ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

水川あさみ

「わたしを離さないで」8 ☆☆☆

「私を離さないで……!」
タイトルは美和の、「提供」に連れて行かれる「天使」の絶叫だったのですね。
伸ばされた手を握りしめ「あなたは尊いことをしている」と呼びかける恭子。そして知るのです。ふるさと陽光は正しいことをしていたのだと。

うわー。

美和が別でお世話をしていたメガネの青年は、また提供から戻ってきていました。なんだあれが最後じゃなかったんだ。「いい話が聞けて良かった」なんて言って出て行くから、なんと迷いもなく死にに行くのだと驚いていたのに。嫌だと暴れて、怖いと泣いていく美和に安堵しつつ、それを平気で切り刻んで利用する社会に改めて戦慄します。

トモと美和と恭子、3人の陽光里帰りは警備に見つかって終わりました。捕まったから逆に中に入れたわけですが、妙に無表情な子供達。懐かしの音楽室でも、TVゲームを囲む子供達は楽しそうでもなく。噂に聞く陽光以外の施設の、授業もなく放置された姿がこれなのでしょう。
極め付けは、バンに乗り込み「外」に連れ出される子供達。あの年齢でもう提供に……?しかも、中のひとりは幼い頃の恭子に瓜二つ。ほらいた、同じ遺伝型のクローンが(いちおう、同年代に何人もいないようにずらして生産するんでしょうか)駆け寄って声をかけるも、返事どころか無反応に連れ去られ……陽光での何も知らない子供時代が、なんと無邪気に豊かだったかと改めて思い知らされるのでした。
宝箱を持たせる、そんな指導もその一つですよね(中でカエル飼ってた子もいるのかーw)

陽光には何かある、と龍子先生も以前もらしていた秘密。来週はそこに迫れるのでしょうか。絵を描いて送るとどうなるというのでしょうか。

介護者時代、陽光理事長の居場所を探したのだと住所のメモを差し出す美和。

トモと恭子にはそこに行き、自分が奪った『二人の時間』を取り戻して欲しいのだと。お前がどのツラ下げて言うか?って憤りも感じますが、そこはほら、もう死が目前だから以前に美和だから……(^^;;;) 
(理事長にあったら、このわけのわからない、クローンを利用して平然としている社会の成り立ちがわかるのでしょうか。そこばっかり気になってしまいます)
盗んでたCDの曲「Don’t let me go(私を離さないで)」を恭子のいる前で口ずさむ強心臓もすごいよね。「謝ったでしょ~」じゃないよw でも文句を言えるようになったし、最後の時は温和に穏やかに過ぎていき、悲しいほどに幸せで。


『提供終了』後、ゴミからみつかる美和の造形作品(分別ができてないと戻され「美和…」と呆れられる、その人がもういない虚しさよ!)恋人握りにされた手と手は、あの外出から戻る時のトモと恭子の手……。「みちゃった」と口にされるよりも雄弁に、芸術は真実を告げるのでした。
そしてそれは、絵を描くようになったトモも同じで。一つ布団でささやきあう少女たちの姿は、ひとりが失われても美しい記憶に永遠に……。
え、待って。視聴者は何度も見た場面だけど、女子部屋だからトモは見てなくない?
 


「わたしを離さないで」7 ☆☆

「何度も殺してやろうと思ったよ」
と打ち明ける恭子に喜ぶ美和。だって「怒らせたくてわざとやった」んだもんね。
怒らせることでしか友情を確かめられない、自分だけじゃなく相手もキレれば対等と思っているなんて……。そしてキレないからといって怒ってないわけじゃない、むしろ本気で殺したいと思われていたのは分かっていないようですが、そんな大迷惑なキチガイでも死を目前の身と思えば許せるのでしょうか。

この場面、運転手恭子と後部座席の病人美和。向かい合わず相手の表情が見えないのがミソですよね。会話が中断しても沈黙にならない状況がこんな言いにくい話題にも口をなめらかにするのでしょう。


一度に3種の臓器提供を迫られる美和。やはり提供済みで体調のすぐれないトモ。なのに恭子だけが、ついにきた提供開始通知を持って手続きにいくも『間違い』と撤回。これも「絵」のおかげ?

提供通知を持って市役所(?)に並ぶ若者にぞっとしました。公共の場であの人数が諾々と従うんだ。病棟でも、提供=死へと向かう移動ベッドにすんなり乗るんですよ。そんなことが許されるなんてどのきっかけで成立したシステムなんだか……。しつけの厳しかった陽光出身ならともかく、字も覚えなくて構わないような施設の子にどうそんな自己犠牲を教えるんでしょう。謎。
 

さておき、そんな3人で懐かしの陽光学園を再訪しようと言い出す美和。直に電話はできないのか、手紙でまどろっこしいやりとり。

許可の出なかったらしいトモは、なんと仲間にごまかしてもらってゲリラ外出……って、そればれたら即時解体じゃないんですか、せっかく絵も上手くなったのにトモ(><)

波乱を予見しつつ来週が待ち遠しいです。

「わたしを離さないで」5 ☆☆☆

キーッ美和ぶん殴ってやりたい(><)
気分次第で当たり散らして、言いがかりで攻撃。
「勝ったと思ってるんでしょ」
って、それ自己紹介だよね。誰もがあんたと同じに勝ったの負けたのマウンティングしながら生きてないって分かれよー、分かってくれよおおおおs(よく似た幼なじみを思い出して不愉快倍増ですorz)

コテージの人が「外」で見かけた美和にそっくりな人。
それがルーツ=細胞の提供者じゃないかって皆で訪ねて行く。そこには出発までに葛藤があって、会ったら会ったで道を聞くしかできなくて、当事者の美和が動揺するのは当たり前のことだけれど、だからって周囲に絡んで毒吐いていいわけじゃないですよね。

なので。美和がふてくされて別行動の間にトモと恭子が絆を取り戻していようと、はたまた後部座席で寝る美和に肩を貸す恭子が同時にトモと指を絡め合い誘惑していようと……それが
「酷いこと」
だとは全く思わないのですよ。そして謝罪の一言もなく『ごめんね』と書いたカードを突き出すことが
「可愛い」
とも思えませんよ、そうやって甘やかし続けた結果がこんな迷惑女なんじゃないですか。
 

願わくば、美和のルーツはこんな奴じゃありませんように(><)
性格って一卵性双生児が性格違うように、遺伝だけで決まるわけではないのでは。利き手はどうなんでしょう。 
自分のルーツをAV女優の中に探す恭子w 性的欲求の強さはともかく、困窮度や行動力ってことでその可能性はあるのかも。そしてクローン達のルーツが犯罪者やクズに多いと思われていることが、また差別を呼ぶのだなとも思わされます。

でもトモと恭子の出自に気づいた古着屋の主人は、動揺しつつもクローン達への感謝を口にし、代金をチャラにしてくれます。『学校で教わった場所』で『失せ物を見つけた』ことがこだわりが強いトモには重要でしょうけど、恭子にとってはこの世間からの天使への感謝と、思い出のCDと巡り合った奇跡こそが大切なわけで。
おまけに「夢があって幸せだった」と語るトモの輝き。ああ本当にこの人が好きだ……!と、思えたのね、思ってしまったのね。ピュア度の釣り合うお似合いの2人よ(><)
 

そうそう、美和がしれっとついた『猶予』の嘘。本当に想い合う恋人同士には一緒に暮らせる時期が長くなる……って?お笑い種ですが、龍子先生の『絵を描きかなさい』という手紙から陽光学苑の深謀遠慮がほんのちょっとだけ語られて……そのことと何か関係があるのでしょうか。


疲れている時にはとても見られない、心がささくれだつドラマなのですがやっぱりいろいろ気になって見てしまいます。

それと毎回書いてる気がしますが、やっぱりルーツひとりにつきクローンひとりは無駄では。種牛みたいに、クローンの働きが良かったら同じルーツ細胞からもっとクローンを増やすってことだって出来るでしょうに。その辺の技術への興味もあります、フィクションなのにねw

「デカメロン伝説」……笑えなかったわ…… 


「わたしを離さないで」4 ☆☆☆

え、生殖能力ないんだ……。
勝手に増えない為とはいえ、妊娠の心配がない&あと数年の命とわかっているのならそりゃ、無為な性行為にふけるのを誰が責められるのか。
3話を見逃したまま配信も終わっちゃったけど、どうせ謎は多いのでそのまま4話視聴。案外旦那は抜けに気づいていないかもw 

クローンと名言されて納得しつついろいろ考えてしまいました。同じ顔がごろごろいるぐらいじゃないと経費かかりすぎませんか。
更には、他にも同様のクローン育成学校がたくさんあって何もかもぶっちゃけられて育っていて、陽光学苑だけが特別に「介護人」も、それを断ると即「提供」なことも知れずにいたという、その違いにびっくりですよ。規律や社会性についての考え方も随分違うみたい。だったら、コロニーも分けて作ればいいのに……。
卒業した途端に綺麗な湖から濁流に放り込むようなやり方はどうかと思いますわ(お上品な作品でコロニー内の合意の性交渉しか描かれませんが。絶対妊娠しない、ほぼ人権のない若い娘なんていたらコロニー外の人からだって何されるやら)

マナミの住むコロニーを訪ねると、掃除や余暇活動は行き届いているものの人権運動に喫煙と、反社会的活動が盛ん。確かに、変えられるなら運命を変えたいよね。
でも恭子は元の雑然としたコロニーに戻り……。
独りは嫌!と飛び込んだ先はトモの部屋じゃなかったのねorz とりあえずな男に抱かれちゃってさ。あーあ。

もうずっと、どうやったらバカ女を排除してトモと恭子で幸せになれるのか考えながらみてしまうのですが、結局未来がどうなるのかも分かっているし。美和はトモが欲しいんじゃなくて、恭子の宝物が欲しいんだからなあ……。トモが言う通り、恭子に優しくして自分が一番の宝物になればいいだろうに(無理そうだけどw) 二人して美和のヒスを避けようとびくびくする日々で嫌になるわ……。

デモやテロで人権を勝ち取っていくような話にはなりそうになく、だったらこの先なにを見守れというんでしょう。
龍子先生再登場、学苑のどんな謎が明かされて、だったらどうなるっていうのでしょう。
龍子先生は、コロニー支援活動から学苑に来たそうですよ。その割に、何も知らなかったよねー、

こんな理不尽な社会を作って平然としている『提供される側』が描かれないのもずるいですよね。


「わたしを離さないで」1、2 ☆☆☆

「管理することは……守ること」
臓器提供者として健康と従順さに留意して育てられている身寄りのない子供たち。どうやったらそんなことが許される世界になって、これだけの数の大人が不運な子供達を騙しているのかと腹立たしく思いながら見ていたのですが、そこに現れた何も知らない龍子先生(伊藤歩)がバカすぎてまたイライラ。半端に外の世界を教えて、子供たちを惑わせて。
「あなたたちは『提供』という使命を持った、いわば天使」
と、毎年上手く丸め込んでいる学園長(麻生祐未)の努力が台無しじゃないですか。
もとい、その天使発言の時にはまだ学園長を胡散臭く思っていたのですが、それで納得しかけている子供達の前で龍子先生は、激しく動揺したり「サッカー選手になれば外国に行ける」と口を滑らせフォローも出来ずに、塀の外へ脱走させることになり……結果その二人は『提供』の予定を随分と早めてしまったじゃないですか。今まで通り、疑問なく従順に育っていれば学園卒業後も3年間の猶予がもらえ生き長らえたのに……。
いやいや、中学高校+3年と猶予があっても結果がやはり『提供』ならダメかな、そんな校長の守り方を容認しかけている私も、半ば洗脳たのでしょうか.

しかし幼少時の『提供』にも大きな需要があるのに、この学園の生徒は使われないって、この学園外でも世界中で公に『提供』が行われてるってことでしょうか。うわあ
SFでは珍しくもない臓器提供ワールド、でも現代日本で実現しているとなると仕組みを考えてしまいます。学園の子供たちにも、まさかおおっぴらに美徳として教えると思わなかったので驚きましたよ。
『提供』条件が身寄りがないことだったら、普通に育っていた提供される側の子が事故で両親親族が亡くなった途端に提供する側に回されてしまうってこともあるわけ?とかとか。怖いわ、子供残して死ねないわあ……orz  そしてまともな神経だったら生きてる人からもらうなんてできないとおもうのですが……orz あ、クローンなのかな。まだまだ技術未発達でそもそも寿命が短い……からといって、この扱いはないわ。というか、そんな技術と金をかけて生み出した子を消費するより普通に産んだ方が簡単で……どんどんと酷い考えになりますね(^^;;;)

ちなみにラリー・ニーブン作品で、犯罪者を臓器提供元にした文化がエスカレートし交通違反でも逮捕されたら最後切り刻まれちゃうよってのもありましたっけ(確か2015年地球w)
現実にも、誘拐されて眼球&臓器とられて解放されたとか、交通事故に遭った外国人旅行者が、祖国から両親が来る前……どころか身元が判明する前に同意書もなしにとっとと提供者にされ、そもそも治療が適切に行われたか不明って事件など、恐ろしい例がいろいろ。

育ってからの、きょうこ(綾瀬はるか)トモ(三浦春馬)みわ(水川あさみ)の三つ巴も不愉快ですがやはり気になります。
幼い頃、きょうこが無くしたトモからの贈り物がみわの病室に……。
「覚えてる?」で、過去の罪を白状するのかと思いきや「誰がとったのかな」って!『てめーだろ、今殺してほしいのかよ』と言いたい気持ちをぐっと抑えて「わたしだよ」と微笑むきょうこ。こわーい(><)
どうやらみわは物も男もきょうこから盗っては『もっといいもの』を与えることできょうこに好いて欲しいようですね。好意の表し方が根本的に間違っています。

辛気臭そうで視聴をためらっていたのですが、存外に興味を惹かれてしまいました。しばらく見ます。


「ゴーストライター」~最終回 ☆☆☆

川原由樹で儲けるなら、まず小説より暴露本じゃないかw


と思ってたら最終回で来たーw

顔のない<読者>向けに書けなくなった川原由樹と、何かが溢れ出してきた遠野リサ、その二人の共著でタイトルが「偽りの日々」w 双方視点、ゴーストライター騒動の暴露とみせかけて描かれるのは重厚な人間ドラマ、なにそれ面白そう、もう映画化決定w
帯に<元ゴーストライター>なんて字を入れる小手先仕事より絶対手に取るってw 


その前段階、スランプで、遠野リサの小説データを自分名義に書き換えようとする由樹には「うわー」っと声でつつ、でもこれでお互い様かも…とちょっと許してしまいそうでした。そこで誘惑に負けなかった由樹、偉すぎる。
それも由樹の横にいたのは神崎じゃなかったからね!

あれだけ雨の中で殴り合ったり裁判で叩き潰されたりと、憎み合い続けてもいい過去があるリサと由樹なのに、不思議と当人同士はもう穏やかに顔を合わせていますよね。秘書は由樹を刺そうとして、間違えてリサ先生刺しちゃってましたけどw もし狙うところを目撃したなら、止めに入って刺されるぐらいのことお互いにしそうです。そんな秘書さんも、暴露本の成功でまた秘書に戻れて良かったこと。
息子も自立して小説家を目指していて。
すべての元凶であるリサ毒母はついに遠野リサという名にも反応しなくなってしまいましたけれども「嫌いでいいんじゃない」という息子の言葉が、母からの呪いを解く新たな呪文になったのかも。もういい娘いい家族を演じなくてもいいんだよ、と。
(とするとやっぱり、由樹のゴーストしていた小説はその抑えても滲む『母が嫌い』成分が欠落していたんでしょうねw)
 

あちこちwinwinで上手くいく中、ただひとり黒幕おやじ神崎だけが勝ちを取りこぼし、社内で失脚する姿にスッキリ。
でもすぐ次の場面では酒場で遠野リサとよりを戻す感じ……だったらなんでパーティで無視?マウンティングですかw
元カレまだ未婚情報、由樹の本をまとめ買いといい、リサの本を読んで涙する毒母(まだらぼけ?この時はまともってこと?)といい、必要あるんだかどうかな場面が続いて、終盤はどうも微妙でした。扉の向こうに取り残される神崎から、ラストの海辺にすぐ続いたら個人的にはすっきりだったのですが。
そして「偽り」についてのリサの独白。
もしかして1話ってこれに呼応した始まりでしたっけ?
雨の中殴りあい→自分探しOL由樹だった印象です。その由樹は波乱万丈の末に成功を手に入れ、偽りの自分がどうとは思っていないのでは。ダブル主人公でずっと描いてきたのに最後だけリサに語らせて終わりにするのは違和感でした。

「ゴーストライター」5 ☆☆☆

え?遠野リサから三行半??

1話での様子や、現時点での両者の力関係からもてっきり逆かと。

由樹ちゃんはといえば、

「ふたりで遠野リサよ」

なんて甘言をすっかり受け入れて、再度のプロポーズも断り奴隷で生きていく気満々だったというのにね。なんと遠野リサ先生の方から映画が終わったら引退すると決断。そんな勝手な…と狼狽え、公式発表の場でゴーストライターを名乗ってしまう由樹なのでした。


といってもリサ先生ときたら、自分が引退したら由樹は本名で再デビュー☆と最初は信じていた様子。それを『無理!』と編集長に却下されてしまってからの引退申し出でしたから…そうやって由樹が暴れて事が公になる方が由樹にいいという何やら思惑があるのかも。


だがしかし。
本来作家をはじめ何かを創作する人種って、それをしないと死んじゃう、止められても誰に見せなくてもし続けるってぐらいの人がなるものなのでは。 それを考えると、処女作を書いたまま忘れていた様な由樹ってね。ラッキーにも場を与えられて張り切って書いていましたけどね。本来はリサ先生が言ってた通り、作家じゃなくても生きていける人でしたよね。


どちらにしろ、送り仮名の癖などでも周囲にバレはじめていましたし、諦めるのにはいいタイミングだったのかも。

反抗するばかりの息子のことも、ただ作家をやめて寄り添うよりもゴーストを公にした方が解き放ってやれる…のかなあ。息子も推理小説とか書ける才があるそうだし、うまく導けば……なのかなあ。

由樹が言うままにインタビューに答えたり、舞台が長野ですね!と指摘されてうろたえる遠野リサは既にかなり由樹に依存していましたし、笑顔でいてもプライドずたずただったのかな。

予告で仰天、訴訟になるんだw
原告は誰w 


「ゴーストライター」2~4 ☆☆☆☆

遠野リサ名義では、親や知人が読んでくれないというゴーストライターの不満が新鮮w


ゴーストラーターという裏稼業、どう手を染めてしまうのかと思ったら始まりは案外となし崩しでしたよね。

まずは共同制作のプロット、だんだんと『文章も書いてごらんなさい』と、脅迫されるでもなく、尊敬する遠野リサ先生に指導してもらってる、してあげている形から入ってしまって文句をいう暇がない、的な。

一応は、最初の持ち込み原稿を出版してあげると餌。

でもその一冊を由樹の側から条件に言いだしたと嘘をつくことで、遠野リサの気持ちを『申し訳ない』から『利用されているのはこちら』に変えてしまったんだから、名編集者のお手並み恐るべし。


そして時は経ち、平積みで何冊も並ぶ遠野リサ本が全て水川あさみ著になってしまってからも、遠野リサ側はまだまだ優位に立っているつもり&『作家の本能』などと、とにかく自分の書いたものが広く読まれて受けてれば嬉しかろう?と余裕をかましていたわけですが……。

まず息子は気づいていましたよ、本人が書いてない、と。

これ、普段から母に反抗的で『遠野リサ』呼びで馬鹿にし、他人行儀を装っていたのに、実は一番の読者だったってことじゃないですか。それだけで泣けてきましたよ。

何で気づいたんでしょう。感覚的なもの?

もしや、大事な思い出と息子が思っていたことを踏みにじる描写があったのだとしたら。遠野リサ憎い、でなく、別の人が書いたのかも、とまず思う息子の気持ちもまた尊いのに、さすがにそこを認めるわけにはいかない遠野リサです。


更に大事なゴースト由樹の気持ちは。

プロットの元になった大事な思い出話を、トークショーで簡単に吹聴されてムカつくw そりゃ嫌ですよねえ、でもそこで作家先生が『友達の話に感動して~』とぬるく語るわけにもいかないじゃないですか。文章と一緒に思い出も魂も売ったんだと、やっと気づいたのかって場面でしたよね。

そして訪れる元婚約者。

全国でたった200冊しか売れなかった、同人誌以下の小説を手に感動したよ、サインくれって言ってくれるんですよ。

「お前が書いたってだけで感動だよー」

って、読んでなさそうですけどw 身内なんてそんなものでしょう、うん。

でもゴーストライターをしているかぎり、遠野リサ名義でいくら売れても親も元彼も友達も親身に読んではくれないと思い知る水川あさみ。……全国の読者を騙してるのなんのと並べる大きな数字より、この身内への裏切りの方がリアルに辛そうなあたり、冒頭にも書きましたが新鮮でしたし、遠野リサ側の親子関係とも対比できて奥行きが出ましたよね。
大嫌いな母にだんだん似てくる自分……ああああ
(でも娘を人生の助手席に乗せてたリサ母と違って、息子は勝手にのらくらしてるだけって感じですよね。何かしたいことあるのやら。こっそり小説書いてたりしないかな) 


失踪騒ぎ。

すでに、彼女がいないと何もできなくなっている遠野リサ大先生。でも締め切りが守れない責任は自分に来るんですよー、あーあ。

代わりはいくらでもいる、と脅した過去を返上して土下座までする羽目になりますが、自業自得だからかわいそうじゃあないよねえ。そうまでしてでも自分が書いたものじゃダメ、つまんないって、判定能力は落ちてないが故の悲劇です。


ところで、幽霊社員から幽霊作家wにクラスチェンジし、代替原稿要員にされている冴えない新人作家さん。菜々緒に惚れちゃってる様で、君のためだけに書いた短編小説をプレゼントw

この2人の場面がコミックリリーフで毎回楽しみですよ。漁夫の利で本当にブレイクしちゃったらいいよね!

「ゴーストライター」1 ☆☆☆☆

ドMでもないなら先生、エゴサーチは

「エバーフレッシュ 名作」

「遠野リサ 大好き」

とか、さらに詳細で「-劣化」指定とか、自衛をしましょうよw


そんなわけで、売れっ子作家遠野リサ(中谷美紀)のゴーストライターを、若い水川あさみがする物語。

と、タイトル他でネタバレ済みなので話が早いです。冒頭は逆に決裂の大げんかで始まり始まり……ってことは、二人羽織でお仕事してたんですよねw


そして出会いはというと、結婚を控えながら原稿持ち込みなどと両天秤かけている水川あさみが、憧れの遠野リサ大先生のところでアシスタントのバイトという美味しい話をもらって浮かれて承諾w

そりゃフィアンセ怒るよ。帰ってきて結婚するんじゃないのかよ。

原稿持ち込みだって、『才能ないね』と引導を渡して欲しくて…って、相手も忙しいのに時間割いて読むんだってのにふざけた話です。


挙句、忙しい先生のお手伝い☆、と無邪気に追悼文の文案を練ってくる始末。 いや、取引先の葬式に課長の代わりに弔文電報打っとくのと違うから! 作家が書く追悼文て作品だから!


とにかく悪気なく無神経な水川あさみに呆れ果てつつ、一方の遠野先生はスランプで書けない書けない言ってますから。よーしこの文案をパクるところからまず代筆関係の第一歩が始まるのか?と身を乗り出してしまいましたw


さあ盗作だ、と視聴者ワクワク↑↑

でも秘書が一喝ゴミ箱にポイ↓↓

愛人編集賞がゴミ箱から拾い褒め↑↑

遠野先生、自作じゃないと断り↓↓

でも褒められた文に囚われ書けず→→

ついに「それで印刷を」とパクリ決心↑↑


と、寄せては返す波のように焦らしてくれますw 夜半に編集者から新聞校正刷りかなんかを見せられたヒロイン、遠野リサの文章が自分の書いたものと同じで動揺を見せますが……だからじゃあ、なんのつもりで文案見せたのw 褒められて、他のベストセラー作家と一緒に自分の名前で新聞に追悼文がのるかも…って思わないでしょう普通(><)


そして翌朝出勤、激昂して詰め寄るでも言い淀むでもなく、フツーに

「光栄ですけど、あらかじめ一言言ってもらったら……」

おいおい鉄の心臓だよ!


まあ結局、土壇場でちゃんと自分の文章が書けた先生が差し替えを支持。本当に世間に発表された追悼文は全然違うものになったわけで、ヒロイン的にはドッキリに引っかかったようなもの。平謝りするしかありませんが……

先生本人(と秘書と編集長)だけは知っているんです。誘惑に負けてしまった事実を。


そしてゴージャスな仕事場を出た先生が、これまたゴージャスな病院を訪ねると痴呆の老女が一人。この人にダメダメ言われ続けて育った模様、毒親ってやつですか。どうやらNGワードは

『私がいないと何も出来ないくせに』


そうか、冒頭の大げんかでも。

『私がいないと何も出来ないくせに』

図らずもヒロインは、遠野リサのこの逆鱗に触れてしまったんですね…!!


ここで殺していそうな描写でひっぱらず、捨て台詞で決別させたのは抑えが効いていて好印象でした。

さあ、タイトル通りに代筆することになるのは次回からでしょうか、そのきっかけは? 遠野リサが頭を下げるのか。描かせてあげてもよろしくってよ的に始まるのか?

『あと3年』と、神輿を担ぐ編集長にも見限られていたり。
反抗的なバカ息子もそのうちマスコミを騒がせるかも… 

下世話に楽しみですw


「東京スカーレット」6 ☆☆

アイドル候補を、子持ちと知りつつ熱烈スカウト?

ないない、そんなリスキーな(><)


そんなわけで、今回のNS課は売り出し中女優鈴木鈴(りん)の相手。

刑事ドラマの主演をするからと、拳銃の構え方、不審者への声かけなどなどを教える間に女同士仲良くなって鈴(森カンナ)と杏はバディにw

職務質問の見学だけのはずが、本当に逮捕につながって表彰されちゃうところは楽しいですよね。

ところが彼女の様子がおかしくなり…離れて暮らす隠し子が誘拐されているのか??


それに絡んで、都知事は刺されるわ、身近な裏切り者が分かるわ、神は見ておられるわ、ライバル女優のファンがアンチでストーカーだわ大騒ぎ。


杏が威嚇に天井を撃つ ←刑事たちには音でモデルガンと分かる

犯人を狙って構える杏 ←ストラップで鈴には自分の撮影用銃と分かる

『撃って!』     ←鈴、血ノリ玉を使う気満々w


という流れは良かったですw

 

その前の、血ノリ玉で『都知事刺殺を偽装』犯人をあぶり出す…という大掛かり且つ大迷惑な計画も、舞台が撮影所で都知事(ラサール石井)も俳優出身でノリノリで協力してくれたからこそ成立するわけで、設定を上手く使っていましたよね。


それだけになー。数奇な生い立ちで某教団に追われ、キャバ嬢出身で5才の子までいる鈴を、それを知ったうえで芸能界に熱心に誘うという前提がやはり納得いきません~

顔が売れたら”妊娠を知って逃げた”という子どもの父親が現れちゃうじゃん、それこそ恐喝ものですよねw

「東京スカーレット」4 

なんとかするのがNS課!


便利屋、みそっかす扱いの中、話を聞いてもらえないなら勝手にNS=なんとかするw いままで目立たなかった育休くん(近藤公園)とおじちゃん(菅原大吉)が、それぞれ無線LANや似顔絵/聞き込み手腕でいい働きをしてくれました。


事件はウィルスの盗難でテロか?という警察ものにありがちなアレですが、そこに2020年オリンピック招致の視察団が絡むのが今作らしさですね。

鳴滝も視察団警護→動く無線LAN基地局→ウィルス感染?と大活躍w

相方阿藤は、ウィルスの毒性報道がウソだと早々に見破っていたくせに、隔離室の鳴滝に

「泣いていい」

「骨は拾ってやる」

などと『1度言ってみたかった』かっこいい慰めの言葉をかけて翻弄しますw その裏で、鳴滝が発症しなければ毒性の弱さがバレますよーと教授を脅してたくせに! そろそろ阿藤が優しかったら怪しいと気付こうよ杏ちゃんw でもTVニュースで学者さんが公式に発表したことを疑うってなかなか出来ませんよね


研究室も、警察も、招致視察団も、今回こぞって口にしたのが

『マイナスの情報は出してはいけない』

という隠蔽体質。大きな目標を守るためではあるのですが、万が一何か起きてしまった時に本当に傷つく人は誰なんだろう…と市民感覚でつぶやく杏ちゃん。たしかに。
きっとTV見てる私たちみたいな市井の誰かが酷い目にあうんでしょう。でも男どもが理性と計算で運営している間は、そんな犠牲は織り込み済みで進んでいくんでしょう。

(放送終了直後のトップニュースがSTAP細胞の笹井氏自殺で微妙な気持ちにorz)


楽しく見終わって、ちょっとだけ疑問。

ダイエットウィルスに『毒性があるから破棄』って決めた教授。そんなウソで何がしたかったの? 実はダイエットなんて上手くいかないって方を言えなくて、破棄の理由をでっち上げたのかな?


「東京スカーレット」3 ☆☆☆

過去の罪の「告白」って、言った方が勝手にスッキリするだけだよねー。


と、女子会の懺悔で受けたショックの中、事件の動機に思いいたるダルタニアン=鳴滝杏。1話とのつながりのある、まるきり2話みたいな3話でした。冒頭での婦警コスプレ?といい、主人公が女子なことが役にたってる、こういう話を期待してたんですよ、うん。
でも2話で違うなって思った人はもう見てないかもー 


事件は居酒屋チェーンのバイト殺しです。

ありえない時間まで勤務するから、始発まで1人で残るバイトがいたりするブラック企業。強盗かと思わせて、実はバイト同士の口論が原因。それも時給10円の差が元だった……。

その10円が、実は他の過労死事件への口封じで、能力査定の差なんかじゃ全然なかった辺りがドラマらしく後味悪くて泣かせるじゃないですか。


更には杏への過去の嫉妬を懺悔した友人からのもう一報。実は結婚しまーすって、そっちはあった時にさらっと言えば良かったのにw バイト先でウソの悪口流すようなとんでもないことよりも、もっと言いづらいのが結婚報告なのが30代なんでしょうかw


「東京スカーレット」2 ☆☆☆

誰も死んでないバラバラ殺人事件w なるほどw

しかも犯罪自体が無意味だったという空しい系で、地味ですが上手い。思わず「今のドラマこんな話だったー」と話したい出来でしたよ!

『鳥山明の住む愛知田舎の自治体が税収でウハウハ』って吞み会で話題になったし
『ガレージセールで箪笥買ったら、人骨が入ってた』って面白ニュースも見て真相がまさにこの事件でしたが、その双方が結びついてあんな話を思いつける脚本家さんの頭の中が見てみたいわー。


ただ問題はこれ、「相棒」でだって出来ますよね。

「東京スカーレット」らしい切り口が2話にしてもう強調されないとか、何でしょう。今回の鳴滝杏、何か解決に役にたったでしょうか? 

せめて

「彼もこの漫画好きだった」とか

「映画化された時2人で見に行った」とか

前話で別れた詐欺師の元カレを引きずる発言ぐらい、あってもいいじゃないですか。
(制作時にはどれが2話になるか決まって無いのかな?) 

生瀬さんにおだてられてのせられて、いい様に使われた…のは先週と同じですが、もっと通販カタログとかジェルネイルとかデトックスとか←適当に女子らしい事並べてみただけですが、そういうきっかけからヒントを見つけなくていいんですか?

しかもダルタニアンて2話にしてもう言わないw


どーしても最終回まで見ないとダメな、物語の縦軸になるポイントがよく分からないドラマです。
次回が楽しみ☆感がないというか。 

いちおう生瀬さんが同僚を死なせた話で引っ張ってますが…。連ドラお得意の『3ヶ月で◯◯しないとクビ』タイマーってバカにしてたんですけど、それくらい作動させてもいいのかも。


「東京スカーレット」1 ☆☆

警官だって嘘もつくよね。

でもおとり捜査でもなしに「キャビンアテンダントです☆」ってウソのまま交際ってどうなのよw


案の定相手も嘘つきで「ここ彼のマンションなんです☆」と、超高級マンションでの聞き込み協力依頼をしようと訪ねるもそんな住民いないし。携帯切られるし。プロポーズの指輪偽物だし。

詐欺師でしたけどね。

これ、相手がホントにIT社長で、ホントに本気のプロポーズだった場合には、職業を偽る様な相手とは破談になっても文句言えないじゃない(><)せめて「公務員です」と……って、そこはドラマ的にはどうでもいいんですが。


『人が良くて

ストレス抱えてて

何かを待ってる』

そんな、詐欺師が狙う騙されやすい女だった所轄刑事ダルタニアンもとい鳴滝杏(水川あさみ)が何かに目覚め、新設捜査一課NS係への栄転バッチをもぎ取るまでで1話です。


って、ドラマの始まりは国際化を見据えての女性登用。出町(キムラ緑子)49才の男社会警視庁での係長昇進こそがメインの筈なんですがねえ。部下を揃えようにも、断られまくる筈です。「ごちそうさん」であれだけ威厳たっぷりだった緑子姐さんが、和装じゃないとしょぼくれちゃってて、まあ(スパイラルグレープCMで踊る姿はばっちりなわけで、狙ってしょぼくれメイクなんでしょうねえ。ファンデーションがむらで薄毛で可哀想~)

結果、育児休暇半年とったイクメンや、親戚の人しか来ないw ……ところに加えて、訳あり生瀬さんと鳴滝で、次回からどんな事件を解決するんでしょうね。


制作側は面白ネタと思ったのかダルタニアン、何度か出ましたけど正直ダサイです。

でもおかげで今、名前を覚えているわけで悔しい(><)


これからも女子力を活かした捜査をみせてくれそうですが、今回事件解決に役立ったのはブログと手の汚れ発見、と。

でも高級マンション住人のブログを見てたのは彼氏が住んでるところだったからよね? 次回はそんな偶然ないよね? 縁もなしに、他人の生活をやっかみコメント込みで面白がってウオッチしてたら怖いわw


まあ杏の女子力は、プラス偽凶器で騒いだ事、の様に影から操る生瀬さんがいてこその様ですし。

被害者の部屋からドンピシャな思い出の品を持ち出し、供述の穴をつく鋭い分析が冴えるのかなー。他のメンバーもどんどんキャラ立ちするのかなー。

中村雅俊もいますもんね。


さて、情熱のスカーレットのお手並み拝見です。

「失恋ショコラティエ」~最終回 ☆☆☆

1人寂しく旅立つショコラティエ。

自業自得w


紗絵子さんこそ夫のもとに戻ったけど、エレナも薫子さんも別に他の人とくっついたわけじゃない。ただ爽太を想わなくなっただけ。これ斬新でした。

後半は主人公の爽太より女性陣に感情移入しながら進むので、誰も幸せにしないどっちつかずの男が総スカン喰ってざまあみろでしたよね。主人公なのにねーw


誰よりも初回から印象が変わったのが紗絵子さん。

「ショコラヴィ」に転がり込んだ紗絵子さんは

「フキフキ、キュッキュ☆」

とか声に出してガラス磨くんですよーorz

でも最初は紗絵子が大っきらいだった薫子さんが、段々に彼女のハッピー哲学に触れ、デートのアドバイスをもらうようになり自分の笑顔節約な生き方に疑問をもったりするころには、視聴者も一緒に紗絵子を見直しちゃっていますよねー。

そしてDV旦那の前でつい、友人宣言。一緒にお芝居見に行く仲になっちゃうなんて爽快でした。


それに紗絵子さん、爽太と寝てはいても夫のDVにも妊娠にも爽太を巻き込まない。そういう面では男を利用しないところも好印象でした(あの旦那がそれで納得するのかは謎ですが、まあいいや)

もっと錯綜させるなら、えれなとオリヴィエが怪しくなるとか関くんだっけ六道スタッフがまつりちゃんに惚れるとか総当たり大混乱もできたでしょうけど、それじゃアメリカドラマみたいだしね。このぐらいがすっきりかな。

六道さんがゲイっていう今時設定が最後まで浮いてて要らなかったかも。

後半、爽太の妄想が減って来たなと思ったら、チョコが上手くできないのはそのせいでw 紗絵子を手に入れちゃったせいだという言いがかりに展開して笑えました。おいおい。
でもその時のチョコバーがデザインが雑だわ女性の口には大きすぎるわ、本当に売れなさそうだったのも笑いどころ。 


ラスト、爽太の持つスーツケースがふわふわ浮いてましたよね。重くしておくぐらい出来ないのかな。それともそんな男だと言う演出だったりしますか。


さておき、久しぶりに楽しい月9でした(^^)



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