ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

新田真剣佑

「同期のサクラ」最終回 ☆☆

 大団円。正直見届けるだけの最終回でしたねえ。

 副社長に出世していた元上司黒川(椎名桔平)に招かれて、古巣花村建設に。それも副社長づきで物申す権限を持って返り咲いたサクラ(高畑充希)は、思う存分例のスーーーーーッを披露しては、ガンガン納期を無視して徹夜を強要、良いものを作ろうの名目のもと、同僚を追い詰めていくのでした。うひゃー。

 あのスーーーーッへの対応が、愛情に裏打ちされた納得からでなく、ただただ服従で行われるのって確かに怖いです。理想を実現するためには権力が要る。でも権力を行使する側には、寛容さと妥協もまた必要なんだと良くわかる一幕でした。

で、黒川のサクラ大抜擢の理由が、まさか亡き娘に重ねていたとは。えええ、同じ歳で誕生日が一緒だから何? 個室でこっそりならまだしも、大勢がいるエントランスでそんな職権乱用な採用理由を堂々と語られましても。 トドメの「サクラ」と部下を名前呼び、気持ち悪いですorz  これで退職のサクラより、残る社員さんのメンタルケアが必要な事案かと…(もっと腹黒い理由、トカゲの尻尾切り役に据えたのかと思ってました。だって採用時に推したと言うだけで、昏睡前の退職の時はほぼ何もしてくれなかったじゃないですか~) 


 そんなわけで、自分を取り戻したサクラがリストラ候補すみれさん(相武紗季)の代わりに辞めて、夫蓮太郎くんは安心して転職。百合(橋本愛)と葵(新田真剣佑)は女性応援とリーダーを目指しながら一緒に子育て、菊夫(竜星涼)は懲りずにプロポーズするも断られwサクラの再就職もゆるっと決まって。11年前、入社式で出会ったあの日には思いもしなかった夢を語りながら、それぞれの道を歩いていくのでした。

めでたしめでたし。


 毎度、なんでいきなりプロポーズなの…?前半で菊夫と葵がサクラに惚れるのは共感できたのに、その後の交際抜き結婚話は違和感でしたねえ。断られ前提の同期ギャグなのか←滑ってるけど。 また、ワンオペ育児に疲れた百合を差し置いて葵が抱いたら赤ん坊泣き止むところはイラッ。2人で子育てって、収入以外で役に立ちそうになく、折に触れ百合がキレまくる未来しか見えない。
 そして、いくら同期推しドラマだからって、みんな同期以外の交友関係なさすぎなのも気になりましたよ。いつまでも夢を語りあう「夢があります!」宣言は素敵なファンタジーでしたけどねえ。


 旦那が、これは1~3月や4~6月に放映するべき内容だと。言いたいことはわかりますが、学期末や年度始めって若い人たち忙しいから。むしろ今頃の方が進路を考えるきっかけになるのでは。隣の旦那さんが桜の影響で建設業界に入ったように、このドラマで建設を目指した人がいるかも(みて辞めた人もいるかもですがw)

「同期のサクラ」~9 ☆☆☆

 あら、終わらなかった。

 毎話、見舞い人の思い出話で綴られていくサクラ(高畑充希)の社会人生活。先輩(相武紗季)は、娘との絆よりむしろ蓮太郎(岡山天音)と再婚した点でサクラに人生救われてるw などと楽しみながらも、ずーっと昏睡の理由を待っているようなものでした。なるほどお隣のボクを事故から救ったんですね…、それはサクラらしい。
でもその前の、魂が抜けた鬱状態のサクラを
「そんなのサクラじゃない」
と周囲が言い続けるのは、ちょっと待ってやめてあげて、と見ているの辛かったですよ。君たちの思う通りでいなくちゃいけないの?

 故郷の島に橋をかける。
実現しかけた積年の夢を、手抜き工事を告発し自ら潰してしまったサクラ。しかもその説明会の間に自宅で倒れた祖父が亡くなり…。心の柱を一気に二本も失ったら、そりゃ腑抜けにもなりますよ…。 欠勤が続き、このままではクビだと焦る周囲の気持ちも分かるんですけどね、もう花村建設で働く意味ないですもんねえ? しかも仕送りが手付かずで戻って来て、金はある!

 同期の仲間がそれぞれ、自分の危機を救われた思い出を胸にサクラを励まそうとする様子がたまりませんでしたよ。建物を見せても設計図を渡しても、写真も撮らず意見も湧かない、大好きだったラーメンも一口で終わり、プロポーズには自虐で爆笑、夢なんかどうでもいい……orz  しかもそのサクラが、よれよれで髪ボサボサ。ダサいながらも身繕いはピシッとしていた子がorz(百合の出産が、その失意を慰めあったはずみの葵の子でびっくり。謎の「実は百合は葵が好き」煽り、このためだったのか!)
 ついに引き払って島へ帰ると決めた矢先に、天国から届いたファックス←と、思わせて入り口ドアからw 手書きの文字が、次々とドアの隙間から差し込まれるの、手動で笑っちゃうけれど感動的でした。でも、それを見て外に出た結果があの不幸な事故と昏睡なのよね…(しかも、現場から動いて家に戻ったせいだよねorz)

 さてそこから目をさましたら、もう万々歳で終わりかと思っていたのにな。
 無職のリハビリ生活。それでも皆見舞いに来てくれて何かと相談もされ。サクラも助言する気満々で伝える言葉を考えていたのに、サクラ家鍋パーティには次々と欠席連絡。みんな目標に向かって着実に進んでいて、悩みにもサクラ抜きで答えを出しているじゃありませんか。わー辛い。

 やっと決まりかけた再就職は、花村建設が邪魔をしてくる?? 元同期とも仲違い? どうなるの最終回!
でもきっといい感じに終わるんだと信じてますよ! そうだ、お隣りのすぐ仕事辞める旦那。サクラに聞いてきっと建設系に応募したでしょ、それが天職だったりしたらいいね!

 ところで今の若い人は♪貴様と俺とは~♪の方の「同期の桜」を知らなそうですw


「同期のサクラ」~5 ☆☆☆

 はい同期ひと巡り!
毎回、見舞客が昏睡中のサクラ(高畑充希)を前に自分との思い出を語り出す形式で2年目3年目と来て、ついに5話5年目です。

 2年目で営業菊夫(竜星涼)が過労で倒れ、3年目で広報美女百合(橋本愛)が結婚退職しかけ、4年目で設計士蓮太郎(岡山天音)が引きこもり、5年目は社長を目指す男葵(新田真剣佑)がただのコネ入社と判明と、それぞれの危機を迎え人事部サクラの知るところとなり、どう見てもサクラ1人しか心配していないのに
「同期のみんなも心配しています!」
と全員集ってグダグダになっては、サクラの熱い説得や暴言や逆ギレで気を取り直して、仕事頑張る!というお決まりの流れ。でもだからこそ毎回、どんなサクラの言葉が、もう無理、と思いつめた心に別の風を吹かせて喝を入れてくれるのか、楽しみなんですよ。
5話、何を言われても黙り込む葵に
「黙ってるあんたなんて、なーんも価値がない」
って、酷すぎて笑うけど、そこから貴方の言葉は人を動かせる、の褒めにつながっていきましたよね!
(ただ百合だけは、送別会後の破談&復職って面倒すぎで悲惨。結婚はその程度の縁だったにしろ、後釜人事取り消しや保険年金雇用の書類手続きを考えても、決心はもう少し前にしてあげて欲しかったです。いいけどさ)

 そうそう、菊夫と百合だけでなく葵までそれでサクラに惚れちゃったんですけど!
酔って記憶をなくしたサクラに、昨日のキスも?とからかう葵w びっくりするとしゃっくり始めるサクラ、可愛いよねー! でもそれって脅かして止められないよw

 さて5話で葵を援護する中、葵の父兄とはいえ高級官僚さま2人を怒らせてしまったサクラ。以前も社史編纂室に飛ばされて嬉々として働いた様ですが、今度の左遷は関連会社出向と重めです。ええ、戻って来られるの? そして次回の見舞い客は人事の先輩(相武紗季) このまま、人事部長(椎名桔平)や社長(西岡徳馬)まで説教かましてくれるのかな。
 その間に思い出の中でスカイツリーはどんどん建ち、震災があり、サクラ故郷の島への橋建設はストップと、現在にどんどん近づいて。さてどんな事故で昏睡にまで至ってしまったのか。

そしてサクラはどう目覚めるのか。完成した橋を、目覚めて見て欲しいよね!

「同期のサクラ」1 ☆☆☆

 主人公の北野サクラ(高畑充希)は、建築オタクの田舎者。
「故郷に橋を!」
という夢を背負って、離島からゼネコン花村建設に入社。土木課配属志望。あまりに真っ直ぐな情熱に同期を巻き込んで煙たがられながらも、どうやらその後は好かれていく様ですよ。

同期入社に月村百合(橋本愛)広報部志望、土井蓮太郎(岡山天音)は設計部志望、清水菊夫(竜星涼)は営業部志望。自信家木島葵(新田真剣佑)は都市開発部から社長を目指してます!

 もうお家芸、高畑充希演じる新たなピュア奇人です!
まずは「10年後」である現在、仲間たちは出世したり子育てしてたりする一方で、サクラは昏睡状態だと示されて過去に戻ります。すると、通行の邪魔を注意したり、利便性を譲らないという同期たちの姿勢が、当時のサクラの日常だったことがわかるんですよー! 影響を受けたのね。

 出会いは入社式。正直すぎるサクラは、なんと社長(西岡徳馬)にダメ出しw でもほめ言葉も真正面から最大限、いい子なんですけどね(^^;;;)  何に対しても全力で挑み、新人研修のグループ課題も、細部にこだわりすぎて進まない終わらないorz
「島に橋があれば、両親は死ななかった」
などというシリアスなサクラの動機に気圧されて、橋の模型製作に協力していた同期たちでしたが、何度もほぼ出来上がったところで騒ぎ出されてうんざり。発表前夜にまで
「耐荷重が!」
と、むしろ一番先に気づけってことでやり直しを提案されて、ついに百合(橋本愛)がブチ切れます。でも結局は発表の場で審査員(椎名桔平)にそこを突かれ、サクラが1人で作り直した模型のおかげでなんとか評価を下げずに済んだ一同は『仲間じゃない』などと言い放ったことを後悔するのでした。

 うーん。有言実行は確かに偉い。でも徹夜続きの研修ってどうよ。それもクライアントがいるわけでもない配属前の社内コンペ。むしろ睡眠時間も考慮して作業スケジュールを組むことも仕事のうちと教えたいところなので、あまりサクラの努力一途を持ち上げたくない。サクラの現在の昏睡は過労で倒れたのか、とツッコミ入れたくなってしまうので。コンペ1位は別の班というオチにホッとしましたが。

 とりあえずは、見ごたえあるドラマになってます。お仕事ものにファンタジーのスパイスをふりかけた感じかな。
皆が希望通りに配属される中、1人保留になったサクラは? 面接でもやらかしただろうサクラを、採用に推した人事部長黒川(椎名桔平)の真意は?
最後ではサクラ目覚めるんだろうと信じて観ます(^^)

「僕たちがやりました」~最終回 ☆☆☆

なんて鬱エンドorz

元々が悪ふざけ、笑って終わりのはずが大ごとになっていっても、しばらくは<勘違いだよーん>で終わると思って見ていましたし。ホントに10人死んだ責任はお前たちと突きつけられてもまだ、悪者はもみ消した奴で、悪を暴けば償いの道があるものかと。それが市橋の自死あたりからやっと、これは違うんだな、と。
今更ですがあの回は、パイセン絶望だわ、先生が刺すわ、市橋が落ちてくるわ、衝撃続きでしたよね。

そこからやっとまた仲間が集い、自白を目指して事件前に戻ったかのように楽しい時間を過ごして、でも権力にまた負けて。

10年が過ぎ、出所したパイセンからの呼び出しで集まってみれば、裏切り続けた丸が結局は成功し(元手がパイセンの金w)、女と我が子を選んだ宇佐美にも幸せに家庭があって、パイセンはパイセンで義弟殺しで服役したけど夢をみつけて。
……ずっとパイセンについていった主人公のトビオだけが、ほぼ何もしてないのに10年たっても犯罪者扱いのまま定職にもつけていないの理不尽じゃないですか。旧友との再会は、逆にもう二度とあの頃には戻れないことの再確認。なのに前を向け、生きろって。もう何これ、おバカ層への啓蒙なんですかね。若気の至りでバカやると損するぞって。でもそんな人たち連続ドラマ毎週見てるのかな(^^;;;)

伊佐美が一人でしていた遺族に謝罪行脚、嘘だらけの謝罪にドン引きしましたが、その一方で、それって主人公のするべきことな気が。でも当時トビオがしてたのはナンパと童貞喪失。そりゃ、今時の若者がどっちに共感するって辛くない方でしょうけども。 それでもトビオは逃げるのをやめて、爆破騒ぎをもう一度起こしてまで、きちんと逮捕してもらったのに……。
家族がまるで描かれなかったマルや伊佐美と違って、トビオには愛にあふれる優しい家族がいたのに、なんでこうなった。

ヒロイン蓮子の描かれ方もまた酷い。
引っ越して音信不通。トビオから拒絶したとはいえ…永遠に待つとか言わせておいて。その上、偶然再会してみれば妊婦って何それ、トビオにダメージ与えるためだけに存在していたかのタイミング。ちゃんとお祝い言えたトビオ、偉かったよね(関係ないけど、蓮子が市橋の遺体確認してて謎。なんで他人の未成年女子が!)
ビッチで登場した今宵ちゃんが、聖母になったのとはえらい違いの雑さでした。本当は主人公、伊佐美と今宵ちゃんだったんじゃないの……。

伊佐美の遺族行脚は10年続いてて、多分事件のことももう自分の中で区切りつけて、子供も(すごい名前の子w)二人育てて、未来を向いて生きている。
「もう、会わないかな……」
じゃなくて遺族行脚にトビオも誘ってやってほしかったですよ(マルは雇ってあげて) 

恨む市橋の幻影まで見ちゃうとは。せめて市橋の墓参りにぐらい行っているのかなトビオ? 蓮子との再会が、市橋の墓の前でもいいぐらいなのにね。自分のことだけじゃなく、周囲に目を向けることにトビオが自分から気付かなくちゃいけないということなのか。でもそんなこと、このちょいエロ娯楽ドラマ見ながら学ぶことですか?
原作と結末が違うそうで、とにかく変えようとおかしなところに着地してしまったのかも。

トビオがもう少し楽に生きていけますように。

「僕たちがやりました」4、5 ☆☆

窪田正孝、裸祭り(^^;;;;;)

警察に追われてズボンを無くし、パン1でホームレスに拾われるわ、そのホームレスに迫られてプリッと剥かれちゃうわ、ついに童貞捨てちゃうわ(あ、女子相手にね) 何かとトビオがセクシーでニヤニヤしっぱなしです。
ただなぁ……。無理やりヤろうとする相手に自分を重ねて
『蓮子もあの時、こんなに怖かったのか』
と大反省、謝らなくちゃ……と街をひた走る場面がなかなかセンチメンタルで良かっただけに、みつけた蓮子が市橋と居た、ただそれだけで、抱きあってたわけでもないのに尻尾を巻いて逃げちゃうとは。挙句に今宵ちゃんとベッドインしちゃうなんてさ、ちょっとがっかり。こんな女神のように都合のいい女、青年漫画にしか居ないよね。
以後、猿のように昼夜問わずやりまくりながら『いまごろ蓮子も市橋と』じゃないっての。
 

だってその頃の蓮子は市橋の元子分に攫われて、輪姦される寸前よー。
車椅子の市橋は何もできないし、ここをどうトビオが助けに行けるのかと思ったら、脅す刃で自らにぐっさり致命傷を負わせる市橋の捨て身で切り抜けましたよ。なんと本気で蓮子に惚れたんだってさ、これは取られちゃうよ?(もっとも、輪姦ぐらい何度もしたりさせたりしてそうでしたからねー。今更いくら被害者ヅラで善行を積まれても好きになれると思えないのですが)

裏切り者マルは、熱海で伊佐美を罠にはめ、今度もまんまと現金を手に逃げちゃうよー ……と思いきや、外国人観光客からまさかの逆強盗w
昏睡させられてる間に、伊佐美に下剤を持ったのもバレ、トビオからも盗んだ分キャバレーに使い切ったのもバレて殴られて、ちょっとすっきりw ヤバ高から助けたことすら『頼んだわけじゃない』とか言っちゃうこのクズに、どうかもっともっと天罰が当たりますように!

なにしろパイセンが無罪放免ですからね。
もう逃亡生活する必要もないってこと。爛れた性生活を捨て、わざと警察につかまろうとしたトビオの前に颯爽と戻ってくるパイセン!カッコいー!

でも、ヤバ高の虐められ先生の自宅でトビオと伊佐美がみつけたのは盗撮映像の山で。その中には爆弾を蹴ってヤバイ場所に転がしてしまったパイセンの映像もあったはずなのに……。それパイセンも見て泣いてたのに……。
替え玉の自首ぐらいで、自分達までなかったことにしてはしゃいでていいのかな(今度の全力パクリは永野ネタw)
それともまだ何か、隠された真実が?


「僕たちがやりました」2、3 ☆☆

マル、案外ひどい奴w

3話にして、どうやら大爆発は矢波高の教師のせいと主人公たちも気づいたし、警察も教師にちゃんと目をつけてる描写があって視聴者的には気持ちひと段落。でもこれ推理ドラマじゃないからw むしろ爆発で下肢麻痺を負った番長市橋が、トビオたちを処刑してやると息巻いているのが問題です(^^;;;)

てなわけで、プーケットに高飛びの筈がパイセン逮捕!
300万円ずつもらって別行動だった3人。マルと合流し<やりたいことリスト>作って浮かれていたトビオですが、なんと目覚めたらマルが500万円持ち逃げw いや、もしものために溜まり場に隠していた100万円もやられてたから、600万円(正確には「ごめんね!」と書かれた万札が二枚残ったけどw) うわー。おっぱい目の前にしたらマルの方がトビオより行動力あったしね。チーム最弱扱いに甘んじながら、普段から思うところあったのかも……。
そして首吊ったのかと思われた伊左美は性欲に導かれ復活w
おバカ股ゆると見せかけて、みんな学校休んでる=犯人?とズバッとあててくる伊佐美の彼女、今宵ちゃんに匿われようとしたものの、番長一味に捕まって……次週に続く。

取り調べを受けるパイセンが、また芸人ギャグパクってるのと、さすが金持ちで警察の出すカツ丼がまずいとw 神楽坂の料亭の裏メニューを食レポ並みに活写して、良かったら届けさせようかとか言っちゃってるのが可笑しかったですわ。
それと、盛り始めた伊佐と今宵ちゃんに気圧されて押入れに逃げるトビオ(^^;;;) 覗いたり参加したりしない童貞くんの潔癖さはちょっと「ガチバン」黒永勇人を思い出しますね(警察から逃げようと企むあたりは「デスノート」風味w)幼なじみの蓮子ちゃんとはキスまでで怒らせちゃって、先は遠いよね。

え、髪のうっとおしい刑事三浦翔平なの?

「僕たちがやりました」1 ☆☆

キンコメ今野が、丸パクw 懐かしのダンソン、今年のサンシャイン池崎w お得な気分だぞ。

お気楽な高校生男子。隣の矢破高は不良でヤバくても絡まれる奴がバカなんだ……と思ってたトビオ(窪田正孝)たちですが、不良リーダー市橋(新田真剣佑)に仲間のマルが拉致されてボコボコに。血まみれの裸でダンボールに詰められて駐車場に放置、傷害事件もいいところですが警察を呼ぶ代わり
「あいつら殺そう、俺たちで」
と、いつになく過激な宣言をしてしまうトビオ。それが負け犬の遠吠えで済まなかったのは、仲間に無職で金持ちで無駄に行動力のあるOBパイセン(今野浩喜)もいたせいですよ。
矢破高の見取り図から作業分担、要の爆薬まで揃い、夜に侵入して爆弾設置はばっちり! 翌日リモコンで校舎屋上から隣の矢破高を狙い、ボタンを押すたびにあちこちでガラスが割れていき、狙撃か?と逃げ惑う矢破高生たちに笑いが止まらないトビオ一行。俺が俺が、と楽しく爆破を続けていたのに……
どーん
と、炎が吹き上がった桁違いの爆発に凍りつくのでした。

うわー爆破(><) 
でも最後のだけ規模が違いすぎるので、たまたま同じ日に別集団が仕掛けてたのかも? だとしたら、露払になったトビオたちの爆破で校舎から飛び出した人たちを助けたことにならないのかな。

パイセンが、卒業して何年たっても学校に来る、後輩しか遊んでくれる人のない哀しい人物で辛いです。威張りもせず、金払い良く、ただただ一緒に遊べるパイセンいい奴なのにね。最後どうなるのか知りませんが、パイセンに定職と彼女(水川あさみ先生とか!)が出来てたらいいのになと思いましたw

なんでも市橋真剣佑の喫煙に苦情が殺到したそうですが、彼は「不良」なんだからw 背中に「不良」と書いて貼る代わりにタバコ持たせただけでしょうよ。窪田正孝同様、実年齢は成人なのだしw 喫煙より、他校生に殺し合いをさせる闘技場の方が酷いと思いませんか。でもさすがにあれを真似する心配はしなかった模様です。
まあこのドラマの「普通」の高校生は、オールはするわ、親の前で妹が兄に「童貞」呼ばわり、私の昭和基準だと十分不品行なんですよね(^^;;;;) 

さてここからどうなるのか!

「仰げば尊し」2 ☆

男の友情もいきすぎると、手をつないで5人一緒じゃないとトイレも行けないみたいになってきてイヤんな感じ(^^;;;)
せっかく一人が吹奏楽をやる!と決めたのに、こそこそと連れ出して
『青島が聞いたら……』
と牽制しあっちゃってさ。当の狂犬青島(村上虹郎)は、もう好きにすればいいと思ってたのにね。結局思い切らせるために……と殴ることになったじゃないか!って。
いやいや、どっちも話せば済むから。口で言おうよ。

青島の手をダメにした先輩と街中で遭遇。少年院に行っていた……って、その障害事件で? 賠償はしてもらってるんでしょうか。それはそれで、逆恨みされそうですけどねえ。さておき、目を逸らして立ち去ればいいものを、わざわざ突っ込んでって喧嘩売るからー。あっちも仲間連れて学校に乗り込んできて、間に挟まった樋熊が

「俺の生徒だー」

と、まだ入部もしてないのに、入ったテイでかばって殴られるんじゃないですかw そして大丈夫大丈夫といいつつ、足にきているのもお約束w

樋熊の行動は面白いんですよねー。
夜の街、警察に追われる安保(北村匠海)を守ろうと「息子です」とシレッと嘘w 挙句、お巡りさんにたてついて一緒に補導されちゃうって、無茶で目が離せません。でも生徒パートになるとすぐ暴力暴力で正直おばちゃんついていかれません。また、樋熊が正規教員じゃないからここまで出来るんだよねと、教育ドラマを見るつもりだった主人(教員)は引き気味です。

もっと吹奏楽部の様子もみたいです。演奏が上手くなってくれば、また違う楽しみがあるかなあ。

「仰げば尊し」1 ☆☆☆☆

熱血アウトソーシング!
久々の正統派教育ドラマで、なんと実話だそうですよ。つまり結果大成功ってことですねw でもその中心の指導者が教師でなく、民間校長でもなく、ポッと来たミュージシャン。なのに朝の校門に立って挨拶、走るなら校則違反のバイクじゃなく陸上部はどうだ、と生徒に声をかける姿を、本職教師たちは遠くから見守るだけとは、皮肉なものです。

まずは未来、立派な会場でさあ演奏という場面から始め
『聞こえていますか、先生』
と当の指導者がいない状態で回想に突入です。その後も時折挟まる体調の心配や『最期の時』なんてフレーズ。え、なに、この先生死ぬの?それともミスリードですか?さてさて。

荒れた学校の校長(石坂浩二)から、音楽指導に是非と請われ、見学にやってきた元プロサックス奏者の樋熊(寺尾聡)
喫煙を注意に行ってボッコボコにされ、逃げ出すどころか逆にムキになり指導を引き受けると決めるところなど、穏やかな物腰に似つかない、実は熱い男のようですね。そして荒れた学校の中でひっそりと活動する吹奏楽部の顧問になりついでに、不良たちも部員にしようと勧誘し始めるのでした。


不良グループ、実は元バンドメン!

荒れ始めて日も浅いのに、よくもあれだけ躊躇なく暴力ふるえてしまうものです。それでも引かない樋熊は、君の口はトランペット向き、ベースは低音だからこの楽器、ドラムの君は打楽器のティンパニーが出来る……とそれぞれ楽器も決め、全員の名前を覚えてて呼びかけながら誘うんです。すると現代っ子、自分にと言われた楽器を早速ネットで画像検索動画視聴。手の怪我で音楽を辞めたリーダーに遠慮しているだけで、皆もう結構やる気なのになあ。


樋熊のコネで、吹奏楽部も参加することになった立派なホールでの発表会。来ない部員たち。
不良たちの差し金で、樋熊自身の不名誉な過去=演奏会のドタキャンを知らされ&行ったらぶっ殺す!と脅されていたから…と泣いて謝る部長さんですが、どっちも、揃って当日現れない理由には弱すぎますよね。当日、集合場所で脅して追い返すとか、ホールの前に立ってて近寄れないならともかく。前日の脅しなんて家に帰ったら落ち着きませんか。
とにかく大舞台にあがるだけの自信がまだなかったんですね。

めげないジジイ樋熊は、またぞろ即座に猛反省。
交通事故以来、持っていなかったというサックスを吹いて見せ、さあ僕も吹いたんだ君も…とリーダーくんを誘いますが……失敗。まあ懐柔までに2、3話はかかるでしょう。連ドラですから!

樋熊の娘役に多部未華子。綺麗なお姉さんになっちゃってて驚きです。
不良は若い子がぞろぞろ、全然見分けられていませんが『〜だし!』『〜するし!』と語尾に特徴のある高杢君が太賀でした。えー「ゆとりですがなにか」での山岸の面影ないわーw(褒めてます) あとキノコ頭の吹奏楽部員に、矢本悠馬。

日曜の夜にまったり見られそうです。 

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