ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

村井国夫

「3番テーブルの客」#9 ☆☆

A:松岡錠司カントク(筒井道隆 緒川たまき &津川雅彦 )
B: 星 護カントク(草刈正雄 石富由美子& 村井国夫)

 うっひーっミュージカルですよ!Bの星さんのパート!!
厨房でいきなり、後輩ウェイターが歌い出した時にはどうしようかと思いました。

 でもね。Aのインパクトに負けますね。
 Aの松岡さん。「きらきらひかる」の人なんだってーとワクワク見始めて、もう本当にびっくり。画面が白黒だったからじゃないですよ。く、暗いの。
 今まで一番、脚本が違っちゃってると思ったギバちゃんの回だってこれに比べたら忠実です。だってコメディだったもん。だってウソついてるもん。

 松岡さんは、嘘つきが嫌いなんですね?
 舞台は撮影所内の喫茶店。
  主人公:筒井道隆くんがつくウソは最初っからバレバレで、呆れた奥さんの沈黙が重〜く重〜くのしかかります(^^;;;) わ、笑えない。
 ウェイターじゃないので、当然立ったり座ったりやオーダーをごまかすギャグはありません!

 アンドリュー堺が登場しても目を合わさずにうつむく奥さん。だ、だめじゃん、ごまかしてあげなきゃ・・・と思ったらなんと、
「元の主人よ」と主人公を紹介し、
「今の主人なの」とアンドリューを紹介する奥さん!! 主演女優だとばれずにここに要るための優しいウソ。 主人公のお粗末なウソじゃ、のっかれやしませんから。

 だって・・・今回の主人公、売れない役者で出番待ちのエキストラ。現れた奥さんが、主演女優のビビ萩原ですよ。
「相手役なんだ」
と見栄っ張りなウソをついたところで、撮影始まったらお互い即バレですから!っていうか、同じ業界にいるなら主演女優の顔と出身ぐらいは知ってろよ!!

 その後、自分から「俺、ウソついてたよ。」と告白する展開も初めてなら、『話を合わせて』と書いた紙を主人公がみちゃうのも初めて!
 最後、雪が降る中互いの気持ちを打ち明け合った2人がい抱き合い、ハッピーエンド・・・はいいんですけど、まるっきり別の作品じゃん!!

 私も良くドラマの感想書いていて、ここはこうしたら、いっそあっちはああだったら、と勝手を書きますがそれをどんどん実行するとこうなるわけですね。怖いっ怖すぎるっ
 松岡さんが目指したのはなんでしょう。正直でいることの大切さ?
 同じ台詞がギャグだったり深刻だったり・・・という。「ガラスの仮面」みたいなお遊びをするなら、設定や台詞はあまりいじらずに演出オンリーでやってみてこそ、でしょう。

 えーっと、影の薄くなったBのミュージカルですが。
 村井国夫の美声にびっくり!!
サ店むかいの劇場のポスターに、常に誰かがもたれかかっていてビビの顔が見えない、のには笑いました。
 それ以外は・・・・・唄うと、表情に乏しくなっちゃうというか。同じ30分がめっちゃ退屈に感じてしまいました。
 もうちょっと曲自体が練れてたらよかった・・・のか??

「3番テーブルの客」#3

 A:若松節朗カントク(井上順 洞口依子)
 B:藤田明二カントク(伊武雅刀 佐藤友美 )

 あれあれ? いつもなら岡田真澄さん演じるアンドリュー堺が別の人(村井国夫)でした。他にもそういう回があるのかな?

 今回もAとBのギャップが激しいです。

 とにかくAが、浪漫ちっく!!!!
 元妻との再会で、主人公の脳裏に蘇るあの幸せな日々・・・・。それもいい年して自転車の2人乗りや公園で遊ぶ2人よ??井上順と洞口依子という、ずいぶん年齢の離れた元夫婦。こりゃぁ、旦那のこういうところが別れたきっかけかも、と勝手に考えてしまいました(^^;;;)

 店の造りは、ガラス張りのいかにもホール横のビル1Fにありそうな喫茶店。
 ガラスがすぐの席で、近況を話す2人の顔の向こうに”ビビ萩原”ショーの宣伝が外でくるくる廻っていて気が気じゃありません。
 ”彼女の顔を確認するために”一旦外に出た主人公、ラストにも外まで送っていきます。
 そして、今し方まで2人で居た席で一服し・・・(仕事しなさい!)、廻る看板に気が付いてしまうのでした。
 三谷脚本のウソツキ達に、情緒と真実を突きつけるとこんなに可哀想といった感じです。
 個人的には、『あれ?、変だなぁ』ぐらいを薄々感じつつも あまり痛い目をみずに、ウソをつき続けて生きていて欲しいのですが。

 あとは、酔っぱらいさんがヤクザ系の怖い人だったのが印象的ですか。

 Bは場末の、というか外国の田舎の食堂みたいな、変な店。酔っぱらいさんもビールじゃなしにバーボン頼んでましたよ。
 そして迎える伊武雅刀が!髪がありますよ!黒々と!!(西村ファンが言えた義理じゃないのですが、びっくり。ほぼ同じ経緯を辿ってるんでしょうか ^^;;;)

 髪はさておき。セットが廻ります。
 別のテーブルで会話がされると、カメラでなくテーブルごと人物が動いてきて画面に入るんです(^^;;;)
おまけに、狭い店内を2歩あるけばもう会話は聞こえないことになっている様子。そういうところが、とても舞台チック・・・と思っていたら、ラスト客席まで映ります!本当に舞台だわよ!!!
(これも#1Bと同じく「こちらの御婦人に」を、奥さんに聞かせてました。それじゃ「私が飲むと思ったみたい」の台詞につながらないのにね?)

 アンドリューさんがちょっとオカマでした。
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