ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

手塚とおる

「封刃師」〜最終回 ☆☆☆

 うわああ 駆(早乙女太一)が、駆があああああ!

 なんかもう毎週クライマックスで新事実発覚で、大変でした。穢刃を産むフードの男は駆に剣を教えた元封刃師悟堂(坂口拓)だったし、駆も穢が溜まって死にそうだし、五百津堂家の相棒ってのはそんな封刃師を祓う=ちゃんと死なせる為に帯同してるんだったし!
 だから五百津堂父(橋本じゅん)も、きっちり悟堂を殺して埋めた筈なのに身体を乗っ取られて手先=鬼噛にされている非道。

 色々絶望の中、それでも鎮冥鞘師のカレン(中村ゆりか)は『穢れだけ祓って、人を残す方法』をついに発見。鞘に血を垂らすといいんだって☆ 復活の駆、元恩師鬼噛に挑むも歯が立たず、バキバキ折られてしまう鎮冥鞘!
どうする封刃師、どうなるのか日本〜!
 なんと最終手段は、駆自らの身体を鞘にしての封刃でした。心得た五百津堂(遠藤雄弥)がまさかの介錯ですよ。か、か、駆うううううう!

 そして、ずっと全てを見守っていた記者さん(深川舞衣)が、なるほどこうやって彼らの力になるのかというラストで大納得でした。 こんな化け物のような災厄が実在すると知らしめてもパニックになるか信じられないだけ。そこでフィクション、小説として世に出し警鐘を鳴らすことに…。
いつもマスコミを邪魔にする刑事さんたちが、亡き神代刑事(武田梨奈)が作中に居ることには礼を言うところでぐっときましたよ(忙しいのにちゃんと読んでくれてる……w 自分達も登場してそうだもんねw)

 途中、別流派の封刃師として二刀流の伊吹(山本千尋)登場。 武田梨奈に続いての山本千尋とは分かってる! 口元が隠れるコスチュームも似合ってましたが、いやあ殺陣がかっこ良かったです!! もう少しで駆が祓われちゃうところでした。
最終決戦での助力を期待していたのに、もう出てこなかったのは残念でした。

「グランメゾン東京」~最終回 ☆☆☆

 僕らの冒険はまだ、始まったばかりだ!

 夢いっぱい、希望いっぱいの1クールでしたねえ。 若くも一流でもない女シェフに、三つ星を取らせてやる、という1話での約束を、見事尾花は果たしたのでした!

 一番のライバル店gakuは、平古が去り丹後シェフのリストラも裏目に出て、新シェフと揉めたスタッフのみならず新シェフまで消えちゃって店内は荒れ放題。今日の営業すら無理かと絶望するオーナーの前に現れるのは。
丹後さーん!
 今度こそ丹後を頂点に、オーナーも全面協力でgakuは一枚岩になりましたよ。そして渋滞でジビエ屋から食材が届かないグランメゾン東京のピンチ(改心したかと思いきやほくそ笑むgakuオーナーw)にも、颯爽と現れて同じ店から仕入れたものを置いていく丹後シェフ、いやあ頼もしい。実は丹後がクビになった前回、これで丹後までグランメゾン東京に拾われたら最強だなと思ったんですけどw やはりライバル店がいてこその業界盛り上がりですからね。

 さてじゃあ我らがグランメゾン東京は、というとやっぱり魚メニューが決まらない~。こんな突貫工事で世界と戦うものなの?
もっとも尾花がマグロに専念できるのも、優秀で信頼できるメンバーあってこそ。なので倫子さんもシンプルハタ料理を考案し、尾花のマグロもまた完成です。
焼いた包丁でマグロを切ってわずかに火を入れ、チュロスの上に並べるおよそ魚料理には見えない斬新さw  美味しい美味しいと一同盛り上がる中、納得いかない顔の倫子シェフ。ついに三ツ星審査員が現れていざ魚料理を供するタイミングで…
「やっぱり私のハタにする!」
と。それなら俺は要らねえなとエプロンを脱いで出て行く尾花でしたが、むしろそこで自分の料理を推せた倫子シェフの成長を、誰よりも喜んだのは尾花じゃないだろうかと京野さん。平古に至っては、他をほったらかしでマグロにかまけたのも倫子たちの自立を促すためだったかと深読みですよ、尾花はもちろん否定するけどw

 そういえばそのマグロ料理開発の最中、尾花はパティシエを連れて、平古の元カノに会いに行きましたっけ。
優し~い気持ちで作ると、もっと優し~い味になる。理論はそれとして、なぜ元カノに(^^;;;)  入店後も平古とパティシエには何も芽生えず女同士は揉めてないのに? とはいえ、いい子ちゃんで距離があった元カノが、実はパティシエ嬢のロッカーに画鋲入れてた~と告白。以降仲良くなりましたよ! そうか、ケーキ作りに必要だったのは、女友達だったのね??? 忙しい尾花を絡める必要の薄いエピソードでしたけど、尾花が出て行った後も置き土産が花咲き続ける一例なのでしょうねえ。

 そんなこんなで、リンダも妨害をやめ倫子シェフやみんなの料理が評価され、我らがグランメゾン東京はめでたくアジア初女性シェフ初の三ッ星レストランとなりました~☆☆☆
会場に駆けつけハグは交わしたものの、そのまま去った尾花。古巣のフランス一流店日本支店シェフに収まったものと信じた倫子シェフは、呼び出されてめちゃお洒落して行ったのに。なんと浅草の師匠の洋食屋にいる尾花なのでした←いや予想通りでしょw
 そして語り出す夢物語。グランメゾン東京の支店を世界中に! 資金は倫子が出す算段でw

「グランメゾン東京」5、6 ☆☆☆

 色々、そうきましたか。

 ペーペーの芹田(貫一郎)にgakuが声をかけ、裏切るよ裏切るよ……と思わせたら、裏切らないのが常じゃないですか。それが本当にレシピ渡してやがりましたよorz
なのに皆笑顔。星を狙うレベルになったら、火入れの加減だ温度だ湿度だの加減が微妙で、いわゆる料理法だけ分かってたって同じものなんて作れないんですとさ。俺たちを見くびるなよ!ってカッコよく言い切って。えええ、それって倫子の、食べて食材とレシピが分かる能力を貶めてますけど大丈夫?
そして裏切りは不問に。
いいの? 心入れ替えたらそれでいいの? それとも酷い扱いをしていた埋め合わせ?

 ウニを残して消えた奴と違って、ちゃんとアピールしてたんだから。到達目標を示すとか。空き時間に魚屋で捌き方を習ってる努力を「当たり前だ!」と無視せず、そのうち腕前見せろと言っていれば。オープンのバタバタでほったらかしになったにしろ、フォローできる機会はたくさんありましたもんね。せめて鰆を勝手にさばいた時ぐらい、包丁についたゴボウの灰汁のせいだと言っても良かったじゃないですか。てか、野菜切る用の自分のペティナイフで魚おろすって、ゴボウ以前の問題かもorz
挙句、退職のはなむけにと客席で食べさせてくれたグランメゾン東京ディナーの魚が
「いつもより臭く感じました」
って、芹田のダメにした魚をここでw  辞める奴に、違いを分からせる教育をする意味w 嫌がらせか~い!
 まあ素直な芹田くんはそんなヒネたこと言わず、シンプルに土下座してまた店に戻ってくるんですけどね。

 オープンしても、駅前でチラシを配ったりしないグランメゾン東京。ランチもなし。お客様は何やら口コミで予約の電話をくれ、なのに雑誌で尾花が噛んでると知ると断ってくる不思議な人種です(外国人多し) とりあえずヒマで食材も無駄になるので、5話ではフードフェスにカレーで出店。本格的な味わいがSNSで話題を呼んで大行列! gakuの手回しで出店停止にされても、むしろフェスでグランメゾン東京を知った人たちがレストランに来てくれましたとさ。
 お子様連れが多いので、具材を小さめにカット。いや、それが必要な幼児に本格派カレーは辛いよね? でも、率先して店舗に来てくれたのもその家族づれ。
「子供がいても大丈夫ですか?」
もちろん!だそうですが、店舗にはカレーはないよ? お値段はもちろん、茄子だジビエだってメニューや客席の雰囲気も考えたら、無理じゃないかな(^^;;;;)

 そして6話でまたコンテスト。
トップレストラン50… トップレス トラン50w
「あと○日」のテロップが、一文字ずつ出る度トップレスのところで笑っちゃってましたが、それはさておき。
上記のように芹田をないがしろにしつつ、鰆の水晶文旦ソースレシピを完成させる尾花たち。 gakuは、丹後シェフと平古のタッグで立ち向かうのか。

 そうだった、フードフェスではずっと手伝ってた平古がなんと、5話の終わりでgakuに入っちゃったのでした!
あのアレルギー混入、平古の単純ミスだったんです! テロでも、京野の陰謀でもなかったのかい! 後ろめたいから、ジビエ購入の名義やフェスの人手に協力し、でも店には来ない。来られない(><) そりゃなるほどですけど、尾花の転落をお前黙って見てたんかいと思ったら、今度は
『混入の責任を明らかにして、実家に帰る』
と言い出して、尾花にすら慰留されたのに。ええっと、フレンチを辞めることだけ辞めて、混入犯だとの声明はどうしましたか。

 リンダさんにバレたら叩き潰されるはず、楽しみですね(^^;;;;;;)

「グランメゾン東京」3、4 ☆☆☆☆

 尾花の元妻リンダ真知子リシャール(冨永愛)、世界的フードライターさま登場!
って、見るたび草なぎ剛を思い出すのでもう彼がゲスト出演してるも同然w いや富永愛は知ってるけどさー 似てるー

 3話で開店前ながらジビエコンテストに出場、爪痕を残します。
ジビエレシピを考案する過程で、肉を卸してくれる専属料理人ハンター(石丸幹二)をゲットw  相沢(及川光博)もやっぱりメンバーに加わりました。 そもそもどっちも尾花と揉めてたのに。籠絡の決め手は、尾花の料理がどーしょも美味しいことなんだから料理人ってちょろいわw  そして、尾花が娘さんに持たせてたキャラ弁! 相沢のwebレシピにも可愛いのあったのにー。弁当はおばあちゃん任せで茶色かったの?

 4話でやっとプレオープン! 良かった、このままずっと仲間探しも斬新な気がしてきたところだったw
コンテストでもいい肉を買い占めたgakuオーナー(手塚とおる) もちろんグランメゾン東京にも邪魔を仕掛けますよ! バイト募集で最初に来た彼じゃなく、いつの間にか居たもう少しキャリアありそうな奴が、ウニの下ごしらえをほったらかして消えます。  ウニ…1話でも下ごしらえが気に入らないと、尾花自らが爆速で仕上げてたあの料理ですね。 当然今回も、ありえないらしいスピードで処理! 伏線も回収し、無事プレオープンを乗り越えましたよ。
 この際、多少待たせた感があったことより、客として食べていた平古(玉森裕太)にエプロン渡して手伝わせたこと(キッチンでウニ料理食べてたし、その後席に戻ってないよね)と、フランス大使を殺しかけた伝説の料理をオープニングメニューに載せてることの方が問題じゃないのかなw
最初に書いた元妻リンダさん、尾花としては旨かったらきちんと褒めると絶対の信頼を持ってプレオープンに呼んで、実際きちんと味は褒めてましたが、スーシェフは倫子でなく尾花だと書かれてしまいましたよ。それでアレルギー食材混入犯(京野?マジ?)をあぶり出すんだそうな。

 そうだ、例のパティシエ嬢も加入。彼女1人の才でなく、昔尾花の店で修行していた平古(玉森裕太)がアドバイスしたからなのに。彼は自分で来たくなるまで誘われないという放置プレイですw
レシピ開発にかまけ、恋人をほったらかしていたのできっと浮気疑惑で揉めるはずで楽しみ←おい


「グランメゾン東京」1 ☆☆☆

 ブレーメンの音楽隊みw
信頼を失った天才シェフ、調理を諦めて裏方に回った男、夢と舌はあっても腕がないシェフ。1話ではとりあえず3人が合流しました!
木村拓哉のための、かっこよくてかつ尖った職業ってまだ料理人が残っていたんですね! スーツ着なくても多少常識なくても、天才料理人ならオッケーでしたよ!

 というわけで天才の名をほしいままにし、パリにオープンした店「エスコフィユ」でミシュランの2つ星を取った尾花夏樹(木村拓哉)でしたが、フランス首相の昼食にアレルギー食材ナッツを混入させ日仏首脳会談がパー&取り調べ相手を殴って逮捕。以後「日本の恥」とまで言われ、料理の仕事に就けなくなって四年。偶然、三ツ星レストランで修行したいと懇願する早見倫子(鈴木京香)と知り合います。そこで採用される腕はない彼女の、確かな舌と料理への情熱を知った尾花は
「一緒に新しい店を開いて、星を取ろう」
と提案するのでした。

 ちょっとワクワクするいい話でしょ。でも、いざスタッフを集め出すと、各方位尾花の嫌われっぷりが酷いw なのに
「日本の恥でーす」
と茶化す男では、そりゃ信用していいのか不安にもなりますよね。 金出して本当に大丈夫なのかと(^^;;;;;;)  
特に、「エスコフィユ」で一緒だった京野陸太郎(沢村一樹)はそりゃあ、恨んでましたよ。人生預けて一緒に店開いて、アレルギーと暴力事件で潰されちゃ。しかもその時背負った借金のせいで今は、主義が合わないレストラン「gaku」で働いているわけで。
 でも「どうせくだらない理由で殴ったんだろう」と責められるのだけは、違うのに。アレルゲンの混入を「違法就労移民の仕業」と決めつけられた無礼に、みんなのために怒ったのに(だとしても殴っちゃダメだったけどさー)軽口と悪口は平気でいうくせに、言い訳はしない男で、ちくしょーかっこいいじゃないですか!

 一方みっともないのが、元は尾花や京野と同期だった丹後学(尾上菊五郎)
1つ星レストラン「gaku」のシェフ、尾花に「科学実験」とディスられようと堂々たる人気店なのに。尾花と早見が京野を誘っても、きっぱり断ったと本人が言っているのに。わざわざ、以前から腕を買っていましたと早見をリクルート。ゆくゆくは海外進出の支店を任せてもいい、だなんて心にもない口約束をして、狙いは尾花の開店計画頓挫です。
 褒められて、まんざらでもなさげに返事を保留する倫子さん…。ちょっとは信じていたかしら。信じたかったかしら。
本当はここで、丹後の本心と狙いを倫子が知る段階があると親切ではあるのでしょうが。アラフィフだものね、才能があって若い料理人が他にもゴロゴロいる中で、引き抜かれる価値が自分にあるのかなんて、もう分かっているってことでしょうねえ。

 なので、倫子が賭けた勝負は一千万円で京野の逆引き抜き!
借金さえちゃらになれば。「gaku」を出て尾花と働きたい筈?

 うーん、ここで倫子があの柚子入りのクスクスを。「決して料理を曲げない」と評された尾花が、倫子の意見を入れて作り直した新しい味をひとさじ持ってきていたら!今度の尾花は一味違うぞと、説得材料のある戦いでしたのにね。特に打つ手もなく、よく誘いにきましたよ。「gaku」が、ミシュラン査定が終わると即ワインの質を落とすような店だってことも倫子は知らないのに(^^;;;;;)

 ともあれ、結果オーライ。
色々足りない3人が補い合って、まっさらの新レストランを始めます。その名も「グランメゾン東京」!
「gaku」を筆頭に、尾花の足を引っ張りたい勢や山ほどいる中、取れるのか三つ星は? 


「Iターン」~最終回 ☆

 起承転結の、承と転がすっぽ抜けたような…。


 単身赴任サラリーマン狛江(ムロツヨシ)が、ヤクザのカモにされ続け……。なし崩しに盃を交わさせられ、仲良くなったり裏切ったりの起伏こそあるものの、基本傍観者で被害者で、めそめそ文句言ってるままで最終回。そこでやっと、主人公だけじゃなく部下社員(渡辺大知、鈴木愛理)までクビにしようとしている上司(相島一之)をぶっ飛ばし、ヤクザ仕込みで凄む「覚醒」を見せるのですが、遅いよーw   もっと早くから、そんな狛江の変貌が見たかった!オラオラとオロオロのギャップに疲れたり、部下や奥さんにオラつきを見られて焦ったり誤魔化したりの二重生活、見たかったのになあ。

 ラスト、盃は返したものの。本社に戻る狛江と一緒に、岩切組長(古田新太)も東京に向かっちゃうので、私が期待した様な半ヤクザ半リーマンなドタバタはこの続きで、と言う事でしょうか(^^;;;;)

初回で肘掛を争ったエセ紳士がまた隣席で、今度は狛江も負けてなかったのは良かったですw


 あと抗争の〆に、竜崎組長(田中圭)も小さなワンちゃん連れて「散歩に行かなきゃ」となるところ、笑いました。そこで岩切組長も愛犬昌三さんの写真をだして、ほのぼの仲直りかと思いきや。自分の犬の方が可愛いとか比べちゃダメよw 喧嘩売ってるよそれw

 そうそう村下孝蔵「初恋」! 
廃ビルで宙吊りで。恋する社員の路地裏ミュージカル。焼肉屋でハモる店員(阿佐ヶ谷姉妹)飛行機で並んでw ドラマ中何度うたわれたことか。盛り上がると必ず主題歌がかかる演出はよくありますが、こうも出演者があちこちで歌うのはレアでしたよね。

「時空探偵おゆう」~最終回 ☆☆

 えええ、同心鵜飼どの(竹財輝之助)の札入れからはらりと落ちた驚愕のブツは! 続編が超気になる最終回でした!

 江戸に科学捜査を持ち込むおゆうちゃん(佐久間由衣)、持ち帰った証拠は事情をうやむやに宇田川くん(甲斐翔真)に分析を頼んでいましたが、そのうちに
「お前、江戸に行ってるだろ」
と、あっさり核心を突いた上での全面協力に。えー『不思議な空間が』の説明だけで信じたよ!見せろとも言わないよ!なのにタイムトラベルの検証はするんだ……素直じゃないぞ(^^;;;)

 さて、指紋を採取。遺体の手に墨を塗らせてと意味不明なお願いをし、お猪口にはテープをぺぺっとな。照合の結果もう一人現場にいた筈……となるのですが、さてそれを江戸の同心にどう伝えたものかw
その後も偽薬の成分分析だ、機械をしかけて盗聴だと現代風に情報を掴んでは、曖昧に仮説で説得したり、案外別捜査で同じ推理に辿りついてたり、はたまた信じてもらえなかったり。その間にも、鵜飼どの切腹の危機やロマンスの進展も。
毒殺された男の口元にゆうの簪をあてて「附子だな……」って! 銀の変色でヒ素混入を証明するのは江戸風ですが、それに女性のアクセサリを使うなんて酷いっ。ぎこちなく謝罪した鵜飼さま、
「今度、買って返す」

って!むしろ買ってやるために、簪を使った?? 居合わせた太っちょ岡っ引き(石毛元貴)、もっと全力で囃し立てて盛り上げて欲しかったですねえ。

 で、事件はああでこうでと、嫌味な上司(手塚とおる)や信心深いだけの商人などが次々と捕まってはその裏が判明。抜け荷隠しに発展し、現物を抑えようと大松屋の蔵に忍び込んだおゆうちゃん。大きな錠前は宇田川くんがくれたワイヤーソーで切断!阿片がすぐにみつかったのも、宇田川くんの講釈で英字の箱を探したおかげ。ゆうよりも、宇田川くんの安楽椅子探偵っぷりが冴えているようなw しかし捕らえられたゆうピンチ!猿轡をされ奥に隠されて、助けにきた鵜飼たちにみつけてもらうには……『助けてぇぇぇぇぇ~』と叫んだのはスマホ防犯アラームでしたw
 そして商人(大谷亮介)と、鵜飼の上役与力(神尾佑)が逮捕されめでたしめでたしの筈が、見過ごされた事件の発端に気付いてしまうおゆうたち。ことの始まりは
「息子の死の真相を……」
と駆け込んできた藤屋久兵衛(吹越満)なのに、いまだ亡き長男の弔いはされず。実は危険と知りつつ邪魔だった彼を死地に向かわせたのでは。その後は、それを機に大松屋を潰したかったのではないか……。 どれも罪にはならず、証拠は貴方の心の中にしかないけれど……と、ただ静かにおゆうに諭されて、妾の子だった長男を代々の墓に弔うと約束する久兵衛なのでした。

 与力と鵜飼同心が火花を散らしての殺陣は大迫力でしたねえ。藤屋の下りは冗長な気もしましたが、確かに何度も藤屋久兵衛がいいこと言って新展開になってましたっけ。吹越満が演じただけのことはありましたw
 そしてやっと簪を選び、 寄り添って歩く鵜飼どのとおゆう(^^) これも、そのまま終わって良かったんですけど! なんと鵜飼が落としたのは白黒写真。「陸軍中野学校にて」の裏書と、軍服姿の鵜飼……ちょっと、鵜飼どのったら昭和の人? そして陸軍精鋭のスパイなら、与力と切り結んだ腕前も納得がいきます。ただ2方向に謎が! 鵜飼のタイムスリップは単独か?下手したら組織ぐるみでなにかしているのかも。 ふたつめは謎というかツッコミで、その立場で身元のバレる裏書きしちゃダメw

「時空探偵おゆう 大江戸科学捜査」2、3 ☆☆

 おバカドラマがクセになる……。

 現代に戻り、江戸資料館で江戸を学ぶ優佳ちゃん(館長に佐藤二朗w)その発想はなかったよ! 事件の関連ワードで検索も。そんな後世に残る大事件じゃないでしょう~!
そして遺留品の血染め手ぬぐいを、化学オタクの幼馴染(甲斐翔真)に託し分析を頼みます。って、特に狙いもなくざっくり分析って、何がわかるっていうんでしょう……。
 と、思ったら。ほとんどが鶏の血で、人の血は少々だとか。へえ、そんなことが分かるんだ。更には、全く化学合成物質が付着しておらずこの現代にはありえない、と出処を不審がられるのですが……。へえー、そんなことが分かるんだw

 資料館で思いついた、夜間の目撃者=夜鳴きそば屋への聞き込みは的を射すぎて、気のいい同心見習い藤吉くん(池田純矢)が捕まり哀れお亡くなりに……。それじゃあと鶏の血関連の聞き込みで捕まえたゴロツキ半次郎(鈴之助)を、吐かせようといたぶるのを見ていられずに止める「おゆう」こと優佳ちゃん。その代わり
『秘密を知るあなたがしょっぴかれて、お仲間は放っておくでしょうかね』
と、実行犯が逮捕された方が安全だよーと理詰めで密告をお勧めw そっちの方が効き目がありましたよ!これも現代捜査? 持ち込んだ通販スタンガンも大活躍です。

あと薬問屋に吹越満、私得。最近よくみるどんぐりさんも、意外や時代劇の女将似合ってましたよ。

 ガールズトークで、最近気になる人を『着物が似合って……サムライ?』と謎表現する優佳ちゃんw そりゃ江戸時代の同心だとか言えませんからねえ。で、女友達から化学オタクくんへとそれをリーク。気になるオタクくん……優佳を追って、そのうち江戸に来ちゃうフラグですか?

気楽に楽しんでます。

「時空探偵おゆう 大江戸科学捜査」1 ☆☆

 出た、おバカドラマ!
おばあちゃん家の押入れは、江戸に繋がっていましたよーw 嫌いじゃないぞこういうの。


 しがないOL優佳(佐久間由衣)は、交際をお断りした上司(手塚とおる)にいびられる毎日。ところが、不思議な押入れでタイムスリップした先の江戸では、なぜかイケメン同心(竹財輝之助)の殺人捜査&推理を手伝うことに。真犯人を捕まえて、嫌味上司そっくりな筆頭同心の鼻を明かせるか?
『首を斬られたのに、血飛沫が飛び散ってない。殺害現場は別の場所では』
だなんて自然に出ちゃう優佳ちゃん。推理ドラマ好きだったりするのかな。

 タイムスリップ先には、着替え用の和服も当時のお金も、帰り方もちゃんと説明書きつきで至れり尽くせりの準備がしてあるんです。すごいよおばあちゃん! ちょこちょこ来ては、江戸の町を満喫していたのかな。そしていつかは優佳に家ごとこの不思議を譲ろうと計画して……。だったら二人で来たって良かったのにね。 押入れの不思議空間に『令和』と表示されてるのに笑いましたw 人の世が決める改元を察知する時空の歪み……w


「犯罪科学分析室 電子の標的3」☆

あれ、潜入捜査は?

そんなわけで、現金輸送車襲撃事件。警察のシステムはハッキングされ、主人公(伊原剛志)たち分析室チームで追い詰めたものの銃声一発。目の前で射殺されてしまう犯人(正名僕蔵)……てなことが何度もおきて、黒幕は誰なのか?
犯人の指示で佐藤めぐみが運転したり、幼女に爆弾仕掛けられたり?猿時が例によってSNSで目撃情報集めたり。次々とキャッチーに進むので飽きはしませんが捜査についてはなんだかなあ。いつもの手塚とおるの変装&潜入捜査がありませんでしたよ。

最終的に実行犯はチンピラあがりの青年。親身になってくれた警察のお兄さんが、嬉しそうに開発していたバベルシステム。でも上司の落ち度を隠蔽するためにシステムが悪かったことにされ自殺、すべてはその復讐だったそうですよ。えーびっくり。
結局最後は、主人公がここ最近出会った全ての人を思い返して……あ、上司の見舞いに行った時の看護師が!ですもんね。配役で真犯人がわかったりしないのはいいところですが、あれこれ無茶でしょう。そもそもの動機も、身内でもなく殺された訳でもない人のために、二人射殺?毎度確実に一発で仕留める射撃の腕前、標的が人間なだけにオリンピック選手でも無理なレベルでは。他にも人質死んでたし、署内に爆薬仕掛けてたし、もう大変です。

とにかく違法カジノはダメだよってことで。

お目当の西村さんは捜査一課長。今回は、捜査方針を言い渡す以外に特に美味しいことはありませんでしたねえ……


「ゆとりですがなにか」~最終回

新製品「ゆとりの民」を居酒屋『とりの民』で独占販売ってw そうきたかー!
あんなにゆとりゆとりゆとりと繰り返されてきた間、一度として「ゆとりと鳥って似てるー」なんて思いませんでしたからねwやられたw

さてマリッジブルーの茜ちゃん。
いつもと違う茜の様子と、披露宴に招待したのに欠席の上司から『答え』に辿り着いちゃう坂間くん。挙式直前にw なんでこういう時だけ聡いかなw 朝から不自然にランチの話してた時にむしろ気づけー.。屋外で、酒蔵で、叫ぶ叫ぶ。アパート暮らしの頃じゃなくて良かったのかも(^^;;;)
困って友人山路に相談に行った茜ちゃん、「私を殴れ!」と言い張ったくせに本当にグーパン入れられたら怒るw いや、確かに言ったけど、そこはお約束の「歯を食いしばれ!」等の気合入れがあるものと思ってたのにスッとw 挙式二日前の花嫁にグーパンw
結局当日の花婿は、古式ゆかしい道行から紋付袴で走って逃げる!何やってんだよー!

そんな騒ぎと、まだ終わってなかった性教育授業の悶々が並行して描かれていて童貞も苦労しています。前回逮捕され妻子が失踪中のまりぶもね。

一人きりで三々九度の杯をうける茜ちゃん。
でもその頃、浮気相手の上司を殴ってけじめつけてきたまーちんもまた、一人で牛丼屋で冷酒頼んで三々九度を……(槇村さとるの漫画「愛のアランフェス」で、別々の会場でペアスケートのプログラムをぴったり同時に滑るヒロインとその恋人を思い出しましたw 古w) そしてそこにいたのは消えたまりぶ妻だったー!居たー!

花婿が逃げた披露宴、こんな屈辱はないと怒る花嫁父ですがその原因はあんたの娘の浮気なんだよお。ちょうど別れてた時期とはいえ、酔うと娘さんダメダメなんですよお。でもその辺の事情を知る山路も、引きずってこられた新郎まーちんも、そんな風には新婦を責めない優しい世界。涙ながらに愛を誓い、白無垢で畳を這い(貞子か!)、抱擁からの接吻でした。御幸せにー!!

そんなめちゃくちゃな宴の間にも、性教育の授業は続いていきます。
思春期を迎え、体はこう変化していく。じゃあ心はいつ大人になるんだろう。29歳の山路先生、泣いて殴って童貞でw 童貞じゃないお友達だって更に迷惑かけて大騒ぎでw 自分が10歳の時に思い描いていたより、多分ずっとダメなまま。ちゃんとしようとしたって、大人だって、間違えちゃうんだよね。だから
「他人の間違いを、許せる大人になって下さい」
素晴らしい授業でした。

そして「とりの民」で専属契約酒「ゆとりの民」を飲みながら盛り上がるいつもの面々w
婚姻届に必要なふたりの証人。まーちんと茜のにはまりぶと山路が。まりぶの届にはまーちんと山路が書いたんでしょうね。
「結婚記念日まで一緒だなんて、これはもう」
と浮かれるまりぶ。傍目にはしっかりお友達なのに、こうやって確認して否定されるところまでがお約束ですw 結婚も大学入学もおめでとう!ついに行かれる大学に行くことになったか。

数々の名場面だけでなく、残留許可を聞いたまりぶ妻の「ニホンチョロいな!」、まーちん母が茜にこっそり指輪を渡す時の「みどりさんには内緒よ」(って絶対みどりさん聞こえてた!)等々と、記憶に残りすぎの最終回でした。

また40歳に、50歳になった時に迷い間違える山路にまりぶに正和に会いたいですよ!オープニングを決めた感覚ピエロは是非大物になって主題歌歌っててください
さあ『あんたの正義はいったいなんだ』?


「犯罪科学分析室 電子の標的2」 ☆☆☆

やった! 捜査一課が分析室の味方につきましたよw

公安部部長難波(宇梶剛士)の横暴に耐えていた捜査一課岩瀬課長(西村雅彦)がついにキレ、分析室の主張通りの捜査を指示します。そうそう、これが見たかったのよね(^^) 実は公安部、潜入捜査が得意の倉田(手塚とおる)の元所属先。この難波にたてついて飛ばされたんだそうでしたが……
「飛ばされたんじゃない、おれが引き抜いたんだ」
と部下の倉田をたてる室長藤江(伊原剛志)の気概にじ~ん。
今回は難しい手掛かりのほとんどがこの藤江のスーパー記憶力で身元判明、場所判明。行きずりの受付嬢やホームレスの顔を後からマッチング出来る写真記憶のみならず、犯行声明にかぶるノイズで場所特定とかw もうスーパーマンでした。変な英語連発でも許しちゃおうw

事件は盗まれたウィルスによる連続殺人、ウィルスが注射で体内に入れるタイプで、空気感染しないのが救いです。でも犯人は詐欺事件の再捜査を要求、出来なければまた死者が出ると脅してきます。被害者はなるほど、その事件の関係者だった模様。例によって犯罪科学分析室の面々が捜査会議に乱入、ばりばり真相に迫っていきますよー。
今回ネットの活用も面白かったですね。
犯人とおぼしきウサギの着ぐるみ姿を、フォロワー100万人越えのツイッターで情報求む! 某ゲームのランキング1位プレーヤー「はんぺんジョニー」とは画像/音声分析担当の大石(皆川猿時)だったんですねえ。 おたく崩れならぬ立派なオタク捜査官w もっとも犯人には先読みされて、同じウサギがたくさんいましたけどw
おなじみ、変装倉田の潜入捜査もばっちり楽しく、しかもひっかけ捜査でしたよ! 潜入後逃げるもつかまり、盗んだデータ入りUSBを取り返された…とみせかけて、真の狙いはダミーUSBを渡すこと!その行き先で内通者があぶり出されます、うわー意地が悪いw 退出時にUSBを落として拾ったのも、うっかりでなくわざとだったのねー!

ウィルス開発と詐欺事件の関連が唐突に思えて冒頭は混乱しましたが、終盤の畳み掛けは見応えがありました。黒幕も内通者も判明、利用された姉弟は(罪には問われるだろうけど)助かり、その父窪田の免罪は見事晴れてめでたし、スッキリですね。
そうそう、当時の上司難波にかみつく倉田。「窪田は被疑者じゃない」と主張する最初の回想では顔のアップなんですが、遺児目線の回想では遠目の全身画像。大柄な難波に華奢で小柄な倉田が必死に背伸びして食らいついていく様子になっていて、父の味方になってくれていたあなたを覚えている、と礼を言われる場面なんてまさに胸熱でした。
泣いていいんだよ倉田!!

さて西村さん演じる捜査一課長岩瀬。捜査会議での力み返った様子で笑いを取り、メインになる分析室と拮抗するのは前回と同じでしたが、今回は公安部長が敵役にまわったおかげで分析室と協力体制がとれました。これこれ、前回からこれを見たかったのよ! 前述の「俺が引き抜いた」と藤江が難波をやり込めた時、当の倉田でなく岩瀬のニヤリが映る演出もニクいですね!
さてパート3はあるのか。あったらタイトルは「電子の標的3」なのか? そこは入れ替わるとばっかり思って「犯罪科学分析室」でタグつけしたのになあw

「フラジャイル」1 ☆☆☆

「あんた、馬鹿なのか?」「僕の言葉は絶対だ」
と他科の医者に喧嘩を売りまくるのは病理科の医師、岸京一郎。診察をしない、白衣を着ない病理医にスポットをあてた、珍しい医者ドラマが始まりました。
離島の「Dr.コトー」ならともかく、「医龍」「ドクターX」およそどの名医だって血液検査や細胞診組織診の結果を受けて診断しているんですからね、名医の陰に名病理医あり!
しかし「私、失敗しないので」とがっぽり稼ぐフリーランス外科医と違い、病理科は金を稼げないのでお荷物扱い。そもそも岸の意見を聞く気がない医師もいて、あんまりうるさいなら外注にしちゃうぞと脅される始末。
医師のメンツと患者の命が、私たちの知らないところで天秤にかけられてますよー!

……という原作のファンで、ずっとドラマ向きだと思っていましたので楽しみです。長瀬も「クロコーチ」からはずいぶん痩せてナイス岸先生。

でも物語の主人公は、岸の薫陶を受けて成長していく新米女医の宮崎(武井咲)ですよね。
先輩医師の診断に疑問を持ったものの言い出せず、岸に相談して挑発されw 『患者のために』と犯罪すれすれ(いや、犯罪?)のパスワード盗用までして検査条項を書き換え……結果、病理科見習いに志願してやってくるという変わり種。
「階段から落ちた」のが、足を踏み外したのか、すでに失神して崩れ落ちたのかが重要な診断ポイントに。そんな推理、医者の仕事じゃないよって言われたらそれまでですが、彼女の捨て身の調査と書き換えがなかったら、この女子高生死んでたねって思うと怖すぎる展開です。なのに、名医だねと尊敬されるのは誤診をした……というか予断での診断に疑問をもたなかった先輩医師。
次の癌患者でも、あるはずの癌をないないと言い張る担当医(手塚とおる)との対決で、山のような可能性から答えを出したのは岸なのに、感謝されるのは効かない化学療法のまま退院させた担当医になるんでしょう。

しかし、もちろん病理医が全能と言ってるわけでもなく。
見習い宮崎が渡されたプレパラートの組織は、どの病気だと断定できない、してはいけない代物。そんな危うさを自覚しながら真実を探すのが病理医だ!と。しびれますね~。

やけに岸に絡む婦人科医にマダム小雪。岸の師匠筋な教授に北大路欣也。病理科の有能検査技師森井くん(野村周平)には、語りたくない過去が。さてまだ4冊(もうすぐ5冊目発行)しかない原作をどこまで映像化してくるのでしょう。どこをとっても爆弾なので、泣かせに走らずにドライにやって欲しいものです。

「太鼓持ちの達人」最終回 ☆☆☆☆

こう来たか!

ドラマ部分はさておき、ガイジンさんが片言でフィットネスしながら媚びるミニコーナーの最終回では「DVDを買ってこそファン!」とまっすぐに視聴者に媚びw エンディングの背景では、いつものゲスト&街で聞いた『ほめられて嬉しかったこと』を主役3人&照明や音声の裏方スタッフに聞くという、かゆいところに手の届くサービスっぷり。ふざけるだけでなく、視聴者の喜ぶことをわかってくれてますよ。素晴らしい(><)


そして勿論の最終回大団円。


実は、援軍3人が街の一般人で段々に出会い、私生活でも知り合っていく展開ちょっと嫌だったんです。だってそんなこと無報酬で? 

いや案外ちゃんと副業で引きこもり君にはいいバイトだったかもしれませんけど、あんな大事なサポートが社員でなくては商品としてゲームの質が保てるのかと余計な心配をしてしまうではありませんか!


しかし、ペコペコと頭をさげる職場の父(おべっかならぬ岡部w)を見て走り去る息子福太郎(鈴木福くんになんてわかりやすい役名をw)と、マイク(柄本時生)リサ(木南晴夏)が出会い。息子と正面から立ち向かう決心をしたスタローン/岡部父(手塚とおる)と福太郎くんとの父子対決を2人が裏表からサポートする胸熱な展開は、なるほど本来知り合うはずのない間柄だからこそ西部劇みたいでいいんだなーとやっと納得。 ゲーム会社社員だと、同僚の家庭に首を突っ込む人になっちゃいますもんね。


そして迎えた「愛する家族のほめ方」!

大人になったな、父さんを越えたよハッハッハ てな普通は効く筈の小賢しい褒め言葉が、何故か息子には無効。 だってまだ子供扱いしてほしいんだもん、もっと一緒にいて、もっと普通にあれもこれもよくやったって言ってもらいたいんだもん……うわー(><) ここですでにヤバかったのですが、続く言葉は永遠の殺し文句でしょう!

「お父さんが大好きだから」   うわああああああああ、お父さんじゃないけど昇天したあああああああああw

なんちゅうか福くんは、いわゆる子役の賢い感じがなくてw 滑舌の悪さもあいまってちょっとダメそうなところが、こういう時には自然体で効果抜群なんですよねー実はそれすらも計算づくだったらどうしよう、怖いw


最後はすっかり父子共闘。怒るお母さんへのほめポイントを父に教えて「早く美味しいものでも食べに行こう!」ですから、こりゃあ家庭も安泰だw


毎回本当に楽しく見てました。参考にもなって2度美味しいw

ただ、ぽちゃOLへの肌ほめは!ありがちすぎて!それ体育会系上司が「たくましいですね」聞き慣れててスルーなのと一緒ですよね!(よく言われます……orz)

結婚パーティの回は…どうせ最初にフったダメ男に戻るんだろうなあと思ってみてはいましたけどね……ダメ男がそのまんまで終わったので変な声出ましたw 口説きのほめじゃなく、ダメ男にやる気出させるほめをシュミレートするべきだったのでは……ああでも、あのダメなままのバンドマン崩れ無職が好きなのかなw


媚びろ、まっすぐに!

手塚とおるの好感度があがった一本でした!

「犯罪科学分析室 電子の標的」☆☆

えええええええ、今時スマホの写真に位置情報が付加されるの知らないってww

元から穴のあった綿密な計画(笑)が、間抜けな部下のせいでグダグダになった事件でした。


〈アメリカ帰りのスーパー分析官が活躍、誘拐された少年を助けられるのか?)


分析室チーフの鶴の一声で、GPS情報からクレカ/通話の履歴までサクサク判明。爽快な反面、自分がされたら嫌ですよ、怖いよ(><) 犯人と断定した相手じゃないですよ、たかが参考人程度でもうなんでも調べちゃいますよ、これドラマ演出なの?警察の実態なの?

さらにはその情報を、ちっとも捜査本部に渡さない。

お目当の西村雅彦が本部側で、被害者の身元も容疑者探しも先を越されてムッとしてるから言ってるんじゃないですよw たった4人ですべての捜査ができるかの様な描写、どうなんでしょう。


そんなわけで、分析室の愉快な仲間は

・主人公の分析官(伊原剛志)…音楽聞きながら、すべてを分析w 愛想なしで「トクボウ」を思わせます。

・潜入捜査/写真(手塚とおる)…情報収集係かな、顔芸は「太鼓持ちの達人」を(略)

・映像分析が専門(皆川猿時)…コミックリリーフw

・薬品分析が専門(佐藤めぐみ)…偉そう。


水道屋のフリでヤクザのアジトに潜り込み指紋集め、ゴミをあさって噛んだガムから誘拐された子の常用薬を検出。ガム買ったレシートから、コンビニを特定/防犯カメラで犯人特定 どーんどん情報集まります。

上記のスマホもそうですが、なんとガムについてたゲームカードの3Dバーコードを読み込んだことから、犯人の居場所は特定されたのでした! えーっと、ゲーム会社がそんなこと協力してくれるというのも怖いですがw とりあえず喘息の薬も切れてましたから、大発作の前にお子さん助けられてよかったよかった。


そこからの黒幕どんでん返しはさておき。

こういう精鋭チームものの醍醐味は、反目しあってたエリートと捜査本部とが手を組んで事件解決にあたるところじゃないんですかね。せっかく『情報だけじゃ事件は解けない」というなら、何かエリートたちのミスを本部がフォローする場面があってもよかったのに。最後まで、捜査本部はおミソにされっぱなし、精鋭チーム凄い凄いだけで終わってしまいました。

確かに凄いのでシリーズ化もありそうですが、次の機会にはもうちょっと捜査本部にも花をもたせて欲しいです。決して西村さんのためではなくてw

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