ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

弟の夫

「2018年冬ドラマの総括」

桜も咲いて世は春めいて、今年も冬ドラマが終わります。あと「モブサイコ100」最終回を残すのみw

今週は暇…なわけではありませんが、うっかり記事のタグ整理にはまってしまいました。日頃からアパウトなもので、記事のタイトル間違えてたり俳優さんの名前の一字違い、旧字違いがつもりつもって14年分w 確認作業のついでに「え、この人ここに出てた!」と、端役出演を見つけちゃって追加したり。 やっぱり暇なのかも(^^;;;)

さて冬ドラマ、最終回まで見たのは「アンナチュラル」「きみが心に棲みついた」「隣の家族は青く見える」「99.9 刑事専門弁護士(2)」NHK「女子的生活」「弟の夫」でした
「BG 身辺警護人」は中盤リタイアしましたねえ。「anone」は辛くなってしまい録画を残しつつ最終回だけ見るという変則鑑賞(^^;;;) 今は論評は控えておきます。

というわけで今期のじゃすみんランキング☆

1位 「アンナチュラル」後世に残る名作! 主題歌もたまらん好き。中堂さん!

3位 「きみが心に棲みついた」 新境地サイコホラーコメディ開拓w
   「隣の家族は青く見える」 幸せの形は人それぞれ。
   「女子的生活」      同上
   「弟の夫」        同上

7位 「99.9 刑事専門弁護士(2)」それなりに。
8位 「モブサイコ100」   アニメを超えず(^^;;;)

いやあもう「アンナチュラル」が神でした。一人一人が愛しく、主題歌にも泣かされ、解剖率の実態に社会を憂うという。

「きみが心に棲みついた」は楽しんだけれど、見返して何度も楽しむものではない系。ヒロインと恋人が最後に結ばれて、これほど祝福し難いラブストーリーも珍しいです(^^;;;) 向井理の爽やかクズは当たり役でしたね
その他3位3作はどれもLGBT含み、笑い者の様に登場させるのでない役が増えてきて、そういう姿勢で描かれたドラマは大抵見応えがあります。

主演女優賞 志尊淳 「女子的生活」みき みきが女装でなく女子に見えないと始まらない
          (「帝一の国」見ちゃって、ほぼ一緒じゃんとは思いましたがw)
主演男優賞 松山ケンイチ「隣の家族は青くみえる」大器 愛すべき夫!
          「セクシーボイスアンドロボ」のロボが生活力あったらこうかとw
助演女優賞 該当なし
助演男優賞 井浦新「アンナチュラル」中堂系 嫌われ者がどんどんと愛しくなるマジック
   次点 波岡一喜「モブサイコ100」霊幻新隆 彼の機転が毎回楽しみです。

新人賞「弟の夫」把瑠都 素晴らしい唯一無二のマイクでした!

衣裳賞 「anone」 亜乃音さんの服が毎回可愛くて、ハリカのボーイッシュな服もナイスでしたよ。

さあ4月からのドラマも楽しみです! 

「弟の夫」1 ☆☆☆☆

まずタイトルが秀逸。
たった3文字にして「ん?」と二度見せざるを得ない違和感w そして原作を活かしたキャスティング最高でした。

カナダで同性婚をしていた弟リョウジ(佐藤隆太)が死亡。
双子の兄弥一(佐藤隆太二役w)は複雑な想いで葬式にも行けず、弟の「夫」だというマイク(把瑠都)の訪問を前に落ち着かずにいた。

ドラマは、まだ幼さの残るリョウジ少年のカミングアウトの場面から始まるんですよね。いつも通りのサッカー遊びの最中、オレ彼女ができたぞ羨ましいだろーってな兄弥一に我慢できずに
「僕はゲイだ」
と宣言して走り去ったことで気まずさが生まれ、以来ろくに話もせずに今日まで……。
確かにいきなり「夫」に訪ねてこられてもさぞ気まずいでしょうが、天の助けで弥一には小学生の娘カナちゃんがいるんですよ!天真爛漫なカナちゃん可愛い~。
「カナちゃんのお父さんの弟の、旦那さんだから叔父さん」
という、タイトル同様に途中から性別がねじれた説明に疑問符いっぱいw でも「親戚」と納得したらもう全力でなついてくれますw 男同士の結婚に
「そんなこと出来るの~?」
と素直に驚けば「出来ます」とマイク「出来ないよ!」と弥一w 
カナダでは男同士でも女同士でも結婚して、子供ももてるのね(余談ですが、海外生殖医療に興味持って調べた時に企業は需用頭打ちの高齢者不妊者から高所得同性婚者をビジネスターゲットに移してきていて驚きましたよ)
また、大人はきっと思っても口に出来ない質問が
「どっちがお嫁さんなの?」
これはどっちも旦那さん、ハズバンド同士なんだそうですよ。なるほど。

風呂場で鉢合わせたマイクの裸体にあせる弥一。弟がこいつに抱かれていたなんて……て胸中複雑なわけですが、対等にハズバンドなら逆の可能性も…   ←と、つい下世話になりがちな思考も、清涼剤カナちゃんで中和w 焦点はそこじゃない、愛と家族の話なんですってば。

畳に布団で寝られて嬉しい、と明るく振る舞うマイクですが、まだリョウジを亡くしてたったひと月。亡きリョウジの部屋では人目を偲び床を撫でながら泣き。行きたい場所は観光地でなく、リョウジから聞いた近所の遊び場ばかり。カナちゃんと遊び、酔って帰れば瓜二つな弥一を抱きしめて泣き崩れる様子に、弥一もマイクをお客様でなく、弟を愛してくれた家族として受け入れ出すのです。

しかし弥一は大人ですから、ご近所の人にマイクを誰かと問われれば
「弟の、友達です」
と答えるのですが。カナちゃんは、まっすぐにマイクを受け入れた分、お友達にもそのまんま紹介しちゃってますよね。男同士で結婚したの!ってw その辺の揉め事は次回以降に。

弥一の元妻(カナの母:中村ゆり)も来て、ちょっとホテルで休憩したりしてw 家族にはいろんな形があるんですね。 

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