ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

新宿野戦病院

「新宿野戦病院」〜最終回☆☆☆

 説教くさいんだもん。

 クドカンですから、あちこちクスリと笑えるしそうきたかーな仕掛けもあったり、見れば面白いんですけどね。
 例えば、危険な盛り場で目立つNPOを運営する舞ちゃん(高橋愛)の父親が実は、歌舞伎町の風俗王(松尾スズキ) ……そりゃ娘も事務所も無事だわ〜!で、いよいよまごころ病院が追い詰められた時に「使ってください」と父が回してくれる物件にベッドも風呂場もついてても大納得ですしね笑

 しかし。アメリカ育ちのヒロインヨウコ(小池栄子)が巻き舌の英語混じりで日本や日本人を批評したり逆に日本の皆保険制度を褒めたりするのは、もんげー尻の座りが悪かったですわ。それでまごころ病院院長(柄本明)の不義の娘だったとか分かったって〜嬉しくないわ〜。
挙句にやっとコロナが治ってきたところを再び席巻したのは……歌舞伎町ウイルス!新型コロナウイルスの蔓延やその対応について当時言いたかったんだろう文句がストレートに多かったよねええ。
 とはいえ、もう実際にずいぶんいる外国籍の人を、いないことにしてない作劇は評価されるべきかなあ。いるものはいるし犯罪も怪我もしてるんだもんなあ。トランスジェンダーの婦長さん(塚地武雅)を「なんと愉快な」とかホームページで紹介して怒られてるよりそっちの方がずっと攻めてたと思うよね。

 そんなこんな大騒ぎに紛れて段々に忘れてた、ヨウコ冒頭では無免許医だった問題もラストにはしっかり裁かれて、美容医で楽チンに儲ける気だったトオル(仲野太賀)も立派に成長し。今日も歌舞伎町は元気に猥雑です!押忍!

 良いんだけど、再放送してたとしてわざわざ見ないかなあ、どうかなあ

 たまたまだけど、関西では戸塚純貴主演「スーパーのカゴの中身が気になる私」が同時期放映。いつかハリウッド行くぜな、スーパーで働く役者のお話でしたから。ロス帰りで発症するホストくんを演じる戸塚純貴に、てっきり「新宿野戦病院」でなくそっちのドラマの録画再生してるかと思っちゃいましたよ?

「新宿野戦病院」1☆☆☆☆

 外国人!たちんぼ!美肌クリニック!
医療崩壊する夜の東京に現れた天才外科医……じゃなく、雑な軍医ヨウコ・ニシ・フリードマン(小池栄子)が命を救う?
日本の医師免許はなくても大丈夫なわけ?笑
救急医療の窮状を訴えるドラマも狂乱の歌舞伎町を描く犯罪ドラマもそれぞれ数あれど、クドカンならこうまとめちゃうのかーと感服です。

 ただ…小池栄子の英語が〜 日本人としてなら普通に上手いよ? でも日本語お上手ですねレベルのネイティブかってーと  いやでもそれ演じるご本人が1番辛いだろうし、英語上手いだけの女優に演じてほしいわけじゃないジレンマ!  のだめの竹中直人を思い出して耐えてます あの開き直りを思えば大概なんでもマシ!慣れるはず!

 えーっとそうだあらすじね。
新宿でずっと営業していた聖まごころ病院は医者不足。特に外科医がいない。3代目院長(柄本明)は手が震え、コンサルの弟(生瀬勝久)は潰して土地利用する儲けの資産に余念がない。ちなみにコンサル息子(仲野太賀)も医者だけど、美肌クリニックでボロ儲けが目標!
このままでは廃業やむなし……なある夜、泥酔運び込まれた筈の女ヨウコが治療を始め、アメリカ育ちの軍医と名乗る!

 そこにムハマドの難民申請だの発砲だのNPO法人だのとワイワイ。警官は濱田岳。

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