ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

正名僕蔵

「DIVER 特殊潜入班」1,2 ☆☆

学生サークルで洗脳、クスリ漬けにして風俗に売り飛ばしているのに、代表者の親が偉い政治家で逮捕できない件。
兵悟が大学生ってちょっと年齢が、とは思いつつ圧倒的にイケメン。サークル勧誘係の女子はもっと入れこむべきではw さておき、潜入で証拠を探ってガサ入れと言う日に、次々と幹部がオーバードーズで倒れ意識不明で救急車騒ぎに。さすがに誰が親でももみ消せない大ごとになりましたが、実は関係者(山中崇)は口封じで飴に致死量を盛ったのに、見抜いた兵悟が死なない量の飴に入れ替えておいたのでした。……って、その作業1人でしたの?どこで?クスリ入手は?なんなら、その前に勝手に持ち帰った飴の分析も警察通さずに自分でしたって?兵悟が出来すぎ君なんですけど。

 県警で阿久津以外にただひとり、D班の存在を知る伊達刑事(安藤政信)が、何も知らないお笑い上司鏡(正名僕蔵)と阿久津の間に挟まれて可哀想なんですw しかしこの鏡も、うっかり署内で発砲とか、真抜けっぷりがありえなくて笑えませんわ……。そうだ、実はD班にもう一人元エリート海自の潜入要員(野村周平)がいましたが、兵悟の型破りを引き立てるばかりの役どころ。それどころか、同じ現場に2人同時に投入して顔見知り感漂ってるのって危険でしょうよ。いろいろ細部が適当で、気持ち良く観ていられません。

 もう少し観ていたら、いろいろ過去の謎が解けたりしそうですがその為に我慢して観るほどのことかどうか。

「居酒屋兆治」☆☆☆

 兆治といえば村田……って、まさにそれ由来の店名でしたw
高倉健で映画化、渡辺謙で連ドラになったという原作を令和にspドラマでリバイバルです。

 小さな居酒屋を営む伝吉(遠藤憲一)は、無口で無骨ながら屋号の「兆治」呼びで常連に愛されて、そこそこの賑わい。まさにコの字の良い店です。
ある日、ふいに現れた昔の女さよ(井川遙)が
「あなたのせいだからね」
と思わせぶりな言葉を残してまた消えて。警察に捜されているというさよは、何をしたのか。何が伝吉のせいなのか。

 うーん、妖精のようなさよが美しすぎて、しばらくは伝吉の幻覚か霊だったかと思ってしまいましたよ。だって30年前の女が、井川遙~?? 後に、ヤンキーの小娘だったさよに別世界を夢みせてくれたのがノンプロ投手でプロ入り確実!と人気だった当時の伝吉だと語られるので、伝吉30才そこそこの頃と思えば……うーん犯罪(実年齢15歳差なのでw) しかし伝吉は肩を壊し夢破れ、一方的に別れを告げて。 以後、会社勤めに励むもリストラ役に病み退職、支えてくれた今の奥さん(真矢ミキ)と開いたのが居酒屋兆治なんですってよ。なのにやだ、奥さんが可哀想~と浮気に気をもむまでもなく、さよは姿を消したままですw
 クビになっても家族に言えない常連さん(手塚まこと)が、朝から家をでて居場所がなくてずーっと草野球を見ている横に黙って伝吉が寄りそったり。幼なじみ(渡辺いっけい)の妻の急死で葬式に駆けつけたりと、淡々と日常が続きます。

 ところで「兆治」は区画整理で移転が必須。じゃあ、と物件をすすめてくるのが、困った常連河原(西村まさ彦)です。
店が好きで通うんでしょうに料理にケチつける、他の常連と喧嘩。小物なのに居丈高な様子を西村さんが好演です(インタビュー記事こちら 撮影用の料理がちゃんと美味しかったそうですよw)

くだんの物件、実は伝吉がもつ焼きを習った師匠店が近いのです。はっきりそう言ってくれずに恥をかかせた、と河原は怒りますけどね、腰が重い段階で察して。 なんと河原は、伝吉に捨てられたさよに今の夫との仲を取りもったそうで、悪態つきながらも人の役には立ちたいタチなのかも。なのに思うほど感謝されずに苛立つのでしょうか。
 怒る河原に、気が済むなら殴れと自らけしかける伝吉でしたが、まさか本当にしたたか殴った挙げ句に要らないことをいうとは。つい、手がでた一発は思いもかけない重傷を負わせてしまい……。

 逮捕された伝吉に、さよのことばかり聞き込む警察。なんと自宅に火をつけて失踪しているのだとか。後に遺体が発見されて。余命わずかと分かって自棄になったのかなんだったのか。探しに来た夫(正名僕蔵)が言うように、ずっと伝吉を思い続けていたのだか。悲しい女の最期でした。

 淡々といい話ではあるのですが、さよの境遇があまりに昭和。これを現代にリメイクしておいて、伝吉に語らせないのはずるいですよねw ときめいたのか、迷惑なのか。こんな人が来たと嫁にも言わないわけ! 訪れる女の方も、病で老け込んだりせず美しいままなのが全くファンタジー。 中年男に『俺だって30年前のあいつが今も惚れ続けてるかも、いやきっとそうだ』と夢をみさせるお話なんでしょうねえ……。

「おっさんずラブ in the sky」~最終回 ☆☆

 獅子丸に最初からいて欲しかったかもw

 収まるところに収まった最終回。それぞれお似合いなんじゃないでしょうか。
 春田に振られたシノさんに、告った……というか襲ったという、成瀬くんw 「ダメだよー」って、無理やりキスしてフラれた君が言いますか(^^;;;;)   それでもあれこれデート指南。ほらこんな風に、と手を繋いでみせてドキッとしちゃったり。恋愛相談から距離を縮めるあるあるで、このままくっつくかとも思われましたが、やっぱり春田はそんな対象じゃないと泣いて謝られたりしてね。
 ほら成瀬とシノさん、いざ距離を詰めてみればいい感じですよ。
 そして春田はまさかの!

 キャプテンに告るのかーい!

 いろいろ考えた末、やっぱり貴方しかいなかった、ってw
春田への失恋を共有した父娘がせっかく絆を強めたところでしたのに、春田が愛したのは父親の方でしたって、ヒナちゃんがそれを祝福できるわけないぞー(^^;;;;;) 大丈夫なのかーw

 というかね。前作では、長期の同棲期間を挟むことで
『それなりの大人のおつきあいはしている…はず』
と、上手くうやむやにした問題が今作では置き去りです。好きって、付き合うって、どこまでのどういうことなの!? シノさんとの爽やかお試し期間だって、お出かけデートだけ繰り返して終わりって中学生か!(それともあの相撲大会はその辺のメタファー???)

 そんな状態で始まるキャプテンとのおつきあいなんて、ハッピーエンドどころか波乱の幕開けにしか思えないのですがどうでしょうねえ。何かあるごとに、獅子丸さんに泣きついては誘惑されて揉めそうw  
また、今作が続編でなくパラレルとして発表された際『どの時間線でも、恋が実らない武蔵の物語だったりして』と思っていましたのに。あっさり2作目で報われるなんてー! 3作目はあるんでしょうかw

 ちなみに、今作で一番好きなキャラは成瀬でした。古墳デートを夢見て、きっかけ作りに古墳本をあちこちに置いてみるも「散らかすな」と叱られるエピソード大好きw  本編後の2人の恋の行方が、abemaで配信されるんですって。そんなの見たいぞ 

「おっさんずラブ in the sky」4、5 ☆☆☆

 まさかのシノさん、アイアンハートw
打ち明けなくてもいい、と言ってたその口でしれっと「まずはお試しで1週間!」て!

 てなわけで、機長からシノさんからモテモテ春ちゃん。
娘のひなも春田ラブと知って流石に、娘のために機長は身を引き! シノさんと、離婚で生き別れていた息子を合わせようと気に掛ける春田の様子は、一見シノさんにだってワンチャンあるかの様です。ひなちゃんとデートの間も絶え間なくシノさんの話して、夕食も寮でシノさんのハンバーグ食べるつもりで…。少なくとも、自分といるより寮に居たいのだとひなちゃんも涙目で身を引くのですが。
当の春田は、シノさんといる成瀬を見るたび胸がざわざわ…。
「それは、嫉妬ですね」
おーっと、ディスパ~ッチ!この烏丸さん(正名僕蔵)の存在に癒されますよー。

自分が男から恋愛対象にされている。それを意識した途端に、自らの恋愛対象に男がインなのね。
「俺じゃ、ダメなのか?」
ってついに詰め寄って、強引目にキスまでしてみるのですが。ダメなんですってよ(やっぱり成瀬→シノさんと、巡る片恋の矢印w)これ、春田目線でドラマ見てるとそんなちょっとぐらいいいじゃんって思ってしまいますが、何分か後にシノさんに告白されれば、優しい春田は言葉を選んで口ごもるもののダメはダメなわけで、恋って不思議ね。

 で、肩を落とすシノさんを予想して辛いなあと身構えたところに。まさかの満面の笑みで、お試し発言ですよ!えーw
更には機長も、ひなちゃんの失恋を知り。身を引いた意味がないと再アタックの予感ですよね? おまけに予告には、陽気な山崎育三郎が!ちょ、ちょっとどうなるのw

 ところで機内場面は相変わらずナッシングw  機内のフードやグッズ販売も「たこ焼き売った」とか話だけ。小学生の職場見学にも地上でずっと相手していて、フライトないのかとw 恋の行方ももちろん気になりますが、果たして最終回までにCA勤務中の春田が見られるのかも気になりますw

「おっさんずラブ in the sky」1 ☆☆☆

 またpeach! ドラマタイアップは存在感や好感度を増すかも知れませんが、春たんがCAになっても座席が広くなるわけじゃないのよー(^^;;;;)

 てな訳で天空不動産をリストラになり(違)、天空peachエアラインに中途採用された春田(田中圭)
初日から寝坊してダッシュ、滲み出るポンコツっぷりに、機長…じゃなくてCA!と言われて視聴者もホッとするのでしたw  
でもお年寄りや困っている人を助けずにはいられない良い人でーす。はいはい。滑走路脇をスーツケース引いて徒歩で空港目指す謎老婆や、 プロポーズ用の指輪をトイレに落とす謎客が次々とw 見えてんなら自分で拾えや!(そもそも空港トイレはセンサー自動洗浄なのでは)
 結果ブリーフィングに遅れ、初日からフライトを外されてしまう春田。命じられた掃除中、自分を描いたペン画を大量に見つけてしまいます。怖っ。いったい誰が?と思うところにクロッキーペンを落とす機長黒澤武蔵(吉田鋼太郎)、聞き込みで絵が上手いのも機長!前作で盗撮画像集めてたのも武蔵部長(吉田鋼太郎)だったわけで、これはもう機長、惚れてるねーっと決めつけて視聴です。春田が寝こけていれば毛布、休憩に誘えば、微糖無糖加糖とあらゆるコーヒーを揃えて勧める細やかな気遣い! しかし、採用説明会の壇上で春田の質問に答えたくだりを「あれが君だったか!」と機長さん。おや、その頃から目をつけていたわけじゃないんだ…。

 一方で副操縦士成瀬(千葉雄大)は、女と揉め中に通りかかった春田を抱き寄せ
「こういうことだから」 
と突然のキス。物陰から見てしまっている機長ガクブル(^^;;;;;)  その後の春田の抗議も平然とスルーな成瀬なのですが、次にまた揉めているのは3人で、ん?交際相手は男の方? またもや春田をキスで巻き込んでそいつらを追い払ったくせに
「周囲に言ったら、ぶっ殺す」
と高飛車です。いや、バレて困るなら職場で別れ話させないw そして春田とのキスは見られても良いのかい! 壁ドンで揉み合う2人を目撃したのは、今度は機長じゃなく整備の四宮さん(戸次重幸)で、取り落とした荷物から風に飛ぶ大量の春田のスケッチ…!そうかー、研修から寮でも一緒だったこの人なら、惚れて描く時間があったのね(でも、職場の共有ロッカーにそれを置くのは迂闊〜) 優しいシノ先輩の気持ちを知ってしまって、さあどうするの春田君!
 中途採用に誘ってくれた、広報の緋夏ちゃん(佐津川愛美)とも高校時代からの先輩後輩で良い感じなのにね。

 同じ頃、「月が綺麗ですね」と春田に言われたことを
” I LOVE YOU “
だと解説されてオーマイガッな機長。こちらはこちらで、春田から口説いたことにされそうですw

 前作よりも更に堂々とBLな布陣で、前作とはまた違った人間関係で恋愛模様を描いてくれそう。そ、それでpeachはいいんですね?懐深いなあw


千葉雄大の前髪がナイス。脇ではMEGUMIの先輩CAがキツくていい感じです。

「アシガール」~6 ☆☆☆

若様が現代に、キターーーーw

いやあ毎回楽しいです。
豪族の姫と入れ替わって夜伽! ガサツっぷりが気に入られ、唄を所望されての熱唱が♪おお牧場はみどり♪ですよ。耳慣れないチェコ民謡の節にざわつく警備w また現代に戻ってきてからは、兵数の差をどうにかしろと無茶振りされた弟くんが思いついたのが、簡単プロジェクションマッピング。Jリーグ応援団の映像を空に投影し、援軍は膨大と思わせるという新兵器(可愛い)を投入だー!
おかげで戦は勝利、若君を守ったとして唯之助もお馬番にとりたてられ、ピクニックデートだってしちゃいましたよね←遠乗りに行く殿に走ってついていく唯之助w 体力ありすぎるw

しかし実は義兄に命を狙われている殿。和議の席で射抜かれて……命の危機に唯が下した決断は、自分の代わりに瀕死の若君を現代へ送り込むこと!

ご両親にしたら、挙動不審なおばか娘の様子をみようと弟の部屋を訪ねたら、血まみれで和装束の若者が倒れてるんですよ、いやあお母さんが医者で良かった。
「分かった!唯が過去にタイムスリップして、怪我した若君を自分の代わりに送り込んだ!」
と父君、見事、真実を言い当ててるのに自分の言ってること信じてないw それでも弟くんの説得もあり唯ちゃん行方不明は棚上げで。目覚めた若君の好感度が半端ないこともあり、留学生ホームステイの如き日々がほのぼのと過ぎていきます。

何もわからないはずなのに堂々としていた、当の若君。
「分からないときは、すべて分かった顔をして黙っておる」
のが上に立つものの処世術。騒ぎ立てるのは愚か者のすることだそうで、なるほどです。
しかしどんなに言動がしっかりしていても、まだ大人ではないはずの若君。争いのない豊かな暮らし、滅びている我が城を見せられて何を思うのか。そして時を超えて自分を救いに来たほどの、フク姫=唯之助の想い……。
でも現代の部屋に飾られた唯の写真は間抜けなスナップで、またその気取らない笑顔が可愛いったらw

さて戦国時代に残った唯はといえば、3分後に戻ってくるはずの若君は現れず行方不明。いつも若君~若君~と騒ぐおぬしが静かとは、何か知っておるなとごもっともな嫌疑をかけられて逃げたり、若君の許嫁と出会って助けたりとばたばた駆け回っておりますよ。

若君の腹違いの兄君が、側近が怪しいだけでなくご本人も実は腹黒いことにはいつ気付くんでしょう。それとも、唯を架け橋にふたりの想いはつながっていくのでしょうか。

満月の日を目前に感染症で倒れてしまった若君。さて、どうする……って、まさか弟くんが代わりに行くの?それって混乱するだけじゃないの??

「この世にたやすい仕事はない」2 ☆☆

江里口先輩の仕事を立派に引き継ぎ、いつの間にか自分もスーパーウーマンの域に手が届きそうになっている霧中さん。
……つまり先輩が魔女だったりエスパーだったりはしないってことですよね? ちょっと肩透かしながら、大好きな街を守りたい気持ちが起こすミラクルにはちょっと納得。 ちょっと無駄にはなっても、広告の代わりに安全喚起メッセージを流したり、江里口が考えた「みまもり隊」を営業と同時にアピールしたり、そんな街のための努力に賛同して、一時は離れたお客さんたちも戻ってきてくれました。
そしてめでたく目標99件を達成!

さあ同じ調子で隣町の路線もやっちゃいましょー! と会社は契約延長をオファーしてくれますが、喜べない霧中さん。また一から築き直すのはなんか違う、のだそうですよ。
(ラスト99件目が、江里口さんの再就職先だったのも素敵でしたね!)
正門さんのところに戻って、新しいプロフィール写真で次回からは新しいお仕事に臨むんですって。

今度はどんなお仕事で、霧中さんはどんな成長をみせてくれるんでしょう(^^) 

謎の男、塚本高史がもっと登場かな。子供達に逃げられてたの、何をしてたかは伏線なのかしらん。

「この世にたやすい仕事はない」1 ☆☆☆

レア仕事の体験記かと思いきや、ファンタジーなお話なのかな?

教師を燃え尽き退職したヒロイン霧中かすみ(真野恵里菜)、怪しい紹介所の勧めでバス会社の広告部に次職を得ます。
路線バスで流すローカル10秒CMを考えるお仕事、楽しそう(^^)
しかし先輩江里口さん(馬場園梓)は 、今まで一人で営業もプランナーも役者もこなしつつ電球を替え水道栓も治しちゃう凄腕さん。それだけでも有能すぎて『あくまで執事』かと勘ぐるレベルですがw なんと江里口のCMを流すのを辞めるとその会社は潰れてしまう??

上司(正名僕蔵)からこっそり聞かされたそんな疑惑に、かすみもつい、試しに幼稚園のCMを外してデータ送信してみると……電撃閉鎖に! 本当に超常現象が? そのカラクリは一体?

そういえば冒頭もスパイ大作戦並みに、インカムつけたヒロインの指示で在宅のマンションに捜査員が忍び込み、ニアミスを神業で避けて探し物をする映像で……。もうやめる!と宣言するや、ボーッとバスに乗る映像に切り替わり。ヒロインの妄想だったのか、そのうち本当に勤めることになりあの場面に戻っていくのか、いまひとつ分からない作りでありました(☆訂正☆ 辞めたのは実在のw6件目のお仕事だったとか、聞き逃した様で失礼しました)
とにかく、しばらく見てたら分かるでしょう。

真野恵里菜は文句なく美人ですが、今作ではいつも笑顔の馬場園ちゃんがめちゃ可愛くてふくふくで、惚れそうでした。


「犯罪科学分析室 電子の標的3」☆

あれ、潜入捜査は?

そんなわけで、現金輸送車襲撃事件。警察のシステムはハッキングされ、主人公(伊原剛志)たち分析室チームで追い詰めたものの銃声一発。目の前で射殺されてしまう犯人(正名僕蔵)……てなことが何度もおきて、黒幕は誰なのか?
犯人の指示で佐藤めぐみが運転したり、幼女に爆弾仕掛けられたり?猿時が例によってSNSで目撃情報集めたり。次々とキャッチーに進むので飽きはしませんが捜査についてはなんだかなあ。いつもの手塚とおるの変装&潜入捜査がありませんでしたよ。

最終的に実行犯はチンピラあがりの青年。親身になってくれた警察のお兄さんが、嬉しそうに開発していたバベルシステム。でも上司の落ち度を隠蔽するためにシステムが悪かったことにされ自殺、すべてはその復讐だったそうですよ。えーびっくり。
結局最後は、主人公がここ最近出会った全ての人を思い返して……あ、上司の見舞いに行った時の看護師が!ですもんね。配役で真犯人がわかったりしないのはいいところですが、あれこれ無茶でしょう。そもそもの動機も、身内でもなく殺された訳でもない人のために、二人射殺?毎度確実に一発で仕留める射撃の腕前、標的が人間なだけにオリンピック選手でも無理なレベルでは。他にも人質死んでたし、署内に爆薬仕掛けてたし、もう大変です。

とにかく違法カジノはダメだよってことで。

お目当の西村さんは捜査一課長。今回は、捜査方針を言い渡す以外に特に美味しいことはありませんでしたねえ……


「遺留捜査(3)」8 ☆☆

ある和菓子屋にしげしげ寄る森田さん。

女か?と、尾行する刑事さん2人なのですが近すぎ&挙動不信で昼間っからバレバレですよ!


その途中でみつけた怪しい裏取引と、和菓子屋のパートさんが昔森田と出会った誘拐事件とがあーやってこーなってリンクするだなんて力技もいいところなのですが、今のところ芸能界も出生の秘密も絡んでいないので我慢してます。

(取引現場から逃げて殺された男が、『少女誘拐』ネタのケータイ小説は自分が原作だとクレームw 更には誘拐された少女の父親と顔見知りらしく、船乗り場のカメラに喧嘩中が写ってましたとさ)

そのリンクに糸村を導いた遺留品は、水上バスの乗車券・コーヒーの染み付き。さて、このコーヒーの染みがどうラストの

「3分下さい」

に結びつくのか?


殺された男の写真をみた少女、誘拐・監禁されていた過去がフラッシュバック!え、銃を撃ったの?

「人を殺してしまった…!!」

落ち着いて、その時に死ななかったから今新聞に載っているのよ!


さっぱり分からないまま来週に続きます。
だいたい、森田さんが1人浅草に置いておかれている理由もさっぱり分かりませんよね。単独行動が過ぎて扱いにくいからですかw 

 

「遺留捜査(3)」7 ☆☆☆

ちょっとO・ヘンリーみたいな。


仕事に邪魔な長髪を、夫はまとめるシュシュを手作りし、妻はばっさり切ってきてしまった(><)でもせっかく作ってくれたシュシュだけは、いつも持ち歩いていたのにね。

キャバクラに勤めて綴った詳細な顧客ノートも、テーラーの夫の商売に役にたてば、と。ううう泣かせるじゃないですか。

(シングル、ダブルがお酒の濃さじゃなく、スーツの仕立ての好みと分かったのは例の署長さんが顧客の1人だったからw こういう役回りなのねー)

”結婚を申し込まれた”
”ストーカーを怖がってた”
という情報から、それが犯人かと思わせて実は。
今回は出生の秘密もなく、ひねりという程でもない犯人でしたが、それで十分でしたよね。 


殺したのが夫じゃなかったのはせめてもですが、もう戻らぬ人の真意を語る

「3分ください」

は、取り返しがつかなくて哀しすぎます。もっと早くその気持ちに気がついていれば…(><)


ところで、鞄の中のシュシュをみつけた糸村さん。

「何だそりゃ」

と森田さんに聞かれて「知りませんよねー」って、確かに女性の持ち物に興味はゼロでしょうが、頭髪関係でそんな率直に言っちゃ、なんかそのゲフンゲフン


そしてラスト、大福を買ってきましたよと森田さんの行方を気にする糸村に

「それは食べませんね」

と、石原裕次郎ばりのブラインド・ワークで答える仙堂さんw え、何?なんでそんなことを言いきるの。

糸村よろしく勝手な行動の多い森田さん。どこか出入りの和菓子屋さんがあるってことでしょうか。事件絡み?過去絡み?



「遺留捜査(3)」5 ☆☆

糸村の捜査、犯罪と関係ないw


被害者(吉田羊)の過去を調べたら、子どもの頃あなたと会っていましたよ(ってか、腹違いの姉妹w)、彼女は裏切ってなんかいませんでしたよ。

…って、その話相手のお嬢さん(矢田亜希子)が犯人ならよくある勘違いな犯行でがっくりパターンですが、犯人は全然別に居て、糸村の捜査にかすりもしてないw 真犯人は課長と森田でちゃーんと見つけてきましたよ!


これぞ本来の「遺留捜査」なのかな?

所長のぎっくり腰が、被害者の部屋の細工物が補助具だと分かる糸口になったりして……この辺の間抜けサポートもお約束ですか?


初回から、とにかく続く出生の秘密判明。

別に画家主催のイベントに娘もついていって会ってたよってだけで、姉妹にする必要もなかったと思うのですが……秘書だった被害者と背格好が似ていて身代わりに刺されたと、いう理由付にはなるかな。


今週の村木さん、眠くて糸村の依頼をばしっと断る筈が、水沢課長が来てくれたらカッコつけて引き受けましたよ!(手みやげが「すっぽんゼリー」w)

仙堂さんは、キャバクラに聞き込みの筈が水沢課長に「仙堂仙堂仙堂仙堂…」って15回ぐらい続けてよびつけられて変えられてましたよw


最後にファンだけ嬉しいどうでもいい場面。矢田亜希子のきれいな手をそっと握る西村さん~(違) 

「遺留捜査(3)」4 ☆☆☆

高校で名物先生が殺される。


女子高生に聞き込みをしようとする仙堂刑事(正名僕蔵)が、変態扱いw 普段は容疑者を軽く脅迫したりする人なのにね。毎回いい場面をもらっていて、どんどんこの人が気になって来ました。(鑑識の村木さんの場面も毎回楽しいのですが、どんどん可哀想になってきちゃって。寝かせてあげて~)


捜査は、例によって糸村さんがこだわったのが「中国茶の茶碗」。

茶葉を探して凶器を発見したり。ネット活用でその茶碗を扱う店を特定、失踪中の女生徒を発見したり。彼女が容疑者から外れる情報集めになりましたかね。

そしてイラつく森田さんなのですが……だんだん糸村への当たりがソフトになって来ましたよね。
もう物を投げつけたりしないw 彼流の捜査を認めてきた様です。 

そして聞き込みや過去の生徒との関係と、物証命の糸村なら気にしない方向から真犯人を見つけてくるのでした。結果、両輪で上手く行ってます(^^)


つまり事件はスピード解決。

犯人はシンプルで分かり易かったのですが……殺された先生に謎が残りました。結局、先生は本当にあの元生徒を忘れていたの? 過去の万引き事件で優等生を見逃したことも含め、普通は落ちこぼれくんの勘違いで、先生はちゃんと生徒のことを考えていたよってなるものなのに。

教科書発注だって、いきなり取引をやめるなら新米の担当者じゃなく偉いさんとお話しして下さいよ。元教え子でなくても、あれは殺しかねない大損w


パティシエ留学の容認も解せません…。

息子の教え子の言葉、ひいては自分の息子の言葉に心を動かされて…という部分は良かったのですが。

わざと留年して家出で海外って、どれかひとつにしといて(><)

「銭ゲバ」最終回☆☆☆

走馬燈の様に……といえば、人生最期に今までの記憶が駆けめぐることの筈なのに。風太郎のそれは何故か妄想(笑)

野球チームの友達とディズニーランド、優しいパパに薬をちゃんと飲むママ。お小遣いを浪費!!して怒られたり。
財布を拾えばきちんと届け、お巡りさんにほめられ、大学に合格して茜と出会い、友達と出会い、バイト先で説教され、馴染みの洋食屋!でベラの煮付け食べて……デートして……結婚して子供ができて……。

今までの殺したり死んだり騙したり殺したり利用したり死んだり、という”本当の記憶”orzもはさみながら淡々と、平々凡々な生活が30分以上続くんですからもう目眩がしました。
ここだけうっかりみちゃった人もいるんじゃないのかな。
「あれ、こんなドラマあった?」
としばらくみていると、暢気な坊やと同じ顔の男が突然殺気だった目でよだれ垂らしながら呻いたりするんですよ(><)

確実に悪人だった風太郎だけど、金さえあったら、こんな人生だったのかも。
「お前らみんな銭ゲバだ」
私たちだって、金がなかったら風太郎になるのかも……ええー??それは納得できないなー(^^;;;; )少なくとも、可愛い我が子を小学校中退にはしないよう。

なので、ラストの巻き戻し、淡々と説教かましてた風太郎には一気に醒めてしまいました「じゃあな」じゃないよー。

もっとも、だからって風太郎が死んだことも、真っ向から何かに挑んだドラマの素晴らしさも変わりはしませんが(巻き戻る間、スーパーイリュージョンで逃げてたらどうしようかと思った)、一般化されたら困る。
風太郎は風太郎。

導火線がまだ長かった気がするので、あんな余裕だった男も間際には泣きわめいて死にたくなかった、とつながるんでしょうか??

亡き風太郎に酒を手向けてた父。彼の責任はもっと追及されるべきだと思う。
ハルちゃんがなにげに怖くなっててショック。犬がどっか掘り返していたのは白川くん…??

新聞記事じゃありませんが、謎を残しつつ若き社長は爆死。
このスッキリしない感も含めて銭ゲバなのかなと思いつつ……松山ケンイチの代表作にまた1つ伝説が加わったことは間違いありません。

さて、録画を残そうかどうしようか……(><)

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