ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

安藤政信

「destiny」1〜8☆☆

 石原さとみ鑑賞ドラマ!
流石に30代で大学生はどうよ笑 の前評判で敬遠しちゃってた令和のオレンジデイズ。怖いもの見たさで覗いてみたら……やだ、ダサ眼鏡の大学生石原さとみが可愛い〜! むしろイケてる設定の学友の方が仕上がってる分ふけ…まあそこは、過去を別人が演じるより分かりやすいのでキニシナイ!

 長野県信濃大学法学部の仲良し5人組、真樹(亀梨和也)奏(石原さとみ)祐希(矢本悠馬)カオリ(田中みな実)知美(宮澤エマ)  
友情は生涯続くかに思えたが、卒業を前に知美は自動車事故で死亡、同乗者真樹は密かに交際していた奏を置いて失踪する。最後に見た真樹は
「俺が殺した」
と言った……?

 で、17年が経過。検事になり医者の恋人(安藤政信)と暮らす奏の前に、今更何も変わらない真樹が現れて物語が動き出すわけですね。
 「俺が殺した」=「殺したようなものだ」なのはサスペンスドラマ序盤あるある笑 それでも事故当時の話をキッカケに、やはり検事だった奏父(佐々木蔵之介)の失脚と自死に真樹父(仲村トオル)が深く関わっていた件が白日の下に晒されるのでした〜。

 とはいえ、実は重病で余命僅かな真樹(主治医は奏の恋人)と奏の逃避行やら、それで婚約解消やらと恋愛事情も忙しいので過去の大事件はサクサク糸口が出てきます。
 奏、実家で父の遺品をちょっと開けたらボイスレコーダー発見!マジックで黒々と書かれた日付も父死亡日にズッポリ!再生すれば「◯◯汚職事件の記録である」と念押し! もっとこう…隠してて欲しかったかな……
 それで言ったら、同窓と判明してもなお真樹の取り調べは奏が担当なのどうかと思うし。
「お前が奏の父親を殺した!」
と、当の奏他、法曹関係者通るロビーで実父の胸ぐら掴んで騒ぐ真樹もどうかしてますよねえ。「アンチ・ヒーロー」でなら狙いがあっての行動になりますが、このドラマそうじゃないからなあ… 放火犯さんさん、顔くらい隠しましょうよ笑

 8話で最終章の始まり。
汚職事件と真樹父のつながりを暴いて、でも病に倒れる真樹を看取って大団円なのか? まだきっと驚かせてくると期待する旦那は、ここで過去優秀だった知美の出番だ!とか、奏母(石田ひかり)がきっと夫の仇を討とうとする、と予言してきますが、さて笑

 あ、毎回最後にかかる主題歌が、オペラを無理に和訳したかのような大仰さで耳について、でもその違和感が癖になるいい感じです。椎名林檎でしたね!

 
 

「マイ・セカンド・アオハル」1☆☆

 高卒アラサーOLが、大学入学で学び直し!

 いいじゃんいいじゃん、社会人入学の話かな。面接や小論文で受けられるって知ったら挑戦してみる人増えるかもね、と教育問題ドラマを見るつもりでいたら違うかも。
「行けばいいじゃん、大学」
と、言ってくれた年下イケメンと海辺のシェアハウスで再会。同級生w  ついでに、かつて自分から口説いた年上イケメンともシェアハウスで再会、こっちは他の同級生の父だったw
 どんだけ人間関係狭いのか地方都市!学び直しよりラブストーリーになりそうでがっかり。でも広瀬アリスはいい姉御味出してます。

 受験日に自転車で事故り、大学を諦めたまま上京しOLをしていた白玉佐弥子(広瀬アリス)   30歳で失職し戻った実家でまた事故り、不運に号泣していたら慰謝料で大金が降ってきた!このお金で私、大学に行きます!

 このあらすじだけで充分面白いのに、なぜだかだらだらした印象。
 かなり年上の大学一年生!なのを冒頭で見せておいて、何年か巻き戻るのは良くあることですが…… 高校時代にそんな時間さく必要あったかな。逆に、大学生活描きだしてからの回想シーンな恋バナも邪魔だったよねえ。
 こんなイケメン間違えない、とまで佐弥子が言う小笠原拓(道枝駿佑)が、ほらあの時会った…と左弥子が繰り返しても知らんぷりしてたのも意味不明ですよ。シンプルに性格悪いのかよ笑

 なので2話以降はもう見ないかなー。どうかなー。ノットフォーミーかな、道枝くんのイケメンさが年下すぎて分からないし。
佐弥子の友達にイモトアヤコ。元カレ?に安藤政信。

「DIVER 特殊潜入班」1,2 ☆☆

学生サークルで洗脳、クスリ漬けにして風俗に売り飛ばしているのに、代表者の親が偉い政治家で逮捕できない件。
兵悟が大学生ってちょっと年齢が、とは思いつつ圧倒的にイケメン。サークル勧誘係の女子はもっと入れこむべきではw さておき、潜入で証拠を探ってガサ入れと言う日に、次々と幹部がオーバードーズで倒れ意識不明で救急車騒ぎに。さすがに誰が親でももみ消せない大ごとになりましたが、実は関係者(山中崇)は口封じで飴に致死量を盛ったのに、見抜いた兵悟が死なない量の飴に入れ替えておいたのでした。……って、その作業1人でしたの?どこで?クスリ入手は?なんなら、その前に勝手に持ち帰った飴の分析も警察通さずに自分でしたって?兵悟が出来すぎ君なんですけど。

 県警で阿久津以外にただひとり、D班の存在を知る伊達刑事(安藤政信)が、何も知らないお笑い上司鏡(正名僕蔵)と阿久津の間に挟まれて可哀想なんですw しかしこの鏡も、うっかり署内で発砲とか、真抜けっぷりがありえなくて笑えませんわ……。そうだ、実はD班にもう一人元エリート海自の潜入要員(野村周平)がいましたが、兵悟の型破りを引き立てるばかりの役どころ。それどころか、同じ現場に2人同時に投入して顔見知り感漂ってるのって危険でしょうよ。いろいろ細部が適当で、気持ち良く観ていられません。

 もう少し観ていたら、いろいろ過去の謎が解けたりしそうですがその為に我慢して観るほどのことかどうか。

「テセウスの船」5、6☆☆

 ほら死んだorz
そして皆タイムスリップに理解がありすぎて驚愕w

 証言を申し出た松尾さん(芦名星)の死までは、ああ殺される~とハラハラ見ていましたが、その後続いた人死にには驚くよりも頭が痛かったです。心(竹内涼真)、迂闊すぎ。 殺人犯の息子として、自分が疑われる!と怯えてしまう心理はわかりますが、だったら常に目撃者を連れておいて。次善の策は素早い通報でしょ! どこでも監視カメラがあるご時世に、通報せず逃げるのが最悪手では。

 その合間、取材で由紀(上野樹里)と距離を縮めながらも、「友達が」と過去の由紀へのプロポーズを語る切ない心。
祖母の形見の指輪を失くして探す彼女に、ほらあった!と別物を見せてのプロポーズは微妙で、聞いてる岸田由紀も『なんで今その話?』だったかもですが、心にとっては、妻由紀と岸田由紀が別人だと区切りをつけるための大事な時間だったのかと。

 それだけに終盤、大スクープ!事件直前の音臼村にタイムスリップしたんだよ!と唐突に打ち明けられた岸田由紀が、その件に登場する「妻」だけに反応して
「私…?」
と、そもそもの真偽を問わないのは謎すぎですorz  妄想扱いしないんだ。差し出される指輪の刻印 SHIN TO YUKI ぐらい注文できるし。飲み物の好みを熟知=監視や盗聴の可能性ぐらい、記者なら疑ってw
そうならず由紀に心との絆を信じさせるエピソードは、『珈琲より紅茶が好き』程度のことでなく、教えなければ知らないはずのもっと大事なことじゃないのかな、まさしく『その指輪は祖母の形見』みたいな!(岸田由紀が落とした指輪を拾って紛失を未然に防ぎ「形見でしょ」と知らないはずのことを言った上で「プロポーズをするつもりの日に、彼女が指輪を失くして」と自分のこととして語っていた、ならまだ「それ、別の世界の私?」と思えなくもないかなあ…)

 とりあえず由紀に喝を入れられ、また音臼村慰霊碑に向かう心。
車椅子のみきお(安藤政信)とばったりw出会い、犯行を高らかに謳う彼に殺されかけるわけですが…三たび忍び寄る白い霧。またまたまたタイムスリップかーい!

 真犯人が来ると見越して録音機器を準備し、警察も呼び寄せてある手際良さ。しかし「俺が犯人だ」の自供で呼んでは、後々絶対面倒なのにorz そして、格闘に備えて防刃チョッキか新聞紙の腹巻き(ヤクザ映画参照)ぐらいは仕込んでおきたかったですよ。
 そして過去では、事件の何日か前。
当時小学生のみきお君が、本当にそんな大それたことを目論んでいたの? 優しいさつき先生も当時から実は? ユースケサンタマリア刑事はもう死んでいる日付なんでしょうか?
予告に、未来の自分の声をきくみきお君が流れていましたが…『僕と同じ名前の人だー』としか思わないんじゃないのかな。それとも、既に心のタイムスリップを確信していたら…。って、いやいやいや、未来日付の新聞記事だって免許証だって、TV用の小道具だと言われる方がまだ
「未来から来ました」
より絶対マシな言い訳だって!

誰か1人ぐらい、絶対タイムスリップを信じないマン居てくださいよー。

「地味にスゴイ 校閲ガール河野悦子」5、6 ☆

 貝塚タコ八郎と復活作家が……無精髭、天パー頭、似すぎでしょw

 シリーズも進み校閲室にはすっかり溶け込んだエッちゃん。今回も順調に企画に難癖つけまくりです。
子供が読書を楽しむため創刊する雑誌に『寡婦が』って、言い回しの前に物語の設定が謎なのは確かに!でもエッちゃんの主張する、全部易しいわかりやすい話だけにしてしまうのは、子供をバカにしていると思う、私は本好き。ずっと対象年齢以上のものを、分かったって分からなくたって読んでたものです。何度も辞書引いたと騒ぐなら、英語の教科書みたいにページ内に脚注載せる提案をすればいいじゃない『寡婦=旦那さんが亡くなった女性、未亡人』て。
依頼を受けた大御所先生だって、やっつけ仕事や八郎の発注ミスや勘違いのせいじゃなく何か考えがあって『楚々として』と由緒正しく古めかしく書いたわけでしょ。原稿が挿し変わるならせめてそこを解決し、大御所先生本人が翻意するなり別原稿を出してくる話にならなくちゃ意味なくないですか。

 なのに、貝塚が昔作家を潰したエピソードと合わせるもんだから大御所作家はセリフだけの説明で企画から降り、その無名の元作家のジュヴナイルが載りますってさ。音楽と徹夜仕事で画面は盛り上がっちゃってますけど、力注ぐ場所が間違ってる感じでモヤモヤします。
更にそのモヤっと場面で、交互にどアップで映る貝塚と復活作家(安藤政信)が似てるんだもーん。 まあさすがに私は青木崇高は見分けるけどさ、横にいた家族が『一人二役?』と言いだして吹きましたw ちょっと配役か髪型考えたらスッキリするのにね。
鉄パンツ女史の既婚ネタや、家模型くんのプロレスデートネタも、賑やかしにはいいけれど、さあ笑え!とばかりに強調されるのでうざいです。そこ深めるなら、5話スタイリスト(川原亜矢子)本の校閲回でせっかくファッション誌の仕事に一歩踏み込めた、その後の悦子と編集部の関係を描いてくださいよー!

恋愛方面だけは、幸人の同棲疑惑も悦子がぐっと飲み込んで揉めず、とっとと「好きだ」と告白もされて見易いのが救いです。

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