ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

戸塚純貴

「スーパーのカゴの中身が気になる私」1☆☆☆

 子役上がりの売れない俳優十文字雄三(戸塚純貴)は、オーディションを落とされてばかり。人間観察が出来てない、とプロデューサ(大水洋介)に評されてブチギレ、今すぐハリウッドに行ってやる〜とスーパーのバイトを辞めかけた雄三だったが
「スーパーのカゴの中には人生がある」
と語るレジ係チーフ(石田ひかり)の言葉にふと売り場に逆戻り。客の買い物かごを覗いて人間観察、胸熱ストーリーを組み立てる。
結果、男に捨てられたの無職だのは全く見当違いで、役者稼業のためにももっとバイトにきちんと取り組もうと思ってみたり。
 そこに、昔の彼女が買い物にやってきて…

 子供の頃にCMがヒットして、今も自分の顔がカレー売り場に並ぶのに俳優としては売れてないって辛い〜 その割に心折れずに頑張ってる主人公、この先どうなるのか応援してみたいです。戸塚純貴可愛いしね!

「青島くんはいじわる」1☆

 てかこれ、青島くんからの一目惚れはホントくない? そここそが1番ファンタジーだとしても!

 34才の雪乃(中村アン)は恋人に別れを切り出され、友達の結婚式に「結婚秒読みの彼氏」を連れて行くと言いふらしていた手前、大ピンチ!
そんな時、社内で人気の年下26才イケメン青島くん(渡辺翔太)と飲み屋で隣席に。どうせこっちのことなんて…と思いきや把握されてた勢いのダメ元で
『彼氏のフリ』
を持ちかけたなら、快諾!しかも翌日からは
「入社してすぐ一目惚れして…」
と、青島自らがペーラペラ交際を言いふらして社内中の噂に!
もちろん式にもちゃんと来て、必要以上にラブラブアピールまでされて、一体どういうつもりなの?

 …って青島側のメリットは『女避け』だと言ってはいますが、好きなんでしょうねえヒロインが。目の保養〜と青島推しではしゃいでた雪乃同僚でなく、一歩引いてた雪乃の方が好かれているところ、それでも強引に来られたらまんざらでもないところなど、とても少女漫画〜笑

 私はどうせ年下なら素直な方が。雪乃さんちょっといいなーと思ってたのに2人の交際を聞けばちゃんと応援してくれて、青島との呑みの約束も雪乃さんの誕生日が優先だろ!と当たり前の様に言える青島同期の戸塚純貴の方が好みなのよー

「ハコビヤ』1☆☆☆

目立つメニューもない洋食屋キッチン白鳥。
でも夜は営業しないその店のオーナー白鳥剣(田辺誠一)の副業は…運び屋。何でもどこまでも届けます

電 気 自 動 車 で!

充電端子の抜き差し、ドアの開閉など、これ要らなくない?という舐める様に車を映すカット多し笑 そのうちに荷物室の広さをアピールする様なお届け物も来るかもですね。双子用ベビーカーとか?座席倒さなくちゃかな?

てなわけで1話の依頼は、ギターと楽譜。
デビューがかかった大事なライブに現れず、連絡もつかなくなった相棒一ノ瀬(山口大地)に返してくれと頼む青年(戸塚純貴)
アパートやバイト先を訪ね歩くも、一ノ瀬君を探してますとは言わずにぐいぐい大家や雇用主と距離を詰めて情報を仕入れるオーナー。
結果、人が変わった様に時間にルーズになり失踪したという一ノ瀬君は実家にいて、ギターが自分のものなのかも定かでない様子。

事故で頭でも打った後遺症かと思いましたが、なんと若年性アルツハイマーだと。40、50でも若年性と言われる病に20代で発症は、流石に若すぎるわ〜

報告を受けた依頼主は号泣。諦めかけた音楽の道に、彼の分も背負って再トライを誓うのでした。一ノ瀬君もギターを弾く趣味を取り戻せそうで、うーんいい話。

副業を聞きつけて助手に立候補、ハコビヤが手伝えないなら洋食屋のバイトの方をやめるぞーと脅してくる新人杏奈(影山優佳)とのやり取りが、楽しいし程よい解説に。ホール業務と接客は初日からプロでしたから、早くお届け現場でも役立って欲しいですね!
歳が離れすぎ、と旦那は言いますが。恋要素入れないならこれでいいんじゃない?

「だが、情熱はある」〜最終回☆☆☆☆

 面白かった〜!久しぶりにリアタイした最終回でしたよ! と、今頃w

 そこまで描く⁉︎ と、驚きのドラマ化発表!笑
「山里役の森本慎太郎君」と「若林役の高橋海人君」を演じる2人が、その山里(森本慎太郎)と若林(高橋海人)に挨拶に来ちゃうんだ〜笑  そして撮影現場に差し入れに行けば「春日役の戸塚君」が笑

 コロナで自粛だし。山里結婚報道もね、新聞写真のお相手が本物蒼井優でしたよね〜(家で実況しながら見てた山里本人もびっくり、だとか)

 そんなメタな楽しみや、初回からずーーーっと予告されていたオンラインライブでの漫才完全再現の似具合がやはり話題になるわけですが。なんちゅーかドラマの魅力はそこじゃない感。むしろ終盤は、それぞれの喋り癖の真似が上手くなりすぎていてむしろ気になる笑 役者さんは褒められて、一層熱心にコピーしたんだろうし慣れていったんだろうけど、似てるかは別に大事じゃなくて。
 「パスタ」と口にするのが恥ずかしくて「食べてない」と言ってしまう、若林の自意識過剰。
 ビッグなオンラインライブですら、若林の楽屋の方が大きいと気にする、山里の卑屈。
「何者かになりたい」
ともがいてた若者が、いつの間にか何者かになったってやっぱりパッと陽キャになるわけじゃなく笑  でもそのうち「パスタ」くらいは言えるようになり、同窓会で年収を言えばドン引きされ。山里の方は幸せになったら芸風がダメになると心配しつつも結婚はするんだしね!

 そして2人でする漫才での満足感!

 いつものナレーションで、友情でもサクセスでもなく、参考にもならない…と締められるけど、イヤイヤ何がしか人生の参考にはなると思いますよ。
夢を目指すのか、諦めるのか。若林の年収を「ずるい」と言った同級生だって、このドラマもし見てたら深く恥じ入ることでしょう。成功の影に君の知らない苦悩があったよ?

 そうだクリー・ピーナッツ(加賀や)もフルでびっくりラップ再現でしたよ! 

 あと好きな場面は、ボクシング辞めさせろ、とマネージャにいう文句を『しずちゃんに聞こえるように靴でドアに隙間開ける』山里…しかもオリンピック出場があるかもとニュースで知るや手のひら返し笑
 でもね、真剣にボクシングをしたことで、確かにお笑いへの努力が足りていなかったこともわかったわけで南海キャンディーズは再生するし。
 春日は春日のままで(「たりないふたり」ライブを見もせず笑) 自分は若林の作品だ、と自称する関係。

 続編があるとは全く思えませんが、いつまでも心に残るドラマとなりました。1話からまた見たいかな! お笑いを全く知らずに見た人の、終わってからの南海キャンディーズとオードリーへの印象がどう変わったのか聞きたいですわ!

「だか、情熱はある」1〜3☆☆☆☆

 天才じゃないかな。
題材になった2人自体は勿論ですが(「天才は諦めた」と山里は言うけれど!)、その2人を組み合わせまだ出会ってもいない子供時代学生時代から延々と対比していく構成が素晴らしいです。

 何をしても
「さすがねー」「すごいわ」
とアクロバティックに全肯定する母(ヒコロヒー)と父に応援されながらもモテずに屈折して育つ山里亮太(森本慎太郎)は、芸人を目指し養成所へ。相方を探すも長続きしない。
一方で真逆の全否定、乳児期の持病から「死ぬぞ」と脅されて育った若林正恭(高橋海人)は、親友春日(戸塚純貴)を巻き込んで同じく芸人を目指すもパッとしない。

 熱心すぎて、ダメ出し容赦なく初相方を潰してしまう山里。ある意味、愛されて全肯定で育ってきた分人間関係の切れ目をわきまえていなかったよね…そして同じくらい褒めてくれる人はなかなかいないわけで、肯定子育ても度を超すとダメなのかもしれない笑
その点、卑屈な若林には幸運にも常に春日が横にいますが。いるだけ笑 努力の仕方が分からずに、漫才でなくキャッチボールだけ上手くなっていくよ笑
この2組、いつ出会うんだよ!
そして出会ったら何が変わるのか??楽しみすぎて逆になかなか先が見られません(ダメじゃん)

 そもそも私がお笑いが好きで、若林にも山ちゃんにも(春日にもw)興味があり、ドラマも2人で実際に配信した2時間漫才、しかも終わった途端に片方救急車で運ばれるという強いヒキから始まるわけですが。
彼らが実在の芸人だと知らなくても、青春ドラマとしてめちゃくちゃ面白くない? 若林役は声が似てるし、山里役もあの髪型に赤メガネ、赤バンダナと構成要素が段々に増えていきますが笑 似てるかどうかなんてすぐどうでも良くなるぐらいドラマとして面白いですよね??←身近に見てる人がいなくて疑問形w

 山里の未来の相方しずちゃん(富田望生)とはまだすれ違っただけ。ご本人とは身長30cm差の配役ですが、じゃあ誰ができるんだよと言われるとうーん「作りたい女と食べたい女」の西野恵未さんでも10cm足りないし漫才は負担だろうし。しずちゃんの逸材っぷりが分かろうというものです。
 そして山ちゃんがダメ出ししまくった相方が九条さん!解散したとはいえ本業の人にダメ出しとか怖い笑
あー続きみよう!

「恋です!ヤンキー君と白杖ガール」2、3☆☆☆

獅子王(鈴木伸之)いい奴じゃん!
途方に暮れるユキコ(杉咲花)を車に乗せて、黒川(杉野遥亮)の家まで無事にお届け。さらって襲ったり怖がらせたりなんて要素ゼロですもん優しい世界…(実際は、知らない人の車になんてダメ!絶対!ですけどねえ)

 映画デート?は楽しかったのに、途中で会った黒川の知り合い女子(生見愛瑠)に
「可哀想だから構ってるだけ」
と吹き込まれ、もう黒川には会わない、と言ってしまうユキコ。でも結局初めて1人でバスに乗る冒険までして(迷って獅子王に助けられてw)会いにいくんだけどね。たかがコーヒー缶を届けに!……あげるって約束した、そんなの言い訳でただ会いたかったんだよね。ああ可愛い。

 しかしヤンキーとの接触に激怒の姉(奈緒)
「もう会わないって嘘だったの??」
なんて問い詰めて、1人で料理は危ない、高い靴もダメ、あれもこれも危険危険って……。
「私を誰よりも腫れ物扱いしてるのは、お姉ちゃんだよ!」
そんなユキコの叫びも哀しいぞ。私も母親として冒険は止めがちなので反省💦
しかし合コンや呑み会も犠牲にしての世話係、母親なら子も当然と思ってしまいがちな滅私を同世代の姉がしているのでは、ユキコの跳ね除けにくさも桁違いかも。
 一方で「声が聞き取りにくい」背が違うから、と言われただけで即、ヒールの高い赤い靴を贈っちゃう黒川。翌日、あ、高い靴危ないじゃないか!と気づくの遅いしw  また、カードもなしに玄関口に放置で、姉に元彼からのプレゼントと勘違いされたのもダメダメでしたけど。その考えなしが、ユキコに新しい世界の扉を開くのは素敵よね。
この靴に合う服を買いに行く。今度はそんな冒険も追加だよ??
店選びを頼んで姉とも和解して、でも店の中には1人で入る!外で見守る姉の涙にもらい泣きよ〜。ユキコの成長は嬉しくて、でも切ないよね。また店員さんと相談して試着しているガラスの向こうのユキコが、可愛いー!!自慢の妹なんだよね、ううう。

 一方で、靴で全財産使い果たした黒川w
ユキコに見合う男になるためにも、と就活!うまく行かずに腐りかけるけど、雇われるきっかけが「ユキコさんがこの店に来たら」と考えた不都合の指摘だったのがまた素敵。ユキコとの出会いが、ヤンキー無職の黒ヒョウに就職をもたらすなんてね!
 もっともその店、獅子王が店長でした笑 黒川が無理せず働ける環境No.1  そして、レンタルビデオ屋の客は老人が多いとの説明に大納得。若い人はサブスク配信だもんね。老人は、黒川の顔の傷なんて気にしない(獅子王祖母談)って人生経験もそうだけど、その前に目が悪いから言われなきゃ見えてないんだと思う……w

 可愛い服に、もらった赤い靴でそのビデオ屋にやってきた可愛いユキコちゃん! よろめいたところを抱きとめて、ずーっと抱きしめたままの黒川、長い長いw  送ってきたお姉ちゃんも苦笑だよ。でも獅子王の
「いい青年に出会いましたね」
には、姉同意でしたよ!おお。

 さてこの先は。ええ、ユキコもバイト??おおーがんばれ!

「恋です!ヤンキー君と白杖ガール」1 ☆☆☆

 これはいいドラマ。そして杉咲花が可愛い!

 札付きの無職ヤンキー黒川森生(杉野遥亮)と、盲学校に通う弱視の赤座ユキコ(杉咲花)がひょんなことから知り合ってまずは友達に。ここから恋になるのかなw とりあえず黒川はもうベタ惚れですけども。

 棚からメロンパンを選ぶのも一苦労、外出に白杖は必須のユキコに世界はこう見えています、とぼんやりに切り替わる画面。クラスメートの視界もそれぞれ違って誰々はこんな風、教科書は拡大機を使い、写真はルーペで、スマホはこう使う等々、ユキコの暮らしを追うことで視聴者は、知らなかった視覚障害者の暮らしの端々に触れることになります。またRー1チャンピオン弱視芸人濱田祐太郎のコーナーまであって、啓蒙しつつもお勉強な堅苦しさにしたくなかった意気込みが伺われます。

 そしてユキコちゃんの笑顔もふくれっ面も可愛いんだこれが……。
 化粧だって慣れれば手探りでバッチリ、と導入部で見せてくれますが、そこだけじゃなくダボっと緩いながら色の綺麗なファッションに、常にピシッと切りたて染めたてのショートカットが似合うこと。そのうちに仲良しの姉イズミ(奈緒)が美容師と分かり、なるほど納得。父(岸谷五朗)と共に、定位置にものを整え、食事を用意し、雨なら迎えに行きと、家族の愛がユキコの暮らしを支えているんですね。

 そこに現れた黒川ですが、いや素直。
好きだから待ってる、好きだから点字ブロックや白杖についても知りたい! これもユキコに邪魔と、点字ブロックを塞ぐ放置自転車を、不良仲間とお片づけ。ちょっと前まで上に座り込んでたくせにねw  恋がダダ漏れ、でも誰もそれをからかわないんですよ。いいですね。
 そしてなんと、初対面で蹴り倒したユキコの方が立場が上w  
強くてカッコいいっす姐さん!ってこんな可愛い女の子相手にw  でも普段から避けられ怖がられ、家族とも不仲な黒川に、こんな近距離で接して、怪我を気遣ってくれる人いなかったんだろうとわかってくると切ないんです。
 黒川を探すユキコが道ゆく人に、
「顔に傷があって…でも怖くない、いい奴で」
と説明しているのを聞いて泣いちゃうんだもんなあ。そんなこと言われたことないんだろうなあ。
(また、そのユキコの近さを「積極的だなって」と口に出す素直さもナイスで、ただの怪我の確認、ただの誘導手段!とちゃんと説明できて良かったですよね)

 しかし、黒川を紹介された姉はドン引き。白杖が折れたユキコを助けてくれたと言われても、歴然と不良ですものねえ……。警察にも目をつけられて、自転車整理のはずがしょっ引かれてるし。高校は中退、バイトも採用にならない、無職(生活費はどこから?)
なので黒川が
「住む世界が違う」
と言い出すとき、家族と仲が良くて学校で勉強しているユキコの側が『普通の人』なんですって。これもまた、段々と視力を失って障害者になったというユキコにとっては久しぶりの、切ない分類なのでは 。

 20枚もの便箋に切々と綴った……んじゃ、ユキコが読めないと気づいて書き直してきた恋文は、ドンと一枚に一文字で
「恋、です!」
そんな真っ直ぐな気持ち、実ったらいいですよねえ。でも無職は困るなあ、どうにかならないかなあ。

 ヤンキー仲間に戸塚純貴、盲学校の全盲クラスメートに「ドラゴン桜」で虫大好きだった細田佳央太。あと黒川の因縁の喧嘩相手に鈴木伸之w   主演の「お茶にごす。」も始まった週になぜこんなヤンキーがかぶるゲストを!

「漂着者」1 ☆☆☆

 斎藤工、全裸! で始まり。 生死不明で次週に続く。
もちろん主人公が死ぬわけありませんけども。一体どうなっちゃうの?とまんまと興味を惹かれています。

 海岸で遊ぶ女子高生3人が、全裸の男(斎藤工)を発見!
髭も髪も伸び放題で倒れていた男が目覚めるまでの動画は、イケメン度も相まって大バズり。記憶がない、という男にヘミングウェイ(仮) と名付けたJKたちは、素性探しに協力の名目でその後も動画を配信するも、親族などは名乗り出ない。
 そのうち、治療の一環で描き散らかしてる絵が、失踪幼女発見地を予知したと騒がれ始める。JKや医者相手にはまさか予知なんて、と言うヘミングウェイだが、取材にきた記者(白石麻衣)や刑事(生瀬勝久、戸塚純貴) にはカバンの中のガラス片や、背広の下のコーヒーのシミをズバリ当ててみせる。手品のタネはあるのか。それとも超能力?
 夜、ヘミングウェイを見て怯えながら手で『鳥』を作った入院患者は首を吊り(90%自殺?)、退院後の面倒を見ると現れた慈善団体の男(野間口徹)もその『鳥』を。
 では行こう、と言いながら高層階の窓から平然と落ちてみせるヘミングウェイ。どう生き延びるのか。団体との関係、近隣の連続幼女失踪との関連は? 

 興味津々です。

「警視庁ゼロ係(5)」〜最終回 ☆☆

 無理ある展開に無理あるエンドでしたけど、そもそも最初からこのドラマに推理もリアルも求めてないもんなー。

 今回の目玉「脳のない死体」の真相は!
なんと『脳腫瘍の妻を手術する前の練習台』でした!! 初期被害者が40才代ばかりだったのは妻と同世代だったんですね(そんな必要かある?)  時がたち、娘も発症したので今度は20代の被害者が。ってさ。
なんで身内が、健康な人を殺してまで練習してオペを? 脳外科ドクターに任せましょうよ!娘さんとそのお世話係もさ。被害者を目につく場所に捨てて、ささやかに抵抗してる場合かな、通報よー!
「助かりたかった!」
なら尚のこと、普段しない脳外科手術に機材も麻酔医も無しでトライさせるより専門医だよー!
安定の困ったゼロ係事件簿!
いつも通り、寅三(松下由樹)先輩の説教が響き渡るとホッとしますね!
最終回では冬彦(小泉孝太郎)が「タメ口、良いでしょうか!」と上司に正論かますのもお約束なら、窓際の面々がこぞって実力発揮するのもお約束です。

 正直、強い強いと冬彦が寅三を持ち上げるのも年々無理が勝り、お約束の罵声もなんだかなーなのですが。シリーズ前半のように、言いかけて肩透かしが続くとやはり物足りないわけで。
 ドリフ集結も、もういいよと言いつつやっぱりちょっと嬉しいかな……。それをちゃんと関係者発見につなげた、教師イジメの回の脚本家さん、頑張りました(でも、仲本工事のタンクトップは流石にもうやめてさしあげて💦)

 今シーズン1番良かったのは、文平ちゃん(戸塚純貴)死す!の、回でしたね〜。うん、愛されてるよ文平ちゃん。
 ワーストは…漫画家殺人事件??
同人誌関連の調査不足にイラッ。「鬼滅の刃」もじり連呼にムカッ。 好きで詳しいからなのか、でもプロレス回はファンに好評みたいでしたよ??(レスラーが演技頑張ってるだけで応援できるのかも。あ、安藤美姫出演回は点が甘いようなものか!)

とにかく良くあるのが
・過去の被害者が無念の死亡(既視感)
・復讐を誓う関係者(既視感)
・加害者に近づき計画を遂行(既視感)
元から同僚だったり、大食いプリン回みたいにイベントゲストで呼ぶ等もありますけども。近づくために就職していることも多いでしょw  TV局、編集部、就活能力が凄いんだよね!ちゃんと狙った配属もされてて凄い!目的意識が高いからかな?
 そしてラスボスが警察関係者なのは、警察ドラマではむしろありがちw  

 中山美穂演じる管理官は、冬彦をむしろ守るために捜査から外していたと明かされましたが。そこはふーん。
 次シリーズはどうでしょう、もう無くてもいいかなあ。

 ノンスタ石田は、もっと見たかったようなこれ以上は胸焼けするような…。

「ナイト・ドクター」1、2 ☆☆

 お馴染み医療チームもの。
働き方改革を謳って、夜間診療の医者をシフトやバイトでなく固定で雇用することにした病院を舞台に、夜働く医者や夜来る患者の事情、夜間救命救急のあり方を巡ってドラマがせめぎあいます。

 夜で人手がない、研修医しかいない。そんな時に事故で運ばれて来る不運の場面は確かに頻出で、いい加減システムを変えて対応するのはいいアイディアなのかも。しかし日勤医から『二軍』と揶揄されちゃうのか。また応じた医師側も、身内が救急車たらい回しで亡くなっていたり、患者の身内に責められたトラウマがあったりと事情が重たそうです。
 中には夜が多忙な外車の彼ピ(竹財輝之助)に合わせて、夜希望!と幸せなスタッフもいましたけど…長続きしなさそうなw   それと自分が重病ならしい桜庭(北村匠海)は…無理しないでね…。
 

 主人公深澤新(岸優太)は内科医勤務4年目。
街で行き倒れたホームレスを前に何もできず、自分のドレスを裂いてまで血塗れで手当てした先輩女医に医者を名乗るなと罵倒されてしまう。
 難病の妹も世話になる勤務先で、夜間救急専門チームを立ち上げるからと異動したものの内科医上がりは邪魔にされがちな上に、先日の女医朝倉(波瑠)がいて最悪。
 花火大会の爆発事故で精鋭は現場に。新が1人で留守番中、救急車からの急患受け入れ要請があり、自信のない新は思わず断ってしまうがなんとそれは、出先で倒れた妹心美(原菜乃華)だった!

 うわ、知らずに断った急患が妹だったとは、皮肉な。でも本来、相手によって対応に差はつけたらいけない筈ですからね。他院が断っても、ベテラン成瀬(田中圭)は必ず受け入れてきた意味を、やっと新が知るのでした。……遅いよ!(運ばれてきた妹を見て、名前を繰り返すだけ。「妹です!」がないから、周囲は知り合い来ちゃったねとしか思っていなかったのではw)
 結果、主人公がもうちょっと救命救急で頑張ろうと思ってみるのはいいのですが。今まで何考えて医者してきたのか。親を亡くした上に体の弱い妹を養育している身でここまで医療にやる気がないってどういうことかと。

 一方で、やる気に燃える朝倉は朝倉で揉めまくり。ホームレス助けた時もディナーデート中座して、血まみれボロボロになってあの後どうしたんでしょうw  花火の日も、せっかくのオフにプロポーズする気だった彼氏(戸塚純貴)を置き去りにして事故現場に……結果浮気??
実家の父とも、夜間の仕事を反対されて以来いっさい顔を合わせずに転居したそうで、世間と違う時間に過ごす以前に問題だらけです。

 この職場の独身寮、なんと同じマンションの同じ階にずらっw  激務の後に帰り道まで一緒で、プライベートの来客を見られたりするのマジ勘弁ですよね。しかし生活時間が違うと騒音被害にもなりやすいことを思うと、昼寝てる人たちでまとまって暮らすのって平穏かもしれません(撮影の都合もいいしw)

 そんなわけで、娘に会えず電話も無視されっぱなしの朝倉父(佐土井けん太)ついに夜間診療を受診して怒られますw 参観日かw  でも、その怒鳴り声で赤ん坊を連れたママ(谷村美月)が萎縮して「大したことないのにすみませんでした」と帰ってしまい、後に見過ごされた大病が分かって大騒ぎになるのは上手いなと思いました。

 赤ん坊の熱、昼間だってこれぐらいで受診したものか悩んで、明日には治っていたりしてと様子見ちゃったりしますよねえ。仕事も休めないし旦那は協力してくれないし、と積み重なっての夜受診なのに、救急車をタクシー代りにしたバカ親と一緒にされちゃうなんて可哀想に。

 医者でも診断には悩む。まして素人の親には分からない。
だから夜でもいくらでも受診してくれていいんだよ!という展開は、子育て中で働き盛り世代にとても優しいメッセージでした。夜子供連れてくる患者を一律迷惑と思ってた朝倉の意識も変わって良かったです。そうだ、赤ちゃんの黄疸を新だけが指摘、内科医の経験がやっと生きる展開も良かったです。

 しかしそれだけに、あれだけボンクラだった旦那が突然に改心したのは都合が良すぎてドン引きでした。
お前のせいだ!とママが更に責められても嫌ですけどさあ。疲れ切ったママの横で、便がまた白いのも意識がないのも旦那が発見でお手柄みたいな流れになっていたのもなんだかなー。せめて、ほらぐっすり寝てるジャーンと気楽なこと言ってる旦那の横で、これはぐったりしていると反対を押して救急車を呼んだらホラ危篤、呑気な父親に冷や水浴びせてやっと改心するぐらいの落差が欲しかったです(赤ん坊の意識障害と睡眠の違いなんてどう見分けるのか……)

 この先も見るかな、どうかな。
このコロナ禍に医療を描くのに、コロナ無かったことになってるのは辛いですよね。

 花火客向けの屋台爆発で阿鼻叫喚なのに、花火大会はそのまま続いていてトリアージする波瑠の美しい横顔の背景は夜空に花火、という絵面優先な部分などもストレスで、辞めちゃうかもなあ。でもこういうドラマはアップデートされつついつの世にもあっていいんだと思います。
医者だって人間、お仕事しつつ幸せになっていいし。夜勤に続く日勤だの泊まり込みだのは断ったり、いろんな働き方があっていいんだと思いませんか。

「警視庁ゼロ係 生活安全課なんでも相談室(5)」1☆

 あのゼロ係が帰ってきた…!
けど違うわー。なんか違うorz

 小早川冬彦警視(小泉孝太郎)の今期のガーデニングはベビーキャロット!シャツも人参模様です(^^) なので寅三先輩の決め台詞は
「このニンジン野郎!」
になるはずですが…あらら「タメ口よろしいですか?」の前振りまで言わせておいてスカします?初回に??

 ゼロ係は安定の窓際で、係長(片岡鶴太郎)は通販マニア。ITピンク君(戸塚純貴)が訛ってて、毒舌紫(安達祐実)は小さくて。カレーの代わりには特番で良かった秋彦の双子!夏彦(NONSTYLE石田明)が黄緑色で参入ですよー。うーん、うーん、存在は馴染んでますけども。むしろピンで面白すぎるのかも。これからの団体芸に期待します。
 そして捜査一課に強面の鬼塚(本宮泰風)と、小早川潰しを命じられた管理官保科玲(中井美穂)も参入。
何かとゼロ係を邪魔扱い、はどんどんやってください!でも、その昔小早川を仕込んだらしい保科は有能で、今回の冬彦の見立ては外してばかり?? ええー。
 しかもそこを『ゼロ係の和気藹々が警視どのをダメにしたのかも』と、何故か寅三先輩(松下由樹)が謝るんですよ、はあ?
「捜査から警視どのを外さないでください!」
って、今までさんざ外されても干されても、勝手に乱入してたのに?? 更にそのお願いの結果、警視どのが犯人を当てられなかった場合の罰が『バディ解消』って??はあ?
それは、2人でいる時に突きつけて
「清々するわ!」
とか寅三先輩に言わせちゃうためのネタに取っといてくださいよ〜💦 それと、めちゃ久しぶりに寅三先輩を庇ってバディ=婚約者が死んだ件を追及。貴女はバディをダメにする女、って今更言われましても!
 中山美穂の高飛車クールビューティーがこなれていないところに、今回の設定の無理が重なってどうにも座りが悪かったです。

 ま、この先面白くなってくれたら全然良いんですけどね!
連続殺人の方はむしろ猟奇度薄め。
拘束溺死現場に散るアネモネの花びら。このシリーズに珍しくファンシーだし、拷問もしてませんよ!殺される芸能コメンテーターも、アイドル茜の不倫報道を強く非難したものばかりとなんなら筋が通ってますよね??

「警視庁ゼロ係 出張捜査sp」 ☆☆

 やったー、4月からシーズン5決定!
と、最後のニュースが全てのスペシャルでしたw お決まりの赤い野菜さつまいもと赤カブをここで出しちゃって、連ドラでどうなるのかが一番の心配ですw

 身寄りを無くした幼児と関わったゼロ係。

その子に全財産を贈るといっていた名家の祖父も急死、幼児を送り届けるついでにその龍神家を調査していると親族が続々急死。弁護士が連れてきた女は、本当に失踪していた幼児母なのか?……ここで、幼児とその女のDNA鑑定を出されてもw 親族勢揃いなんだから、姉としましょうよ。 ほら、実母ではあるけど龍神家とは関係なかったじゃん!

 そもそもの設定が、2時間ドラマ風味なゼロ係。なんだかんだで地方で捜査を始めても違和感ゼロw
小早川冬彦警視(小泉孝太郎)のいつものレポートが『龍神伝説』、地元の名家で起きる連続殺人、四神の見立て、出生の秘密。はいはいはい。逆さの脚に包帯に何かと『犬神家の一族』オマージュなのもギャグの域ですよねえ。その上、出先の役場『よろこんで相談室』通称『(役に立たない)零点係』から来た秋彦(NON STYLE石田明)が上から下まで真っ赤の赤かぶりw ハイテンションが馴染んでましたねえ……。
 その辺はいいんですけどね。
いつもの警視どの失礼って、厳格な捜査会議で正論吐いたり、偉い人や犯人相手に好き放題するから痛快なのであって。民間人相手に好き放題では、国家権力の横暴だー(^^;;;;)  酷い火傷、という女性に包帯を取らせておいて『うわーっ』って、寅三先輩(松下由樹)まで一緒に失礼になるのも違うのではorz (結局、火傷は嘘でしたけどね)

 今時らしくリモートで会議するゼロ係、煩い署長(石丸謙二郎)を音声オフw 紫(安達祐実)ピンク(戸塚純貴)と、暇な面々があちこちで証拠を集めて来てくれます。山に登ればピンクがドローン飛ばします。うんうん。しかし黄色の卒業は手痛いですね。そっか桜庭(木下隆行)は鑑識で犬代わりに活躍しちゃってるのか……orz  ゼロ係勢揃い!と赤の警視どのを囲んだ時に、黄色がいないだけでこんなにも各色勢揃い感がなくなるとは思いませんでしたよ。別のおデブさん連れて来られるのもいやですが、寂しいな。

 さて4月からは新シーズン!
シーズン3でのワイロ先生(石坂浩二)みたいな好敵手登場を楽しみにしています!

「親バカ青春白書」1 ☆☆☆

 ガッキーが遺影で出演、だけじゃないw ずるいw
そして性犯罪は、今回未遂でオッケーじゃなくちゃんと逮捕立件しないと。常習犯でしょアレ。

 愛娘さくら(永野芽郁)が心配のあまり、大学に自分も入学してしまう父太郎(ムロツヨシ)

 もうその一行が全てのシチェーションコメディですw
親バカドラマは数あれど、一緒に入学はさすがに新鮮ですよね。 学力は、父小比賀太郎ことガタローが東大出身で十分。生活も、小説家なので締め切りさえ守れば問題ない…………のかな。映像化もされたシリーズがあるとはいえ、名乗っても誰も知らない程度の作家で、入学金&授業料を2人分ってキツくない? なのに聴講生で節約するつもりも、取材で経費にするつもりもなく(担当編集者に入学は内緒w)単に、心底、娘と居たいだけなのでしたorz

 パッと見、教授w もしくは保護者でしょ。
なのに「新入生だよ☆」と常にポジティヴなガタローw また、嫌がりもせず一緒にいるさくらちゃん。仲良くなった寛子(今田美桜)ちゃんなんて、入学式に来ただけの父(佐藤二郎)にも邪険なのに。でもそれが普通といえば普通。サークルも絶対同じところに入る!な親子の方がおかしいんだってー。
 それでも同級生の畠山くん(中川大志)にときめいたさくらちゃん。何かと誘われ、これはいけるのかーと思ったら、なんと彼の狙いは……父ガタローw 負けるなさくらちゃん!

 そんな学園生活で十分面白かったんですけどね。頼れる父!演出で、さくらを危機に陥れたのはやりすぎだったかと。
『普通じゃない?』と、やっと気づいたさくらの初めての門限(19:00!)破りは、薬物を盛るコンパ行きでしたよ。性犯罪を、バチがあたった様に描写してはダメでしょ、するヤツだけが悪いのに。
GPS追尾で駆けつけたものの、真正面から喧嘩を売っても勝てないガタローと畠山くんは、落語好きを活かして『喧嘩長屋』ばりに騒ぎを演出。殺傷沙汰、となればコンパ主催もレイプを中断して顔を出す……てさ。そこでさくら達だけ助けて終わりにせず、ちゃんと警察沙汰にして欲しかったですよ。ぷんぷん。

 さておき、人数あわせの筈の落研でも、得意の話芸で救世主扱いのガタローさん。二度目の学生生活はずいぶん楽しいものになりそうです。
 こんなんで、最終回までに、親離れ子離れが出来るんでしょうか。「お父さんなんて、嫌い!」の回が絶対あるでしょw で、なんだかんだ泣きながらの「ごめんなさい」と仲直りがあるよねw さくらちゃんは恋できる?
 折に触れ回想する、亡き母ガッキーとのデートも胸キュンで(自分はさくらのそんな青春を潰そうとしているのにね)、お父さん層が楽しく見られるドラマなのかも。うちの旦那大喜びです。

 実年齢二十歳の今田美桜ですが、同時期「半沢直樹」では証券会社OLなので新入生には老けて見えちゃう〜。中川大志と、YouTuber戸塚純貴は尚更ですw 

「警視庁ゼロ係(4)」~最終回 ☆☆

 ドリフが3人揃う大サービス……ですがヨボヨボorz(仲本工事=ランニングとはいえ、長T重ね着してもいいよね) 待ち合わせの相手は「へんなおじさん!」と、いない志村まで活用する根性は大したものです。

 前回、縁のあった可愛い女子高生(糸瀬七葉)が神沼に殺され、ショックを受けるゼロ係。でもなんだかんだ、模倣犯と確信。囮捜査で寅三先輩が刺された件も含め、そっちの犯人は……警視総監(篠井英介)の息子と判明しましたよー。桜庭が犬と話せる能力、バイクの色と排気量まで聞き出せて驚異的です!
 その頃神沼(中野裕太)は、冬彦と密会中に警察に狙撃され海に消え、死亡……のわけがなくw その模倣犯をさらって殺そうとしているところを寅三と小田島管理官(斉藤由貴)が確保! ここしばらく管理官が内通者かと疑われていたのですが、それもミスリード。そう、起訴も報道もされない重罪犯を神沼に殺させ&データベースから消していた内通者はなんと!刑事部長前川(吉田栄作)だったのでしたー!

 元はと言えば一人娘を殺されて。法の裁きから漏れた犯人奥寺を拉致したものの手を下しきれなかった前川の代わりに、サクッと『娘がされたように』殺してくれたのが、神沼。以後、いけないタッグを組むようになってしまったそうですが……。そういうことよりも、この場面の華はゼロ係でしたよ! 解散を命じられ、それぞれカレー作るわ量販店でパソコン売るわ占い師になるわ宅急便を配達する側になるわw 好き放題している様にみえた面々が、ちゃんと情報収集してたんですよ! 
 曰く、奥寺のバイト仲間だったカレー屋店長に聞き込み(JK殺しの話までする仲?)、量販店に来たハッカーが証言(警察のデータベース書き換えの依頼者は前川)、占っていた相手は殺されたJKの元同級生(両親が離婚、姓が違うお父さん=前川と会いにいっていた)、宅配係長は前川の元妻と顔見知りになって……。いや、配達人にそこまでw 元夫からの手紙見せるかwとか、そのハッカー逮捕できるよね、とか。そもそも神沼、前川に情報もらう前から知りすぎてたじゃん……と、ツッコミどころは増える一方なんですけどもw 盛り上がれば、もういいよね! そして我らが警視どのが、刑事部長どのに「タメ口、よろしいですか?」と空気を読まないダメだしするのを誰も止められませんよw

 最後はもちろん、ゼロ係の復活が決まり(別シリーズ「カクホの女」より名取裕子のカメオ出演もありw)、また探し物で呼び出される日常に。寅三の昇進試験勉強は、冬彦採点によれば低レベル~お守り係から抜け出せる日は、まだまだ先かもしれません。それまでにシーズン5があるやなしやw 

 他人を催眠状態で操れる神沼、生きたまま獄中に戻っただけですから。「相棒」の朝倉(生瀬勝久)みたいに再登場してもおかしくありませんよね。しかし、本条はサクッと催眠にかかり、小田島は簪で自傷して正気を保ちましたが、寅三先輩は屈せずに神沼を確保!ここ、催眠が効かなかったのか刺された傷がまだ痛かったのか、描写して欲しかったかも~。

「警視庁ゼロ係(4)」~6 ☆☆☆

 これこれ、このしょーもなさこそゼロ係!最高!

 ニセ通報でおびきだされ&サボりに連れションで、無人のゼロ係に侵入者が! そのまま係長と本条を人質に立てこもった犯人(大和田伸也)は、二千万円を要求。孫娘(小島梨里杏)の自殺の真相を知りたいと生配信し、懸賞金二千万円目当てに掲示板に情報が集まりだすのでした。

 この大和田伸也が、若作りというか無理めの犬柄など着ていて異様ですが、それも孫娘セレクトと分かると泣けるじゃないですか。ぐれた事もあるけど、おじいちゃんには優しいいい子。それがキャバ嬢だった、ブランド女、ストーカーだと一見碌でもない過去が暴かれていく様に見え、最期にはそれが全てでっちあげと判明。ストーカーされたと訴えた男が金を巻き上げて殺していました!!!
 怖いですねえ、おじいちゃんが犯罪者にまでならないと、それがわからなかったんですよ、マジ警察無能で困りますねえ。

 小田島管理官(斉藤由貴)があからさまにやる気なく、ハイハイ要求を呑んで届けさせる金の、不足は署長の預金からw いつもの加藤茶の店が大盛況なのは、事件の生配信がみられるから! ←そこに神沼が侵入していたり。神沼が本条に握らせたメモが、ユニコーンの折り紙なところもカッコイイし目を引くし、開いてただの紙にしちゃう警視どのの無神経も合わせ技で一本でした。そうそう、寅三の「タメ口よろしいですか」がなんども不発で、ラストでやーっと言えるのもナイス(正直うるさいので、言いかけるぐらいで充分w) 弥生ちゃん(岸明日香)にまで、爆弾近くにゴミ捨てたという見せ場があってオールスターズ。ほんとイイ仕事してますわ~。
 そして事件解決か、というところでおじいちゃん持病の発作!起爆装置スタート、諦めろと撤退を命じる係長、泣きの涙で従う冬彦、寅三他突入隊の面々。もう駄目だ爆発するーっ という瞬間に現れて時計を止めたのが……冒頭からずっと消えてた桜庭でしたよw 「え、何かありましたん?」ってw あの大騒ぎの間ずっと横で寝てたとは、 さすが係長が通販で買った安眠枕、眠りが深い! 

 5話の女装子さんたちとヤクザの出入りもそうですが、話を複雑にしようと関係なさそうなことをごちゃごちゃ並べるこのドラマの癖を、逆手に取られましたよw そうだ桜庭眠そうだったし、後から行くと言ってた居酒屋にいなかったけど、別にいなくても気にして無かったー /(^^)/


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