ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

桜庭ななみ

「島根マルチバース伝」☆☆☆☆

 島根発地域ドラマ。 

「私がクズなのは島根にいるせい!」
え、自覚あり?なのに何その変な自信は笑 でもハマったことには一直線なヒロインが推せる笑

 高校演劇では神童と呼ばれたひかり(桜庭ななみ)も、28歳の今はスーパーでちんたらバイトし
「あの時東京に行ってたら〜」
とifに縋るクズ。妹(綿谷優和)や昔の仲間(いちえ)はまた演劇を勧めてくるが、島根でしても意味がないと言うばかり。

 そこで入った「みせや」のマスター(佐野史郎)にいつものくだを巻けば、じゃあ別の人生を覗けますよと勧められたのが不思議なマシン!これでキラキラ東京暮らしでアカデミー賞取ってる姿が……見られない!
最初のデキ婚人生が悔しくて、一回一万円に貯金を注ぎ込むも、どれも地味!地元!なんなら人間じゃ無い笑 シフト増やして通い詰め、やっと都会暮らしと思いきや首都だけど島根で!それでもバイト生活で……。
しかも上京を勝手に諦めたのは自分で、親は反対してなかったと思い出させられひかるのライフはゼロです!

 そこからずっと避けてた劇団に連れて行かれ、短いセリフすらまともに読めなくて。でもそれぞれに悩みを抱えた、年もバラバラなメンバーはまた来てと言ってくれて。
 この起承転結の「転」こそがそりゃ物語の肝で、突飛なマルチバースの「承」無くたっていいのかもしれませんが、でも他のどんなシチェーションなら「島根のせい!」にしていたひかりの鼻っ柱をこんなに折れたのか、想像もつきませんわ〜

そして勿論、演劇にハマり直したひかりは「みせや」のマスターにも公演のチラシを渡しに行くんですよ。でもマシンには乗らない。もう他の人生には興味なし! ←あの店が見つからなかった、とならないところが斬新では?

大好評の公演後、
「東京の評論家に見せたい!」
と褒めたつもりの業界人に
「あんたが島根にくるだわ!って言っちょいて下さい」
と笑うひかり、頑張れ!

「ギャートルズ」のエンディング♪なんにもないなんにもない♪や隕石のの使われ方も印象的。
法事パン、ひも落とし(=七五三?)やデートスポットらしき場所などなどケンミンショーで取り上げそうな島根ワードを調べるのも楽しかったです!

「全力で、愛していいかな?」1☆☆

 まさかの内心 全 解 説!

 建設会社に務める作業着ヒロイン千世(桜庭ななみ)には、一緒にランチを食べる「ひる友」がいた。
 かなり年上だけれど話の合うその人瀬尾さん(竹財輝之助)をまっっっったく異性として意識していなかった千世は、ある日好きだと告白されて走って逃げ出してしまう!
 その後声をつい無視などしてしまううち会えなくなり連絡先も知らずと疎遠を覚悟したところで再会。お互いに謝りながらも素敵な時間を過ごした2人は……いきなりSEXしちゃうのかー?

 「そろそろ」
家まで送ります、と瀬尾さんは続けるはずが、夜のお誘いと勘違いしてしまう千世w  まあ子供じゃないし、ホテルのレストランで食事して部屋がとってあって、翌朝の景色や食事がいいなんて言われたらそりゃ、勘違いもするわー!

 …という文脈は読ませるくせに、そこから先は突然!瀬尾の取り乱した独白、というか心情解説が始まってびっくり。副音声ですか?そこを演技や脚本で見せるのがドラマでしょう?せめて
「そろそろ、家まで送…」
と言いかけたところに先走った千世の返事が被る、ぐらいの小細工はくださいよ〜。
友達に戻ろう、と切なくも提案した瀬尾さんの表情良かったのになあ〜。


 そして大人の余裕SEX笑
まあここで、実は男性側もドキドキってのは好感持てますけどね!
もっと官能的に撮って欲しかったですよー。あのホテルの安っぽい丈短バスローブをどうしても着せたいのなら画角を工夫するとか〜(原作確認!ローブは長いし、膝によじ登らないし笑 もっと素敵な場面でしたよおお)
 とりあえず脱がせたところで1話は終わってますけれど、原作ではそこからがっつり濡れ場。これ2話でも続くんでしょうか朝食に跳ぶんでしょうか笑

 さて、予告でもあったお試し期間は連ドラらしく3ヶ月笑  その間甘々に愛し尽くして、今度こそちゃんと好きになってもらおうと頑張る瀬尾さんを鑑賞するドラマになるのでしょうか。それとも今更、1話では吹っ飛ばしたアラサー女子の職場の悩みあるあるを持ってきますか?←それを癒してくれてたのが、瀬尾とのランチだったんですけどね?

 竹財さんのスーパーダーリン瀬尾、楽しみですけど…恥ずかしさで悶え死ぬかも。


「ドリームチーム」1 ☆☆

 心の支えが高校時代の部活って、青春の1ページがキラキラ輝いていた人だなあ。個人的にはピンと来ないです。

 イケメン大学教授(前川泰之)の妻でタワマン住まいの専業主婦香菜(山口紗弥加)は、人もうらやむ素敵主婦……の筈が。旦那の浮気報道でひそひそされる不憫な存在に。しかも実はモラハラな夫。ちょっと花を生けても恩師の葬式(!)に行こうとしても口癖は
「それ、必要??」
いやお前が味噌汁にも煮物にもドバドバかけてる粉チーズの方が無駄無駄、無駄だわ!しかもネチネチと小言ばかりの父と謝ってばかりの母をみて育った娘(根元真陽)には
「お母さんみたいになりたくない!」
とまで言われる始末。浮気の件でも謝罪どころか謎に態度がデカい夫に愛想を尽かし家を出たのもののファミレスで夜を明かすしかなかった上に、暴行事件で逮捕?? 旦那は身元引き受けを拒否??

 仕方なく頼った先は、恩師(伊武雅刀)が遺したバスケ部寮。
今は恩師未亡人(余貴美子)の一人住まい……の筈がそこには、ファミレスで男に迫られて逃げた女茜(桜庭ななみ)と、迫る男にカレーぶっかけて説教して逮捕された香菜と、事件の目撃者&セクハラで部下男子に訴えられて左遷&自慢の年下彼氏には浮気されてた優子(財前直見)と、事件関係者が勢揃い。しかも彼女たちは揃って歴代バスケ部主将、それぞれに栄光の時代があり恩師の言葉を胸に生きてきたのでしたよ。
 それぞれ20代40代50代、香菜の娘が10代で寮長夫人は60代w 男に頼らず、なりたい自分になるって物語? 幅広い年代に訴求するドラマに、さてさてなるのでしょうか。
 1話サブタイトル「あの子になりたい人生だった」に惹かれて観たのですが、誰があの子かはぼんやりでしたねえ。全員それなりに憧れられる時期もあり他が羨ましくもあり。

粉チーズの場面で旦那が微妙にそわそわ。醤油かソースでなら、同じ事してるって気がついた? 私の同窓会を「それ必要?」って言ったこともあるんだぞー覚えてるのかー。

「13 サーティーン」1 ☆

 13年前、13才で失踪した娘が帰ってきた。

 ボロボロの服に裸足で車道をよろめき歩いて保護され
「監禁されていました」
と語った百合亜(桜庭ななみ)だったが、肝心の犯人のことは何も語らず、問い詰めるとショック症状に。とりあえず家に戻されるも、待ち望んでいたのは母(板谷由夏)だけで、母の注目を失った妹(石川瑠華)は苛つき、離婚して家を出ていた父(神保悟志)は仲が良いふりに疲弊する。
 そんな家を抜け出した百合亜は、当時好きだった同級生の渉(井上祐貴)を訪ね、ずっと彼だけが心の支えだったと語る。
 しかし同じ頃、百合亜が監禁されていた場所を特定した警察は、犯人と百合亜が笑顔で写るプリクラを発見。誘拐&監禁は詐称だったのか??

 大人気イギリスドラマの翻案だそうですが、日本でも同様の事件ありましたよね……。
13才中学生ともなれば、ある日家に戻らないとなっても警察の扱いは家出メインになるんでしょうか。 特に今作の場合、自力で逃げ出してきたヒロインが誘拐犯の情報を、年格好も名前も住所も何も語らないものだから、段々と虚言を疑われていってしまって、警察に腹が立ちますorz  縛られていた手首を始め、体中傷だらけだったのに(><) ラストのプリクラも、ほーら恋仲だった、外出できてた説の材料になるんでしょうけどね。そんなん、生殺与奪を握る人の希望に応えるのはストックホルム症候群の基本じゃないですか。こつこつと従順にご機嫌とってきたから、やっと逃げられたんじゃないのかな。 辛くて語りたくないことを責めるのも酷い~。特に女性の刑事(遊井亮子)の方がキツいですよね。
 保護後の扱いって、もっと心理カウンセラーに心を開くまで様子を見るとかないんですかね。即、警察が質問攻めで怖がらせてるし。すぐ家に帰して監視もつけないなんて。犯人(藤森慎吾)が実家を見にくるかもなのに。

 そして居心地の悪い実家orz 
百合亜自身も家族との再会にうすーい反応。もしや誘拐前から夫婦仲は悪くて家は休まらなかったのかな?それとも今は心が麻痺しているのか……。 なんにせよ、大学4年生にもなる妹の態度が幼稚でびっくりです。
例えば記憶の中の優しかった姉と違う、とか。とりつくろって歓迎したのに無視された、ならまだ憤るのも分かりますけども。いい年してずっとぶすくれてママを盗ったと当たり散らすのは、無しだわー。あれでよく就活内定とれたものです。

 さて、このまま再生する家族を見守る話?と思いきや、そこは土ドラ!第2の誘拐から二転三転のサスペンスになるそうです。えーっ百合亜の解放になにか目的や役割が?? 

「東京二十三区女」2、3 ☆☆☆

 埋め立て地が胡乱なのは分かりますが、池袋がそんなに怪しい、魑魅魍魎の地だったとはw

2「江東区の女」
 公園で微笑む幼女と両親。それをみつめる女の霊。
家の不幸は、本当にその霊のせいなのか?心霊写真を手に、撮影場所を探してさまよう璃々子と島野。やっとみつけた、そこは元埋め立て地「夢の島」で……。
平行して描かれるのは、不倫の子を産んだ伸子(安達祐実)の修羅場。相手の男(長谷川朝晴)の妻(鈴木砂羽)が乗り込んできて騒ぎ、妻を殺してしまった男は、自首に応じず埋めれば大丈夫と言い張る。しかし息を吹き返した妻に形勢逆転された男は、伸子を殺す妻を止められず、トドメまで刺す事に……orz
 いやもう、男に腹が立ちますよね。鍵はなくすわ、日和見だわ。で、相談者の母は、その殺された伸子の子。写真の霊は、我が子を見守り続ける母伸子なのでした。相談者が語る不幸、母が生まれた頃に祖父母が自殺ってのも、伸子が夫婦を祟ったと思えばむしろGJ。となると、事業に失敗した父が亡くなったのも、母を守るためだったりするのかもしれません……。

3「豊島区の女」
 若い女を探して歩く、老文筆家(小日向文世)
今にも倒れそうな老人の代わりに、人探しをする璃々子と島野ですが、みつけた女(桜庭ななみ)は孫でも娘でもなく、使用人なのだとか。

彼女が家政婦として来てから、食器が割れたり妙な音がしたり。古来より「池袋の女」を雇い、密通すると怪異が起このだと語る島野。老人もそれを知っていたようですが、亡き妻にそっくりな彼女を愛するあまり、そこは不問に。そして入籍の翌日、帰らぬ人となってしまうのですが……。
 やはり毒殺w 若い嫁もらった直後の変死をスルーだなんて、警察仕事してないわ。そうか、家に出入りしていた弟子(藤原季節)が『亡き妻と同じ泣きぼくろ』まで指示して彼女を送り込んでいたのですね。しかし、池袋生まれの彼女が、霊界の扉を開いてしまうとは知る由も……。いやいや、生まれ育ちが池袋の家政婦さんに風評被害がw
計画を立てた恩知らずの弟子は無事命を落とした模様。未亡人となった彼女がどうなったのかは、ただ静かになにもわからないところ、いいですね。


 1話では本当に通りすがっただけ、無関係だった二人ですが、今回は心霊写真の持ち込み相談に人探し代行と、多少は縁があって人助けですね。いや、2話はかえって余計な事したかもw
各話、あまりに情報が少なく、想像する余地がありありで楽しくなってきました。
璃々子と島野も、別に恋人でも仲が良いわけでも雇用関係でもなさそうで、なぜ一緒にいるのかw 原作読んだら分かるのでしょうか。



「ナニワ金融道」☆☆

中居くんの声ガラガラw 演技はともかくナレーションでは耳について仕方なかったです。調子整えてお仕事してほしいなあ


さておき、久しぶり復活の「ナニワ金融道」です

原作の漫画からファンで、あのえげつなさ人の汚さ弱さがたまらんわけで、ウルフルズのテーマソングにウキウキ♫ 次々出てくる情けない名前にニヤニヤ。小骨さん、土壺金融、迷走企画ってw 夜神月と一緒で、絶対に実在の名前とかぶらないようになってるんでしょうねえ ライトくんは子供に命名しちゃう親がいましたけど、まあこの内容に憧れる人はいないか、苗字だしw

泥亀くんの再登場も嬉しいですねー AV監督になってたかw
小池栄子のど根性啖呵も良かったです。あんな情けない旦那捨ててやれ! 


法律が変わっても、帝国金融の社長が亡くなっても、お金に困った人はいつでもいて、騙す奴らも騙されるおバカさんも後を絶たなくて、なにも変わっていませんねえ。

しかし、もう40にもなろうという灰原くんの立ち位置と悩み事までまったく変わらないのは情けない。

利用者の娘さんや会社の若い娘との淡いロマンスを匂わせていますが、年齢は違いすぎるわ、頼りになる感じもないわw 土壺金融(ユースケサンタマリア)から救うため、残り300万円が必要……という事態に、ポンと貸してやる貯金もないのかい! ぺーぺーの頃ならまだしも、こんな長く金融業界にいてさー金の怖さを知り尽くしててそれはないわ。

途中でカメオ出演してた赤松金融「銭の戦争」草なぎ君は5000万円持ってたぞ!……でも連帯保証人の怖さを知らなかったし、そんなもんで普通なのかなあ。みんな「ナニワ金融道」読まなくちゃダメだよ!


結局、灰原が連帯保証人に。

現金が必要だ空手形だと深夜に駆け回る娘さんと灰原。これ、視聴者側は灰原は信用に足ると知っていますけども。娘さん側からだけ見たら、土壺金融に騙されてる時と同じく、何もわからないまま言うこと聞いてるだけでしょう。学習してないよ、危ないよ。疑おうよ。

挙句に案の定、読まずにサインした契約書の内容で追い込まれますよー読めよー

過払い金にだって自分で気付こうよー

(5、60万円が誤差ならともかく、金利再計算で900万円が支払済になるって怖すぎw)

知識は力ですよね。

もちろん、最後は帝国金融の一人勝ちで幕。安心して見ていられます。


揉め事の元になった夢の土地、彼女はいつか買い戻すと言いましたが、国の計画でもってかれちゃう土地なので無理です。そこも伝えられず、恋仲にもなれずに過払いの帳消しだけ伝えて『甘えられない』と拒否されて終わり!

最後まで情けない灰原くんなのでした。

「サイレント・プア」3、4 ☆☆

秋の栗ごはんで始まった話が、引きこもり君が配達をこなす様になって季節が移っていっています(観てるこちらはもう春なので、深キョンのダウンが暑苦しいよね)
 

その間に、ゴミ屋敷でなくなった江田さん宅に悪徳業者が出入りして詐欺工事をふっかけていた様なのですが……。

「息子さんが喜びますよ」

と、既に故人と知らずに言って来るリサーチ不足の悪徳業者で、逆に息子が生きている様で嬉しかったと語る江田さんが可哀想で涙でした(><)何才になっても、寄り付かなくても、亡くなっても、息子は息子なのね……。


でもそんな気持ちって、子どもも持たなくちゃダメかなあ。

自分を捨てた母と、30年もしてから同居で大騒ぎな今回。ボケてきて、幼い孫を連れて徘徊行方不明って、勘弁して下さいよー。

『手を離しちゃだめ」

って、深キョンそれは自分が弟を亡くした時に重ねてるだけでしょう(><)

「捨てたくなかった、でも仕方がなかった」

と言ってもらった娘は、少し気持ちが晴れたかもしれませんが、だからって同居を続けるのは危険すぎます(><) 


冷徹福祉課課長も、元は熱血だったとか。

熱血故、他人の人生に深入りし過ぎて後悔先に立たずな事態になり現在に至る。ヒロインも、こうするべき!という主張ばかり押し付けていては息苦しいですよ。

弟さんの死の真実も……。
なにがあったかはもうだいだい分かっているわけですが。問題はそこじゃなくて。
当時不在だった母に、何が起きて弟は死に、自分だけが生きているのかを伝えることがいまだできないのだという、癒えない傷が辛過ぎてこれまた息苦しいのです。 

その息苦しさで物語をひっぱっているので、狙い通りの熱演といえますがお茶の間で見続けるのは辛くて既に旦那がリタイアです。 

宅配弁当作りなど、地元の人の輪が広がって街が暮らし易くなっていったのはステキなんですけど…。 

最終回はどうなるんでしょう。
だれか寄り添う人がいてくれたら少し楽かなあ。 

「サイレント・プア」1 ☆☆☆

がっつり福祉が焦点なドラマ。珍しいです。

そういえば「社協」という団体は聞いたことあるし、イベントでそこのゆるキャラも見てたけど、民間なことやその役割は知りませんでしたよ。CSWコミュニティーソーシャルワーカーとして頑張る深キョンの職場となれば、いい啓蒙になるのでは……と思う反面

「もうこの手を離さない!」

と人助けに燃える里見涼(深田恭子)の凄すぎる情熱と、その情熱の源が幼少期の弟の死らしい『いかにもドラマ』な部分は、実際に社会福祉協議会で働く人たちには面映いでしょうねえw

そして区役所の福祉課は敵役で不仲w

せっかく1つゴミ屋敷を解決して区役所からも喜ばれるかと思ったら、片付けの要求があちこちから増えた、もうゴミ問題はやめてと逆にクレームw 社協の深キョンがスーパーヒロインなだけに、この役所の描かれ方は可哀想です。でもドラマでは、そのうち協力して解決に当たる様になりそうですよね。


そんなわけで1話はゴミ屋敷。

ゴミを軒先まで溜め込む反面、おしゃれして外出もする老女江田さんを、責めるでなく理解しようとするスーパーCSW里見涼が大活躍でした。

外出先のファーストフードで声をかけ、会話を続けた後に「社協の者です」と名乗るのは流石に反則というか。孤独な老女のお出かけ先を奪ってしまうことになるじゃないとハラハラしましたが、そこで拒否されてもへこたれないのが里見涼。日参も続け、ご当地ネットワークで昔話を仕入れてきます。

「庭の栗の木をみせてください」

その言葉が、昔はご近所に栗ごはんをふるまったという江田さんの心を動かし、ついには大掃除の依頼につながるのでした。ええ話や~(><)


その掃除も、業者が事務的にするんじゃなく、あえて地域の人を巻き込む形に。

誰も訪ねないからゴミ屋敷になってしまう、その根を絶とうという意見もなるほどです。3年前から始まったというのも、その時期に息子さんを亡くした混乱からだった様です。


実際は痴呆が絡んだら会話はできないし、攻撃的な人もいるだろうし、全てのゴミ屋敷が触れ合いで解決するわけじゃないでしょうが、これは希望の持てるいい話でした。

声なきSOSを受信/解決しながら、里見涼自身が癒される日は来るのか?

先の展開も楽しみです。

「リミット」最終回 ☆☆☆

じゃあ新学期からは、隣のクラスに編入ってことで!


……えええええ(><)


生き残った子の親が

「みんな無事よ」

と励ますのがめっちゃ違和感でした。親にとっての「みんな」はクラス全員じゃないの?

二日間の昏睡後ですから、遺体も含め全員の所在が判明し、ってことは転落死でなく生きて帰れる筈だった薄井さんの親が修羅場じゃないかと思うわけで。

自分から申し出たにしろ、ヒナタの処分はどうなるのか?

新学期の通学路では、ほらあの子たち……とヒソヒソぐらいされてるだろうと思ったらそんなこと無しで肩すかしでした。


でもまあ本来若者向けのドラマですから、過去を吹っ切って堂々と新生活に乗り出すエンドは、力強いメッセージとして心に残るでしょう(^^)


そんなわけで、前回からのモリ子1人生存の場面はミスリード。

助けを求めて森をうろつくという一番やっちゃいけないことをしながらも、ちゃんとヒナタとモリ子は捜索隊と出会います。良かった良かった(で、ヒナタは警察に自首?に行ったのでモリ子は1人に)

死にかけ神矢への救助も、捜索隊が対岸に現れて、『でも主人公が橋を今壊しちゃったよ…』と思いましたがモリ子たちからの情報でヘリも来た様で、良かった良かった。

更には「5人全員」で、崖下に落ちてた子も生きていて、良かった良かった。……ってことは増々、薄井さんが可哀想……

親の気持ちは『仕方がなかった』じゃ済むわけないのですが、生き残った子のドラマだから、それこそ遺族の描写が丸っとないのはもう仕方がないですねえ。

もうちょっとサバイバル豆知識を入れたら、遭難した時に役にたつのにと思ってしまう私は、青年誌漫画の読み過ぎです。これ原作少女漫画だから。
 

1話のイジメが不愉快で辞めそうになりながらも、発見まででほとんどの話をひっぱり、どうなるんだろうとハラハラ観られました。

「リミット」11 ☆☆☆

「あっちに行けば街が!」

あるわけないでしょう!ヘリコプターなんて谷も尾根も超えて飛ぶのに、ヘリの目的地目指して歩くなんてバカよー。むしろ捜索隊の到着を予想して、バスの近くに居るべきでしょう~(><)


そんなわけで、せっかく日向の皆殺し宣言が治まったと思ったのに。司令塔神矢が重症の今、ろくな判断がされません。腹を切られてる神矢をおんぶで移動とか、ないない!


てか、もう生存者一名のラストを映しちゃってますよね!エンディングの椅子も立ってるの一つだけだし。帰りたくないモリ子だけが生き残るの?なんて皮肉……orz


「リミット」~10 ☆☆☆

「仕方が無かったんだ!」

いやいやいや、犯人側がよく言う割に共感できたことが全くないワード、ナンバーワンw


最初の死亡は事故なのに、どうして「なかったことにしよう」→「みなごろし」ってことになるのかな(><)


同様に担任の方も、気付いたら即、報告……してもあまり事態は変わらなかった気はしますがw

とりあえずギリ、宅急便の伝票情報に気付いて捜索を正しい方向に向けることだけは出来ました。そして転落したバスがみつかり…。


神矢が今更の大けが!
……もう助かるのに、と思ってるのは視聴者だけで、彼らには相変わらず捜索の進展もバス発見も分かっていないのですが。そういえばラジオって電池キレちゃったんだっけ?

救助が間に合っても、元の教室はガラガラになってしまうしで同じ日常になんて戻れないよね。さて最終回どうなるの? 

「リミット」6 ☆☆☆

6話が終わってもいまだ遭難場所の見当つかず(><)


暴れてたモリ子=盛重は父親から虐待にあっていたと回想が入ります。お前のせいで離婚出来ない、と逆恨みの母。学校ともう補償の相談をしようとする父。

絶対に家に帰りたい神矢と違って、これはモリ子は戻りたくなんかないよね……。


問題の五十嵐先生は、神矢家の子供の前ではのびのびと過ごしていて、でも相変わらず宅急便送り状のヒントには気付きませんorz 美人の今野姉が現れて、子どもたちの晩ご飯作ってくれたりしたらデート気分☆ タメ年ですね、じゃないよ(><)

「私に言って気が楽になるなら、なんでも」

と、水を向けられて……言っちゃったんですね~自分の確認ミスで未到着確認が二日遅れたと。

早速新聞に載って大騒ぎ。


でもマスコミが責任を問うても、バス会社社長が任意同行されても、それだけじゃ生徒の居場所は分からないでしょう~


前々回から居所不明で、脱げた靴や足片方が出てきてた薄井さん、今度こそ全身が現れたら頚を切られて死んでいました……転落死じゃないんだ? どうなるのー


「リミット」5 ☆☆☆

もう1人いた!


成る程、転落時に窓から放り出されて気絶、と。まだ二日ですから、別行動だったことにも納得…かなあ。山の中、声ってそんなに届かないのでしょうか。主人公に好意を寄せてたらしいのに、バスの遺体の中にいないのか探さなかったのかなあ。


窪田正孝目当てに見始めて、続きが気になるので見続けています。

女生徒6人が生き残り、武器(鎌)を持った者が君臨する……って、そのうち絶対寝るんだから、寝たら取り上げて隠せばいいのに。なんで言いなりになるんだーとTVに向かってツッコミw

まあそれも、男子生徒の登場でバランスが変わりましたし。


一方の学校側では、窪田先生がやっと連絡ミスと集団失踪に気付いて、校長にもやっと打ち明けたと思ったら保身と隠蔽が先だったよ!バス会社もまず勤務表隠し、大人って汚い(><)

保護者説明会でも固まるばかりの先生は挙動不審で役立たず。家庭の事情で大人がいない家の面倒をみろと派遣され……宅急便が来たのに!

山梨県のキャンプ場に行く筈が、静岡県で遭難。直前にその静岡のコンビニから発送した宅急便が家に届いて、ちゃんと発送人や発送場所を見ていたら生徒の居場所が(捜索範囲ぐらいは)分かったのに!

期待通りの役立たずっぷりでスルーorz

そりゃ、他人様の家の荷物ですからね、伝票なんか注視するのは無作法ですわね…。


この先いつ頃、どんな風にバスが発見に至るのかマスコミはどう騒ぐのか、生徒達は生き残れるのか。まだまだハラハラ出来そうです。


で、おどおどモードの窪田正孝を、「お先にどうぞ」の子か?と濱田岳と見間違える旦那w 身長が20cmは違うと思いますが……アップでテンぱられると確かに似てるかもw


「リミット」1 ☆☆

観られるのがイヤなら、旅先の食堂なんかでストーリー漫画を広げて描くなよー。

だからいじめていいわけじゃないけど。


リーダー、今はイジメ側だけど昔はイジメられてた子分(桜庭ななみ)、イジメかっこわるいと非難するクールさん(太鳳ちゃん、背が高かったらもっとカッコいいのになー、惜しい)と、それぞれの立ち位置が描写されます。あ、虐められた恨みを「正」の字でびっしり記録している漫画ちゃん(山下リオ)の屈折も相当なもんです。


そして、高校生ひとクラスを乗せて研修旅行なバスが、居眠り運転でルートを外れて転落事故。生き残った女生徒たちのサバイバルが始まるようです。


目当ての窪田正孝は教師(いつまでも高校生じゃないのねー)

ただし風邪で引率にいかずに命拾い。彼の勘違いが、事故の発覚を遅らせる様ですが……発覚後にも出番はあるのでしょうか。まさか救出に行って二重遭難とかw これから単行本何冊も分の展開って、どうなるんでしょう。その辺には興味があります。


でも下手すると今回最大の見所は、事故後の遺体のパンチラなのでは……orz

「妄想捜査 桑潟幸一准教授のスタイリッシュな生活」1 ×

作ってる人、これで面白いのかな?

弱気な主人公がスタイリッシュに変身するべく、自分を変えていく……ついでに捜査もねって感じのゆるーいドラマでした。でも主人公はゆるーいどころか暑苦しい佐藤隆太。彼は好きなのに全然面白くなくて、めんどくさいサブタイトルを忘れるぐらいがっかりです。

大学が舞台で思い出す「トリック」に遠く及ばず、エロも「特命係長只野仁」の思い切りの良さがなく。妄想というなら「鈴木先生」の方がぶっとんでたし。ほんとに何がしたいんでしょう。

原作があるというので驚きました(太もものあざが見たいなら、着替え覗くよりラクロスの試合を見たらいいじゃないw) 就職の為に美人教授(?)の靴まで舐めたという主人公、謎のホームレス女子大生と、キャラが無駄に濃くてラノベの香りがする……と思ったら、芥川賞作家ぁ?? ええええ
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