ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

星野真里

「天使の耳」1〜最終回☆☆☆

 おお、名曲への熱い風評被害!
てかドラマそのものも、熱血新人婦警の成長モノとみせかけてその実、正義も警察の威信もへったくれもありゃしない鬱展開です。それでも折れず、病まないヒロインは小芝風花にピッタリ⁉︎

<1話>
 交通課に配属になった陣内まどか(小芝風花)の初仕事は、深夜の衝突死亡事故。双方青信号を主張する中、助手席にいた盲目の少女(飯島愛)が音の記憶で運転していた亡き兄(山下航平)を擁護。曰く、ラジオで流れていた「リフレインが叫んでいる」のこの歌詞で会話しスタートしたので交差点進入は◯時◯秒、その時間の信号は青…!

 というわけで、そりゃあもう何度も『どうしてどうして僕たちは〜』と流れます。必死に訴える妹、必死に検証する陣内、対して友人に偽証させるわ運転中に痴話喧嘩してたわでおよそ味方のできない事故相手(草川拓弥)……。
なので正式に亡き兄が被害者とされて視聴者もホッとしますが、そこでポロッとでた同乗者(足立梨花)証言から逆算すると、え?そっちが青? 事故後の妹の行動はアレもコレも偽証のデータ集めだったかと愕然とする陣内は、ずーっと先輩バディ金沢(安田顕)に諌められていた『距離感』、片方に肩入れしてはダメな理由を思い知るのでした。

 その後も、車からのポイ捨て空き缶で大怪我した女性(森迫永衣)には県境で管轄外と何も協力できなかったり、路駐&飛び出しで死亡事故を起こさせたマダムを突き止めるも法的には何もできなかったり…無力…orz
 とはいえその空き缶が証拠になって、ポイ捨て犯の殺人が暴かれるミラクルも起きたのですが、交通課は誰も何も知らないから〜!
 逆に、マダムの胸ぐら掴んでまで激昂した金沢の態度を訝しむ陣内は、金沢妻(星野真里)の救急搬送を遅らせた路駐車の主がその後事故死していた事実から、金沢の殺人を突き止めてしまいましたとさ…ってあの調書から確信はいきなり過ぎでは?いくら安田顕ならやりそうでも笑

 しかし金沢はあっさりと陣内の幼い追求を認め…正義を愛した奥さんでしたからねえ、復讐は望まなかった気がしますもんねえ…連行される車内でかかる「リフレインが叫んでる」
 どうしてどうして… あの日あそこに路駐の車がいなければ、クラクションですぐ出てきてくれれば、おかえりと出迎えてくれる人は今もいたかもしれないのに。どうして。
路駐そのものは殺されるほどの罪ではないし、金沢がしたことも危険運転に追い込んだだけで直接手を下してはおらず、いまさら逮捕出来るのか疑問なのですが、金沢の慟哭でねじ伏せられてしまいましたわ。東野圭吾の原作ではそれぞれ違う登場人物だった短編集をまとめた剛腕と配役に感服です。
 この先この曲を聴くたび、きっとこのドラマを思い出してしまう…。

 

 

「アリバイ崩し承ります」1、2 ☆

 警察のお仕事とはw

 車にはねられ、今際の際に
「人を殺した」
と言い遺した男(丸山智己)
果たして自供通りの場所には女(森矢カンナ)の遺体。だが男が自宅マンションにて宅急便を受け取った時刻から、現場に行って、殺して、交通事故現場まで戻ることは車でも不可能な距離。さて死者のアリバイは破られるのか?

 はたまた、美人医師(星野真里)が殺される。
犯人と目される元夫(忍成修吾)にはずっと居酒屋にいたアリバイが。席を外したたった5分で、殺して戻って来れるのか?

 そんな謎を、時計屋を継いだ小娘美谷時乃(浜辺美波)が解決してくれるファンタジーですねえ。
「時間に関することは、全て仕事の範疇」
と、祖父(森本レオ)の代から時計の修理だけでなくアリバイ崩しも請け負っていたそうで、店内に古めかしい張り紙がw そして時計の部品になぞらえて推理を語るのは、登場人物の時繋がり命名と合わせて微笑ましくはありますが、いやあ結構無理だらけw   1話はそれでも、美谷時計店が元々地元市警の出入り業者で警察に顔が利く以上に、時乃も事故の目撃者なので、多少は何とか。でも2話は完全に部外者でしょw

 一緒に事故を目撃し知り合った察時刑事(安田顕)は、なんと美谷家の新しい間借り人!(名が「美幸」で女性と誤解w)何とベタな!

有能だけれどアリバイ方面はからっきしな察時。かといって、捜査協力をしつこく申し出る時乃をちゃんとずーっと断り続けていたのに。
「アリバイ崩し承ります」
の張り紙を、屋外に貼る!←それ、絶対頼んだと思われるじゃん、の脅しに屈して専属契約の運びに。1回5000円也。

と、致し方ない風に描かれてもやっぱりそれ守秘義務違反w  そう突っ込まれないための専属云々が余計に気になって困ります。そしてそれ以上に、推理がねorz
1話、死んだ彼の自供を裏付けるためにも、マンションの監視カメラぐらい確認するでしょ。そしたら彼は来ておらず、殺された彼女が出て戻ったことが分かるはず。それぐらいは警察にも仕事してもらいましょうよ。さてその上で、誰が殺したのかは『自宅に侵入できた誰か』であって、あれだけの情報での真犯人断定は、全く納得できませんよ。
2話は更に酷いw  元夫(忍成修吾)が職場に来て人払い、揉め事に見せかけて実は、早弁してました…ってorz

 臭うから!

 10分廊下で待たされて戻ったら、ほんのりハンバーグの香りw 変だよw   検死の死亡時刻推定に、そりゃ胃の内容物も見るでしょうけど…死後硬直等はどうするの。今日死ぬって分かってるストレスで消化悪そうだしw   駄目押しに、殺された女教授(星野真里)が実は余命わずかって、え、それ逆に殺人依頼なんて必要なくない? 借金を負った弟のためって、えええ そこで呼ばれて推理の最後聞きそびれましたけども、まあいいか。これも、マンションのカメラをまず確認案件だよねえ。
 それにしても、教授が接客する部屋もなく実験中の生徒たちを外に追い出して人払いって…いや自分が廊下行け。白衣着たまま弁当広げる実験室って、健康も検体のコンタミも心配。色々だめw
 あとどうでもいいけど、姉杏子が医学部教授で、美容師の弟の名が安嵐。この命名のテイスト違いは異母弟なのかが推理より気になるかもw

 時乃に惚れてる議員の息子刑事(成田凌)や、その太鼓持ち(勝村政信)のやり取りはお約束で楽しみましたが、もう1人花を添えてるんだかの鑑識(柄本時生)のオカマ演技は…辛いです。今時もう無しでは。
浜辺美波は可愛いし安田顕はかっこいいので、TVついて流れてたらツッコミながら楽しく見るでしょうけど、録画したくないです。


「黒の奔流」 ☆☆

男を見晴台から突き落として殺した、と送検された容疑者リエに星野真里。国選弁護士丹羽(船越英一郎)は可憐で不憫な前科者の彼女に親身に寄り添い、ついに無罪を勝ち取り名声も得ますが……。
だんだんと距離を縮めてくるリエに迫られ、ついに関係をもってしまう丹羽先生。図に乗る女。しかもなんと真犯人(><)  一事不再理、コトが公になってももう罪には問われず失うものの無いリエと、名誉を失う弁護士と。恐喝もされ、追い詰められた弁護士は彼女を殺しかけて自らに絶望。全てを明らかにする決意をしたのでした。

小柄で可愛い星野真里の、時々ギラッと獲物を狙うような目が印象的でした。あんなずる賢い女が、最後の最後で自分の不利になることをしてしまったのは不思議。そこまで本当に先生を愛しちゃったってことなんでしょうか、腑に落ちませんでしたわ。


西村さんは捜査一課の刑事さん。すっきりしたスーツ姿がダンディ!冒頭の公判でヒロインの犯罪証拠を列挙しますが、船越の活躍で無罪にされて苦虫を噛み潰します。なのに終盤の再登場では「やっぱり真犯人でした」と打ち明けられ「あんたが無罪にしたんだろう!」まったくですw  
「さっき首を絞めました」には、そういうのは心の中でするものだとアドバイスw もっとも川を渡った足跡等をみつけられなかった警察側も捜査が足りなかったわけで、責任を問われる点で『同じ』と励ます同志なのでした……。

レストランロケの裏話はこちら  赤ワインはウェルチでしたかw

「刑事110キロ」7  ☆☆

正義感はありすぎても…な、回。


緑豊かな農村で、駐在さんをしている同期にばったり出会った花沢。なんで同僚刑事の家族旅行に花沢も一緒なのかは、まあいいとして。

立てこもり犯を躊躇なく射殺した駐在さん!
てっきり裏では銀行強盗仲間で、口封じに殺したかと思いましたが、そういう悪い奴の話じゃなかったですよ。正義感が強すぎる故の暴走。


少し前に山で起きた『みどり先生転落事故』を青年たちの犯行と決めつけ、立てこもりではチャーンスとばかりに撃つ気満々だっただなんて。元刑事から駐在に、犯人を殴って左遷された過去があるのにまだ懲りてませんよ。
しかも、3週間の昏睡から目覚めたみどり先生は

「私が勝手に落ちたんです」

ガーン!
 

「ただ話をしたかっただけかも」

それは無いわ先生w 先生だって怖くて逃げたくせに。そして落ちたのを知ってて通報もせずにほっておかれたのに(><) ただ確かに、撃ち殺されて当然なほ悪くはありませんでしたけどねえ。


舞台も違って、番外編の様でありながら、
「正義って何」
「警察って何」
は1話でも言ってたモチーフ。で、あの頃よりはずーっと花沢がキャラとしてこなれてきたのがわかります。
村人に警戒されて、普段は自分愛されキャラなのになーと愚痴るところはデブと笑顔を自覚してるってことで、1、2話の様に変に「デブを利用してる」と他人がいう違和感がなかったですよ。
ボトルから何か呑む決めポーズも出来たしw

地味にシーズン2がありそうですよ。で、見ちゃうのかな私w
しかし同期と言われても、鶴見辰吾と石ちゃん同じ年に見えなかったです。中年過ぎてのデブは若く見えるのかな


「刑事110キロ」6 ☆☆☆

ええ話やないかーい(><)


息子が落としたかもしれないと、犯罪現場から、手当り次第に物を持ち出して隠した男。いよいよとなったら自首して罪をかぶりましたよ!

子どもを助けるためなら、なんでもするのが親。と言われちゃもう泣くしかないじゃないですか。

もっとも、別れて育ったのは父親がこそ泥だったせいで、死ねばいいと言われてる父なんですがw ミッキー・カーチスさんがひょうひょうと演じていて憎めないわー。


で、「息子をかばってる!」とおまわり時代からのカンを活かすのが花ちゃん。

あらゆるデータを駆使して息子さんの冤罪を晴らしたのが、知的刑事の星野真里。じゃあ子持ちの中村俊介刑事は何が出来るのと思っていたら、上記の「なんでもするのが親」発言ですよー。なるほどメイン捜査班唯一の世帯持ち子持ちの役割はそこにありましたか!


……結局は、落ちていた息子の時計も盗まれたもの。息子の部下が犯人でしたよ。

捜査をきっかけに、塾で一番の子のイジメが分かったり。受験問題の不正入手を後悔したり。成績だけが全てじゃないと気付いて、塾の経営者だった息子の人生は大きく方向を変えました。この辺も無理がなくて腑に落ちましたわー。


花ちゃんの口添えでわだかまりも解け、父と会おうとする息子。でも親父はやっぱり強がって消えていきました。これ、実際に突然の同居となったら奥さんが可哀想ですし、お互い気詰まりな筈(><)ここで去るぐらいがちょうどいいですよね、きっと。孫とも、祖父とは知らなかったまでも優しくされたいい思い出が出来て、良かった良かった。

あとテーマソングが軽快でナイス。 


「刑事110キロ」5 ×

詰め込み過ぎでしょう~。


飛び降りしそうな女子高生がいて、実はそれがホームレス襲撃を。ひいては同級生が悪さをするのを止めようとしてるんだ、と。それに賛同した人たちが三々五々集まって、最後には大合唱になるだなんて狭い街が舞台のドラマらしくて素敵でしたよ。

でもその合唱にたどりつくまでに、保険金殺人だとかさーヤクザの覚せい剤売買だとかさー。ものすごい要素がどんどん来ちゃって目が回る~(@_@)


女子高生が突然歌い出した「上を向いて歩こう」。

この曲だった理由は?

なんとなく歌い出すには、声を張るような曲調じゃない&若者にはポピュラーな曲じゃない。

合唱コンクールのためにクラスで練習してたとか。その時に2人でなにかやりとりがあったとか、ないんですかー。

殺し屋がそれを聞いて泣いてたけど、別に彼女の父親で思い出の曲だったってわけじゃないしw ていうか、同級生が唄を聞いたのは刑事からの指示だけど、殺し屋はその前に自らみつけて聞いてたわけで、そこを偶然で片付けられちゃ困ります~。

聞かせたかった筈の同級生も見て泣いてたけど唐突。横の女将も「あんたに向こて歌うてはるわ」と、何故なるのか。いい場面だけど訳わかんない。


「命がけの覚悟」

それがないなら、他人のことに口を出すなと女子高生に助言した老人。それもいい場面でしたけど、やっぱりぶつ切り。確かに、身近な大人には言えない、よく知らない人だから相談するってことはあると思うけど、ドラマで見せてくださいよー。

と、とにかくいろいろ視聴者置いてきぼり。


女子高生と同級生が最後顔を合わせたところでも

「何があったか知らないけど」

えええええ

「自分を貫いて」と言われる様な揺れること、してませんよ同級生は。むしろ単身、売人に向かっていった貫いてる奴じゃないですか。


もっと事件を整理して、女子高生と同級生の関係を(別にラブでなくていいから)きちんと描いて、彼女が何を知って何をヤメさせたかったのか、何故その唄なのかも物語に入れて欲しかったです…。

それと狙撃関係もさ。

相手が誰か知らずに引き受けたなら、赤い帽子も目印で納得ですが、顔見知りじゃん。顔で確認できるんだから帽子要らないでしょ。


走る場面が多くて石ちゃんガンバってたのと、ラストの格闘でデブを活かしてたぐらいしかいいところなかったですよん。

「刑事110キロ」4 ☆☆

恋のフラグ…は立たないのかなw


今回は、星野真里刑事の恩師(辰巳琢郎)が登場して捜査の蘊蓄をあれこれ。この人の影響で彼女は刑事になったそうで、同窓会にそわそわしたり、妙にはりきる様子をからかう花ちゃん。ちょっと妬いてるのかなw 挙げ句に胸で泣かれちゃったりして、やるじゃん抱きしめちゃいなよー……とかって、このドラマで同僚と恋バナになりそうな気は全くしませんがw


しかし恩師の専門はあくまで「犯罪心理学」。秩序型&無秩序型の説明はともかく、遺体の保温で死亡時刻を操作できる等は門外漢の筈ですよねー。それを本職刑事相手に「よくご存知で」って超失礼な(><)


しかも、爪の間の皮膚気にするなら他にも、車で運んで温めてた時についた繊維だの土だの、死斑の具合で分かる死後の姿勢変更だの、ドラマでだってよく聞く発見があれこれあるでしょーと呆れてみていたら、なるほどその辺は自分を疑って欲しいんだからどうでも良かったんですね(←でもこのドラマに「相棒」米沢さん「遺留操作」村木さんにあたる人材がいないもんだから、まるで鑑識が仕事してないみたいになってるw)


えーっとここであの有名作品みたいと書こうとして、それはネタバレすぎると気付いてやめましたw

そして「愛する夫」と言われた時の先生の呆然がひたすら不憫(><)それで犯罪協力は割に合わないですよね。


被害者の奥さんの様子に、DVを疑う花ちゃん。交番時代の経験が生きてます。

常備ドリンクの飲み方も、いつのまにかスタイリッシュになってて笑うわーw なのに、玄関のドアに足じゃなく腹を挟んで「肉はさまっちゃいました、デブだからー」ってw 安全靴要らずw
小鍋やで食事していてヒントをもらうところや、操作の役には立ってないけど占いおばちゃんも恒例で楽しいです。アットホーム刑事の家で晩ご飯食べるのだけはよく分かりませんが、まあ娘たちが可愛くて和むからいいかー。もしシリーズが続いたら女子中学生とかになっちゃうのかw 


ところで110キロって、石ちゃん凄いと素直に思ってましたけど、え、もしかしなくても「ひゃくとおばん」にかけての110ですか!ですよねw

「刑事110キロ」3 ☆☆

錦織課長が容疑者に??

連続もので身内誤認逮捕はよくある展開ですよね。それを、女課長を『話題作りのお飾り』と呼ぶ連中にさせて対立を分かり易く表現。すぐに解放された課長が、腹立ちは捜査パワーに変えて頑張る方向にいってよかったです。

これでもし課長が失脚したら、課長の推薦で刑事になった自分も交番に逆戻りか最悪クビと言われて、ますます必死の花ちゃんも頑張ります!


「おまわりさ〜ん!」

と交番時代を知る市民が寄って来る花ちゃん。河原での淋しい携帯探しが、いつの間にか町内会のゴミ拾い大会みたいw 人気者ですねー。でもおまわりさんと声をかけられる度、いちいち

「刑事です」

と訂正するけど聞いちゃもらえない花ちゃん。繰り返しの笑いがいい感じです(^^)

1話2話ともラストは「あんたはデブを利用してる」 の指摘でしたけど、そんなに利用出来てましたっけ? 変に腹黒い設定だけ台詞で入れるより、こんな風に人を集めたり、組んで回っても他の刑事より覚えてもらい易かったりする愛すべきおデブ刑事:でも証拠探しは結構細かいよ、でいいんじゃないですかねー。


2話の小鍋やに食事に行くと、昔なじみに出会う課長。

1話の下着ドロ(ザブングル加藤w)と街で出会う花ちゃんといい、事件が1話完結の刑事ものにしては珍しく、各話のゲストがずっと出るんですねー。舞台が狭い京都ならでは、でしょうか。

そして犯人逮捕も、本来なら御法度の<本人写真公開>→<市民が取り囲む>w

こんな簡単でいいのかなー。

(しかも課長の指示を無視してのリーク。かなり失礼だと思うんだけど…)

これも京都の狭さ故、でいいんですかねえ。女性を何人も殺し、目撃した課長のお友達まで殺した犯人が、その辺でラーメン食べてるって怖いなあ…。捜査をコメディ調で描くなら、事件も殺人じゃなくて、せめて女性の靴を持ってく様な(大阪で今本当に連続して起きてるアレw)軽めのものでお願いしますよー。それでも十分怖いですから。


で、ニュースで課長を上げたり下げたりしたアナウンサーは、小鍋やの女将や下着ドロみたいにここからレギュラーなんでしょかw


錦織課長の席に毛布がそっとあるの芸細w


「刑事110キロ」1 ☆☆

なんだ、まともじゃん!


このタイトル、この主演(石塚英彦)、どんだけ色モノなのかと。『くだらないに決まってる』と、見もせずに消されそうだった録画をとりあえずつけたら、なんと普通の刑事物でしたよー。人情話、いいじゃない!(期待値低いところからの上昇で、☆を3つつけそうになりましたw いやいや、と2つに訂正w)


言うなれば「デカワンコ」のおデブ版かと。ひたすらデブ話、デブあるある、デブネットワークで捜査じゃないかと思いきや、くっきりデブ系のお笑いは『下着ドロに狭い路地に入られて、追えずに逃がす』ぐらいでしたよ。

ラスト、犯人に「貴方はデブを利用している」と言われる花沢太郎(石塚)ですが、いえいえ利用してるのは制作サイドですから!本人的には「ただのデブです」という言葉通りの活躍でした。


まあ、強面の刑事さんには声をかけづらくてもおデブちゃんなら…という目撃者もいたかなw

それに「こんな身体で」と、喉が渇いたと民家で水を所望。その時は交番のおまわりさんで制服ですから、ご苦労様と水の一杯ぐらいくれるのが普通ですよね。なのに険しい顔のおばあさん……そこで警察官としてピンとくる。結構するどい人なのです。


犯人に市原悦子、上司に高畑淳子と、演技派ががっちり脇を締めてくれてるってことも大きいでしょう。

警察ってなに、犯罪ってなに問答の緊迫感は大したものでした。


それでもお母さん、犯罪です!

恋人をストーカーに殺された息子が、その仲間に命まで奪われた最期を腕の中で看取り、復讐を遂げる強き母……。そこで救急車呼んでたら助かってたんじゃないの?とか、自宅に遺体置いてて匂いとか…と思ったりもするのですが、まあどうにかしたんでしょう!

「SOIL」〜最終回 ☆☆

「私は誰なの?」

昔住んだ住所は存在せず、記憶と街が食い違う鈴白ミズキ。
それどころか、20年も前のニュータウン宣伝チラシに映る鈴白家の親子。撮影モデルのはずの3人が、実在する不思議!!<歪み>はそこここに現れて、異世界への門が開かれる!

いやーもう、呆然と見守るしかないでしょこれはー。挙げ句、校庭の塩の山はおっぱいで鈴白家の塩の柱が男根だとかってもう、やりたい放題です。ケントくんとミズキの初体験パワーが<歪み>を助長した的セクハラ刑事の発言も、本当なのか思いつきなのか、誰にも分からないンですものね。
 

一度、<歪み>に飲み込まれたヒロイン小野田さん。片栗巡査(高橋一生)と横井刑事以外の記憶から、彼女は消えてしまった……はずなのに、さて小野田さんが現れたらまた刑事に戻れるの??出現と同時に記憶も戻るのかしら。でもそんなこと考えてももうどうしようもありませんよねー。
最後、もう1人ケントを家族に加えて、改めてソイルに入居してくる新しい鈴白家。歪みはまだ消えず今もどこかに渦巻いている様です。

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「SOIL」4,5 →☆☆☆

急・展・開!!
 

謎はまったく解けていかないし、ニュータウン「ソイル」のあった土地でその昔、八墓村もどきの大虐殺事件があったんだと語られてもダカラナアニとだらけて見ていたのですが、そこはやはり映像ソフト。宙に浮かぶ目隠し男にはドキドキします!

本物の「目隠し男」は北海道で収監されたまま年老いていましたが、何故か独房で描く現ソイルの地図!再びソイルに現れる「目隠し男」!炎!男と老人の動きがシンクロし、生き残りの老女と対決(?)する場面は盛り上がりましたー。片栗刑事発砲するも、弾は当たらず(><)

何しろインパルス板倉俊之も出演だったし←そこかい!

板倉さんの出番はと言うとその北海道の特別刑務所の管理官。ブーツ上がふくらんだ、ナチシルエットの制服が危険です。
レクターだってもっとマシなところにいたのに、と思っちゃう劣悪な環境で(匂い消しにメンソレやヴィックス鼻の下に塗るの、そういえばその「羊たちの沈黙」で知ったんだっけ)「目隠し男」だった老人の独房までヒロインを案内します。
ヒロインに対してはむしろ愛想が良いのですが、あんな環境で平然としてることがもう異常。老人が会話に反応しない事を示すのに、なんと火のついた煙草を押しつけて笑って見せるという……イヤーンな壊れ具合でしたよ(><)
痕がたくさんあるんだもん、日常的にああやってうさを晴らしていそう。
 

で、不思議対決の末に老女が敗れ……要するに、「丸っとお見通しだ!」とトリックを見破ってくれる人は出てこずに本当に超常現象だったわけですよ。町内のイジメや監視、性的虐待となんの関係が。じゃあもう謎は良いから、ガンガン煙に巻いたまま突っ走ってもらいたいです。(それにしても、”謎を深追いした人”の姿が悲惨。ドラマではさらっと流されてましたけど、漫画ではえぐいでしょうね……股間にお花咲いてましたよー)

 

 

「SOIL」1〜3 ☆☆

一見平穏なニュータウン「ソイル」で起きた、不可解な失踪事件。そして殺人。

浮かび上がったのは、住民間での壮絶なイジメ、盗撮、監視、性的虐待……。なんかもう怪しいものぶち込んでおけば良いだろう的、ごった煮でお腹いっぱいです。


校庭にそびえる塩の山といい、謎が凄すぎてかえって宇宙人で終わりそう?wowowのドラマは当たりが多いといえど、この枠に関しては「超人ウタダ」「借王」うーん。
 

ヒロインのメガネ刑事(星野真里)はイケテナイっぷりが可愛くて癒されます。でも、それをブースブス苛めるベテラン下品刑事(田山涼成)との組合せは笑えないし、家の前を生ゴミだらけにされても笑っていた失踪家族って一体?かと思うと、路上で寝込んだ女の子を(ナルコレプシーでしょっちゅうなんだとはいえ)置き去りにする級友って一体?

明らかに悪人で変態として描かれていた自治会長さん(笹野高史)よりも、まわりで普通に生きているはずの人達が気持ち悪すぎます。それも狙って演出してるのかなぁ。
 

そんなわけで、星野真里のパンツスーツのお尻だけを楽しみに、インパルス板倉の出番待ち。
次回の予告では大量殺人とか生き残りとかまたグログロになりそうで気が重いです。でも、学校の先生の身体にびっしりと描かれた入れ墨など、画面は面白くて話が動きそうな気もするし……。
 

なんの役なんだろう板倉……。

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「大奥 第一章」7,8 ☆☆

 つらい、辛すぎる。何って京野ことみの泣き顔(^^;;;)

 おでこにしわ寄せて、口ひん曲げての哀しい顔。まあ熱演ってことなのでしょう・・・でも、お万といい正室といい、キレイキレイなお顔の歪まない女優さんが居並ぶ中、損してますよー。ただでさえ美人かと言われると疑問なのに。
 初夜をそこねて思い詰めるうっとおしさはいい感じでした。

 素朴な疑問なのですが・・・側室にあがる時に、生娘でなくていいのですか?
湯殿に現れたお夏の、あまりにこなれた様子にちょっと引きました。

 大奥の将軍なんて美女食べ放題酒池肉林なイメージがあったのですが、好みでもない女と、監視付で励まねばならないなんてご苦労な話です。
 そうか・・・「そちを正室と思うとる」とまで告白してくれた秀光なのに、公家に勢力をつけないためには、お万を孕ませるわけにはいかないのね?。
 通うだけ通って最後だけどうにかしとけばいいのに(<<精一杯上品に描写してみました!)

 で、そんなにも世継ぎ妊娠が大騒ぎなのに、笛吹金子くんとお万がホイホイ会えちゃうって可笑しい筈なんですが、まぁドラマだから。
 嫉妬に燃える秀光・・・・相手が自分の昔の男なのも微妙でしょうか(男狂いはもう卒業しちゃったの??^^;;;)

「大奥 第一章」1 ☆☆☆

 豪華絢爛!!着物が綺麗♪ 大奥ってこんななの、ふーん、へー。

 「負け犬」だの離縁が差し障りないだの、妙に現代女性に媚びている気がするのですが、まあいろんな人に見てもらおうと番組も必死なんでしょう。
 女の戦いを横で見ていた若い女中(星野真里)が過去を振り返る構成なので、時々小娘のつたないナレーションが入って気が抜けますが、それもまた一興。

 私みたいに簡単な視聴者は、赤ちゃんが出ておっぱい飲むだけでもうメロメロ。兄の千熊(凄い名前)くんも弟もイイコじゃないのっ。 なのに離縁って!
「母上はもう死にました。そう思って生きていきなさい」
ここで泣く子供達が、もう可哀想で。

 でも、だからこそ将軍家が捜している、
”身分ある武家の出の教養ある奥方で、乳が出るのに夫コドモと別れて奉公”
という無茶な乳母の条件に叶うわけですよ。
 ・・・あの募集、主人公(松下由樹)の他に候補はいたのやら(ついでに、赤ん坊だけでなく、授乳する胸元まで撮影可な親子はどこから連れてくるの。ま、いいけど)

 産んだ奥方様(高嶋礼子)が、ちょと夢に見そうなぐらいこーわーいー。ニッコリ笑っててもこーわーいー。

 「お世継ぎ様」は産後すぐに乳母に託され、実の母は抱くことも出来なかった。政治システムとしては分かりますが(世継ぎの権威と、母親を切り離すためかな)、出産直後しか出せない、免疫たっぷりの初乳をみすみす飲ませ逃すとは・・・だから坊ちゃんはひ弱に育つわけですよ。
 そして、逆恨みな実母と乳母の闘いがこれから繰りひろげられるわけですね??うひょ。

 父:家康(藤田まこと)のいいなりの2代目将軍秀忠(渡辺いっけい)もいい感じに腰抜けで、楽しめそうです。
そうそう、「だぎゃ」とか言ってる家康を初めてみました(笑)あの年でも名古屋弁丸出しだったの?
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