ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

武田玲奈

「東京サラダボウル」1☆☆☆

 40年前のNYなのか東京⁇

 『人種の坩堝(るつぼ)』と言えるほど混ざり溶けてない、ただ一緒にいるだけ=『サラダボウル』とは元々、多人種問題を抱える大都会ニューヨークを揶揄した言葉だったものなのにしれっと東京問題にされてます。去年の「新宿野戦病院」しかり、私たちの知らないところでもうインバウンドじゃない多国籍問題がドラマになるほどあるのねえ。

 でもそこに感情移入はしたくない、中国語は話せるけれど通訳するだけの元刑事有木野了(松田龍平)は、ゆきずりの緑の髪の女鴻田こうだ真理(奈緒)に頼まれて言葉だけ訳している筈が人助けに力を貸すことになる。
実は鴻田も国際捜査係の刑事。とはいえ多国語パンフを作るなど地道な雑用ばかりしたがる役立たず扱いだったのだが……。目の前の困っている人を放っておかないパワフルレタス頭に誘われて有木野は、人情派国際捜査に復帰するのか?

 蠍の串焼きだの豚の脳みそやチンチンの料理だの、限界グルメもいい味付けかも笑
鴻田の上司に皆川猿時、有木野の通訳センター同僚に武田玲奈イモトアヤコ関口メンディー。

「おいハンサム!(2)」1☆☆☆

 は?映画化?

 あの三姉妹が帰ってきた!
てなわけでほぼ何も変わらない家族の話。お母さん(NEGUMI)はどっしり、ハンサム親父(吉田鋼太郎)のリモート家族会議も相変わらずです。

他に自宅もあるはずが何かと実家にいる三姉妹、長女(木南晴夏)の側には元カレ(浜野謙太)がチョロチョロ。末娘(武田玲奈)の漫画家カレシは浮気? 次女(佐久間由依)は、まあ、無事離婚してフリーかあ、藤原竜也と急接近?

 いつまでも独身で寂しそうなおばさん…と思っていたご近所さん(富田靖子)と、自分が客観的にはほぼ同じ?と気づいてしまう長女とか。
 大昔ぶりに使う寝違えコルセットに子供達の落書きがあってほっこりとか。
それぞれのエピソードが上手くてエモいのもまた相変わらず。でも映画?映画?

見ますけどねー?映画?

 

「あなたの恋人、強奪します。」1☆☆

 DV彼氏と別れたい!

そこでヒロイン梨沙(渡邉美穂)が頼ったのが、別れさせ屋ならぬ強奪屋? 冴えない地味メガネ女…と見せかけて、その実100%強奪を誇る強奪屋社長雛子(武田玲奈)が、目の前で彼氏をあっさり籠絡〜。

 SNSから彼氏の好みを瞬時に分析、露出多めスキンシップ多めでお酒にゆるい女を演じた雛子。2人きりになるや一気に肉体関係に持ち込んで……って依頼に体張りすぎでは?その後も同棲、ターゲット彼氏以上の粘着とDVで向こうから逃げるように仕向けてましたけど。

 別れたかった男とはいえ、目の前でなびかれて複雑すぎた梨沙が、雛子を見返したい!強奪屋CATで働きたい!と言い出しての1話終了。気軽に楽しめそうです。 ただねー、別れたい理由を見せる冒頭が多分毎回胸くそ悪いのだけは我慢しなきゃかな?
 あと武田玲奈は、三つ編みメガネの雛子社長よりも、肩出しゆるふわエステティシャンよりも、「異世界居酒屋」や「おーいハンサム」で見てる装飾少なめの方が魅力的では……?

「育休刑事」9、最終回☆☆

 久しぶりに見たら蓮くんママ沙樹(北乃きい)も刑事、というか捜査一課長! 個室の執務室まで持ってるお偉いさんでしたよ! 成程、ヒラなパパ春風(はると金子大地)のほうが育休とるわけですね!

 9話のメイン事件は、お隣さんの浮気⁉︎
幼児教室オーナーの旦那(渡辺大)が浮気してる!と騒ぐ奥さん(ソニン)を宥めつつ体験レッスンに潜入し、ハイハイ蓮くんに付着した『お名前シール』を決め手に会ってたママが判明〜(でも浮気じゃなかったよ!)って、どうでもいい笑
 でもその裏で沙樹ママが、昔逮捕した半グレ赤蛇(岡本圭人)に恨まれて、春風パパの知らぬ間に命の危機!だったりするのでした。

 10話ではショッピングモールを訪れる休日の秋月一家+春風姉(前田敦子)    狙われている沙樹を囮に、赤蛇の爆破計画を未然に防げるのか〜?
 不自然なベビーカーに、誘拐を疑い追う春風。それがきっと爆弾だよ!
「蓮くんのおかげ」
かどうかはさておき笑 わかりやすいヒールだけでなく、幼児連れにしては少ない荷物、よだれ汚れが目立つ黒ジャケットに違和感を覚える経験値は間違いなく育休で養ったものですよね〜。そういうところが見たかったので満足です。
半グレ達と大立ち回りも、普通に強い春風とひまり(武田玲奈)はさておき。うずくまったり、絡まった上着をなんとか逆に利用して闘うマイクロ豚マニア君(きづき)の殺陣が凝ってて面白かったですね〜。そしてずっと蓮くんは可愛い!

 さて実際に爆発したら被害甚大ですが、そこは爆弾を作る『雑貨屋』(和泉元彌)も実は育児中!赤蛇の無差別殺人の片棒をかつぐのは嫌になった…と、  こっそり警察の味方をしてくれていたのでした〜って、いくら育休中でも囮に巻き込む春風にぐらいそれ、伝えておいて良かったのでは笑

 ご贔屓西村まさ彦氏は、組対こと組織対策課長です。ずっと追っていた赤蛇を、2年前微罪で逮捕してしまった沙樹課長を目の敵にして、チクチク嫌味ばかり。小物ですね〜。最後も、沙樹課長の働きで爆発を未然に防いで被害ゼロ、いい結果なのに渋い顔でした笑

 そして現場に復帰した春風パパは、時短勤務に。育休刑事→時短刑事に⁉︎  
保育園に通う蓮くんが立っちしてめでたく終わり、続編がありそうですね笑

「育休刑事」1× 、2☆☆

 赤ちゃん可愛い〜!

 育休中の刑事秋月春風(はると金子大地)が赤ちゃん連れで事件に巻き込まれ、育児からのヒントで事件を解決!
そんなコンセプトも興味深いけど、8割がたは可愛い赤ちゃんのために見てるので。

 赤ちゃんが死ぬ話とかやめてよ!

(孫の突然死に狂った祖父が、喫煙者の婿&婿友人のせいだし娘の扱いも許せないと2人を射殺。その拳銃どこで手に入れたのか?) ←主人公は、祖父(片岡鶴太郎)の仕組んだ狂言強盗に巻き込まれ子連れで人質に。

 それでも見た2話は、単位が欲しけりゃ30万円か身体よこせ!な教授が殺されててもう、どこの異世界なの。大学教員な旦那見たら憤死するわ!

(「金払え」を録音して揉み合い、突き飛ばした学生は逃走。意識不明の教授を見つけた、不倫相手の別教授がこれ幸いとトドメをさしました笑 内定決まってる生徒の卒業取り消しは就職率下がるので、不当な単位不認定なんて学生課が許さないし。人生かかってることを泣き寝入りは『優しい』でなく無気力すぎてヤバいよ)←容疑者学生(濱田龍臣)の部屋が主人公宅から見えるので、育児の合間に張り込んで、気が向いたら解決してね!

 どうも事件設定がおかしいんだよなあ。赤ちゃんは可愛いのに!

 出張の多い母親に北乃きい、監察医で事件にもすぐ首突っ込むウザい姉に前田敦子。警察上司に鶴見慎吾。同僚の武田玲奈がなんか老けてるのは真ん中分けのせい?(同シーズンの「あなたがしてくれなくても」ではいつも通りだもんね?)

「あなたがしてくれなくても」1☆☆

 セックスレスからの不倫もの。
うちの旦那は抱けない夫側の味方で、きっと事情があるんだよと庇ってましたが。夫婦の話し合いが深まる前に、どちらも不倫が始まる流れでなんだかなあ〜。

 夫陽一(瑛太)との関係に悩む妻みち(奈緒)
憧れの上司新名誠(岩田剛典)とのさし呑みでつい、セックスレスだと口走ってからも夫婦生活は一進一退。惨めな気持ちでいたみちを抱きしめた新名は
「ぼくも同じだ」
と打ち明けるのでした。

「日を決められたらプレッシャー」
と逃げる陽一。勇気を出して誘うみちに
「性欲強いんじゃない?」
も酷いぞ。そして強くて何が悪い。てか子供がほしい32才妻と2年セックスレスは!大きすぎるよ!育児中に間が空くのとは話が違うよ?

 カフェだかバーの雇われ店長な陽一、暇そうなのに。みちのノー残業デーに「しよう」と予告までしたくせに帰ってこない。「EDかも」と言い捨てたのを「嘘」と断じるみちですが…。本当だったら、どうするの?

一方の新名夫婦は、新名の妻(田中みな実)がバリキャリで多忙を極めてのレス。ゴージャスマンションで料理作って待ち、ため息つくのは夫の方なのね。そもそも子供は欲しくなさそう?

 それぞれ問題が違うので、ただ並行して描かれたって興味深いのになあ。互いの性生活などという究極プライベートを曝け出すの流石ドラマで、そんなこと分かち合ったらそりゃ不倫にもなるでしょうよ。

「異世界居酒屋のぶ(3)」〜最終回☆☆

 皇帝と王女、一目惚れが実ってのハッピーエンドでした〜、。はいめでたしめでたし!

 アイテーリア皇帝コンラート(平岡祐太)と隣国オイリアの王女セレスティーナ(平祐奈)
政略結婚に気の進まない2人(どうでもいいけど役者さんの名前似てる笑)   どうせお忍びで「のぶ」に食べにきて知り合うのでしょ?と思ってたら街角で知り合ってからの連れ立ってご来店でした。いやもう誤差!
 話が合って一緒にいて楽しくて。政略結婚など断りたい〜のも一致 そんなお2人、いや2国の顔合わせが「のぶ」笑 先帝陛下(大和田伸也)も常連さんですものね!

 そういえばゲーアノートさん(波岡一喜)も、疎遠な弟がいると「のぶ」で語ってたところに本人来店!兄への大恩を切々と語って最後に「ね?兄さん?」とくるなど、ありがちなテンプレートは恥ずかしげもなく全て盛り込んでくるのがこのドラマのスタイルなので逆に安心して見ていられます〜。
 それでいて、余剰米がはける様に頼まれた大将考案の米レシピは、そんなことやあんなことからか『一緒に食べると仲直りができる』と噂され流行っていたりするびっくりも笑
そうだ、その大量ササリカ米を保管するのにちょうどいい場所って「のぶ」から稲荷神社に飛ばされたダミアン(梶原善)の元屋敷でした笑 まだあのままなのかな?

 「のぶ」で神と言われると、美味と共に現れる幻覚のロバート秋山が強烈なのですが。そうか神棚にはお狐様も。エーファちゃん(新谷ゆづみ)にも見えるんですって。前からそんな描写ありましたっけ?「のぶ」を異世界に繋げたのはそのお狐様、という文をみかけましたが、ドラマではまだそこやってない…よね?

 そう、今シーズンは「のぶ」の謎が明らかになると聞いてたんですよ!でもそこは!めちゃ肩透かしでした!
 従業員も増え、もう隠しておけない……と堪忍した大将(大谷亮平)としのぶちゃん(武田玲奈)が、おずおずと打ち明けた異世界との繋がりは
「だと思ってた!」
とあっさり了解されてスルー笑
え、みんな覗いてみたいとも思わない?
エーファちゃんはショッピングやカフェスイーツ巡り、ハンス(小林豊)は市場や食べ歩き、傭兵姉さん(早霧せいな)だって呑み歩きくらいしたくない??
 当初から謎の、支払い通貨の円レート笑 に加えて触れられない行き来の謎! 「のぶ」日本側の表暖簾から入ろうとするとどうなるのか、裏口からハンス達は出られるのか?その辺を試しもせずに異世界しか描かれないんですけど!

 そうそう家出娘なしのぶちゃん、ついに実家に里帰り。もう戻らないかも…と沈む「のぶ」に笑顔で帰って来たと思ったら、久しぶりに話して大喧嘩、今度は正式に飛び出て来たらしいです笑 やるなあ〜
前は親に結婚を決められたのが嫌で、相手も聞かずに飛び出たというから。その相手が大将だったりして〜と思わなくもないですが。色っぽい感じはまだないよねえこの2人。それも良きかな。
 
 原作はまだ先がある模様。ドラマもシーズン4あるのかな?

「異世界居酒屋のぶ(3)」1、2☆☆☆

 裏口は現世日本に、表は異世界都市アイテーリアに繋がっている不思議居酒屋「のぶ」のシリーズ3作目「皇帝とアイリアの王女編」!

 雪に閉ざされ流通が滞る冬でも、何故か食材が豊富な「のぶ」笑
ハンス(小林豊)は騎士から「のぶ」板前見習いに転職し、女傭兵リオンティーヌ(早霧せいな)もホールで働き出して、2人に「のぶ」を紹介した常連ニコラウス(白洲迅)は複雑な気持ち?

 サブタイトル通り、若き皇帝コンラート五世(平岡祐太)とアイリアの王女セレスティーヌ(平祐奈)の、政略結婚が今シーズンの柱になる模様。
アイリアといえばほら。シーズン1で密偵(忍成修吾)が「のぶ」の新鮮野菜やポテサラ、胡椒にびっくり仰天
『アイテーリア恐るべし!』
と駆け戻った先がアイリアだったんでしたねえ。
生憎と報告は白昼夢扱いにされてますが、王女様や側近が食べにきますよね、これは!
 今回まだ神様成分が少なめですので、是非美味に感激するセレスティーヌ様の後ろで舞い踊ってほしいです。

 大将(大谷亮平)の小ぼけ、今回はテレビの受け売り披露シリーズに? ツッコむ しのぶちゃん(武田玲奈)と大将をあたたかく見守るエーファちゃん(新谷ゆづみ)とハンス笑 客同士ニコラウスとギルドのエレオノーラ(八木アリサ)も見守られていて、今回はあちこちで恋が実るのかな?
 ベルトホルト(阿部進之介)を追いかけてアイテーリアまで来たのに失恋、愛妻家っぷりにいまだちょっと辛そうなリオンティーヌさんにも素敵な出会いをお願いします。カッコいいけど心は乙女なんだから!(とはいえ自称の「看板娘」はツッコミどころ笑)
 

「異世界居酒屋のぶ(2)」3〜最終回 ☆☆☆

 どの料理も美味しそう…!
ゆるっと楽しい異世界譚、魔女も大司教も常連になって大団円でした〜(そんなことだろうとw)

 前作のエール疑惑で、「のぶ」を嵌めるハズが自分が逮捕されてしまったダミアン(梶原善)!
釈放後は復讐に燃え、ゴロツキを雇い噂を流し…大司教さま(松尾諭)に「居酒屋のぶは魔女の巣だ」と訴えます。
 いや、確かに仕入れから、大将(大谷亮平)しのぶちゃん(武田玲奈)の出自から、全て怪しい店ですし。実際に魔女……っぽい薬師(水野美紀)も常連ですからね! 魔女狩りが始まっちゃうのかあああ?

 と思わせて今回は、常連さんが暗躍する間もなく解決でした。じゃあ「のぶ」行こう!とフットワークの軽い大司教さまは狩る気などナッシング。その昔、自分を庇って姿を消した魔女…っぽい美女薬師先輩を西に東に探していただけだったのでした。喜びの再会ですよ〜。ついでにダミアンは、勝手に開けた裏口から日本の商店街に…は行かず、謎の伏見稲荷空間に迷い込むのでした。ザマァ!

 入り浸っていた吟遊詩人志望、というかどっかの放蕩息子丸出しなアルヌ(浅香航大)は実は侯爵家の嫡男で! 家業(領主w)には向いてなくてさー弟に譲ろうかなーなんて愚痴を、いつも正直な大将が一刀両断。料理修行になぞらえ「守破離」を語れば、ついにアルヌも地道に父に倣う決心をするのでした。で、後継お披露目の会場は「のぶ」w 狭いよw (ちなみに守=師の教えを守り、破=それを破って新しい味を探し、離=教えを離れ自分の味を作る。自分らしくする前にみっちり基本を学べってこと)

 武田鉄矢がモノホン大御所吟遊詩人役で登場も面白かったです。大将の、アルヌの迷いをズバリ指摘する上から目線の美食オヤジ!
 連れてきたブランターノ(木下ほうか)が、ずっとアンカケユドーフやらトリアエズナマの切れ目がおかしいのも愉快でした。そうだよ、皆もう流暢に「とりあえず生!」になりすぎw

 しかしツッコミどころは、ベルトホルト隊長(阿部進之介)が大騒ぎで探す「西洋すもも」……。
つわりに苦しむ愛妻ヘルミーナ(堀田茜)ちゃんのため、塩漬けにしてハーブと酢につけて…って梅干しかい〜ってなるわけですが、なんで「西洋」すもも? 「南蛮」漬けといい、アイテーリア自体の立ち位置はいったい東なのか北なのか……?
 更にはエンリコ牧師(好井まさお)が神(秋山竜次)と対話する茶碗蒸し! サラッと銀杏入ってましたけどね。日本と中国にしかないイチョウの木に成る銀杏が、普通に食材なんですか異世界アイテーリア?  まあ良いんですけどねー。

 次作シーズン3も予告され、ついに「のぶ」が異世界とつながった理由?仕組み?が明かされるそうですよ! ツッコミいれながらもまた観ます。ゲーアノート(波岡一喜)さまの活躍を期待!

 

「異世界居酒屋のぶ (2)」1、2☆☆☆

 わーい、愛すべきおバカドラマが帰ってきた! 表入口が異世界につながってしまった居酒屋「のぶ」  大将(大谷亮平)としのぶちゃん(武田玲奈)2人でまわす小さな店に、中世らしき街の衛兵からお偉いさんまで押しかけて トリアエズナマ が大人気です!
美味しすぎると、おっさん天使(ロバート秋山)が出てくるバカ演出も相変わらずw

 前作でそのトリアエズナマは王が禁じたラガーでは?と揉めて以来、店に出すのをやめていたそうですが……結局は常連さん来たらこっそり出すし。なんなら初めてさんでも頼まれたら出してるじゃーん。

 さて、あからさまにお貴族な老紳士(大和田伸也)が常連の甥っ子と初来店。南蛮漬けを珍しがりますが、そもそも南蛮てのが、この世界だとどこw
で、アジフライを手づかみでかぶっと食べた美味しさや、転んでカレイの煮付けをダメにしたのに代わりがサッと出てきた驚きが、そのまま国際会議の演出に使われて大成功〜!  常連ゲーアノートさん(波岡一喜)が熱く語る会議の様子が、まんまどっかで聞いた話で愉快でしたねえ そう、紳士は先帝陛下だったのでーす(丸わかり)

 普段から推す波岡一喜ですが、このドラマの片眼鏡ゲーアノートが1番男前では!

転んだエーファちゃんに、老紳士が差し出したハンカチには先帝陛下の鷹の爪紋章刺繍と証拠もありますが、この先普通に常連になるよね陛下  (しかしカレイの骨映像、縁側が丸残りで残念よ。縁側美味しいのに)


副題は「魔女と大司教編」その辺はこれからですねー。まあ異世界の揉め事は、唐揚げは塩か醤油かで揉めてるだけで充分ですけどねー。

 1話で ハンスが外の公衆厠を利用。「のぶ」に客用のトイレはないのか? ウォッシュレットなんて文化違いすぎて説明に困るからかなw

「おいハンサム‼︎」〜最終回☆☆☆☆

 佐久間由衣と桐山漣て、似てるよね。

 長女(木南晴夏)は、あちこち付き合ってみても元カレ(浜野謙太)以上に合う男はおらず。
エリート(高杉真宙)に嫁ぎそうになった三女(武田玲奈)も結局、裸族のダメ男(須藤蓮)と元鞘に。
そして両親(吉田鋼太郎、MEGUMI)もいまだラブラブなのに。次女(佐久間由衣)と旦那(桐山漣)の仲違いだけは修復できずに終わるんだ…?
 まあ長女も結局既婚者とはすぐ別れてるしね。浮気ダメ絶対、ってことかな。

 体重計から家に連れ込んだと分かるのは成程でした。そっかピアスだヘアゴムだのを落としてる場合じゃない。浮気の痕跡もデジタルタトゥーな時代なのね(違)
かと思うと、新しい恋はアナクロに古本で始まるのも愉快。

 お年頃三姉妹にまつわる恋模様のバリエーション! 女友達3人のドタバタでも充分楽しかったでしょうけれど、既に親世代年齢のこちらとしては、ハンサムパパの説教込みな視点がとてもしっくり来ましたw シリーズで末永く行く末を見せてもらいたいです。

 特に長女とグルメ大森君は…父の後押しもあるんだからさあ(寝巻き姿を見せても平気、で知り合いと悟ったパパさすが) 
 料理好きと付き合ってみて、そいつは『作る自分が好き』なだけ。大森君なら好みや適切な量、時間帯も考えるのに…ってなるエピソードも好き。
 それ言ったら、やたらテレビに影響されるご近所さん(藤田朋子)や、胸(むね)騒ぎな巨乳女史(野波麻帆)といった脇役もそれぞれ妙に気になりました〜

 あんな素敵パパに、家族会議を招集されたい……かな? やっぱり面倒くさいかな?  でも黙ってネット会議に参加する娘たちいい子でしたよね。男を見る目はないけど!

「おいハンサム‼︎」1 〜3☆☆☆☆

 ハンサムなのはお父さん。
そりゃイケオジ吉田鋼太郎だもんね!と軽く納得してたのですが、そこじゃなかったぞ。
なにかと教えたがりのお父さん、説教…とまではいかずとも、日常に気づきがあらば部下や家族を集めて語りがち。それを『何言ってんの、いい顔して』と揶揄った母(NEGUMI)の真似のつもりで
『ハンサムで』
と幼い三姉妹が言い出したのがお約束になっていたのでしたよ!わー、こういうの弱いな、家族にしか分からないお遊び。

 長女(佐久間由衣)の旦那(桐山漣)はモラハラ、次女(木南晴夏)は彼氏(久保田悠来)が既婚者と知り、末娘(武田玲奈)のカレシ(須藤蓮)は漫画化志望のヒモだった1話(どの家にも同じケトル、きっとお父さんの引っ越し祝いw)
あんなちゃんとしたラブラブなご夫婦の子供たちが揃いも揃ってどうして…と思ったものですが、あれかな、不実やダメ男への警戒が薄くてつけこまれるのかな??

 さて、今日もハンサムなお父さんと家族会議w  お父さんの言葉をきっかけにダメ男と別れを決意したり、ひどい別れから癒されたり。自分を責めなくていいと気付いたり。
直に説教されずとも、娘たちは導かれてますよ。ただ、新しい男(高杉真宙)がより良いとは限らないだけて……ええええ、せっかく裸族のダメ漫画家志望を捨てたのに、最後はそいつに戻っちゃうのかな。それともキチンと漫画家になれる?末娘のファッションが、男次第で露出過多から清楚系に激変で笑えます。
「貝を買え」も衝撃。
しかし、都会で直ぐに手に入る食用の生き物って、確かに貝w  お父さんのおすすめはシジミアサリ系だったのに、バンと鮑買っちゃう次女。思考が母似のイケメンですね。次は年下(奥野壮)と上手くいくのか?それともこちらも、大昔の元カレ(浜野謙太)と結局元鞘なのか? (ハマケンな元カレと仕事したお父さんが気に入って、娘に紹介しようと連れてくるのは地獄w)
 長女の家庭は…交際時期に分からないものかなモラハラ。いきなり料理させといて上から文句って最悪ですよね。顔だけは良いのが更にムカつき、挙句浮気疑惑まで浮上してますが?? 蚊にかこつけて脅したり、言い返したり。決して黙って我慢するだけの長女でも無いですが。ここはキッチリ締めて謝らせてほしいですよ。
 あと野波麻帆の『むね騒ぎ』w
良いブラ買うべきと思われている良いひとな彼女、あれは詰めて盛りすぎなのか、納めてアレなのか、設定が気になります!

 毎回、語りたい場面が多すぎて逆に感想は書きづらいことにw  これは旦那も楽しく見ています。恋愛ドラマって、この娘たちだけを描いているようなもの。でも実はみんな家族がいるんだよなあ、と思わされますね。
 登場人物が皆、ひと癖あって愛しいです。さてこの先、どうなることやら?

 

「おじさまと猫」〜最終回 ☆☆☆

 大団円!

 実は著名ピアニストだったおじさま神田冬樹(草刈正雄)   でも公演中に奥様(高橋ひとみ)の訃報を受け取ったことから、舞台演奏が出来なくなったのでした。それは引きこもるわ! 人生賭けてきた演奏が出来ないなんて。

 でも、フクマル(CV神木隆之介)を飼い始めてたおかげで、段々と日常を取り戻していきます。『パパしや〜ん』と甘えられ、キラキラ星の曲を一緒に(?)弾き…。(「ずっと一緒」と、流れ星に祈るフクマルw 人語どころか文化を解する猫、賢すぎですけど、いいの、神木君の声なんだから!) 餌代を稼ぎに、街の音楽教室で子供をおしえてみたり。

 何も知らない同僚森山先生(小関裕太)は、近所のピアノコンサートに、自分のバンドライブにと誘ってくれます。
 聞くだけなら…と、同行したピアノコンサートで神田は、パニック発作で途中退出。事情を知らないピアニスト日比野(平山浩行)にしたら、大先輩のダメ出しかとご立腹でしたが……。大丈夫、ここは優しい世界。
 なんとペットショップでご対面した日比野と神田。猫きっかけで歩み寄り誤解も解け、日比野の猫がフクマルと同腹だった縁もありすっかり打ち解けるのです。家から出ちゃったフクマル捜索時にもペットショップ店員(武田玲奈)と日比野ご近所さん(升毅)森山が紹介しあい、神田友人の輪が広がっていくの素敵でした^_^

 そんな皆で出かけた、森山君のライブ。仲間割れでメンバーが現れず、ステージに1人で困惑する森山君のためにならと、なんと自ら舞台に上がりキーボードの前に立つ神田さん。それなら、と助太刀にあがる日比野。驚く店員ちゃんw  弾けるって知らないもんね
野次ってる人達、わかってる?本当なら追加でチケット代払わなきゃダメな豪華メンバーなのよ?(日比野さんはギターでしたけど!)

 小さなライブハウスの、たった一回のセッション。でもその楽しい体験を足掛かりに、1年後にはヤマハホールで公演できるまでに復調した様ですよ。ポスターには、フクマルを抱いた神田さんw 
おじさまと猫、いつまでも一緒にお幸せに^_^

「おじさまと猫」1 ☆☆☆

 こ、こんな泣かせにくる話だなんて聞いてないよ~!

 愛妻(高橋ひとみ)を亡くし、生きる気力を失って久しいおじさま(草刈正雄)

 ……これだけで既にいつまでも観ていられるのですがw そんなおじさまがふとしたことでブサ猫(cv神木隆之介)と出会い、日々の喜びを取り戻していく物語の様です。
またその猫が。ちゃんとペットショップで高額で売られていた猫なのに、あまりのブサさに売れ残り成猫になって更に不人気で大幅値下げorz 名前ももらえないまま世をすねて、そろそろペットショップからもお払い箱……という瀬戸際での、おじさまとの運命の出会いだったりします。
 おじさま、生き物は基本ダメ。猫なんて生まれてこのかた触ったこともない人で、でも生前の奥様が猫を飼いたいと。それも『あなたに選んで欲しい』と言っていた、その奥様の形見の指輪が転がって、拾い上げた拍子にふと合う目と目……。なるほどこのタイミングの演技は本物の猫では無理ですねw ぬいぐるみはイヤという原作ファンの声も多少見かけましたが、エンディングに流れる原作漫画猫の超個性的ブサ加減を見るだにぬいぐるみの再現度も高く、本物猫に無理させるより効果的だったかと思います。

 猫ケージ、餌皿、トイレ、猫砂……初めて飼うとなればあれこれ必要。ブサ猫ちゃんを愛する店員(武田玲奈)に勧められるまま、山のように猫用品を抱えるおじさまでしたが、それは久しぶりの楽しい買い物なのでした。そんなところでも泣かせるのかーい!

 来週からは家で新生活。どんな名前になるのかな。
おじさまに、犬はいいぞ犬飼え、猫でもいい、イソギンチャクしか触れないならうーんイソギンチャクでもいい!と勧めていた陽キャなお友達(升毅)にも紹介しなくちゃですね。

 とりあえず、最近外してしまいっぱなしだった結婚指輪をはめましたw


「異世界居酒屋のぶ」~最終回 ☆☆☆

 大団円(^^)

 トリアエズナマは、販売違法なラガーだ!
と、有力者のバッケスホーフ(篠井英介)に難癖をつけられて「のぶ」存続の大ピ~ンチ! その裏付け調査をうけおったのはあの、冷血有能ゲーアノート(浪岡一喜) このままでは大将は逮捕され、店はバッケスホーフ商会に乗っ取られてしまうのか?

 ……って、そんなわけないじゃんw
「しのぶちゃんは裏口から逃げて」
「いやです」
なんて大将(大谷亮平)としのぶちゃん(武田玲奈)のやりとりも、常連さんが急に寄りつかなくても、余裕で見ていられます。みんながそれぞれ何か、手を回してるから来られないんでしょうよ。そして一見バッケスホーフのために働いているゲーアノートだって「のぶ」を助けるに決まっているじゃあないですか!

 タイムリミット、バッケスホーフと共に現れたゲーアノートが蕩々と発表した調査の結果は。はい、バッケスホーフこそ禁制品を密輸して呑んだ張本人でした~!有能~! 確かに、一口呑んでエールじゃなくてラガーだと分かったことがもう動かぬ証拠です。逃げだそうとした従者(梶原善)共々、逮捕! 店の前には、様子が気になるベルトホルト(阿部進之介)ら常連の衛兵たちがたむろしてましたからね。

 無事を祝っての宴会~!
バッケスホーフが破談の横やりを入れていたベルトホルトとヘルミーナ(堀田茜)との結婚は、助祭さま(田山涼成)の尽力で案の定大丈夫(^^) 他の常連だって、署名を集めたり脅したり、店をバッケスホーフから買い取る資金を集めたりとそれぞれ出来る支援に走り回っていましたよ。その期待に応えて、これからもこのアイテーリアのために店を続けていこうと心を決める大将としのぶちゃんなのでした。
いやでも、「のぶ」のトリアエズナマが王家から横流しラガーじゃなかったとして。じゃあどこから仕入れているのかは問題じゃないのかいw ラガーのあまりの美味しさに流通を禁じたという王様が、そのうち「のぶ」に通い始めてしまうのかもしれませんねえ。

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