ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

妻夫木聡

映画「ザ・マジックアワー」 ☆☆☆

やー、笑った笑った。
笑い声の漏れるホカホカ状態でコメディ映画見るのって幸せ。……ただ、見終わって残るものはなんにもないんだけどなー。楽しかったです。

自分の命のためにウソをつく。
なるほど。

前作「有頂天ホテル」で困ったのは、主人公の身分詐称ウソに全く共感できないところなんですよー。何故そんな嘘をつかなきゃいけないのやら。なので今回のウソ「殺し屋デラ富樫と知り合い」はまだ受け入れ易くて助かりました。
映画撮影と勘違い、の点も見始めてからは別に「サボテンブラザーズ」思い出さなかったし。焦る妻夫木君、困る妻夫木君が見ていて楽しいというのもポイント高いデス。

自己紹介の繰り返し、「カットって言っていいのはコイツだけ!」等々、イヤー笑った笑った!

でも、監禁されてる訳でも無いんだから(普通デラ富樫連れてくるまでは見張りつけるよね。て言うか、トランポリンで即ボコられてても文句無いはずじゃ ^_^;)、デラさん紹介だけして速攻尻まくって逃げ出せばいいものをー。
主人公(妻夫木クン)に生活感無いって言うか、その若さで大きな店の支配人なほどのやり手って感じもせず店を絶対守りたいわけでもなく、街を出たからって即食い詰めそうな感じもせず。なーんとなく居続け&ウソの完成度にこだわるから、どんどん、デラを置いて逃げられないドツボにハマルんじゃーん。
勿論、その方が見てる方は面白いんだけどね??

101人(笑)の黒い女、こそっといる寺脇さん、「有頂天ホテル」のあの役らしい香取クン、止めどなく流れ出す醤油……会計士さんもアンタッチャブルネタでしたねー。そうそう、亀!(ここで寺脇さんでも良かったのにー 笑)
もっと映画詳しかったらもっとアチコチパロディわかるんでしょうねー。そういうところも楽しかったです。

最後の仕掛けも、無駄にならずに終わって良かった良かった!
そうそう、無邪気なデラ富樫(佐藤浩市)の演技が全部無駄かと思うと胸が痛かったんだけど、その点も本人なりにちゃんと幸せになれて良かった良かったー。ボス(西田敏行)すら幸せになって良かった良かった(笑)

で、帰る途中「今度見に行かない?」と、別々のグループからメールもらいました。番宣しまくってた甲斐あって認知度高いですねー。ロングランするんだろうな。一応、鑑賞後の食事に合流するよって言ってあるけど、レディスデイならもう一回見てもいいかも。

映画「憑神」☆☆

 面白かった〜!途中まで。
そこは原作もそういう作りなので仕方がないというか、分かっていて見に行ったというか。
驚いたのは、レディスデイの昼間だったのに場内7割は老夫婦だったことです。さすが原作浅田次郎。
<ネタバレしてますよ>



 運のない武士(妻夫木)が出世を神頼み、のはずが拝んだ先は貧乏神(西田敏行)!それをかわすとお次は疫病神(赤井英和)。もうこの配役だけで関西の爺婆はどっかんどっかん受けてます。
 妻夫木のぐーたら兄(佐々木蔵之介)も、うどん屋(香川照之)も芸達者で素晴らしく、美味しい役所♪

 その調子でひらりひらりと、災厄を交わして逃げ延びる話、だと思って来た人は納得いかないだろうなぁ。
元々堅物な主人公、三度目の正直でやってきた死に神には、四角四面にきちんと死ぬとか言い出すからだんだん話が暗くなるし、爽快感のある盛り上げもせずに肩すかしで終わるし。なんじゃらほいです。

 とりあえず、武士の妻夫木くんが見られて満足。
ただし映画化を知って原作を読んだ時の脳内妻夫木くんの方が、滑舌よくって元妻(笛木)とのやりとりも艶っぽかったり。予想を超えるものは無かったですね?。
せっかくの生身ですから、愛の抱擁をねちっこくやって欲しかったのに抱き合うのも口づけも、生木を裂くように別れさせられた愛し合う2人、って感じではなかったわー。(単にそんな仲じゃないといえばそうかも。子供大きいし・笑)

 物語の後の主題歌(米米クラブ:御利益)に会わせたビデオが楽しくて、いい口直しでしたっ

映画「どろろ」☆☆☆

 「どろ(泥)ソース」が提携してCMしてます(^^;;;)
さすが関西、ストレート。

 さておき、「どろろ」です。
天下を狙う武将:醍醐が、魔物との取引に我が子を差し出したせいで身体48箇所を失って生まれ、捨てられて育った青年。魔物を一体仕留める毎に身体を一箇所取り返せる…。原作は子供の頃何度も読みました。怖かった(^^;;;)

 で、もしつまらなくても妻夫木くんが観られればいいやーと出かけた映画館。
どろろ@柴咲コウってのが心配だったわけですが、始まっちゃえば意外や悪くない。

 ていうか戦国武将がいるのにビキニダンサーズかよ!…という無国籍?っぷりに驚いてる間に見慣れてしまえば、終始暗い目をした妻夫木@百鬼丸と元気な柴咲@泥棒どろろはいいコンビでした。
 なにより、殺陣がいい!!

 刀の両腕を振らずに(肩を揺らさずに)走る百鬼丸。
ワイヤーアクションで跳ぶ回る以外にも、敵の刀を受け流すちょっとした手業や、敵を倒して着地する決めポーズが美しくて、毎回の戦いを次はどんな動きだろう?とワクワク観ることが出来ました(^^)
 どろろもちょこちょこ、アクション頑張ってたよね。

 旅の道連れになり、戦い→腕再生、戦い→声再生 と繰り返すあたりでは、一体何年一緒に旅してるンじゃいと呆れつつも、2人が仲良さそうでねぇ。
敵を倒す度、身体の部分が戻る痛みにもだえる百鬼丸もセクシーでうふふ。
(ああでも、暴れちゃ腕の刃物で自分切っちゃうよ。どろろも近寄っちゃ危ないよ^^;;;)

 そうそう、この「どろろ」「百鬼丸」という名は途中、自分たちでつけあっています。あまり素敵な由来ではない名前だけれど、嬉しげに呼び合う名前。

 それが後半、家族と出会うと「百鬼丸」を捨てた母は彼を「多宝丸」と呼ぶのです。同じ名の弟(瑛太!)の目の前で。
 母が、自分を呼ぶ度に失った兄を想っていたと知った弟の戸惑いと怒りが哀しかったです。 素敵な名前だったのに。

 そして、どろろが討ちたいと願っていた仇が百鬼丸の父。一族郎党を皆殺しにしたいのなら、百鬼丸も仇。
自分を捨てた親なのに、血縁で縛られるなんて可笑しいような正しいような。
「育ての親がいる」
ときっぱり言えた頃よりも、生きる力を失ってしまう百鬼丸も哀しかったです。
 だから元気などろろが傍に必要なんだよね。

 最後の戦い全員集合では、一国のお館さまと国母に世継ぎの君が、揃ってふらふらしてちゃダメじゃんとちょっとツッコミ入れたくなりましたが。まぁいいか。
全ての元凶だった父:醍醐(中井貴一!)が、最後まで後悔したり百鬼丸に詫びることなく散っていくのはかえって潔くて良かったです。
あれは、ある意味責任はとった…のかな。 長男の額に、自分と同じ傷を残して。
 
 魔物48体のうち、24体をやっつけ残して物語終了。
百鬼丸とどろろのロマンスは、あったようなないような。続編は妄想するほうが楽しそうなので作ってくれなくていいですよ。

「スローダンス」最終回 ☆

「順番守ってくださる?」
・・・って、ええーっ、そんなに重要なセリフ?
一話のセリフでラストを締めくくる、その構成はキレイだけれどねぇ。
もしかして、言われた理一は覚えてるかもしれない。腹立てたなら。でも、言った当人は絶対覚えてないでしょう(視聴者だって忘れてたのに)

 いい感じの場面もいろいろあって、
*映画「犬とオジサン」効果がラブでなく、衣咲の大阪行きの背中を押すところ。
*母親が『働く自分を誇りに思え』と力づけるところ。
特に衣咲の母がらみはいつも良かったわ♪娘に頭を下げて
「31年間ありがとうございました」
と、はしゃいで嫁いでいくところ最高(高畑さんの力かなー)
 ・・・それでいてなんで、芹沢家の親がまったく描かれず&栄介と実乃の関係が結婚でゴールになっちゃうのかなぁ。不思議だなぁ。
 理一のその後の映画も、親に金借りたりって苦労もしてなそうだよね。やっぱりあの会社が資金とスタッフを??不思議。

 でももっと不思議なのは、倉庫前で抱きしめた後!
普通にはしゃいでますけど? 好きだとかこの時点で言ってないの?夜中抱きしめといてスルーって、どういう関係よ!!
 大阪行きだって止める必要はないけどさ。あれからキスしてないの?もういちど(今度は素面で・笑)寝てないの?? ていうか、並んで呑みながら手を握るだけでもいいのにー。

 これならいっそ、仲違いしたまま大阪にいって欲しかったよね。
ビデオだけのやりとりが続いて、気持ちがほぐれていく。営業の彼の抱きしめてプロポーズも、そっちでしてくれたらそれなりにありえたかも・・・・。
 ってな具合に、パズルピースの組み替えを色々したくなっちゃう。
ピースひとつずつは悪くないのに、組み合わせるとなんだか変なのよー。

 受賞後の理一が、2次会に向かわずに式場に行くのも、そこに衣咲が残ってるのも変。これって、「ラストクリスマス」の教会が強引だったのとは違うモン。「変」なのよー。
 いっそベタに、大阪に発つ衣咲を空港にでも東京駅にでも、追いかけて走ってくれたらめちゃ気分盛り上がったのにー。こうなるとベタも悪くないなって思ってしまいます。

 そんなわけで、「お幸せに」とは素直に言い難い気分でラスト。
楽しんだけどね、残念でしたー。

「スローダンス」10  ☆☆☆

「もういいだろう、俺のところ来いよ」
笑ったー、無能なクセに!

 営業の番長清原(違)くん、いかにもやり手風に登場したくせに中身なかったねー。
フランスから社長来るの知ってて、役職下ろされる衣咲に一言もなし。パーティーの飾り付けだって、しろっていったくせに権限ゼロだったよー。ダメじゃん。
 それでも、その場で店長とケンカぐらいしてくれりゃ戦友だけどそれもなし。
 挙げ句バーゲン手伝ったぐらいで、鬼のクビとったみたいに男ぶりますか??みっともないなぁ(^^;;;)

 一方の理一くんは、いきなり順風満帆。これも笑えます。
脚本みるだけで、資材からメイク係まで(!)貸し出しって、どれだけ見込まれたんですか。だったら役者もプロ使えばいいじゃん!
ここは、苦労して貧乏して仲間の手作りで仕上げて欲しかったんだけどなぁ。人生舐めてるよなぁ。

 ・・・・でもそれだけに、倉庫転属でがっくりな衣咲の心境と対比させるならここは、理一の対抗馬はスキンヘッドくんじゃないでしょう。
 ドイツから仕事と子守でへろへろになって戻ってきて(出張可)
『やっぱり君が必要だ』
と泣きつく、くたびれた中年男でしょう?。元鞘:勝村さんですよー。
 守ってくれる男の腕に飛び込むのは逃げる様で抵抗あってもさ、”支えてあげなきゃ”って気持ちにはすんなりなりそうだし。

 とかいいつつ、ラスト、強がる衣咲を無言で抱きしめる理一くんには萌えあがりましたっきゃーっっっ
 ・・・我ながら、簡単な視聴者(^^;;;)

 実乃ちゃんと栄介は・・・ギャグだった。
言葉につまる実乃(人生初告白)に、あっさり「好きだよ」というシチェーション自体は素敵なんですけど。3日も4日も無言で待ち伏せされる(させる)前に、先週の終わりぐらいに言えなかったんですか!! 
 また、実乃の気持ちを教えてやったのが鈍ちん理一ってのも!違うでしょ!!(笑)

「スローダンス」9 ☆☆

 行きつけの店の、それもカウンターであんな痴話喧嘩(^^;;;) 注文取りに近づけないよね。

 酔っぱらって寝ちゃったことを、それぞれ「友達が」って相談する理一と衣咲。古っ。
それも理一の方は、温水さん年上だし適度に関係遠いし・・・・分からないでもない相談相手なのですが、衣咲の実乃ちゃん相手って!ありえなくない??だって店長と部下でしょ?
 いくら同期は皆既婚っていったって、大学時代の友人とかいないのかーっ ああ、いないか。だから理一と呑んでたんだっけ。淋しいよ衣咲。

 また、フランスから乗り込んできた店長がキッツイよ!ていうか通訳!
「子供じみた」をソフトな表現にするとかっ「申し訳ありませんが」と勝手に付け加えるとかっダメージを和らげる工夫がないなんて、衣咲でストレス解消してないかい(^^;;;)
 またそんなこんなの愚痴を、言わずに溜め込むんだなぁ。

 合宿先であゆみちゃんと別れて、衣咲にお土産買って、シナリオも多分2人の会話を盛り込んで。理一くんは結構盛り上がってたのに、素直になれない衣咲大爆発。

 同期の男がプロポーズ。ラストは彼からの電話でしたよねー。
現実世界でなら、そちらを好きになって青春の過ちは忘れるって選択もアリアリだと思いますー。でもドラマならやっぱり、最後に選ぶのは理一でなくっちゃね?
 そしてお母さんの再婚とダブルで挙式だぜ!!(サイアク出来ちゃった婚って可能性も??)

 まぁ早く作品を完成させることですねぇ。誰が見たって衣咲ラブ、誤解も解けることでしょう。ハハハ。

「スローダンス」8 ☆☆

 丸まったパンツ男に拾わせちゃだめだよーっ衣咲ちゃん。 ていうか、替えようよ!!

 寝ちゃいましたねぇ理一と衣咲。
予告で見てなかったらもっと驚けたのに。でも、予告で分かってなかったらエンドロール流れてきたところでチャンネル替えてた可能性メチャ大。
 酔った勢い・・・・なのに、記憶なくしてないそうですよ。あーあ。

 せっかく教習所やめたのに、何もできない理一くん。
 昼ッから友達と話そうにも皆忙しいし。立ち寄ったタコス屋でついバイト始めることになっちゃうしで情けなーい。でも情けないだけなら笑ってみていられたのにさ。その寄り道を
「才能あるやつの特権やな」
って、どうでも持ち上げるのでむかついてしまいました。

 資金はともかく構想もないんだよ? 表現したいモノが無いなんて、どう考えても監督むいてないよ理一くん。

 栄介と実乃の話の前フリに、元彼女との別れを美しく描いてましたけど・・・・正直相手の女はどうでもいいんだし、あれじゃ、明日呼ばれたらまた行ってデートして、またぞろキスしてあげちゃうんじゃないの?
 あんな健気な別れは理一と歩美ちゃんで(さっさと)してくれれば良かったのにー。

 関西から来た男も、清原番長の小型みたいで別にピンと来ないし。
送別&歓迎会なんて栄介の店でしなくたっていいんだし。

 場面場面は、別に暴れずに楽しくふつうに見てるんですけどね、こうして書いてるとホントに応援したい人がいないなぁ。素直じゃないんだよなぁ。
 あ、いた、孝太郎くん!!
・・・・・ってメチャ脇役じゃん(^^;;;) イヤでも、魂は細部に宿るそうですからね。どうせまた一悶着あって落ち着いた時、西山くんと孝太郎くん&修理工くん、そしてメガネ女史の処遇を適当にするようじゃダメなんですよー(嫌な予感がします・・・)

「スローダンス」6,7 ☆☆☆

 きゃーっキスよキスっ 見つめ合ってもう一度かわすくちづけだわ!!!!

 ラストのキスが妙にツボにはまって、テンション上がりまくりでした。欲求不満なのかしら、私(^^;;;)
ただ2人ともつったって顔を寄せているだけなのは気になって(つらい体勢・・・)。抱き寄せるなりそっと腕を掴むなりもっと寄り添えばいいのに。高校生の初キッスじゃあるまいし。

 しかもエエッ、予告ではイキナリ翌朝の2人ですか??早っ!!

 留守した分2週続けてみたので、衣咲の
「好きだから!」も、
すぐに翌週の後悔する場面や
「俺のこと好きだって言ったクセに」とヌケヌケ口にする理一の場面に繋がって、そう唐突には感じませんでした・・・・。

 それよりも違うだろと思ったのは、理一と映画の関係。
辞めたいヤツは辞めさせろ。
 この機材の発達したご時世に、卒業制作以来何も撮ってなかった、それだけでも理一、制作なんて向いてませんって。
 クリエイティブな仕事をする人って、喰うに困っても家族に泣いて頼まれても、寝ても覚めても何か作っちゃう人じゃないんですか。・・・って身の回りにいるサンプルって漫画家になった友人とゴジラや戦隊物のスーツ作ってる幼馴染みですが。映画監督も多分似たようなもんでしょう?
 それを、可能性なら100%だとか才能あるとか、後押ししてもらわなくちゃ踏み出せないならやめとけってんですよ。

 仕事が「嫌いじゃない」なら、御の字だと思うのになー。
あげく離職を決意する理一が、講習の最中に出ていくだなんて失礼極まりなくて卒倒しそうでしたよー。
 あんなのがカッコイイとか、勘違いしないでね若者よ(><)

 まぁ、恋愛模様の比重の方が高いので、間違って影響されて会社辞める視聴者がいるとも思いませんが・・・・。

「犬にする、中華にする?」
というおおざっぱな説明で、理一が彼氏として衣咲の親に会っちゃうところは面白かったです(^^;;;) 栄介いい加減過ぎるよっ

 また、その会食に偽彼氏として同席を頼んでる場面での実乃の棘!返す栄介の皮肉!
この場合、そんなことを他人同席で頼む衣咲もどうかと思うけど。
王子さまについて、嘘も言わないけど本当の事も言わない実乃のプライドは分かる気もして惹かれる場面でした。

 元彼女の誤解も凄かったなー。
栄介が、誘導尋問を全然はぐらかしてないんだもんっ!栄介が主人公だったらすっごいドタバタでコメディ女の闘いになりそうです(^^;;;)

 そうそう、理一、元彼女にも告白されてたんだっけ。もはやどうでもいいや。

「スローダンス」5 ☆☆☆

 なぜウソをつくのかな、理一?

 また、すぐばれるんだ。
『仕事のシフトが』といって帰ったのに撮影現場にいる理一。
そこで、彼女が泣いて走り去ったりしないのには視聴者として助かりましたけど・・・・言い訳する機会もなくなった分、理一の本心が分かりません。

 映画を撮っていた昔の自分でなく、現在の自分を彼女にみて欲しいんでしょうか。
それとも、衣咲さんと一緒のところを見られたくなか・・・・ここは、まだそういう関係じゃないよね。2人天秤にかけて衣咲をとったわけでもないでしょう??
 撮影したビデオ、妙に衣咲の場面を繰り返し嬉しそうに見てはいたし。初めて自分から衣咲にコールして、何か始まりそうではあるけれど。

 眠れないからと理一に電話をする衣咲。子守歌を所望。ってオイ!
女友達いないのかいっ
 また、怒らずに羊数えてやるんですよ。優しいというか下僕というか、変な方向に女慣れして。同居のカッコイイ兄だけじゃなく、和田アキ子みたいな姉も実家にいるんじゃないですか理一?

 鹿児島での実乃と栄介には、ビックリよりもがっかり。
昔話から涙ぐむ実乃を、優しく抱きしめるまでは良かったのに・・・寝ちゃうんだ??ガツガツしてるなぁ。
 もっとも、ここで深い仲になってなきゃ、王子さま出現で弱ったりしないわけですし。「いい加減そうだけど結構本気」みたいな自己評価は面白かったけど。
 同じ様に弱みをさらけだした衣咲が、ぎゅっと抱きしめられる”だけ”で可哀想(^^;;;)

 ここで、前後無視して好みだけ語らせてもらうと「怒らずに羊」なんていう余裕な応対は、栄介さんにお願いしたいですね。
 それから・・・ぎゅっと抱きしめて「足りない?」って聞いてくれる栄介さんは素敵だったけど、そこから何も生まれないかと思うと不毛で哀しいので、ぎゅっとは逆に理一くん希望。
 酔っぱらいをなだめるタメに渋々胸を貸したのに、以降相手を意識するようになっちゃったりするの、可愛いじゃないですか(^^)

 その他、「宝石箱」だの「キラキラしてた自分」だの、印象的なセリフは数々あったのですが、逆に毎回ありすぎて食傷気味。凝ったセリフって、ここぞという時のためにとっておいて欲しいです。

「スローダンス」4 ☆☆

 あれあれ?
先週きらめきを感じた接点トークが、なんだか陳腐に。
「こんなの接点じゃない」? はぁ?
必然も用事もなくても、理一の部屋には問答無用で上がりこむじゃないですか。栄介にそれが出来ないからって、自分で言い訳つけてどうするの。それこそ、白馬に乗った王子さま待ってるみたいだぞ。

 折角の花火ターイムも、盛り上がらず(^^;;;)
なんで男3人なのよっ
ていうかココだけ楽しそうで、盛り上がらないのは こちらの気持ち。
 花火デートのハズが、金持ちとの合コンみたいになっちゃって気まずく別れた理一と元カノちゃん。
 そこに仲間からの誘いなら、強引に彼女も連れてくるか、1人で来たけど途中で帰っちゃうか、どっちかにはっきりしろってんですよ!!

 でも、彼女が好きなのは3年前の、映画撮っていたときの理一なんでしょうか。仕事を聞かれて、昔のことで「凄いのよ!」ってフォローされるの哀しいよね。教習所の教官だって言えよ理一!!
ていうか、好きだって言えよ!!

1つ1つの場面が、ちっとも歯車としてかみ合っていない感じ。

「頼ってください!」
と、言い出す孝太郎くんも突然なら
髪をなでる理一も突然。触るタイプじゃないのにー(深夜に押し掛けてクダまく酔っぱらい。叩くなら分かる。撫でるか??)
温水さんの婚約者なんて別にいいから、メインの人達をきっちり回して欲しいです。

 唯一リアルだーと思ったのが、後からやってきて栄介さらっていく実乃!!
そういう女ぽーい(^^;;;) また衣咲が、そこで見え透いてるのに2人きりにしちゃう女ぽーい(^^;;;)

 実乃と栄介の鹿児島行きではっきりショック受けてる衣咲。
中盤はしばらく、そのラインの恋心描くんでしょうか。それとも理一に傾くきっかけに??

「スローダンス」3 ☆☆☆☆

 胸がキュン! ・・・ってすると衣咲ちゃん、ツケ麺食べたくなるそうです。青春の想い出は食欲に直結かいっ(^^;;;)

 そんな色気のない衣咲と、忍耐強い理一くん。
いつのまにか、友達として、いい感じですよ。会いたくなくても会っちゃう接点がいっぱい!!いやさ、だからこそソコから恋に向かうのは障害だらけなんだってば(って、接点ゼロカップル「電車男」のレビューでも力説してるわけですね)
 互いに何度も繰り返してギャグになってきた
「それって、口説いてる?」
「違いますよっ」
いつか本気で口説いたときに、困ったことになるぞなるぞ。うふふ。

 とりあえずは、理一は元カノとヨリを戻し、衣咲は栄介兄ちゃんと近づいてスローダンス。広末も修理工の子といい感じかな。いっそパートナーチェンジなしでもいいんだけどな。

 前回の金魚すくいみたいに、人生語るのは大仰でくすぐったいのですが・・・・今回の土手の”接点”話は好きだわぁ。
 何より『100%』の人に逢えなくて、仕方なく『99%』の人にする衣咲が凄い。例え話にしろ、逢える範囲に『25%』しか居ないって思わないんだ(^^;;;)

 衣咲と理一、去っていく後ろ姿を互いに振り返る場面も好きですー。なんだか今日はメッチャ楽しかった♪

 そうそう元カノ。素人くさい声質が逆に新鮮で、可愛いなぁって思って聞いています(スッチーには見えないけどなぁ。力仕事なんだよ?)
「胸キュン」ビデオを見に来たのに、「小さな恋のメロディ」かよ!って理一センスにツッコミ入れてたのですが、途中彼女から手を重ねたのに安堵。
 ・・・もつかの間!
 そのまんまエンディングまで小一時間あんた達、前向いて映画見てたの??理一も理一なら、元カノも元カノで忍耐強すぎるー(なんだか爆笑)
 可愛くていいですね。

「スローダンス」2 ☆☆☆

 アイタタタ・・・衣咲さん、地雷踏みまくり。頼むから口閉じるか、サッサと帰るか、せめてすぐにあやまった方が・・・。
 でも、衣咲ってこういう困ったヤツだというのは良く分かりました(^^;;;)
 裏目には出たけど、気を遣ったつもりだったのよ。
だって仕方ないじゃない、ドラマ視聴者じゃあるまいし、理一の事情も元カノの気持ちも分からないんだから・・・って自信満々。
 また、そんなバカ女を殴りもせずに振り回されるって、妻夫木くんじゃなきゃありえない。

「フラレる前に自分からフッた」
理一の、ワケのわからないプライドとコンプレックスですよー。今まで会った全ての女の様に、彼女もアニキに惚れたんだと思いこんだ。しかしどうやらそれ、勘違いだったかも・・・・??

 なのに逆に兄は、弟の方が自分より凄いと想っている??(わー、「カリフォルニア物語」だー)

 そんなこじれた関係の中に突っ込んでしまった衣咲。ある意味被害者??
 理一のの法則に当てはまらず、兄さんに興味のない女。
でも、競馬場で楽しむ2人は意外にお似合いでしたよー?? 理一とじゃなくこっちでくっついても、ドラマとして面白そう。

 衣咲と広末が、クルーズの券を取り戻したくて口を出すあたりや、キッズブランドへの異動話もベタなりに新鮮でした。プロポーズをせがむ広末の謎も、とっとと来週辺り描いてくれたら興味広がるかも。
 指輪の忘れ物が、浮気だの「彼女がいる」勘違いに繋がらなかったところ、先週に引き続き上品です。でも、だったら忘れた意味無いよ。可愛くて欲しくなったけど(<<そこが狙いか?? 笑)

 うっかり持って帰ったビデオテープみたいに、ちょっとしたやりとりで自然に親しさが増していく描写なのでしょうか。終盤にそういうことが活かされてたら凄いかも。ちょっと期待。

「スローダンス」1 ☆☆☆

 わー珍しいーっ 普通の若者だっ恋愛ドラマだ!! (最近どれも、凝りすぎなんじゃない? ^^;;;)

 妻夫木くんと深津の絵里ちゃん。
ちょっと年齢離れすぎだと思っていたら、過去に「教育実習生と生徒」だったと、年齢差を逆手にとったエピソードがやってきました。
 その時の、本気ではあったけど無責任な一言が彼の人生を変えた。
・・・当然彼女は覚えちゃいないってことに、がっかりしつつもちょっと感謝して、現在の2人の馴れ初めは始まったところ・・・・なのかな。

 なにしろいまは立場逆転、妻夫木くんの方が先生で絵里ちゃん生徒です。自動車学校の、だけど。

 プロポーズを断ったら男と連絡がとれない、なんてプライベートを、教官に何故話すんだ絵里ちゃん(^^;;;) またブッキー教官も、他の生徒も後部座席に居るってのに、彼女のマンションでその人にあった話だのを何故するんだ!!ナニ、2人そういう仲なの??って興味津々じゃないですか後ろ!(^^;;;)

 ・・・・その、酔った絵里ちゃんをマンションまで送った先で、下手に新しい男だと思われたりしないところ。ブッキーもちゃんと追いかけて話しかけるところ(後ろめたくないからだよね) 品がいいです。

 まぁそれで空港まで教習車で送るんですよ。タクシー呼べよー。いや、100歩譲って連れてくのはいいけど、何故全員でカウンターまで行くんだっ!!
 ・・・とツッコミいれてたら、なるほど元カノ(小林麻央)はスチュワーデスなのね。

 定職はあるものの、昔の理想とはほど遠い現実。そこをつきやぶる話になるのかな?

 妻夫木の出来すぎた兄:藤木直人は退社してどうするのか(映画とるの?)
ツマブキの友人(田中圭、「汚れた舌」みっちゃん!)と深津ちゃんの部下:広末はつき合うのか?
いろんなピースが無理なくばらまかれた一回目、楽しかったです。アパレル店長深津ちゃんの、衣装も可愛くていろいろチェックしちゃいました♪

「はねるのトびら」の・・・・っていうか、私には「横丁へよーこちょ」で山田花子の恋人:西野くん、普段より標準語寄りの喋りで硬めなものの、普通に俳優さんしてましたねぇ。さて、本筋には絡むんでしょうか??
 月曜日がちょっとウキウキに♪

映画「真夜中の弥次さん喜多さん」☆☆☆☆

 大・純・愛!!

 今時、
『キミになら殺されてもいい』だの
『生まれ変わってまたキミに会いたい』だのって、男女の恋愛で叫ばれたら萎えること請け合いの甘い言葉を叫びっぱなしの主人公達。勢いあるホモだわっそれがまた、なんだか泣かせるんですよ。

 もちろんかの「東海道中膝栗毛」を下敷きに、ホモの弥次さん喜多さんお伊勢への旅を描いた同名の漫画(しりあがり寿)が原作です。
 冒頭の掴みこそ原作とは趣違って踊ったりバイク乗ったりで度肝抜いてくれますが、進むに従って”そう来たか!”と膝を打つほど原作テイスト満載に。
 小ネタも沢山。
よそ見しない、途中で驚いてもチャンネル替えられない映画館でじっくり見て笑う映画でしょう!
 面白かったです。

 そして主演の長瀬クン。日本人には珍しくキスの上手い俳優として認定しまーす。パチパチパチ! しかも相手ずっと男(七之助)なのに!
 一日中でもいちゃついていそうな空気醸し出してくれていましたよ。
あの幸せ空間、クセになります。

映画「ローレライ」  ☆☆

 ちょっと待ってよ、「生きろっ」って言うならこんなところで放り出さずに!!

 そんなわけで、「ローレライ」見てきました♪
妻夫木くん主演というだけで誘われたら、SFだったんですね? それもちょっとレトロな(^^;;;)
 潜水艦の中、エンジンに酒しぶき浴びせる機関長だのエリの高い黒いマントだの見せられて、原作松本零士かと思いましたよー(違)
 その他、思い出すのが漫画「沈黙の艦隊」。

 時は第二次世界大戦終戦間近。
 広島、長崎に原爆が落とされる中、祖国を救おうと孤軍奮闘する日本海軍潜水艦「伊507」号(独逸製)には、とんでもない秘密兵器が搭載されていた・・・・。


(以下ネタバレ?) 続きを読む
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