ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

松下奈緒

「スカイキャッスル」〜最終回☆☆☆

 嫌ミス。でも衣装は楽しかったなあ〜

 セレブの集うゲーテッドコミュニティ、スカイキャッスル。まあ実質、帝都医院の医師家族御用達⁇ 帝都医大がその附属高校から持ち上がりな以上、子弟が附属高校に落ちたら引っ越すしかない歪な町ですよねえ。

 で、我が子の受験に血道をあげるヒロイン浅見紗英(松下奈緒)たち専業主婦たちの右往左往を、小説家な後妻南沢泉(木村文乃)が距離を置いて見つめるのかと思いきや……。わざわざ「小説にしたい」と公言して冴島香織(戸田菜穂)自死事件を嗅ぎ回る!のみならず。
やめてあげて、と友人ならまあ当然言うだろう非難に興奮してぺろっと口にするのが
「施設育ちのあなたなら」
って、それ紗英がひた隠しにしてたのに!わざとですらなくご近所集会の最中にバラすのかい!

 ちなみに自死事件の方も、どうやら原因は息子遥人(大西利空)の帝都医大付属高合格辞退と家出で、元家政婦は遥人(15)の子を出産…とスキャンダラスでしたが。

 それをそそのかしたか、少なくとも黙認した受験コーディネータ九条(小雪)を責めて一度は決別した紗英が、そのバラされのせいで愛娘瑠璃(新井美羽)の信用をなくして、瑠璃が九条に依存していってしまうの皮肉〜
 瑠璃と成績を争う母子家庭の未久(田牧そら)が母を亡くした後も、瑠璃のためになると九条のすすめで部屋を提供したら、実は夫(田辺誠一)の婚外子だったりしてもう本当に紗英さん踏んだり蹴ったり! 父に殴られて勉強を強制されていた遥人くんに比べ、競う気満々の瑠璃を支えていた紗英でしたのに。

 もうこれは最後は家を出て、ひとりで人生やり直すしかないのではと思ってみてたのに驚いたのは未久ちゃん転落死からの怒涛の巻き返しでした。
というか旦那!
元カノ(映美くらら)からの電話は「金か?」とけんもほろろに切り捨ててたくせに、もう1人娘がいたー!なのに死なせたー!となった途端に医者を辞めるほどの後悔って何ですの? 有力者の息子の治療を優先して娘の同級生を死なせた。それだけなら軽い自己弁護で割り切れてたのに。原作韓国との家族観の違いでしょうか。理解できない。

 とはいえ、その死をきっかけに九条も実行犯秘書(前原滉)も逮捕。
自らも親のエゴで受験勉強しかない時期を耐え、合格辞退で恨みを晴らした九条が、似た境遇の子供達を焚き付けていた、と明らかになり納得するところはありますが。結果中卒無職で子持ちになった遥人には刃物向けられるほど恨まれてて。今までにも勢いで辞退して後悔してる子いたのでは。
あと、未久の母も紗英本人も憧れたベストセラー絵本「スカイキャッスル」はなんだったのか。名前がこの街と同じなだけ?

 で、姉妹を1人亡くした浅見家はスカイキャッスルを出て浅見実家で暮らすんですって! 九条を追い詰める過程で、瑠璃と紗英の絆が再生したのは良かったですが。紗英の経歴偽装をボロクソ罵倒してた義母と同居はさー大丈夫?

 日本のドラマに翻案するなら、もっとよそ者東を主人公に描いた方が良かったんじゃないのかな。だって小説のネタをゲットした挙句、何も失ってないの泉だけだよね〜

 衣装やジュエリーブランドは公式やまとめサイトの紹介で楽しんでいましたが、警備員には高価すぎると騒いだ腕時計が本当に賄賂だったので詳しいと倍楽しめそう。中学生がパパや彼氏にもらってたお時計も、下世話にお値段知りたかったです笑
 

「スカイキャッスル 上流階級の妻たち」1☆☆☆

 医者もの?お受験?セレブママの揉め事?あ、人死ぬの?
「あなたが変われば世界が変わる」
と「マル秘の密子さん」でも聞いたフレーズがありつつもなんのジャンルかわからないまま、終盤まで特に事件も起きないのに目が離せずに見てしまいましたよ。韓国ドラマのリメイクなのかー、なんか納得。

 超難関、帝都医大附属高校!
名門帝都医大への唯一の入口ともあって、帝都病院の医師たちも我が子の合格を願い金を惜しまず、母親たちは少しでも合格につながる情報を求めてコネづくりに駆け回る所存!
 そんな中、冴島香織(戸田菜穂)の息子遥人(大西利空)が見事合格。ここだけの話2000万円で合格を請け負う凄腕コーディネータをつけたと聞いた後輩ママたちは、有料オークション?に駆けつけ……それとおぼしきコーディネータ九条(小雪)を勝ち取ったのは自身も高学歴な浅見紗英(松下奈緒)! 
しかし、エジプトをお祝い旅行中のはずの香織が緊急帰国した夜に謎の転落死。精神科の薬袋に旅行中の日付があったのを見てしまった紗英は、そもそもエジプト旅行を疑う。
香織の葬式後、冴島父子が逃げるように転居した家に越してきたのは塾に行かずに好成績な南沢青葉(坂元愛登)の一家。その庭で拾われたタブレットには、遥人の日記が。曰く、殴る父、見て見ぬふりの母、高成績が取れないなら死ねといわれるが、死ぬべきは両親だ……⁇

 え、遥人が何かした?九条がそれを予見したかどうかは業務外?青葉くんをめぐる恋の鞘当てもあって、このままではまた事件が起きそう〜
 てかそもそもスカイキャッスルが、高級住宅街の名称なんですね。庭付きの。タワマン系かと思いましてよ。

 セレブでございます〜というママ友グループに1人異色な夏目美咲(高橋メアリージェン) その夫も周囲がイケメン医師ばかりな中、本多力でいっそ応援したくなるわ笑 夏目家息子が勉強嫌いでも、くったくなく親に口答え出来てるのがいいよね。一方の九条コーディネータを競り負けた二階堂杏子(比嘉愛未)は旦那(鈴木浩介)に罵倒され、子供も教育虐待レベルに管理されてるのツライし、この流れでは杏子の身が危ない?ちなみに香織夫橋本じゅん、紗英夫田辺誠一。
 グループママが専業主婦勢揃いな中、南沢泉(木村文乃)は作家でママ友お誘いガン無視なのも皮肉です。旦那(大谷亮平)も出身医大が帝都病院ではない異色の実力派。南沢家が普通で、他が狂ってるって基準になるのかな…。冒頭で田舎を泣きながら走ってた子は誰?さてはて。

 あ、九条の秘書に前原滉!

「アライブ ガン専門医のカルテ」1 ☆☆☆

 小説家の夫(中村俊介)が不慮の事故で昏睡状態に陥って、もう半年。
腫瘍内科医の恩田心(松下奈緒)は、仕事でも死を意識し続ける生活の傍、安心を求めて『患者を支える家族の会』に参加するも
「こんなの、何の役に立つんですか」
と口にしてしまい、会場を飛び出てしまう。その時、追いかけてきてくれた女性ボランティア薫(木村佳乃)と後に職場で再会し、実は消化器外科だった彼女と組んで治療に当たるように。

 心が主張し外科に無視された検査を、薫がオーダして重要なデータが分かるなどいいチーム。患者の早朝プロポーズを手伝う場面も素敵で、いい話だわーと思って見ていたのですが、後半その会のチラシを配る女性が変装した薫だったところから、転がるように不穏な話に。
 え、何の変装?心の時も? 自転車の不自然なパンク、薫がカッターでしたのか! 自転車を引いて帰る心を呼び止めて知りあうために! もう怖い怖い、下手したら旦那が昏睡した看板も、薫が落としたんじゃないかと疑心暗鬼にかられる始末ですorz


 更には、手術中のミスで患者を死なせたことがあるらしい薫。その時の上司(田辺誠一)が、心との因縁も知っているげなのですが…、一体何が?
心の担当患者(石野真子)の執刀は普通に成功。ただ、あれほど世話になっておきながら恋人(田口トモロヲ)が駆け寄って感謝を述べるのは心でなく薫だったことは皮肉で(若年性認知症設定もあり、仕方ないのですが)、そんな小さな心のダメージすら、薫の狙いなのかと身構えてしまいます。


 冒頭、オンコロジー(腫瘍学)専門の心が「オンコロ先生」と呼ばれている設定は無理やり~。院内ですら後半使われてないしw 定着させたかったら、もっと言わせなきゃね。

「俺のスカート、どこ行った?」1 ☆☆

 ……で、古田新太先生の教科は何?

 ゲイで女装の新任教師、原田(古田新太)が型破りな教育をほどこす!
ヤバいおじさんの女装姿もあいまって、そりゃ奇抜ですけどね。そして生徒を「お前ら」と呼んではばからず、屋上から飛ぼうという生徒には
「よーし、飛べ!」
ですからねw 斬新ですけどもね。古田新太大好きで楽しみに見始めただけに、逆に点が辛くなりましたわ。つまらないわけじゃないのですが……。

 屋上の生徒はマスクでもごもご、地上の古田新太はあの酒焼け声w 屋上と地上とで、とても話が通じていたと思えなかった……のはさておき。長年めぐらしていた心のバリケード=マスクが、ぱっと外せてしまうのは、やはり簡単すぎて興ざめでした。そして教師の矜持が、名前を覚えるだの敬意がどうのに終始して、最後まで授業が行われず原田の教科がわからないのはさ。教師をなんだと思っているのかと、こちらが逆に聞きたいです。
そして薬を飲む原田。え、余命わずかとかですかorz 

 この内容なら、女装じゃなくても。地下足袋に乱波ズボンの建築作業員スタイルでも同じじゃないのかな。

「まんぷく」~最終回 ☆☆☆

 うわー、終わっちゃって寂しいです。

 まさかの鈴さん生前葬w
いつだって目立ちたくて中心にいたくて、でも切り札「武士の娘ですよ」を言うほどスルーされ、入院&手術ですら婿の頭からヌードル開発を吹き飛ばすことは出来なかった鈴さんが、やっと思い切りちやほやされたのが自分の葬式だったとは。そりゃ、生きてる間にやって全部聞けて、お礼も言えて、良かったですよねえw
そして、売り出せどイマイチ世間に浸透しないまんぷくヌードルが、やっとヒットしたのが最後の週の最終回直前というひっぱり具合~。そうか、歩行者天国で売れたんですねえ。もうちょっと進んで、50代視聴者なら覚えがあるプールサイドの自販機で買って食べたあの夏の日を描いてくれたらもっと良かったんですけど!それでもやっと無事に売れて、ホッとしましたw なんなら放送が始まった週から
「で、いつカップラーメン売るの?」
と言っていた半年前が懐かしいですw
ただ小さめのエビ入れたねと思ってただけのアレが、何百種も試した挙句のファイナルアンサーだっただなんてー(はい、まんまと久しぶりに買って食べましたよw)

 ただし不満もあって、元々は忙しい主婦を助けるアイディアだった即席麺なのに、忙しい描写どっかに消えましたよね。終盤克子宅が描かれるたびに特に、お茶の間で座ってるだけ(^^;;;;) むしろ主婦バカにしてんのかと。更には、福子のスーパーアイディアワイフ化! 最初から隠れた助け舟役だったならまだしも、ずーっと関係なく「あなたになら出来る」しか言わずに来た福子だったのに。突然、ナッツの蓋を思い出し、若者にこそ売れと宣託して
「お前のおかげだ、福子」
と抱きしめる場面が繰り返されますよw イチャイチャは何歳でも歓迎とはいえ、これはなんか違う…。おまけに神部も岡も親戚になっちゃう家族経営……。そこは別に他と縁づいてもいいじゃないですか。まあ「半分青い」で抱いた不満に比べたらなんてことありませんけどね。
 
 BS朝は「べっぴんさん」と続けて放映。会議でも親子ゲンカでも静かに語り合う「べっぴんさん」に比べ、何をしてをやかましい「まんぷく」でしたけど、そこも愛しかったです。そして「べっぴんさん」後半、子供が育って大人の役者になったらもう、パッと見の親子関係がわやくちゃになりまして。その点「まんぷく」は安藤サクラのおばちゃんっぷりがいいわあと思ってましたが、よく考えるとそもそも30代の安藤サクラ40代の長谷川博己は源や幸役の役者さんより普通に年が上だったのでしたw 物語始まりの10代、20代の頃に上手く若く見せていたというべきなのでしょう。
そしてまさかの、最終週にもいた咲ねえさんw 2週目で死んだのに、ずっとレギュラーで全ての引越し先にご登場w 亡くした家族を忘れることなどないのね、と思うと私も人の親、涙腺がゆるみますが。いつでもその時の最新ファッションをまとった咲ねえさん、万博にも行っちゃったんですから可笑しかったですよね。
 ああ、半年楽しかったー!

「まんぷく」134~139 ☆☆

 カップらーめん、もといカップヌードルの容器開発&具問題。

 魚屋の発泡スチロールの箱がいいんじゃないか、と福子が会社に電話!いくら主人公でもそこまでしゃしゃるかとびっくりで(家で伝えるの、待てないほどの大発見新素材ですか?)、もう試した、と源が言うんでホッとしましたよ。でも実際は、素材箱をかき回して再考することに(^^;;;;;) で、丁度いい厚さでカップに加工してもらうと……臭! あの薬品臭ね~。

 久しぶりに、ちょいちょい萬平と福子の寝室が映されたわけですが……なんだろうドキドキしない。言ってることにあまり納得できないせいもありまして。その寝室での福子の助言を受け、週初めには、ゆっくりでいいと社員の士気を気にしていた萬平さんでしたが、結局は君たちは何をしているんだと怒るじゃないですか。
開発の苦労も、萬平ならノートにびっしり記録をつけて温度変えながら麺を揚げてる描写がありましたけど。開発チーム側は何を探し取り寄せてどう試したかが抜けているので『苦労=社長に怒られたこと』になっちゃってるのが困ったところです。
 

 特に家でも一緒の源はキツイのに、弱音を吐くとまたヤル気がないと怒られるし。夜の2時に叩き起こされて

「アメリカ製のカップは臭くない!」

と原因追求することにw 明日の朝まで待てないんですよ。そして輸送法を調べて、臭い抜きは立花家で完了w もうこの成功体験に胸を張る偉大でマッドな父と、いつ息子が対決か、つぶれちゃうのかとハラハラしていたのですが。案外ポンと仕事の虫になってきたじゃないですか……。そして『フリーズドライ』加工法を見つけたのは、源!いい頃合いで成果が出てホッとしました。正直、なんでも苦労したら必ず結果がでるってわけじゃありませんものねえ。もしくは、また福子が発見したらどうしようかと!
(カップの直径違いを山ほど作るだなんて、それこそ初期にチームがしておくことなのに。家で福子がする!!!) 


 その合間にも世良はやかましく、鈴さんも面倒くさく、幸ちゃんとレオナルドとの恋は……なんとただの片思いだったんですよ!家まで送ってハグまでしたおいて!幸がいるから日本が好き、とまで言っておいて!←でもそんな気もしてましたw 洋風の具開発に、協力してくれるのかと思ってたのにー。

 克子の家の茶番は、もういいわ……。まさか傷心の幸とあの見習い君がくっつくとか、ないよねー

「まんぷく」128~133 ☆☆

ぽんと時間が飛び、源がまんぷくらーめんに入社!世は大阪万博の年(1970)になっておりました~。

わかってたけど、福子が立派な大阪のおばちゃんに進化w 最近は、土曜にまとめて観るのでなく毎朝BSで7:30から視聴。なんとなくその前の「べっぴんさん」再放送も観るようになり……トーンの違いに愕然としています。これが大阪と神戸の(パブリックイメージの?)違いなのかとw 争っていても静かな「べっぴんさん」に比べ、ただ居るだけで騒々しいんですよね「まんぷく」w いいけどw

そしてカップ麺の開発が始まりました。新しい!
初めて食べたのって、プールサイドだったよなあ…と、旦那とひとしきり思い出話。行楽先で気軽に小腹を満たせる食べ物でした。それも、お湯を入れてくれる自動販売機で買ったんじゃなかったかなあ。嬉しくて、これまた久しぶりに買ってきて実食w チキンらーめんの時と違って売り切れてはいませんでしたよ。まだ「出来た!」ってなってないからでしょうか(^^)

しかし、概ね好意的に観てはいても、またぞろスープから作り出す萬平流には呆れます。そこはプロにまかせましょうよ。そして容器の素材だ形だってことの方こそ、萬平さんの発明の才を活かしましょうよー。せっっかく社長室にキッチンつけたのに、家で煮込み始めるのもなんだかな。麺も、家であれだけ揚げ続けたら家中油でぎっとぎとでしょ、匂いがしみついてとれないレベルでしょうに。まっとうに反対する鈴さんが無視されてて可哀想です。
そして、手伝いは福子がいいそうで。会社に来いとかどうせ暇だろとか、フザケンナよ萬平!
主婦を労わる為に開発した時短料理じゃないんかーい!
しかし、忠彦宅の描写では必ず克子もタカも居間に座り込んでいて暇そうですからね。なにくれ炊事や洗濯を描いていた前半と違って、確かに暇そうに見えてもやもやします。

親の会社に入った源が、何かと周りから「特別扱いしないぞ」「しないぞ」という逆特別扱いを受けている上に、母親が弁当届けにくるw 家でも父親がずっと仕事してる、等々の圧力がかかり過ぎで可哀想です。どうせ頼んで入れてもらうなら、世良商事にすればよかったのにねえ。福子の無茶で失礼な願いを、結構きいちゃう世良さんだったら、源ちゃんの一人ぐらい引き受けて海外連れまわしてくれそうじゃないですか。

女子大生幸ちゃんは、流行のサイケスタイル! でも、あの緑のズボンは……同じ色のコートを福子が10年前に着てましたからね。今更「そんな派手な」と言われてもw いや色彩感覚、似たなあとしかw

「まんぷく」104~127 ☆☆

元のお家に戻ってこられたんですね!胸熱!

ついに開発できた即席らーめん。夫婦の名をとって「まんぷくらーめん」と名付け、包装は忠彦さんの絵で。ああ、画風の変更がここに役立ちましたね(^^) 最初はお金がないから、源や幸まで働かせての一族総動員。いや、そろそろ鈴さんを働かせるのは酷なんじゃ……と心配してたら倒れたのは福ちゃんでしたよw どんだけ丈夫なのか鈴さん。

デパートの実演販売は、見込みほど売れず。
ダネイホンだって、誰も知らない商品だから萬平さんのポスターと福子のレコードを全国の商店街にばらまいたじゃないですか~。その時のノウハウが全く生かされずやきもきしましたよね。試食でも3分の間を持たすために語るのが、苦労話だけでなく実際の作り方って!それ企業秘密でしょ!!
後々、贋作が出回った時に特許出願済みと胸張ってくれてホッとしましたが、この時はまだわからないじゃないですか。またぞろ、悪事にうとい夫婦がのほほんとしてるのかと思いましたって。当世風だったのは、TVコマーシャル!貧しい萬平宅にはTVないんだから、気がつけなくても仕方ないw 克子姉ちゃんのところでお茶して良かったですよねえ。で、子供達も出演して
「美味しい~」「一家に5袋、まんぷくらーめん!」
これ級友には夢のように羨ましいことじゃないですか?家でもまんぷくらーめん買ってくるでしょ!以前はバカにしてごめん、美味しいねって言われる場面を待ってたんですけど……ないのねーorz
喫茶白薔薇でも、宣伝のため「まんぷくらーめん」を原価で出してくれてます。以前声高に悪口言ってたおばちゃんたちが食べて褒めてくれてたら溜飲下がるのにね。出禁かなw そして、休憩に来てる神戸くんたち。君らはちゃんとカレーやら頼まなきゃダメですよw 白薔薇の売り上げに貢献してよw(完成した週は、我が家もおもわずチキンラーメン袋買い!売り場がほぼ空っぽになっていて「まんぷく」効果だと思いますよ~)

粗悪品の偽物が多いなか、ちゃんと似た味の「本家まんぷくらーめん」はスパイを引き抜いていました(宣伝のポスターまで福子のニセモノw) これまた偽ダネイホンの時よろしく、世良に連れられて談判に行った真一さんが、ブチ切れて暴れたのはびっくりでした! 開発の苦労を踏みにじる輩には、あれほど怒れる人だったんですねえ、それとも新たな嫁と連れ子との生活が大声に慣れさせたのかw (弁護士、東太一先生の再登場をちょっと期待しちゃいましたが、それは無し)
申請した特許がおりても、「本家」にはスルーされw それなら、と特許を解放して使用料を入れてもらうことにしたのに、やっぱりそれも響かず。正直この辺は、大阪弁ばりばりの商人さん相手に、萬平さんが標準語でもちかけるのがあかん気がするのですが、どうでしょう。
そこで世良に頭を下げに来た福ちゃん。何をどう頼むのかと思いきや、説得でも喧嘩でもなく『世良さんにしかできないことで助けてほしい』と……。萬平さんを鼓舞するのと同様に、あなたになら出来る!と無茶振りで持ち上げてやる気にするスタイルです。ここ、ONE PIECEでルフィが「俺は嘘はつけねえ!」と仲間のウソップの特技wを評価してたのを思い出してしまいましたw それぞれの得手不得手がありますよね。
応えた世良のアレンジは、食糧庁のお偉いさん(安藤さくら実父w)と会合w なるほどw
自社の儲けより食の安全。示唆された『即席らーめん協会』を立ち上げ、協会員には製法を無料で教えると決意する萬平さんなのでした。それが長い目でみたら、業界の隆盛につながる。うん、それこそ福ちゃんが思い描いていたいつもの萬平さんですね。ホッとしました。

福子の旦那はたいした人だ、と改まって萬平を褒める鈴さん。それが土曜日だっただけに、最後に何が起きるのか、不幸の前振りなのかと構えてしまいましたが、鈴さん倒れずw 警察が踏み込んできて逮捕されることもありませんでしたよ。ああ良かったー。
翌週の予告にはカップラーメンがありましたよ!ついに! で、そのヒントは福子が夢にみた、野呂さんのらーめん缶だったりするでしょうかw その時は偽らーめん騒ぎで忙しくて、萬平さんに伝えられてないですもんね。亡くなってる咲ねえちゃんと一緒に野呂さん出てくるから、え、野呂さんいつ死んだの?とお茶の間ざわつきましたってw

「まんぷく」98~103 ☆☆☆

スープが出来て、麺が……出来なくて1週間w

スープを直に麺に練り込む方法は、まずは千切れてしまったりで成形に問題が。そこを1ヶ月毎日配合を変えて変えて試し続けて出来てみれば、
「お湯を注いで出来上がり」
に支障があったのでした。
スープ練り込み麺を、お湯で煮てちゃっちゃと水切りしたら、もう味が抜けているw スープで煮てもだめw いやそれ、完璧な麺をうてるようになる前に、とりあえず切れっ端で試せたでしょう!

麺問題は、8:15分からのNHK「アサイチ」ゲストの中華料理人も一目で「配合がダメですね」とw だから、専門家にまず聞けとあれほど~。せめて毎回作る量を半分で試せばいいのに。そして、失敗生地はいったいどこへ。お好み焼きにするなら、どうにか夕飯としてリメイク出来ませんかね。そこで、失敗麺をどうにか美味しく食べる工夫で、福ちゃんが揚げてたんだったら、面白すぎますけどw

来週にはなんとか、天婦羅を見て揚げ麺を思いついてくれるようです!
掘建小屋もとい研究室で、失意に打ちひしがれて酔う萬平さんもダメ可愛くていいですけどね。福ちゃんにちゅーで癒されようとしていなされてw やっぱり早くしゃっきり開発してほしいです。

その分脇では、真一さんの再婚、忠彦さんの美人モデル再び(壇蜜!)と家族のどうでもいい話をしてて。
源ちゃんと幸ちゃんは、いじめっ子をぶっ飛ばす方向で強く生き、福子はそれを謝りに。えー、いじめてきた方は謝りにこないのに? 世良のおっちゃん、カレーばかり食べていないでいじめっ子の襟首捕まえてガツンと脅してやってくださいよ。まったく。

「まんぷく」92~97 ☆☆

この頃の家事って本当に大変。特に、特に、洗濯機なしで手洗いして干してから、福ちゃんはお仕事に行っているというのに。無職の萬平さんのお昼ごはんまで支度して行くの?いや、自分でどうにかしろよ、むしろ洗濯は萬平がしろ、と思ってしまいましたが(^^;;;;)
そこで家事をまかせてしまっていたら、洗濯機の乾燥機能やら、電子レンジやらルンバの登場が早まっただけで『インスタント食品』が生まれなかったかもしれないのですから。うわ、怖い。福ちゃん偉いぞ。
でも、お子さんがいじめられてるのに『笑ってやりすごせ』は酷い。せめて怪我させたことぐらいはきっちりねじ込んで。うちの旦那は憲兵にもGHQにも喧嘩売ってきたんだぞと脅してきて下さいよ……。

そんなわけで、無職で暇な萬平さんに、どの家事が一番大変か、と尋ねられた福子。なんと「毎日の献立が大変」と答えます。まあ確かに……。考えるの嫌になる日がありますわ。つい慣れた4、5品のローテーションになりがちw 冷蔵庫がない立花家では食材も限られ予算もそうなく。
ここで『今日の夕飯のオススメはこれ!』とレシピを提示する方向の思いつきもアリっちゃアリなはずですが。ダネイホンを作った萬平さんですから、
「何故、ここ(家)でラーメンが食べられないんだ!」
と雷に撃たれたように天啓を受けますw ぱぱっと手軽に、誰でも今すぐにラーメン!

まずは条件を箇条書きです。
☆美味しい
☆手軽
☆経済的
☆安全
☆保存がきく 

これじゃ雲を掴もうにも、まだ霧もない感じw そして食べ歩き……ってさ。元になるラーメンは素人の自分が作らずに、泉大津のほら世話になったお店とか。プロに頼む方に何故いかないのかな(^^;;;;) 自分は普段から料理しないくせに。で、台所を預かる福ちゃんの漬物講座から、「たくあんよりは、一夜漬け」なラーメン……案がでますが、みんな説明を聞いてもそれだけお手軽、とは受け取らず『塩に漬けるの?』となってしまうのは何故なのか。完成品を知ってる私たちとは理解が違いますよねえ。

それでも、お湯を注ぐとろろ昆布を見て「それだー!」
さあ、だんだん正解に近づいていくのですが、まずは庭の畑をつぶして、研究所を製作です。う、うん。家の台所を使いすぎると夕飯が遅くなるからね。って、平日の昼だけ研究じゃだめですか(^^;;;;) ほら、夜に手伝いに来たい神部くんはタカちゃん妊娠で、来られませんよ?

喫茶店からはメチャ調味料を借りるなど世話になりまくり。そこでカレー食ってる世良が「ダメダメ」しか言いませんが、今に売らせてくれと頼むんだぞ~と福ちゃんw うん、そうなるよね!

とりあえず名前だけは
「即席ラーメン」
で決まりです。反対派の鈴さんが命名してくれる不思議w

「まんぷく」86〜91 ☆☆

やったーついにラーメン作るよ!。
来週からw

今週は順調に、取り付け騒ぎで貸し剥がし。担保の立花家は当然差し押さえられて、家中札だらけにされてしまいます。だと思ったー。
梅田銀行も担当が変わって態度が硬化、池田の産業を育てる気なんかさらさらありませんがな。そこで直談判にいった萬平さん。自分は理事長を退任するので、次の社長は梅田銀行からぜひ出向させてくださいと……。うーん、結局それ『池田のため』でなく『梅田のため』の融資しか行われなくなりそうなんですけど。丸くおさまったからいいのかな。実際、この後すぐに景気は上向いたそうですし。

しかし萬平さんは理事長を退いても、真一さんは残る。
亡き妻の縁で頼られて池田くんだりまで付いてきて、なのに勝手な融資されて、挙げ句の果ては差し押さえの先鋒にされ、義母に『悪の手先になった』とまで言われて(^^;;;) ほんと一番かわいそうなのは真一さんでしたよね。

とりあえず、小田島製作所は自宅まで抵当に入れて思い入れてくれてた立花理事長を、失職後に迎え入れる……なんてこともなく。クールでほっとしました。それでも新理事長から追加融資はかなって、自分たちだけで製品の生産にかかれるようでよかったことですw 商品が完成したら、せめて1台、届けてくれるかな(あのまま融資ずぶずぶで販売始めて売れなかったら、家が担保どころか借金背負ってたかもしれないので。投資は自分で賄える額で、冷静に行ってほしいものですね)

克子忠彦宅での、美女画だモデルだの騒ぎはもうどうでも良かったです。
それをいったらパーラーの場面も毎回白々しくて苦痛で。せっかくの世良さんの好意の皿も、あんな風に「ほら安売りの皿と同じ!」じゃなくて、しれっとカレー盛ってきて裏で気づくだけでいいのに。だって今回ばかりは世良は騙された側、善意の第三者でしょうに(^^;;;)
お友達の敏子さんの胸で涙する福ちゃんでしたが……いやいや、君が持ってきた小田島製作所の件でこうなったんだよと、視聴者は思ったり思わなかったり。敏子ちゃんは紹介したまま、そこまで知らないんでしょうけどねー。

で、必死の笑顔で切り抜けた福ちゃん。借家に越して、裏庭の畑で賢く食いつなぐようですよ。楽しい話になったらいいなあ。

さーあ、ラーメン楽しみ!

「まんぷく」73~85 ☆

やだ、まんぷくが楽しくない……。
8年のブランクを経て萬平さんが発明を始めた、本当ならワクワクする展開でしょうに。どうしても
『それは織田島製作所の発明』
と冷めた気持ちになるのです。分をわきまえずに、出資者の威でしゃしゃり出て。そのうち神部まで合流し、さあ試運転で果物を入れてみよう~って時にも、なんで神部が入れるんですか……orz そこは織田島製作所の人にさせるべきだし、金策だって家を抵当に入れるのだって、本来の発明者がその責を引き受けるべきでしょう。

と、いうわけでGHQの理不尽な投獄からは年末放映分で釈放されて。さーあ次は何を発明するかと思いきや、その知名度で様々な団体から寄付やらデモの旗頭を期待されるやらw そのうちに、池田の信用組合から理事長にと請われ、なんと引き受けた萬平さんでした。

で、年が明けたら8年が経過w
タカちゃんはもう神部タカに。えー、菅田将暉の弁護士先生と揉めるかと楽しみにしてましたのに!それでなくても、職業婦人しつつの奥さんでいて欲しかったかな。咲ねえちゃんみたいに。
理事長夫人の福ちゃんは、サザエさんパーマにリボンタイのブラウスの奥様になり、専業主婦からの、パーラーでバイトw GHQとの経緯とか、いかに夫を支えたかと講演に呼ばれても不思議じゃない体験してるのにねw そして立派な家にお住まいで、当時ならお手伝いさんがいて当たり前かと思われますが。頑なに鈴さんをこき使うのは何故なのか~。

そんな平穏な日々に、帰りが遅くなる旦那様。定時で退社してるのに。
浮気やな~と適当をいうのは安定の世良でしたがw それよりもっとタチが悪い、発明をしに出資先に通っていたのでした!元はといえば、福ちゃんの親友に頼まれた手助け。生き生きとした萬平さんをみれば止めろとは言いづらい福ちゃんだったのですが……。上記の理由で私はイヤんな感じ。
更に世は不景気で、母体の梅田銀行も出資を停止。
なのに「これは絶対に、売れる!」って萬平さん、君に販売や営業の才はないんだぞorz それでも、萬平さん本人の発明ならば、貯金全額はたいても家を抵当に入れても、納得なのですが。何度も言うけど他人様の発明じゃ~ん!

多分、売れずに担保を失いますね。もっと悪くすると、信用組合のお金を私的に流用したとか責められかねませんよねえ。気を揉みつつも、そのどん底で萬平さんが真に覚醒してくれるのだとしたら、それは楽しみです!
塩軍団や、加地谷さんとか助けてくれないかなあw

「まんぷく」 61〜72 ☆☆☆

「美味しい 美味しい ダネイホン 

    萬平印の ダネイホン」

福ちゃんいい声でした〜。本番前の、震えまくりの緊張声にも笑いましたよ(^^)

 進駐軍からやっと解放された、萬平さんと社員たち。一気呵成にダネイホンを増産し、東京に販売会社も作って全国展開です!
その際に重要なのは広告だ、と構想を勝手に練ってきた世良さんw まだTVCMがあるわけじゃない時代。キャッチコピーのレコードを製作し各地商店街に送りつけて流してもらおう、とか。街角にホーロー看板を設置しよう、とかまあよく思いついたものです。しかも経費節約、レコードの声は福子で、広告塔は社長の萬平さんでと地に足がつきつつも丸メガネ蝶ネクタイに派手スーツを着せるそのセンスw(絵が超上手いw) 嫌がる萬平を丸め込み、やりたがる鈴さんは無視する一同の団結力。松坂慶子のホーロー看板はしっくり来るし、既存の食品なら『お母さんの味』と鈴さんで売り込む手もあったでしょうが、新商品ダネイホンですもんね確かに奇抜な広告の方がイケそう。

そして真一さんを幹部に若い連中を送って、夜学に通わせる算段もして。神部くんも行くのでタカちゃんは泣くわ、毎日手紙書くわ、お向かいの定食屋の美女には惚れられるわしつつもダネイホンは順調に売れていきます! 後から語られることには、会長が投資した3万円は4万円にしてお返ししたそうで、儲けたね! 福ちゃんも第二子妊娠といいことばっかり。偽造商品も出ますが、すぐさま世良が真一連れて駆けつけて脅しw さあ、大学の先生に認定のお墨付きをもらえば、更に順風満帆ダネイホン~

なのにまた逮捕ですよ! 3度目なんだから弁護士にコネぐらい作っておいてよ!

どうやら世良が脅した奴らの密告のせいらしいと分かるのは視聴者だけ。何しろ判決文も英語で、とっとと4年の服役を命じられて投獄ですから手榴弾の時よりわけがわかりませんよね。それも夜学の学費を一括で振り込んだのが不正経理で脱税だって(^^;;;;) なんのこっちゃ。

そして有名人、ダネイホン萬平の弁護を引き受ける人物はみつからず、困っているところに食堂の美人さんの紹介で降ってわいたのが……若造弁護士、東太一(菅田将暉)くんですよ! 若いお堅い太一くんと並ぶと、もう福子の大阪のおばちゃん化が激しいことw カバンから無限に飴ちゃん出てきそうです。それでいて、監獄の面会室では金網越しに萬平さんと手を合わせるしっとり妻っぷり……若い太一くんが当てられちゃうからもう少し控えめにねw
さておき、ちゃんと英語の判決文も読み下せる太一くん。これは有能な掘り出し物でした。そして罰金7万円は、東京の販売会社と販売権をセットで売ろうと提案。それで泉大津の本社とダネイホンは守れた……と思ったのもつかの間。追徴課税でまた10万円(だっけ?)って!  あれですか、羽根布団買わされたら、こいつイケるぞと屋根瓦修理やシロアリ駆除から水販売までゾロゾロ集まっちゃうのと一緒ですか。それとも立花萬平がそんなに憎いのか。

それにはもう、会社を畳んで逃げるしかない、と太一。先生には他人事……と責める萬平に、ここで初めて
『栄養失調の妹を、ダネイホンが救った』
と打ち明けるんですよ。えー、さすが人見知り!そんな経緯があったら普通初顔合わせで言うでしょ!でも、そんな不器用な人だからこそ疑心暗鬼の失意の萬平さんを説得できたんですよね。

再就職で散る、塩軍団。涙の別れ!
差し押さえに来たら、もぬけの殻の立花栄養食品。

それでめでたく片付いた……わけじゃなさそうで、えええ、続くんですね。 加地谷さんの時に仲間と憲兵が通じていたように、財務局の偉いさんと偽ダネイホン社の間になにかあるんでしょうか。ちゃんと泊まり込みで一人待ち構えていた太一先生が、今度は逮捕されちゃうんでしょうか~。

お泊まり太一先生が、塩軍団にからまれる様子もみたかったのにw さすがに雑魚寝にはなりませんでしたね。 

心斎橋の母だかなんだか、占い師に入れ込んで『婿は大器晩成』にご不満の鈴さんw 一体どれだけつぎ込んだのやら……。それに多分、監獄で萬平さんに絡んでくる人相見の老人(イッセー尾形)の方が本家本元ですよ? そんな具合に、また楽しい仲間が加わって次週へつづく! 
萬平さんの思いつく、新しいことって何かな。大恩人沢田会長は、それを見届けてくれるのか。さすがに旦那も、もう「ラーメンはまだか」と言わなくなりましたw

「まんぷく」55~60 ☆☆

ええ、もう釈放? 全員?

先週金曜、たちばな塩業にMPが踏み込んで男どもが全員逮捕と相成りました。
そして動揺のままの月曜日、とりあえずは普通の暮らしをするしかない残された家族(鈴さんの愚痴がうるさいw) 弁護士に依頼は軒並み断られ、姉夫婦が駆けつけてくれても出来るのはダネイホンと塩の出荷だけ……。新聞には暴動を先導だとか嘘っぱちを書かれてそのうち世良まで逮捕され、心配がつのりますよね。

でも視聴者には、憲兵の時と違って心配の少ない週でしたよ。だって拷問はないしみんな一緒だし。
もちろん罪状がどうなるのか……という不安や、してない知らないといくら言っても聞いてもらえない不満は募りましたが。無実の証拠と同様に、『手榴弾で漁をした』以上の悪事の証拠もでてこないでしょう?

そして金曜あたりからは続々と、お友達が登場して証言。
牧☆善之介は歯科医師会のトップに!出世してますねえ。加地谷は……え、チンドン屋? 妻の友人の夫だいい人だ、元同僚だいい人だ、というばかりでまったく聞くだけ無駄(^^;;;;) そういう奴ほど裏の顔が、と捜査のABCを説きつつ、『福ちゃん』を呼びだす頃には、もう噂の夫婦の片割れに会ってみたくなってるだけじゃないのかとw
それでもちゃんと手榴弾漁の再実験を、時間を変えてしてくれるあたりMPさん話がわかるわ(そして世良ナイス指摘)


そして土曜にスピード釈放って。
ドラマ内では何日だったのかな。でも結局弁護士もたてず大物も動かずに素人がやいやい言うだけで解放してくれるなんて楽勝で、肩透かしというか。実行犯3人と社長の萬平ぐらいは来週まで牢にいてもいいのにと思ってしまいましたw MPさん、いつかまた出て写真の奥さんの話でもしてくれますかね。チャーリー田中(岡崎体育)だって、あれだけじゃ惜しいキャラでしたよ。

塩軍団は、案外牢では休養と食事が満ち足りて健康になって帰ってきたのではw 新入りの真一さんも、いきなり雑魚寝で親睦深めてきましたよね。

これからのたちばな塩業の食事は、おかずを漁に頼らずきちんと買ってくださいね。そして女中も雇おうよ。


そうそう、タカちゃんと神部に交際の…どころか結婚のお許しが出ましたけどw これからまだタカちゃんの気が変わる方に一票かな。そして、そんな予言をした真一さんだって、新しい恋をしたっていいのよ……。

来週はダネイホンの偽物が出回るとか。そっちの方が美味しかったら笑いますw 


「まんぷく」43~48 ☆☆☆

鈴さん絶賛家出の週。

妊娠発覚の先週土曜から、開けたらもう臨月になってた福子。心配しすぎの萬平さんが、じっとしてろ、雨が降るから迎えに来たよ(相合傘w)と労ってくれてラブラブなのは胸キュンでしたが……。その分誰かが働かなきゃなんですよ。折悪く赤津も転落で脚折ってしまって。料理風呂掃除薪割りと、すべての家事をほぼ全部鈴さんが~って、無茶ですよ!でも鈴さんも、不満の言い方がいつもの「私は武士の娘ですよ!」に加えて
『先祖は源義経』
とかぶせてくるせいで、笑われて終わりになっちゃうんですけどねw

家を出ます、の書置きに全員で探しに出て、打ち合わせもなく別々に何度もラーメン屋を訪ねたり。絶対克子のところだろうと夫婦で迎えに行っちゃって、タカちゃんが男どもと取り残されるなど、何故なんだって行動が多かったですわ……。臨月の妊婦と骨折したての赤津は、まず家で連絡係でしょう、普通にw それでも福子が地主に「お母さん見ませんでしたか」と聞きに行くなら、結果女手が足りず大変だろうと女中さんをしばらく貸してもらう話にでも繋がって欲しかったですよ。 その他、塩づくりが『人の役に立つ仕事』じゃなかった様な発言をしたり(たまたま鉄板があったから、は同意ですがw)従業員の前で萬平に次の仕事を考えろと言ってみたり。前半の福ちゃんなんか変なのよ。
そして夫婦で訪ねる克子宅。あの忠彦さんが『じゃあ今、可愛いタカは男所帯に一人きりか!』と気づかないの~?期待したのにw

さて、その市内行きで、まだ不明者も飢えもなくなっていないことに衝撃を受ける夫婦(特に萬平さん)
え、今更?という意見も見ましたが。
自分が子持ちになると街の子連れが、親が倒れると街の老人が急に目につくあるある現象の様に、『尋ね人、今井鈴』と掲示板に貼り道端の飢えた子に源ちゃんが重なって見える今になって初めて、他人事で見過ごしていたことが響いてきたということなのではないでしょうか(尋ね人の張り紙自体は、闇市場面には必ずどこかにありましたよね)


そして案の定、タカちゃん可愛いと浮かれ出す男ども。中でも神部くんは積極的に、落としにかかってますよ!
その過程で『僕のパンツ!』と、下着まで洗って干させてる事実にやっと気づき、他の男どもにも、下着は自分で洗えと慌てて指示した様ですが、それでもタライで手洗いする量がちょっと減る程度ですよね。萬平さんに至っては、ずっと家出の原因を『僕のせい』=『源義経を笑ったから』と思っていてw 誰もこの重労働をワンオペ無報酬では無理と、エウレカする場面がないんですよ~!
もっとも、鈴さんが主人公じゃないわけで、ヒロイン福子出産が本筋。そのついでに『家事は分担することにしました』とナレーションでさらっと解決したからいいんですけどね。足りなかった感謝や労いの言葉もきっと、お互いに口にすることになったんでしょう。

そんなわけで電報「フクコ サンケヅク」
克子宅で忠彦さんに肖像画セラピーを受けていた鈴さんもさすがに克子と南大津に飛んでいき(^^) 扉の向こうで男共が鈴なりで励ますのを割って到着、無事に男児出産となったのでした~(タカちゃん初立会い、下3人が生まれたのは見てなかったのね~)めでたいめでたい。

命名に、平賀源内にあやかって『源内』と言い出す萬平さんも頭沸いてましたが、鈴さん案の『義経』もひどいw 這って出てきた福子が折衷案で『源』に決めてホッとしましたよ。

そしてあの元気な福子が、産後の肥立ち悪くしばらく寝たきりに。夜は目が見えないとまで言いだしました……。
実はこれ栄養失調からくる夜盲症。
幸い栄養をとって(萬平が匙持って食べさせてくれてw)福子は健康を取り戻しましたが、前述の浮浪者のこともあり、萬平の発明は『安価で手軽な栄養食品』と決定です!帝大の先生の講義で、福子に失明の可能性もあったと聞いてますます研究開発に熱がこもります!果て材料は牛や豚は高いし、鶏に魚に……って、なんでカエルを思いついちゃったんですかーw
(塩づくりで取れるにがりで、豆腐作れるのにな。夜盲症に効く脂溶性ビタミンも豊富なのにな)

来週は発明に没頭するあまりに夫婦ですれ違いが??えええええ~


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