夫拓也(大東俊介)の本社転勤で、東京の社宅に住むことになった中山麻衣子(門脇麦)
専業主婦の麻衣子は、毎日料理を作り夫の帰りを待つが残業続きで待ちぼうけ。隣宅の上司二葉一(森山直太朗)の、働く妻聖(西田尚美)がカッコよくて羨ましい。
その聖の勧めでパートを始めたものの、疲れて食卓には買った惣菜が。拓也は気にしなくても後ろめたいよね。
……でも実は歓迎会も残業も嘘で、拓也は同期の歩(蓮佛美沙子)と急接近。忙しい聖と朝も夜もすれ違う一も、浮気を疑い爆発寸前。
お互い寂しい夜に、ベランダの薄い板を挟んで言葉を交わすようになる一と麻衣子。
そんな折、拓也の携帯に浮気相手からのメッセージが……!!(『自動車修理』と登録した時点で絶対にやましいw)
社宅に住んだら隣が上司、なだけでも既に波乱の予感でしたがw むしろそこの人間関係は良好でした。
ゴミ出しでベランダで、すれ違えば伴侶の褒めあいで会話をつなぐ一と麻衣子。2人とも控えめで相手と距離があり、一目で惚れた腫れたではない仲です。でも帰りの遅い伴侶たちは、それぞれに浮気、している、のかも。となるともう、どっちかの家に上がり込むのも時間の問題では??
タイトルは、溺れそうな辛い日々に、浮き輪の様に頼れるのはお隣の奥さん/旦那さんだった。ということらしく、水中のイメージシーンが印象的です。
そして集合住宅のベランダにつきものの
『非常時には破って』
と書いてある隣との仕切りw 作中で本当に破られたりしちゃうのか??
まだ子供もいないのに、専業主婦で無職。転勤で土地勘も知り合いもなし。私自身はそこまで過酷な引越し体験はないので、その上夫に裏切られる麻衣子にとても同情しています。