そこで舘ひろしか! ←正直存在を忘れてたw
毎週楽しく見てました。無茶振りオーナー(石原さとみ)が可愛くも厚かましく、振り回される従業員が可哀想。特に有能な伊達くん(福士蒼汰)が。でも伊達母(財前直見)が登場したらオーナーそっくりでw こき使われる運命なのかと笑いつつ更に不憫にw
って、原作も読んでたはずなのにさっぱり覚えてませんでしたね。毎回楽しめて、特に何か書くほどのことも不満もないドラマ。群像劇でもあるので、変に仕掛けや伏線張りまくってごちゃごちゃするより、このぐらいシンプルな話の方が見やすいよね。それでいて、伊達父が『最初からずっと一緒にいました』となった時には、ちょっと背中や手だけでも映ってないか思わず見返したものねw そこも原作通りなんだから、本当にこのドラマの面白さって原作通りなのでしょう。
人里離れた立地で墓地の横でも、牡丹が綺麗だから……もといオーナーの自宅マンションから近いからw ここがいい!と始めたレストラン「ロワン・ディシー」 チラシを配っては客層が悪くなったり、現代風にSNS人気を狙ってみたり、従業員は集客に苦労してましたけど。いつの間にか往年の名女優や漫画家がお忍びで常連になっていたのは、その隠れ家感がきっと良かったんでしょうねえ。
てなわけで、適当なリクルートで寄せ集まった面々が、対オーナーで結束を深めていきw 店も軌道にのり。
でもオーナーは、作家と判明したからってなーんにも変わらず!とにかくワガママで、自分が飲み食いしたい欲が優先でw 他人の指図は正しくても聞く耳もたない!という困ったちゃんなのは徹頭徹尾同じ。なので最終回、
「オーナーも、負けるんですね」
の一言で、乗り気でハンコ押すはずだった移転契約を『これは断る!』と思えるしw かといって、代案の『和菓子カフェに変身☆』では、酒飲んで肉くいたいオーナーが我慢できないのも見えてたしw
結局、やっぱり店を売り払って出て行く…と決めたところでの落雷、店舗炎上。なんと悪運の強い、となりながらも契約書を自ら破り捨て、何千万円かをチャラにして去っていくんだからカッコイイよね~(でも、もらっておけばよかった~って後で絶対騒いでるはずw)
そしてオーナーを失った愉快な面々は、両親がジンバブエに去った伊達くんの実家でレストランを始め……別の場所に移り、更に別の場所に移り……その間に資格爺さん(岸部一徳)は、ソムリエ試験に合格したんでしょうかw 店長(勝村政信)と伊達くんも? シェフ(段田安則)の塩の量はw そしてあの公私に境のないアーパー川合くん(志尊淳)は成長したのかな。 そしてついに、新しい「ロワン・ディシー」にオーナーが訪れてくれたらしいラスト。伊達くんは福士蒼汰から舘ひろしに成長していたのでした~w
「チャンネルはそのまま!」からの流れで楽しんだ「Heaven?」、次は「おたんこナース」もドラマ化?その勢いで「動物のお医者さん」もまた忠実に作り直してくれないかな(他になかったかと調べて、案外寡作だったと知りました。調べ物が多いからかな……。