理恵子さま~!色気!色気漏れすぎよ!
離婚届に署名をもらって祝杯。そんな事情を、息子との電話でマスターも漏れ聞いてしまう設定でしてね、ずっと籠の鳥でこんな店には詳しくないの、と少し不安そうな彼女にもちろん優しく振る舞うマスター。いやもう「抱いてください」なんて言わずとも、始まって3分でもうそんな空気が満ち満ちていましてw 寄り添って祝杯、指輪を外して、手を握って、もたれかかって。どの節目でももう触れなば落ちん。いや落ちてるのはマスターの方?でもずっと「他のお客さんがいない間だけ」「偶々2人きりだから」と仕事のスタンスを保とうとするマスターにやきもきでしたよ~。
いい台詞でカエルとかわずを噛んでみたりw、シェーカーを取り落としたり(こっちはマジでしたねw)するのもご愛嬌!
おなじみの決め台詞でカットがかかって、ホッとしてしまいましたよ。息を詰めて見てたからw
泣いたり騒いだり着替えたりする必要ないんですねえ。理恵子さまだったらもう、離婚の件すらなく、ただ黙って飲んでいるだけで十分だったかも(^^lllllll) 美人女優の貫禄を見せつけられました!しかもお二人、普段はケラケラと仲良しなんだとか。そんな人相手によくもしっとり甘えられるものですw 今期は「まだ結婚できない男」でのキツイ妹役と、色気抜きの役も見ているだけに圧巻でした!
あ、カクテルはメリーウィドウ陽気な未亡人w
山本耕史
まさかの熱唱w
今回やってきたのは、目の周り真っ黒赤髪革ジャンのパンクロッカーの女(岡本玲)!
やってられない、と不貞腐れているその心は。事務所にふわっとした恋の歌をごり押しされて路線変更しないならクビ! しかし「見てこれ」と歌詞を渡されたマスター、ギターかき鳴らし即興で歌い出しましたw
♪数えきれない♪ 写真と履歴 How to 消去♪
うわー耳に残る~。そ、そうか山本耕史ってバンドもするんでした。なんの衒いもなくコンサートみたいに、はい僕の後について歌って♪とコール&レスポンスまでw 自然と距離も近づいて、パンクにカウンターに座り込んで喫煙の彼女から不意打ちキスもあり(><)楽しかったですけど。パンクメイクで見た目のインパクトを狙ったんだろう岡本玲、マスターがまんまと歌ってくれなかったら、自分で歌う覚悟はありましたかw それとも、相手の得意技に寄せてご機嫌にさせる作戦だったなら大した策士です!
で、事務所が準備した可愛げニットを、不満顔で鞄から出して見せてくる彼女。
今のままの自分を、その悩みごと歌にすればと勧めるマスターに「でも変わらなきゃ」と。はいお着替え~元アイドルの制服姿と一緒よね。 しかもメイクも普通に直してご登場、待たされてたマスターからツッコミと、めっちゃ可愛いじゃんと心の声入りましたw そこからは、もうマスターお得意ポエム責め、BGMにギター掻き鳴らすだけでなく、なんと生まれ変わった気持ちで云々を綺麗なメロディで歌い上げられてw 仕上げにカクテル差し出されたら、もうね。
「今日、私のこと、抱いてくれませんか」
はい、言えた~w
いやあ名曲いっぱい誕生。途中、2人でデビューしましょうとマスターが言い出して「そうくる?」と岡本玲が笑っちゃってるの、こっちも一緒に笑っちゃいましたよ。岡本玲がんばりました。
来週は三浦理恵子。こういうベテランは変装も仕込みもなしに直球豪腕勝負かな? いやあ楽しみですw
恐るべし松本まりか! でもスッと洗脳を解き出す山本耕史も、この人が騙す側にいったら大勢イチコロだろうなと怖くなりますよ。
アロマオイルを売る女(松本まりか)
大荷物で入店するなり、ドアに挟まる、こけるw 化粧っ気も薄いメガネちゃんで、ああドジっ子なのねえと生暖かい気持ちで見始めたのですが、そのうちアロマオイルを取り出したら! え、宇宙? そして脱衣!
腕や手のひらでお試しじゃないんですねえ。首から肩から塗りますからと、あっという間にマスターを脱がせて、密着でサワサワw 10万円なのに
「買います!安い!」
と悲鳴をあげるマスターw ほぼ風俗だそうですw しかも反省会で女優さん曰く、買わない予測でいたので困ったとw
で、さすがに服を着たら落ちついたマスター。売れたと一旦喜んだ彼女を悲しませるのは本意じゃないけどやはり買えない、「高ーい!」 いやついさっき安いってw
困る、売れないと、となる彼女に、騙されている、原価も安いはず云々と理詰めで行ったかと思いきや「箱を閉めて」←今までの自分もしまってしまおう、という逆マインドコントロールをサクサクと進行。もうすっかり言いなりになった彼女の
「抱いてください」
は、なんだか自然でしたよ~。
過去を設定しすぎると、説明ゼリフが増えます。マスターに勘違いされることもあり。でも売り物の説明なら当然で、それが浄水器でなくアロマオイルって人物紹介にもなり、スピリチュアル強すぎる説明で怪しさドン!(脱がせて距離も詰めw)高額すぎてさらにドン! 松本まりかの薄い肩と相まって、このマスターなら守ってやろうと説教しますよねえ。
あの手この手、誘惑のタネが尽きずに驚いています。 そろそろひたすら黙ってる客、現れないかなw
血まみれ登場!警察沙汰!
なんと恋人を刺してきた、殺してしまったと半狂乱の女を演じる中村ゆりか。みんな色々考えるものですねえ。もし万が一設定が似てしまったら、それはスタッフさん教えてくれるのかな(^^;;;;)
そして迎える山本耕史マスター。まずはお客様の怪我を気遣いながらも、他人の血かと察した辺りからは刺激しない様に恐る恐るw こういう瞬発力、さすがですよねえ。途中、警察から電話もかかってきちゃったりして←これは中村ゆりか側から仕込んであった?
貢いでた男に裏切られたと、打ち明け話(せっかく設定考えたんだもんね!)をしながら心の距離を詰め、自首する前に、抱いて!と持ち込む計画だったろう中村を遮って
「罪を償ったら、いつでも戻ってきて」
と美しく収めてしまうマスター。下にはもう警察の車が待ってますって。一枚上手で、決め台詞を言わせてもらえずに終わってしまいましたw (え、待って、下?このバー、ビルの上階にあるの? ずぶ濡れや血まみれで飛び込んで来るんだから出てすぐ外だとばかりw)
開いたドアから一歩出かけて振り向いた時、抱きついて最後のキスぐらいあっても良かったけど。多分戸惑っていたんだろう間に、仕草でまた促されて退出w まあこういう回もあっていいよね。
口止め料も受け取らない、正しい大人なマスター。特に若い子相手には、説教しがちかなw
100人斬りの女!
わざとスマホを店に忘れて、終電がなくなる頃に店に現れる女w 一緒に店に来ていた男は、ふってきたらしいです。 だってマスターの匂いがドンピシャで、もう抱かれたくてたまらなかったから! うわー、ゆるふわ可愛い筧美和子なのに、ど直球で来ましたよ!
「100人目になって」
とまで言われても、一応自分の勘違いかなと応対するマスター。セックスのことですよ!とあっさり言われて動揺w カウンター内に入ってきた彼女に、抱きつかれ首元の匂いまで嗅がれてまた動揺ですが「大事なところ」が鼻の匂いだったのには「そこなんだ」とw 視聴者も思いましたよ、思わせぶりにw
で、ほぼ来るもの拒まずのマスターですから、尺足りないけどこのまま押し倒されるのか?と思いきや。彼女をカウンターの外に戻して説教開始です!
この人!と思った、と言われても。感覚がいかにあてにならないかを教える、とミニゲーム。目をつぶったまま、組んだ指にあたる箸の本数を当てるという普通は距離を縮めるためにすることを、反対の意図ですることってあるんだw 案の定、本数を外した彼女に勝利宣言。自分を大事にしなさい、ですってよー! ヒューヒュー!
断られることなんてなかっただろう彼女が、べそかいて記録帳も人数もどうでもいいからと
「抱いてください」
と頼んだところでカーット!
なかなか面白い流れでしたね。一度はお断りしたマスターも、これじゃやっぱり抱いちゃうのかも(^^;;;;;;;) 家に帰って、ぶチューっといく夢をきっと見ると山本耕史w 奥さんに怒られるぞー。
今回はMEGUMI。
強烈な印象を残したい、と『元男の同級生』設定にw 微妙に男らしい写真の免許証まで用意してましたよ! こ、この辺の発想は、小料理屋版で怖すぎる顔を整形した回に通じるところがあるかも。それとも、設定が相手に伝わりづらいところは飼い犬の生まれ変わりの回? とにかく、自分の魅力を最大限に引き出すシチェーションを考えるのでなく、物語から固めた他人で勝負するって、案外自信がないのかなあ? それとも、この仕事をバラエティと思うか芝居と思うかの差?
近所の店に勤めてるの、と既にベロベロでご陽気に現れたMEGUMI。マスターにも振舞って乾杯~! からの、トイレに駆け込んでゲロゲーロw 掃除用具を手に、様子を伺うマスターが
「めんどくせえ客」
と独白w 今まで出さなかった顔を引き出したかも?
しかしその後の「覚えてる?」から始まる応酬は、手探りすぎるー!
同級生、と了解したマスターがとっさに「メッちゃん」と呼ぶも、苦笑で「え、そんな呼ばれ方覚えがないw」とMEGUMI。そのお返しか、MEGUMIが合わせてきた「コッちゃん」呼びはマスターが「覚えがない」w MEGUMIも、もっと男同士っぽい呼ばれ方が欲しかったなら自分から言わなきゃだよね。
何しろマスターは整形想定で「変わったけど、分かる」路線。確かに綺麗になったけど、昔から片鱗はあったよね、と褒めてくるんです。整形や豊胸ならそれ正解、そして元男でも、当時からちょっと分かりつつ友達だったし現在を受け入れてる大正解なんでしょう。「あの頃から、そう思っててくれたんだ嬉しい」と涙ぐむメッちゃんですが、想定では、免許証バーンで即元男と分かって「全然違う」と言って欲しかったらしいです。
だったら免許証は権三郎名義、いや高校球児の合成写真で行くべきだったのではー。
そして告白。
男のままでは好きになってもらえない、とコッちゃんのためにフル改造し、居るのを知ってて近所に勤め、満を持しての今日で、彼女もいないなら付き合って、だそうですよ。
「正直、イケる」
と間口の広いマスター。いやこの人、お直しせずとも言い寄られたら抱けるんじゃありません? 何なら高校球児のままでもw
だんだんと逆に、このマスターが無理無理抱けないとなるシチェーションの方が気になってきましたw
セーラー服にお着替えか!
今回は元乃木坂の若月佑美。ごめん知らないわ。
しかし本人もそこを生かして「元アイドル歌手」設定のサングラスで入店。昔からのファン相手にひと仕事してきて疲れたわ…と素顔を晒して
『ごめんなさい、分かりません』
とバーテン山本耕史に言わせる想定でいたそうですが、なんと
「若月佑美さんでしょ」
と名前呼ばれて、顔だして大丈夫ですかと売れっ子想定な気遣いまでされて。惚れてまうやろーw
で、恋愛経験ゼロ設定で押してきますよ。そしてもう30才なのにセーラー服でお仕事…という流れからの、お着替えw またか!女性が着替えて出てくるのってドキドキするだろうという作戦ですかね? さておき、前回の浮気相談、セックスレス相談と経験豊富をチラつかせた高橋メアリージュンと対極に、未成熟を前面に打ち出した若月さん。男はそれが好きなのだと確信しているのだとしたら…なんというか…アイドル稼業、業が深いですね。
そして芝居の稽古に付き合わされるバーテンさんw 暇なのかw
高校生カップルが、告白してあすなろ抱き~w ここから決め台詞「抱いて」になだれ込むのかと思いきや(それでも唐突なのに)せっかく出ていたカウンター内にマスターがまた戻ったところでの
「抱いてくれませんか」
いやこれ無理w 淡々と色気ない相談して、他の客来るかもしれないのに小芝居させられて、やっと終わってそんな…って、山本耕史はオッケーなのかーいw バーにセーラー服という禁断の衣装がもうエロいそうです。意味不明orz
しかし反省会で面白かったのは、お着替え時のミス発覚。
なんと小芝居用の台本を用意してたのに、トイレに忘れたのだとか。セーラー服を相手に、山本耕史も高校生になりきり芝居をしていましたが、本来は実年齢を活かして先生と生徒設定だったのだとか。それが必殺技と思ったところも、元アイドルとして業が…(^^;;;) でも嫁が堀北真希の彼は、年齢差気にしてないでしょうからねー。同級生設定の告白ごっこで全然いけて結果オーライだったのかも。
興味ないかと観せてなかった旦那が、意外や面白がって見ていますw 私も作戦から透けて見える何かが楽しくなって来ましたよ!次はMEGUMIですって。どうなりますか。
逆に、菊川怜の小料理屋に山本耕史がきて口説いてたら、どうなっていたんでしょうね。お付き合い抜きでプロポーズなどと嫁に使った手は封印かなw
ちょっと落ち着こうか、ふたりとも(^^;;;;;)
場面は店内限定の即興劇。菊川怜が小料理屋の女将さんだったシリーズ「役者ダマしい 女将に愛の告白を」(弊レビューこちら)の男女逆版ですね。
山本耕史が一人でシェイカーを振る店に訪れるゲスト女優は、各自で設定やキャラを準備して「抱いてください」と言わねばならない!しかし番組オープニングからもう山本耕史は脱ぎまくり絡みまくりw 「抱いて」ウェルカム状態なんですよー。それって入れ食いじゃん。さてハラハラ出来るのかな、これ?
そして初回は高橋メアリージュン。
ボロボロに傷ついた女性を演じる…との心意気で、なんと ずぶ濡れ で登場ですよ!白いシャツが透けてる……グハッ
慌てて手元のタオルを渡すバーテン耕史、それコップ拭いてた布じゃw 冷房を切る心遣いはいいですね。しかしメアリージュンはグイグイと着替えを要求してきます! ベストを…と提案したのに、その下の白シャツを欲しがる!「nakedになっちゃいますけど」と確認を取りながら(そりゃ、店内に二人きりで脱ぐのはdangerous)なぜか一旦正面向いて見事な胸筋腹筋をアピールw 脱ぎたいんだろ!(反省会によれば、ピンマイク無しで撮影開始。初回なので、山本氏はこのドラマはそうなのかと思ってたそうですが、完全に脱がせる算段ついてましたねw) その後はずっと裸ベスト、むっちり上腕二頭筋が際立つワイルドすぎちゃんスタイルでした。
さて渡されたまだ暖かいシャツを、流石にトイレ設定の奥で着替えてきたメアリージュン。その後もテンション高く
「浮気されちゃって!」
と発見の様子を事細かに話し出した挙句に私とはレスだったの、と聞かれてもいないのにグイグイですよ。そしてお決まりの
「私って魅力ないのかな」
そりゃ否定以外の返事がないよずるいよ。でも、客としてカウンター越しの対応だと限界がありますよね。前作でもそこは結構ネックでした。それをあっさり越えさせちゃうテク!
「新しい彼でーす」
と、浮気男に送りつけてやるから一緒に写って、とお願いしたらそりゃ出てきます。寄り添いますよ。顔も寄せますよ。そのついでに女からキスしても、ラブラブ設定で動画映ってる最中なのだから受け入れちゃう(^^;;;;) なんちゅうこっちゃ。おそるべしメアリージュン。
そしてまたカウンター内に戻った彼に、身を乗り出して
「抱いてください」
と口にしたところで、ハイカットー! バーテン氏の反応は描かないんだw 男女逆の場合はもう、断るわけないって調子なんだよね。ちょいムカつきます。
菊川怜の女将だって、このメアリージュンメソッドで、ずぶ濡れで入店されたら駆け寄って拭いたでしょうし。脱いだ色男がしんみりと、浮気を目撃で飛び出てきた…俺って魅力ないのかな、ときたら慰めてくれたかもしれないのにね?男性陣変なアイディアが多すぎましたよね。犬の生まれ変わりだとか虫眼鏡持って探偵です!とかw (もう一度弊レビューこちら ^^;;;;)
しかし 次回予告でもカウンター出て抱きしめてました。こりゃバーテン氏ホイホイ出るんだねorz
私生活では妻一筋、侍のようでありたい、と語りつつ。「抱いてください」と言われたら嬉しくなっちゃうと山本耕史。サービストークだとしてもさ。堀北真希の顔がチラチラしちゃいますよ、大丈夫ですか?
げ、アウティング(^^;;;;)
全力好意だから困るわけで。佳代子家には一度しっかり、職場でも内緒だし、他所で自分をゲイだと話題にするのはやめてくださいと言うべきw
久しぶりに帰省するシロさん。
背筋がすっと伸びたご母堂(梶芽衣子:目つきの鋭さは母譲りw)からは
「お前がゲイでも、犯罪者でも」
ととんでもない並べ方で母の覚悟を語られてw 父(志賀廣太郎)はフォローしてくれるかと思いきや
「で、どんな女ならイケるんだ」
と別方向に理解がないw 親ってこんなものですかねえ。
例によって野菜分け分けしてる主婦佳代子さんは、普通に接していられるのは「他人だから」だと言いますが。私は息子がパートナーと幸せに暮らしているのなら、それでいいけどなあ。逆に異性婚だとしても喧嘩ばっかりで荒んだ暮らしされたら、そっちの方が嫌じゃないですか。想像だから言えるのかなあ。
で、ケンジには実家の愚痴を飲み込んだシロさんでしたが。その理由が苦労をかけまいor傷つけまい、と思いやり由来だとしても、言ってもらえないってやはりケンジを傷つけるのでは。ラスト、いつか家族の話をしたいと頼むシロさんに、ケンジはむせび泣いて二つ返事だったじゃないですか……。
でもシロさん、隠し事してるよね。ジルベールが恋人wの小日向さん(山本耕史)と知り合った事。
いきなり「この人もゲイなんだよ!」と紹介される無遠慮wしかし、佳代子さん夫の知るゲイサンプルがシロさんと小日向さん(山本耕史)なら、そりゃ、ゲイってイケメンって話になるねと納得w そして「いつか食事にでも」と、真顔でふるふると連絡先交換をする二人w ね、これを内緒にしちゃうのはかなり浮気心ですよ……。
シロさんが作るお弁当が、ただの白いタッパーに入ってるのぞんざいで笑うw
茶々……恐ろしい娘。
千利休への言いがかり、山門の上に自分の像を置いて不遜とはあまりに有名な話ですが、まさかその遠因が茶々の助言だったとは。千利休を茶々が慕っていたなんて初めて聞きましたよ。
落首の時のように秀吉が率先して利休を責めているのかと思いきや、鶴松の病状悪化でそれどころではない様子なのも、今までみたことのない利休問題でした。 桂文枝が商人利休を好演(一度寄進で出した金、無駄とわかると引っ込めるとかw)
そして幼い鶴松をついに亡くし、いつもの厨二な決め台詞
「大事な人はみな死んでしまう……」
後の虚無をかなぐり捨ててついに号泣する茶々は可哀想で、このエピソードだけ描くのならもう厄は落ちたでしょうにね。赤子の生死、父をはじめとする一族の武運だなんて、実際は小娘一人には如何ともしがたいものだった……となりそうなものなのに、キリにまではっきりと茶々の呪いを疑わせる様子からは、まだまだ続くんですねえ(この場合恐ろしいのはキリなのか?)
鶴松に薬を作るが失敗続き…のお笑い部隊は、笑えませんでした。危篤だったがギリ持ち直した相手にならまだしも、子供の死をいじっちゃいけませんよね。もっとも、あのタイミングで飲ませてすぐ死なれたら、毒殺だったことにされそう。真田はそれほどに病状を知らなかったという描写と思って…うーん。ねね殿の説教
『おみゃーさんが罪もない人にあたってきたバチがあたった』
も同様。医療陣が八つ当たりで手打ちにならない予防線とはいえ、本当に亡くなりそうな時に追い打ちだなんてorz その点、良いことを口にしましょうと、鶴松の元服名や嫁候補など、成長後を思い描かせる信繁は優しかったです。 そして同じ将来のこととはいえ、生きてるうちから葬儀の準備に入る三成は有能すぎ(^^;;;) 算段はそりゃ必要ですけどね。水ごりに来ても、暑かっただけちゃうかと合理的に思ってしまうよー。
そんなわけで「真田丸」ずーっと見てはいますが、久しぶりの感想でした。
魔法少女陣羽織だっさーwとか。真田の風車は鳥の羽で作るのかなるほど!とか(紙は高価ですものね) 大阪城に響く蝉の声が、クマゼミ一辺倒の現代大阪とは違いミンミンゼミにツクツクホーシまでとりどり居て、なんて自然が豊かなんでしょう、とかw つらつら余計なこと考えながら楽しんでおります。
そうそう、忘れそうだったヒゲの兄上!
愛妻と再会を果たされてラブラブハッピー。「踵のひび割れ」でちょっと戻ってた記憶が、愛しい旦那のヒゲ面で完全に戻りお揃いの匂い袋を並べて大団円でしたよ。うん。
話の中心にいた時には「踵」で、見事ちゃんと思い出して伏線並べまくりの時には脇エピとしてセリフに回想シーンつけるだけって。もやっとしつつも、ここで大阪にいない松をクローズアップで泣かせても物語進まないし、信繁にも物語にも利休の鉛の方が兄上より大事大事、と納得ではあります。
姉上が?
室賀ロスながら大阪編も観ています。
小日向秀吉に気に入られた信繁が、秀吉や三成に振り回されていやあ大変。特に書状がね、信繁から真田へも、兄から信繁へも、どんなにこっそり送っても必ず気づかれては三成に取り上げられてる愉快w また、秀吉がお気に入りの茶々に気に入られてしまうのもね、いままでに懸想を疑われた男達のように消されないかとビクビクとかw
そうそうその茶々の手前、キリといい仲かも~と匂わせておいたらキリに喜ばれてしまいましたよ。会えば喧嘩ばかりからどう側室に持ち込むのかと思っていたら、こういう勘違いから外堀が埋まっていってしまうのでしょうかw
ところで、身を投げた後生きてはいるのを見せたままドラマから消えていた松。記憶喪失でしたか?でもそれなら、自分を知っている人が出てきたらいろいろ聞きたいものじゃないかと。違う身の上を吹き込まれてすっかり信じているのか、忘れたふりなのか? 愛しの旦那さまが出てきたら治るんだよね?
秀吉と家康の密会&事前打ち合わせ、家康に嫁いでいる秀吉妹の笑顔!そしてやっぱり、策なんてないじゃーんな父昌幸と、いろいろ笑どころもありつつ信繁の眉間のシワは多めで続いています。
愛菜ちゃんの演技力が仇に。もっと可愛く怒ろうよ。
4児に囲まれ危篤の妻の、臨終に立ち会わず屋上でサックス吹いてたパパ(山本耕史)
それだけでも既にとんでもなかったのに、半年後なんと新しいママをアメリカから連れ帰ってきます。ラスベガスでスピード婚w
居間の金髪さんがママだと言われた子供たちもびっくりですが、アリス(シャーロット・ケイト・フォックス)だって4人も子供いることも、妻との死別&たった半年前だったことも、全部初耳で大パニック。
「だって聞かなかったから☆」
じゃないよ!これはアリスだって被害者ですよね。なのに、しっかり者の長女さくら(芦田愛菜)がドスのきいた声で怒る怒る。尻軽だ、どーせ鳴り物で落ちたんだろう、とまあ古めの語彙の豊富なこと。
家族構成、年収、その他、何も知らずに結婚しちゃダメだろうとは実に正論で、母代わりに一家を仕切る可哀想なさくらちゃんが怒るのももっともな筈なのですが……なんだろう、ちっともさくらを応援できない。むしろ黙っててほしい。
眠る兄弟を叩き起こしてグチグチと作戦会議、祖父(橋爪功)を介護で脅して味方につける……してることが陰湿なのに加えて、聞き苦しいんですよねえ。取り乱して責めているんでなく、怒ってるw 名女優愛菜ちゃんは、そこできっちり怒気を声に出すもんだから威圧的で不愉快なのでは。視聴率が悪かったそうですが、納得。楽しい日曜に、なんで延々と怒鳴り声を聞きたいかな。
あとナレーションが蛇足です。
『癒えない傷はない』って半年でw パパの独白で言わせるならまだ意味がわかりますが……。
そんなわけで、一度は心折れアメリカに帰りかけたアリスでしたが、パパの説得で居場所を作ろうと戻ってきます。
まずは料理対決!
肉じゃがvsタコスは引き分け~ キッチンは半々で使えることに。
こんな風にだんだんと折り合いをつけ、歩み寄り、最後は本当の家族になっていくんだろうなあ(途中で死んだりしなければ)とは思いますが、そこまで怒鳴り声を我慢し続けるのも辛いかなあ。
叔母の松下由樹と旦那の浮気騒動は必要だったのかしらん。祖父も叔母も、大人がなにも言わないからさくらが吠えなきゃならないわけで。後半に亡き母の弟(塚本高史)が駆けつけてダメパパを叱ってくれてやっとスッキリ。
「好きです!」
って、浅井にラブかとギョッとしちゃったけど勿論そんなことはなくw 冷めた女が一人、職場の神楽村を大好きになって独り立ち。旅人浅井は去っていくのでした。
いい最終回でした。でも録画を溜めてしまっていたのも事実(^^;;;)
滝壺レストラン大絶賛の次の回で「虫がいてイヤ」とかw 意見様々は当然ですが、とびとびの放映でぶれぶれなことされると戸惑いますよね。まあ間が空いたことで逆に、急展開度もごまかせたので狙い通りだったのかも?
ずーっと廃村を狙い暗躍してた市長の心変わりで産廃処理場の計画は白紙に。風評被害も収まって、やーっと神楽村にも落ち着いた日々が……と思いきや、内閣府国家戦略特別管理官だとか大仰な肩書きの役人桜庭さん(西村雅彦)が。
そりゃ浅井の手作り村おこしはいろいろ危うくて、お見合い作戦でも川で溺れかけたし、洞窟探検で崩落ごっこは洒落にならないし(^^;;;) 一度専門家にきっちり診てもらう必要は絶対ありましたけどねー。成功した結果だけ横からさらわれるのはイヤンですよね。
国の助成金をあてにした道路整備、クーラーのきいた新しい直販所、人任せになっていく村人たち……。
もう浅井さん要らないのかも、となったところで、なんと助成金おりず(><)工事途中でほったらかされた土砂の山をみたら、もうがっくりきちゃうよね。ところがやんちゃな浅井&村人&村役場の愉快な面々は、じゃあ自分で片付けよう!と立ち上がってしまうのでしたー!
いやあ重機一発で済むんだから、泥まみれで無茶しなくても。とツッコミいれたいところですけどね。みんなが自然に力を合わせ、立ち上がる様子にはやっぱり、嬉しくなっちゃいました。今までしたきたアレコレだって、実はこの山盛りの土砂と同じぐらいの障壁で、結局みんなで乗り越えてきたんだもんね。これが、最初っから企業が来て村おこしを『してもらった』人達だったら、肩を落として家に帰って終わりだったのでしょう。
『環境が人を変える』と言う桜庭に、『人が環境を変える』のだと説く浅井。
まずシェフが居て、滝壺と山菜とソムリエおばあちゃん達が居たから滝壺レストランが出来たのであって、どこの限界集落にでもレストラン作ればいいってものじゃない、これはマニュアル通りには進まないものですよね……。
そして大臣承認で大演説。現場だけでも会議だけでもない、不可能を可能にする男浅井の真骨頂でした。
最終回直前から投入された西村さん、浅井の賛同者でナポレオン好きw そして笑顔が素敵(><)何か悪巧みのラスボスかと思いきや、実直にお仕事してるおじさんでしたw 国の動向を読み誤っての失策を、浅井がフォローした形になったのかな。
この先も浅井と山本耕史と手を組んで、日本中の限界集落を豊かにしていってくれたらいいですね。そして麻生久美子の弟は就職できるのか!←ここを解決せずに最終回終わるとは思いませんでしたー(^^;;;) 浅井さんと一緒に地の果て行っておいでよ、若者よ!
美の基準って様々ですが。
キヨトでいいなら犀川先生でもいいんじゃ…あ、でも型じゃなく殺す瞬間を楽しむには性的なものも含め女性がいいのかな。
そんなわけで、意識なく殺人鬼の手の中にいる萌絵を前に淡々と、絶叫するでもなく
『ボクが代わりじゃどうかな』
と、自分が代わりに殺されることを提案する犀川先生。斬新。却下されると、萌絵を殺すならお前を殺すと。
日頃の萌絵のラブアタックはひらりとかわすくせに、もっと根本的なところで激しく愛しているんですね!それを萌絵ちゃん本人にちゃんと言ってあげればいいのに……いやでも家族愛に近いなら逆に絶望的かなw
7話でコスプレ、8話で謎解き。
頭部のない遺体だなんて、こういう推理物では使用目的があるに決まってるので型を取りたかったと言われて、まあ納得w 1人目は頭だけにしたのは、シリコンが高いから…ってw そう言われちゃそこも納得ですw 妄想だけの筈だったのに、思いがけずチャンスに巡り会ったらつい実行しちゃった、と。
しかし何も切らずに、2回目の様にシリコンと枠の方を持って来たって良かったのに…(そこは1回目から学習したというか、そっちの方が派手で面白いからでしょうけどねえ)
イベント会場で犀川だけが注視していたジオラマ。そこにヒント=保険が人知れず眠っていた場面は面白かったです。
萌絵的には殺されかけたより重要な「創平く~ん」問題、なんと陳腐に妹でしたよw うちの2才違いの兄妹も互いに呼び捨てしてるけどねえ、周囲にライターだとだけ自己紹介して犀川の既婚の妹だと言わないってわざとかw
ところで7話で、客人と帰宅したのにシャワー浴び始めるキヨト。私の記憶ではそれって萌絵の専売特許では(さすがに人前で全裸にはならないにしてもw)ドラマも終盤、もう萌絵の家は出てこないのかな。
両親の死のせいで「死」の捉え方がおかしいと肉親にも言われてる萌絵(それは初回から挟んで来た方が視聴者に親切だったでしょうに)最終回はその辺と四季博士を描いてくるのでしょうか。
「いつかオヤジを超えてみせる!」
と、ダメ御曹司がついに父に啖呵を切るまでを描いた今回。
いやそれとも
「あやめ!……って、呼んでいい?」
と、名字呼びを卒業するとこまでかなw
歌舞伎と父のところが部活動と鬼コーチになってもイケル感じの今作ですが、やっぱり若い同士のストレートな恋愛はいいですねーw いっしょに胸きゅんを楽しんでますわ。
熱で倒れたあやめを助け、看病どころかバイトの代役までしてくれちゃう恭之助。次回作「棒しばり」の稽古は帰宅後の深夜から早朝……いくら恋パワーで燃えてても、それは身体がもちませんって。更に親からみたら今までの夜遊びと状況は同じなわけで、そりゃ小言も出ます。稽古しろ稽古を。
しかも鈍いあやめは尽くし甲斐なく、やっぱりヒロ君が一番。
雨の中ヒロ君に待たされて風邪を引いたのに、訪ねてくれば嬉しそうに会ってるし!頭なでなで現場を目撃して恭さまショック……って、可愛いわー。抱きしめたりキスじゃないんです、頭なでなでですよ、する方もそれ観てショック受けてる方も可愛いわw
一方、敵役なお嬢さんは抱きつくわベッドに引き倒すわと強引な色仕掛け。かわそうとする一弥に「棒しばり」主演のご褒美をぶらさげます。卑怯だわー。で、ふたを開けたら恭之助の相手役が一弥ということは、やっぱり据え膳喰ったってことじゃないですか。いやーん不潔よ(><)
まあそんな取引は知らない恭さま。あやめは取られそうだわ、稽古では負けてるわ。対抗心を燃やすあまりに稽古場で殴り合いをやらかして父激怒。そりゃそうですよw
オレの気持ちをちっとも分かってないと騒いで飛び出る恭さまですが、君は君でオヤジの気持ちを考えた事もないよね?オヤジさんも若い頃には同様に御曹司、同じことで悩んだ筈でしょ。その上で乗り越えて来いと待っているのに。ってことで、江波杏子から『突き落とす親獅子の方が辛い』とフォローが入ります。
結局、年の近い山本耕史兄貴が褒めてなだめてやる気にさせてくれましたよ。ああ手間のかかるおばかさんは可愛いわー(完二郎兄さんだって御曹司育ちでしょうにw)
今回、恭さまが子供の頃は歌舞伎が好きで仕方なかったとか、型覚えは悪いが役を自分のものにする力は素晴らしいとか華があるとか『実は天才』設定のフォローが入りましたよん。じゃあ後は本気を出すだけw
お友達の歌舞伎ファンは、踊り場面や所作が貧相で観ていられないそうです。うん、まあねw ジャニーズも日舞とバレエと外国語ぐらいは必修にして宝塚音楽学校みたいに若手を仕込めばいいのにね。でもそれをいったら、ほとんどの運動ものドラマだって何が甲子園だ、メダリストだって状態なのは同じですからね。