弱り目にたたり目、不慮の事故で蓄えをすっかり吐き出した直後の失職!
それだけだったらシングルマザー七草(小雪)の貧乏サバイバル生活を描いて、公園でつんだ野草を食べるだのデパートの試食を子連れでハシゴだのと真似しちゃいけないお得生活を披露するワイドショー状態になったのかもしれませんが。そこはさすがヒロインが小雪。
ずっと彼女に憧れていた元同級生/現敏腕弁護士の柿原(伊藤淳史)が、お近づきになりたい一心で素敵なラウンジに呼び出して食べさせてくれるしw 会社の倒産が不自然だ!と、半分でまかせで口にし瓢箪から駒、本当に不正があったりするわけで
<ラブコメ、時々サスペンス>
といううたい文句通りに、凸凹男女で笑かしながら社会派な設定も入れてきてますよーん。
水の事故は、アメリカの風呂でやらかしたことがあるわ……。そして保険カバー以外に200万円もお支払いって!あの水の量じゃそうなりますかねえ……(下の人たちも外出中だったのかな) そのほか社内積立が、倒産の場合戻ってこないこともあるとは怖くなったり、同窓会で誰か◯◯の資格もってないかなーなんて採用につながる話ってあるよねとか。そんな共感できる部分と、美人で苦労するだのやサスペンスといった縁のない部分がまぜこぜで、うーん面白いのかなこれ。小さな子供達も、現状をわからずに明るくて救われる反面、躾がなってなさすぎてイライラします。
さてこの先は、積立金312万円だけでも取り返せるのでしょうか?それとも、もっと大金やいい職につながる?犯罪に加担する様なこと、命の危険は?まあ来週もみてみましょう。
とりあえず柿原は『個人では業界3位』年商100億円の自分の法律事務所に七草をパート採用してやるか、当座の生活費10万円くらい貸そうかと申し出ても怒られはしないとおもいますがどうでしょう。
柿原の片思いがあまりに必死で、コメディ部分をほぼ全てまかされていることもあって応援気分よりも悲壮感w これが段々お似合いに見えてくるんでしょうか。その時は、あの野猿兄妹をビシビシ躾け直してやって欲しいですね。