そして、イケテナイ沫嶋黎士が戻って来たのでした。
溜まっていた8、9話録画分を跳ばして最終回だけ見てしまいましたw こういう見届け型は多いのでは。
アンドロイド同士の闘いでもなにげに血まみれになる演出に、日曜のお茶の間にこれはないだろう~と思ったり。まずはロイドが戻って来たところで、イヤイヤこれで喜んじゃダメでしょうよとツッコんでみたり。
でももちろん、ロイドは未来の技術で再生させた肉体だけを運んで、黎士の頭脳&記憶と交代するのでした~、はいハッピーエンド~
……なの?
殺し合いの修羅場を共にくぐり抜けた麻陽とロイド。
始めは黎士と同じ顔なのに「違う」人物を拒否していた麻陽が、かなり唐突にロイドと名付けて親しみ出したのも、視聴者は置いてきぼりでも、その共通体験が強烈だったせいだと脳内補完してました。
そこにさー。
何も知らない黎士がのほほんと戻ってきても、ダメじゃない?
ラストは、挙動不審ないつもの黎士と麻陽が抱き合って終わりでしたけども。
あそこで何か黎士にも、ロイドと重なる様な変化を見たかったです。未来から戦うドラえもんを派遣しただけじゃなくてさ、何があったのか全て、ロイドを通して知っていて欲しいというか。
感極まって涙ぐむ麻陽に
「安堂麻陽が泣く事は、禁じられている!」
なんて、噛みながら言ってみるの、どうでしょうw
結局は壮大な実験作でしたかね。
SFは深夜でしろとは最初から言われていましたが、深夜ならもっとBL向けにロイドと男性陣が絡んだことでしょうw
アニメ系の専門家が一枚噛んだ分、ナースロボットとか男目線が激しいんですよね。そして若い女優たちのたどたどしい専門用語を聞くにつけ、声優さんの達者さを実感。
「1999年の夏休み」みたいに、声だけ声優で吹き替えるという手法もありますよーん。
もしくは日曜朝の特撮での、主役は若いけど敵方が演技派でしっかりしている系のノウハウはもっと活かせなかったのでしょうか。
そしてやはり、人造人間は若い役者さんがよかったなあ……