ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

柄本佑

「天国と地獄」8〜最終回 ☆☆☆☆

 満月の夜、あの石と一緒に転げ落ちて元通り?? でも既に、中の人が入れ替わってる方がしっくり来るんですけど!!

 サクヤ(迫田孝也)と日高(高橋一生)に指名手配がかかり、サクヤは陸(柄本佑)と、日高は彩子(綾瀬はるか)と共に南へ。母の故郷、奄美を目指します。辿り着けないんだけどねえ。
 おバカの八巻(溝端淳平)が囮になり、日高のカードを使いながら北へ旅行w   この不正使用をどう見逃してもらったかはさておき、二組の逃亡者はフェリーで出会い、多少は話せてサクヤ死亡orz
 生きて自供できれば日高も諦めついたでしょうけども。死亡では、主犯がどちらなのか調べ直され、望月彩子/中身は日高、がした証拠品すり替えなどなどが説明つかないはず。セク原(北村一輝)の綾子への疑いを晴らすため日高は…。
 全て自分1人でやった。
殺人は兄へのプレゼントだった、と自供し始めるのでした。賢いのでちゃんと辻褄も合っているw

 しかし焦って反証探しに走る彩子とは裏腹にちゃんと有能なセク原!全部ふんふんと聞いてはいるが信じておらず、最後に、それは本当に兄ちゃんのためになるのか、とガツン。
 そこに裸足で!かけつけた彩子が、兄の遺した自供動画を披露。まだ抗う日高に、それは私の正義を壊す、と更にガツン。日高はきちんと共犯で裁かれたのでしたー。

 って、彩子共犯疑いは? 彩子と日高の何やら絆を見せられて、セク原どう黙ったの? ついでに、この有能セク原が陸はスルーだったのもびっくり。望月彩子の男がサクヤと旧知の仲って怪しくない??
 セク原にも「入れ替わり」をぶつけて欲しかったです。案外理詰めで納得したかもしれないのに!

 しかしドラマ上は逮捕の手柄と相殺か、警察学校に回された彩子。正義や理想をそのまま語れる教場は、なるほど性に合って居心地良く過ごせた様でした。彼の人からの頼りを待ちながら。

 ここで終わりでも良かったのになー。
 再会も、奄美で、とか。後ろ姿でもしや、とか。ぼんやりでも良かったと思うんですけどねー。まあ、キャッチーではありましたね、また入れ替わってエンド、一体どうなる??


 石を持って会うのなら、せめて満月は避ければ良かったのに? 今度は落ちもしないのに入れ替わっては、どう戻れるのか?
 設定を壊し、日高をお馬鹿さんにして終わった気もするのですが……。エンタメだったと思って諦めます。
 そのばあい。
 消えてしまった陸。日高との、綾子を守る勝負で負けを悟った感じでしたが……中が日高の彩子が忘れられずに、日高とは会っている可能性を考えなくもないですw

 鑑識の林康文がいい役で、最終回に見せ場まであって嬉しかったです!普通に言えば言えるセリフをあの節回し。演出なのか。林氏の工夫だったのか気になります〜。、
 

「天国と地獄」〜7 ⭐︎⭐︎⭐︎

 陸(柄本佑)まで!彩子(綾瀬はるか)と日高(高橋一生)の入れ替わりを秒で信じた!!
天使の様なバカを何人も吸い寄せる彩子w それってもう才能なのかもw

 てなわけで味方も増え、情報も増えて謎も増え。
彩子/中身は日高、が忍び込んだ家の住人は生きていた!
日高の殺人への関与は、事後の清掃と目標を眠らせるまでなのかも。殺す役は別の人…??(じゃあ、送ってきた殺害動画は?)
その鍵になる陸橋の落書き数字を操るのはφこと「くうしゅうごう」?
陸橋に呼び出す小学生の手紙は?

 と、ここまできて日高は双子!!!
それも二卵性で生き別れの双子サクヤがいたんだそうですよ。(双子に陽斗/太陽と朔也/新月と命名は、対比が強すぎ…)
同じ日に抜けた歯を交換して持ち帰る回想は、微笑ましくも境遇の差がありありと分かり胸が痛みました。更には折々映ってた死体と、現場に残された歯の意味もやっと分かって戦慄。
自分の復讐に陽斗を巻き込んでおいて、最後は陽斗の歯を現場に置いたの? そして自分は余命いくばくもなく退場なわけ? 酷いよおい!
ちなみにそのサクヤが、特殊清掃での陸の師匠(迫田孝也)
入れ替わらなくとも彩子は、既にかなり近くにいた模様…。

 そしてセク原(北村一輝)が優秀w 彩子がたどり着く関係者に必ずリーチしてきますもん。その勢いで、早く彩子/身体は日高社長とタッグを組んでくださいな。でも日高がサイコパス極悪人ではないとなると、どんな気持ちでいたらいいのか難しいですよね。
ますます、どう終わらせるのか謎で楽しみに。陸、日高からも彩子からもモテてるぞ!

「天国と地獄」2~4 ☆☆☆☆

 まさか彩子の身体(綾瀬はるか)でも殺人をやめないとは…!でも、会えない妹に家族の情を示し、実は社員にも慕われていた日高(高橋一生) …サイコパスを隠した結果か、殺人の動機に秘密があるのか?? 
先が読めずにワクワクしています。

 実は2話視聴後、一旦盛り下がりました💦
日高が自らのアレルギーを利用し、綾子の意識ごと自分の身体を葬りさろうとした辺りまでは前のめり視聴でしたが。八巻(溝端淳平)がやってきて
「日高さんと入れ替わってますよね??」
には…うーん

 彩子に、上司のあだ名「セク原」が通じないから?もちろん言動も立居振る舞いも別人ですけども。
 それが、だから『異常だ』(4話、日高社長の記憶障害に泣く社員達の様に)にとどまらず『入れ替わってる!』と断じるにはもう1ステップ、必要でしょう?
それとも、八巻だってちゃんと日高の耳たぶを触る癖と彩子の癖腕組み指トントンが入れ替わっていることに気づいたうえで考察しましたかね、いつの間に~??

 彩子(中は日高)が信頼出来ない以上、内通者がいた方がそりゃ便利&日高(中は彩子)の気持ちも落ち着くでしょうけど。
証拠品の手袋差し替えは左右を間違えw 彩子(中は日高)がカマをかけた会話にも無自覚に『入れ替わり知ってまーす』的な返事💦 ねえ、八巻バカすぎ…むしろ、階段落ち=入れ替わり!と恥ずかしげも無く思いつくほどのバカだったのかな。

  •  ただの綾子の同居人から、棚ぼた肉体関係になった健ちゃん(柄本佑)も、笑顔の彩子に浮かれたのは最初だけ。まるで別人&ゴミ袋の血染めの服に『二重人格?』と、八巻よりはマシな答えを捻り出しましたが、それを直に言っちゃうもんなあ。殺されるよ?

 セク原(北村一輝)もいろいろ気がついて、最新の殺人は容疑者を彩子(中は日高)にロックオン! まさか刑事が、なんて先入観抜きの発想が出来る逸材ですが… 例によって違法捜査上等!その隙をついて逃げ切る彩子&日高なのでした…
本家彩子的には、このまま警察官彩子が目撃者を消したり連続殺人を続けたりするぐらいなら、共倒れ覚悟で摘発する!と、彩子(中は日高)を脅すわけですが。そこで彩子(中は日高)が洩らした
「だから君だったのか…」
の意図は。沖縄の伝説はどう絡むのか。
いやはや『殺人鬼日高を理解したい』という本家彩子の想いは、本家日高を変えるのか?

 目が離せませんが、感想書くのがほんと面倒です💦 日高(高橋一生)の表記に違和感w 違わないのに!でも中は彩子…って思ってしまいます、だとしても高橋一生なのに!! 

「天国と地獄 サイコな2人」1 ☆☆☆☆

 刑事物として十分面白いのに、刑事と殺人鬼が入れ替わっちゃうー?それでいて世界は、マスクを忘れると白い眼で睨まれるリアルタイムの現代です。
そして入れ替わるきっかけがw 古典w

 バリバリ正義漢の望月彩子(綾瀬はるか)は、正義を貫き刑事になったものの正論が過ぎ、始末書ばかり。
今度こそ手柄を、と行った猟奇殺人の現場では『清潔すぎる』とピンときた結果、とある洗剤会社のサンプル品にたどりつくほど有能ではあるのですが……あろうことか日高社長(高橋一生)が本ボシと主張を始めます。実はそれ、大正解! しかし捜査一課では望月がまた、と笑われるばかり。
それでも段々にデータを揃え、留学先でも殺人容疑をかけられた事実まで突き止めて。ついに明日はガサ入れ!というところで、なんと自首の説得に行った彩子は、もみ合った末に二人で階段を転げ落ち……。
 目覚めたら、入れ替わっていたのでしたw

 職場の望月彩子は、ツンケンと怒ってばかり。男社会でセクハラパワハラ受け放題でむべなるかなですが。その中身が日高社長になるとあら笑顔。むしろめっきりいい女ですw そして日高のくせである、耳を揉む仕草。 中身が彩子になって目覚める日高社長だって、揃えた膝もたおやかで、普段より更にフェミニンですよ。
 しかしこの状況を『どこまで幸運なのか、私は』と喜び、余裕しゃくしゃくの日高/外見彩子に対し、パニックもいいところの彩子/外見社長。慌てた挙げ句にひっくり返した日高のカバンから出てきたのは……血染めの凶器?? しかもそこに日高/外見彩子が入ってきて、自分を脅迫するのですよ!
 逮捕して、手柄を立てて、周囲からも賞賛される筈が。自分が揃えた証拠で追い詰められることに?? あまりの理不尽に泣きそうな彩子が……外見は社長でも可哀そ可愛くてもうたまりませんでした……orz(こういった入れ替わり演技って、それぞれ一度お手本を演じて見せたりするんでしょうか。でもそれじゃモノマネになりそうでもあり。こう動くはず、と想像で??それは難しすぎるようなw)

 さて、ここから一体、どうするのでしょう。
普通は双方元に戻りたいから、協力しあって階段落ちに再トライしてみたりするものですが。今回はそうもいきません。
彩子のバディ八巻(溝端淳平)は、中身が社長で笑顔の彩子を『なんか、いい感じ』と喜んでるぐらいで、事情には気づきそうもなくw 犬猿の仲だったセク原こと河原(北村一輝)こそ案外、望月の異常に気がついてくれそうですよね。あの学級委員がそない融通の利く返事をする筈がない、なんてきっかけだったらと楽しみです!
また、彩子には同居人陸(柄本佑)がいるんでしたっけ。not恋人、でも洗剤のことなど教えてくれた苦労人の金困くん。彼の働きはいかに。

とにかく楽しみです! あ、鑑識の変な人が林康文で嬉しいです(^^)

「知らなくていいコト」最終回 ☆☆☆☆

 乃十阿息子の人生は守られて。でもケイトはこれで良かったのかしら。これしかなかったのかしら。「知らなくていいコト」を知ってしまっても人生は続く。

 前半、大スクープ「乃十阿徹は殺していない!」公表に向けてチーム一丸となって裏付け取材に当たる展開は、次々みつかる証拠に高揚しつつも戸惑いも。当時3歳だった、何も知らない乃十阿息子を突然真犯人に名指ししてしまう罪深さ。現在海外在住とはいえ、すぐに探し出されてしまうでしょう? 逮捕も捜査もされない立場な代わりに、反論する場もなく罵倒されながら残りの人生を送ることになったとして、誰が責任を取れるのか。 でも一方で、公表差し止めの社長命令も、それはそれで理不尽ですよね。ケイト自身も騒動に巻き込まれながら掴んだせっかくのスクープ、フリーになって出版しちゃえ~と思ったり思わなかったりw

 そんな封印された記事を、乃十阿にだけは見せて燃やすケイト。

結局娘だと認める言葉も態度もなく、母とのことも語られず。事件の真相も、乃十阿のことは何もかもが謎のままでした。『娘だと認めないことこそが、父の配慮だったのかもしれない』と、ケイトが書いた記事の結びにぐらいは、反応して欲しかったですよね。

 そんな渦中、離婚する!結婚しよう!と尾高は言ってくれたのに。
「父親」を辞めた尾高では愛せない、と拒絶するケイト。うーんサンプル乃十阿が極端だったせいで、またもや振られる尾高さんが哀れです。なのに大スクープが流れたら、今度はケイトから結婚を持ちかけて、尾高からお断り。そんなケイトは好きになれない、と。つくづく間の悪い無い物ねだりな2人は似た者同士で、だからこそまた何年か後にはよりを戻してやり直す機会がまたあるのかも。
 そしてあの春樹も、辞表を提出(刃物出ないでホッとしました~)
誰も引き止めもせず、理由も聞かずw  ケイトの出自をタレこんだのは僕でーすと告白するも、あ、それ、違ったから!ともうほんっとどうでもいい扱いに。じゃあ、そもそもケイトと別れなくて良かったのに。って、思い込みだけで暴走して離れたのは君だー! でも、その記者には向かない妄想力が、必要な職業もあったんですねw
「作家になって、見返してやる~」
という、十中八九いや千に一つも叶わない捨て台詞を、なんと実現させて戻ってきましたよw 闇落ちの末に、3年で芥川賞作家とは!でもデスクになったケイトが、春樹を接待する機会はないんじゃないのかな(^^;;;;)  

 今日も今日とて、スクープ求めて駆けるケイト。取りこぼした幸せを思う日もあるでしょうけど、今はただ前を向いて。
人生って?幸せって?と考えるヒントになるいいドラマで、何より私生活や出自のことで誰もケイトを責めない、実にいい職場でした。

「知らなくていいコト」8、9 ☆☆☆

 酔って深夜にゲロ吐く元カレorz ケイト可哀想、警察呼んでいいよ、こんなの。

「週刊誌にタレ込んだの、俺じゃないから!」

いや語るに落ちて過ぎw なんで尾高を疑わないんだよって、そもそも親が原因で別れてないからね! ケイトの親が違ったら俺たち幸せになってた筈、って。むしろ結婚前にどういうやつかわかって良かったとしか。
 ケイトの出自タレコミ以来、職場でずっと這ってたり本棚裏に隠れてたりと挙動不審な上に欠勤も繰り返す春樹くん。初めは心配していた今カノも、理不尽に怒鳴られたりしてドン冷めなの、ちっとも悪くないよ!

 事件後、刺された瞬間をフラッシュバックし続けるケイト。
それでも『殺人犯の娘』報道以来、自宅すらマスコミに囲まれご近所に揶揄されて安全な場所でなく、編集部に寝泊まり。上から疎まれながらもスクープを追い続け、なんと取材対象の遺族から『マスコミに追われている人』と仲間認定で助けられた挙句に、本当に大スクープの証拠を引き当ててしまう大活躍!転んでもタダでは起きない女です。

 一方の尾高もまだ傷は癒えぬのに、娘報道で改めてマスコミに囲まれた乃十阿を救出に。こっそり東京に連れ出し弁護士と連携、自分のスタジオに匿って…。それってケイトと会ってもいいってことだろう、とヒソヒソ話。あの身を投げ出して守った様子から、周囲が恋愛を確信している状態で堂々と2人きりに呼び出して、まさかこんな色気のない話しているとは、ですよね。
なのに春樹…そんな変装しなくても、君の欠勤は誰も怒ってないどころか気にもされてないよ。会社の前まで来たなら、もう仕事しなよ…。その間にもダメダメ若手が成長、スクープ記事書くようになってきているのよ(それを指導するケイトが、ダメくんが遠回りに成果を出した取材を真似て、また進化しちゃってるしw)

 そしてついに告げられる、乃十阿が犯人でない可能性!

弁護士は見た、乃十阿妻が入れるハーブティーに息子がお手伝いで庭の草を入れるのを。キャンプ場の水に毒草を入れたのは、普段から水に葉を入れていた4歳児だったのでは? それって公表したら、まだ見ぬ異母兄弟を不幸のどん底に突き落とす真相でしょうorz  でも今公表したら「つい先日、実父を知ってびっくりですー」しか書くことのないケイトの手記を載せるより雑誌売れますよねw 
誰かをかばっている様子の乃十阿でしたが、そんな記憶もない悪意ない幼児のこととは思っていなかったのでびっくりです。さて最終回はどう決着するのか…。春樹が尾高刺したりもしそうw


「知らなくていいコト」7 ☆☆☆

 ついに再び関係を持ってしまうケイトと尾高。
でも交際してた当時は、よく泊まっていたスタジオの慣れた場所。ほんの少し周囲の不幸に目をつぶればこのまま、何も望まずに時折癒されていられるのに。
「そんなふうにうまくはいかないよ」
って尾高さん、器用に立ち回れないと思うなら手を出しちゃだめ、抱きしめちゃダメじゃないのさorz

 そんなケイトの苦悩をよそに、校了日前の編集部は燃える!
サブデスクは発熱、演歌歌手(小沢真珠)は怒鳴り込み、メインの記事が飛びそうで差し替え原稿が急遽必要、それなのに岩谷編集長(佐々木蔵之介)は作家先生と会食中。

 この気難しい作家先生が西村まさ彦氏(^^)
気の利かない担当東山(本田力)に苦虫を嚙み潰す先生がダンディな一方で、岩谷の男芸者っぷりもたまりませんのよ。立て板に水で暗唱し出したのが、なんと作家丸山先生の処女作の冒頭w  じゃあ東山の暗唱はといえば「祇園精舎の鐘の音」って中学生かw それなら私は「トンネルを抜けたら雪国だった。」で行くわw  他の面々もおべんちゃらの仕込みなく、春樹が名前繋がりで村上春樹が好きとか抜かしてまた場が冷えるw するとすかさず岩谷が
「羨ましいなあ、これから丸山先生の作品に出会えるなんて」
と褒め上手、そして流れる様に新作のお願いですよw よいしょ! 気難しい反面、持ち上げられればあからさまに上機嫌な先生が愛おしいですね。若い女子編集も一応同席してますが、一顧だにせず。
そのうち他部門の丸山担も加わって、先生の博識を褒め讃え、役立たずな東山にも役割を与えての一本締めで解散~。よーお、チャチャチャ、チャチャチャ、チャチャチャンチャン!

 このままなら、ただの恒例の忙しい1日だったのね。
例の不倫棋士の妻襲来。刺され倒れたケイトに、トドメをさすべく振りかぶり…と、ケイトを守って覆いかぶさり背中を刺される尾高。えー。あの体格差なら、同じ勢いで奥さんにぶつかれば吹っ飛んだでしょうに。攻撃より防御を選んでしまう男というコトなのか。
「女30、その愛貫くべきか」
不倫記事のタイトルと自分が重なるケイト、その上命まで守られたら一直線やろ~!

 しかしこの回の本当の肝は、終始暗い目をした春樹くんでしたね。大活躍で次期デスクと頼られる元カノケイト。しょーもない会食で、しかもおべんちゃらも言えない自分。ケイトの危機には、身を呈して守る尾高。ただ見ていた自分。駄目押しに、今カノは事件をバッチリ撮影! 大ピンチ&スクープに沸く編集部で、自分の役割はただの買い出し……。
 そして全てが裏返った末、刺されたのはケイト、と他社記者を呼び出して伝える春樹。その上で、父親はあの乃十阿、不義の子だと。教えられた記者さんさえ戸惑う様なスクープを無料でばらまくのかーい! せめて、匂わせて調べさせるぐらいのことはしないのかい。取材班の仕事をとことん舐めておりますよ…。別れても、しばらく周囲が気づかないほどケイトは普通に振舞って、不倫棋士の暗号も将棋が得意な春樹に解読を頼んだりと分け隔てなくしていたのに、むしろそれも癇に障っていそう。器の違いが見えるというか、自分の存在がそれっぽっちと見せつけられた様だったのかも。

 救急搬送、命に別状はなかった尾高とケイトが顔こそ合わせないもののお互いを気遣っている間に、ケイトの世界は崩れ去っているのでした。嗚呼。

 ところで東山さんは今日からイースト編集部の「一本締め太郎」に就任w  前後の説明なく、それだけ報告されてもそれこそ「知らなくてもいいコト」で笑うー。でも宴会下手な自分に役割ができて、嬉しかったんだろうなと思うと辛い展開の中ちょっと救われます。

奥さんもいきなり来て刺したって構わないのに、事前に演歌歌手も来て(ささみ れいw)セキュリティーどうなんってんの、と言わせてからなのが、また上手い。

「知らなくていいコト」3~6 ☆☆☆

 ああ…ついに不倫にorz

 毎回の企画会議から、スクープが生まれるまでについ引き込まれてしまいます。チームで尾行や隠し撮り等の取材ノウハウはスパイ映画の様。 炎上ダンサーに入試不正、警察エリートの虐待に、棋士不倫。 記事が世論を正す時もあれば、要らない騒ぎを巻き起こすこともあり。何が正義か。それは記者が決めることじゃない!と、尻叩かれて売れる記事を書き続けるケイトたち…。

 で、不倫ですよー、して欲しくなかった。でも元々ケイト(吉高由里子)が破天荒な上に、丁寧に段階を踏んで描かれてきたので納得するしかありませんねえ。
母が死んで以来ダメージばかりのところに寄り添ってくれる元恋人尾高(柄本佑)、そりゃ頼りたい。 既婚と知りつつ、常に奥さんが横にいるわけじゃなし。以前の関係に戻った気がしちゃう。 そんなタイミングでの不倫取材では、体面優先の妻(三倉茉奈)よりも、きっぱりと愛を叫ぶ浮気相手の女優(佐津川愛美)を応援してるよね。

 そんな既に気持ちは不倫しているケイトを前に、
「踏みとどまろう」
と言い合った端から押し倒してる尾高orz  視聴者は、奥さんも子供も義母も見せられてからの不倫目撃で、やりきれないわ。そもそも、毎日ケイトのことを考えちゃってる自覚があるなら、スタジオに入れて2人きりになっちゃダメでしょうに。
 そんな実はダメな尾高でも、元カレ春樹(重岡大毅)がクズだから相対的にいい男に見えちゃうんだよね。
ケイトの父が、大量殺人犯乃十阿「かもしれない」と去った春樹。
ケイトの母から、父親は乃十阿と知らされた上で求婚していた尾高。
それだけでもう器の違い歴然だものなあ。乃十阿という秘密の共有も親密感を増しますね。でもさ、尾高の求婚を蹴った、当時の決断のツケはきちんと受け入れようよケイト~。

 尾高が報道記者を辞めて動物を追った様に、いつかケイトも報道から去る時が来るのでしょうか。それとも、実父乃十阿に会うのにも、母の名よりも雑誌名を先に告げ、取材にしちゃうケイトですから。スクープ命で病膏肓に入る終わりになるのかな。

乃十阿は本当に犯人なのか。誰かをかばっているのでは。最終的にはその記事を書くのでしょうねえ。

 ところで『最新家電を使いたくて、家宅侵入する女』ホントに居そうw  でも、何度そう言っても取調べ側が信じないので、「家庭を持った気分になりたかった」と言わされるという展開も、これまたありそう〜w 

「知らなくていいコト」1、2 ☆☆☆

 雑誌業界が舞台、主人公が記者でこのタイトル。てっきり業界の闇やら政界裏情報を知って命でも狙われるのかと思いきや、問題はケイト自身の出生の秘密なのでした。逆にその方が私は好きですw

 週刊誌記者ケイト(吉高由里子)の母杏南(秋吉久美子)が急死。女手ひとつでケイトを育てた母の最期の言葉は、なんと
「貴女の父親は…、キアヌ・リーブス…」
いやいやいやw でも遺品からはキアヌとのツーショット写真がw   と、同時に見つかった指輪は、送り主が大量殺人犯の乃十阿徹と判明。ファンタジー度ではどちらも同じようなものなのに、恋人春樹(重岡大毅)のプロポーズは不確かな乃十阿父親説を原因に白紙に返され、別れることに。
逆に、元カレ尾高(柄本佑)の過去のプロポーズは、亡き母から直に「ケイトの父は乃十阿」と知らされた上でだったと今更に知り「関係なかった」と言ってくれる尾高に泣くケイト。なんて男を見る目がなかったことか。

 奇しくも仕事は、DNA婚活レポ。遺伝子情報から、理想の相手をマッチングするサービスに最低の相性と判断されてもなお、好きな相手を変えない取材相手(えなりかずき)に肩入れし、励ますケイト。自らを「親の経験を受け継ぐマウス」に重ねて苦悩する。

 母が生きている間は、全く興味なかった父親の身元。共に暮らしても、会ってもいない人に人生が左右されるだなんて。
尾高との別れを後悔はしても、相手も既に既婚者。縒りを戻す流れではなさそうで、ケイトの幸せはどこにあるんでしょう。父、乃十阿(小林薫)との対峙はありそう。もう少し見てみます。

「心の傷を癒すということ」1 ☆☆☆

 あれ、地震は?

 とはいえ引き込まれました。
 子供のホンのいたずら心から、自分が日本国籍でないことを知ってしまう兄弟(本人にも知らせずに育てるものなんだ…)
兄(森山直太朗)は親の意に添う、役に立つ仕事に。弟和隆(柄本佑)は進路に悩みつつも親友湯浅(濱田岳)に在日である境遇を告白し。共に医学部へ。
ただし、元々著書を読んでいた精神科医にどんどんと傾倒していき、父(石橋凌)に『役に立たない』と罵倒されると分かりつつ、精神科専攻を選択する。そして映画館で知り合った終子(尾野真千子)と結婚し、子供が生まれる。
 さてこの幸せな一家に、これから何が起きるのか。

 高校時代、「不安の安」と自分の本名を称していた和隆が、恩師には「安心の安」ですと名乗る。その何年かの間に、自分の名へのわだかまりが解けたんだなとホッとしました。そして「自分の名が嫌い」という終子に「素敵な名前だと思います」と別れ際に、伝えなくてはと強く思ったその底にやはり、この名前への想いがあっただろうと思うとまた胸熱ですねえ。
 近くを電車が通る映画館、あったなあ…。「フラットライナーズ」の怪しい地下鉄の場面でちょうどゴゴゴゴゴときて4D気分でしたよw それがドラマ内ではあの静かな小津安二郎「東京物語」 気になるやり取りの、オチがちょうど聞き取れない確認で初めて言葉を交わした和隆と終子。やっぱり気になって見にきた映画館で再会するも、また聞こえずw  その後、バスの中でまた会って、3度目の正直を報告するエピソード大好きです。実話なのだとしたら本当に映画w

 これから何も起きて欲しくないですね。 

「怪談牡丹灯籠」3、4 ☆☆☆☆

 牡丹灯籠は3話で成仏ー!

 え、かの有名な、朝だと思ったら違ったよのくだりは?別の怪談と混ぜて覚えてた? でも結局は愛し合う2人が、幸せそうに死んでいったんだからいいや。
 ただし許せないのは、幽霊からの賄賂wを受け取り札を剥がし、金無垢の仏様まで盗んだお世話夫婦! 結局は新三郎(中村七之助)がお露(上白石萌音)の幽霊を受け入れたとはいえ、夫婦がしたことは完全に人殺しの手引きですからね! 流石に悪事の自覚あり、取り調べ前にそそくさと逃げ出す夫婦…(実際、その100両はどうしたとなったら「幽霊が」では通らずに、強盗の嫌疑かけられそうですよね)

 一方お国(尾野真千子)と源三郎(柄本佑)は、遺言状を偽造、平左衛門(高嶋政伸)を釣りに誘って海に捨てる算段まで。何も知らぬげな平左衛門、釣りの前夜から泊まっていけと呑気な提案をするものだから、弟子の孝助(若葉竜也)は気が気でなくて…間違えて平左衛門を斬ってしまいましたよorz  旦那さまはちゃんと分かってて、2人が離れでいちゃつく間に殺害計画の証拠を探していたのに。
孝助による深手を負ったまま、浮気現場に踏み込んだ旦那さまは公式には源三郎に斬られ絶命。そのまま出奔した2人を追って婚家を出た孝助は、仇討ちを誓うのでした…。

 いやあ、電話もないニュースもない、聞き込みに顔写真も見せられない時代に人探しなんて雲を摑むようorz  荒んでいく孝助が不憫で仕方がないわけですが、そこは因果応報。100両を元手に成金になった世話夫婦と、今や酌婦で源三郎を養うお国がバッチリ知り合って、旦那(段田安則)がお国に貢いだの浮気だのと責める妻(犬山イヌコ)を追い剥ぎを装って殺す騒動にまで…! 更に偶然現れた、お露を診ていたお医者さま(谷原章介)が、成金オヤジとお国の両方を脅して殺し殺されw  お国が逃げ出す前になんとか間に合った孝助も見事仇を討ち!
 この世に悪は栄えなかったのでした。めでたしめでたし!

 終わってみれば、一番有名な牡丹灯籠の下りこそ賑やかし。平左衛門が浪人を斬り殺した発端から、その息子孝助が父の死の真相を知ってなお平左衛門を慕い仇討ちをやり遂げる、血なまぐさい人間の物語でしたよね。お江戸で原作落語聞いた人たちも、伏線すごーいとか、偶然同じ町に集まりすぎ!とか、ガヤガヤ騒いだのでしょうか(^^)


「怪談牡丹燈籠」1、2 ☆☆☆☆

 ジャン!と琵琶の音。から~んころ~んと下駄を鳴らし、お供の侍女を引き連れてやってくるのは……
出たー!もう死んだはずのお嬢様でしたよ!

 1話も十分不穏でしたけど、怪談というには幽霊がまだ出ずw 元をうろ覚えの旦那は、幽霊はまだか、化けて出るのは尾野真千子か戸田菜穂かってw どっちも化けなくても既に怖いですけどね、牡丹灯籠は一見普通で取り殺されるから怖いんじゃないですか~。
 そして、お札を貼り回して篭っていた男が、明るくなった朝だーと、出てって喰われるクライマックスが楽しみなわけですが、そこ以外にも敵討ちから不義密通まで芸達者が揃って見応えたっぷりです。
エンディングのピアノ曲も、時代劇に何故ピアノと思いつつ情感たっぷりで似合っていますね。

 てな訳で舞台は旗本飯島家。
剣の達人飯島平左衛門(高嶋政伸)は、名剣の誘惑に負け、折良く絡んできた浪人黒川を一刀両断。人を斬ってみたい欲望を叶えてしまいます。後に、父の仇と知らずに奉公に来た息子、黒川孝助(若葉竜也)を黙って召抱え、稽古をつけて育てるその心境やいかに…。でもそれはまた別の話。
 病弱な平左衛門妻が亡くなり、元々妻の侍女だったお国(尾野真千子)は暇をもらうどころか、平左衛門のお手つきになって益々我が物顔に飯島家を取り仕切ります。年頃の愛娘お露(上白石萌音)が婿をもらったら隠居する、という平左衛門の予定に付き合うのはまっぴらごめんなお国は。隣宅の放蕩息子源次郎(柄本佑)と密通するようになり、平左衛門を亡き者にして縁戚の源次郎が後を継ぎ、自分を嫁に…と、お家乗っ取りの算段を始めます。それを聞いてしまった孝助は…。でもそれもまた置いといて。

 お国を嫌うお露は、侍女お米(戸田菜穂)を連れて別宅に移り住みます。そこに訪ねてくる、亡き母の主治医志丈(谷原章介)とその友人新三郎(中村七之助) なんとお露と新三郎は、一目で深く深く恋に落ちてしまうのでした。
まさか女嫌いだった新三郎まで本気だとは! 双方に、無理だ身分違いだ、と諦めろと言って聞かせる志丈先生、大変(^^;;;)  挙句、姿を見るだけならと、川縁の別宅前を新三郎が乗った釣り船が通る程度の、逢引ですらない引き合わせをしただけなのに、激情で事切れてしまうお露orz   焦がれ死にって、ビートルズが来た時の失神女子より更に激しすぎですよ、お露さん…。責任を感じたお米も首を吊って果てます。

 可哀想にと、2人が並んで葬られたことなど知らない新三郎。夜更けに連れ立って現れたお露とお米を招き入れ、まんまと一晩共にしちゃいますよ。いやいや…良家の箱入り娘が、こんな大胆でいいのかとちょっと戸惑いましょうよ(^^;;;;) そして明け方には戻っていく2人。

翌日も現れたところを出歯亀にきた下男の伴蔵(段田安則)、新三郎と睦みあい絡み合うソレがもうこの世のものではなくて仰天、陰陽師(笹野高史)を召喚~!屍人と交わった新三郎はもう、半分死んでしまっているのだとか!
「何度交わりましたかな」
との問いにギョッとしましたが、
「二晩を共にしました」
とソツなく答える新三郎、さすが品がありましたw

 家のすべての出入り口にお札をはり、夜通し金無垢仏を拝みながらありがたいお経を読むことになった新三郎。その夜もやってきたお露は、本性を露わに牙をむき出して唸ります…。
そこにお国と源次郎の悪巧みやら、孝助の縁談やら、金目の仏像を狙う伴蔵の妻(犬山イヌコ)やら、他もゴタゴタするぞー。続きが楽しみです!

「コック警部の晩餐会」1 ☆☆

姓は古久(コック)名は星三w
どこかの星野光子さんみたいに三ツ星レストランのシェフになれそうなお名前ですが、なんの因果か警察にお勤めのコック警部(柄本佑)はグルメ好き。事件現場の遺留品を食べ
「本格的な長崎チャンポンだ!」ってw
麺も野菜も全て長崎からお取り寄せ、自殺の前に食べるものじゃないそうですよ。いやいや、最後の食事に好きなもの食べてから死にたいって凝り性の人かもしれないじゃないですか。でも問題は、その転落死した女優さん、練り物は嫌いとインタビューに答えているのに、残されたチャンポンにはかまぼこが入っていたんです。誰かに食べさせるために作ったものだったのか?

てなわけで、最後の謎解きのために招待状を配って晩餐会を催し、下っ端刑事(小島瑠璃子)をウエイトレスにこき使いながら種明かしをしていくのがお決まりのスタイルなようです。犯人は長崎出身の俳優(塚本高史、太ったよね) 名産なんとか醤油が決め手って、ケンミンショーのコーナー見ているようでしたw
そして逮捕となると、えなりかずき刑事が手柄を横取り。これも毎度のお約束なのかな。

せっかく深夜なのにバカっぽさ不足気味。でも旦那が気に入ったようなので次も見るでしょう。30分と短いのでとっとと解決していいですよねw

「やっさん 築地発!おいしい事件簿」2 ☆☆

はい、お母さんを連れてきました。えええええええーっ

築地の人情物語。実はぼっちゃん育ちだという宿無しやっさん(伊原剛志)が筋を通して人助けな模様です。2話は家出人の世話とネット騒動。
見逃した1話でなにかあったらしい宿無し弟子タカオ(柄本佑)が、恩返しさせろさせろと老舗蕎麦屋「はし田」のHPを無理に作成。食べログを思わせるネット評価に一喜一憂するのはタカオだけで、老体ご主人(里見浩太朗)は今までどおりに常連さん相手に細々できればいいそうです。はいはい。
その「はし田」で食い逃げした少女ミサキは、北海道からの家出娘でそば職人志望。

しばらく衣食住面倒みてやる代わり……と、やっさんがミサキに命じたのは40軒に及ぶ食い逃げ先での謝罪と皿洗い行脚。蕎麦は当分食べるな高校に行け、と勝手に編入を決めてきたやっさんにキレてまた姿を消す少女でしたが、実はやっさんにはきちんと考えがあったんですよ……って当たり前でしょうがw

すっきり人情ものかと思いきや、結構イライラする展開でした。

家出JK売り飛ばす奴もいる東京で、食べさせてもらってて、どの口で文句いいますか。
実際は高校に通いながら弟子入りできる店も話をつけてきてくれて、蕎麦禁止の件だって3食蕎麦喰ってるようじゃ舌がバカになるぞと健康を心配してくれてるんじゃないですか。
自分の得にはひとっつもなっていない人の言葉を聞けないバカなんてもう放り出していいのに。 てか、そこで理由が推測できずとも、きっとなにかあるよと少女を説得できないタカオも一緒に見捨てたらいいのに(「ガラスの仮面」で、マヤを主演デビューさせるぞと脚本書いてた大御所さんを思い出しました!マヤも待てなかったんだよねー)


そしてだめ押しが冒頭のお母さん(奥貫薫)登場の謎w

高校名も住所も伝えてないよね?どうやってお母さんを探し出したのかが一番の謎でほっぽらかしですよー(^^;;;) 北海道往復は仕入れ業者みたいなトラック乗ってましたけど、スーパーのパートさんの娘が家出したってそっち業界で噂でしたか?
お母さんが顔を出したらいい話風になってましたけど、落ち着き先が決まっても親に連絡もしないと言い張ってた娘かと思うと恩知らずでイラつくーっ まあ若いってそんなものでしょうけどねえ。

ミサキの身の上ばなしを「くだらない」と切り捨て、何がしたいのかしか聞かない姿勢は面白いし、てやんでえおとといきやがれなべらんめえは伊原剛志に似合ってますけどねえ。ネット口コミの顛末に至ってはありきたりすぎ。韓国押しも謎 。やっさん自らが三食食べちゃ栄養不足と言ってる、副菜も幅のない蕎麦屋の食事と、家庭料理を比べる方が間違ってないかい。
とにかく、毎週録画してまでみるほどの魅力は2話にはありませんでしたねえ、残念。


柄本佑と柄本時生の兄弟がどっちも食ドラマで教育されてるのは笑えました。なんか頼りないよね、二人ともw 

「リキッド ~鬼の酒 奇跡の蔵~」最終回

泡立つ酒母槽!寒いからって急激に温めちゃダメなんだって……(でも酒母助けるために氷突っ込んでた温度変化はいいのかw)

培養実験に失敗した学生時代を思い出しますw 


辞めていった元杜氏、横領してた金を返せたのはなるほど、加賀竜が引き抜いたのね。おかげで蔵元まで現場に出て(女史いわく司令官が最前線で鉄砲を撃つような真似)るのに、さらに他の蔵人にまで誘いをかけるとは。でもちゃんと断られていてホッとしました。元ホームレスさんはそりゃ恩義もあるでしょうが、元ヤンは揺らぐかもと思ったら……同中でいじめてた直木に『負けたくない』のだと。仕込みの経過とともに、どもりが治り逞しくなっていく直木くん。このドラマ、彼の成長を描いたドラマともいえますね

更には鬼杜氏も、直木に自死した息子さんを重ねていたようでした。


酵母の種付け、酒母(もと)仕込み、醪(もろみ)仕込みと日付入りでどんどんと進んで行く日本酒造り(BGMはオーケストラのクラシックw)いよいよ仕上がった大吟醸は素晴らしい味に仕上がって、金賞……は逃したものの、強く印象を残す個性的な味だと評されます。良かったね(><)

秋、次の酒の仕込みでの再会を約束して散っていく蔵人たち。

そして戻って来た人影は、長らく別居だった相楽の妻と娘で。笑顔を思い出した蔵元はまた、家族も取り戻したのでした。


全てに渡ってめでたしめでたし、あまりに都合よすぎる気もするのですがやはりハッピーエンドは気持ちいいですよね!もっとずっと見ていたいドラマでした、3話じゃもったいなかったです。

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