ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

本郷奏多

「大江戸もののけ物語」~最終回 ☆☆

 なんだかんだで大団円。
人間全滅をもくろむ百鬼(藤本隆宏)、まずは邪魔な一馬(岡田健史)を片付ける作戦でしたが、覚醒した天邪鬼(本郷奏多)と一馬の共闘に敗れます。はいはい。想定と逆の太刀筋で斬ったあたりはさすが天邪鬼でしたけど、そこまでのやりとりが『天邪鬼は逆を言う設定』を忘れていた様で残念でしたよ。「やめてください!」な場面なら「もっとやれ~」でしょ! (それで観てる子供が混乱しない様な積み重ねが、足りなかったよね) どうして一馬がそんなに邪魔なのかも、人ともののけを繋ぐ存在で特別、とふわっと和尚に解説されるばかりで消化不良。ただ見えて仲がいいなら雛ちゃん(平尾菜々花)だってそうだもん。

 そうそう、兄一之進(高田翔)はやはり養子。実子の一馬を差し置いて家督を継ぐわけには……と婿に行こうとしたゴタゴタで物の怪に襲われますが、そこで必死に一之進を助けた猫又(森川葵)はなんと。当時新海家で可愛がられた猫のたまだったのニャン。一馬幼少時の蔵の怪異は、やはり天邪鬼。家の井戸で河童(青山美郷)にも遭遇していたり、幼い頃からずっと一緒だったのか、と得心した一馬。もう会えない彼らを思い、一心不乱に書き上げた一冊が、そう
「大江戸もののけ物語」
なのでした。どっとはらい。

 一馬との縁談をお断りして消えたおようちゃん(山田杏奈)ですが、一馬は想いを諦めず。結局また天邪鬼たちも戻ってきてor見えるようになって世界はまた元通り。それって百鬼も戻ってきそうですけれど、まあいいか。

子供達は妖怪と荒俣宏先生に出会い、私は岡田健史を覚え酒向芳を認識したドラマでした!
(筆で書かれた「大江戸もののけ物語」、最後の2行だけ字が乱れていて微笑ましいw 岡田氏が自分で書き加えたんでしょうねえ……) 

「大江戸もののけ物語」1 ☆☆☆

 天邪鬼、ちょろいw

 新海家にまま現れるという『見える』者である新海一馬(岡田健史) しかし妖かしへの興味は許されず、武士らしくあれと育てられたものの兄の様には武芸に秀でず。おとなになった今も、鍛錬はほどほどに隠れて妖怪書を読みふけり、寺子屋で子供に読み書きを教える日々です。
ある日、教え子雛(平尾菜々花)を気にかけ尾行した先で目にしたのは、火焰土器に祈りを捧げている様子。一馬が勾玉を手に取ると土器が崩れ、中から現れたのは天邪鬼と名乗る男(本郷奏多) そして河童(青山美郷)と猫又(森川葵)も! 雛が『死んだ母に会いたい』と願っていたと知った一馬は、書物から『魂さがし』という妖怪に頼むことを思いつきます。しかし魂さがしは、一つ魂を呼ばわる毎に、もう一つ=依頼主の魂を要求するのだとか。大丈夫、と言い切り雛と母(宮本裕子)の再会を実現させた一馬でしたが、案の定魂さがし(酒向芳)に魂を抜かれてしまい……??
 うわ~魂さがし怖いw夢に見そうw

 最後に監修:荒俣宏先生の教室もついてジュヴナイルです。エンディングは大江戸もののけ音頭w 夏休みですもんね!
雛ちゃんがお母さんに会いたかったのも、病弱な母に「もっと元気なお母さんが良かった」と言い放ったまま死なれてしまったから。一緒に遊べなくても、お話を沢山してくれた、優しいお母さんが好きだった言えて、最後に抱きしめてもらえて、いやあ本当に良かったですね。で、魂抜かれて死にかけた一馬先生でしたが、河童がよそで抜いた尻児玉とすり替える荒技でなんとか息を吹き返したのでした~。出会ったばかりの天邪鬼に全てお任せの蘇生術で、お人好しも良いところです(^^;;;;)
 またその天邪鬼、名前の通り何でも逆に行く。頼めば断るわけですが、ひらめいた一馬が「もう帰る」と言えば引き留め、「他のヤツに頼むからいいよ!」と言えば引き受けてくれるんですよw ちょろい割にちゃんと義理堅いのでしたw しかし、身体にはまだ封じ込められていた土器のかけらが残り、謎のバリアで建物の外には出られない状態。何故そうなったか、の記憶もなくしているのに、新海一馬とは昔合ったことがある様で……幼少時の一馬が、蔵で出会った怪異かな? そのうち色々、分かることでしょう。
 一馬の側も、妖かしが見えるのは新海の血筋と和尚さん(イッセー尾形)が言うのに、父(甲本雅裕)の頭ごなしの拒み方はこちらも何かあったのかも。また、次男なのに一馬、兄(高田翔)の名にも一の字が入るのが気になりました。普通兄が一なら弟は二か次でしょう? あのくしゃみは、妖怪を感知してなのかな。 そして、寺のお手伝いおようさん(山田杏奈)とのロマンスは。おようって、妖怪のようじゃなくて?

 イケメン一馬は愛嬌たっぷり。江戸の暮らしや妖怪特殊メイク&CGなど、いろいろ気軽に楽しそうです。
(名前を調べていたら、河童の中の人が美少女でびっくりw顔が出ない役で可哀想〜 あと魂さがし、つい先日見た「執事西園寺の名推理(2)」3話で元フィギュアスケート人気選手で整備士の人でした~!)

「あおざくら 防衛大学物語」1 ☆☆

 なるほど。
学びながら稼ぐことができると話にだけ聞く防衛大学校。滅多に周囲に入学者のいない、名前しか知らないエリート校の内情がドラマで覗けるなんてね。行動の班分け、寮の部屋分け、指導の上級生がマンツーマンでつく習慣などの説明は興味深かったです。制帽のあるなしで敬礼が違うとかw 一生縁がない豆知識w
しかし「お客さん」と称される初期の好待遇が終わると、過酷な日々がやってくるのでした~。

 父が自衛官で憧れて、という新入生もいる中で主人公だけが国防にも興味なく、金目的と公言しての入学で顰蹙を買ってます(^^;;;;) それでも学業成績はトップレベル設定。演じるのが本郷奏多なので、運動の時間に倒れそうに見えるんですけど、案外そっちも平気でこなし、潰れそうな仲間を助ける気概も見せてくれます。 とにかくなんでも班で連帯責任、助けないと自分もペナルティで困るからですが。

 後半、先輩からのしごきが愉快でなくて。この先、異色の主人公が上手く切り抜けていく話になるにしろ、もういいかな。推しがいるなら制服姿で楽しめると思います! 

映画「鋼の錬金術師」☆☆

 実写化ワースト何位と取りざたされましたが、そんな酷くはないですよ。コスプレ具合はOK、つまらなくもない。原作好きですが、怒りがわく様な改変もないし。ただコレジャナイ感が拭えないだけ(^^;;;)

 優しいお母さんが死んじゃった、という子供時代で物語は幕を開けます。まあ時系列通りで妥当ですが「亜人」のいきなりクライマックスで押すパターンが意外に良かった後なもので、ちょっと心配に。そして禁断の人体錬成からのタイトル後、育ったエド(山田涼介)があの赤い衣装に金髪でヨーロッパな街を走り回り壊しまくるアクションに入ると……。ああ、ここから始めちゃ、もっと無理wと悟りましたよ。ええ。賢者の石だ、国家錬金術師だの用語や錬成される怪物よりも、巻き添えで壊れる屋台が新品セットなことのダメージが果てしないのですw それらしい衣装のモブもアトラクションのキャスト感。でもここで外国の人並べても、主要人物が「テルマエロマエ」以上に浮くでしょうし、ねえ。
てか、アルが鎧着てるわけじゃなく空っぽなことは内緒なの?終盤で中にウィンリーを隠して驚かせたいの?
「アルを元の身体に」
とエドが主張し続ける根本、アルがどれだけ人間が遠くなってるかが初見では分かりにくそうなのですが。まあ原作知らずに見る人もそういないってことでしょうか。

  そんなこんなで街の人相手にアルが錬金術を説明する形で基本設定をお披露目。軍隊パートでは焔の錬金術師ロイ・マスタング(ディーン・フジオカ)やヒューズ(佐藤隆太)と、カタカナ名前の日本人がどんどん出てきて不安になりかけますが、スタイルのいい俳優さんたちが軍服をカッコよく着こなしてくれてると、まあいいかって気に。そこからの『人語を解するキメラ』パートでは、タッカー(大泉洋)が人畜無害とマッドサイエンティストの両極を好演してくれます。ああ、こういう映画に欠かせない國村隼も申し分ないドクターマルコーでしたw
人外ホムンクルスが登場すれば、半裸エンヴィー(本郷奏多)の年齢不詳な腕の細さに驚き、ラスト(松雪泰子)の谷間は惜しげなく、グラトニー(内山信二)の再現率に笑い。謎を解いて駆けつけた場所には、捕虜を材料に作られた大量の賢者の石が眠り、死なない兵士が生み出されていく……。 この辺はもう、軍事力絡んだら定番の企みでしょ。ただ、糸を引いた将軍(小日向文世)が、その怪物兵士が自分に従うと信じてた訳を知りたかったですよね。「パパだよー」と丸腰で近づいて食われてるの間抜けでしたw
そしてついにアルの身体を取り戻すべく、『真理の扉』と対決するエドでしたが。賢者の石を使えずに戻り、アル本人も『他の人の命と引き換えに戻るより今のままでいい』と。うーん。戻さないのは別にいいんですけどね。もう石になっちゃってる捕虜たちが生き返るわけでもないのにと思ってしまったり。いっそオリジナルで、キメラにされちゃった犬とあの娘を元に戻してあげちゃっても良かったんじゃないでしょうかね。ダメですかね。

 そしてラストはお約束の、続編につながるカットw
そりゃこの先まだ壮大な続きがあるし、アルも人間に戻してあげたいけど、無理でしょうねえ。 せめて妄想キャスティングでも考えたら、アームストロング兄は鈴木亮平かw 隣国の王子は綾野剛でw てか、西村雅彦がモデルと公言されてたヨキを、西村まさ彦氏で見たかったですよ!
あと、ロイの発火技が火炎放射器みたいになっててw それだけは違うはずw


「リピート 運命を変える10ヶ月」1 ☆☆☆

おや面白い、見せ方がいいよね

地震を予告する怪しい電話をきっかけに、某中華料理屋に集う老若男女。
『10ヶ月前の過去に戻してあげよう』

と、戻れば稼げる証拠?の札束を全員に渡して去る男、風間(六角精児)


現在に不満もないヒロイン鮎美(貫地谷しほり)は無視する気でいたが、なんと恋人(松田悟志)に別れを切り出され、原因は誕生日デートのドタキャンでプロポーズし損なったことと言われてしまう。その誕生日が、戻れる10ヶ月のぎりぎり翌日じゃないですか!

結局全員が過去に戻る『リピート』を希望してまた集い、怪しい光に包まれるとそこは……10ヶ月前w


無事職場での事故を回避、デートに駆けつけ、挙動不振ながらもプロポーズにこぎつける鮎美。やったね!

他のリピート仲間も、虐待女のヒモになりかけていた圭介(本郷奏多)は初デートから逃げ帰り、受験生も専業主婦もリケジョ(安達祐実)も皆明るい顔で約束の時間に集まってきましたよ。ただ一人、現れないトラック運転手の死を風間が告げ……。


えええ何ででしょう。リピートの瞬間、鮎美が本を落とし、圭介は階段から落ちたようにちょっと意識が飛ぶ模様。その時トラックを運転している最中だったせいでの事故でしょうかね。でも1話冒頭の逃走をみるだに、この先命を狙われたりしそう?

「トドメの接吻」とタイムリープかぶりw

でも、なんだか分からず繰り返し襲われる「トドメ」とそもそも「リピート」が違うのは経験者風間がいて、皆を説得しリピートに誘おうと説明もしてくれることですよ。おかげでずいぶんわかり易いでしょ。

ただし、リピートの仕掛けも風間の目的も実は何もわからないままですけどね。


誘われた8人全員、リピートしに来るのも怪しいです。

だって私、人生のどこにも戻りたくありませんよ。幸せな現在につながらなかったら大変。まして10ヶ月前なんて長女の受験まだ修羅場中、現在幸せに通ってる学校に最後ひっかからなかったらどうしましょう、絶対にリピート拒否なんですけど。

鮎美もあんな男とは縁切ったほうが。恋人がデートに来ない時に、怪我でもしたかと心配もしてくれない奴でしょ。ほら予告で浮気してるしさ。
視聴決定! 


「怪獣倶楽部 空想特撮青春記」1 創刊号 ☆☆☆

「彼女と怪獣、どっちを優先したらいいんだ!?」
と悩む青年リョウタ(本郷奏多)w
しかもこれ、オタクがとりあえずは市民権を得ている現代の話でなく、特撮=子供向け、だった1970年代が舞台ですから。連絡は家電のみ、特撮談義に熱中しすぎて待ち合わせに遅れても、それを知らせる携帯もないのです(だったら河原で待ち合わせずに、もっと駅や、根城にしてる喫茶店に近いところで待ち合わせればいいのにね)

特撮仲間には彼女の存在が内緒。彼女には特撮好きなことを内緒。そんな板挟み生活で、しょっちゅうデートの待ち合わせに遅れてしまうリョウタ。しかも次の会誌テーマは夜を徹しても語り尽くせない名作「ねらわれた街」ではないか!
ついに意を決し、デートより集会を優先すると彼女に宣言してしまいます。今ここで行かなければ
「僕が僕でなくなってしまう!」
う、うん分かる、君の気持ちは痛いほど分かる。常に寄り添うメトロン星人(周りには見えていない)も分かってくれると思うよ、でも彼女には寝耳に水で意味不明、せっかくの誕生日デートに大遅刻&ディナーの予定をドタキャンしながら言うことじゃありません。せめて時間通りに来て言いなさいよ。しかも
「何をしに行くのかは今は言えない」
ってw 最低w ふられてしまえ!

そんな青年の苦悩はさておき、全篇に溢れるウルトラセブンの音楽、エレキングやピグモン、ダダといった怪獣たち。どれも懐かしくてワクワクします。

録画もできない時代に、イラストが描けたり台詞を暗唱できるってどれだけの集中力で観ていたんでしょう(TV画面からの録音に、「ご飯だよー」「録音中だから静かにしてってば!」のやり取りが入ってしまうのは鉄板のあるあるw) 監督の意図やBGM、製作の背景についての熱い考察も感激です。あんな手作り冊子、学園祭に向けて作ったりしたっけなあ……ああ混ざりたい(なのにメンバーに女性がいないのは不満!実はリョウタの彼女も特撮ファンで……と乗り込んできたりしてほしい)作中で語られる「噂では…」って、専門誌もなかった時代にどこから仕入れた噂なんでしょう、製作会社に親戚でもいる人から回るのかなw

塚地武雅、柄本時生、加藤諒といった、ベストオブオタク俳優もそろい踏み。本郷奏多はいつもなら宇宙人の側なんですけどね、今作では昭和なオタク役が楽しめますよん。
馴染みの喫茶店でわいわいと特撮談義。でも漏れ聞こえるサブタイトル「セブン暗殺計画」で、店に危ない集団だと思われてしまいました。この部分、真面目に次に続くんでしょうか?


「ラブホの上野さん」1 ☆☆

とんでも恋愛指南w

ストーカー気味なモテナイ君一条(柾木玲弥)を焚きつけて、うまく誘えた暁には我がホテルにどうぞ~とのたまう、ラブホ『キングダム五反田』の若き支配人上野さん(本郷奏多)曰く、提案は常に二択が吉。
「綺麗なホテルと汚いホテルどっちがいい?」
ならば、どっちかのホテルを選ぶわけで断らない! ……んなわけあるかいw
しかもライバル二人に全く同じことを教えたもんだから、同じ文句でふた晩続けて誘われたマドンナ麻衣ちゃん(松井愛莉)むっかり。これって、男性に恋愛指南しているように見えてその実、こんな手管にひっかかるなよと女子を啓蒙しているのかもw

これも地上波が後追い放送なようで、最終回まで既に公開済み。原作をちょっとだけ覗いてみまして、上野さんの配役に納得。麻丘めぐみがラブホの掃除おばちゃんなことはちょっと衝撃(^^;;)   そのうち芋洗坂係長が出るそうなのでそこまでは見てみようかなあ。


「弱くても勝てます」2 ☆☆

いやいや、プロ志望白尾が野球推薦で高校に行かなかったことで騒いでるけど、そんな選手がサラッと超進学校の受験を突破してることを騒いでよ! 普通の中学野球部ならエースで4番で成績優秀、ピアノも弾けちゃうって子もいたりするけど。強豪高校に呼ばれるような強豪中学のレギュラー生徒だとどうでしょうw
不勉強宣言も、逆に難関高らしくない感じ。ガリ勉せずに野球しながら合格した白尾なら、授業だけ聞いてれば充分じゃね?野球部より難関高の描写がらしくないです。
 

「来んなー」

「こっち来るなー」

の、後ろ向き絶叫大会には笑いましたw それも強い思いには変わりない、ってw


でも次の打席までには打って変わって

「俺が!」

「俺が取る!」……え?もう逆転?


ドラマ前半に出て来た「俺は」と「俺が」の違い、ニノ青志監督が格助詞の使い分けをぐだぐだ言うことは勉強大好き生徒にはむしろ伝わり易い説得法で良いなと思って観ていたのですが、それをここに持って来るには突然過ぎというか。せっかくの「来るなー」が台無しかも。

ただ、監督が右と言えば右、左と言えば左と洗脳済みなことはよく分かりましたがw。


さておき、白尾の退部を止めるのに「俺が!俺が!」と自分を勇気づけて発言してたのはいい感じでした。そっか、虐められっこの君が部長かw

辞めるって1度言い出したら引っ込めるのも大変なんだから。上手く治まって良かったことです。


ストレート恋話も、このぐらいなら五月蝿くないかな。


肩を壊してる海老蔵コーチ、痛みがぶりかえす程の本気で青志にぶつけに来るw

どーしちゃったんだよとビビる青志が可愛かったです。あのボロ試合覚えてたんだ。青志側はともかく、プロになった様な人がヘボ選手覚えてるってスゴイですねw

「なぞの転校生」3 ☆☆☆

ショパンがないの??


H.G.ウェルズが物理学者で、DNA修復手術が出来て、モノリスが開発されている世界から来て、肺がないからフルートが吹けない転校生w 怪しすぎるw

でもじゃあムーくんたちの世界がこの私たちが知る世界かと思うと、なんとショパンがいないんですよ! 1話からずっとBGMに流れている「雨だれ」も知らないのね。これにはやられました(><)

「なぞの転校生」1、2 ☆☆☆

原作眉村卓。懐かしいー(><)
「泣いたら死が来る」とかね、ジュヴナイルSFは片っ端から読みましたよ!高校生がめちゃ年上に思えた頃だったなー(遠い目) 


きれいな画面、ピアノのBGM、映画みたいに高校生活が描かれて可愛らしく、こそばゆく見ていると時々、怪しい怪奇現象がはさまってドキッとします。(坊主の男子、いいなあ) 例の雑誌から愛称を「ムー」と呼ばれている主人公(中村蒼)も、まさか突然隣に越して来た変な奴が本当に「違う世界から来た」だなんて思わないでしょう~。


話の割り方も上手くて、1話ではさんざん学園生活と隣のボケ老人をみせた挙げ句に、最後の最後に一コマだけ怪人物(本郷奏多)をアップで終わりw 気になり過ぎw

2話では草野球で大活躍w

その間も、黄色いガーベラを持っているところなんてステキでしたよね。
オープニングもきれいなのですが、泥だらけなのは何かな?

原作はほとんど忘れているのでこの先どうなるのかワクワクです。 


スマートフォンみたいなモノリスで家主のボケ爺ちゃんを、学校の理事長を、洗脳。3話からやっと本格的に「転校生」になる様です。


「2013年8月中旬のインパルス」

・DVD「丘の上の木の下で」そろそろですねー楽しみ

・道尾秀介「龍神の雨」帯買いw
読んだ事あるのに、新潮文庫の「私の一行」キャンペーンにまんまと踊らされてます。板さんの紹介文もファンの欲目で見れば正直でいいなあとかw あのあくの強い似顔絵も見慣れてきました(><)

キャンペーンおまけの一行付箋いいね。


wowow「kazeoke」#2(8/11)

与えられた最初と最後の場面…いわば「風が吹く」「桶屋が儲かる」の、間をつなぐ物語を考え出して30枚の静止画でつなぐという課題。それを芸人・漫画家・脚本家の3人が集まって競作します。

今回のゲスト芸人代表は、インパルス板倉さーん♪

MCのいとうせいこうさんにツッコミいれてみたり、漫画家代表ひうらさとるさんの作品感想を聞かれたのに「観てるときの仕草が可愛かった」とひうらさんご本人の感想を答えてみたりと盛り上げてました。

そしてそれ以上に作品がナイス!

作中の人物は真剣で必死で、だからこそくだらなくて笑ってしまうという芸人代表作品にふさわしい仕上がりでした。また、思いついたきっかけが『最初の場面で着ていたジャケットを、最後では脱いでいる』だとか。いかに自然に脱がすかと、走り回らせたそうでなるほどでした。他2作では何日も日が経っていますが板倉作品では1時間の出来事なんですよねw

(実はひうらさん、板さんファンで間近にいられてにやけて仕方が無かったとか。可愛いとか言ってもらって良かったですよね ^^)


脚本家代表西田征史の伏線回収を褒める板さん、『俺は女上司無視だった』と言っちゃったのは観客投票に響いたかもしれませんねえw でもそれをいうなら、ひさうち作品だってOLのメモは使ってないのでは☆

優勝は感動路線のひうら作品でしたが、じゃすみん的にはもちろん板倉作品が1位!板さんも楽しかったそうで、是非また挑戦して欲しいです(^^)


☆『最初』オフィスの本郷奏多、OLからのメモを読んで外回りに出て行く

☆『最後』ファミレス席で1人うつむく肩がふるえ、次第に高笑いに


(板倉) メモ「1時間以内に全員の弁当を買って来い でないと娘を殺す」(読み方が可愛いw)  

うっかり不倫した派遣女がキチで、 メモの指示に従わないと本当に同僚が死んだり車が爆破されたりしている。なので愛娘の為に必死に弁当を求める主人公だが、いつもの弁当屋は長蛇の列、もう一軒は定休日、コンビニは数が足りずetc……絶望の果てに辿り着いたファミレスで、持ち帰り弁当もしていると知って安堵のあまり笑い出す主人公なのだった。(←いや、警察いくべきw byいとうせいこう氏)


(ひうら)社長令息と清掃係が瓜二つで入れ替わる。感動作。

(西田)「ついてない男」強請ってくるメモ女を殺してしまったが……。


板さんは西田氏の伏線回収をすごいと褒めてたけど、かなり無理矢理では。登場するなり「スピード狂」と紹介される上司、これじゃ伏線でなくオチのためのアリバイです。3ヶ月の連ドラで人物像を膨らませながら入れるならともかく。

3作それぞれふくらませるところが違うのは三谷幸喜「3番テーブルの客」を思い出しました~


「みんな!エスパーだよ!」9 ☆☆

ついに告白だー嘉郎!って、夢?え、繰り返し?w


ドリームループだかいう能力で、何度も何度も浅見さんへの告白を繰り返す嘉郎くん。その度に振られるので、次々とパターンを変え……てもまた振られるんだけどw 普通ツンデレSM女装といろんな嘉郎くんが&その度シーホースにテレポートしてくる裸族先輩だの、無駄に色っぽく落とし物を拾うお姉さんだのを見られて、楽しめますw


挙げ句、傍目には昏睡状態。
頭の中では浅見さんとみゆきちゃんに奪い合いをされるプチハーレムな嘉郎くんを目覚めさせようと、敵能力者に闘いを挑むチームエスパーなのですが、なかなかまとまらず。 このメンバーが結束するには、嘉郎が要だったってことでしょうか。テルさんの能力を発揮させるエロワードも、嘉郎のチョイスじゃなくちゃダメダメだしw(場所が戦隊ものでよく出てくる採石場っぽくて、爆発でもするかと思ったのに特になかったのも笑いどころ?)


結局、キスすれば効くんじゃないかと連れてきた浅見さんを押さえつけて無理矢理……とドタバタしてる間に、何故かテルさんがチューwww テルさんビジョンの嘉郎が、桜を背景にアイドルPVみたいな可愛い仕草の笑顔でどーなっちゃってるんだか、これも何かのマインドコントロール? そういえば栗原類はどこにいっちゃったの?


なんだかよく分からない間に、尻すぼみで終わった感がありますが楽しかったからまあいいか。


映画「GANTZ perfect answer」☆☆☆

なるほど『たった一つの冴えたやり方』な解決こそがperfect answerだと。

世界で公開しているんだから、こうすれば戦争はなくなる!と、日本人が言っているんだと思われるのでしょう。まあいいけど。序盤でなら加藤がしただろう、”犠牲の上の平和的解決”を選んだのが、好戦派の玄野だったところがミソでしょうか。


畳み掛けるように続くアクションは、飽きずに見ていられました。地下鉄車両内の戦い、面白かったです。黒服星人がいい!

商店街、偽加藤VS加藤と玄野も、偽加藤が良かった~。
音楽もいいしね!
 

そんな戦い中心で血湧き肉踊ってる中、たえちゃんの弱い子っぷりにはイラっときました。何が『特徴:弱い』だ。ビルからビルへおんぶで飛び移られて、落ちない腕力はたいしたものです。走って逃げた距離だってずいぶんあったよ?極めつけは偽加藤に3回も斬りつけられてもまだ前進する気迫。あんまり死なないので、

『やっぱりコイツも星人だったのか』

と本気で思ってしまったほどですw 

皆がタエちゃんを追いかけてる間は、GANTZ組に殺されたら部屋に来るんだと思ってました。でも星人に殺されたので来なかった。……となると、GANTZにタエちゃんのデータがない=復活出来ない それは加藤の弟も同様だと思っていたのですが?

二人ともサクッと生き返ってましたよね。全能じゃん!
……なのに、玄野は忘れられ、捕われたまま。
一人だけ払う犠牲が大きすぎてなんというか、納得がいかず。タエちゃんが復活出来ないのなら『彼女がいない人生なんて!』と自棄で球入りもアリかもですが、すべて元通りで自分だけいないなんてねー。(ああでも、例えば弟を亡くした天涯孤独の加藤にそれをされても可哀想すぎて困る)


結局星人がどれだけいてなんだったのか、元々黒球はどこから来たなんだったのか、その辺の謎解きもまったくなし。ある意味、ツッコミも入れどころがないわけで、半端な説明をされるよりは謎のままで潔かったのかも。

それともまさか、続編を作る余地を残したとか??
 

☆ちなみに前作「GANTZ」レビューはこちら

映画「GANTZ」☆☆☆

ひゅー、カッコイー!!
 

事前の原作チラ見で、もっとグロくてエロいのかと覚悟してたのですが。逆に抑えすぎで物足りないぐらい。冒頭の電車にはねられて死んだはずのくだり、インパクトの瞬間無しにアパート場面に切り替わられては、まるで撮影風景を見ている様じゃないですか。
『はーい、電車に当たる寸前ポーズ取ってくださーい』的な(笑)
裸体転送も、ニノもとい計ちゃんと一緒に固唾を呑んだのですが、たいして見えないやー。
 

実はエキストラに登録していたので、募集要項で撮影中の様子がちょこっと聞こえて来てました。汚れます、寒いです、捨ててもいいスーツで来られる方、的な。なるほどこんな風に、びしゃーぐちゃーだったんですね(笑) 

と、呑気な観客と違って登場人物はアリエナイ事態に巻き込まれて行きます。ナントカ星人と闘って勝て!
いやいや、もう死んじゃってるんだから。さっさと殺されてしまえば結果成仏出来るはずなのですが、アイデンティティがヒーローな主人公は『闘う』ことを選びます。人にはそれぞれ役割があって……。
就職よりも異星人退治だ!

これって、男性はやはり共感するんでしょうか。勝てそうな気がするんでしょうか。ツレもそうかもなあ。過去の成功体験で本質的に自分に自信があるタイプ。私ならサクッと殺されて終わりな方に自信がありますが。
でも、銃は撃つね。

星人と接近戦してる以外のメンバーが、銃持ってるのに使わないからイライラ。更に、近距離で狙いを定めて、でも引き金引けない場面も多すぎてイライラ。もう「撃てー!」と声に出そうになりました(笑)
といっても、競技射撃していた頃の私はたった60発を2時間半の持ち時間丸々かけて撃つというゆっくり射手で、確実を期す程に引き金引けない気持ちは分かるのですが……襲われてるなら撃とうよー!!あんな大きな的、手が震えている描写もなく撃たないなんて。アメリカでも封切り済みだそうで、彼らにはますます謎だろうなー銃を持ってるのに撃たないアクション映画。それとも
『日本人は銃に慣れてないから』
と納得かな(笑)

他にも、外人さんに計と加藤……ニノと松ケンの見分けはつくのだろうか?と余計な心配をしたりして(体格の大小はかなり違えど、同じ系統の顔ですよね)
ただ、ふたりのキャラの違いがだんだんと浮き彫りになっていく配置には膝を叩きました。俺様チビと弱気な大男。あなたはもっと出来るはずなのに、加藤!なんて。 
 

お話は4月公開の2を観ないと何も言えないので、とにかくGANTZスーツのナイスバディをひたすら鑑賞してきました。いいなあ。あれが着こなせる身体になってみたいものです。
(着こなせる人しか残らなかった、と書いてる方もあって笑いました。そういう基準もあり得る~) 

追記:続編「GANTZ perfect answer」のレビューはこちら) 

「ヤンキーくんとメガネちゃん」1☆☆

ゴクセン劣化版、みたいな?

だって、延々続く主人公の境遇説明は、要するに「ボク悪くナイモン」でしょう。
ヤンクミの場合は本人は真面目な先生で(言葉遣いや行動が多少アレにしろ 笑)実家の家業が色眼鏡で見られてしまう、本人にはいかんともし難い部分があるわけですが、これの主人公品川くん(成宮寛貴)は医院の息子でむしろお坊ちゃま。今までの売られた喧嘩を、買ってきたのは自分の選択じゃないの。君より強い父も姉も、普通に生きてるぞ?
暴力を好む自分を棚に上げ、生まれつき喧嘩が強いんです、と言われても。本当に嫌ならきっぱり断ったらどうかと(「エリートヤンキー三郎」の三郎くんを見習って!)空手でも剣道でもたしなんで精神と天賦の才を磨いたらどうですか。
そして、Change! Yes, we can!と熱く語る委員長の正体こそが伝説のヤンキー”ハリケーンあだ”で……彼女(仲里依紗)もまた、なりたくないのにヤンキーにされてたとかぬかすんですが以下略。

委員長の「気持ちが分かる」が、そのまんま自分も同じ境遇だから分かるというのは底が浅い。優等生だって同様に、どうせ先生のお気に入り、真面目でお堅い、とはめられた枠をぶちこわしたいと思っていたりしても良いじゃないですか。

恋の要素や謎の優等生も散りばめて、つまらないわけじゃないですが……それだけにこんな引っかかりで楽しめない自分が残念(^^;;;)
成宮くんと仲里依紗ちゃんは良い感じです。 

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「蟻地獄」文庫

ちなみにじゃすみん「蟻地獄」評はこちら

「月の炎」絶賛発売中!

ちなみにじゃすみん「月の炎」評はこちら

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