ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

木村佳乃

「アンチヒーロー」1〜7☆☆☆☆

 狂気の長谷川博己。もうそれだけで面白そうなのに、悪徳弁護士のふりで追うのは正義。たまりません。


「貴方を無罪にして差し上げます」
無精髭に薄笑いで神出鬼没、本当に無理目の依頼人を無罪にしてしまう弁護士明墨(長谷川博己) 
しかし明墨事務所の新人赤峰(北村匠海)は、無罪になった依頼人緋山(岩田剛典)が証拠品を始末する現場を見てしまう。明墨は本当の殺人犯を世に放ってしまったのか?知っていて?
その後もミラクルな弁護が続く中、敗訴したものの過去の不正が暴かれたりとじわじわと見えてきた明墨の狙いは12年前の事件の不正を正すことなのか。

 ロングコートでスタイリッシュだけど、無精髭で常に胡散臭い明墨。時に幼児や少年と仲良くなって目撃証言を引き出したりしますが、それだけは無理でしょ〜と突っ込んでます笑
一見良い人な伊達原検事正(野村萬斎)が笑顔でパワハラむんむんおやじなのも好対照。

 あとNetflix「サンクチュアリ〜聖域〜」主演の一ノ瀬ワタルがガラの悪い工員役で1、2話ゲスト。木村拓哉主演「believe君にかける橋」でも刑務所で主人公に絡んでくる役でいて使い勝手いい感じ? 酒向芳、宇野祥平みたいになるかしら

「この素晴らしき世界」特別編☆

 最終回のすぐ翌週に、回想たっぷり特別編。

 なにしろ最終回が、真由美(猫背椿)の目の前で妙子(若村麻由美)を拉致でしたからw
妙子さんがさらわれた〜大変だ〜と騒いでも、また替え玉で海外ロケと知ってる妙子夫(マキタスポーツ)と息子(中川大輔)はスルー。さては家族もぐる?殺害を隠蔽か?と疑いはじめた真由美があちらこちらで大騒ぎ……は楽しかったのですが。

 じゃあ顔だけ見せて黙らせよう!
となって出てきたのが、本物絹代さん(若村麻由美二役)ですらなく、顔だけ激似で日本語が喋れないイタリア人(若村麻由美三役w)て、ドタバタ!
 
 妙子さんは風邪で声が出ず、奥さんに逃げられた子持ちの甥っ子……という設定の、事務所の独身西條(時任勇気)のハウスキーピング優先でしばらくパート休みますね〜と畳み掛ける間の疑問は、全部『とっても美味しいお土産』でねじ伏せるスタイル笑 海外からの京都土産 笑
 社長(木村佳乃)のお孫さんも西條の息子って事にされましたが、
「この人妙子さんじゃない!」
「お父さんじゃない」
と本当のことを言っちゃう度に
「……こういう子なんです」
と子育てムズカシイヨと誤魔化す天丼や、それを信じて謝ってくるチョロい真由美が充分愉快だったので、イタリア人はやりすぎじゃなかったかな〜。

 でもまあ、絹代の乱入で
「同じ顔〜!」
と真由美が驚くラストは本編でも見たかったところですし(妙子と絹代で、ね?) 広い世界、同じ顔が3人はいるっていうからいいか!

「この素晴らしき世界」〜最終回☆☆

 はい、生放送で犯罪を告発!

 セクハラどころか、無理に飲ませた酒とクスリでのアイドル死亡を揉み消させていたプロデューサ。その父が大物だとかで、事務所副社長安原(西村まさ彦)らは隠蔽に加担していて、YouTubeで告発しようとする社長(木村佳乃)と妙子(若村麻由美)を事前にニセモノとして絹代(若村麻由美2役)に糾弾させる構え。

 結局は、安原側につくとみせかけていた付き人セシル(円井わん)の暗躍でTV局も告発側。絹代自らも選択権のなかった芸能人生と、事件を告発して一件落着なのでした。いや、語ったの妙子でしたけど!絹代命令なので無問題。

 そう、いくら正義の告発だとて、絹代のフリでするのはダメだろ思って見てたのですよー。影武者でCM出るのとはちょっと違う。ホンモノ絹代が築いてきた人生に関わることですからね。そこがクリアでホッとしました〜。
「そうすればこの世界はもっと素晴らしくなる」
演説が長すぎて、放送時間も予定オーバーでしたけどタイトル回収だからまあいいか!!

 あと、旦那さん(マキタスポーツ)との関係はなんかなし崩しに元のままなのね。そして世の中も、犯罪は裁かれたほかは大した変わらずこともなし。

 元通りスーパーパートに戻り平穏な日々…
のはずが、セシルとのっぽになだれ込まれて拉致されて、またもや失踪の絹代の身代わりでLAに?
家に帰して〜

と、美しいテンプレで終わり。いや来週にすぐ続編があるのね笑 見るか!

 しかしセシルが、死んだアイドルの妹だった…までは裏切りの動機としてわかるのですが、更に妙子がヘルパー時代の同僚の娘で、姉妹して可愛がってもらった…は重ねすぎでしたよね。

「この素晴らしき世界」〜7☆☆☆

 ついに本人が帰宅!7話にしてw
呑気に出歩いてしまうので、そろそろバレますねえ。その前に鉢合わせもあるかしら。

 「失踪中」若菜絹代(若村麻由美)、実は旦那(沢村一樹)に殺されているかも…と匂わせておいて、血の染みた箱の中身はBBQの残り物ってなんだよおお わざわざ雨の日に埋めに行くなよおお(クーラーボックスごと埋めてた?笑)
 妙子(若村麻由美・2役)の替え玉に気がついたパート仲間もいたのですが、マスコミに流さずに応援してくれて。優しい世界。

 スタジオでも過労アイドルをつい助けちゃう、主婦ダダ漏れな妙子さん。そのうち業界セクハラ問題にも首を突っ込むし、旦那(マキタスポーツ)には不倫を疑われだすし。

 と、芸能界と家庭問題だけで充分ドタバタ。
なのに妙に人間関係複雑なんですよねえ…
社長(木村佳乃)宅で家事して孫をベビーシッターは、女優業よりお手のものなわけで面白かったですが。社長娘の離婚や元夫の余命とか、要らなくないですか?
 妙子の息子あきら(中川大輔)がハマった起業グループの問題もややこしくて面倒で…。

 その副業、詐欺では?と気がつく幼馴染の素性や絹代事務所との繋がりがあーだこーだとするよりも、素直に妙子が気がつけばいいし。そのうち息子は替え玉を知ってる側にすれば、母子vs父でドタバタできて、テレビ局に潜り込むセクハラ探偵だって息子がしたらいーじゃないと思って見てましたよ。
 息子はずっと無断欠勤、母は芸能界で替え玉。お互い何も知らなかった…と最後に言わせたいんだろうけどさあ〜、と。

 ところが7話にして爆弾がやってきました。ぜんぶ母親のせい⁉︎
 詐欺事件で警察が来て、聴取される息子に動揺した夫が
「だいたいお前がちゃんとみてないからー」
って、オマエモナ?

 この絶望的な言葉を吐かせるために、息子を大学生ですらなく社会人にして妙子の非を限りなく減らしw  旦那には不倫疑惑を確信させw  あと何だ、部下のパワハラを叱責した成功体験で気が大きくなってた?せめてストレートに、今日の事件を自慢すればまだ良かったのに…

 で、出ていけーと言われるまま飛び出した妙子の明日はどっちだ?蓄えはある!
 
 そうそう、離婚のためにパートしてた同僚(猫背椿)の不倫夫(佐土井けん太)が、事務所の敵側弁護士でしたよ! 息子側の人物配置はクッション置くのに、こっちは世間狭いんだ笑  で、変なリップ音鳴らすのって『同じ人です』演出なんでしょうか…   佐土井さんなのに!
 
 
 

「この素晴らしき世界」1☆☆

 主演若村麻由美。
パート主婦の時点から美しすぎ笑 そりゃ大女優に「似てる」と事務所まで伝え聞く美貌じゃなくちゃとはいえ〜。その点は、降板した鈴木京香の方が地味な装いも思い切りが良かったかも?

 旦那(マキタスポーツ)の言いなりな、しがないパート主婦浜岡妙子(若村麻由美)は最近、変な男につけられている。
 突然、正面から訪ねてきたその男(時任勇気)の頼みは
「記者会見に出て下さい!」
不倫騒動で失踪した大女優若菜絹代(若村麻由美二役)の代わりの謝罪会見、謝礼300万円⁉︎
 1日だけなら、と承諾する妙子だったが。CM諸々の違約金を払いたくない事務所の副社長安原(西村まさ彦)は、そのまま妙子に影武者をさせるつもり…⁉︎

 ウェルメイドなコメディです。
しかし小田和正の主題歌はさすがに懐かしすぎ。メイン視聴者にその辺の年代を見込んでるのでしょうねえ。
 パート仲間に猫背椿、事務所社長に木村佳乃。絹代の付き人に円井わん。絹代のチャラい夫に沢村一樹。謎のでか男は時任くん、時任三郎の息子だね?

「アバランチ」1☆☆☆

 もうテレビ放送をジャックする時代じゃないんだなあとしみじみ(でも、あんなに一斉に生配信は見ないでしょ!netflix見たりTver見たり、ウマ娘してたりするよね)

 左遷された警察官、西城(福士蒼汰)は妙な相談を立ち聞きしてしまい、謎の組織の活動に巻き込まれていく。都市開発計画者風間(安井順平)の半月前の失踪が、実は利権に絡んだ誘拐で首謀者は総理の友人六車泰次郎(板尾創路)⁉︎
 どうせ揉み消す、とハナから警察は頼らない一味のやり方を、西城は傍観するだけで止められない。
 まずは数々の悪事を揉み消されてきた六車息子(磯村勇斗)を拉致し脅迫!ゲロった監禁場所、ヤクザの事務所で大乱闘の末にまだ生きていた風間を奪還。
 その上で、息子を人質に六車に1億円を要求する一味。え、目的は金?ってそんなわけない。
 息子の解放より、TV収録の方が大事な父親を誘導し「あんな不出来な息子は要らない」と言わせる……  その他、犯罪の証拠なんて揉み消せるとギリギリ発言が続く六車氏、はい、全世界に生配信ですよ? 今時はスマホひとつでできちゃうのに、オヤジ世代はそっちの警戒心薄いもんねえ。それでも多分、自分が主犯だとはギリ言っていないはずですが…
 捨てられた息子が証言を約束。ですよねえ。それに、今後は世界が裁いてくれる。

 そうかーテレビや警察だけじゃなく、司法も頼らないんだアバランチ一味。逆に市民の善性は信じているのね。自分たちのリサーチ力と正義も。ちょっと危うい。

 そんなわけで、謎組織アバランチのリーダーは、内閣調査室から警視庁の閑職、特別犯罪対策企画室室長に左遷になった山守(木村佳乃) 
バイオレンスな実働隊が元刑事の羽生(綾野剛)と元レンジャーの明石リナ(高橋メアリージュン)、メカの打本(田中要次)とハッカーの牧原(千葉雄大)
 大立ち回り、雑魚をばったばったとなぎ倒すリナ羽生コンビも爽快ですが、刀を振り回すヤクザをボールペンで制す笑顔の羽生も圧巻(想像の域を出ない刀の痛みより、急所に刺さるボールペンは身近にあいたたたってなる〜w)

 冒頭、情報屋の裏切りで爆発に巻き込まれた、刑事だった頃の羽生。爆心に近かった、多分もう生きていない同僚(駿河太郎)と山守は恋仲だった様で……。内調を去った経緯も、副官房長官(渡部篤郎)の様子では裏がありそう。メンバーそれぞれに、傷や恨みをを背負っているのでしょう。
そして山守が左遷の西城を企画室に引き取ったのも、事件のもみ消しを断って上司を殴った、正義感の暴走具合をかったのでは。今はおろおろするだけの西城が、この先どう腹を括って関わっていくのか楽しみです。


 しかしマスクで顔を隠しただけで、生身はネットに晒している羽生他アバランチ。声もそのまま。早晩身元はバレますよねえ。

 「恋する母たち」1,2 ☆☆☆

 浮気ドラマか、とスルーの筈が3話途中をうっかり視聴。与論島の海と記憶喪失が気になって1話から見てしまいましたw なるほど、免罪符の与え方が上手いかも。

 海外出張が多いものの、まめで優しい夫石渡慎吾(渋川清彦)が突然の失踪。経費使い込みで解雇?駆け落ち??
駆け落ち相手の夫斉木(小泉孝太郎)に証拠を並べられ、呆然とする杏(木村佳乃) ……個人的に一番イヤだったのは、出張先から送ってきたのと同じ絵ハガキを愛人にも、愛のメッセージさえ全く同じ言葉で送っていたことですね……そこは分けようよ!! その後、逃げられ者同士うっかり寝たようですが、それっていわゆる「不倫」ではないのかも←この慣れが次の不倫への視聴者の嫌悪感を低くしますよねw

 敏腕弁護士蒲原(玉置玲央)の従順な妻まり(仲里依紗)は、下の子をシッターに預けて参加したオークション??で、今をときめく天才落語家今昔亭丸太郎(阿部サダヲ)の独演会の権利を……丸太郎本人が落札、押しつけられてナンパされますw 断っちゃもったいない、と友人(馬場園梓)に取り持たれ興味ない落語を聞き、お誘いと口説き、褒め言葉のLINEを浴びせられるうち段々にその気になってきたまりは、長男のPTAで知り合った杏の軽口
「一回ぐらいなら引き返せる」
を頼りに一歩踏み出してしまうのでした。

 同じくPTAで、息子の進級が危ない杏とまりと一緒に呼び出された林優子(吉田羊)は、バリキャリOL。作家を目指した夫シゲオ(矢作兼)は専業主夫で、引きこもり息子の応対よりも会社に居た方が心安まる日々。とかいってたらこっちは、めちゃ年下の部下(磯村勇斗)に誘われてドギマギですよ。

 立場の違う3人が、子供を通じて出会うのは子育てアルアルで納得です。
でも中高一貫校に高校から受験した杏の息子が入学早々落ちこぼれて、持ち上がり蒲原息子や不登校の林息子と成績が並ぶのは解せんw 何故入れたw そしてそれ以上に、子供が接点の母親の話題が不倫、それも「今時誰がしてても」って……ないないない(^^;;;)

 とはいえこの時点では、まだ未遂。見た目が派手な まり も案外真面目で、芸能人丸太郎のお誘いだからってすぐにはなびかないし。モラハラ夫とセックスレス&浮気されてると分かっていても、仕返しをしたいわけでもなし。ただ、まだ制約が多い暮らしの中、自由な時間に憧れはあるのかな。そんなまりに杏も『不潔よ!』とは言いづらいでしょ。そこまで仲良くはないし、実際自分も一度は(旦那が先とはいえ)していて『経験者!』と持ち上げられていて。
でもでも、なんとまりが週刊誌にタレこまれ。
そこで電話を受けたのが斉木だったのも、失踪旦那の件で杏と会ったばかりでタレコミ内容と杏との接点に気付いたのも運命、というかドラマ的によく出来ているじゃないですか~w
このままじゃ世に出るよ、と記事にせず注進してくれた斉木と杏の好意を、受け入れられずに席を蹴って立つ まり。確かに、杏が同席するより匿名で脅迫した方がびびって別れたかもです。まだドライブとキスだけっちゃだけだし。
しかし実はタレコミは旦那の浮気相手(森田望智)から。家庭を壊す気満々の相手に弱みを握られているのに、デートしている場合じゃないよ!

 さて夫婦間の不満は特になさそうな林家は。夫実家が与論島ということで話に絡んできます。
杏が林父子と共に与論に渡り失踪旦那に会う間、彼女はイケメン部下といけない出張~。それも、代打で急に同行者変更という彼女に選択肢はない状態w 

 以上、女側は誘ってないし普通に暮らしているのに夫は不実or頼りない。芸能人やイケメンからぐいぐい来られて困っちゃうんですよね、なケースばかりです。わーすっごく他人事で楽しいw
さて、与論島で記憶喪失の夫と杏との再会は。

「アライブ ガン専門医のカルテ」1 ☆☆☆

 小説家の夫(中村俊介)が不慮の事故で昏睡状態に陥って、もう半年。
腫瘍内科医の恩田心(松下奈緒)は、仕事でも死を意識し続ける生活の傍、安心を求めて『患者を支える家族の会』に参加するも
「こんなの、何の役に立つんですか」
と口にしてしまい、会場を飛び出てしまう。その時、追いかけてきてくれた女性ボランティア薫(木村佳乃)と後に職場で再会し、実は消化器外科だった彼女と組んで治療に当たるように。

 心が主張し外科に無視された検査を、薫がオーダして重要なデータが分かるなどいいチーム。患者の早朝プロポーズを手伝う場面も素敵で、いい話だわーと思って見ていたのですが、後半その会のチラシを配る女性が変装した薫だったところから、転がるように不穏な話に。
 え、何の変装?心の時も? 自転車の不自然なパンク、薫がカッターでしたのか! 自転車を引いて帰る心を呼び止めて知りあうために! もう怖い怖い、下手したら旦那が昏睡した看板も、薫が落としたんじゃないかと疑心暗鬼にかられる始末ですorz


 更には、手術中のミスで患者を死なせたことがあるらしい薫。その時の上司(田辺誠一)が、心との因縁も知っているげなのですが…、一体何が?
心の担当患者(石野真子)の執刀は普通に成功。ただ、あれほど世話になっておきながら恋人(田口トモロヲ)が駆け寄って感謝を述べるのは心でなく薫だったことは皮肉で(若年性認知症設定もあり、仕方ないのですが)、そんな小さな心のダメージすら、薫の狙いなのかと身構えてしまいます。


 冒頭、オンコロジー(腫瘍学)専門の心が「オンコロ先生」と呼ばれている設定は無理やり~。院内ですら後半使われてないしw 定着させたかったら、もっと言わせなきゃね。

「ホーム・スイート東京(3)」1 ☆☆☆

 日本の夏は耐え難いって外国人の婿ブライアン(BJフォックス)が嘆いてるのに、クーラー止めるお義父さん(渡辺哲) 風鈴と扇子、打ち水で大丈夫って東京オリンピック委員会か!とツッコミ入れてたら、小池都知事が被ってた傘帽子まで登場w 本気でディスってますよ、もっとやれ!

 てな訳で、全編ほぼ英語で日本の暮らしを紹介する、NHKホームコメディ。
妻いつき(木村佳乃)の実家で義父暮らすため、英国から越してきたブライアン。当面は主夫生活。愛娘アリスの為にも、流しそうめんに七夕の笹飾りと日本の夏の風習を学んで体験していきます!
 真夏の日本、UV対策長手袋&顔が見えないサンバイザー装備で帰宅したいつきに腰を抜かすブライアン。美白あるあるですよね~!
木村佳乃の英語がナチュラル。英国生まれNY育ちだそうで大納得。でも渡辺哲さんのカタカナ単語並べるイングリッシュも大したもんですよ。

 シーズン3にして初めて存在を知りました。もっと放送して~。NHK World Japanの人気番組の様ですね。


「あなたには渡さない」3 ☆☆

「毎朝あんたの身体がいらだってるのを感じてる」とJKが叫び、老画家は「目だけで抱かせてくれ」と迫る! もうギャグかとw

ぱったりと客足が途絶えた『花ずみ』
原因は、旬平の工夫と同じ料理を出し雑誌に載る店か。その店の板前前田とフロアの八重がデキているぞと、先日の老画家からご注進まであり旬平も辞めさせようと言うのに、八重は味方だととりあわない通子。でも結局は八重が、満席と偽り予約を断っていたと判明し……。問い詰めたとたんに前田との馴れ初めから始まり「私の女の部分が抗えない」と堂々語るんですよ。イヤ「ごめんなさい」が先でしょうがw

そこが片付いたら愛人対決。多衣と同時に来店した派手な姐さん鶴代(萬田久子)は、旬平亡父の愛人だったんですってよ。親子して嫌だわあ……。
正妻先代女将の悪口を並べて悪酔いする鶴代を、多衣が『愛人の覚悟が足りない』と揶揄して睨み合い~お前が言うか(^^;;;) 挙句、それは作戦で、多衣を悪者にして顔の広い鶴代に近づいて客を増やしてもらえ!と、『ああいう女』の攻略法を多衣があれこれ授けてくれるのですが、まあ裏目に出る出る。弱みを打ち明けても、頼っても、いい子ちゃんぶってと嫌われるばかり。多衣、わざとかもw 結局ヤケクソで、姑キクが憎い!キクを見返すための『花ずみ』なんだから助けろ!と無茶を言ったほうが喜んでくれましたよw

そして老画家のモデルを頼まれ、ただ座ってればいいはずが鼻息荒く脱いでくれくれ、前述の「目だけで抱かせてくれ」全財産やると迫られて、一瞬ひるむも突き飛ばして逃げて来ちゃう通子。女の部分を使って店を大きくした、と言われている先代女将ならそこで脱いだんでしょうかね。この先いつか通子もそうなるんでしょうか。

でもまだ覚悟のない通子は旬平のボロアパートに向かい(ん?多衣のマンションには住んでなかったの?)
多衣と結婚して。
最後に抱いて。
と突然なことを言い出します。もう旬平は諦めて、店と子供に専念するんだとか。すると明らかに傷ついた風情の旬平が涙目で、黙っていた事情が、しかも2つあるというのですが。でも、もう意味がないから言わない、ですってよ。なにその察して君。内緒にされてたら、そりゃ間違った判断もするでしょ、言おうよ、今言うべきでしょその秘密をふたつ!実は愛人告白は多衣の狂言だとかいうんなら、怒るよーほんとにw そしたらもう一つはなんだろう。誰か殺したのを多衣に目撃されて強請られてるとか、どうでしょう。もうドラマのジャンル違っちゃうーw
で、涙目で文句言うけど、することはする旦那にまた苦笑。抱くんかーいw

なんか癖になりますw


「あなたには渡さない」2 ☆☆

男声の大仰なナレーションが入るたび大笑い。不倫物というより「陸王」「下町ロケット」的でw

とりあえず離婚。
クズ旦那的には『借金で家族に迷惑をかけないための偽装離婚』だそうですが、そんなのお母さんが信じたいだけ、と娘にすら見抜かれていて可哀想に。そして娘が小生意気でムカつくこと。元はといえば、あんたがかばうパパの浮気だっちゅーに。専業主婦からいきなり料亭経営者になったお母さんを、少しは支えてあげようよ。
しかし旦那もどっちつかずで、移転した新生『花ずみ』で板前を務めます。共同経営者だと言う通子に、あくまで自分は雇われ板前で経営者は通子一人だと、開店前さえも並んで座ることはせずカウンター越しに酒を注ぐのです。だったら別の仕事したらいいじゃんよ。

しかも多衣が商売人で金持ってるなら、愛する旬平に融通してやって元の店を盛り立てれば良かったのに。なんで潰れるまで傍観で、憎い通子に金貸すの?と思っていたら。なるほど、実際に貸しているのは例の笠井さん。利子も要らないと、多衣を通じて密かに通子のために六千万円を融通してやっているんですね……。しかし通子の意地で、利子をつけると言い張るもんだから、多衣がまんまと稼いじゃってますよ。

そして、開店から3日間無料セール!
てっきり酒が無料なのかと思うでしょ。まさかの料理から何からまるっと無料の大放出ですよ!そ、そんな日に来る客、二度と来ないのでは(^^;;;;) いくら思い切ったことをしないとといっても、それで経営大丈夫なんですか。しかも4日目、うってかわってガラガラの店内(そりゃそうだ)で食べ終わりながら、サービスって聞いたから財布持ってきてないとかぬかす御老人。帰りのタクシー代5万円も貸してって、ほらこういうタカリが来ちゃうじゃん、と思いきや。ガツッとレジの金を5万掴んで差し出した通子に、礼がしたいと言いだします。その為に筆と墨と紙が要る。そう、なんと彼こそは高名な日本画家の六扇だったのです(って、どうやら前の『花ずみ』常連だったようなのに、旦那知らんのかい!)
結局、醤油で!襖に大書きされる『華』の一文字。
それが話題を呼んでか、店はそこそこ繁盛ですってよ! 料亭経営ってちょろいw 子連れで来るような店なら、襖に落書きしていい認定で大変なことになりそうですからw きちんとした客ばかりで良かったことw

そして借金の今月分返済にいけば、いつの間にか金沢から東京に居を移していた多衣。そこに「ただいまー」って旬平orz  会ってないんじゃなかったのかよお。ほんと旦那、何がしたいんでしょう。これで通子に興味がないわけじゃなく、笠井さんが開店祝いに駆けつければ不機嫌そうだし(そこで、引き合わせの紹介を通子がしていてびっくりでした。身内同然の男と初対面なのかー)

原作タイトル「隠れ菊」は、亡き前女将が帯に自ら刺繍した菊のこと。一見なんの変哲もない黒い帯の、裏に咲き誇る黄色い菊の花。自分をいびってきた姑の死の間際に準備して、葬式では喪服とみせかけてその帯を締めてほくそ笑んだ……という恐ろしい逸話と共に『これは通子に一番似合う』と言い残して前女将は亡くなったんだそうですよ。それをちゃっかり自分のものにしていた多衣でしたが。多衣は黒い帯のまま身につけ。通子は菊を表に身につける。そこが正妻と愛人の差なの?でももう離婚してるけど。そしてまだ多衣と入籍してやらない旬平がやはり分からない。語らなすぎでしょ。それに、争うほどのいい男なのかもよくわからないです(^^lllll)

金沢に来た通子に、わざわざ自分と旬平が初めて結ばれた旅館をあてがう多衣のいけずなど楽しみつつも。どこに気持ちを持って行ったらいいのかはナゾです(^^;;;;) そして美しい水野美紀に「勉強させていただきます」での変顔を重ねてちょっと愉快に。女優ってすごいわ。 

「あなたには渡さない」1 ☆☆☆

ドロドロ不倫もの、女の戦い!

急を告げる夫からの電話で、お得意様を迎えにいかされる通子(木村佳乃)
しかし現れた和服の女多衣(水野美紀)は、夫の6年来の愛人を自称。夫が記入済みの離婚届を手に「ご主人をいただきに参りました」などと抜かすのですが……。

いやあもう夫(萩原聖人)がクズ。

出会ってお互い一目惚れ、その日のうちに結ばれた云々はそういうこともあるでしょうけどね。妻は知りたくもないそんなこと、相手の女の口から聞かされるなんて。夫が自分で別れようと言わないからですよ!6年もの間に、自分から、家で、機をみて言えたでしょうに。それとも、しびれを切らした愛人が勝手に突撃?だったら尚更、今すぐ迎えに行け!じゃなくて。同じようにびしっと装う時間をなぜ設けてくれなかったのか。家事の途中で呼び出されて適当な服にそっけないメイクに乱れ気味な髪で、着飾った女と対峙する惨めさが分からないのかと。


挙句、家に帰ってこないから夫が経営する料亭に乗り込んで離婚話をしてみれば、責められる。倒産寸前で無理してたのにお前は気付かない。娘は痩せたと分かってくれたのに……って、甘えん坊か!結婚以来シャットダウンでまったく料亭に関わらせなかったの自分じゃないですかあ。女将だった姑の死亡で赤字が分かったなら、その時にだって相談できたのに、黙って愛人と過ごしてたのは誰じゃい。
(それでいて、離婚届保証人の欄を頼んだ使用人には、借金で通子に迷惑をかけないための偽装だとわざわざ説明してみたり……) 


しかし、この家の離婚問題だけですまなさそうなのは、通子が兄と慕う幼馴染笠井(田中哲司)と愛人が、待ち合わせをする仲なこと……。何、頼まれて旦那を誘惑したの?


そして通子が愛人につきつけたのは……離婚ならぬ、婚姻届。旦那旬平が記名捺印済み。これが欲しけりゃ6千万円よこせ、と。えーっと、そちらの離婚届が提出済みなら、結婚は勝手に出来るでしょうに、何言ってんの?それとも(元)旦那は、多衣と結婚まではする気がない?離婚手続きのついでに自覚なくそこに名前書いて判を押しちゃってるのでしょうか(^^;;;)


ちょっと続きが気になりますよ。

「Missデビル」2、3 ☆☆

無事入社した主人公博史、配属先は人事課「人材活用ラボ」
あの悪魔のような美女の部下でした!


各課で研修を命じられる真の目的は、なんとリストラ候補選定。2話では営業部、3話では損害サービス部と週ごとに回るようですよ。
新人なりに『営業成績が悪い人』『セクハラしてる?』と、それなりな人を選んでみる博史くんですが、決定も上司の眞子でなく博史の責任と言われては自信ないし(そりゃそうだw)、時にはむしろそれが『辞めさせてはいけない人』だったりして、眞子の基準は博史くんじゃなくても分かりませ~ん!

ただ、例によって何でも知っているMissデビル(博史の彼女いない歴も正確に把握w)、裏情報を加味した全く違う査定が彼女には見えているのです。
例えば、女性が「されてない」といったセクハラは黒。隠し撮り映像ありw ただし彼女は彼女で、実は営業成績がいいのは不正のおかげという事情があって……2人まとめて退職!
3話では、部下と上司の板挟みな課長(金子貴俊)が自殺でもしそうと心配しきりの博史くんでしたが、実は自殺どころか部下を刺そうと狙ってたしw 元いた営業部でもやらかして移ってきてて後がなく、眞子の前で辞表を書いて退職ですよ。

部下は本当にムカつく奴でなんでも課長のせいにして、ほんとこっち辞めさせれば良かったのに……と思っていたら。なんとSNS裏アカウントで書き散らしていた会社や同僚への過激すぎる愚痴がどーんと社内に拡散されちゃいましたよ!もちろん眞子の指示。これって、自己都合の退職でなく本当にクビになるやつですよね。

そっかーこいつがリストラ対象じゃなかったのは、退職届なんて書かせてやらない、有休消化も退職金もなしって方向だったんですね!ザマーミロ!


これが続けば主人公も、リストラ候補選択のツボが見えてくる……わけないから!眞子と同じだけの裏情報を掴んでくるなんて、無理ですから。ナイフを握って部下を刺そうとした課長の、腕をピンポイントで蹴り飛ばすの、見せ場でしたけど。下手したら社内で刺すでしょ!助け損なっても誰かに見られても警察沙汰でしょ!


そんな無茶する眞子の反対勢力、ソフトな人事部長(木村佳乃)との対立もこれから実物ですよねえ。あの人事部長に裏はないのかしら……。
 

ところで眞子は、少女時代の火災の記憶を繰り返し夢に見ます……。

その炎に包まれたホテルの持ち主が実は、この保険会社。今も焼け跡の岬に立ち寄る眞子なのに、会長(西田敏行)がホテルの話をすると知らないと返答。かと思うと、後から「調べた」と火災を話題に出してみたり。眞子が尾行していた貧相な男が会長を訪ね、何かその辺を知っていそうだったり。秘書が岬に花を手向ければ、それを遠くからうかがう人影はもちろん眞子!もうどんだけいつでも尾行中なんですかー、それとも三つ子だったりしますかw

凄いのは、尾行のとき黒づくめとはいえスタッズや光り物で常にギラギラ、髪型もメイクもいつも通りなことです。こんな目立つ人が。もっとも、掃除のおばちゃんに変装してる眞子なんて見たくないですけどねw


「Missデビル 人事の悪魔・椿眞子」1 ☆☆☆


新入社員研修に現れた、美人外部講師は悪魔のような女だった!
でも実は筋の通った理由があるところ、「女王の教室」を彷彿とさせますね(^^)

希望にあふれる新入社員斎藤博史(佐藤勝利)は、新人研修に来てびっくり。
縁故入社の日下部(森永悠希)は取り巻きを連れてのさばり、研修の講師椿眞子(菜々緒)は美人だけれど……いきなり、辞職願の書き方を指導。30人中10人しか採用しないと申し渡す。続く連日の過酷な作業で本当に辞職者が続出し、日下部のイジメでは自殺を図る者まで。
その時点で11人の新入社員を10人にするために『辞めるべき者をこの中から選べ』と迫る椿。
そんなことのために入社したんじゃない、と表明した斎藤が選んだのは……。

と、いうわけで本来地味で目立たない男斎藤の、反骨精神をみせてくれた第1話。
普通に考えれば選択肢は、飛び降りで入院中の男か、棄権か。虐めた日下部か。ところがいきなりの「椿眞子」ですよ。こんなことを選ばせる奴こそ辞めろと、上の人にw
もう辞表を出した20人の中には、そのタイプもいたかもしれません。でも石にかじりついてもこの会社が良くて、かつ逆らえたのは彼だけだったわけで。 

それに応えて椿が選ぶ不適格者は日下部。悪事はきっちり裁かれてスッキリ~。
殴りかかった日下部を長い脚で華麗にぶっ飛ばし、自ら辞職を申し出させてスッキリ~! 自分からの辞職なら、お偉い父親の顔もギリギリ立つのかな。腰巾着たちはというと
「会社には従順な犬も必要」
とそのまま入社させるんですよ(^^;;;

そして配属された斎藤の、上司はなんと椿眞子で次回に続くw

あのスリットの深い椿のスカートは、美脚を見せるためだけでなく回し蹴りにも有効なんですねw ピンヒールも、まさか倒れた男の目玉を狙う用途もあるとはw 毎回揉めて襲われては、ぶっ飛ばすんでしょうか。楽しみです。
ただし、その前振りで毎回、誰か追い詰められて嫌な気持ちになるのかと思うとそれは辛いのかも……。

今回の、まず辞表の書き方を教える件。確かに型破りですが、実際とてもお役立ちで実践してもいいと思いますよ。毎回そんな目から鱗がありますかね?
様子を見ます。 

「僕のヤバイ妻」 ~最終回 ☆☆☆

たった10日?
最初の狂言誘拐から真剣誘拐までたった10日だったんですか、じゃあ警察がああでも仕方ないですね。そこだけは仰天しつつ、大団円大満足な最終回でした。

騙し騙され、毒を盛りあうw
これが頭脳戦で互いに賢いと、計画の穴を探しながら見ることになりますよねえ。でもこのドラマでは幸平があまりに莫迦なので計画なんてどうでもよくて、もう見どころは莫迦っぷりでした。殺そうとしているのに、いざマリアがピンチだと助けようとする。じゃあいい人なのかっていうとまた殺そうとする。また助けるw その巻き添えで毒食べて杏奈が死んだら、泣きながら警察に
「僕が殺しましたあああああ」
ってw 黙って共犯者でいることもできないのに、一丁前に殺そうとしてたんですか、こいつは!
それも案の定狂言でしたけどね。

で、狂言と知らずに脅迫してきた隣宅に乗り込み刺されるマリア。
これだけは誤算だったかと心配モードで観ていたのですが、いやいや『誘拐保険』の段になってくるとむしろ刺されるために挑発したのかもとすら思えてきます。籠城に自宅を使われるのも計算づく……かなあ。幸平がない頭しぼって見つけてくれるのと、レンタル夫が戻ってくるのは、どっちに転んでも良かったのかも。
逃した偽装夫婦が、その後ラブラブで癒されました。法的にはアレだけど良いことした感。でもそれだって、恨まれたり再度脅されたりする危険が減りそうですもんね、2億と引き換えに殺さずに逃げてくれて万々歳。
杏奈も店を手にして万々歳。

そして夫婦はあぶく銭の16億円を手にし……さて幸平の命は一体w
心の声は
「お前ほど面白い妻は他にいない!」
と余裕綽々に受けて立っていましたが、お前がそんなタマかーとツッコミ入れてしまいましたよ。毎度おろおろ振り回されて泣き言言ってたくせに←それを忘れて、俺カッコイイと記憶改竄できるからダメな殺害計画できるんでしょうねえ。
本当に愛一途故にだとしても、目的のためなら自分で自分の爪を禿げる女だということを忘れたらまた痛い目みるのに。本気で殺しに来たら秒殺でしょうw

それにつけても可哀想なのは死んじゃった緒方さん。
そしてマスター蔵之介は立案者として責任あるでしょうに事件後の立ち位置が中途半端で、まるで誘拐保険の伏線紹介のために出てきたみたいになっていませんか。この二人をうまく兼ねさせて、何もかも知って計画していた人が死んじゃっていたらもっとスッキリしたでしょうけど、まあいいや。
アクアパッツアが食べたーい!
主題歌の使い方も印象的で楽しかったです。


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