舞台は別の星の、お江戸にそっくりな大江戸ですからw
天草四郎(袴田吉彦)が英語もといルー語で喋ってても、遊女との待ち合わせが『午前零時』でもいいですけど。 「太夫とは」を解説するナレーションがそれを「だゆうとは」と読んでしまうのはダメよね(^^;;;;;;;)
そんなわけで今回の悪巧みは、色仕掛け。
人気花魁の紫太夫(野田美桜)が、夜な夜な男どもの夢に現れて?謎のラブドリンクを飲まされて、どいつもこいつも目の下真っ黒で寝不足なのにニヤニヤw 挙句、女房を捨てて駆け落ちも持ちかける文を書いた奴までいて、佑太のものと勘違いした祖母はヤキモキ。祖母には蒸気甲冑での活動を内緒にしている佑太も、探りを入れられてドギマギw
そんな佑太にも紫太夫の魔の手が伸びますが、鈍くて色仕掛け通じず(周囲に「初心うぶだな」と言われて否定しまくりなところが肯定w) 深夜零時の待ち合わせには、改良型甲冑をまとって弥助連れで行くのでした!それもう逢引じゃないよね!
シマヴァランだと言い当てられて、仮面を剥いだ紫太夫の中身は沙羅(芦名星)!「素顔の方が美人だ」と弥助、そうですね! 格闘で、「壁ドン」もとい弥助ともつれたまま倒れることになった沙羅は頬を赤らめ、決まり文句の「今日はこの辺にしておいてやる」も可愛らしげに消えて行くのでした。え、この線で恋始まるの?
3話ではラグビー、今回は壁ドンが発祥w この起源シリーズ好きなんですよねえ。
紫太夫のセクシー衣装、上は着物で帯前結び、下はミニスカ網タイツって花魁には程遠いけど、「コブラ」テイストなアレンジで可愛かったです。化粧が遊女っぽくなかったんだけど、下地白塗りは若い人に受けないのかなー。
大江戸スチームパンク
特撮風味!
平賀源内(六角精児)が発明した、蒸気力甲冑=スチームアーマー!
着用し、大活躍した佑太(萩原利久)は瓦版でも取り上げられて大人気。イケメン火消しの弥助(佐野岳)はそれが面白くない。マドンナお照ちゃん(岡本夏美)と佑太の急接近も灼けて何かと張り合うが、お江戸もとい大江戸の危機には素直に甲冑の力を認めるのだった。胸熱w
で、その危機ってのが、メイクがキツイ天草四郎(袴田吉彦)率いる秘密結社シマヴァランが仕掛ける時限爆弾。ほら特撮悪役w 部下の沙羅(芦名星)の衣装も忍者コスプレ風で特撮だわー。そして
「インタレスティングな、アイテムを、オーダーしておいたよ!」
と外来語混じりの喋りに『面白い』『道具』『注文』と、いちいち和訳字幕がつく天草四郎。なぜ英語w 当時の英語はマイナー言語だし、天草とキリスト教を通じて縁があったのもオランダ語やポルトガル語じゃないのかいな、いいけどw
爆弾が仕掛けられたのは棒手振りが売る初鰹。
ここで、「棒手振りとは」と江戸豆知識が入っちゃうあたりも、時代劇には興味ない層に向けて親切では。時代劇って作らないでいると着付けやかつらのノウハウ失われて作れなくなっちゃいそうだから、刀剣乱舞や鬼滅の刃など流行っているうちに、次世代視聴者育てておくの大事よね。
と言いつつ、舞台はどこか遠い地球にそっくりな星の「大江戸」なところはSF、ってやっぱり特撮w ここまで書いて、役者名を確認に公式HP覗いたら、蒸気力甲冑を佑太が着るのは、鍛冶屋の見習いで暑いのにめっぽう強いから、だとかw ナイス設定w
せっかく鰹爆弾を始末するも(それが「ラグビーの発祥だ!」ってw だから高価な初鰹なのに切り身でなく、丸ごと売ってたのねw)前哨戦。 もっと大きな爆弾が、芝居小屋で1時間後に爆発するぞ、(と、全部日本語で書いてあるのに読み上げる天草四郎の声はやっぱり英語混じりw)な予告状に、蒸気パワーで佑太とお照ちゃんが駆け出して3話の終わり。観客の避難や芝居の中止でも爆発。さあどうなる?
あと猫にひっかかれた弥助の傷も、何かあるんだよね?