ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

栗山千明

「花咲舞が黙ってない!」1☆

 令和版。
どうしても杏が主演だった平成板と比べてしまいますよね。その頃よりは女性の地位も向上し、物言う女が殊更キリッとしてなくてもいいからの今田美桜主演なのかしら〜。可愛いのよ、しかし啖呵が物足りない。相棒相馬役の山本耕史は、昼行灯成分が足りないというか、こいつが出世コースから外れるはずがないよね感しませんか?

 事件は1話から、賄賂問題と見せかけて女に任せられない、だから女は云々と女性蔑視で着地。栗原千秋演じる切れ者社員ですらこの扱い、もう何十年ここで足踏みなのか。だからこその再ドラマ化、社会にはまだ求められてると踏んだのでしょうけれど、個人的にはもういいや…。
 平成板で相馬だった上川隆也が、舞の伯父としていつもの店で舞を食べさせていて…これ大杉漣さんで父親役だったよなあとしみじみ。

「けむたい姉とずるい妹」1〜4☆☆

 最悪マリアージュ。

 甘えられない姉(栗山千秋)と、愛嬌で何もかも許される妹(馬場ふみか)   おもちゃも母の膝も何もかも(男も!)ずっと妹に盗られてきたと姉は憤っているのに、妹からしたら姉こそが独り占めな奴だった…
てな行き違いは正直よくあるモチーフなわけですが。今作では姉妹に絡む男(柳俊太郎)が輪をかけて歪で
「望んだものは手に入らない」
と全てを諦め言い訳ひとつせず、姉の恋人から妹の旦那へとシフトチェンジして事態をややこしくしています。マジか。
してない浮気をあったかのように嘘つかれたなら、普通は必死に否定するかせめて妹からも距離をとるでしょうに……。なんでそこで諾々と結婚するのかって、男母のお気に入りが妹の方だったからかーうわー。息子が自分の意見を持つ度に自殺未遂で叩き潰してきたのか、毒母…!

 もう姉、妹、男、どこをとってもドン引き案件。姉妹の母の葬式から速攻姉妹喧嘩に雪崩れ込む物語は不愉快そのものなのに、排水溝の汚れを薄目で見てしまうかの様につい…見てしまいます。世間的には可愛い嫁で友達も多い妹が、実はダントツに病んでいて痺れる…。だって、姉と夫の不倫を嗅ぎつけるや否や、姉の職場の心療内科に乗り込んで
「妹の夫と関係を持ってしまいました…」
と、姉になりきって語るんですよ⁉︎

 姉だけが、実は一緒に暮らしていた父の子では無かった……という母(雛形あきこ)の涙の告白も、姉の慟哭も、立ち聞きからサクッと自分の不幸に変えて男の気を引くエピソードトークにしてしまう恐ろしさ。

 さて、ついつい妹旦那と関係を持ってしまった当初は勿論、不倫は隠すつもりだった姉ですが。もう気付かれていた&その昔の浮気が妹の嘘だったと今にして知り(むしろ何故、信じた?) 見せつけてやるモードに?
突入するのか修羅場に〜?


「晩酌の流儀(2)」1☆

 栗山千明が自炊で晩酌。
もうホントそれだけの30分がシーズン2なことにびっくりです。

 それ言ったら、外食してるだけ、外食して「ぷしゅ〜」言ってるだけなグルメものドラマが人気だろって話ですが、実在の店舗紹介するし。
こちらはもう、店から漂ういい匂いすら晩酌へのウォーミングアップ。てか、わざわざ坂の上に引っ越して!いい汗かいて帰宅しますからね。
 晩酌の為に!

 私なら汗かいて帰宅したらまずお風呂入りたい。で、もう料理できてて欲しい笑 途中でスーパー寄るなら、惣菜買えば良くない?なのにヒロイン井澤美幸(栗山千明)は、苦もなくちゃちゃっと何品か作って、材料費◯千円で収まったわ〜と節約欲まで満たしちゃうのでした。えー「ワカコ酒」わかこちゃんより稼いでそうなのに!

 あ、一応不動産の仕事にそれが役に立ちます。
「俺に似合う家を探せ」
と無茶振りしてきたヤングセレブに、施工途中で間取りフリーなマンションをご紹介。ご自分で作りたいかと思って、と。 
……だって私も、スーパーの手巻き寿司セットを材料に、別料理(海鮮爆弾?)に仕立てて嬉しかったから♪ と、井澤さん。それはお客さんには伝えなくていいやつです笑

 行きつけのスーパー店員にロバート馬場ちゃん。引っ越し先の店舗に折よく異動!晩酌メニューの相談になってもらってるらしいです。
 料理好き晩酌好きは、レシピ参考にしたりするのかな。

「ワタシってサバサバしてるから!」〜最終回☆☆

 いや、好きになれなかった〜。毎日楽しみはしましたけどねえ?

 社内コンペに盗用応募でクビになり、通りかかったゴーゴーシティー(notゾゾタウンw)社長(和田正人)に猛アピールでテレホンオペレータ派遣に雇ってもらったヒロイン網浜(丸山礼)!
 初仕事のクレーム対応で
「見栄張らずにLを買えよ〜!」
と返してw お客様を激怒させるも、後々それが正解だったわ、と名指しのお礼電話が! てっきりそこから正直オペレータとして人気にでもなるのかと思ったのに網浜憎しの社長秘書(栗山千明)に握りつぶされ、またもクビで発展せず〜。
 その代わり大企業社長ジェームズ(栗原類)がバックパッカー時代の網浜と親交があったと分かり、急遽ゴーゴーシティに呼び戻されて正社員!我儘三昧!
 なんだかんだで社長秘書とも喧嘩しながら仲良くなって? ジェームズとのスキャンダル&マスコミを叱責で時の人になって、生配信の炎上〜。

 だって盗用ですよ。
 何か勘違いが明かしされ、一気に好感度上げられるかと少しは期待したのにやはりタネも仕掛けもなく〜反省の弁すらなく!
せめて勝手に連名でコンペに出した、んだったらまだしもなあ。

 自分ファーストで、気持ちに正直に生きる。それはそうしたら良いけどさ、そのために誰かを踏みつけてはダメですよ…。

 一旦は自分が盗人扱いされた被害者木内女史(蛸師里保)が、その後怒って無さげに普通に応対していて解せません。
ウォッチ対象としては愉快だけど関わり合いになりたくない人。アレのどこを好きになれるのかなあ。

 ラスト選挙に打って出ている網浜奈美。いやいやいや。政治家をなんだと思っているのか。根拠ない自信と口から出まかせ、1番政治させちゃ駄目な人種では。

「誰かのため」
に何かして感謝されることを嬉しく思うエピソードでも挟み、優秀なブレーンに操られて矢面に立つことになるなら、なんとかなあ。でも失言多そう笑

 そうそう、ドアップが多いので目頭や目尻のアイラインなどメイクはとても参考になりました!
サバサバサンバも楽しいかったです♪



「ケイ×ヤク あぶない相棒」1☆☆

 ケイヤク、刑・事とヤク・ザか〜 と見始めまして。
導入部ではほぼデートな黒髪イケメンと金髪イケメンw
 場面変われば金髪くん英獅郎(犬飼貴丈)は背中一面に刺青で男娼?それでいてヤクザの頭? 黒髪くん国下一狼(鈴木伸之)は公安刑事で……。
消息を断つ先輩刑事央莉音(栗山千明)、殺害動画を根拠に遺体もなく『死亡』で終息する捜査。それを不満に思いながらの別件潜入捜査で一狼は獅郎に出会いますが、おや、知り合いじゃない様子。
 そして再会は先輩の墓参りで!
何故ここにお前が、と言い合う2人。金髪くんは先輩の弟だったんですってー。えええ、一応苗字違うけどさ、身内に筋モンいて刑事とはw  遺体もなく、葬式はしなかったかもですが墓は建てたんだ?央家の墓じゃなく莉音個人のラブリーな墓を、誰が?

 まあ、姉/先輩の消息に不満がある2人が出会い、立場を超えて手を組むのが本筋ですよね。BL要素も喜ばれるのでは。しかし私には瑣末が気になりすぎて無理無理無理w
 公安部長に徳井義実、獅郎の愛人総理大臣に板尾創路と要所に芸人キャストでした。

「ラブコメの掟 こじらせ女子と年下男子」1☆

 確かにあふれる少女マンガ感!これで原作なしオリジナルドラマとはびっくり&栗山千明は美しいですけども💦 な〜んかマンガとマンガ好きがバカにされてる気がする…。

 美人で有能、パーフェクトな九条瑠璃(栗山千明)は、恋愛相談でも頼られまくりの恋愛マスター! その実はキスも知らずに、大好きな少女マンガの知識を答えているだけなのでしたorz
 それが後輩のパーフェクト男子間宮亮(小関裕太)にバレたのかも。周囲にもバラす?脅される?とガクブルで呼び出されてみたら、恋愛相談。すぐフラれる僕の何が悪いのでしょう…
 だったら守備範囲、と気持ちよく語って酔い潰れた瑠璃w  目覚めたら年下くんが部屋にいて!お付き合いして『教えてあげる』ことになっていました〜!

 ああ、はいはいw 
人呼んで瑠璃姫、だのw 試しに付き合ってみる、だのとテンプレ満載!内心は無理でもつい、髪をかきあげる余裕のポーズで「良いわよ」と答えてしまうお約束も段々に笑えてきて、原作がないとはびっくりの少女漫画感!よく出来てはいます。
でもだからこそ、別媒体のドラマで言わせちゃディスりになってしまいますよね。参考にするのは恋愛ドラマで良かったのに。今やサプスクで、昔のトレンディドラマだって海外の恋愛ドラマだって沢山見られるじゃないですか!

 さてセオリーだと、そのうちお互いを好きになる頃に、当初目的だった相手ともいい感じになるのでは。そこでやっと本当の自分の気持ちに気づいたり、『無理しなくて良いよ』と相手から別れてくれたりするんでしようねえ…。 あるある展開を確認するために見るのか、私w  でも 間宮兄役に吉沢悠!当て馬キャラが豪華ですよ!

(瑠璃のファッションがイケテナイ気がするのてますが。あれで良いの?流行りなの?)

「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官 楯岡絵麻」1 ☆☆

日本語字幕がない!
それだけでもう、耳の悪い旦那とは一緒に見れないので脱落候補であります。BSテレ東しっかりして。

栗山千明演じる楯岡刑事は、行動心理捜査官。
幼女誘拐の容疑者に女全開で気さくに話しかけ、すっかり打ち解けたところで始まる尋問は特殊。相手の言葉なんてむしろじゃまで、彼女の相手は『大脳辺縁系の反射』なのだとか。考えてうそをついても抑えきれない、まばたきや足の向き、呼吸といった『マイクロジェスチャー』を読み解くのです!ジャーン!

共犯者はいるのか、それは男か女か、幼女はまだ生きているのか。
質問攻めの細かな反応から、次々と読み解いていく相手の心理が、ことごとく当たっていく様子にはカタルシスがあります。でもドラマですから。閻魔様こと絵麻が全勝でもそりゃ、当たり前でしょう……。物語としては、終盤でどうしても反応を読めない謎の男かなんかでてきてからが盛り上がるんじゃないですか?
でも字幕が出ないんですよねえ……。

「独眼竜 花嫁道中」☆☆☆

宮城発地域ドラマ。

仙台を舞台に独眼竜政宗を推すのは当然ですが。渡辺謙主演の大河ドラマ映像を何度も流し、主演は息子の渡辺大って反則ですw 顔だちより声が似てますねー。そして女装したところは杏に激似w そう、女装なんですよ。脚本協力サンドウイッチマン、盛大にふざけつつ震災復興も勿論とりいれてのいい話です。 麿赤兒の女装は、身のこなしがさすが! ヒロイン栗山千明も豪華ですね。

主人公は、街の酒屋の藤次郎(渡辺大)
伊達政宗公の大ファン。眼帯をつけて大河ドラマを真似れば、別人の様にシャキッと出来るのですが普段は内気で弱気です(^^;;;;)

町おこし会議でも眼帯パワーで、他所もしている武者行列でなく政宗の正室愛(めご)姫の嫁入り行列イベントを思いつきます。しかも自分が政宗、幼馴染ミキ(栗山千明)を愛姫にして、イベントの勢いでプロポーズしちゃおう(注:つきあってもいません)という迷案込み。そのせいの失言で女性陣が去り一般参加者もゼロに。仕方ない、とノリノリで女装を始める町長(麿赤兒)と町内会メンバーについていけず、もじもじ隠れるばかりの藤次郎に『堂々と女装の方がまだ男らしい』と呆れるミキ。でも実は、ミキに守られてばかりだった子供時代にも、一度だけ藤次郎がミキのために戦ってくれたことがあって……それを忘れずにいるミキだって、憎からず思っているようなのですが。急接近の大手酒屋イケメン店長(狩野英孝)になびいちゃうの?
アレコレ乗り越えての本番当日。何故か愛姫は藤次郎w 眼帯で気合を入れて行列を終えれば、迎えた政宗はこれまた何故かミキ!愛姫の扮装で政宗公になりきって求婚というダブル眼帯のややこしい状況ながら、うなずく政宗=ミキを赤い傘の下抱きしめる愛姫=藤次郎なのでした。そう、あの思い出の雨の日と同じ赤い傘の下で。

めでたしめでたし。

美容師ミキちゃん、趣味は剣道。美剣士栗山千明とは、高嶺の花感ハンパないナイス配役でした。でもせめて、普通にデートに誘えればいいのに。ミキの仕事中に美容院の入り口でプロポーズ始めようとするとか、内気以前の問題な気がします(^^;;;) その他ほんとダメなのに、政宗の様に眼帯をすれば途端に堂々とする藤次郎w イベント反対運動にも、甲冑兜をつけて大河ドラマのセリフ真似でなら立派に応対できましたけど。もう一歩、子供時代の思い出以上に、今好きになれるいいところを見せて欲しかったんですけどねえ。ミキちゃん本当にこいつでいいのw
サンドウイッチマンはノリノリで、伊達は町のパティシエさん。町内会会員で女装もするけど振袖にパティシエ帽w 富澤は女装の指導に来たオネエさん。ボケまくりツッコみまくりです。伊達が似顔絵ケーキ作ってきちゃ、落としたり顔つっこんだりで力作台無しですし。オネエを笑うのも今時どうよ感もありますが、賑やかしに。狩野英孝も含め楽しいゲストでした(そして、伊達のパティシエ姿。何かに似てると思ったら…そうだ「こぐまのケーキ屋さん」店長さんw)

花嫁行列に使う馬を探して、馬場もあの津波で流されていたと知る場面。政宗公の時代にも震災があり、見事な復興指揮をとったと語られる場面など、震災の記憶も描きながら、華やかな武者行列や記念館、蝋人形の紹介も忘れません。青葉城から政宗公がから見下ろす街並みも美しく、訪れてみたくなりますねえ仙台。
花嫁行列も、本当にどこかの街でしたらいいかも(^^)


「FINAL CUT」1 ☆☆

パルクールしょぼいw

女手ひとつで亀梨くんを育てた母が、殺人犯ときめつけられた連日の報道に耐え切れず自死、したんですと。以来遺された主人公中村慶介(亀梨和也)は、取材関係者とニュースキャスターを恨み続けて早10余年。弁当屋、サラリーマン、芸術好きの青年、告発サイト管理人、警察官と七変化であちこちに潜り込んでは復讐のときを狙っているらしいのですが……。

正直、そんなこと言われても感。
可愛らしいお母さん(裕木奈江)にマスコミが群がって、可哀想ですけども。客観的にどんな事件でなにが疑われ、どれだけお母さんが本当に犯人な可能性があったのかなかったのか。そこをすっ飛ばして、当時高校生だった実子が
『違う、そんなはずがない』
だけ繰り返したってさ。いいお母さんだったから犯人じゃない論はダメでしょう。
もっとも、殺人を強調するあまり幼子の惨殺死体を映すような演出は望んでいないのですがね。遺体の発見現場、アリバイ、そのぐらいはマスコミ報道を通じてでも描けるでしょうに。

復讐もの、というと昨年末ドラマ「ブラックリベンジ」がインパクトあったのでつい比べてしまいます。
あれは夫を告発した記事が捏造、証拠写真も捏造と、悪事がわかりやすかった!今回恨まれているマスコミは、確かに先走ったけれど遺留品もあり、やりすぎただけで捏造まではしていませんよね。キャスター百々瀬(藤木直人)がスタッフにかける超プレッシャーのせいで、被害者より視聴者を大事にしてしまう感は否めませんが……。『印象操作』と非難するなら、こちらも前期のドラマ「監獄のお姫さま」の『爆笑ヨーグルト姫』級に、「逆ギレ園長」とあだ名つくぐらいの罵声映像を流され続けたぐらいのひどさじゃないとねえ。
あれ、このマスコミ慣れ自体が問題にされてますか?

笑ったのは、あんまり慶介がいろんな格好で神出鬼没なもので、終いには旦那が藤木直人を亀梨と間違えたことw まあ確かに似た系統のイケメンですけどw それと警察官は流石にコスプレ潜入でなく本業だったようです。それで姉妹に二股かけてデートして、弁当届けてカメラ仕掛けて盗撮映像を編集と大忙しって暇なのか警察は。
というか、身内に重要参考人だった人がいて警察官ってなれないのでは。万がいちそれまでノーマークでも、赴任当日から未解決事件のファイル広げて、書いてない情報まで披露して怪しい奴が他に、と力説されたら怪しさ満点ですw

慶介がそれぞれ別人として近づいている姉妹(栗山千明、橋本環奈)は、事件当時母に不利な証言をしたそうですが子供だったもんね。言わせた大人が裏にいるでしょう。
ドアの隙間に身体をねじ込む杉本哲太記者。独占取材断らず、受けて思い切り反論すればよかったのに。それとも後日受けたんでしょうか。心臓移植の密着取材が切り貼り編集でねじ曲げられたように、独占取材の切り貼りで益々ひどいことに? だとしたら後出しですねえ。
当時の捜査官、今は慶介の上司署長に佐々木蔵之介。彼は何かを知っているのか。
うーん、2話見ないかも。
やたら同じ回想場面(ドアの隙間の杉本哲太、バスタブを血に染めたお母さん)ばかり入れてる時間があったら、もっといろいろ描くか時間拡大しないか、出来たはずでもったいなかったですね。

「実験刑事トトリ(2)」2 ☆☆☆ 

大学での事件に関わり、勝手知ったる環境でうきうきのトトリ(三上博史)さん。可愛いw

しかも関係者准教授(萩原聖人)と遊園地デート、おやじ2人が楽しそうでこれも可愛いw


……でもその遊園地で残念にも気付いてしまうのです、准教授が犯人になれる可能性に。

って、上着に内ポケットがついてるってだけなのに!いざとなれば背中に隠し持ってでも持ち込めるでしょう、紙一枚ぐらい~。実際助手達は、大人しかった彼には疑いの目を向けず、同僚同士であいつは被害者と喧嘩してた云々と密告合戦ですよ。

そのそれぞれを黙って聞いているトトリと先輩なのですが。

思わぬところから情報って出るもので、実験室の改装を指示したのがその准教授~。丈夫なドア、丈夫な壁と床。自殺でないのに毒ガスから逃げなかった被害者の行動の謎。あれとこれとそれを並べて考えて行くと……。

大人しい良い人に見える准教授なのに、とある日カッとして犯行に及んだのでなく、随分前から計画的に犯行に及んだことが分かってゾッとしました。

本当にいい研究なら、邪魔者殺さなくても評価してもらう機会はあったでしょうにねえ。

トリック解きに行き詰まる度、周りの一言がきっかけになる丁寧なつくりもポイント高いです。 


そうそう、マコリン。

トトリとリアルで知り合いな様子??どうなってるのー!


「実験刑事トトリ(2)」1 ☆☆☆

地味な刑事ものに、やっとアクションシーンがw


元動物学者のトトリ刑事(三上博史)が大活躍、なドラマがシリーズ化です。

先輩後輩のゆるーい絆は変わらず、手間がかかる実験は先輩(高橋光臣)をおだててまかせる姿勢も変わらずw それとも、何をしてるか言わずに熱中してしまう置き去りも相変わらずで、安心して見ていられます。トトリ頑張れ~


今回は建築家、師弟コンビの愛憎。

若い弟子が独立して仕事を取っただけじゃなく、自分以外の女を選んだことが許せなかった。新妻を殺したら戻ってきてくれると思った……。ううう。

独立前にパワハラで迫ったりせず、恋愛感情はきちんと自制していたお師匠さん(木野花)なのに。自分達が設計した隠し部屋で犯行に及ぶという、バレバレの計画を実行に移してしまった気の迷いはなんともお気の毒でした。

動物ワードは相利共生。


でも、鑑識が仕事しないところも相変わらずなんです。

死んだ場所で殴られてないことは、血飛沫を観たら分かるでしょう?じゃあどこでよ。 トトリがこだわった、声が外に漏れないなんてのは、救急車が来てワイワイしてたら聞こえないとか、声が出せなかったとか、ありえますよねえ。ってか、聞こえない筈がないぐらい激しく争った……なら、犯人の先生だって怪我するでしょう!自転車に乗るのもヨロヨロな師匠vs20代ピチピチ娘よ?
更にその前に、直前まで電話してた知人や出張中の旦那に「これから先生が来る」とか伝えてたらもう即終わりなんだから、計画自体がもう
…まあいいか。

次回は、栗山千明演じるいつものアイドルが、警察署訪問をしてくれる模様。そこで殺人ですか?楽しみ〜

「配達されたい私たち」2 ☆☆

奥さんとヒロインが鉢合わせ!!


しかし不倫を疑うでも「貴女は誰」でもなく、知らない人を家にいれたことで子どもが叱られてます。殴ってるし(><)、奥さん(長谷川京子)怖いよ。

きっと奥さんも、壊れた旦那(塚本高史)との生活でギリギリだったのね。ヒロイン(栗山千明)から『配達』の話を聞くと、やっと希望がみえたと泣き出す姿が不憫。(走り去ってから泣いたのは、あれかな。涙を子どもに見せない様にかな)


元は戦争カメラマンだったとかで、逆に人一倍アクティブな青年だったらしい主人公。そりゃ治って欲しいですよね。でも妙に明るい鬱患者が出て来た様に、行動力が出るって自殺も出来るってことならしいし。本人には『配達』も死へのステップな様だし。ちょっと治る方がややこしそうな気配。
 

今回の手紙は元オリンピック選手に届けられる筈だったもので、落ちぶれ果ててた元選手(石黒賢)がやる気を取り戻して、送り主の元TVカメラマン(佐藤二朗)を自分のお好み焼き屋に招く。

そんな感動的な瞬間に立ち会うと元気になるよりも

「何も感じない自分」

に落ち込むんだというのが主人公の主張なんですが……。

こっそり抜け出してもヒロインに連れ戻されるし、妻子もお好み焼きで喜んでるし。


帰りがけ

「希望の光が見えた」

と告げられて喜ぶヒロインに、見えないところで口をゆがめて微笑む主人公。

え、嘘?

治ったようにみせたら、つきまとうのをやめるだろうって?

そんな思考力も、実行する気力もあるのに鬱なのね ていうか、配達されなかった手紙の数だけ感動の物語を用意しながら、主人公の視点で感動に水をさすんですよねw いい話より、鬱の啓蒙ドラマがドラマの肝ということでしょうか。 今回も不思議な気持ちになりつつ視聴。


オープニング曲が、よく聞いたら先週の「乳首の唄」で大受け。でもBGMは相変わらずボリューム大きすぎです。演技だけで見せてくれていい場面でもプーカプカうるさい(><)

「配達されたい私たち」1 ☆☆(♪×××)

うるさい。


淡々と静かに進む物語なのに、ぷーぷかぷーぷかBGMが鳴りっぱなし。人物が喋り出しても音楽の音量は絞られないので、若い人は大丈夫でも40代には聞きづらいったらありゃしない。旦那は難聴なのでなおさら聞こえず。民放ドラマで重宝している字幕もwowowドラマには出ず。

その分で♪的に×3つです。


で、ヒロイン(栗山千明)のところに届くのは7年前の手紙。


配達して来た青年(塚本高史)は鬱病で、たまたま手に入れた未配達の手紙7通を、配り終わったら死ぬ気だとボソボソと語って寝てしまう。

でもその手紙で劇的に人生が変わったヒロインは、彼に関わろう彼を知ろうとつきまとうのをヤメないのでした。


手紙曰く、10才の頃家を出て行った母が死にそうで、死んだら遺志通り遺骨をダイヤに加工して贈るからどうか受け取って欲しい、と。

でもその手紙が配達されなかったものだから、心当たりなく届いたダイヤを彼女は押し入れに放置。ずっと忘れていたそれが何だったのか分かり……。


なるほど、それは嬉しいだろうねえ。

きちんと手紙が先に届いていたら逆に、怒って捨てていたかもしれないけれど、7年分大人になって父も亡くした今なら受け入れられるのかも。


でもいくら喜びを伝えても、鬱な青年は無感動。のれんに腕押し。

「死なないで!』はともかく、

「病気なら治そう!』は、鬱の人に言うのは失礼だよねー。

(怒った青年が理路整然と反論する様子は、律儀というか、そこまで頭クリアなら大丈夫じゃんって感じに見えるのですがw)


ヒロインがつきまとう間も、もう一通を配達して『亡き夫からの誕生日プレゼントだった』喜ばれています。やりがいのあるすてきなことでしょうに…鬱の青年、興味無し(><)

しかし彼がヒロインに『無神経だ』というのも、なるほど納得。
子どもに絵本を読むにしたって、隣の部屋で彼が寝てるなら声を落とすか扉を閉めるものでしょう。『良い行い』なら、どの状態でしても良いというものではなく……。『死なないで』も、誰にいつ言っていい言葉でもないというわけです。
 

7通あるというので、次々7人との出会いで彼が癒されていくのかと思っていたのですが違う様です。
「心が失明した」状態でも、まがりなりにも日々がまわっている彼よりも、突然みつかった母との絆に驚いたり喜んだり泣き叫んだりしてたヒロインの方が誰かの手を必要としているのかもしれません。また、差出人が死んでない場合もあると思うのですよ。
「ちくびの絵本」は楽しかったし、話の続きも気になるけど……音が辛いわ…。 

「ATARU」6☆☆☆

絶対音感=障害!?


自然に絶対音感をもつことってあるんですか?

絶対音感といえば『訓練で獲得するもの』なイメージが強いので、ゲストヒロインに文句ばかり並べられて唖然。確かに不快な音に囲まれた暮らしは辛いでしょうけれど、はっきりと障害があって意思の疎通も困難で、身元も分からないチョコザイつかまえて「あなたはいいわね」とか言われてもw

彼だって周波数まで感じる能力を同様に持っているのだし、同じぐらい辛いかもしれないとか、思わないのかな。
(実際自閉症には、周囲の音に敏感で耳を塞がないと生活出来ないタイプがかなりいます。絶対音感とは違うと思いますけどね) 


そんなわけで、自殺を偽装した殺人でした。
普通に逃げればいいのに……。わざわざ自殺に、それも以前と同じ形に見せかけるメリットが分かりません「都市伝説の女」じゃあるまいし!ますますワケアリ部屋になって家賃下がるじゃないですか。 

今回はむしろチョコザイの指摘の方がミスリードで普通に事件は解決w

前回も、『左側が認識できない』という脳機能障害が発覚したけど犯罪に関係なかったしw まさか、生きにくいのは自閉症だけじゃない、ということ?w


『移動ドにできたら苦痛が減るかも』という対策が提示されたのが希望の光でした。


で、そこで終わらずに誘拐ですよー!!

落とし物を拾ってくれた娘まで連れ去られ、組織のあぶなさが強調されてます。殺されちゃうの??


チョコザイが昼眠らなくなったのは、時差ぼけがなくなったから=海外から来たと分かる伏線だと思ってたら夜も寝ないとか。なーんだ睡眠障害か。あるある。

「ATARU」1 ☆☆

異能の人、謎を解く。


またこんな捜査ものw

仲居くん演じるチョコザイっつーかATARUくんがどう見ても自閉症で、毎日そんな子といる我が家では「あー似てる似てるw」と和やかな空気に。

逆に、栗山千明演じる刑事さんが彼の言葉をいちいち真に受けすぎるのが不思議ですがまあいいや。


ATARUの目に映る謎や解答の見せ方が面白くて飽きませんでした(作劇的には、散らばるヒントから劇中人物が答えに至る思考過程を全く考えなくていいんだから、ラクチンすぎてずるいかも)


実は全身ブランド物着てるATARUくん、そのうち組織が取り戻しに来るんだろうなあ、でも優しくしてくれた刑事さん達とここに居たいとかいうのかしら。

しかし組織の人も、GPS携帯ぐらい持たせておけばいいのに


上司北村一輝が、先日の「spec」スペシャルに続きガサツな役でいい感じ。


ケチャップの汚れはずっと気になりました。場面ごとにあったり無かったりしてたこともそうだけど、早く洗わないと染みになるー!!!と思っちゃうので(^^;;;;)


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