ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

波瑠

「世界一難しい恋」1 ☆☆☆

これも婚活かい!
「私結婚できないんじゃなくて、しないんです」の中谷美紀と結婚しちゃえと思いながら見はじめましたが、いやあこれはこれで面白いです。

高級チェーンホテルのイケメン社長鮫島零治(大野智)、35歳にして婚活に目覚めます。正確には、業績で負けるライバル社長和田(北村一輝)に女のことでも馬鹿にされ、上をいくには次のパーティーに『婚約者』を同伴せねば!と思い立ったわけ。幸い見合いは引く手数多。2ヶ月後なんて余裕、余裕……と思ったら、どれも直後に即ふられるw
厳しいこまかい、それでいてデートでデリカシー皆無と、モテる要素ゼロの鮫島社長。お付きの有能秘書(小池栄子)にすら、このままでは絶対に結婚は無理と断言されますが、かといって取り繕って無言でいても即お断りw

またもや仏頂面で構わない役どころ。ほんっと、陽気で明るいチャラ男くん的な、無理な役がきませんよね大野智。それでいて、怪物くんに弁護士に歌のお兄さんに謎の鍵師に社長にと様々な役がやってきてバリエーションもあるのが不思議です。

さておき、その仏頂面で、ちょっとのミスでもバンバン首を斬る鬼社長。でも中途入社の柴山美咲(波瑠)だけにはそれが言えない。
「貴様はク…ク……クビアカトラカミキリに似ているな!」おいw 
きのこ好きの虫マニアとか可愛いじゃないですか。
メダカの餌に触られても(過去にそれで一人クビになってるってひどいw)、スルー。無礼講で暴言吐かれても、忘れたふり。女に嘘のほめ言葉も言えない社長が、優しい嘘をマスターするとは。それどころか、全ホテルに置かないほど嫌いな牛乳を、牛乳好きの彼女の前で飲んで見せるパフォーマンスまで!もう一目惚れのメロメロなの、丸わかりですよ(><) 社長なりのややこしい求愛行動を、秘書とお抱え運転手が、柱の陰から応援してますよ!
なのにまだ、好きなんじゃなく「パーティーで和田に会わせるのにちょうどいい女」だと言い張ってるしー
なのになのに、美咲に彼氏がいると聞いたらがっくり肩を落とすしー
仕事でちゃんとポーカーフェイスできるのか心配になるレベルでわかり易すぎます。

社員が仮想敵にして団結するほど嫌われている鮫島なのに、可愛くて仕方ないです。実際、一番身近な秘書と運転手には妙に可愛がられていますよね。世襲?それとも超絶高給?
あの屈折を可愛いと思える相性の良さでしばらく勤めたら、もう見捨てるようで離れられなくなる……のかも。
ああ、途中で業績が悪化して無一文になった鮫島に、社員が駆け寄って助ける場面が目に浮かびますw 挨拶を手始めに、これから彼もずいぶん変わっていくことでしょう。

頑張れ若社長w

「ごめんね青春!」~最終回 ☆☆☆

青春卒業、おめでとう!

楽しい文化祭でした(相撲ミュージカル見たいよ!)

そして良い卒業式でした。


案外芯はベタなんだよねークドカンどらま。感想書きにくいよw でもずっと楽しく見てました。

生徒、教師、街のおじさんたちに至るまでそれぞれのキャラ描写が丁寧で、誰それってならない目配りがほんとうに上手いよね。 

毎回行われるラジオでの『ごめんね』!

校長室に会する一同、みーんなごめんねウナギグッズを持っている事態には笑いましたってw


いずっぱこのハートのつり革から、結婚を決意する蜂矢先生には驚愕w 
でも全然相手の平助が素敵に見えない…と本末転倒なこと言ってたのに。放火の告白には、動揺しつつも結局は、大丈夫!だって私たちは運命の相手ですから!と。

なるほど、気持ちで始まる愛よりも揺るぎないのが運命の愛なのねw


そんなわけで、蜂矢先生に打ち明け、祐子に打ち明け、ついには生徒たちにも打ち明けて頭を下げた平助先生。

放火騒ぎに揺れた地元から逃げる代わりに、潰れた合同文化祭をやり直すために教師になった。14年かかった……と吐露。矢継ぎ早に質問してくる教師陣と違い

「どうでも良くない?」

な生徒たちw 確かに。子ども達にとっては知らない事件だしねえ。

そして14年たつと時効だしw そうでなくても証拠不十分だしw
なんだ、心配してて損したよー良かった 


それでも初志貫徹で教師を辞めた平助。なんとごめんねDJ2代目に就任とか!

確かに授業の様子から、人生相談には充分のれそうですがそれだけで喰えるお仕事かしら。お寺の仕事に一枚噛むのかしら、蜂矢先生と共働きなら大丈夫なのかしらん。
進学に失敗した猿くんもみしまるくんだけで食べていけるのかしら
いろいろ不安は残しつつ、あの幸せな日々を思い出せば大丈夫!と言われたら、 ぐうの音もでないのでした(^^)

「ごめんね青春!」2 ☆☆☆☆

「先生は処女です!」キッパリ

同伴の生徒達も『もちろん』そうで、純潔ですか、そうですかw もう黙るしかないよね男子生徒w

で、こういうネタがいきなり来るから親子で見られないんだクドカンは(もう少し育ったらねー)


今回は、ひたすらお試し男女共学の顛末をアレコレ。

男子校に乗り込んだ蜂矢先生は初動成功で完全制圧(軍隊か!)、でも女子校にお邪魔した原平助は地雷踏みまくりの自爆で舐められまくりw そうなった時の女は怖い…のは、女子校出身なのでよく分かります。

ホント、あらすじで書ききれない、書く程も無いアレコレがひたすら続いて面白いというやっかいなドラマですw

そんな喧嘩騒ぎからも、段々に生徒たち先生たちの性格が見えて来て楽しいんですよね。

クイズ王2位3位の邂合w

駆け落ちw

なりすましw

猿とサンダルちゃんのみつめ合いw


海老沢くんてちょっと変わった声質だなーと思っていたら、ラジオ相談来たー。それを14年前に平助もしてたんだ。挙げ句、思い切って行動に移したら、彼女が必死で保っていた最後のバランスを突き崩しての退学原因になってしまったようでした。

そんな思い出を訥々と生徒達に語る平助。なんだそれ、意味わからんとツッコミ続けていた学級委員自らが、最後には

『ちゃんと聞こう』

と言ってくれたのは素晴らしい場面でやっと認められた平助でしたが…待てよw

『タレ河童の話、ちゃんと聞こう』

そのあだ名に決まったんだ…w


『今日も言えなかった』

と菩薩に語る平助。そうか、放火はボクだと打ち明けて謝る最終回になるのかな。それともクドカンのことだから、もっと早くにそれが来て、いや俺だいや私だと別口の謝罪がぞろぞろ出てくる様な話になるのか…w

なにしろ親友べーやんが、なんでもない顔してもう居たw 

ガールズバーに居たw

「ごめんね青春!」1 ☆☆☆☆

面白過ぎるw


隣接しながら互いに相容れない名門女子校と駄男子校。

カトリックvs仏教w

純潔vs質実剛健w

生徒同士はつきあってたりするのにね。高偏差値の西高生となら目をつぶっても、お隣の東高とは絶対にダメと取り乱す学長シスター(斉藤由貴)もシスターなら、超ヒステリックな女教師蜂矢(満島ひかり)と気弱な男子校教師源平助(錦戸)のやりとりは圧倒的です。蜂矢、生徒指導に自転車で爆走w


実は平助先生は、東高出身。現代の合併騒ぎ(生瀬さんの適当校長最高w)と平行して、平助在学時代の苦い思い出が語られます。

蜂矢さんへの失恋&親友の裏切り&失火のタッグ。

14年前を錦戸くんは本人が演じてるのに、蜂矢先生は何故他の人が…と思ったら、別の蜂矢さんで姉妹なのね。

あの頑な態度は、蜂矢さんにも何か心に傷があるのかもしれません(姉が、東高生と校舎屋上デート中に全焼火事にあった上に噂まみれの退学で失踪ってだけでも充分かorz)


実は我が家も、男子校出身&女子校出身夫婦ですので『別学あるある』には反応しまくりですし、いろいろ学び損ねたことってあるなと思ったり。

「今は誰ともつきあいたくない」=彼氏はいないけどお前はイヤ

この訳w そうか、あのときこういえば角が立たなかったのかw

「行けたら行く」

これも、自分なら行かれるか半々の時に使う言葉なのですが、子ども達はきっぱりとソフトな断り文句だといいますからw 関西弁な言い回しだと思っていたのですが、そうじゃないのね、私の対人スキルが低いのねw


で結局、3年生のひとクラスだけ、半分ずつ入れ替えて共学お試し!ってw

大学合格率や成績がどうなるのかを、我が子で試してokな親がいるもんかと思う現役受験生の親ですが、まあこのドラマにリアリティを求める無粋な人もいないでしょう。

純情可憐な筈の女子校生徒の実態w


これから巻き起こる騒ぎや摩擦や良い話が楽しみです(^^)


「BORDER」最終回 ☆☆☆

やっちゃってからの安吾の顔w
 

なるほどココを示しての境界線で、ココを超えてのサブタイトル「越境」でしたか。

「こちらの世界へようこそ」

同じコインの表裏、同じ穴の狢かー!!
(幽霊は触れないんじゃないの?『こっち』に来たら触れるの?安吾も一緒に落ちて死んだのかと思ったぞ) 


むしろ、こういう時に手を汚さないためにあるのが裏社会でしょうに

なーんにも準備せずにいきなり超えちゃった安吾。
すぐ逮捕じゃんorz

それとも今回妙に優しくてサービスの良かった裏の仲間達、幼児が犠牲だったからじゃなく、安吾の「越境」がそろそろかなーと見越していたのかも。じゃあ、寄ってたかって助けてくれますかね。そしてパート2ではすっかり裏の住人となった安吾が……。


って、元から刑事よりフリーの方が死体の声に従いやすいわけで、自然すぎw
葛藤やジレンマあってこその本作ですよね。 


しかし警察仲間は可哀想。

鑑識姐さんなんて、死者が見えることすら肯定しつつ身を案じてくれていたのに。結局打ち明けなかったよね。
同僚青木刑事だって、遠藤上司だって、みんなあんなに心配していてくれたのに彼らを裏切って「超えちゃった」わけですよ。あーあ。あーあ。


シリーズ初めごろの、死者の声を活用して事件解決ヤッター!という気軽なノリからどんどんずれてきて不安な後半でしたけど、ダークヒーロー誕生編だったと思って振り返れば納得の流れでした。

小栗君も好演。

冒頭のナレーションもかっちょ良く、これで終わりはもったいないですが…
刑事の縛りがないパート2はやはり要らないのかも。
 

「BORDER」7、8 ☆☆☆

幽霊喋らずw


いくら物的証拠がないからといって、自分の頭の中の弾丸をエサに罠をかけるとは……。下手したら本当に東京湾に沈められちゃうよー。

遠藤憲一班長が容疑者リスト残り2人に入ってるのはベタな展開で、絶対違うとは思いましたが。それでもハラハラしましたよね。
 

前回は、幽霊の訴えを聞くもドラ息子のごり押しに負けて何も出来なかった回。

情報屋と喧嘩するわ、私怨の片棒を担がせようとしてS&Gも怒らせるわ。当分裏社会に出禁になっったろうと思っていたのに今回普通に協力してもらっていましたよ。じゃあ前回なんだったの。世の中そうそう上手くいかないよ、の回?
そして前半にちょこっと主張しただけで、その後幽霊の影なかったなーと思っていたのですが。とうとう今回は周囲に気兼ねする状況ばかりで話しかけられず答えももらえず。立ってるだけの静かな幽霊が……

いいところで一言発し……た様ですが、その声を聞かせない演出が憎かったですね。 

で、主人公が撃たれた事件はこれでスッキリ終わりですか?
鑑識や同僚に既に不審に思われている主人公。最終回は「幽霊が見える」って話を周囲に言わざるを得ない展開が待っていたりするのでしょうか。 さてさて。



「BORDER」5 ☆☆

記憶のない幽霊w


宮藤官九郎の風体と相まって、今回の幽霊の情けないこと極上。それを引き立てる様に刑事のアクションも冴える今回、このままこの幽霊レギュラーになってくれてもいいんじゃないかという面白さでした。

おまけに不審死の原因が殺人じゃなく、ただの過失だったのも、ナサケないいオチですw


でもさ、右京さんなら電信柱の血痕をみつけて、幽霊の告白なしに真相に迫りますよね。宿泊のホテルも、なんだったら名古屋でぶらぶらしてでも風俗行ってないこともとにかく嗅ぎ付けちゃいますよ。ええ。

なので今回このドラマでしか出来なかったことって、裏代筆屋を雇っての手紙の捏造ぐらいですよね。死んじゃってから慌てて伝える家族への気持ち。

でもそれも、ほんとに死ぬ前に書いていて最後に荷物から手紙がみつかる順番にしておけばオッケーかな

別に幽霊いなくても問題ない話。


そして主人公の裏技に不法侵入が追加w

青木崇高刑事と鑑識姐さんのやりとり、もとい無視される様子はちょっと笑えましたけども。
 

結局もう、ずっとこういう路線で行くんでしょうか。1話でささやいた様なドSな秘密の台詞ってそうそう思いつきませんかね。
ラスボス対決を2回3回かけて描くことを考えると、もう因縁の相手との再会は目の前だ!

「BORDER」4 ☆☆☆

今回の犯人はサラッと超人です。
まずは爆弾作ってホームレス拉致、原っぱのど真ん中まで死体を運んで爆弾も仕掛けて目撃者もいないこと×3、更に変装して現場をうろうろし、刑事とタイミングよく電話で会話。
八面六臂の大活躍で、共犯者無しには無理あると思うんですけどねー。
希望通り刑事になれていれば、さぞ有能でしたかねw


検視途中の死体が爆発。

これはコワイ。

模倣犯が出ないか心配になるぐらい100パー警察がひっかかりますね。

吹っ飛ぶ鑑識姐さん。

脈を確かめる小栗君に、てっきり亡霊が横に立って本体はもう息絶えたことを知らせて来るかとドキドキしたのですが、そんな斬新なことはなくて軽くがっかりしました。そりゃあ、そのままバディが組めるならともかく、今回限りで消えちゃレギュラー出演じゃなくなっちゃうのは分かるのですが、思いついてしまったもので(終盤ならそんなこと、あるかなー)


例によって亡霊ホームレスから、犯人は保健所を名乗ったこと、血液検査で謝礼を渡すと騙されたことを聞き出す主人公。

ホームレスの安全のため、情報屋にそれ知らせて感謝され、手を組まないかと言われると一喝。

馴れ合う気はない……。

でも当たり前の様に情報屋を訪ね、いつものようにS&Gをこき使う様子は完全に警察よりも裏社会の人ですよw


今回なんて、犯人から電話をもらったんだから、保健所のことも手の火傷のことも、犯人自らペラペラ教えてきたことにしておけば良かったんじゃないですか。
犯人がまた偉そうに態度でかい奴だったので、もっと1話みたいに『被害者しか知らない筈の秘密』で脅してやって欲しいものです。
事件解決の脇で、青木崇高刑事が鑑識姐さんへの想いに変調をきたしているのがいいスパイス。くっつくのかなー。
最後の場面も2人でいい感じ!と思ったら、もう1人、寝てる小栗刑事もいたのねw


 

「BORDER」2 ☆☆☆

悪い奴の幽霊も見えるんだw


死者が見える主人公(オープニングでのいきさつ解説が荒唐無稽で、アニメでも見てる様ですw)

可哀想な被害者を助ける話が続くのかと思いきや、逮捕寸前の加害者が首を切り、主人公の眼前でだけ甦って毒を吐くのです。

幽霊だけに殴れもしない、当然逮捕も出来ずに目の前にいてヘラヘラされるだなんてorz キーむかつくー(><)

主人公も真顔で対抗、男が不能だったというデマをマスコミに流すぞと脅したりしていい勝負です。不毛ですが。

ホントこのドラマ、見せ方が面白いです。


『もう一人いるぞ』

と言い残した殺人犯。つまりは連続殺人の被害者がもうひとり、これからいたぶって殺そうと閉じ込めておいたままでいるぞ、と。

例によって捜査本部は本気にせず、幽霊にヒントをもらってしまう主人公だけが必死に存在灰色の『7人目』を追うことに。

なんで捜索願が出てないんだよ(><)という疑問への答えは、両親海外旅行中。増々、自分達のせいだと悲しむ両親が想像出来て助けてあげなきゃと気があせりましたよ(ここで、ご近所に『娘が1人なのでよろしくー』と声を掛けるのが安全かどうか、諸刃の剣な現代社会。困ったものです)


タイムリミットわずかの単独捜査でどうするのかと思ったら、またぞろ便利な情報屋の紹介で便利な人脈とお友達に。
チートだよ!

右京さんなら情報屋要らずでお抱えパソコン屋がいますし、幽霊のヒント無しに部屋の隅の絨毯剥がしたり、流しの燃えカスから業者をその場で特定したりと更にチートに解決しそうではありますが、さてこのドラマとどっちが狡いのでしょうw

サイモン&ガーファンクル好きの仲良しカップルがキモくて夢に出そうです……。


そしてもっと夢に出そうなのが、行方不明少女が閉じ込められていた場所です。

こ、これは。

業者さんが可哀想です、自分も犯罪の片棒を担いじゃってたなんて……。そして、もし警察が発見してくれないまましばらく過ぎちゃってたらと思うとまたコワ過ぎて……orz


で、上司遠藤憲一の「返しておけよ」はパソコンをですよね。管理がゆるい。

居眠り青木崇高は相変わらず可愛く拗ねてるしw 鑑識さんはイケメンです。楽しいね。


「BORDER警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係」1 ☆☆☆

この捜査、カンニングです(><)


1度死んだ影響か、取り出せない脳内の弾丸のせいか、死者が見える様になってしまった主人公石川(小栗旬)。

見えるばかりか

「このヒトは犯人じゃない」

と捜査中に口を挟まれ、真犯人の名や当日の服装、その時吐いた台詞までじっくりうかがえる仲になってしまい……懐かしの映画「フラットライナーズ」以上ですw


一般人ならただの悪夢、刑事だからこそ真犯人逮捕にその情報を役立てられる主人公は確かに幸運かもしれませんがね。組織な以上、勝手に全体の捜査方針を変えるわけにはいかないじゃないですかー。むしろ占い師なら良かったのに。


と心配していたら、裏の手がありました。目撃者をでっちあげるとは、案外腹黒いこともできるんじゃないですか主人公!

そして目出たく犯人逮捕。幇助犯も逮捕。

証拠あんのかと騒ぐ真犯人を落とした主人公のささやき声は

「よく見ておかないと、もったいないからな」

…同僚が聞いても意味不明ながら、視聴者と犯人には分かる。一家惨殺犯が電気をつけ、寝ていた奥さんに襲いかかった時の言葉だったのですから。うううコワイ。
 

更には余罪もたっぷり、後始末の共犯が母親とは、幽霊も恐いけど生きてる人間も怖いですよね。


上司遠藤憲一も石川に優しければ、カレの寵愛?を競って小栗を目の敵にする高木崇高もツンデレでいい同僚です。

更に、鑑識のお姉さん(波瑠)かっちょいい (鑑識ジャケットがださくてイヤと言いますが、私服では繊維や微物をまき散らすのでは…)

この辺の愉快な仲間と戯れつつ、何件か事件を解決するうち自分を撃った犯人の正体に迫っていくのではないでしょうか。同僚や上司が死なないといいなあ(><)


音楽も不気味で盛り上がる期待作です。

「リーガル・ハイ」1 ☆☆☆

正義は金で買える。

最低だけれど必ず勝つ弁護士、古美門(こみかど)研介に堺雅人。フィーバーポーズの変人っぷりも流石ですが、対するガッキーも他人の為に3000万円借金して弁護を依頼しちゃうのは立派に変かと。


台詞の量がものすごくて会話も面白いのですが、スピーディーに表現される裁判は見ているだけでも面白いです。やられそうになってからの巻き返しは爽快!
<無敗神話やぶれる>
<業界から過去の人だと思われたら>
そんな自分の不安を、逆に刑事にぶつけて本音を引き出しちゃうとは。 

……その結果勝ち取った無罪が、本当に正しかったのか不安にさせる皮肉もいいですね!


なんでもデキる執事(里見浩太朗!!)さんが素敵ー。

生瀬さんと秘書の小池栄子もいいわー。
それぞれの衣装や、美術もいい感じ。ブログで毎日素敵をみつけてた証人嬢(波瑠)、いかにもそんなファッションw 古美門のオリエンタル豪邸、高価美術品ばかりでなく廊下にバイクで素敵。『がに股!』といいつつ 膝そのものは映さない控えめさも好きです。

そうそう、オープニングのウルトラマンポーズw 戦いを挑んでいる相手は六法全書なんですねw


ラストで古美門とガッキーが組む事になるのはお約束。気になっていた3000万円の借金もどうにかなりそうで良かった良かった(ていうか、古美門に雇ってもらえなかったらどう返済する気だったの!)
 

「GOLD」2 ☆☆☆

「私、妊娠しました」
「おめでとう!」
いやあ息子の元カノにそんなこと言われて、なかなか即座にお祝いの言葉は出ませんよねー。しかも妊娠が嘘だと見抜いた上でなお。確かに、頭ごなしに嘘だろと憎まれ口叩かれるより、優しくされる方が騙し憎いけど。

次男は家を出て、長男は元カノ家族から脅迫され、次女はコーチに恋愛……を断られてカメラマンとの「密会」をスクープされる??
順風満帆に見えたビーチャイ家族が、いかに脆いのか描かれ出しました。手段を選ばぬヒロインの剛力で押さえ込んでいるけど、そのヒロインのパワーの源が『亡き兄の幻』ですから……ああ、病んでる。あまりに健康的な天海祐希が演じなかったら、この役病みすぎていて見ていられないと思う。
病んでいるといえば病弱と言われていた3男、今日はプールにいました。兄姉のマザコン談義にそれなりに口を挟んでいたけど、誰も取り合わず。この子……「霊感があります」と特技に書いた長澤まさみと天海祐希にしか見えていないんじゃないのかしら(怖)

特に女の子は育ちがたい、とふっかけておいて解説が「買い物脳」とはまったく納得がいかず、だったら収集癖がある男だってーと思ったりするのですが、それを語るのが天海祐希だから納得するしか無いじゃん!夜中にも天海に叱られた夢を見る、長々と講釈を聞くうちに「私には友人はいませんー!!」と泣いてしまう、そんな長澤まさみの様に視聴者も洗脳されていくのです~。おお怖い。

最後に、匿名でイタ電をかけ続けだったエドはるみがとうとう名乗ります。一体この話、どこへ行くんだろう。 

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