タンクトップで料理する小日向さん(山本耕史)でもう、お腹いっぱいw

 ケンジとシロさんが帰ってきた!
のっけから、憧れのアイドル三谷まみ(宮沢りえ)に会ってポーッとするシロさん(西島秀俊)だの。彼氏で~すと三谷まみにぶっちゃけるケンジ(内野聖陽)だのw 微妙なヤキモチが可愛らしいです(^^)
でも、その三谷まみを紹介してくれた小日向さんと恋人ジルベール(磯村勇斗)の関係ときたら。常日頃からわがまま放題受け入れ放題。

映画デートのドタキャンは酷いかもだけど仕事絡みなのにw 潮干狩りの土産もあるのに「海臭い!」家に砂を入れるなとトイレも寄れずに追い出されるってw

『簡単に手に入るものは、大事にされない』
というジルベール哲学に基づく計算と甘えと…やっぱりお試し行動もあるよねえ(^^;;;)  珍しく料理(小日向が準備した出汁や取り寄せ高級食材を無駄に使ってw)して、いっそ食べ残しを床の皿に入れて食えと言っても小日向さん食べそうなのに、ちゃんと一人分鍋に残した上にテーブルセッティングまでしてあるじゃないですか。なのに不必要に脅し言葉を重ねるジルベール。小日向の嬉しさのあまりの絶句に怯えて怒り出すなんてもう、案外自信ないんじゃないの、可愛い~w
そんなジルベールのわがままを、自分1人でがっつり受け止めたいんだそうですよ小日向さんは。はいはい。


 といった大騒ぎな恋愛もエピソードとしては楽しいですが、やっぱりこのドラマの肝はケンジとシロさんの落ち着いた関係。黙って『ふたりの老後』を考えていたりw 2人で食べる夕飯、相手を思いながら料理すること、たまに交代したら
『普段はこうやって自分を思いながら料理しててくれたんだ』
と胸ときめかせること(^^)   素敵ですよね~。
 3万円の傘、高いけど。弁護士さんならそれぐらい持って箔付けて大丈夫だから!むしろ失くす方が心配ですが、そこはシロさんだからきっと大丈夫でしょう。相合傘で歩きたかったんだ~、だなんてケンジの願いはいつも手が届くところにあって、可愛いよね(^^)
料理好きの息子にどんこしいたけの贈り物、こんなものしかと繰り返す母に笑顔で謝意を伝える場面も良かったです。少なくとも、ツボ買って「これで嫁が!」と言ってた頃よりずっとw

 毎年恒例のスペシャルになってくれたら嬉しいです(^^)