですね。 そして、闇ブローカーを呼び出せば、ピシッと綿貫本人が、現れた~!
どこまで怪しいの。
と、思ったらあっさり吐きました(^^;;;;)
なにしろ社長の孫で倉庫はフリーパス。未返却原稿が売れる!とサイドビジネスwを思いつきました。っておい!せめて複製にしましょうよ orz 死んだ南部は、自分が買うからもう売るなと諌めていたそうで、もちろん殺人は否定。じゃあ一体誰が。なんで?
(綿貫の言い分をうのみ。警察ならダメでしょうけど、ほら、調査員だから)
そこで、あの『鉄道の絵』は紙芝居の原稿……と醍醐が気づいたのを受け、当時を知る人に話を聞きに行く水野とバイトくん。
下山事件や津山三十人殺しのような、実在のヤバい事件を題材にする作家がいたと、名前を聞いて帰るのですが。バイトくんは階段を突き落とされ、水野のマンションには「手を引け」とメモが。
そしてまたあの靴。誰なの、なんで?
しかし、憧れの編集員になれたのに。無能故に暇すぎた綿貫。サイドビジネスの必要もなく、漫画愛を撒き散らす南部や醍醐は、近くにいても遠い人なんでしょうねえ。同様に、漫画家と編集者は永遠に友にはなれず、正社員と契約社員も分かり合えない。そんな様々な対立がとぐろを巻く漫画の世界です。
さて、社長は本当に何も知らなかったのか(元編集長で経理のあの人なら、綿貫の側に立ち、専務や社長も知ってるぞと言いくるめることができたかも)
紙芝居の原稿は分厚くて、木枠にすれて角が丸くなるとは豆知識w
今作、芸人の使い所もナイスで、妙に馴れ馴れしい古本屋店主(三四郎 小宮)といい、古い写真に「あ」と思える特徴ある容貌の綿貫(今野浩喜)といい、イケメンじゃなくていい役ってありますよね。
水野嬢、相変わらず漫画に興味なくて可笑しいです。 手塚治虫「寄子」の話題に
「ああ……読んだかも」
「その返事は、読んでないな!」バレバレですw
「ONE PIECE」もまとめ買いで読み始めたようですが、まだ1巻の10pめぐらいw
そうそう、調査先の古本屋で、サインを求められる水野。てっきり誰か漫画家さんに、とかと思ったら『美人まんが探偵』として人気って!
「調査員です!」
と、いつものお返事でしたけど、サインはしたんだw この事件も解決したら、さらに人気になっちゃいますね!
漫画にまつわるサスペンスドラマ、待望の第二弾!美女と野獣コンビ再び!
またも見つかる、故阿島先生の画稿。しかし寄贈主南部(岩松了)は転落死。
画稿の発見経緯や転落理由の調査を依頼された水野(松下奈緒)と、南部の後釜として雑誌「ブレイブ」の編集長を務めることになった醍醐(古田新太)は再び相見えるのだった。
南部がみつけた「水色」とは? 消される、と語っていた真意は?
いやあ嬉しいシリーズ続行です。
前作以来、没交渉だったらしい二人。だからダメなんだ、と会うなりポンポンと暴言吐く醍醐に、のらりくらり笑顔の水野w いいコンビです。そして今回、なんと醍醐(古田新太)は編集長に! 連載漫画にダメを出しつつ担当編集たちを呑みに誘う様子に、醍醐なりにタチの向かない編集長業を頑張っている様子がみえて新鮮です。取材費の領収書確認も編集長の仕事なのね。
そして事件性なしの転落死とされた南部が、生前「消されるかもしれない」と語っていたと聞きつけますが……その原因が、青年誌ヒットの法則を見つけてしまった、とかなんとか。え、知りたい! でも「水色」のキーワードからは何もわかりません。
現連載をいくつも終わらせて、サラリーマンものを複数始めようとしていたことと関連が?
潰れかけの青年誌「ブレイブ」の、連載原稿がどれも古臭くて大受けなんですよ。なんとかポリス(「ドーベルマン刑事」の人だ、懐かしい)に、麺専門のうんちくグルメ「極メン!」、取材もしてない商社漫画w
このSNS時代、誰も本気で漫画から学ぼうなんてしないと醍醐が嘆きますが、時代が違えば大ヒット狙えた傑作ならともかく「ブレイブ」連載陣はむしろSNSでツッコミいれられてバズる向きの底辺誌だったのでは……w
若い編集者が石ノ森章太郎を知らず!
「仮面ライダーの人だぞ!」
と叱る醍醐ですが、平成ライダーには名前貸してるだけだしw せめて「サイボーグ009」の人では。そしてじゃすみん的におすすめは、時間を超えて巡り合ったり、滅びかけの世界で空に魚が飛んでいたり、沼にびっしり遺体が沈んでいたりする少女漫画風の作品の方なのですが……話が逸れました。
領収書整理から、何かを気づいて「自殺じゃない、殺されたんだ」と伝えてくる醍醐。え、気づいた醍醐も危なくない?
その領収書の主、綿貫(今野浩喜)は編集部内でも浮きまくりのダーク縁故採用。彼が突き落としてる画面で1話終わりましたけど、犯人確定? ミスリード?
あとは、貸本屋時代の古い古い画稿(1950年代、さすがに私だって生まれる前よ)を見せられて、即座に『当社の設立前だし、先生はうちで描いたことがない』と、保管庫探索を否定する社長(平泉成)を、妙に醍醐が見つめている演出が気になりました。詳しすぎるのかも。
編集長業で多忙な醍醐、フリー時代と違って聞き込みに同行できず、水野にはバイトの青年(白石隼也)がつけられてます。こいつも、何か知ってる? それとも南部の前に編集長でボロクソ言われたらしい堀尾(津田寛治)……疑いだしたらきりがありませんね。
冒頭の轢死と、それを描いたような画稿のつながりは? 水野の父の死にもささやかれたという「落とし屋」とは?
とにかく2話以降が楽しみすぎです。
確かに真犯人は意外でしたけれど……誰?ってなったわw いいのそれ。
タワーマンションを舞台にハイソないじめを描いてワイドショーで話題になった今作。監視、盗撮、誘拐、と誰でも被害者になりえる都会の死角を描くのかと思わせておいて、佐々木弓子の狙いは初めからヒロイン家族、だってヒロイン旦那と因縁があったからと分かった時点でがっかり。興味半減でした。なのに、体操教室コーチがヒロインと同郷だった方は偶然だなんてw
火元にいる息子を救う前に足を止めて長々と決意表明するヒロイン。歩きながらでも言えるよねそれ。逮捕後に道端で人生を語り始める犯人、ヒロインとの質疑応答を止めない警察。うーんあれこれ雑です。
主人は楽しんでいるので横で黙って見ていましたが、終始子育ての責任が母親にしかないように語られることも不快でした。
母からの虐待のせいでハーメルン事件を!って、その母に自分を任せて妻子を捨てた父は悪くないんかい。ヒロインの家庭でも、父ココリコ田中が前妻は死んだと嘘をついて再婚してたのに、家出だ浮気だ過去の真相だで嘘はうやむやになってしまっていて腹がたつったら。
「俺たちがしてしまったこと」
とか大層に告白した過去も、大変だったのは過剰防衛で殺してしまった弓子だけで、夫は言われるままに離婚してやっただけでしたよ。本当は弓子が全部罪をかぶり、殺したのは夫だった線もあるかもしれない。うん(会社の金でも嘘ついてることを思うと確率倍増w)
『貴方が育つはずだったこの街で、人生をやり直すのよ』
と、和樹くんを当時の住宅に連れていく弓子(借り直したのか、若夫婦の持ち家を離婚時にもらったのか?)
いやいやいや、殺人が、それもストーカーが美人妻に返り討ちにあうようなスキャンダラスな事件があった家に、生き残った息子が帰ってきたらご近所大騒ぎでしょ! 15,6年前のことなんてご近所のおばちゃんたちにはついこの間ですからね!
『殺人犯の息子にするわけにいかない』
と自ら離婚を望んだ佐々木弓子なのに、そこで和樹くんと同居するつもりだったんでしょうか。それともなさぬ仲のヒロインと和樹くんの絆を強くするための、これも計略だったんでしょうか。
別れの時、薄々分かっているだろうに実母への伝言を弓子に託す和樹くん……。感動的でしたけどねえ。その前のキャンプの時が逆に、弓子と生家に旅行までいったのにまだ実母を知らない設定で話し続ける大人たちが不自然でしたよね。最後にこう盛り上げたかったなら、旅行から間髪あけずに別れに持ち込むか、もっと和樹くんからガンガンと<まだ知りません>発言をしていってもらわないと……。
それでも音楽は良かったですよねえ。
エンディングがかっこよくて毎回終わり頃は気持ちが盛り上がるし、中盤も仄暗い合唱BGM『るるるる~』がいいムードで。なのに、なんとそれも音楽療法の曲として物語に組み込まれていてびっくり斬新でした。弓子登場のテーマ曲だったのに、弓子もじゃあ療法を受けていて歌えてくれないと。
そうだ、最上階の高慢ちきママが旦那逮捕で権威失墜したのはいい気味でした。息子さらわれちまえーと前半何度も思った、その呪いも成就したしw 自分がバカだったとやっと気づいた、それでヒロインにもちゃんと謝ってくれてたらいいんですけどどうでしょうね。火事を起こしちゃったのはさすがに可哀想、全戸水浸しの賠償は保険きいたのでしょうか。
松嶋菜々子は美しかったです。
冒頭のしくじりで、ど田舎にとばされた辣腕刑事みずき(浅野ゆう子) 証人として巻き込まれた殺人事件に首を突っ込み、もちろん見事解決です!
連続ドラマ2シーズン放映後のスペシャル版。脈々と続く京都枠刑事ものですねw スペシャルらしく、荒川良々や津田寛治、遠藤久美子と村住人のゲストが豪華ですよん。
エンクミにAV女優の過去が……ってパッケージがビデオな厚みで時代を感じますw でもそんなのは前振り。
事件はどんどん入り組んでいって、企業の不正だの、不倫だの、なりすましだの殺人だのどんでん返しだのと大混乱です。おかげでサラッと流されてましたが……
『殺しちゃった夫の身代わりがほしい女』が『逃亡中の男』を偶然見かけw 瞬時に正体を知りw(警察より有能!) 突然話しかけて身代わりを承知させてるんですよ、そーんーなーバーカーなーw
その後の生活で愛が芽生えてるのはいい話なんですけどね。重めの話に、みずきと実は仲良し上司の高畑淳子がコミックリリーフでいい味だしてました。
と、そんなspドラマを見てたのはもちろん西村さんが目当てw 捜査一課の白根刑事です
捜査で村に派遣され、駐在のみずきと同居!いがみ合い、利用しあいながらも、一緒にこたつにあたったり(^^) いい感じかなーと思ってたら良き同僚ってやつで、みづきから奥さんにお土産渡したりする仲でしたw
2010年放映、最近よりちょっと黒がちな髪、襟足が長くて心持ち量も多いかも…w
何これw
『富豪刑事」の男版、ヘリコプタデートから飛び降り、札束を撒いて人ごみを散らし、首相にちょっと電話して事件を収めちゃう。ゲラゲラゲラ
いかにも永井大がやりそうな熱血な役どころを、新人くん(庄野崎謙)が頑張っています。ああ永井大もライバル役で出演、変なヒゲ~w
その他ヤクザにしか見えない刑事など、本宮ひろ志原作だけあっていかにも漫画なキャラクターだらけです。ゴージャス?な婚約者(夏菜)もいて、常軌を逸したファッションには大笑い。
やだこれ面白いw
ただ事件は陰惨でイヤンな感じ。素人娘オークションだなんて、不愉快すぎます。
それに、そんな組織犯罪なら死体(焼き印入り!)が川に浮くのは杜撰すぎるし、マスコミに犯人だとリークした政治家の息子は少なくとも殺してないし……いろいろ酷いです。
(「俺の空」にしてはエロ成分も足りないのでは。猟銃ぶっ放した津田寛治も、原作では奥さん抱きながらだったそうなのにドラマでは1人で立てこもりw)
次回はスッキリ出来るのかな?
気楽に酒の肴にしまーす。
獄中結婚にも本当にいろいろあるんですね……。しかも相手が野球少年8人殺害って(まあ確かに、野球部って意味不明のかけ声でうるさいけど)それこそ心神喪失じゃなきゃ出来ない犯罪かと思うのですが死刑なのねー。津田寛治、またこんな役(^^;;; )
お節介で真実をあばく、主人公及川くんと記者の彼女。
「目立ちたかったんです」
と会って数時間で言った花嫁(釈由美子)の言葉はサクッと報道されてましたけど。その後突き止めた、贖罪ともいえる真の理由は果たして記事に、していいんでしょうか?
刺しに来た少年はそっちの記事を読んだわけ??過去に自分が放火をしたのに、濡れ衣で同級生が自殺してしまった云々の記事を??
渡瀬満事件全体でとらえたら1回休みみたいな回なのかな。ああでも今までも、そっちはちょっとずつちょっとずつ進行だから同じでしょうか。
案の定家族は視聴をやめてしまったので、今回1人で観ました。
<追記>
ああ!刺してきたのは野球少年の弟か!!ですよね、年齢的に!!
王子は「金」と「労働」の関係を覚えた!レベルが2上がった!
正体がばれたか?と思わせて「マジシャンでしょう??」というベッタベタのボケも、ヒロシくんが可愛いからOK!
今週もはっきりしたテーマに沿って楽しく分かり易く、最後にアックマーがやられてスッキリ(笑)家族でみるのに良いですねー。
買い物には「金」がいると習って、いきなり他人の金を使い込む怪物くん(^^;;;)
普通まずここで警察呼ばれちゃうと思うんですけどー。優しいウタコお姉ちゃんは追い出すだけで止めてくれて、生活費の為に水商売に身を落と……さずに済むのが子供向け。だって悪魔がお金配ってくれるんですものー。実は寿命と引き替えなのですが(無料ほど高いものはない!)
何故か親がいずに暮らしている貧乏姉弟。さっきまで家賃や食費の心配をしていたお姉ちゃんなのに、あぶく銭を手にした途端に服やカバンや高級レストランと浪費に走ります。怖いよ! お姉ちゃんがお年頃だけに、悪魔にもらった金がまるで援助交際でもしたみたいに見えちゃって。そういうの”減るもんじゃないし、良いじゃん”と若い子は言うかも知れませんが……そう、若さが、人生がすり減るんだよ、この老化しちゃったウタコちゃんみたいに(><)
一方の王子達は、ペンキ塗りでお駄賃とおにぎりをもらって学習!「働く」→「もらう」→「使う」→「美味しい(嬉しい)」! お姉ちゃんの浪費とは違う、食べ物絡みの経済効果で単純ですが、悪魔の「金なんてくだらない」とのご高説をもっと本能レベルで撃砕でした。
「お金サイコー!」うん、みんなお金は好きなんだからこっちの方が味方しやすいよ。
それにしても、終始ブツブツ文句言ってブスくれている王子さま。「歌のおにいさん」の時もこうだったし、弁護士だった「魔王」でもぶっちょう面だったわけで、彼は一体どんなアイドルなんでしょう。爽やかな笑顔とか苦手なの?(笑)
フランケンがウタコちゃんを好きになっちゃって、王子とそうなると思ってたのでびっくりしましたよ。
しかしこれでもう、姉弟が悪魔に騙されて……の導入は使えませんよね。次はどんな手段で来るのでしょう?そして前回は牧師さん、今回はエリート銀行員風に男前だった津田寛二さんは、どんなコスプレで登場ですか??
ああ楽しみ。
唯一文句があるのが、タイトルです。「嵐にしやがれ第2弾!」←これどうでも良くない?? HDレコーダの番組表でも、肝心の「怪物くん」が表示されずに「嵐にしやがれ」が2時間並んじゃってわかりにくいんですよ!
しまった、面白かったよー!
特撮戦隊ものテイスト、きっちり子供向けで爽快でした。
「ウソってなんだ?」
「アリガトウってなんだ?」
と、世間知らずにも程がある王子が、感謝とか”大事なものを守る為のウソ”とか、人間のことをだんだんと学んでいく様子が可愛くて面白かったです。
大野くんの怪物王子、最初っからあのレトロな格好じゃなかったんだ!猫ヒゲ生やしてマントの段階では結構格好良かったです。それが、修行してこい!と人間界へ跳ばされたら念力封じにあのみっともな……もとい30才前というのにあんまりな原色のシャツにリボンに帽子(笑)そりゃ早く帰りたいわー。振り回されるお供たちも可哀想だわー(笑)
で、何か人間の役に立てばいいんじゃね? と、いじめっ子退治に乗り出すのですが……。もちろんすんなり上手くは行かないし、もちろんばれちゃいけない正体はばれるし(笑)定石通りの進行で手堅いです!
後半から出て来る悪魔族がまた特撮戦隊もの!嘘つきを支援って、悪事がショボイ(笑)そこに津田寛二、似合いすぎる!!(笑)
でも、ウソの次はもっと上手いウソ、更に上手いウソ、と重ねることの無意味さも描かれ、悪魔にどんどん命を吸い取られちゃうよーというのも分かり易く怖いし。子供はしっかり納得するでしょう。
最後にちゃんとウソを謝る場面もあって、許してもらえてホッとしました。そういう配慮も良いよね。
とにかく、「西遊記」「こち亀」の時のストレスがありません。原作に思い入れがないから??(大野くんの一歩引いた芸風も良いのかも)
まったく期待していなかった分豪華キャストのコスプレを楽しめました。鹿賀丈史の大王はまだしも、稲森いずみはあれで良いの??(笑)
お供はドラ木ゆら、もといドラキュラの八嶋智人が光ってます。なんでもない場面でも笑えちゃう!でも竜兵チャンもチェ・ホンマンも良かったよー(チェ・ホンマンは……ほぼ素顔、ほぼ台詞なしの化け物扱いで良いのかな ^^;;;)
1話終わった段階ではまだ、大王が持たせた石が王子の超能力封印を解くことも、それを人間の少年が持ったままな事も王子一行には分かっておらず。その辺のゆるい謎解きも子供には楽しいでしょう。うん。
次回は金の使い方。
その後はなんでしょう、何故勉強するの?責任とは?愛とは?←この辺もやっぱり特撮な感じ(笑)
見損ねても全然哀しくなりそうにないけど、子供と見るならイケメン寮やイケメン屋敷のドラマよりこういう方が良いなあ。
「3ヶ月で結婚相手を見つけなさい」
ほらまた3ヶ月、お約束の”連ドラタイマー”発動なのはいいとして。
”愛する人と暮らしたい”でなく
”結婚したいので誰にしよう”な探し方を、
親が娘に勧めていいのでしょうか。そりゃ違うでしょー?と思う私は恋愛体質!!
そんなわけで、「そのうち」結婚する気はあれど、のほほんと暮らす娘が桜井幸子。
39才と9ヶ月(笑)
……別にお母様(松坂慶子)と違って、結婚を「誰でも」するものとは思わないので非婚を選んで独身ならそれでいいんだけど。「そのうち」とぬるいことをいうので気になるのです(><)子育てする気なら、40過ぎて公園で走り回るのはきついよー、明日妊娠しても、子供の成人式には60才だよ!!
というか、「家を売るから」だけの理由なら、娘は住まいを探せばいいだけ。結婚しなくて良くない?
恋人候補の男共は覇気がなく……恋愛ドラマとしてのロマンチックにほど遠い予感。でも、シングルズバーや代理見合いといった風俗(?)の紹介としては、ヘー、ホーとちょっと面白いかも。
女性誌編集長の友人や、離婚だーと子連れで追い出された友人だの、様々な立場を取りそろえて居るのもサービス満点?
「結婚はデザート」(主人公)
「おかず」(既婚友人)
「毎日のご飯」(母)
ですって。
様子見です。
本日付赴任の新人が、事件に巻き込まれて被害者で自己紹介。
よくあるよね。
ハプニングで知り合った娘が、実は上司の娘。
これもよくあるよね。
だったらベタな『イイ話』刑事モノかというと、欲張りすぎて大変なことになってます。
居並ぶ個性派俳優。各場面はいい味なんですけど、まとまると一体何がしたいのか、さっぱり??
おかげで1話だけじゃリタイアの決心がつかず、2話までみましたけどやっぱりよくわかんない(^^;;;)
公園の殺人から、核兵器だ公安だ拉致だ母娘の絆だって事件は拡散。それと並行して、捜査メンバーそれぞれの恋の私生活、出会いや破局、プロポーズや奥さんの職業まで出てきた日には・・・情報量半端じゃないですよ。
そういうのってシリーズ進んで、それぞれのメンツに愛着わいてからちょこっと入れるスパイスなんじゃないのかなぁ。それとも、メインは刑事の私生活っていうなら、事件はもうちょっと簡単で明るいものがいいなー。
人物は特撮物に例えると
レッド =(津田寛治)
ブルー =(吹越 満)
イエロー=(田口浩正)
ピンク =(羽田美智子)
グリーン=(井ノ原快彦)
喫茶店のマスター(渡瀬恒彦)ってことで!
・・・というのは、その15分ぐらい前にばーんと出たゾンビが大爆笑で、高校時代の由美と姉の演技がもうふろふき大根で。ぶち壊し!だったものですから。最後でちゃんと持ち直したナーっと。
この時間枠の菊川伶って無敵。
でも話の方は、モトから無理あったのに、最後のひとひねりで更に無茶苦茶に。
由美が亜美だった??じゃあ知ってること捜査してたわけ??
・・・まぁいっか。自分の携帯からの着信も、未来を予告する内容も、全部霊の力だっていうのに物語の方だけ辻褄あっててもなぁ(霊はみせかけで、誰かの犯罪なんだろうと最初は思ってたのになー ^^;;;)
ゾンビを抱きしめて「俺を連れて行け!」と叫ぶ津田寛次の愛にはちょっと感激。同時に役者稼業にちょっと同情。