ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

山下美月

「降り積もれ孤独な死よ」1☆☆☆

 血まみれで森を逃げる子供。13人の遺体。

 ショッキングな導入から凄惨な犯罪現場発覚に続き、遺体が見つかった別荘には子供たちが集められていたことが分かるのですが……それは虐待からの救済だった?
 報道を見て自ら出頭して来た花音(吉川愛)から、その別荘で何人もの子としばらく暮らし、連れてきた男を父と慕っていたという証言を聞いていた刑事冴木(成田凌)は、集団生活の写真に義弟を見つけて驚愕する。

 捜査を外され、個人的に義弟を追い義母に会いに行った冴木は、うん、めちゃ警戒されて逃げられて、義弟は生きてたけど怒鳴られて、不仲もいいとこです。 13遺体の中の1人かもと多少なりと心配してただろうにさすがに可哀想。
 ところでその、遺体が折り重なる地下室には妙な図形が。子供たちの父灰川(小日向文世)の手にもそれが。新興宗教?

 と、ここまでが過去に起きた「あの」事件で。家出ギャルの失踪事件にも同じ図形を見つけた取材記者(山下美月)が、訪ねる関係者が……「元」刑事冴木!何をやらかしたのかな、黒木メイサ先輩がいながら〜!

 色々気にはなりますが、子供に事件の演技をさせていたら嫌かなあ、原作の漫画で読みたいかなあ

「EyeLoveYou」〜最終回☆

 テオくん可愛かったなあ〜

…それだけだったドラマで死にそう。

 後半、読心者がゾロゾロ出てくるのもなんだかなーなら、そいつらの謎の主張でテオ(チェ・ジョンヒョプ)と侑里(二階堂ふみ)が付き合えない!となるのもなんだかなー
 
 社内恋愛、それも女社長とインターンの交際は内緒!なパートは愉快で可愛く楽しめるのですが、肝設定なはずの読心能力まわりが途端にザルなんですよ。「目を見て」発現のはずが段々と「耳に手を当てて」になってるし。
 恋仲になっても流石にテオには言えない……のに、友人真尋(山下美月)には軽い揉め事の末打ち明け、花岡(中川大志)にもバレ、でもどっちも
「ふーん、それで?」
と忌避感ゼロで驚愕。「サトラレ」読み返してこ〜い!となりますが……そもそも侑里(二階堂ふみ)本人すら悩みは軽く、接客に便利☆だったもんね
もういい、優しい世界です💢

 それより問題なのは全て他人任せなこと。
なんだか分からない交際反対理由に、じゃあ読心能力をなくせばいいじゃん?と、あっちに電話かけこっちで文献探し、と頑張ってるのは全部他人の花岡と真尋と大学院の先生(杉本哲太)に先輩(清水尋也) で、一度試してダメだったから〜と諦めてる侑里は結果を聞くだけ。テオくんもその間は、えーっと、何してたっけ。
 とはいえその調査先の根拠もなんだかなーなんですよ。伝説の文献はまだしも、読心者が出会うと不幸になると教える絵本のサンプルはなんと1、私がダメだったからあなたも辞めなさい、な理不尽!
ホントここに大学の研究室噛ませてくるの止めて欲しい。科学的思考を、論理訓練を、なんだと思っているのか……。なんとも思ってないんでしょうねえ、あの理系男子への解像度の低さでは。

 最後は、2人とも心の声が読めるまま侑里は韓国語も覚えて、愛を叫んでハッピーエンド!はいはいはい。そこはおめでとうなんだからさ。
こんな雑に読心を扱うなら、心読めたりせずに、時々堂々と呟かれる韓国語がわからないよー? と異文化交流しながら愛を育んで、花岡ともっと真剣に揉めて、な普通の恋愛ものでよかったのでは?中川大志の無駄遣いすぎたー
  

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