ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

室井滋

「人は見た目が100パーセント」~6 ☆☆☆

しまむらかジェラートピケか、それが問題w
でも何着てもポテチの塩ついた指を服で拭いちゃダメだと思います……しかも肩口って……せめて裾……うーん(^^;;;)

ビューティー研究は相変わらず突っ込みどころ満載で続いています。
試供品シャンプーをもらったらシャンプー研究。雨が降ったから傘、入院したから可愛い部屋着! 一応ヒロイン城之内が美容院の榊さんとお近づきになる目的はありつつも、シャンプーエピソードのオチは前田家の夫婦喧嘩だったり。アイテムのためにエピソードがただ羅列されている感じですが、まあいっかw 恋を自覚してからの城之内は、痛々しさが薄まり見やすくなりました。
聖良と丸尾のウォーキング(町田啓太の反復横とびナイス!)、スポーツウェアの研究はしないのかーいと思ったら、まさかの脱毛研究にw 水着より身近に、露出しがちな場面があるんですねえ。


ちなみに、可愛い部屋着代表としてプッシュされていたジェラートピケ我が家にもあります。ヘアバンドが。
作中でも言ってたように、上下揃えて着ようとすると1万超えるじゃないですか~。手触りはいいんですけどね、可愛いんですけどね。店に寄るのは楽しみでも、そうそう買えないわ~。
と、私の様なおばちゃんが無理無理とひきさがるように、女子モドキ達にもブランド実名でディスらせておいて、でもやっぱりいいものはいい!と通販ポチらせてしまうとはw しかもメンズもあると宣伝ぶっこむとはw ゴールデンとは思えないタイアップぶりです。……自分の分はさておき、ダンナの誕生日がもうすぐなのでオム買ってしまいそう。
で、セレブ医院はなんでまた消灯後の女子部屋に男性見舞客を入れちゃってんの。城之内さん倒れて即、ここに運んだぐらいですし、まさか榊くんの実家がこの病院……だなんて伏線ってこのドラマに必要ですか?

入院騒動での見所って実は部屋着より、そこから出てた桐谷美玲の脚では。それ、本当に太ももですか、二の腕じゃないんですかw そういえばダメージジーンズの時にも、スリムジーンズの中で脚が泳いでいて衝撃でした。 あ、あとwithBの特別出演! 高飛車な女社長の入院をお世話&ブルゾンちえみと出くわすサービスカットもあって、結構出てました。良かったねえ。

お目当の堤下はイラストの方が出番多いですが、シャンプーの時に『ハゲの家系なので髪には気を使ってる』と、ヅラでハゲ一家を演じてくれましたw 5秒ぐらい? 今回は、真っ暗な廊下でいきなりアップになって悲鳴あげられる役w


5話の編み込みヘアができない!とキレイ女子に文句言ってブチ切れられる展開は違和感でした。

美人が最初からずるいならビューティー研究をする意味がない。リケジョは学生時代にさんざん『いいなー数学できて、ずるい~』とか言われ『ふざけんなワーク各章100問ずつ解いてから言え』と心の中で舌打ちしてきてるでしょ、研究だって地道な作業の末に結果が出たり出なかったり。編み込みごときに『出来ない、上手いやつはずるい』だなんて言う人は研究員してませんって。

「人は見た目が100パーセント」2 ☆☆

毎回ヒマなの、伏線だったんだーw

すでに都心のオフィスに配属になり、びくびくしながらも仕事に精を出す……はずが、ヒマで仕方ない3人の女子モドキ。同僚のSNSを見てみれば、連日のオシャレ生活!そのオシャレスポットで親戚の結婚式、という城之内のために衣装や装飾品、パーティーバッグの研究に勤しみます。
でも、いちいち小学生レベルで大騒ぎなのには飽きてきちゃったかな……。

水川あさみに頼りすぎですよね。トイレで悶える熱演も、山口百恵ばりの「引退します」にも笑いましたけども、やりすぎ感。抱えるカバンは確かに置き場所に困るけど!歯型つくほど咥える以外になにか方法はなかったのかと。しかもそれ、床に落としてるじゃないですかorz  紐ついてるタイプにすればいいだけ←これに気づかずに、ネットで適当に大量購入って!帽子やストールの時にもどうかと思ったのよ、使わない分はその後どうしてるの、返品?

そして本来メインのはずの城之内さんは、美しくなる努力をやめ自己否定に走ってしまって暗い~見ていて辛い~(><)
ウェディングか喪服かってドレスなら自分から着たのに、いざちゃんと選ぼうとなったら試着もせずにお終い!なんでもいいです!って。美容院ではイケメン美容師(成田凌)を避け続け、披露宴本番には結局ひっつめ髪に黒ゴムw 
回想で前回語ってた通り『オシャレに興味ない』だけなら、逆におすすめされるままゴスロリでもなんでも着たって、髪も縦ロールだって良いでしょうに、着飾ることにトラウマでもあるんでしょうか。なぜか全力に後ろ向き。応援しづらいです。

それでも憧れの研究者(室井滋)が上司になったことは嬉しい城之内さん、頑張って専門で認めてもらうつもりだったのに。呼び止められての、まさかの飼い殺し宣言(^^;;;) 冴えない女子モドキは見苦しくて嫌い、研究はオシャレスタッフにもう進めてもらってる、と。なるほどそりゃ、連日ヒマなはずですw

さてここから何を発奮するんでしょう、やっぱりオシャレ?それで解決する話??
また、イケメン美容師はなかなかいい奴で、ハートを文字通り射抜かれた城之内さん血まみれでしたけどw そっちの恋バナも大事なんでしょうか。

目当ての堤下の出番が少な~い!

「人は見た目が100パーセント」1 ☆☆☆

そんなに面接ダメダメで、今の会社にはどう入社したんでしょう。学校推薦?

ど田舎で地味放題に暮らしてきた研究員が、突然の吸収合併で丸の内への異動が決定!あ、あんなキラキラした場所に……とおののく理系女子3人城之内(桐谷美玲)前田(水川あさみ)聖良(ブルゾンちえみ)は、早速招待されたパーティーでの場違いさに打ちのめされ、合併先の上司國木田(鈴木浩介)には『人は見ためが100%』と、とどめをさされてしまいます。
無理無理無理……!
とまず転職を試みるヒロイン(桐谷美玲)でしたが連戦連敗。追い詰められた末に始めたのは『ビューティー研究』! 
その1放っておけないうさぎメイク
その2ストール
その3帽子のかぶり方
どれも詳細なメイク手順、巻き方各種、顔の形別に似合う帽子の種類……と HOW TOがですお役立ち……の割には見事に似合わないのがお約束w 濃すぎるうさぎメイクは結膜炎と間違われ、ストールはよだれかけになり帽子は妖怪人間、何かが違うのだー!

でも訪れた國木田のちょっとしたアドバイスで、それぞれに合わせたスタイル、少しの流行を取り入れるだけでほら!こんなにもおしゃれに大変身……!! なのに褒められると謎の逆ギレw 褒められ慣れていないんですってw
女子になりきれてない『女子もどき』な彼女たちが、都心のオシャレに溶け込める日は来るのか?

子供の頃からずーっと、オシャレには興味なかったとの回想場面。子役でなく桐谷美玲の顔ハメで笑いましたw そして当方も理系女子で、あるぞあるぞ身に覚えがあるぞw
「学校でメイクも教えてくれたらいいのに」
確かに。ずっと禁止にした挙句、ある日突然できて当然だろと言われる理不尽。いっそ家庭科にでも基礎メイクの時間あればいいのにね。

パーティでの場違いも笑えましたよね。地味すぎスーツがスタッフに間違われる城之内、ボディコンミニが時代遅れだった前田、聖良はなんと……振袖w 結婚式かw いけてない人って頑張っても何かが違ってしまうのよくわかるw(水川あさみだけは、別に堂々としてれば大丈夫に見えましたけど) なので、城之内が落ち込む演出も軽く楽しくやってくれてもいいのに、深刻路線で可哀想すぎるのが違和感&悲惨すぎてしまいませんか。メリハリなのかなあ。

原作を読んで、面白いけどドラマにするなら深夜で30分、いや15分ドラマかと思ってましたw あくまで就業後にやってるはずのビューティー研究が、これじゃ金も時間もかかりすぎですが、まあいいかw そして八王子が超ディスられていて、群馬や島根はどうするんだとも思いましたけどw 近いのに果てしなく遠い感じが大事なんでしょうねえ。
これまでは就業時間のみの付き合いだったのが買い物や夕飯を共にしたりする仲に。そこから産まれる友情も楽しみですね。
ドラマ初出演ブルゾンちえみが大健闘。いい声してます。
そして、普段の衣装とメイクの方が似合うんだねとしみじみ。 素材が美しい桐谷美玲や水川あさみがいくら地味だ顔が長いと抜かしてもケーッですが、その横に思ったよりぽっちゃりでタヌキになってるブルゾンちえみがいるだけで、あー、あのファラオメイクとタイトスカートにたどり着いたセルフビューティ研究があったんだなと思えますもんね(ただし、原作でも別に城之内や前田はブサイクではないわけで。むしろタイプ的にちゃんと原作に寄せたキャスティング。森三中3人にやらせろよとかいう旦那は筋違いなんだぞ)

いけてない男子研究員役で、インパルス堤下も出演。町田啓太は髪ハネさせているのに堤下はいつものまんまw この先男子たちもビューティーレッスンあるんでしょうか。つっつん私服はオシャレだもんね。

「ペテロの葬列」~最終回 ☆☆☆☆

地味ながら驚きの連続。


唐突なバスジャックに始まった今作でしたが、慰謝料が届いてホウホウと驚いているうち、あれよあれよと編集長の過去が分かり、マルチ商法に繋がり。

エステティシャンの美人が「嘘つきですよ」と明るみに出た日には「えええええ~」(前作の上を行く虚言症か!)と思わず声が出ましたが、実はその弁護士の方がストーカーで嘘つきで。

第2のバスジャックにも仰天。

彼もまたマルチの被害にあっていたとは…だからコンビニのおばあちゃんの話を聞きながらあんなに不機嫌だったんだぁと驚きつつ……彼って、最初のバスジャック犯がマルチ関係と分かってきた時にはもう調査に加わっていなかったんでしたっけ。それとも言葉だけで中身を知らなかったのかなー。間抜けですね。
それでも、工場長のおっちゃんは待っていると、出所したら雇ってやると言ってくれる。こういうところがいいんだよね、このドラマ(><)


ネットで叩かれ悪ははびこり、でも優しいひとは確かにいます。

優しい先輩をマルチに誘ってしまった彼の様に、優しくても悪の手先になれてしまうのもまた怖いところではありますが。

「必ずやりなおせる」

と、励ましてくれる杉村が救いです。




と、毎回ハラハラして見守るというよりはボーッと受け身で圧倒されているうちに、時々「!?」っと驚かされ、エンディング曲が流れてもう終わりかとびっくりするという体験の連続でしたw


そしてラストに来た菜穂子さんの不倫…。あーあ。

いっそ愛しちゃってたら救われるのに。

「めかけの子だから」

という義姉に怒る主人公は、まだ愛してますよね。なのにやり直せないのかな(><)


脇役が印象的で、広報室の失敗娘は睡蓮に来たらトンデモないw「とばされそうだから見学に来ました~」って、所属する本人達にそれ言うかw

脂ぎった井手親父(千葉哲也)も、大嫌いでしたけど勿論演技力の賜物でしょう(社長夫人にとりいってましたけど、それに続く話ってありましたっけ?) 
弁護士ストーカーも、解決はしていないんだからそのうちまた関わってくるのかも。 


さて、窓際勤務から解放されて旅に出る主人公。でも物語は続く様です。

離婚したらもう杉村じゃないしw 探偵するきっかけはどうなるんでしょう。続いても地味なんでしょうけど、楽しみです。

「ペテロの葬列」1 ☆☆☆

手放したんだ、あの家……。


前作にあたる「名もなき毒」で、奥さん(国仲涼子)があれこれ楽しそうに決めて新築した可愛い家。もう引っ越して父豪邸の離れに間借りだそうです。そりゃ、幼い娘を人質にストーカーに立てこもられたらもう住みたくないでしょうけど(><)

その心の傷も癒えぬ間に、今度は主人公杉村三郎(小泉孝太郎)がバスジャックの人質です。犯人に『事件に慣れている』と評されていてもう笑うしか。

「そんな不幸じゃない」

と答えていましたが、いえいえ充分波瀾万丈です。


初回2時間sp、不思議なハイジャックでした。

人質をきちんと名前で呼び、仕事や学業の様子などを聞いてくれる初老の犯人(長塚京三)。手には拳銃があり、発砲も辞さないと脅されつつもやはり、会話が成立している安心感で何故か現場は和やかムードw

挙げ句、どれだけの金が欲しいのかを皆に言わせ、その分を慰謝料にあげようとか言い出しますよ。どうやって支払うんだ、と食い下がる男もいましたが、警察の突入で犯人が死亡しておしまい……にならずに1シーズン続くのね?


犯人が呼び寄せた「悪人」3人は何をしたのか?

思わぬパニックをみせた編集長(室井滋)の過去は?

エステティシャン(長谷川京子)は何を知る?


凡人で善人な主人公が、瞬間殺意に捕われた前回の様に、またも悪意の一滴一滴が周囲の人々を変えていくのでしょうか。ハラハラ見守ります。

今回の杉村さんは妄想が激しくて、予告にあったムロツヨシ銃殺の画像は妄想でしたよ。人騒がせなw


それと、犯人長塚さんが「じーさん」「おじいさん」と呼ばれることに違和感。そんなに老人?

って思っちゃう私がばばあ?(^^;;;;)
 


「みをつくし料理帖」2 ☆☆☆

原作大好きで楽しみに視聴、何の不満もおきない良い2時間ドラマでした。 シリーズ2作目ですが、丁寧なつくりと絶妙の解説で事情は把握出来るかと。

……
というか、把握出来過ぎて2作目と思うより「これ前にも観た」と、旦那など再放送かと思ってましたよ。ゴールデンタイムにそんなw

でも確かに

☆つる屋で料理

☆登竜楼と喧嘩

☆料理美味しい

☆花魁がチラッ

☆私がんばる!

ぼんやり観てたら同じですかねえw 若旦那失踪問題の手がかりとか、小松原さまの仕事が将軍の料理係だとか、いろいろ新しいことはあるんですけどねえ。

それに、この先恋の話も出て来るわけですが、この調子で馴れ初めから破局までを年に一度でぽつぽつ描いていたらぼんやりしそうです。2時間特番でなく、やはり連ドラで毎週あってのシーズン2シーズン3とじっくり描いて欲しいですねえ。


又次さんも源斉先生もかっこいいのにちょろっとずつしか出ないんですもの。それを言ったら小松原さまもね。今回だけを観てたらこの先、澪が誰と恋するだのなんて、妄想する余地もありません。


ドラマオリジナルとして、澪が主役の戯作が出て売れてました(自分が書かれてないと拗ねる店主可愛いw)

「恋愛ニート 忘れた恋の始め方」1 ☆☆☆

デキる女、凛(仲間由紀恵)!

……かと思いきや実は空回り。なんでも1人で処理できると孤立して、上司からは扱いにくい部下、部下からは頼れない上司と陰で言われているという痛い女だったなんて。

守り育てているつもりだった弟妹からも、逆に気を使われてもう頼られていない始末。


突然のモテ期到来も、なんか不自然だなーと思っていたらやっぱり『デートに誘ってあげて』と頼んだ依頼主がいたわけですね(凛の会社の社長@室井滋)

だとしても、3人とも誘い方が下手すぎるw 勤務中にしつこく電話だの、会社に花束だの(佐々木蔵之介)、予定も聞かずにチケット配送だの(爆笑問題田中)、路上チューだの、どれも嫌だーっ(熊哲バレエのチケットだけは欲しいけどw)


物語の始まりも「離婚式」。

ロマンチックでうっとり~という、恋に恋する恋愛ドラマからはほど遠く、凛も男性陣も恋なんて要らない、今の生活で十分!という姿勢なのですが。

最後の最後で、みんな恋に前向きになって次回につづく。
アラサーアラフォーの恋愛ドラマかぁとテンション低く見始めた割には楽しく見られました。


ひっつめ髪を下ろして鏡のホコリをぬぐう凛。スカートをはいて女らしい装いを思い出すのかな?


男性陣をその気にさせたのは、人生の先輩室井社長の語る”求め求められることが人生には必要”という言葉。

実は最近健康についての各国の指針を聞く機会があって、日本だと規則正しい生活、食事、運動が健康と長生きの秘訣となっているのに対し、欧米ではそこに”恋愛”が入るんだとかw 子どもの成長に愛を注ぐ庇護者が必要なように、大人にだって愛情あふれる暮らしが健康のためには大切だと。

「この年になっったから分かる」

と語る社長の言葉に、そんなことを思い出しました。


さて、凛が愛と健康を手に入れるのはどの相手となのか?

正直男子スイーツ部の3人はどれも釣り合わない気がするので……凛が両親を亡くした時につきあってた元カレでも出て来ないかな。でも作劇として1話に出て来ない人と結ばれるってこともないし。離婚式の時の3vs3でゴールインかなー、世間狭!


爆笑問題田中が猫好きの役。ホントに猫溺愛って聞いているので、猫を抱き上げる時にも素じゃないかと笑ってしまいました

「夜光の階段」1 ☆☆

……まるでダイジェスト版。

どの場面でも、重厚なナレーションが全てを説明して進んで行くのに辟易でした。
”彼はこの夫婦が好きだった”
観たら分かるよ!というか、みて分かるように演出して芝居するのが「ドラマ」だというのに!!これじゃあダイジェスト総集編か、もっというと紙芝居を観ている気分でした。

それでも、殺人ヘア・スタイリスト藤木直人にはうっとり。
女を魅了してのし上がりながら、きっとまた殺すでしょう。どうばれるんだろう、というワクワク感はあるんですよねー。

室井滋、木村佳乃とのエッチもあり。わざわざ近付いてくる検事の娘(パパの密偵 笑)、過去の事件を知るらしい女(夏川結衣)との今後も気になります。

ウーン普通に作ってくれたら良かったのに。
それとも、”何だこりゃ?”と引っかかったら制作の思うつぼ?慣れたらあのナレーションも病みつきになるんでしょうか(^^;;;;)

映画「ゲゲゲの鬼太郎」☆☆

 楽しかった!!お気楽に。

 人間からの依頼を受けてあれこれ活躍した鬼太郎、依頼主の少女に恋をするけれど、目玉オヤジに邪魔されて上手くいきません。それもどうやら毎度のことらしい……となると、可哀相な話でもあるのですが。300才なんだもんなぁ。人間との恋が実ってしまう方がその先もっと辛いのかもしれないし、そこがメインのお話じゃないし。

 目玉オヤジがいて、ねずみ男が汚くて、一反もめんが空飛んでたらもう、満足デス。

 例によって細かいこと言うと、事の発端のレジャーランド建設はどうなったのとか。
時々登場人物が居たり消えたりする(特に猫娘)とか。
だいたい鬼太郎が人間界に詳しい現代っ子で(学校に乗り込んで、「先生!この子早退します!」って的確すぎる・笑)
下駄で歩きにくそうじゃん、とかあるのですが。
そういうことはもう、どうでもいいの。

 脇の妖怪で一番好きなのは西田敏行の火炎車です♪
ヒロイン親子の黄泉での別れを観て泣いているところなんて、本来もらい泣き場面なんだろうに場内笑いのさざ波。「探偵ナイトスクープ」局長以来、いい場面で泣く西田敏行は既にギャグですよね(関西でだけかな?)

「14才の母」8 ☆

 あれー突然に陳腐。

 まず「羨ましい!」に違和感。
3児の母が羨ましいって、家族や夫が欲しくて妊娠を望んだわけでもないミキが?
それって、制服着て見舞いに来た同級生が帰った後に言う台詞じゃないのかい。私だって、こんなことがなかったら普通に中学生だったのにって。それなら納得なのに。

 また、同室のミキ相手に語る妊婦(戸田菜穂)もなんか変。
14才に「若くていいじゃない」って貴女。私ならまず年齢なんて聞けない(^^;;;)「初産…よね?」ぐらいで口火を切ってくれたら大人の余裕だったのになぁ。
そして語る語る。
ミキから尋ねるならともかくさ、明らかにワケアリな子供に向かって愚痴ありぶっちゃけありって、どうよ。陣痛の間隔がまだ遠いと言いながら終始あえいでいるのもなんだかなー。
これは、戸田菜穂本人が経産婦どころか未婚のお嬢さんだと知っている色眼鏡もあるでしょうか。

 次々襲いかかると思ってた苦難も別になく、来週最終回。
別に、お父さんが失職したりお母さんガンで倒れたり、弟が自殺図ったり家に火をつけられたり玄関に嫌がらせビラ貼られたり、いたずら電話がひっきりなしだったり…etcして欲しかったわけじゃないですけど、なんだか肩すかし。

 桐ちゃんは、遂に母との対峙。そこは良かったです。
「産まなきゃ良かったって思ったのかよ?」
やっと、『偉い一ノ瀬』と同じように、母親も1人で自分を産んでくれたことに思い至った様で成長成長。でもさー。多分妊娠した時点でもっと年上だし、キャリアもあっただろうし、守ってくれる両親もいなかった様子だし、事情はいろいろ複雑なのよ。もっと感謝しなさいよ。
 そして、一ノ瀬がこれから育てる子供だってこうやって、まるで母親の所有物の様に、苦労の甲斐を返せとしがみつかれるかもしれない未来を予見しなさいよ。全部、君のしたことだよ。

 今回入院が続いて、ますます経費を考えてしまいました…・軽く30万円はいってそう。
なのにキャッキャとベビー服お買い物ミキちゃん。
弟のお古がまだ残ってんじゃないの?小学生なら。それ使うとか。ご近所にお下がり頼むとか、考えなさいよー。自分で縫えとは言わないから。

「14才の母」6 ☆☆☆

 ご近所のウワサ、早!
まぁあれは雑誌にのった云々ではなくて、同じ中学の姉がいたり塾で会ったりの口コミですかね(産婦人科の先生が、あの記事で一ノ瀬家だと何故分かったのかが不思議です。彼氏の素性は聞いて無くない?)
 そして、弟がイジメられると今更気づいて狼狽えるミキ。遅!

 学校休んだ白雪姫に、毒リンゴを渡すが如くに週刊誌もってきちゃう魔女もとい桐原ママ。一ノ瀬家は見せないつもりでいたのに。こういう無神経に本当に腹が立つのですが、未婚の母の先輩としての言葉には重みがあります。
 世間は冷たい。言葉に出来ない程に。・・・だよねー。

 ただそれでも桐原ママもサトシ君を産んだ。
その事に気づいて、産んでくれたママに感謝出来て初めて、サトシ君も大人になるわけです。反撥だけしているうちはまだまだだね。
(しかし、誰でも分かる形で記事にされたサトシ君にも、学校の指導は入らないんですかね?)

 健康のために検診結果などを記録するように言われたミキちゃん。得意のDJを録音しだします。
「ハローベイビー!」
うひゃこっぱずかし。まぁそれも青春か。

 

「14才の母」5 ☆☆☆

 「こんなに反対してるのに」
って、どこがだ母さん!
(またその5分後には、産む方向で娘と一致団結。早!)
近所の産院に連れて行ってる時点でもう、貴女が何をしたいのかよく分かりませんけど。パパも来て大喧嘩してたらウワサしてくれと言わんばかりなのでは。

 ていうか、彼とは会うなっていうけど、本当に責任と自覚を問うなら
「2人で暮らせ、彼と育てろ」
じゃないの?それなら即、無理って言うと思うよ。
家で今までと変わりなく暮らしながら「1人で」育てろって何。
洗濯して買い物して掃除して食事作るのは誰?お母さん? 普通の「母親」はそれもして育児するんだっちゅーの。

 そして「1人で育てる」からバイバイ桐ちゃん、とあっさり言ってますけど、子供が育ったら父親探すでしょうが。会いに行くの止められないでしょうが。

 せっかく悩んだこと&存在意義を全否定された桐ちゃん、涙。
「結婚して」
と言われるよりも酷いこと言われたよね。
(ここで走り去らずに、ママの車で去るのが更に駄目押しで情けなくて可哀想・・・・・。なんだか自分で運転してたみたいな画面繋ぎで笑っちゃったけど)

 いやー今回も気合い充分、見るのに体力要るので、録画再生の決心が付くまでに時間がかかっちゃうのですが・・・始まったらもう1時間が短く感じる程、のめり込んで見てしまいました。
 高畑さんも室井滋もみんな、上手いよね!
弟役のつたない感じすら、とまどいの演出かと思いたくなるほどデス。ホントは弟への告知(そして、お母さんが妊娠かと勘違いするベタな場面とか)も見たかったんだけどな。

 学校が「授業になってない」のは、朝っぱらから自習で会議してるからじゃろっとツッコミいれつつ。
このまま退学して穏便に・・・でなく担任の先生が頑張りそうな感じになってきたのでその辺が楽しみ、もしくは心配の種に。雑誌も発売しちゃうしね。

「14才の母」3 ☆☆☆☆

 ああ〜裏目に出た(><)

 傷ついている娘の為に、貴女が好きだ、大事だと、言葉を尽くして愛情を伝えることが、逆に彼女を堕胎から遠ざけてしまうなんて。
 だいたい、優しく真剣な子供に育てたからこそ悩んでいるんだものね・・・(さっさと堕ろして平気な娘だったらそれはそれで親は衝撃でしょう)

 彼氏の家庭も同様で、ずるく賢く立ち回れ、と発信する母の気持ちが逆に、
「僕が父親だ」
と息子に告白させていて裏目。お母さんは嘘をついて欲しかったのにね。
 更には雑誌社。
 騒動を起こしたくないから出した金のせいで、痛い腹探られちゃいますよ!浅はかなり。
おまけにパパ。雨の中傘投げ出して中学生睨んでちゃ、とてもじゃないけど通りすがりに時間でも聞いた様には見えません。モロに『何かある』じゃんよ。

 等々、メチャクチャ前のめりで息を詰めてみてしまいました。
そして哀しくなりました。子供ももう、親だからって何もかも言うワケじゃないんですもの。
何が「CD返さなきゃ」だよ。
1日待ってくれ、という彼氏の返事を聞きたいと、何故言えないの。言わないの。

 だってもう1人の別個の人間だから、というにはあまりにか弱い存在なのに。

 妊娠を告げられて、即逃げなかった彼氏はちょっと偉かったけれども。結局答が否定だったのなら・・・。1日遅れたことで友人に話す羽目になり、雨が降り、事態が悪い方へと転がってしまったこの皮肉。

 いや、どうなんだろう。
産まれてくる子供の立場で考えたなら、その1日のおかげで自分が生きていることになるんだよね。でもねぇ。
 愛されるべき命だからこそ、望まれる関係望まれる時間で産まれてきて欲しいじゃないですか。

 来週学校で騒動になる予告。あああああ・・・・・。

「14才の母」2 ☆☆☆

 母は強いね。
いざ相手の家に乗り込んだらビビッてる父を後目に、ガツッと用件を切り出しました!
・・・向こうも女が出てきた、というのがあるかしら。

 母親にバレ、父親に報告して泣かれることになった今回、もっと大暴れの大騒ぎかと思いきや。
父生瀬さんが、まず信じない。それから必死に自分を抑えようとして抑えきれない様子がたまりませんでした。そして必ず最初に聞くのね。「無理矢理・・・?」って。

 それに「好きな人がいて」こうなったと応える娘なワケですが。好きなだけじゃ妊娠しないのよ?
 おまけに後半、今更「好き」って告白し、彼に驚かれていて、びっくりがっくり。「突然だね」じゃねーよ!そういう意思確認の方を先にするんだよ普通は(TT)

 妊娠検査薬が見つかって、妊娠発覚。
前回薬局で『2回分』の箱を手に取ったのも伏線か! ていうか、未使用分をとっといたのね(^^;;;) 使用して結果が出た方ももしかして、一緒に箱の中かな。家のゴミ箱に捨てないのは賢かったけど。

 産婦人科、初診には保険証が必要。
妊娠週数は、受胎前の生理から計算。
堕胎手術は、母体の為20週までに。
堕胎手術は、胎児の父の署名が必要。

 ・・・前回に引き続きそんなまめ知識(?)も散りばめつつ、妊娠の実体に迫っていきます。
そう、女が痛いの。
産むのは勝手でも育てられないのは罪 なの。

 緊張感たっぷりの1時間でした。
なのに前回の、学校抜け出てひゃっほーみたいな場面よりよっぽど安心して見ていられたのは何故でしょう。

 男の返事は、来週。さてさて。
ドラマの女の子はすぐ「産みたい」っていうよね。怖くないのか、分かってないのか。
「産みたくない」と暴れるのを親が説得、とかって逆のパターンはないのでしょうか。

「黒革の手帖」6 ☆☆☆

 母親らしき人、京都で重態。
「ご家族の方でしょう?」って、「ロダン」に電話してきた病院の人。どこで電話調べたんでしょう。ある意味無言電話より怖いかも。

 「ロダン」は順調、「カルネ」は売れたし、ギバちゃんから巻き上げた料亭の権利手続きもして、この世は私を中心に廻っているのよ、ホホホホホーッ
 ・・・状態だった元子ですが、その土地の登記手続きするのに自分側の法律専門家を立ち会わせないなんて。甘いっ甘すぎる!!!
 案の定、上手いこと契約反古にされてしまいます。

 そしたらもう。砂上の楼閣でアッという間にボロボロ。

 だいたい自転車操業で、自己資金が全然ないのに億の買い物なんてするから。
「私はどうなるの」
ってさぁ。東西南北、全方位で
「あの女が堕ちていくのが見たい」
といわれる程あくどいことしてきたくせに被害者ヅラはいただけません。

 それでも8千万の違約金ですから。
 返そうと思ったら、ギバちゃんの薦める様にソープで稼ぐか・・・・この際、ドン:津川雅彦と一晩つきあってチャラになるならそれでもいいかぁ?・・・と、見ているこっちが勝手に決心しそうになりましたが。さすが元子。
 そんな提案を伝えに来た原嶋に、平手打ちですよ!
 すかさずBGM、アンダルシア!!
そして、秋の京都で抱きあう2人の美しい逢瀬の思い出がぐるぐると廻るのでした。

 今回、ドンの側近の描き方がツボでした。
 ドンが手を差し出すと、タバコをくわえて火までつけてから指にはさむ! 側近っぷりを描くと同時に、後で『黒革の手帖』を盗みに家捜しする場面で、誰の手先かすぐわかるの。

 えーっ、もう来週最終回??早すぎるー(>_<)!
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