ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

板谷由夏

「ブラックファミリア」〜最終回☆☆

 愛娘の非業な死で始まる物語。
そしてよく考えたらブラックシリーズ第三弾でしたわ。

 芸能界に渦巻く性的搾取の闇ってまあ定番ですが、ダウンタウン松本が告発されたタイムリーな時期、見慣れたまま放置してたこと自体が問題だよと突きつけられたようです。

 とは言え潜入捜査で何突き止めようが、誰が失脚しようが、生き返るわけじゃなし報われない。それでも追い続けた真相が……お友達の犯行だったは。うん、まあ、確かにずっとやらかしそうに描かれてましたね。そしてラストもそう来たかーと、うん、まあ。身代わりをそこに据え、少なくとも1人は多少幸せになる形。今すぐに刺せると思えば成り立つ仮初の家族。
ブラックファミリアのタイトル通りか!

「ブラックファミリア 新堂家の復讐」1〜6☆☆

 しまった、面白い。

 女優デビュー目前だった高校生、新堂梨里杏(星乃夢奈)が夜の学校の屋上から墜死。可愛い末娘を失った家族は、スキャンダラスな報道にも更に傷ついてしまう。教師と交際?恐喝?パパ活? 偽証や暴露記事の差替えから黒幕を知った彼らは、一丸となって潜入調査を始めるのだった。

 ……とはいえ、死んだ娘は生き返らないし。何度も回想される落ちる途中の娘と目が合う場面も、遺体を囲んでただただ絶叫する悲嘆も辛すぎて、リタイアしかけていたのですが何故か主人が気に入って見てるんですよお。すると毎回ラストの引きが上手すぎw   ギリギリ潜入捜査の行方も、真相も気になるわでつい、次、また次とどんどん録画消化してしまいましたよ!

 黒幕らしき早乙女家に、母一葉(板谷由夏)は家政婦として潜入! 国会議員な長男早乙女倫太郎(塩野瑛久)は、長女新堂沙奈(渡邉理佐)か記者としてマーク。 梨里杏の同級生だった長女には一葉弟優磨(森崎ウィン)がなんと、韓国人のふりでリモート接近! 各種変装のサポートをしていた美容師な父航輔(山中崇)も、メイクアップアーチストとして早乙女家のTVコメンテータな妻麗美(筒井真理子)を担当です。
 一家の留守を狙い、水道修理を装っての証拠探しでは在りし日の梨里杏の映像に涙…も今することじゃなくない?とハラハラでしたが、ペット用のライブカメラはあるわ、母家政婦が性的に襲われるわで多方面気が抜けませんよ!

 近づいてきた真相は?アイドル管理買春だったのかな〜。今際の際の早乙女家祖父だけでなく、梨里杏父ももうやめよう!と言い出したのに母一葉は止まれない…!

「シッコウ 犬と私と執行官」1 、2☆☆☆☆

 執行官。
「差し押さえ」をする人たちが、なんと出来高払いで独立採算! そして荒事なだけに100%男性。それっておじさまパラダイスなのかジェンダーバイアス満載のクソ公務員なのか笑
 とにかく織田裕二が正義の人な構図は守りつつ、巻き込まれヒロイン伊藤沙莉の立場から珍しい人たちを見守るお仕事ドラマが成立していて楽しいです。犬の存在感もバッチリ笑

 動物と触れ合える仕事に!と事務から転職し、引越しまでしたヒロインひかり(伊藤沙莉)
ところが新居にはお隣さんを付け狙うストーカーが……と思ったら、それが執行官。お隣さん(中村俊介、妻鳥居みゆき)家の鍵を勝手に開け!留守宅に押し入り!(実は居留守w) 家具にペタペタと差押えの札を貼る! 人としてどうかしてる! でも、令状がでても家賃滞納をやめず引っ越しもしないお隣さんも、いやいやお隣さんが、いけないのですよ〜。
 更に職場のお洒落ペットサロンにも現れて、差し押さえ笑 払うわよ!と叫んでた社長(板谷由夏)は夜逃げ。哀れ無職になったひかりは特技犬たらしを見込まれ、執行官小原(織田裕二)の犬担当補助官のバイトに〜
 そう、現場の犬に数多吠えられ噛まれてきた小原にとって、犬がすぐなつき抑えていられるひかりは貴重な人材だったのです!(ペット禁止物件で犬飼うのも「そんな人」描写で、それ故にひかるの犬好きが見出されるの、よく出来てますね)

 2話では、金はあるのに小銭数えさせて支払いを渋るYouTuberから取り立て! 少しでも引き伸ばし訴えてきた元相棒に会いたかった…という真意でラスト泣かせつつ、相手の態度にイラつく男どもを前向きに抑えるひかりちゃんはやっぱり現場に必要な人!  残金367万円を、1枚ずつヒラヒラ撒いて拾わせるって流石に酷いのに、殴ったらやっぱり負けな令和ですからね。

 そしてまた、ひかりが働く保護犬シェルターに執行⁉︎ ひかりちゃんの執行運が凄すぎる笑

 他執行官に、渡辺いっけい勝村政信。鍵開け六角精児、立会人モロ師岡。執行事務員に中島健人。

「13 サーティーン」1 ☆

 13年前、13才で失踪した娘が帰ってきた。

 ボロボロの服に裸足で車道をよろめき歩いて保護され
「監禁されていました」
と語った百合亜(桜庭ななみ)だったが、肝心の犯人のことは何も語らず、問い詰めるとショック症状に。とりあえず家に戻されるも、待ち望んでいたのは母(板谷由夏)だけで、母の注目を失った妹(石川瑠華)は苛つき、離婚して家を出ていた父(神保悟志)は仲が良いふりに疲弊する。
 そんな家を抜け出した百合亜は、当時好きだった同級生の渉(井上祐貴)を訪ね、ずっと彼だけが心の支えだったと語る。
 しかし同じ頃、百合亜が監禁されていた場所を特定した警察は、犯人と百合亜が笑顔で写るプリクラを発見。誘拐&監禁は詐称だったのか??

 大人気イギリスドラマの翻案だそうですが、日本でも同様の事件ありましたよね……。
13才中学生ともなれば、ある日家に戻らないとなっても警察の扱いは家出メインになるんでしょうか。 特に今作の場合、自力で逃げ出してきたヒロインが誘拐犯の情報を、年格好も名前も住所も何も語らないものだから、段々と虚言を疑われていってしまって、警察に腹が立ちますorz  縛られていた手首を始め、体中傷だらけだったのに(><) ラストのプリクラも、ほーら恋仲だった、外出できてた説の材料になるんでしょうけどね。そんなん、生殺与奪を握る人の希望に応えるのはストックホルム症候群の基本じゃないですか。こつこつと従順にご機嫌とってきたから、やっと逃げられたんじゃないのかな。 辛くて語りたくないことを責めるのも酷い~。特に女性の刑事(遊井亮子)の方がキツいですよね。
 保護後の扱いって、もっと心理カウンセラーに心を開くまで様子を見るとかないんですかね。即、警察が質問攻めで怖がらせてるし。すぐ家に帰して監視もつけないなんて。犯人(藤森慎吾)が実家を見にくるかもなのに。

 そして居心地の悪い実家orz 
百合亜自身も家族との再会にうすーい反応。もしや誘拐前から夫婦仲は悪くて家は休まらなかったのかな?それとも今は心が麻痺しているのか……。 なんにせよ、大学4年生にもなる妹の態度が幼稚でびっくりです。
例えば記憶の中の優しかった姉と違う、とか。とりつくろって歓迎したのに無視された、ならまだ憤るのも分かりますけども。いい年してずっとぶすくれてママを盗ったと当たり散らすのは、無しだわー。あれでよく就活内定とれたものです。

 さて、このまま再生する家族を見守る話?と思いきや、そこは土ドラ!第2の誘拐から二転三転のサスペンスになるそうです。えーっ百合亜の解放になにか目的や役割が?? 

「ハケン占い師アタル」最終回 ☆☆☆

なんと! まさにタイトル通りになって終わるんだw

企画では、いい感じだったアタルの卒業式案。ところが、ご自由にといいつつクライアントが口を出す出す! ケーブルTVで生中継しよう、に始まって社名を写せの来賓は誰それ、当社イメージカラーで壁をペイント、挙句は生徒の呼びかけ(「必死で走った、運動会~」『運動会~』ってアレかな?)に社名を入れろってw その都度、生徒の思い出の絵を飾るなど軌道修正を図っても、また別の無茶な案を出す(^^;;;) おまけにチームの面々も、恋愛や家庭問題がそれぞれに起きて悩みいっぱいで、案の定本番はガタガタに(TT)
保護者の怒号飛び交う、電源の落ちた体育館。主役のはずの生徒こそいい迷惑なのに何も言えずに
「なにこれ」
「せっかく練習したのに…」
と気落ちする心の声を、次々に寄り添って代弁していくアタルちゃん。その声に勇気付けられて立ち上がった生徒から、呼びかけの感謝の言葉が始まりましたよ。……もう泣くでしょ、こんなの\(T▽T)/

そうやって悩みや苦しみを見透かすことは、アタルも同じ苦痛を味わうことで先週倒れた様に自分の体調を崩してしまうかもしれないそうですが……、それでもやっぱり、占いで生きていこうと決意するアタルちゃん。最後にチームの面々を占って……。

課長は、介護退職せず続けて行けるよう家族と話し合うべき。上野と田畑は、アタルに背中を押されて愛の告白をしあってw 神田は、お腹の子の父親と復縁。残念ながら目黒くんは失恋です。でも、これから運命の人と出会って、結婚して、いいお父さんになれるよ……と笑顔で保証するアタルちゃんの言葉は、本当に占いなのかな。あまりにも目黒本人の望みそうなぽわーんとした未来で、ただ言ってほしいことを言ってあげただけ感w 持ち物ピンクw また目黒が好きそうなw 品川くんへの「才能あるよ」もそうだよねw でもそれも占いのうちなのかな。
こんなに仕事とチームが好きになるとはアタルは見通せずにいたわけで、占い占われて未来は変わっていくのですわ。
そうそう、部長はどうせもう社内で出世の道はないんだからw 友人に誘われてる企業立ち上げの話に乗るべき。奥さんは反対してたけどw どうしたらいいか、みんな本当は自分でわかってるんじゃんって描き方でしたよねー。ただその背中を押す、それがアタルの占いなのかも。

周囲と自分を隔てる黒い眼鏡を、捨てて。
知らない会社に入っていくアタルちゃん。

「今からあなた方を観ます」
きゃー私も見てもらいたい、ハケン占い師アタル! まさかこんな健康診断に来たお医者さんみたいに占い師来るとはw

中だるみはありつつも、ぶれずに楽しめました。特に4月から環境が変わる人への応援になっていそうで、それも良きかな。 

「ハケン占い師アタル」4~8 ☆☆

こんなことが出来るの? と驚くアタル母(若村麻由美)アタルに占われると自分の過去映像が出てくる、そこは知らなかったのねw(そして過去を覗くあの様子、映画「レディ・プレイヤー・ワン」での記憶データを見る場面にそっくりですよね。参考にしたのかな)

毎回一人ずつ、職場の人々を占い悩みを解決。職場を明るく変えていくアタル。
それなりに面白いのですが、じゃあ次は課長だな、その次が部長だなという流れがヒネリなくそのまんまなので3話でもう飽きてました(^^;;;;) それぞれの家庭の事情など見えて、キャラに愛着は沸きますけどね。そうやって描かれた分だけ、左遷をチラつかされたってナイなってわかっちゃうんだし。でも、杉咲花のボブが毎回ハネてて可愛いのでついまた見ちゃってました。そしてまさかの課長が、占いでアタル母の顧客だったことに「お」と食いつき、良かれとアタルの居場所を母に伝えちゃった……となってちょっとハラハラ。そして連れ戻そうと会社でもつきまとうお母さん。
「この会社で働く意味」
を証明する、と意気込んだ途端に空回りするアタルを、今度はみんなが占うという逆展開にはワクワクしましたよ。
「私みたいに」我慢しない
「俺みたいに」仲間を頼れ
と、それぞれアタルが自分に贈った言葉を返すの、胸熱じゃないですか
しかもそれだけに留まらず、結局は母親をも占っちゃうんですよ。すると偉そうになるのもお約束w そうかお母さんは『天罰が当たるぞ』系の虚言で、イジメを切り抜けたのが占う側になったきっかけだったのね……。そしてアタルの才能に気づいたら、世の中の為といいながら自分を誇るために利用した。もっと私の役に立て!と言い募る母を
「嫌いにさせないで」
と止めるアタルでありましたが……。それ以上に、いい企画を思いついちゃった!とチームに戻って盛り上がった姿こそ、もう自分の手を離れたんだと母親に悟らせたことでしょう。
その母からの卒業でアタルが思いついいた企画が、『卒業式』
被災で出来なかった卒業式の、地元でのやり直しを支援する。そう提案した途端に、そこ出身の歌手を呼ぼう等々、チームで次々にアイディアが出てきます。当初案の防火と交通安全指導、という町内会みたいな案だって必要で誰かは喜ぶことでしょうけどね、実際行ってみたいのは改定案の方かなー。

もうここで大円団でもいいのに、ラストで倒れるアタルちゃん。
自由にしなさい、と言いつつも「自由って、案外つらいのよ」と呪いのように呟き、もう占いはするなと言い残して去っていくお母さん。さてはてどう終わるのか……。労働も体験し、一回り大きくなって自由意志でお母さんの元に戻るとか?
皆が毎回終わりに捨ててきたものも、案外清掃の人がとっておいて返してくれたりしませんかねw 鳥かごだの目覚まし時計だの分別むずかしいしw

「ハケン占い師アタル」2、3 ☆☆

志尊淳の女装は、飛び道具でしょ~ずるいw

「言ったらぶっ殺す」
とまでアタルに口止めされてた占いの件を、躊躇ゼロで周囲に広めていく神田(志田未来)殺されてもいいんですってよ、同僚が悩んだままよりは。 え、お腹の子産むんじゃないの? かと思うと会社に提出する未来予想図に子育て盛り込んで、部長に内緒設定は? そして雪の中サンプル配りに頑張る妊婦。やめてー電話番とSNS当番しててー。

そんなわけで2話では縁故採用の坊ちゃん目黒(間宮祥太郎)を占い(代金10万円をポンと出そうとするwさすがw)、3話ではパワハラで辞める品川(志尊淳)を占うアタルちゃん。どんどん流れ作業になってきてまっせ。
坊ちゃんの過去は、父に肩車されたあの日。父さん酷い、となる思い出なのですが、母が死んだばかりで今思えば父も辛かった……という視点を、そろそろ持てというアドバイスには納得。それに、純粋すぎておバカなだけで、無駄にやる気はある目黒くん。引退したアクションヒーローを呼んでこられた熱意ですから、もうちょっと頑張ればどうにかなるなる。

でも3話の(志尊淳)は、ずっと上から目線で愚痴るだけ。そりゃ彼女にも捨てられるって。覗いた過去も、大学サークルで喧嘩して退部って意外でもなんでもなくてがっくりです。

それが、「もう辞める」と言った手前、自分が投げ出した企画で皆が雪の中働いてても駆けつけられず……なぜか女装で登場w サクラになって周囲の女性を誘ってアンケート書いたりして。戻って別の女装でまたサクラ。何着持ってるのw てか家近いw
元の服にまた着替えて来たところで、学友に呼び止められて囃されて。でも
「これが、俺の仕事だから」
と、逃げずに言い返すことが出来たのでした。 うん、それは良かったけど、それ占いなかったら気づけなかったことなの? 1話の様に質問がドンピシャな見事さがなく、悩みに答えていませんよね。……無料だからかなーw

あと気になるのは、雪の中のサンプリングがまたぞろSNSで話題に。もう1話でそれは分かったから。むしろ事前に人を集めるほうにSNSをちゃんと使いましょうよ! 開き直って女装する品川も、ついでにそれをネタにSNSで人を呼ぶとか。その拡散に昔の仲間使うとか。そういうところで、みっともなくても必死になってみたら良かったんじゃないですかね。

次はパワハラ上司上野(小澤征悦)を占い様子、そろそろまたズバッと核心をつく質問が聞きたいですね 。 

「ハケン占い師アタル」1 ☆☆☆

コピーも会議もなんでも「初めてなんです!」とニッコニコの派遣ちゃんが、占いをするとなったらタメ口いや罵詈雑言でふてぶてしく別人に。杉咲花の変わり身が流石。

イベント会社に勤める神田(志田未来)は、普段から占い頼り、決断が苦手。ミスも多くて3年目の割に部長(及川光博)に名前も覚えられていない役立たずっぷり。初めてまかされたイベントも、部長が勝手に『赤ちゃんを50人揃える』とクライアントに約束してしまい、てんやわんや。そこにやってきた派遣のアタル(杉咲花)は不思議に気が利き、かといって出過ぎず、絶妙にアタルをサポートしてくれる。もしや、彼にも言えてない神田の妊娠も知っている??

あれこれあってイベントは大失敗、司法浪人の彼氏は堕胎しろと暗に迫るし。中絶待ちの診察室で、産みたい、産めないと悩む神田がこれからのことを検索する選択肢に
「占い」
をくわえたのにはズコーっとずっこけましたがw 出てきた動画で、ズバズバ答える霊能少女は、幼い日のアタル。クリニックを走り出た神田は、出勤中のアタルに「自分を占ってくれ」と頼み込み、いつもの笑顔をひっこめたアタルは、どうせ見料10万円は払えないだろうから無料で見てやる、ただし「質問は3つまで」と言い放つのでした。

1「な、なんでそんなにいきなり 上から目線なんですか」
     の質問はキャンセルでw

改めて
1「なんで私は友達ができないんでしょう?」
     すると現れた神田の思い出によっこらせと入り込んだアタルはw 
   「臭い」と囃され体臭を気にするようになった神田をバカ呼ばわり。
    臭いのは、笑顔。嘘くさい。楽しくもないのに笑うな、と。
2「この仕事、向いてるんでしょうか」
     それは自分が決めること、終了w
3「じゃあ、どうして決められないんでしょう…」
     それは、愛がないから。彼に尽くそうが社畜でいようが、自分を愛することの方が大切。
「誰にでも必ずあるんだよ、自分にしかできないことが」

なるほど納得の3つの回答。普段の決められない具合からしたら、神田の質問も見事でしたよね。自分なら何を聞けばいいんだろうと思いながらみましたよ……。10万円払って知りたい事も、罵倒されながら回答をお願いしたい悩みもありませんけど。

結果、自分の仕事への情熱に気づいた神田はシングルマザーの道を選び、決意を受け入れた同僚は……とりあえず部長には内緒、と言い合うのでしたw 部長、信頼ないなあw なにしろ手柄は自分のもの苦情は部下のせい、ですもんねw クライアントから神田に用事、絶対この前の失敗の叱責だ~となったら丸投げw 実は、神田が徹夜で書いたメッセージカードがSNSで大好評ってお礼だったのにねえ←神田にしかできないこと、あったね!

この調子で、毎回別の社員のお悩みズバッと解決な様ですね。次回はコネ入社の目黒(間宮祥太郎)かな。占いのこと、人にばらしたら「ぶっ殺す」とまで言われてる神田経由じゃないよねえ。みんな、古い画像や記憶からそれぞれにアタルに気づいてしまうのでしょうか(同じデザインの黒めがね掛けてちゃねw)

「母になる」1 ☆☆

えーっと。
藤木直人と沢尻エリカが一目惚れしあい、出会ってからも何年もかけて学生みたいな恋愛をしたんですってよ。だからどうしろと。この長い長い回想、見なきゃダメですか?  
池に浮かんでた子供のセーター。着てた男の子の生死がどうなのか、ほったらかしのまま見せるにはあまりに陳腐で昭和で辛いです。こんな美男美女がそんなに恋に不慣れなわけないでしょー! それに、これから大不幸が待っていると分かっている夫婦にあまり感情移入したくないですもん。
と、一旦視聴を断念。旦那は脱落(^^;;;)

何日か置いて一応見た続きでは、いかれた学生による誘拐とサクサク判明し、自殺されてしまい子供は行方不明のまま生死も不明。
『いなければ自由に過ごせるのにと、思ってしまった』
と泣く若い母親(沢尻エリカ)には泣かされてしまいました。
でも実は孤独なOL(小池栄子)が拾って育て、なんと10年後にいきなり連絡が……。あの可愛い、たどたどしく喋ってた子が中学生ですよ。綺麗な顔立ちの、ギリ声変わり前の高い声で「お母さん」と呼ばれて抱き合う親子。 毛深くオヤジ臭くなる前にまた会えて良かった……(いや、うちの成人した毛むくじゃらも私には可愛い我が子だけど!)

さてここから、母子の絆づくりが虚しく始まるのでしょうか。最近アメリカでも、新生児室から女児を盗み育てていた事件が発覚し、もう成人している元女児は盗んだ女だけが自分の母だと声明を出していたような。感情の問題だけは、事実やDNA鑑定の結果を見せられても割り切れるものじゃありませんよね。
てか戸籍や義務教育はいったい。

藤木直人とは離婚している様子なことも含め、続きが気になる様な、もう面倒な様な。やっぱり恋人時代や、その恩師夫婦も同じ年齢の子供がいて云々は必要なかったんじゃないのかなあ。


「やっさん 築地発!おいしい事件簿」2 ☆☆

はい、お母さんを連れてきました。えええええええーっ

築地の人情物語。実はぼっちゃん育ちだという宿無しやっさん(伊原剛志)が筋を通して人助けな模様です。2話は家出人の世話とネット騒動。
見逃した1話でなにかあったらしい宿無し弟子タカオ(柄本佑)が、恩返しさせろさせろと老舗蕎麦屋「はし田」のHPを無理に作成。食べログを思わせるネット評価に一喜一憂するのはタカオだけで、老体ご主人(里見浩太朗)は今までどおりに常連さん相手に細々できればいいそうです。はいはい。
その「はし田」で食い逃げした少女ミサキは、北海道からの家出娘でそば職人志望。

しばらく衣食住面倒みてやる代わり……と、やっさんがミサキに命じたのは40軒に及ぶ食い逃げ先での謝罪と皿洗い行脚。蕎麦は当分食べるな高校に行け、と勝手に編入を決めてきたやっさんにキレてまた姿を消す少女でしたが、実はやっさんにはきちんと考えがあったんですよ……って当たり前でしょうがw

すっきり人情ものかと思いきや、結構イライラする展開でした。

家出JK売り飛ばす奴もいる東京で、食べさせてもらってて、どの口で文句いいますか。
実際は高校に通いながら弟子入りできる店も話をつけてきてくれて、蕎麦禁止の件だって3食蕎麦喰ってるようじゃ舌がバカになるぞと健康を心配してくれてるんじゃないですか。
自分の得にはひとっつもなっていない人の言葉を聞けないバカなんてもう放り出していいのに。 てか、そこで理由が推測できずとも、きっとなにかあるよと少女を説得できないタカオも一緒に見捨てたらいいのに(「ガラスの仮面」で、マヤを主演デビューさせるぞと脚本書いてた大御所さんを思い出しました!マヤも待てなかったんだよねー)


そしてだめ押しが冒頭のお母さん(奥貫薫)登場の謎w

高校名も住所も伝えてないよね?どうやってお母さんを探し出したのかが一番の謎でほっぽらかしですよー(^^;;;) 北海道往復は仕入れ業者みたいなトラック乗ってましたけど、スーパーのパートさんの娘が家出したってそっち業界で噂でしたか?
お母さんが顔を出したらいい話風になってましたけど、落ち着き先が決まっても親に連絡もしないと言い張ってた娘かと思うと恩知らずでイラつくーっ まあ若いってそんなものでしょうけどねえ。

ミサキの身の上ばなしを「くだらない」と切り捨て、何がしたいのかしか聞かない姿勢は面白いし、てやんでえおとといきやがれなべらんめえは伊原剛志に似合ってますけどねえ。ネット口コミの顛末に至ってはありきたりすぎ。韓国押しも謎 。やっさん自らが三食食べちゃ栄養不足と言ってる、副菜も幅のない蕎麦屋の食事と、家庭料理を比べる方が間違ってないかい。
とにかく、毎週録画してまでみるほどの魅力は2話にはありませんでしたねえ、残念。


柄本佑と柄本時生の兄弟がどっちも食ドラマで教育されてるのは笑えました。なんか頼りないよね、二人ともw 

「高校生レストラン」~最終回 ☆☆☆

ええ話や~(感涙)


3年生は巣立ち、2年はそれを見送って自分たちの成長を誓うのです。「先生」はまた板前に戻るチャンスを振り捨てて、これからもずっと先生でいてお前らを育ててやるぞと。

正直、予定調和でどこにも驚きはなくて、でもそれが安心でいいんです。家族でゆっくり見られるんです。このドラマで生といえば食材、せいぜい生ビール。それでいいんです。


伊藤英明と主人公の妹、松岡と魚触れない先生、どっちかの恋心ぐらいは描くかとおもっていたら最後までほのめかすぐらいで(「ボランティアでお手伝い」って!)、でもそのぐらいが本筋がぶれなくて良かったです。


役名をちっとも覚えてないあたり、我ながら正直w それでも、いつの世もこういう落ち着いて楽しめる良質なドラマはあっていいと思うのです。



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「最上の命医」1☆☆☆

青年漫画原作、とすぐ分かる語呂合わせタイトル!(これで育つからオヤジがダジャレ好きなのか、男はダジャレ好きに出来ているのか??)

内容はいつもの医療もの。
ただ、いつから勤務医にこんな個人プレーが許される様に?
「僕のホームページ」で知り合った
「僕の患者さん」だから
「僕が執刀します」
……って、まるで個人で小児外科を開業でもしているみたい。実際は、使う手術室も機材も薬剤もスタッフも、それぞれの拘束される時間だって、勤務先の総合病院のものでしょう?

そこ以外は、人当たりのいい素敵な先生。外国帰り(笑)
よくある名医ものです。
ただ、これで小栗旬だったりせず、見慣れない役者さんが主演なところは新鮮で好感が持てました。

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「ギネ 産婦人科の女たち」最終回 ☆☆

なるほど。離島に渡ろうとする柊を引き留める、君島・新教授。

孤軍奮闘は誰のためにもならない、むしろ緊急時の輸送、人員確保など行政を動かすべき。正論です。例えば柊が死んだらあとが来ない、じゃ島の人は困るんだから。寝ずに食べずに働き続ける異常な主人公が診察中に倒れ、裁判でもそこをつつかれたことが一応ちゃんと伏線に。


そういえば一話を思えば、柊まともになりましたねー。まだかなりKYで、教授選考みたいな微妙な話を大声で話しちゃいますが少なくとも玉木くんと会話してるし、精子の論文が賞とったことにお祝いまで!

最後、君島教授が引き戻した職場には24時間保育所も多分出来て、『成長した主人公が劣悪な環境を脱し、仲間と楽しく職場で頑張る』ハッピーエンドよね(^^;;;) 右腕?の玉木先生はご令嬢婚約者に無事に捨てられました。
「私はあなたにはもったいなさ過ぎた」
うわ、名言。

教授夫人は残念ながら生き延びられませんでし……(追記:違う違う^^;;; 抗ガン剤治療ですって)今日も誰かが命を落とし、誰かが産まれてくる病院。そこの日常を切り取った……かというと微妙で欲張りすぎな内容になってしまった様ですがエンターテイメントではありました。赤ちゃんいっぱい見られたし♪

それにしても、緊急じゃないはずの患者を待たせて急患を受けると急変してしまうというマーフィーの法則使いすぎです。最後には鉗子分娩まで入って(赤ちゃんの頭を掴んで引っ張ってるってことですよね?)イヤほんとに出産って大変なんだなと他人事のように思いましたわ。
舞台がハイリスク分娩中心の病院ですから仕方ありませんが、1人ぐらいポンポン10人産んでる妊婦さんとか、自分も妊婦で「今暇だから産もう!」と促進剤でサクッと産んじゃうお医者さんとか(知人の実話)超安産もあって欲しかったかも。

それとよい子のみんなへ。廊下は本当は走っちゃいけないんだよー。

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「ギネ」〜8 ☆☆☆

ずっと観ています。

例の総菜屋のおかみさんが、出血が止まらない遺伝性疾患をもっていたことが判明(娘の怪我や、柊の元夫が関わってくる展開には引き込まれました)。となると裁判的には不可抗力だったとなるわけですが、そもそも金が欲しいわけでもなくただきちんと謝ってもらいたかったご主人にとってはそういう話じゃないはずで。

ぎこちない柊の謝罪はきちんと彼に届いたのでしょうか。

「娘の笑顔のため」とかもごもご言って訴訟を取り下げるのでは、同じ疾患を持つと分かった娘さんが罪悪感を持ってしまう気がして微妙。あのどこでも母自慢をやらかしてこの前泣かされたあの柊の息子に、今度はちゃんと優しく出来るんでしょうか(それでも、「あんたのママは人殺しよ!」とかよく言わずに我慢した、偉い!とは思いましたが。)

1話でキラキラしていた玉木くんが、疲れたおっさんになって尻に敷かれているのになんだかな。院長令嬢の婚約者でUCLAに留学ですか。個人病院を経営している玉木父には、嫁が助産師より院長の娘だった方が大喜びなのかなー。

子宮全摘の女子高生も、今頃また現れて「あの時のピースの意味」とか聞いてくるし。玉木くん大変です。
うっかりピースを返したのはそりゃ無神経だけれども、無反応で逃げてたらそれはそれでやっぱり、励まさなかったことを恨まれたはず。関わった時点でもう、刺されることが決まっていた様なものですね……でも、それを警察沙汰にせずに治めるのが本当に彼女のためなのか??少なくとも親に位は知らせないと、次に何をするのやら。

とかとか。

また出た障害児の出産と両親の納得の関連や、ガン治療と出産を両立出来るのか?と、どれか1つでも充分深い問題を次々に提示しては流しながら充分面白く、目が離せません。それだけに、盛り込み過ぎなのがもったいなく感じます。
柊の信念が周囲と対立するキャラであることは設定として重要なのですが……初期にあれだけ変人に描いたり途中でブチ壊れたりする必要は本当にあったのでしょうか。柊先生があそこまで変でなかった方がずっとスムーズに話に集中出来たのに。

ええと、当初は勝手に、柊先生がここまで壊れた原因の過去の訴訟が明らかになる話だと思っていたのですが、全然違ったのでいったい最後はどうなるんでしょう。学部長夫人の出産までは多分描くとして、24時間保育園が出来た病院で笑顔で働く柊那智……って、ハッピーエンドですか?(違)
1話の双胎間輸血症候群の親子でもまた出てきて、柊先生のおかげで幸せです!とかあの父親が言ってくれたら締まるんでしょうか?でも誰も覚えてないよね。 

玉木先生の婚約は壊れそう……。 

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「ギネ」4 ☆☆

母体死亡は10万件に7件??
日本は諸先進国の中で出産時の母親死亡率がトップだと、英国でそういう論文を書いていた友人に脅されたことがあります。かれこれ15年は前かなー。それから日本の医学が進歩したのか、これがその多い数字なのかどっちでしょう。いざというときは母体優先だしね(また産める、と理屈でしょうか)

ずっと不吉なフラグの立っていた総菜屋のおかみさんが壮絶死を遂げられました。で、主治医が壊れちゃ駄目じゃないですかーッ(><)
産婦人科が過酷だとか、指導医がどうしたとか全然関係なくなってきちゃいましたよ。ウヘア。

徳本家は可哀想です。
嬉しいはずの赤ちゃんの退院が、妻の出棺と同時だなんて。競って赤ちゃんの世話を焼いたはずの長女も抜け殻の様です。なのに、家事に育児に葬式の準備にと、徳チョビさんは悲しむ暇もありませんよ。深夜にやっと泣き崩れるところは、涙無しにはみられない……はずなのですが。
ドラマの矛先がそれていて集中できませんよー。要らない帝王切開をされそうな患者さん、逃げて、超逃げてー! って、何それ、医療ホラーですか?

なすすべもなかった死にショックを受ける主人公と、早く母体の死亡例を体験できて良かったというもう1人の研修医。こういう対比は面白くて、いっそ柊パーツなしに、普通の指導医と2人の研修医の話がみたかった気がしてしまいます。

見るのやめるほどつまらないわけじゃないだけに、モヤモヤ。
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