ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

比嘉愛未

「スカイキャッスル」〜最終回☆☆☆

 嫌ミス。でも衣装は楽しかったなあ〜

 セレブの集うゲーテッドコミュニティ、スカイキャッスル。まあ実質、帝都医院の医師家族御用達⁇ 帝都医大がその附属高校から持ち上がりな以上、子弟が附属高校に落ちたら引っ越すしかない歪な町ですよねえ。

 で、我が子の受験に血道をあげるヒロイン浅見紗英(松下奈緒)たち専業主婦たちの右往左往を、小説家な後妻南沢泉(木村文乃)が距離を置いて見つめるのかと思いきや……。わざわざ「小説にしたい」と公言して冴島香織(戸田菜穂)自死事件を嗅ぎ回る!のみならず。
やめてあげて、と友人ならまあ当然言うだろう非難に興奮してぺろっと口にするのが
「施設育ちのあなたなら」
って、それ紗英がひた隠しにしてたのに!わざとですらなくご近所集会の最中にバラすのかい!

 ちなみに自死事件の方も、どうやら原因は息子遥人(大西利空)の帝都医大付属高合格辞退と家出で、元家政婦は遥人(15)の子を出産…とスキャンダラスでしたが。

 それをそそのかしたか、少なくとも黙認した受験コーディネータ九条(小雪)を責めて一度は決別した紗英が、そのバラされのせいで愛娘瑠璃(新井美羽)の信用をなくして、瑠璃が九条に依存していってしまうの皮肉〜
 瑠璃と成績を争う母子家庭の未久(田牧そら)が母を亡くした後も、瑠璃のためになると九条のすすめで部屋を提供したら、実は夫(田辺誠一)の婚外子だったりしてもう本当に紗英さん踏んだり蹴ったり! 父に殴られて勉強を強制されていた遥人くんに比べ、競う気満々の瑠璃を支えていた紗英でしたのに。

 もうこれは最後は家を出て、ひとりで人生やり直すしかないのではと思ってみてたのに驚いたのは未久ちゃん転落死からの怒涛の巻き返しでした。
というか旦那!
元カノ(映美くらら)からの電話は「金か?」とけんもほろろに切り捨ててたくせに、もう1人娘がいたー!なのに死なせたー!となった途端に医者を辞めるほどの後悔って何ですの? 有力者の息子の治療を優先して娘の同級生を死なせた。それだけなら軽い自己弁護で割り切れてたのに。原作韓国との家族観の違いでしょうか。理解できない。

 とはいえ、その死をきっかけに九条も実行犯秘書(前原滉)も逮捕。
自らも親のエゴで受験勉強しかない時期を耐え、合格辞退で恨みを晴らした九条が、似た境遇の子供達を焚き付けていた、と明らかになり納得するところはありますが。結果中卒無職で子持ちになった遥人には刃物向けられるほど恨まれてて。今までにも勢いで辞退して後悔してる子いたのでは。
あと、未久の母も紗英本人も憧れたベストセラー絵本「スカイキャッスル」はなんだったのか。名前がこの街と同じなだけ?

 で、姉妹を1人亡くした浅見家はスカイキャッスルを出て浅見実家で暮らすんですって! 九条を追い詰める過程で、瑠璃と紗英の絆が再生したのは良かったですが。紗英の経歴偽装をボロクソ罵倒してた義母と同居はさー大丈夫?

 日本のドラマに翻案するなら、もっとよそ者東を主人公に描いた方が良かったんじゃないのかな。だって小説のネタをゲットした挙句、何も失ってないの泉だけだよね〜

 衣装やジュエリーブランドは公式やまとめサイトの紹介で楽しんでいましたが、警備員には高価すぎると騒いだ腕時計が本当に賄賂だったので詳しいと倍楽しめそう。中学生がパパや彼氏にもらってたお時計も、下世話にお値段知りたかったです笑
 

「スカイキャッスル 上流階級の妻たち」1☆☆☆

 医者もの?お受験?セレブママの揉め事?あ、人死ぬの?
「あなたが変われば世界が変わる」
と「マル秘の密子さん」でも聞いたフレーズがありつつもなんのジャンルかわからないまま、終盤まで特に事件も起きないのに目が離せずに見てしまいましたよ。韓国ドラマのリメイクなのかー、なんか納得。

 超難関、帝都医大附属高校!
名門帝都医大への唯一の入口ともあって、帝都病院の医師たちも我が子の合格を願い金を惜しまず、母親たちは少しでも合格につながる情報を求めてコネづくりに駆け回る所存!
 そんな中、冴島香織(戸田菜穂)の息子遥人(大西利空)が見事合格。ここだけの話2000万円で合格を請け負う凄腕コーディネータをつけたと聞いた後輩ママたちは、有料オークション?に駆けつけ……それとおぼしきコーディネータ九条(小雪)を勝ち取ったのは自身も高学歴な浅見紗英(松下奈緒)! 
しかし、エジプトをお祝い旅行中のはずの香織が緊急帰国した夜に謎の転落死。精神科の薬袋に旅行中の日付があったのを見てしまった紗英は、そもそもエジプト旅行を疑う。
香織の葬式後、冴島父子が逃げるように転居した家に越してきたのは塾に行かずに好成績な南沢青葉(坂元愛登)の一家。その庭で拾われたタブレットには、遥人の日記が。曰く、殴る父、見て見ぬふりの母、高成績が取れないなら死ねといわれるが、死ぬべきは両親だ……⁇

 え、遥人が何かした?九条がそれを予見したかどうかは業務外?青葉くんをめぐる恋の鞘当てもあって、このままではまた事件が起きそう〜
 てかそもそもスカイキャッスルが、高級住宅街の名称なんですね。庭付きの。タワマン系かと思いましてよ。

 セレブでございます〜というママ友グループに1人異色な夏目美咲(高橋メアリージェン) その夫も周囲がイケメン医師ばかりな中、本多力でいっそ応援したくなるわ笑 夏目家息子が勉強嫌いでも、くったくなく親に口答え出来てるのがいいよね。一方の九条コーディネータを競り負けた二階堂杏子(比嘉愛未)は旦那(鈴木浩介)に罵倒され、子供も教育虐待レベルに管理されてるのツライし、この流れでは杏子の身が危ない?ちなみに香織夫橋本じゅん、紗英夫田辺誠一。
 グループママが専業主婦勢揃いな中、南沢泉(木村文乃)は作家でママ友お誘いガン無視なのも皮肉です。旦那(大谷亮平)も出身医大が帝都病院ではない異色の実力派。南沢家が普通で、他が狂ってるって基準になるのかな…。冒頭で田舎を泣きながら走ってた子は誰?さてはて。

 あ、九条の秘書に前原滉!

「作りたい女と食べたい女(2)」1〜最終回☆☆☆

 続編、といいつつ番組表では(2)でなく通し番号の続きから始まるので危うく録画をミスしかけました 直前再放送との境目がわかりにく〜い笑
 あ、でも春日さん(西野恵未)が前作より少し小さくなってるかな?

 物語は、野本さん(比嘉愛未)春日さんが手探りで想いを育み2人暮らしを始めるまで。
というかついにくちづけを交わすまで…(´∀`)
え、もう引越し決まってるここで初めて?
BLだと、好きかも→肉体関係、と発展が早いのに比べ今作では、好きがどういう好きなのか……をおずおずと確認しあう、そんな様子は2人らしくて微笑ましかったですし、転居タイミングは春日父避けで急だったのもありますが。あれやこれやの相性とかどこまでを求めてるかのラインすり合わせなしに同居って…老婆心ながら心配。

 あと野本さんには会社の同僚(森田望智)や先輩レズビアン(ともさかりえ)と、同姓への恋を応援してくれる人が元からいたわけですが。春日さんの相談相手は、2人の間に引っ越してきたばかりの人(藤吉夏鈴)だったのは…いくら春日さんの交友関係が元から狭いとはいえ荷が重そうで気になりましたわ。彼女が病む会食恐怖症との良い付き合い方で感謝されているとはいえ。 かと言って、パートのおばちゃんじゃもっと困りそうで、難しいね!

 物件探しで同性カップルは嫌がられ。LGフレンドリー不動産を紹介されるくだりは興味深かったです。

「大病院占拠」1☆☆

 ダイハードのリメイクなの?

 鬼の面をつけた武装集団に、占拠されてしまった総合病院。銃で脅され、ロビーに集められた医療従事者や患者たち。しかしまだ1人、見つからず院内を動き回る男がいた!

 てなわけで、たまたま診察に来ていた武蔵三郎刑事(櫻井翔)が監視の目をかいくぐり、警察に内部の状況を連絡します。役目としてはそれで十分、病人解放のタイミングで出てこいと言われたのに頷かず、全員助けてみせる〜っと啖呵を切った途端に銃撃を浴びて1話の終わりでした。
うーんすぐ死にそう笑

 1年前も、立てこもり事件で同じ和泉司令(ソニン)に待てと指示されていながら突っ込んで、引火大爆発、被疑者死亡。以来トラウマで病み休職するほどなのに、また無茶をするのは今度こそ全員を助けたいから? 犯人も含め?
 既に、対話を試みた精神科のお医者さんが蜂の巣にされてしまいましたが。実はグルで防弾チョッキ着てたよーんなどと復活してくるのではないのかな?
 銃声と悲鳴が聞こえる中、手術を続けた女傑が三郎の妻裕子(比嘉愛未)で別居中。三郎の活躍で事件が解決したら、また妻子と暮らせる様になりますね。

 まずは、なぜ病院を占拠したのかが知りたいですがそこまで見ていられるかしら

「作りたい女と食べたい女」〜最終回☆☆☆

 なるほど、ここまで。

 料理好き=良妻 的な褒め言葉にヒロイン野本さん(比嘉愛未)がうんざりしていたように、よく食べる春日さん(西野恵未)は春日さんで、封建的な家庭で女は食べるなと抑圧され、常に空腹で育っていて。大食を肯定してくれるヒロインとの食事は癒し。
と、それぞれの出自を語り合う仲になっていくんですねえ。

 一緒の食事が回を重ねて距離が縮まり、買い出しドライブも楽しい!体調崩した時の気遣いも細やかで感激。もっと一緒にいたい! と、感情表現が素直な野本さんに応えて、無口な春日さんも一緒が楽しいと言ってくれます、

 次は何作ろう、いつ誘おう、そのウキウキを
「恋してるみたい」
と評されてドキッとする野本さん。そうかもしれない。で、相手は同性だと打ち明けてみれば、ふーんと特に騒がない同僚。ここで、変だ気持ち悪い心の迷いだと叩かれていたら気持ちはひしゃげてしまったんでしようね。
好きでいていいんだ!と、とりあえず自分の心だけ見定めて、2人で過ごす年越し。

打ち明けるでなし、春日さんの恋愛感を尋ねるでもなし、恋の行く末は不明なままでしたが、これはこれでいい終わり方だったかな。

「作りたい女と食べたい女」1☆☆☆

 夜ドラ!
朝ドラみたいに毎晩15分の帯ドラマ枠が出来たんですねえ〜。で、そこにネットで話題の『つく食べ』こと本作です。原作の漫画好きなんですよねえ。
出てくる料理がどれも美味しそう!
でもグルメドラマかなと見始めた人は、1話目にして何か違うジェンダー問題の匂いを嗅ぎ取るのでしょう。

 料理が好きで、ただ楽しくて自炊してお弁当作ってるのに
『いいお嫁さんになれるよ』
だなんて男のためみたいに会社で言われてモヤモヤするヒロイン野本ユキに比嘉愛未。ちっちゃいお弁当やSNSにアップした料理を上品と褒められながらも実は、ドーンとメガ盛りも作ってみたい!でも少食でそんなに食べられない!
 と、そこで知り合った2つ隣の部屋の女性春日さん(西野恵未)は大柄で、パーティでもするのかという4袋分のテイクアウト料理をなんと
「1人で食べます」

 ある日、つのったイライラでつい、大鍋に作り過ぎてしまった料理を前にユキが思い出したのは、そのご近所さん!
恐る恐るお誘いすると、わしわしと平らげてくれて……スッキリ!

 実は春日さんは春日さんで、女性というだけで定食屋のご飯盛りを勝手に減らされていたり。

 作りたい女と食べたい女が出会って、男どもの余計な思惑から解放されて、一緒に食事をするようになるんですよ。そしてその先は…どこまで描くのかな?

 ドラマ化と聞いて1番に心配したのは春日さんの配役だったのですが、見事な人を連れてきてくれたものです!ミュージシャンで演技は初めてだそうですが淡々と無理なく演じていて好感が持てます。

 あ、会社のイラつく男は蛙亭中野!なんで彼女できないんでしょうねえじゃねえよ、そういうところだよ、な感じが見事です。実際はそこそこモテるらしいですが笑

「日本沈没」〜4☆☆☆

 天変地異、ついに来たー!!

 って不謹慎で失礼w
しかし、来るか来ないか分からない関東沈没を論じ合う作中人物と違ってこちらは、沈没待ちw ビルが崩れていくと思ったら天海(小栗旬)の夢だったりと焦らされて、待ちかねていましたよ。

 半年以内に関東地方が沈む。それは明日かもしれない!
そんな最新予測に震える天海と椎名(杏)は、1日も早い公表の道を探り手を組む。

 いやもう上がおバカさんでさ……。せっかく情報統制をして、ある程度避難の仕組みが出来てからの発表を予定した未来推進会議をよそに、お友達企業に情報を流す副総理(石橋蓮司) その結果、大手が一斉に東京での開発出資を中断したら、そりゃ記者も株やってる層も気付きますよ。 でもまだ具体的対応策もなく、パニックも予想されるのに総理大臣(仲村トオル)に何を言えと??
 雑誌社は圧力で記事を採用せず、当然総理もだんまり。せめて母(宮崎美子)には引っ越しを勧めても勿論笑ってお断りされる椎名。ああ、すんなり離婚を了解した天海の方は、妻子が関東を離れるの決定な点においては心穏やかです。他の男と暮らすためとはいえ。 
 埒のあかない状態を打破したのは、大新聞のすっぱ抜きby天海&椎名リークw
それでやっと総理も、表現はソフトにしつつ沈没説を認め、避難の準備を公表するわけですよー。国民の安全よりも経済と政治判断なんだよねー、分かってるけど嫌になっちゃうな。

 その報道を見て、「ちゃんとデータ伝えたのに!違う!」と騒ぐ田所博士(香川照之)、正直すぎるw 本人は終始同じ態度なのに、今や博士をTVが囲み、口止めしとけと天海が怒られる。いや、あの人の行動をどうにかするの無理でしょう…? だからこそ信じられるのに、此の期に及んでまだ博士詐欺師説を唱える副総理! 自分が金で動くからって、誰でも同じ理屈で動くと思うなよ?

 そんなこんな揉めつつも、あっという間に避難を開始する市民たち。どんな割合で出る人と残る人を決めたのかは触れられませんが、最初の緊急事態宣言ですっからかんになった街や、瞬く間にワクチン打った割合を考えれば日本人ならするな、と妙に納得しましたよ。 上がどんなにグダグダしようとも、現場の誘導は大規模接種会場並みにスムーズだったに違いないです。
 しかしよりによって!
椎名の母と、天海の妻子(と、今の男w)が乗った避難バス群が出発した直後、関東を襲う地震!迫り来る地割れ!落ちる橋!

 やっと本題に入った感じですw
予告で映った体育館の避難所に苦笑い。見慣れた光景ですけどねえ、世界的にあの雑魚寝スタイルってとんでも低レベルらしいじゃないですかー。このドラマ世界に出したらびっくりされちゃうんだろうなあ。
さておき、続きに期待! 

「日本沈没」2 ☆☆☆

 うわー1年以内に関東が沈むー!

 不正を報じられてしまった天海(小栗旬)
もちろん濡れ衣で、実はむしろ、彼を犯人扱いした上司こそ賄賂を受け取っていましたよ?証拠を突きつけられ泡食う上司を動かして、本当の海底データを入手した天海は。
それを田所博士(香川照之)に渡し、関東沈没の可能性予測を任せる傍らで。世良教授(國村隼)のデータ改竄を暴くのでした。

 いやあ今回も、主人公が探偵並みに有能で小気味いいです。
不正騒ぎで謹慎中にも「第二首都を札幌に」の提案書を首相(仲村トオル)に提示。本当に関東が沈むなら急ぎ必要な案件でもある上に、首相の故郷は札幌w  そしてそれを検討する席には、データを改竄した実行犯も指示した世良教授も揃っていて話が早いや!(計測を中断させた体調不良者が、本当に手先でしたわ〜)

 でもそんなこんなで走り回って、自分の家族はほったらかし。謹慎もあって弱音吐いて、一緒に暮らそうかーって言いそうだったのに、一足早く妻(比嘉愛未)が切り出したのは、離婚。あーあ。またあっさりと了承する天海。ちょっとは慌ててみせろー。
この先天変地異が起き始めたら、必死で助け出す相手になるのかと思うのですが、さて。
何かと利用しあっている記者(杏)が、天海の田舎の母(風吹ジュン)まで訪ねる取材力!生い立ちや人となりを視聴者に紹介しつつ、離婚の原因かと母ちゃんに納得されちゃったりしていますが、こちらもこの先どうなるお相手なのか、さて。 

 こんな僅かな可能性で、国民を不安にさせて……と、データ改竄を正当化する世良教授。沈むと分かってみているとこの保身、愚かですが。この時点では理がなくもないからなあ。で、コロナ対策でもずっとそんなことが起きていそうだなあと思えて嫌ですねえ。政治家でなく科学者にこれをさせているのがとても嫌。原作ではどうなんでしたっけ。 

「日本沈没 ー希望のひとー」1 ☆☆☆

 旦那が「復活の日」と混同してましたよ。同じく小松左京原作。
確かにコロナ禍の今、感染症で世界が滅びるあれがドラマ化なら鬼気迫るものがあるでしょうが、楽しくないよw それに、その死に絶えゆく政府の対応の方が現実よりマシだったら困るー。で、地震の方も順調に頻発してる中、日本列島が沈むよドラマの開始。作中の政府は、もちろん専門家の予言を全力で隠蔽しにかかります。 これもどこかで本当に起きてたら嫌だわあ。


 環境省官僚 天海啓示(小栗旬)は、東山首相(仲村トオル)の肝入りで各省から若手の集まる『日本未来推進会議』の一員であり、石油、ガソリンに変わるクリーンな新エネルギー<C O M S>コムス開発を推進している。東大教授世良博士(國村隼)と協力し岩盤を穿つ掘削計画は進んでいるが、トンデモ科学者田所(香川照之)が「コムスで関東が水没する!」と反対し、信じた市民のデモは収まらない。
 デマを止めるよう説得に向かった天海は、「北海道移住計画を推進する会社に金をもらっているから」いう記者椎名(杏)の説に納得しかけるが、田所の熱狂ぶりは金で動く人物とも思えない。また趣味のダイビング中には、海底から噴き出す熱水に巻き込まれる危機体験も。本当に何かが起きているのでは?
 天海が渡した見返り情報による椎名の記事は、デマを潰すどころか政府の提灯記事と騒がれて、余計にデモが盛り上がってしまう。対策会議で『デマだと立証するためにも』と、実際の海底探索を強く推す天海。
 探査艇に乗った田所は、自説通りの断層が「あった!!」と色めき立つが、急病人が出て引き返すことになり、後日会議で再生される録画には何も映っていない。田所博士全面否定で終わりかける会議に、1人待ったをかける天海。脅されようが、出世が消えようが、調べるべきことは調べるべき。
 と、そこで入ったニュースは伊豆沖の日之島が崩落していた。
まず日之島が、そして関東が沈む!との田所博士の予言が、今まさに現実になろうとしていた……!


 ほうほうパニックスペクタクルね、政治も絡むのねー。
と、かなり斜めに見始めたのですが引き込まれましたね。何より天海が正義バカじゃないのがいい。田所説をデマと断じてる時期にもただ潰そうとはしないし、もしや一分の理が…と思い始めても今度は、正面から調査を説いたりしない。世良教授を持ち上げて、あんなのダメに決まってますけど、ね?と上手く立ち回ってくれてストレスなく見られます。なんなら、推進会議の中にも経産省官僚で同窓の親友常盤(松山ケンイチ)までいて孤軍奮闘でもなし。
 単身赴任、我が子の好みも分からなくなった仕事ニンゲンな描写もありつつ、常盤とダイビングを楽しむ余裕はあるんだなー。まあ物語進行上、海底の亀裂を目撃する方が家族サービスより優先…もとい、常盤が自前のクルーズ船だしてくれているというおぼっちゃまな描写でもあるのでしょう。彼の鷹揚さとコネはこの先の危急な事態に役に立つ筈。
 人間関係といえば、世良と田所は元々は同僚。非常に優秀だった田所が研究費の不正使用かなんかで大学を追われたそうで……研究のこと以外興味のない田所が、まんまと世良の罠にハマったのではないかと邪推できますねえw

 そして早くも1話で島がひとつ沈み、予告では早速避難活動が始まる模様、ってことは関東沈没を世良始め政府筋も認めてくれるんですか? そこに至るまでに揉めまくるのが2話かな。映画の2時間3時間で日本が沈んで亡くなってしまうのも展開早すぎると思ったものですがが、かといって9話10話もかけるとなると逆に、そんなにすることあるのかなと思ったり。 

推進会議に中村アンと、おお、久しぶりのウエンツ瑛士! 

「にぶんのいち夫婦」〜最終回 ☆☆

 ラストは元鞘とはいえ、紆余曲折の波瀾万丈、ハラハラしましたねー!!

 浮気の相手は、仲良し4人組のさやか(黒川智花)だった!
あー、妙なマウント感あったもんなあw  部下のインスタも、そこにコメントつけてる男も、和真(竹財輝之助)の浮気とは関係ないと知りながら焚き付けて文(比嘉愛未)を不安にさせて。というか、浮気?? 記憶ゼロ、気がついたら裸でベッドにいましたってハニートラップですやん。後に、クスリ盛ったあと運んで服脱がすのも手伝ったって男がいましたw
なんと高校時代にも文の彼氏に手を出していた さやか。常習…。それを内緒のまま、友達の輪を優先した他2人もどうかと。そして文になりたくて、文の物はなんでも欲しかったというさやかの供述には寒気が。いや怖い怖い。しかしそんなさやかをどうやら許しちゃう文もなんなの?? 

 そんなわけで、浮気させられた和真。その時の写真で脅され呼び出されても据え膳食うこともなく。結婚記念日の夜だって、頑張って酔いつぶして何もせずに帰ってきたんじゃないですか。子作りに非協力的なくせに嫉妬はするのか〜だったあたりも、ショックでED気味なところでよその男といる文を見たら不安で……と。涙目で釈明する和真がもう不憫でしたねえ……。
 でも文が出した答えは「離婚」
キビシイー!

 きちんといえば良かった、と後悔する和真ですが。妻の親友と過ちをだなんて、サイテーでどう切り出したもんやらですよねえ…。さやかを悪者にしてもやっぱり怒るでしょう??? (自分と旦那で想像してゾッとしましたわ〜恋愛体質の友人いなくて良かったw)

 さて八方手を尽くして真相を暴き、傷ついたさやかに「ずっと待ってる」とまで言ってくれる若い樋口くん(坂東龍汰) このまま樋口くんと……って空気をちょっとかもしつつも。なんと文をレイプしようとした暴漢が、抵抗されて刃物を掴み。刺さる!となった瞬間に、割って入って代わりに刺されたのは。

 和真でしたよ。

 いやー唐突。そして看病の結果元鞘。逆に助けたのが樋口くんだったらそっちで上手く行ってたってことか〜となるし、実際問題家族になるなら、代わりに死ねる系の愛され方は困るんですけどね。まあ物語なので、素直に感動しておこうかなあ。

 そうだ、エリート銀行員の旦那に露骨なDV受けてたお友達優香(瀬戸さおり)も。妊娠をきっかけにメロメロって言われても怖いんですけどー!いつか子供殴るぞ? 子供の成績が悪ければ妻のせいだぞ?

 それから、和真のプレゼントと部下嬢の時計が被った件。和真が選んでいた物を、同僚が真似て部下嬢=不倫相手に贈ってたそうで。贈り物を適当に選ぶ男、というそいつの描写にはなりましたが…。真剣に選ぶ和真は和真で、妻の趣味は分かってなかった問題w

 と、不安材料は多々あれど。大丈夫、また「世界一幸せな夫婦」になれる!愛があれば!

「にぶんのいち夫婦」2〜4 ☆☆

 妊活のタイミング法は拒絶したのに、妻が他の男といたとなると抱くんかい!
しかも睦言が浮気相手にかけた言葉と一緒で嫌……って、ちょっと待って、あの裏垢って本当に旦那さんなの?

 結婚記念日に帰らなかった和真(竹財輝之助)を、疑うようになってしまった文(比嘉愛未)
女子会で思わず吐露すると、あれよあれよと浮気慣れしたお友達(秋元才加)が旦那部下(伊藤萌々香)のSNSを特定!チラチラと仄めかされる男の影。そして「彼のプレゼント☆」という時計は、結婚2周年祝に和真から贈られた、自分のには可愛すぎると思ったものと同じデザインで……。
 ここの場面が、妙に軽快なBGMw その後も、深刻になっても良さそうな場面でやっぱり同じ楽しげなBGMが多用されていまして、そう深刻にならずにワクワクしてていいってことでしょうかw   だって確かに、まだ浮気疑い。 このあたりから妄想場面が増えてきまして、和真に抱かれている部下嬢が、カメラ目線で勝ち誇ったように微笑む……のは妄想w   アポ無し訪問の義両親に、息子の浮気をぶちまけてやろうかーも考えただけで、公共の場で胸ぐら掴んで「知ってんのよ、この女と〜!」と叫ぶ修羅場も妄想だったら、さて、帰らない旦那を待ちながら「きっと今頃……」と疑う時の和真と女が絡み合う図は、さて事実なのか、また妄想なのか?
 そうなると1話終わりで見た、家の近所で女と待ち合わせ堂々と腕を組んで歩くふざけた和真も……え、妄想だった??どっち、どっち? 

 そんな混乱下なのに、子供で繋ぎ止めようと不妊治療を始める文。うーん。
精子採取や、さあ今日は子作り!となる雰囲気に耐えられない和真と、こっちはもっと痛くて大変な思いしてんのにとムカつく文。これはかえって揉めてしまうのでは…。

 と、そんなこんなを会社で赤裸々に後輩 男 子 に 語る文。えええええ!
家族計画ってシモの話でもあるわけで下手したらセクハラだよね。しかし悪態つきながらも文を慕うらしい樋口くん(坂東龍汰)は、不妊治療のために仕事は代わってくれるわ気晴らしのお茶に連れ出してくれるわ、そこでばったり和真と出くわせば、まるで宣戦布告のような口をきき……。冒頭の、独占欲発露に繋がるわけですがw 
いやいや、コールセンターの学生バイトだよ? 夜はホストだよ? 子供が欲しい既婚者がまともに取り合う相手じゃないってば。まあ、そうやって割り切れないのが男女の仲ですけども。
深刻さは、DV受けてるのに妊娠しちゃったお友達の方がかなりランク上ですから…、文の悩みはなんだかお遊び感。そして『会社のリサーチでスイーツ食べ歩き』などという、絶対嘘じゃん案件が本当だったことでw 旦那の浮気疑惑も、勘違いな可能性が出てきちゃいましたよね。
「文、世界一可愛い」
と事後にささやかれ、SNSの浮気垢と同じ文言でぎょっとしてしまう文でしたが、これが単なる偶然の一致ならせっかく歯の浮くセリフで褒めたのに嫌がられる和真が可哀想〜w   笑顔で帰宅しても、浮気疑惑があると
「どうせまたニヤニヤと」
って言われちゃう!竹財スマイルが!

 チラチラと挟まれるセクシー竹財をもっとまとめて見せろーと思いつつw 30分があっという間で無責任に楽しいでいます。しかし何かと集まったり、リモートで繋いで同じ料理作っていたりと仲良し4人組が、キャラ違い4人であまり趣味も合いそうにないのが不思議です。何繋がりだったっけ?

「にぶんのいち夫婦」1 ☆

 結婚2年目、ラブラブで幸せ!
…と思っていました。ついこの前までは。

 というわけで、えげつない不倫ものです。

 二日酔いの妻に朝食を用意して出かける、優しい自慢の夫。でもその足で向かうのは愛人との待ち合わせで、そうと知りつつ何故か黙って見送る妻は、味噌汁を食べずに流しに捨てる…!衝撃のオープニングでした💦

 女子会で、不倫旦那の愚痴を聞かされても生返事だったヒロイン文(比嘉愛未)、だってうちの旦那和真(竹財輝之助)は……と熱い夜を思い出して頬を赤らめてた日々は幸せだったんですけどね。

とある夜、チラ見えしたスマホの着信に膨らむ疑惑。しかも結婚記念日に泊まりの飲み会で帰れない…?

 決定的な証拠はなく、変わらず優しいのに何か掴みどころのない夫を竹財輝之助が好演。そして情熱的な夫婦生活も垣間見得まして眼福です、きゃっ☆
奥さんも可愛らしいいい娘なのに、何があったのかしらん。最後は別れるのか、元鞘か……そこはどうでもいいかも(°▽°)


 

「レンタルなんもしない人」~最終回 ☆☆☆

 ついに!
 春に始まったドラマが長い休止を挟んで最終回を迎えました(他に「浦安鉄筋家族」も同様で、そちらなんて撮影してた住宅が取り壊されちゃったというw)このドラマらしい、淡々とした良い終わり方。

 『ただ人間ひとりの存在が必要な時』って、こんなにあるのかと毎回思いましたよね。花見の場所取りや、男一人パフェに同伴もそうなんですけどw 例えば乳児を連れたお母さん。横に立つ人が、乳児の泣き声に舌打ちしたりしないレンタルさん(増田貴久)なだけで、お出かけが千倍気楽になるんです(いや、本来めっちゃ赤ちゃん可愛いねって声かけられて、階段では力持ちのお手伝い寄ってきてあげて欲しいけど!) 同性で同棲するカップルは、普段誰にもいえないのろけ話をレンタルさんになら言えるんです。そのうちに、実は人を殺しましたなどと、弩弓の重たい話もやってきて、これも身近な人にはわざわざ言えない……! でもただ聞くだけでジャッジしないレンタルさんになら言えた上に、『この漫画面白いよね』だなんて、何年かぶりの日常会話も出来たんです。

 と、いい話に和んでいる間にも貯金は底をつき、ワンオペ育児の妻(比嘉愛未)は不満を溜め、路上の雑誌売りおじさん(古館寬治)は姿を消し、アンチ君(葉山奨之)は左遷されて益々「レンタルなんもしない人」叩きに精を出してと、不穏な影が差してきています。やだやだ、どうなっちゃうのー? 少なくとも、奥さんは実家に帰ってしまうに違いない、無職なんだから奥さんのお仕事締め切り前ぐらい育児請け負ってあげてよ……とハラハラ観ていたのですが案外何も起きませんでしたw 良かったw
 アンチ君は上司命令で「レンタルなんもしない人」をイベントに呼ぶ羽目に。さあ、直接対決か? 
「審査」は何かすることになるので、と断られても食い下がって審査員に招くのですが、結局はリハーサル中に無理が生じて、あろうことか黙って帰るレンタルさん(^^;;;;) NGを無理させた側もアレでしたが、これはアンチ君も怒っても仕方ないよね。大爆発かー??と思いきや。追いかけての言い合いで解決でした。あくまでいつも通り、淡々と対応するレンタルさんに文句を言ううちに、仕事への理想を吐露していたアンチ君たら、おやおや、今までの依頼人さんたちと同じすっきりした顔になっているじゃありませんか。そして、親に決められかけた退職&家業サポートを断り、自分の道を行くことにするのです。
 
したいことを、する。
したくないことを、しない。
本来シンプルな筈のそんなことを、主張してもいいんだなと思えて楽になる。それも「なんもしない人」の功罪の功なのでしょう。 それに、楽ちんでずるいと思っていた「なんもしない」ことも案外、節を曲げずに貫くのは大変だったと分かった様で、もうアンチ活動せずに済みますね(と、アンチ=可哀想な人とされるこのドラマを、SNSで「レンタルなんもしない人」に絡んでいた本人達はどう観たんでしょうねw)

そしてやっと、依頼賃を1万円もらう宣言。
奥さんはホッとして喜んだし、SNSも「その方が頼み安いです」「当然です」とまずは好意的な反応(実際はそこにも批判あったけどさ、批判するヤツは依頼しないんだから客じゃなあああい)と、同時に1話の依頼者(志田未来)がまた編集の仕事に戻っていて、レンタルさんの本を出したいとの打診がきます。いつもの依頼と全く同じように
「可能です」
を返信するレンタルさんw さあここから、出版された本が話題になり、こうしてジャニーズ主演でドラマにまでなって、それこそ本人はなんもしないまま暮らしてイケることになったんじゃないのかな。おお、人生は案外なんとかなるのかも。それもまた、気持ちが楽になりますね。

 終盤、家庭の場面で赤ちゃん登場が極端に少なく感じたのはやはり新型コロナ対策でしょうか。それでも最終回の最後では、思い切りのけぞって両親役の顔を覗く激かわポーズを見せてくれました(^^)

「ケイジとケンジ」~最終回 ☆☆☆

 楽しく見てました。

 毎度毎度、まずは捕まえないとと思う刑事と、起訴できないからと証拠にこだわる検事のせめぎ合い。現場を知る刑事vs世間知らずの検事という構図を、刑事が前職の教師魂を引きずることで愉快に描写して、気軽に楽しく見られるいいドラマでしたよ。補佐官な妹(比嘉愛未)を挟む刑事兄(桐谷健太)と検事(東出昌大)の関係だけじゃなく、刑事仲間の恋愛や検事仲間の競争も個性豊かに楽しかったです。
そして終盤、児童虐待と殺人と、地元の半グレ集団の関わりが見え始める…!

 教師にとっては、止めても止めても大事な生徒が悪の道に染まる原因の、憎っくきヤツら。  そいつらを潰そうと刑事になった!と言われちゃったらもう、下手に巨悪に立ち向かうよりも胸熱じゃないですか。地域も違って、本当に過去に遺恨があったチームではないでしょうけれど、いいんですよ。どこかでひとつ組織が消えたら、何人もが救われる。同時に、下っ端たちも敵でなく、その『救うべき教え子たち』なわけで。取り調べが時に優しいのもいいですね。褒めておだてて話を聞くとニコニコとトップの誰さんが凄いっす、でも喧嘩になるとマジ気が荒くて~と、みんなペラペラ喋っちゃうのがちょろいやら可愛いやら。
本ボシには流石にもっと荒く接しているものの、殺人捜査なことは内緒で。あくまで風営法で攻めてるテイなのに、つい被害者の八尾の名前を口走ってしまう仲井戸刑事w
「八尾!……矢面に立つんがリーダーの~」
「八尾!……八百万の神が~」
って、言い換えに無理ありすぎw  これひねり出した脚本の人に感心しつつも、マジックミラーの向こうで、捜査仲間一同が悲鳴あげて気を揉んでいるのが可笑しいったら。なのに被疑者(桐山漣)が、自分が八尾殺しで疑われている~とさっぱりならない、そういうドラマなんですよ。ああ楽しい。とにかく桐谷健太が当たり役でナイスに熱かったです。比嘉愛未がキレると大阪弁で悪態つくのもいいよね~。もっと話題になってシリーズ化して代表作になってもいい出来なのに!東出の検事もハマってたのに。不倫報道の煽りをくらいましたよねえ。ああ残念。

 1話で、刑事になったから!と購入していた尾行用リバーシブルジャケット(なんとジョジョコラボ限定品だとかw)最終回でついに役に立つのも胸熱でした!どっちの柄に変えても、存在自体がうるさくて目立つ仲井戸刑事なので同じことでしょうけどねえ。
 最後は無事に殺人の証拠もあげて逮捕、半グレ団壊滅。警視庁から表彰もされて、警察と検察入り混じっての楽しいパーティ。抜け出した仲井戸刑事と、探しに来た妹補佐官&検事での掛け合い漫才もバッチリ決まって、SPとかあったらいいのになあ。

「ケイジとケンジ  所轄と地検の24時」1 ☆☆☆

 愉快なバディもの。

 およそ犯罪捜査がらみのドラマでは、いつも対立している検事と刑事。裁判が絡むと弁護士も登場ですけどね、とにかく検事は頭でっかちで現場を無視し、刑事は決めつけで捜査して証拠もなく暴力的、etc  主人公の立場が変わるとコロッと見え方が変わる描写をいつもされているわけですよ。それを並べたらどうなのか?
でも実際の権力が…、という懸念は。なるほど、間に女性を挟んで
”好きな娘のお兄さん”
として刑事の立場を強くするんですねw    面白くもあり、物語の道具かよという不満もあり。作中の若い女性は皆アシスタント的な立場なんですよねー。せめて、やたら突っかかるライバル検事ぐらいは女性で、補佐男性にしておいたら良かったのに。

 というわけで、東大出のエリート検事真島(東出昌大)は、事務官仲井戸みなみ(比嘉愛未)が好きなようだが、口説き方がピンボケなので断るまでもいかず、面倒臭い。
元教師から交番のお巡りさんになったみなみの兄、仲井戸豪太(桐谷健太)は、手柄の褒美に念願の刑事に昇格!逮捕した空き巣が元教え子だわ、真島の担当だわで、しげしげ真島とみなみの元に通う様になる。

 で、後半大げんかしてからついに兄妹だと知って悄然とするわけですけどね。 今更謝られて兄に敬語使われても。相手によって態度を変える奴だとますます思うだけですよねえ。だいたい、豪太は最初からフルネーム名乗ってます。仲井戸だなんてそこそこ珍しい苗字、あれ、と思うのが普通でしょう。ところが、検視報告書配達人、ぐらいにしか思わず名前を聞いていないから。
 エリートでいながら、任される仕事が小さいままなのは、そういう人間関係の機微に気を使えないことの影響が大きいのでは。さてそれが、コミュ力の塊の様な距離なし男、豪太と出会ってどう変わっていくのでしょうか。

 そんなこんな書いている間に、東出昌大の不倫報道orz  正直、ドラマを見ても素直に笑えなくなっちゃった感があって困ります。ポルトガルも、ブサコパレスも何も悪くないのになー。


元裁判官の、小料理屋の女将さんに奥貫薫。

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