ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

木下ほうか

「ムショぼけ」1 ☆☆

 「極主夫道」に続く極道コメディ?
いや本場尼崎を舞台にもっと泥臭く、切実で胸に迫ります。

 鉄砲玉で14年の実刑となり、出所したばかりの主人公陣内宗介(北村有起哉)
長いムショ暮らしで「待て」と言われれば黙って壁を向いて立ち尽くす習慣がつき、大声で独り言w  スマホもプリクラも謎なら、コンビニで袋を買わされるのも我慢ならない! 可愛がっていた舎弟(九条ジョー)は、面会にも差し入れにも一度も来ないまま「極道YouTuber」HIROとなっていて
「俺の舎弟が出所した」
と嗤う配信を見ていたら、自分のこと? なんでやー!

 せっかく出所して自由の身なのに、妄想の看守(板尾創路)にひっきりなしに小言を言われているの辛いw  で、消えろ〜と騒いでいると母ちゃん(末成映薫)に怒られるw しかし母ちゃん、出所をちゃんと出迎えて、刺身から何からムショで夢見たご馳走を腹いっぱい食べさせてくれるんだからありがたいよね?
犯行当時はやるしかないと思い詰めた鉄砲玉も、幹部に出世云々の条件が守られていないなら何のためにだったのやら? 当たったのが腕で殺してなくて良かったのでは。
 世間知らずの元反社オヤジが、どうやって暮らしを立てていくのか。消えた元妻子とは巡り会えるのか?
がっつり刺青手首まで入っちゃってますからね。道は険しい。でも何か憎めない愛嬌が宗介にはありますね!がんばれ!

 あと舎弟のHIROが若手芸人コウテイ九条さん。娘が単独ライブに通うファンでして。冒頭から「似てる」と思ってたけどまさか本人とは! 板尾さんユミ姐さんと吉本系の配役なれど、ドラマ初にしたら随分な大役ですよね、こっちもがんばれ!(しかし公式サイトのコメントが、恒例のイキリすぎで意味不明w 普通に「頑張ります!」でいいのに〜)

「アライブ ガン専門医のカルテ」1 ☆☆☆

 小説家の夫(中村俊介)が不慮の事故で昏睡状態に陥って、もう半年。
腫瘍内科医の恩田心(松下奈緒)は、仕事でも死を意識し続ける生活の傍、安心を求めて『患者を支える家族の会』に参加するも
「こんなの、何の役に立つんですか」
と口にしてしまい、会場を飛び出てしまう。その時、追いかけてきてくれた女性ボランティア薫(木村佳乃)と後に職場で再会し、実は消化器外科だった彼女と組んで治療に当たるように。

 心が主張し外科に無視された検査を、薫がオーダして重要なデータが分かるなどいいチーム。患者の早朝プロポーズを手伝う場面も素敵で、いい話だわーと思って見ていたのですが、後半その会のチラシを配る女性が変装した薫だったところから、転がるように不穏な話に。
 え、何の変装?心の時も? 自転車の不自然なパンク、薫がカッターでしたのか! 自転車を引いて帰る心を呼び止めて知りあうために! もう怖い怖い、下手したら旦那が昏睡した看板も、薫が落としたんじゃないかと疑心暗鬼にかられる始末ですorz


 更には、手術中のミスで患者を死なせたことがあるらしい薫。その時の上司(田辺誠一)が、心との因縁も知っているげなのですが…、一体何が?
心の担当患者(石野真子)の執刀は普通に成功。ただ、あれほど世話になっておきながら恋人(田口トモロヲ)が駆け寄って感謝を述べるのは心でなく薫だったことは皮肉で(若年性認知症設定もあり、仕方ないのですが)、そんな小さな心のダメージすら、薫の狙いなのかと身構えてしまいます。


 冒頭、オンコロジー(腫瘍学)専門の心が「オンコロ先生」と呼ばれている設定は無理やり~。院内ですら後半使われてないしw 定着させたかったら、もっと言わせなきゃね。

「下町ロケット(2)」1 ☆☆☆

ロケット作らないの?
……と、驚きましたがそういえば前作後半「ガウディ編」もそういう話でした。佃製作所のロケットクオリティを別畑に活かして人助け。今回はそれが、農作業のトラクターにむけて発揮されます!

てなわけであれから◯年。

帝国重工のロケット部門も縮小方向。佃製作所と縁の深かった吉川晃司部長も異動に。 もうロケットの仕事は頭打ちなのかも。そこで佃が思いついた次の一手が、なんとトラクターですよ!

社員(立川談春)の老父が倒れ、実家の農作業を佃社長(阿部寛)自ら手伝ってトラクター土起こしの作業むらと、手作業でそれを均す重労働を知ります。そのむらをなくすのにも、お得意のバルブ技術が役に立ちそうなんですよ。すごい着眼点。
そして業界を調べると、2流の技術を安く売り『トラクターなんて、動けばいいんですよ』と言ってはばからない風潮があったり。メーカー相手でなく企画だけの新興会社「ギアゴースト」のコンペに参加しなくちゃだったり。 
競合相手の大手大森バルブは『ロケットの佃製作所』を警戒し既存エンジンから更にスペックを上げ、正直予算はオーバー気味なもののテストの数値はほぼ圧勝です。でも動じない佃の新製品はなんと、部品数がびっくり少なく画期的。実際にトラクターに乗った経験から、高スペックは目指さず振動に強く部品壊れにくい製品←ロケットに関わる佃が最も得意とするところ、を狙って開発したのですよ。どうだー!

佃の若き開発チームには、熱血立花(竹内涼真)と女子と、いちいち皮肉しかいえない冷めすぎリーダー軽部(徳重聡) こういうものづくりドラマってすぐ残業残業、定時にきっかり帰宅のリーダー異質です。そのうち『寝たきりの母を介護』的な真相が明らかになって鳴かせてくるんじゃないですか? また設計が仕上がるヒントも技術の話でなく、ガウディ編(心臓弁製作)で救われた子供たちに福井まで会いに行って出来上がるという、ウエットで泣かせにくる展開は相変わらずです。

ギアゴースト側の副社長にイモトアヤコ。

ボーリング場での初対面から、年上でデカイ佃に物怖じせずに物申すキャラ。それが仕事相手になったら、実に頼もしく佃製品の美点を速攻見抜いてハアハア褒めちぎってくれますw 元帝国重工天才エンジニアですってよw

しかし、コンペで敗れた大企業(担当者を六角精児がいやらしく好演)は収まりませんよ。データ性能は上なんだし!お金と威信がかかってるし! 「ギアゴースト」なんて厨二な命名してる新興会社が収められるんでしょうか。

次回、2話にして既に絶体絶命のピンチに陥る佃製作所?どうなるんでしょうw


「大阪環状線 ひと駅ごとの愛物語(2)」~最終回 ☆☆☆

なんと、夢で関テレを受信してシリーズ1の大阪城公園駅回を視聴していたお父さん(木下ほうか)! 手錠をした脱獄囚に、娘が銃で脅されてる……って突飛な夢ですよね普通は。なんと娘さんの実体験ですよ〜。

ついに完結。シュークリーム娘の元に、家出したお父さんが戻ってきました。
そっか、夢を追いかけてラスベガスに(^^;;;;) こういうフワッとしたお父さんにしっかりものの娘。「ジャりんこチエ」のテツとチエ思い出しちゃいますね。
「ゆるしてくれるなら、黄色いハンカチを……」
と、どっかで聞いたような電話をしたら奥さんにガチャ切りされたってw それを「私が出してあげるから」とひっぱる美咲ちゃん。ほら苦労させるから、若くしてこんなリアリストになっちゃって、もう。そして家には、びっしりと黄色いハンカチ……は無くて。 ほら集合住宅だし。 がっかり……と思ったら、入り口から玄関まで、オズの黄色いレンガ道並みにイエローカーペットが敷き詰めてあったのでしたw 良かったねお父さん(アパート外壁にハンカチよりむしろ邪魔ですが、荷物の搬入で養生してあると思えなくも…w)

大阪いち美味しいシュークリームは結局、家族で一緒に食べるシュークリームかな。
「踏ん張れー!」

シリーズ中にはカツラに霊がついたり、森ノ宮駅ではタイムスリップして若き日の自分と会うとか、不思議回もありましたが、親子の再会にまで虫のしらせ挟んでくると思わなかったのでちょっとびっくりでしたw

そうそう特別編のカメラ小僧前田航基くん。最近「MISSデビル」でも見たっけ。丸くなっていい味でした。どの駅でも、どの駅でも、電車を撮ったはずの写真に美咲がいた。うん、運命だ運命。美咲が落としたシュークリームを、テンパって拾って差し出し、いや拾われても……と受け取ってもらえずに、これまた思わず食べちゃう場面、さすがのテンポで笑えました。 しかし美咲ちゃんは桃谷駅編でも、ぶつかられてシュークリーム落としててね。歩きながら食べるもんじゃないですよ、まったく(^^;;;;)
それと、やはりカメコな先輩(上遠野太洸)のメガネ外して「いた!」とつぶやく、イケメンを探す女(谷村美月) シーズン1天王寺編で俳優といた事務所の人ですね。 写真とってた娘も1場面だけ再登場。こういうリンクちょっと嬉しいですね。

BSでは、引き続きシーズン3も再放送ある様で楽しみに見てまたつぶやきます(^^)

「水族館ガール」~最終回 ☆☆

なるほど伝説のラバーズベンチ!
「恋する水族館」て飼育員同士のラブや生き物の繁殖のことだけじゃなくて(^^;;;) その昔ここ「はま水」でデートしたりプロポーズしたカップルもいた、市民が青春を過ごす憩いの場、非日常を味わう癒しの場だというんですねえ。

でもだからって、またベンチ作って花で飾り付けてちょっとSNSで話題になって行列できても、閉館予定がふっとぶ奇跡にまではならないでしょう~ ……と思ったら、そこで産・官・学!
国が大学と組んでする研究に、民間から参加して補助金ゲットで営業継続となりました。う、うん。現実的な解決策ですね!納得できますがドラマ的には肩すかしだったかなw 
でもずっと敵だった上司まで、存続を手を叩いて喜んでる様子は嬉しかったです。有名美女講師(中村アン)を呼んできたり、視察の偉いさんに帰らずショーを見てと言ってくれたり、段々と協力してくれつつも、閉館は避けられないと思ってたんでしょうから。

あと伏線はヒロイン父の海嫌いでした。なんと祖父が海洋学の権威w

ずっと家族をないがしろにして海が優先で不満だったんですね。更にその祖父こそが、はま水常連の解説おじさんというオチまでちゃんとつき、ヒロイン嶋由香はもう商社からの出向でなく、一生の仕事として水族館に務めることになるのでした。この際、騙して左遷してくれた上司にちょっと感謝の言葉までw
そうそう、サメ男と無人島で一晩を過ごしちゃうイベントも!……って、二人きりでなく遭難しかけた祖父を助けにいったんですけどね(^^;;)

どちらも不器用な二人ながら、梶のアフリカ研修を前に想いは通じあい、口付けかわすような公認の中になりましたよー(職場で!全職員見てるのに! ^^;;;) ヒロイン友人(魚顔の足立梨花)もラバーズベンチでちゃんと澤部に告白されて、めでたしめでたし。

オリンピック優先の放送スケジュールで間が空きまくり、前回までのお話がくどい作りにはなってしまいましたが、夏らしい楽しくかわいいドラマでしたよね。松岡茉優とイルカが可愛かった。

みなさんお幸せにー!

「せいせいするほど、愛してる」3 ☆☆

ネットで巡り合った品なら、そのままネットで買ったらいいじゃんね。安いのに。
店舗ならではのサービス、返品可w『今回だけ特別』のセリフはあっても、現場に迷惑でしょ~。しかしなんと若者はもっと斜め上に迷惑で『ふられたけど記念に持っておきます』宣言のために再来店、副社長と栗原を呼び出して、まさかの人生相談ですよorz しかも手にするオープンハートは金色! 2万3万の品もあるシルバーじゃなくて、9万13万円也の方ね!(公式サイトで調べちゃったw 20万60万円のもある~) 
告白に品物添えるのもアレなのにその金額、学生のくせにと呆れていたら、なんと継ぐ決心をした父の会社ってーのが今回の交渉相手でしたよ。そう来たか、と大受け。ますます、通販最大手のパパの会社で通販しようよ、御曹司(^^;;;)

そんなわけで、さすがに白昼堂々の愛人宣言は却下しつつも、何かと一緒の栗原と副社長です。
店舗に入れずうろつく若者に声をかけ、二人で接客しながらも口喧嘩の応酬って……「仲いいんですね(^^)」じゃないよ~。
作中ティファニー社の経営方針こそ、若者向けを押したり止めたり通販独占契約したりと二転三転しつつ、ドラマ全体ではずっとホラホラ、お手頃な商品はこちら、と新規顧客開拓に色目つかっておりますが。乱暴な接客で気軽さをアピールは間違ってますよねえ。そんなティファニーは嫌。
ティファニーを愛するヒロインが、引き抜きもジュエリー愛でお断り、それで十分じゃないんですか。 泣き崩れて顔は見えなくても耳元のオープンハートイヤリングは存在感、ついに熱海で結ばれた夜にもジュエリーはそのまま、ものすごい宣伝になってますよね。
 

そうそう、熱海。
今期、嫌味な面接官嫌味な取引先とひっぱりだこの木下ほうかを説得に行ったら電車止まりましてね。オーシャンビューのツイン一室しか空いていなくて一緒にお泊まりw 宿泊先が限られるという意味でも、タクシーで帰れば帰れそうという線でも、熱海がなんとも絶妙でしたw

昭和の香り漂うお仕事ドラマに、ツッコミいれながら楽しく見ているのですが通りかかる娘が『嘘くさい、クソつまらん』とうるさくて困ります。私もさすがにエアギターとカラオケ場面は毎度反応に困りますけどね。他は別にドラマの予定調和なんてこんなものですよねえ……。
あ、ジミーチュウ中村蒼の偽関西弁かな、大阪ネイティヴな娘はバカにされてる感も倍増で不愉快かもねえ。

ラストでついに、副社長の謎が明らかに。奥様は意識不明で寝たきりなんですよ……。なぜそれが彼の責任だと責められているのか、次週に期待。

「侠飯~おとこめし~」1 ☆☆☆

やだ…生瀬さんカッコイイ(><)

ヤクザ同士の銃撃戦に、巻き込まれた大学生 良太(柄本時生)
自分を庇って撃たれ救急車も呼ばせない男を、助けようとしたばっかりに狭いアパートで匿う羽目に……防弾チョッキで無傷だったのに、償いの「なんでもします!」発言だけ採用って鬼w 舎弟【三浦誠己)は大学にまで付いてきて監視、バラしたら殺される~!
しかしその男柳刃(生瀬勝久)の特技は料理。ドスならぬ包丁さばきも華麗に、美味しい食事を作ってくれるのでした。

深夜の飯テロドラマにまた一作参戦。
額縁ヒゲに頬に傷、でも服はシンプル白シャツの生瀬さんがくわえタバコ!袖まくり!と、めちゃカッコいい上に、良太の友人に BL女(内田理央)がいていろんな意味でおかずを目指していそうです。
初回は余り物料理、オイルサーディンの缶詰アレンジで一品と、もう一品のかき揚げ風もサーディンのオイルで味付けしてました。でも舎弟が各種調味料も仕入れて、なんと長期籠城の構えですw 
さて良太くん、同居人に怯える心労でやつれるのと、美味しいご飯で血色よくなるのとどちらの変化が勝ちますかね。 少なくとも、いただきますごちそうさまを忘れずに、姿勢よく行儀よく食べられる様に躾け直してもらえる様です。
案外それ、就活にも好影響なんじゃないでしょうかw ついでに箸の持ち方も直してもらったらいいんじゃないかな。

嫌味な面接官ゲストに木下ほうか、バラエティーで同様の役が受けて以来よく見ますね!
さて就職が決まるのが先か、柳刃が出て行くのが先かw

「水族館ガール」1 ☆☆☆

夏にお似合いの水しぶき満載ドラマ。

本社勤務のOL嶋(松岡茉優)が、仕事のミスとスキャンダルで左遷された先は系列の……水族館!
素人が邪魔、スパイか、帰れ、と罵られても本社にも居場所なし。優しかった上司(木下ほうか)が実はミスとスキャンダルの捏造元と知り、怒り爆発の嶋は
『ここを世界一の水族館にしてみせる』
と啖呵を切るのだが……?

世界一とまではいわなくとも、収益があがるようにはなるのでしょう。ドラマだもんね。松岡茉優も水の生き物たちも可愛いく、水族館のあるあるも楽しいです。餌の魚もいろいろで、冷凍の餌にビタミン剤を挟んで給餌したり、三枚におろしてたり。

本社側、上司と元カレがホント嫌らしく憎たらしいのでギャフンと言わせてやりたいですね。捏造の件はもっと広くみんなにばらしてやったらいいのに。何も知らずにヒロインのぶちギレだけを聞く周囲からは、ヒロインの方が危ない奴にうつっていそうで今後が心配です(^^;;;)
上司に嫌われたきっかけ、宴会での酔っ払い嶋が非道い状態だったのも確かで……普段から空気読めない奴なんです。書類紛失時にも、彼女を擁護してくれる仲間たった1人(足立梨花)ってやばいですよw それに比べて、いいところで嶋の投げた餌をドリルジャーンプでキャッチしてくれたイルカC1の方がよっぽど空気読めますよね!

その幻のC1ジャンプ、スター飼育員の退職以来
『誰もできない』
とフラグを立てられたら、ああ素人の嶋ができちゃうんだねーと思いますよねえ。一緒にみてた旦那は、そのベタな展開でげんなりしちゃったそうですが、私はそこは気になりませんでした。
イルカ4匹を見分けろ、一番気難しいC1に餌を食べてもらえ、と水族館スタッフ梶(桐谷健太)から残留条件が出ていた以上、餌を食べてくれなくちゃです。でも普通にはい餌、パクリ、と食べるだけでどうするのかw ドリルジャンプ盛り上がるじゃないですかねえ。
それより問題は経営状態。マンション開発地帯に建つ子供向けの水族館、どうやって動員数を増やすのか。素人の視点がどう活かされていくのか、そっちのアイディアはベタでなく目新しいことで感心させて欲しいです。

脇のスタッフ澤部が得な役。館長の伊東四朗もいいですね。 


「煙霞ーゴールドラッシュー」2~最終回 ☆☆☆☆

いやあ、満足。面白かったです
「神戸牛か、玉出で買うたるわ」って、玉出w(オープニングにも映る、看板が派手なスーパーです。毎日何か目玉商品が1円のスゴイ店w)

怪しい男たち(木下ほうか、木村祐一)に拉致されるぷーちんと菜穂子。
先につかまっていた理事長ハリネズミ(桂文珍)から金を引き出す……手伝いのはずが、謎の男たちが立ち寄る先が微妙に銀行でなく、あれよあれよと金塊が8本どーん! 指定とは別のカードもちょろまかし、4憶8千万円相当を持ち去る計画だったのだー! しかしそれをしれっと持ち逃げする愛人萌姐さんw
持ち逃げ、ときいても3800万円だと思ってるハリネズミは「俺の金を守ってくれてる、偉い女だ」ぐらいの反応ですが、実は桁が違うから! 13kgだかの延べ棒8本、4オク6千万エンですからー!
もう下っ端教師なんかどうでもよくなっちゃった拉致犯に、帰れと言われるぷーちんと菜穂子でしたが、それは悔しいと外車の鍵など持ち出し、わざと乗り回して嫌がらせw 
そして誰が何なのかと、田中/鈴木と偽名を名乗っていた男たちの実名を探り始め……。そこで役に立つがのぷーちん先生の生徒人脈! 修理工場の娘には車体番号から車の持ち主を、不動産屋の娘には倉庫の借主を調べさせって、教え子がみな文句言いながらも電話一本でそこまでしてくれる慕われっぷりですよ。冒頭の神戸牛云々は、その時の礼交渉ねw 頼む方も頼まれる方も軽口がテンポ良くて楽しい場面です。
菜穂子先生には生徒とのそういうつながりナッシングでしたがw 家など探る時のご近所とのやりとりは菜穂子中心で、浮気調査と言ったらノリノリで口が軽くなったりと、また楽しいの。

明らかになってくる人間関係のいろいろ。そうか、愛人とあいつがグルだったのかー!金塊はそこに隠してあったのかー!なんとその時、そうだったのかー!あれこれw

振り回された挙句の落とし所にも納得でした。そうね、そのぐらいかもね。

そしてぷーちんと菜穂子が付き合い始めそうなのもまた楽しいナイスコンビっぷりでした(^^)尻に敷かれるね!

きっかけだった体育教師が、ずっと使いっ走りで金ももらえずかわいそうなのは自業自得かなー。手付金の100万円を『間違えて』ぷーちんと菜穂子に渡すという信じられないドジw そもそも、そんな変な金返そうとして巻き込まれたのにー(あれ、それもぷーちん達が丸取り?拉致られたときに取られてる?)
原作も面白いのでしょうが、映像化にあたってのキャストやテンポが大成功していたと思います。結局、理事長の使い込みは別に明るみに出そうにないところもまあそんなものなのかも。でも、もう愛人囲うのはこりごりになるかもしれません。

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