我が子のために罪を被って黙って服役して。だったらそれを強いた男の方は、その辺をフォローしながら養育してあげなきゃでしょう〜。我が子同然に、じゃなくて!
心太朗的にも、警察関係ない家で
『きっと何か事情があったんだよ』
とふんわり慰められて育った方が遥かにマシだったのでは。もちろん真実と実兄にたどり着いたのは警察官になったからこそですけどね。
というわけで、戸籍だけでもかなり明かされる真実。 皆実広見(福山雅治)の思い出の中の優しい母(相武紗季)と、心太朗(大泉洋)の亡母が同じ人なのでした!
浮気じゃないのよ〜
無理に皆実誠(要潤)に嫁がされた母のお腹には、実は既に、恋人だった料理人鎌田(津田健次郎)の子が。しかも本妻が別に居て、鎌田の元に逃げて心太朗をもうけ、幸せに4人で暮らしていた時期もあったんだわ〜(皆実の食へのこだわりって、父が料理人な伏線だったのかな)
そこから広見ごと連れ戻したくせに、実子でないと気づくや妻子殺害を企てる誠。クズすぎる。更に鎌田に罪を被せようとするのも非道なら、捜査の誤魔化しを警察関係者に持ちかけるのも極悪! こんなのの子じゃなくて良かったじゃないですか、皆実捜査官〜!
しかし、出世のためなら汚い商売も見逃してきた護道清二(西将輝、後に寺尾聰)も流石に、殺人の隠蔽は出来ない…!と、灰皿を手にしてガツン!と。
殺すんかーい!
確かに、ここで協力して一生脅されるよりは誠を始末して。まだ息のある息子と鎌田を助ける方がマシなのは分かりますけどねー。だったら、誠が鎌田のポケットにねじ込んだ宝飾品も出してあげてよ。 強盗殺人犯に仕立てたまま命だけ助けるって非道いわ〜 そして前述のように、心太朗も引き取っただけで配慮レス。ほんとこんなのの子じゃなくて、無実の鎌田の子でよかったじゃないですかシンディ〜(涙)
再会した父は重病で、ほぼ意識のない状態ではありましたがそれでも。2人で会えてよかったです。
ただ、何も知らなかったのにいきなり正義エリート道から蹴り出された護道家のご子息たちは可哀想ですが…うん、頑張って。
ラストは感動の別れ……のはずが、今度は心太朗がアメリカに視察に行くからすぐ会える!
「聞いてないよ〜?」
と本人だけが知らないんだよね笑
FBI視察中の揉め事はもちろん、帰ってきてからの騒ぎもまた見たいぞー!
終盤、ラストに意味なくいい声で語るお遊びも好きでした笑