ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

大杉漣

「警視庁ゼロ係(3)」1 ☆☆☆

丁寧に失礼な警視どの(小泉孝太郎)が、ワイルド寅三先輩(松下由樹)が、帰って来たー! 今季は『トウガラシ野郎』ですw
カレー桜庭(木下隆之)ITピンク太田(戸塚純貴)無愛想むらさき本条(安達祐実)と、お馴染みゼロ係メンバーそれぞれにトウガラシの効能を、適切かつ失礼に語る冒頭の警視どの。有能なメンバー紹介でしたね!
新係長に片岡鶴太郎。……先日急逝された大杉漣元係長も、退職したのに電話で情報提供、という形で登場。しんみりしちゃいました。

使い勝手の悪い奴らをゼロ係『なんでも相談室』に押し込めとけ!という呑気な設定なのに毎度関わる犯罪は猟奇的なんですよねえ。今回も、依頼のセミ捕りついでにみつけちゃったのは、ぐるぐる巻きに繭にされ小指が切断された死体。若い女性を狙う連続殺人です。
捜査一課相手にに失礼発言連発で揉めながら、元係長の情報で被害者の共通点が精神科医実相寺(嶋田久作)だったとつきとめる、我らがゼロ係。40年前の実相寺母の転落死にも不審な点が……。おや、面白いじゃないですか。

出色だったのは、元監察医役の石坂浩二。警視どの同様の正直すぎる人ですが、お年寄りに「まだ生きてたか」等の毒舌は許せないと、あのマイペース警視がじたばたw 警視どのの名、冬彦を安易とバカにするのに自分は春樹。春樹は特別なんですってよw いいゲストです(^^)
で、家で転落死した実相寺母に背中を押された可能性もありと判明。しかし、実相寺逮捕後も繭に入った殺人は続きます。実相寺は壁を抜けられるのかw いや、共犯とか実行犯が別にいるんでしょうーがw 
捜査一課のホープ金田一(平岡祐太)が、表向きは警視どのをもちあげつつも、失点は押し付ける気満々なのも設定に華を添えています。気軽に楽しく見られそう。


「予兆 散歩する侵略者」4 ☆☆☆

大混乱w

ついに侵略は次のフェイズに?
実は事態に気付いていた政府も乗り出し、厚生労働省だの防衛庁だのがわさわさ。せっかく辰雄が殺人の自首をしたのにないがしろです。電話を続けたまま、ちょっとこれに住所氏名書いといて、後で連絡するからってw 酷すぎw
(痛む腕を切り離す〜〜〜と騒ぐ辰雄には「寄生獣」を思い出してしまいましたw)

酷いといえば、悦子の友人も。訳のわからない相談にのってくれ、心配してくれるいい人かと思っていたのに、元凶の真壁に単身会いに行き、直談判どころか
『悦子にできることなら自分が代われる筈』
という謎な交渉をもちかけます。侵略すると聞いても生返事。そんなことより、自分は悦子より上、悦子より特別でなきゃ……って、そんな関係だったんですね。多分そのまま何か概念を抜かれ、倒れているところをみつけた悦子は『きちんと説明しておくんだった…』と呟きますが、身近な人が実は宇宙人で侵略を目論んでるから気をつけて、なんて普通言えませんってorz


もう真壁が通りすぎるだけでバタバタと、周囲の地球人が倒れていく異常現象。
工場で悦子が別の宇宙人(ガイドな上司の妻)に襲われた時も同様に、従業員バタバタと倒れていました。あれは奪っているのか、気絶するような衝撃を放っているのか。で、妻宇宙人もやはり悦子からは何も奪えず。更に、もう院内に真壁がいないことを確信する悦子。彼らが放つ何かを察知する能力まであるようで……。

それをいつの間に政府側は知ったのか。捕縛された真壁との、交渉を頼まれる悦子。確かに悦子以上の適任者はいませんよね!


「警視庁ゼロ係(2)」2 ☆

「オリンピックは、必ずうまくいく!」
「東京オリンピック、みんなで成功させましょー!」
な、なんでしょうこの唐突な提灯持ちみw

とにかく第1第2の殺人は、編集者岡崎(忍成修吾)の犯行と判明。
6年前、両親と妹をひき逃げしたまま捕まらなかった車に乗っていたから。では運転していたのは? それがなんと警察のお偉い刑事部部長さん(加藤雅也)だったのです! 自殺した、とみせかけて実は部長が岡崎を絞め殺している現場隠し撮りを、『被疑者岡崎死亡のまま送検』の会見に乗り込んで報道陣に大公開とか。いくら握りつぶされないためとはいえやりすぎ(^^;;;;) 

そもそも、小説の描写と家族の事故が酷似している。それだけでその出版社に就職し、その小説家(村杉蝉之介)の担当になるって思い込みだわ超狭き門だわ。その上気に入られたのか酔わせたか
『実はひき逃げは実体験だよ、運転してたのは別のゴルフ仲間でね』
的な打ち明け話をする仲に?無理無理無理(^^;;;) 作家が第1の死体だったら、聞き出すために拷問したとも考えられますが第2なんですもん。
更に分からないのが第3の死体扱いになっちゃった50年前の遺骨。掘ったらたまたま出た、なんて場所でも深さでもないでしょー。結局はうやむやに、スイカ警視がそのうち身元の手がかりをみつけるでしょうと、シーズン2の縦軸な事件につながりそうに終わりましたけど正直このドラマにそんな記憶力に必要なこと求めてないから!

とりあえず、今回はピンクのハッカー君(戸塚純希)が有能&東北弁なことが判明。TKO木下も無能なりに、転売された事故車を追って外国に飛んで証拠品をみつけて頑張ってました!ゴルフ場で落雷騒ぎのニュース映像の中、小さく小さく背景に映った刑事部部長をみつけたスイカ警視どの。静止画を引き延ばしたパネルを持たせた安達祐実に
「ラウンドガールみたいに!」
ってw とんでもない注文ですが、ちゃんとパネル掲げてクネクネ歩いてくれましたよw

そしてゼロ係を潰すつもりだった副署長、逆に結果を出されちゃ仕方ない。杉並区内でなく、都内全域から依頼を受けるようにしてくれちゃいましたよー。喜んでるのはスイカ警視どのだけw どんな面倒が幅広く舞い込んで来るんでしょうね!


「警視庁ゼロ係 生活安全課なんでも相談室(2)」1 ☆☆☆

イチゴ野郎から、スイカ野郎に! 夏ですねえ。

オリンピック競技場予定地で殺人が!
なんとそれの第一発見者になったスイカ警視小早川冬彦(小泉孝太郎)ときたら、浮かれてTVで警察批判(^^;;;)と、またも虎三さんを筆頭にまともな署員を悩ませますw 捜査に来た一課の同期の伊達(駿河太郎)を、
『あの難しい国家公務員一種試験で8000人中2位だった人だよ!凄いんだよ!』
と紹介。……ご自分が1位だったんですよねえw

そのうちに、某作家のデビュー作と殺し方が一緒と看破し、小説の通りならあと二人殺されると捜査会議に乱入するわ第2の殺人も第一発見者になるわのやりたい放題です。なのに新任副署長(若村麻由美)が叱るどころか捜査権をくれたのは、期待しているから……でなく、失敗の責任をとらせて追い出すため??
フリーダムな警視は、自分から言いだした模倣殺人説を、細かい部分が似ていないと突然引っ込め、第3の殺人現場へ。小説に合わせたにしては最後の白骨死体だけ古そうですよ。さあ犯人は誰なのか?現場から思わせぶりに去る元総理の目的は?

これを通常の時間で終わらせて次回に続いてくれてほんと助かります。初回2時間とか拡大枠は見る前から疲れちゃう、お馴染みゼロ係はお気楽に見たいです。
ゼロ係のカレー(TKO木下)が黄色、事務の安達祐実が紫、新人ハッカーくんがピンク、虎三さん(松下由樹)が青、警視は赤系の柄(スイカのシャツ☆)と、各人色分けされたのも見やすいですね。初回は警視が死体をみつけちゃいますが、普段は公園でお年寄りのメガネを探すのがお仕事。もっと役に立たないっぷりを発揮して、なのに事件を解決しちゃう回が早くみたいです。カレーの桜庭が副署長にホの字な様で、その辺のエピソードもありますか。

それにしても、真似された作品の知名度が微妙。警視も発見してすぐでなく後から読み返して『似ている』と言いだし、虎三も知っている風ではない作家のデビュー作w まさにツイッターでザワザワとするのにピッタリなのですが……多分SNSしない層がターゲットなので、世間のつぶやきなんか出てきませんw
そうそう卓球の伊藤美誠ちゃん本人役で出演!いつものハキハキ元気からしたら声ちいさかったぞーw

「バイプレイヤーズ」2~4 ☆☆

おっさん版テラスハウスw

動画配信サイトからのオファーを受けて、一軒家での集団生活を始めた大杉漣、遠藤憲一、寺島進、松重豊、田口トモロヲ、光石研。「7人の侍」をリメイク??
奇しくも10年前の映画「バイプレイヤーズ」でも顔を揃えたことのある面々は喜びあうものの、当時の確執を気にしたり気にしなかったり。また、倉庫に保管していたその「バイプレイヤーズ」のフィルムが消え、盗んだ犯人を突き止めようと嗅ぎ回る大杉漣なのだが……。

って、壮年の俳優さんたちが実名で登場です。
でも関わる作品は架空なわけで、作中のオフの顔だってもちろん素の訳がないのですが。怖い顔して実は可愛げなエンケン、不思議ちゃんトモロヲ等々と、パブリックイメージを壊さずに普段を演じさせるあたり、今は懐かし「古畑任三郎vsSMAP」を思い出しますねw

そしてどっかで見たような刑事ドラマのエンケンと松重は、片や三つ揃いで紅茶を入れ片やエアジャケットでタイトル「相方」と笑わせつつも、内容は『共演NG』の噂が一人歩きをするまで(#2)  光石研は、共演女優との不倫?(#3)  トモロヲと寺島は特撮で、怪人役にも心血を注ぎ役作りする様子を(#4)
つまりはいろんな角度から現場あるあるネタを毎回披露してくれて、前シーズン楽しかった「刑事ダンス」をこれまた彷彿。すごい面子の割に物語に目新しさはないんですよねえ。
旦那はリタイア。当方オヤジ好きとしましては、寝る前にだらっと何かしながら見るのにいい感じでしょうか。
 
毎回のゲストも、図らずもガセネタを提供しちゃう池松壮亮に、不倫してる山口紗弥加(相手はディーンフジオカならぬティーンw)、特撮頑張る清水富美加と実名登場w豪華ですよね。通りかかっただけ設定の人までいますよ。 

「嘘の戦争」1 ☆☆☆

続編じゃないのね。
あの草なぎ剛が詐欺が似合う役者になるとは、思えば遠くにきたもんだ。親の仇二人組のうち1人をまず破滅させ、もう1人に取り入るまでを一気に描いた初回スペシャル、長くて辛かったですけど見応えありました。

医師だった父の一家心中から生き残り、30年たった今も悪夢にうなされ続ける陽一(草なぎ剛)
実は彼は二人組の真犯人を目撃したのだが、少年の証言は『嘘』だと恫喝され続け、ついに屈して『父がやりました』と言ってしまった。その『嘘』を悔やみ、「俺は嘘は嫌いだ」と折に触れ語りながらも、詐欺師として嘘で稼ぐ日々だったが……。忘れもしないあざを持つ犯人五十嵐(甲本雅裕)との再会が彼を復讐に駆り立てる。

この『嘘』というキーワードがいいですよね。正直一家惨殺って特殊すぎ、どれ程辛くてどれ程許せないことかは、想像するしかないじゃないですか。でもその心の傷を広げる嘘つき呼ばわりや、無理強いの理不尽な悔しさは身近に理解できるのでは。

そんなわけで
☆親の仇1 五十嵐に接触。
実行犯が現在医者なことにも驚きましたが、陽一が真正面から乗り込んで名乗り、お前が犯人だ!とやらかしたのにはもっとびっくり、認めるわけないよねw もちろん算段通り、慌てて共犯者に連絡する五十嵐を盗聴して仇2が業界の大物二科(市村正親)だとつきとめるのでした。
その二科が、生き残った息子<千葉陽一>の動向をネットで調べるとなんと、同姓同名、同生年月日で子供時代の写真は陽一のものな男が嬉々として海外で農業に励むブログにヒットw 日本で脅迫なんかしないだろと信用されず、孤立する五十嵐を陽一が追い込みます。
偽名<一ノ瀬浩一>がハーバード卒でタイやNYにも支店をもつ企業コンサルタントですという、詐欺用SNSはありがちですが、その傍ら本名アカウントでは別人を自分にすりかえておくとは。SNSってこういう使い方もありかと目からウロコでした。

☆女医:二科の娘(山本美月)に近づく為にわざと怪我。
自転車との接触事故。状況説明が不自然と指摘されると、自分の嘘をちょっと認め『実は相手が知り合いで……』とちょっと本当のことも混ぜてくる。『元カノと別れ話がこじれたんで、言うのが恥ずかしくてw』なるほど嘘はこうやってつくと騙せちゃうんですね。元カノじゃなく詐欺仲間(水原希子)なのにね。


☆二科長男にSNSで接近。
SNS見てます~と声をかけ、儲け話を紹介したらあっという間に信用するとか、長男(安田顕)チョロすぎでしょw その弟(藤木直人)は、ハーバード卒業名簿で一ノ瀬浩一を確認し名刺のNY支店に電話をかけてみるしっかり者……というか通常の確認をきちんとする男。日本から慌てて飛んだ仲間が無事にその電話をとって、首の皮一枚でなんとか疑惑をやりすごします。

☆そして迎えた二科の誕生パーティ。
全てを失い酔いどれてる五十嵐をあやつり、パーティに連れ込むことに成功。二科を狙う刃物の先に飛び出し<かばって代わりに刺された>ていの陽一/浩一は……さあこれで二科の信用を得ることができるのか?ダメだったら刺され損ですよねw
会場に医者もいて応急処置は万全でしょうが、プールに落ちたりして、刺し傷より感染症が心配です。そうだ、それと保険証w

登場人物にみんな漢数字がついていて、役名確認するのが楽しいwですね。


「レンタル救世主」2→1 ☆☆☆

ラップ!ぶさ過ぎる泣き顔!志田未来を愛でるというかハラハラ見守るドラマでしたよ(^^;;;)

1話を気に入った旦那の強力プッシュで、とりあえず2話から見てみました。ストーカー被害者からのヘルプを引き受ける、謎の集団「レンタル救世主」
警察呼べよ犯罪だから!という普通のツッコミも、ここまでトチ狂ってると無力ですねw むしろ深夜向きのハチャメチャなのに、豪華キャストでゴールデンタイムドラマ、贅沢です。
特に最後の、金髪野郎の自撮りが最高!主人公たちが必死にストーカーを追い、屋上で体張って説得してる階下でそいつはゆっくりスタンバイ、誰か落ちて来るのを待っているんですよ。しかも落ちてきたのを受け止めるんじゃない、まさかの飛び蹴りで隣のビル屋上まで蹴っ飛ばすという見栄え優先、不確実な方法で!殺す気かw これが毎回のお約束なら、最後までワクワク見られますねえ。
お、思わず1話に戻って視聴。志田未来のラップがさらに凄い、酷い、しかも二度放映(韻踏んでみました ><)

「助けて」
と言えと他人には助言するくせに、自分は言えない主人公明辺(沢村一樹)。そうか、助けなんて来ないを信条に生きてきた地蔵ちゃんこと百地(志田未来)も、同類の明辺のためにならついに、叫べたんですね
「助けて」と。
「救世主がいるなら助けてみせて」と。
そして調度よくドカーンと派手に登場の<救世主>が金髪の葵(藤井流星)くーんw もちろん、ずっと前に助けられたのにタイミングを待ってましたw だんだんキャラの名前も覚えてきたぞ。全員色が絡んでいるから覚えやすいですね。制服のネクタイもその色でw 一番忘れられないのはキイロイ(勝地涼)くんです。

ここまで書いて今更ですが、主人公と謎集団との関係はなんと、再就職先。
知人に騙され一億超えの借金をを負い、会社もクビに……な真実を愛妻(稲森いずみ)に言えないまま、取り急ぎ怪しい募集に応募w 底なしのお人好しとルックスを社長(大杉漣)に気に入られ(やはり救世主はカッコよくスーツが似合わねばいけないらしいですよ)、犬の散歩から誘拐救出までなんでも請け負う「レンタル救世主」の一員となりまして、主に作戦時に人目を引いておくスケープゴートとして活躍、ボコボコにされたり警察に逮捕されるのもお仕事のうちらしいです(^^;;;)

おかげで愛妻に浮気を疑われて大騒ぎ。留置所に居たと打ち明けても聞いてないし、お正月の旅行先はハワイからもっと高いとこに変更ですって。借金の話はいつ聞いてもらえるんでしょうね。

1話では依頼主だった百地も、2話でめでたく入社。独りでやれる独りで大丈夫……の念仏から解き放たれて、仲間とタッグを組んでいくことになるのでしょう。最初は事務所の留守番、お味噌扱いにへこんでいましたが、犯人と対峙、我慢できずに溢れる魂の叫び=ラップorz を、特技と認定されての嬉し泣きは冒頭に書いたように壮絶でした。女優魂……w
(ちなみにストーカー役武田真治のラップは、ちょこっとだけでしたがリズム感があって上手そう。未来ちゃんのラップ、リズムが狂うからハラハラなんじゃないかなあ。台詞のように緩急がつくからそうなっちゃうのかと。下手でいい役ではありますが。トンデモラップ映画「TOKYO TRIBE」が思い出されますw ちなみに弊レビューこちら

1話と比べて2話では明辺の影がぐっと薄かったですねw 3話でどうなる、てか転職と借金はいったい何話で言えるのか?
楽しみに見ます。 

「サイレーン」~最終回 ☆☆☆

整形手術に夢を見すぎw 
さすがに途中で疑った「男なのでは?」はなかったですがw それでも手術で「別人』にはなれても、特定の『橘カラ』や『猪熊夕貴』に成り代わるのはほぼ無理でしょうに(マイケルジャクソンになりたい、マドンナになりたいって、大金かけてこの程度かって例がいくつもあるはずw) 
ドラマ中でも元同級生が「顔はカラだけど…」と元々の十和田幸を思わせると言っていた様に、一瞬の顔芸でなく入れ替わるなら、肩幅や手足の長さの比率など全体のプロポーション、笑い方喋り方などの動きも重要ですよねえ。 それがさらに猪熊と入れ替わるって、無理無理と半笑いで見ていたらなんですか養女つながりって!双子って! 後ろから間違えて呼び止めるような体型が似てる伏線もゼロだったでしょー木村文乃と菜々緒じゃ! 元々は同じ顔同じ体型だった、と言われても。やっちゃった整形をなかったことにして戻せないから失敗した人が泣いてるんでしょうに(あ、でも2話あたりの感想で書いた『このドラマの鑑識は無能』は撤回できますね!現場のDNAは猪熊のものとして処理されてたってことで!……過去の事件の分はどうなってるんだかw)
あと、本家橘カラの遺体の埋め方浅すぎw 犬に掘り返されるw

と文句はいいつつ楽しめました。殺す気満々、松坂桃李の悪い顔なんて主人公ばかりしてたら滅多にお目にかかれませんよね。菜々緒や木村文乃のアクションもなかなか頑張ってたし。…と、3人がそれぞれ目立ってしまったせいで焦点がぼけたドラマではありましたが、何より実生活に何一つかすらないところが見やすかったんです。完全アウェイでお気楽な娯楽。
また最後にカラ、もとい幸を死なせなかったのもよかったですよね。海や火事で生死未確認で終わらせたり、洗脳や催眠の影響を示唆してダークに終わらせたりせず本人はきっちり逮捕されて監獄にいるって珍しいのでは。
そして、身内の犯罪に厳しいらしい警察組織。8人殺しの血縁者では、被害者とはいえ猪熊は一生飼い殺しなんでしょうねえ。里見もですよねえ。最初っから里見の推理と勘が正しくて、しっかり耳を傾けていたら死人が半分で済んだなんて表に出すより、チビデカ君のお手柄にしておいたほうがましってもんでしょう~、なんてね。

合間に挟まる、ドラマキャラが演じるCMウザかったです。特に馴れ初めを延々と語る版orz  交際をごまかしてる版は別に普通なのにね。←これが最終回だけ、ドラマ後の二人だったりしたら見たいかなあ。

「サイレーン刑事×彼女×完全悪女」1 ☆

警察が無能すぎw

連続殺人犯……を、まんまと殺す真の殺人鬼。身の回りでどんどんと人が死んでいくのに疑われず、むしろその捜査を足がかりに女刑事と知り合い、取り入っていく謎の女。怖いよー。
そんなとんでもない整形悪女カラを菜々緒は好演していると思います。思いますが、いろいろ都合が良すぎますよねえ。
一番呆れるのが、憧れの捜査一課がダメダメなこと。
今は機動捜査隊にいる主人公カップル(松坂桃李、木村文乃)はどちらかが捜査一課に見事引き抜かれたら結婚しようねーとか言ってイチャついてますが、当の捜一ときたら型通りの決めつけ捜査で、連続殺人を見逃すわ、犯人の性別も間違えるわ。本のうけうりでペーペーが指摘できるようなことはちゃんと出来ててくれないと、犯人の価値も下がるじゃないですかw 
挙句、カラが「犯人はきっと女」と口にした程度でありがたがられ、女刑事との心の距離が近づく始末。この作中に「相棒」杉下右京がいれば、口に靴下が片方詰まった遺体なんて格好のおもちゃだし、運転手が殺害されたタクシーのダッシュボードは当然開けて靴下をみつけただろうし(カラが持ち去ったとしても鑑識さんが繊維を見つけるはず)、後部座席に本=客が居た、と立ち去った客が殺害犯候補でしょうよ。そして、美熟女の殺害犯が女の可能性だって考慮してたでしょうよ。
 

そんなわけで、やっと見ました初回スペシャル。だから初回を2時間にするのやめてってばw  
通報と同時に現場に駆けつけ、捜査方針に口はだせない機動捜査隊。連ドラで舞台になるのは珍しいですが、沢口靖子主演の2時間ドラマ「特別機動捜査隊」シリーズを西村雅彦目当てに見てましたから!知ってる知ってる、とちょっと嬉しいですねw 
大杉漣と木村文乃の父娘コメディも、犯罪捜査の息抜きにはいいかなあ……。さて2話をどうしましょうか、悩ましいです。
(余談、「セイレーン」だと思ってましたよ、悪女だしw) 

「婚活刑事」~最終回 ☆☆

はい、躑躅からのプロポーズでめでたしめでたしです(^^)


指名手配されようが、どうせ躑躅が冤罪なのはわかりきったことw でも誰がつつじをはめたのか、婚約者を消したのかが問題なわけで……なんとさくらプロジェクトは消えた押収金の横流し。でも良い目的のため、難病のさくらちゃんが手術を受けるためだったんですよ。このアンビバレンツ(><) すっきりしませんよね。

またすっきりしないといえば、亡き婚約者詩織さんの「結婚日記」

教会の下見、ドレスのデザイン、あちこち回りながらことこまかに結婚への夢、つつじとの未来を書き留めたそのノートを見ながら、彼女の足取りを米子がたどるなんて……辛いじゃないですか。しかも、米子とつつじの仲を応援しづらくなっちゃうじゃないですか。本当にいい娘だったんだよね詩織さん(TT)

しかも方言で悪態つくところまで米子と一緒って、それ、つつじの趣味がわかりやすすぎるんですけど!


とりあえず、未来に向かって踏み出す若者を暖かく見守って、めでたしめでたしの終わり!……で、ちょっと残念ですwあれこれひっぱって、もっと続けても良かったのにねw


「花咲舞が黙ってない!(2)」1 ☆☆☆☆

え、この2人そういう仲? 前作からいままででデキちゃった?

と思う人がいても不思議じゃないよねー出張先の男女が湯上り姿で旅館にいたら。まさか食い道楽だけで団結しているとは思うまいw

そんなわけで、何も変わらず始まりました臨店班の花咲舞(杏)と相馬(上川隆也)。塚地もそのまま。常務だ取締だと上の方の人たちの肩書きは変わっても、臨店班の人も立ち位置も相変わらずです。おかしいことには「おかしい」と声をあげる、まさに黙っていない花咲舞!スッキリ(^^)!


しかーしセクハラみたいな人によって線引きが違う問題ならともかく。元本保証や利率で嘘を伝えての契約は犯罪でしょ?大問題でしょ? 示談や異動でうやむやにしちゃっていい問題じゃない気がしまーす(><)そしてこんな問題が続編できる分もたんまり起き続けるのだとしたら、銀行がどれだけ腐ってるかの宣伝じゃないですかw

『この会社は腐ってるけど、人は腐ってない』

とか、あわや責任とって辞職だった片瀬那奈が言ってましたけど。いやいや、あれだけの人数がずっと不正を黙認しながら支店売り上げ一位を誇り続けていたんだったら、強要した支店長(寺脇康文)だけじゃなく下も十分腐っていたのでは……orz

暴くのが記者や警察でなく、内部の臨店だという限界がそこにありますよねえ。それに今どき、スマホで支店長の発言を録音しておくぐらい自分の保身のためにも必要だと思いませんか。

あ、舞の父(大杉漣)の店に相馬が通い詰めてるのも相変わらずw 何ヶ月か付き合った男と別れたそうですが……しばらくうまく行ったとて、店にいる相馬に会って舞との夫婦漫才みたら別れ話になると思いますw

「銭の戦争」~最終回 ☆☆☆

川に向かって投げないんだ。不思議。

そういえば顧客データも池じゃなく茂みに向かって投げて拾われてましたが。原作通りなのだとしたら、韓国には『水に流す(=清める)』という考え方がないのかしらん。父親が自死に使ったカードの破片を投げ捨てた場面のことです。血もこびりついたままずっと(裸で!)持ってたことにもびっくりしたけど、その辺に投げちゃってもっとびっくり。危険物……! (池や川にもゴミ捨てちゃダメですけどね)

川に流さないなら、手向けた花に添えて置いて欲しかったかな。


そんなわけで、後半の主役は隠し部屋の20億円どーん。

それを探したり盗んだり戻したり脱税金として発見させたり。ハラハラドキドキで飽きずに見ていられました。
特に、恋愛ドラマ家庭ドラマからリタイアしまくりの主人が最後まで楽しめたのがこれ。非日常で誰も責められてる気にならないところがいいのかも……借金がなければw 

牢屋でもかっこいい赤松や、最後見事にグループ総裁としてデビューした元カノちゃんや悪役おばあちゃん、娘を助けに駆けつけた未央パパもキャラ立っていて良かったです。

その分、主役の富生と未央が地味でしたけどw だからこそ負けそうで応援したくなるのかな。

(富生母と弟は…いなくても良かったかもなあ)


ただ、雑に便利に使われている未央のお友達は心配。当初の美容院のサクラぐらいならまだしも、最後は20億円の運び屋ですよ!ヤクザがちゃんと調べて未央をさらってくれたからいいようなものの。何がどうなって、何も知らず富生に恩義もないお友達が代わりになっちゃったり現場を押さえられてボッコボコにされる可能性だってあったはずでしょう~w このポジションは、富生に恩ある人にしておいて欲しかったかな

 

まあとにかく、鬼になりきれなかったことで法的には逆に救われた富生。


最後に未央を抱きしめて風にさらわれたように消え、どこかで金の匂いを嗅ぎながら…のエンドってちょっとイヤンw 赤松2世じゃんw

いつか、未央の足元にコロコロっと500円が転がってきて…ってな風に再会してくれるといいな。

「銭の戦争」2 ☆☆

ついに青空テント生活。携帯も引き落としできずにつながらず、再就職がパーになりましたorz


そこは、居住権てあるんだから再就職が決まるまでは豪華マンションに居座るとか、命綱として携帯代の口座の金ぐらいチェックしておくとかするべきだったよね。

弟がまた偉そうに「兄さんは金の亡者だ」とかぬかしてますけど、その亡者さんが何千万円も払ってくれたからマグロ漁船に売り飛ばされてないの、何故わからないのかな。自分がもう少しバカじゃなきゃ、倒産前に手も打てたかもしれないのに何を言うんだか(弟は学生継続?大学院やめて働くとかないのか?)

夢枕に立つ父にも、テント訪ねてくる婚約者にも腹が立つ。


救いなのは主人公は負けん気でやる気なこと。金貸しになろうと大先輩(津川雅彦)に弟子入り志願してついてまわります。

定食屋で食い逃げしたり皿洗ったり得意の経理を見たりしながら、まずは試験合格で、本格的に金貸し業を学ぶことになるのでした

(うちのマンションローンは元本から先にガツガツ払ってるよー、金利だけ返すのって楽だけど損なのは常識だよねえ)


で、恩師コンノ先生(大杉漣)から取り立てることに。あ、それはちょっと面白くなりそうかも。

「花咲舞が黙ってない!」~最終回 ☆☆☆☆

臨店班、解体されず!

相馬と舞も理解し合えどラブなわけじゃなく、これは続編の可能性ありまくりですねー。

最終回は、その前の回でお目こぼしだった御曹司のバカっぷりがとうとう親にもばれて良かった良かった。でも会社同士のおつきあいのために穏便な処分になるのねー 


いやあ毎回啖呵にスッキリ(そして下される処分には、もやっとw)

金融関係の専門用語は、歴代の池井戸潤原作ドラマで予習済みで無問題です。むしろイベントとして 「半沢直樹」のアレね?コレね?と、親しみを感じたりしてw

でもねー旦那はリタイアでした(><)主人公が女性の舞ちゃんなだけに、セクハラパワハラで女性が辛い目にあって舞ちゃんがガツンと文句言ってくれるという展開が多くて、そこが馴染めないというか

「文句言う程の事?」

と言いだしたり、処分が可笑しいとお茶の間で揉めたり、自分の職場でのセクハラ問題が訴えられる方として納得いかない対応ばかりだとかドラマの話じゃなくなっちゃったりwして……楽しめないとリタイア。男性視点だとそうなるのかな。

相馬と舞の父(大杉漣)の意気投合や、オフィス街でのランチなど、食べてる場面が美味しそうなのも良かったです。 


「みをつくし料理帖」2 ☆☆☆

原作大好きで楽しみに視聴、何の不満もおきない良い2時間ドラマでした。 シリーズ2作目ですが、丁寧なつくりと絶妙の解説で事情は把握出来るかと。

……
というか、把握出来過ぎて2作目と思うより「これ前にも観た」と、旦那など再放送かと思ってましたよ。ゴールデンタイムにそんなw

でも確かに

☆つる屋で料理

☆登竜楼と喧嘩

☆料理美味しい

☆花魁がチラッ

☆私がんばる!

ぼんやり観てたら同じですかねえw 若旦那失踪問題の手がかりとか、小松原さまの仕事が将軍の料理係だとか、いろいろ新しいことはあるんですけどねえ。

それに、この先恋の話も出て来るわけですが、この調子で馴れ初めから破局までを年に一度でぽつぽつ描いていたらぼんやりしそうです。2時間特番でなく、やはり連ドラで毎週あってのシーズン2シーズン3とじっくり描いて欲しいですねえ。


又次さんも源斉先生もかっこいいのにちょろっとずつしか出ないんですもの。それを言ったら小松原さまもね。今回だけを観てたらこの先、澪が誰と恋するだのなんて、妄想する余地もありません。


ドラマオリジナルとして、澪が主役の戯作が出て売れてました(自分が書かれてないと拗ねる店主可愛いw)

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