ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

壇蜜

「いいね!光源氏くん(2)」〜最終回 ☆☆☆

 紫は紫でも、紫の上じゃなく……紫式部(壇蜜)だった!えええええ

 そう、作中の架空の人物が現れて闊歩する状態が謎だったわけですが、その前に原作者が転生してきたのなら、曲がりなりにも実体ある人間なわけで一同すぐ納得です←順応済みw 
2年前に現代にやってきた、と既に慣れきっていらっしゃる紫先生。来た早々に弁護士先生に保護されて、どうやら戸籍もゴニョゴニョ……らしいですわよ。何そのチート!  その上で手慰みに
『光源氏が現代に現れて、フツーのOLに拾われちゃった件☆』 
と、自己二次創作を書いてみたら、なんとリアルになっちゃったよ、と。頭の中将のこともチラッとメモ書きにはしたよ、と(また扱いの差w  そして外来語も使いこなしていらっしゃる) そういうことなら、この現象はもう紫式部ご本人の超能力じゃないですか。うわー研究者フィリップ(厚切りジェイソン)に教えてあげてっ! 

 さてその上で、光くん(千葉雄大)を元の世界に戻してあげて!と訴える沙織どの(伊藤沙莉) でしたが、どうやら原作と二次創作は並立共存、彼方には彼方の光源氏が失われずにいるものらしいです。おまけに光くん本人は帰りたくない。
『ばいとを頑張って屋敷を構えて……』と、共に生きる将来を語るのに、喜ぶ気配もなく立ち去る沙織どの。『独立』してこそ、通って口説けるという平安男のややこしい理論、ピンと来ませんものねw
それにこの先永遠にとなると、収入とか立場とか……実際のところ、心配ですよねー。ちょうど別口でもプロポーズされてるし?

 と、そこへ降って湧く、沙織どのの結婚式!
カイン(神尾楓珠)宅に駆け込んできた詩織(入山杏奈)が見せてくるのは、SNSにアップされた、ウエディングドレスを着て微笑む沙織の写真です。「沙織どのが幸せならば、それで…」と力弱く微笑んでいた光くんだったのですが、なんだかんだ焚き付けられて、俄然止める気に!いつものジャージ姿のまま教会に乱入し、新郎の手から沙織どのを奪い去るのですが……。
 いやいやw いくら急でも、妹の詩織が呼ばれない結婚式って何w  ちょうど会社では新しくウエディング企画を立ち上げ中。もう絶対これ、そのための撮影かなんかでしょ?ほら当たったーw    結婚を前提にしたお付き合いを断られた同僚一条(一ノ瀬颯)と詩織が、相談しての作戦だったのでした。諦めが早すぎるぞ一条くん!

「この世界で、主人公として生きる!」
と決めた中将(桐山漣)は芸能界デビューを決心☆  一方の光源氏は、ホストも向かずほんとお手伝い並みのばいと暮らしで、これからの生活も沙織どのの肩にのしかかったままw せめて平安衣装の着付けだの有職故実の相談役だの、何か職が見つかるといいのですが。紫先生の教室の講師とか頼めないのかな。
とりあえずはまず、早起きから?

 やっと可愛いチュ💕までたどり着いた2人が、幸せに暮らせますように。

「京阪沿線物語 古民家民泊きずな屋へようこそ」1 ☆☆

 うわ、キッツい関西弁w

 泊まると願いがかなう民泊『きずな屋』
そうとは知らず、あてもなく逃げてきた駅前のベンチで変な親子連れに拾われたヒロイン潤(小西桜子)は、風変わりな民泊『きずな屋』で暮らすことになります。
願いが、かなうまで。……1作目が売れすぎたプレッシャーで書けなくなった小説の、2作目が書けるその日まで?

 てなわけで、舞台は京都、大阪。
地元ではあたりまえのアレコレに、関東からきたお嬢さん潤ちゃんがいちいち驚くことで関西紹介になってます。しかしその関西味がコッテコテすぎではw 『きずな屋』のこころ(新津ちせ)ちゃんレベルに日常会話が掛け合い漫才な小学生、大阪で子育てしててもさすがにレアですからねw 出会いから『男に捨てられたんやろ?』と潤の身の上を決めつけて大騒ぎw 『きずな屋』に連れ帰ってからもスキマ無くボケてきてうるさいぞー。台本通りにこなしている子役(え、新海誠監督の娘?)もスゴいですが、脚本がなるほどNON STYLE石田なんですね。そりゃギャグびっしりの訳です。
 でもそんなこころちゃんも、『きずな屋』主人だった母(壇蜜)を亡くし、いつも一緒の創介(中村俊介)は父親でなく母と拾った他人という実は寂しい育ち。それだけに、寂しい人に鼻が効くのか? 『きずな屋』は、番地だけ知っていてもこころに拾われなければたどり着けない、一種不思議な場所な様です。
そして宿泊費は無料!……の代わりに、従業員が食べたいものを食べさせるのが決まり。 そんなことでいいの?と思いがちながら、これが案外難しいのかも……。
 1話ゲスト 中川家兄w 千日前のお好み焼き「はつせ」を紹介。

「東京二十三区女」~最終回 ☆☆☆

なるほど!ヒロイン璃々子(島崎遥香)が東京をさまよい歩く理由も、オカルト嫌いの先輩(岡山天音)が愚痴りながらもついてくる理由も分かって納得がいきました!なんと東京が呪われているとはorz

4「港区の女」☆☆☆
 目的地につかないタクシー。ああそういうことね……と思いきや、案外「そう」じゃなく二転三転。お台場には砲台があったのね。
寒い暗い夜の海で「見た」という運転手が竹中直人、「見られた女」が壇蜜と豪華ゲストで、密室のやりとりも安心して見て入られます。
璃々子と仁は、忘れた頃に取材にきますw

5「板橋区の女」☆☆
 縁切り榎。ほう。
中山美穂が妻だというのに、結婚半年で早くもよそよそしくなった夫、何故だー! 縁切り榎に通う夫(小木茂光)の跡をつけては、「妻の薫と縁を切りたい」と書かれた絵馬をいくつも持ち帰る薫(中山美穂)……。
『妻には過去のゆか 憂い怒る 怖い かなし』
なるほど、かなし、たぬき、ですね。しかしそれなら妻本人は悪くない、切りたいのは別の縁でしょうに(^^;;;) 今回の怪談は『もらい子殺し』、養育費目当てに子を引き取っては殺す犯罪が戦後かなりあり。薫も幼少時に現場を目撃し、縁切り榎に逃げ込んだというご近所育ちの女なのでした。
びっしり奉納された絵馬を見る璃々子と仁に、話しかけてくる老女……まさかの中山美穂の老けメイクにびっくりでしたよ!声もずっと本人ですか?凄いわー。

6「品川区の女」☆☆
 そして最終回は鈴ヶ森刑場跡。それだけで怖いからw 晒し首だの火あぶりだの~。

 事件が続く街を見回るお巡りさん(白洲迅)は、妙に視線を感じると共に、同じ女を何度も見かけることに気づきます。ある日ついに女の後を追うと、刑場跡でこちらを誰何した女は、八百屋お七の話を語り
「まだ分からないんですか?」
と謎をかけて去っていくのでした。長い独白、長い解説が続くのに、ふたりともたどたどしくて辛かったです。そして璃々子さん、もっとはっきり……貴方に会おうと事件を起こしてる女がいるよ!と言ってあげて下さいよ。ほら、手遅れじゃーんorz
お巡りさんなら、財布落としたとか猫がいないとか、もっとささいなことでいくらでも会えるのにねw まあネジが外れちゃった人にそれを言っても始まりますまい。
そして仁さんは、この品川区に住んでいたのでした。

 解かれた封印を、再度封じられるのか。この先怪異は増えていくのか? 調べたところで、どうにか出来るのか璃々子? 残りあと十七区、さて続きますか。続いたら見ます。

「みかづき」2 ☆☆

合併して大きな塾に。

千明さんはまず、策を考える人なのね。
長女の様子がおかしい、もっと家族の時間が欲しい。そこで誰に相談するでなく
『よし、合併して授業をまかせて、自分は裏方になろう!』
がピコーンときたら猪突猛進w そういえば吾郎を引き込む時にも勧誘は後回し、とりあえず学校に怪文書を送って吾郎を追い出させてからの接近でしたっけ(^^;;;) ほんとヤバい奴ですぞ。

でも合併して生徒数も増えたら、受講料が安くなる。小規模を好んでいた吾郎も、そんな生徒側の利便から、合併やむなしとなりましたし。一応は結果オーライ。
何事にも理が先に立つ、可愛げがないと言われがちな千明さんのことも、その不器用さを吾郎さんは可愛い☆と愛でているんですから、割れ鍋に綴じ蓋なのでした。義理の仲の長女相手に、惚気てましたよね。
授業の間我慢していたトイレに、終わるなり駆け込むのが可愛い。朝からガリ版刷って手が汚れてて可愛い。う、うん。

ところで長女(黒川芽以)も、もう大学を卒業間近。大きくなったら塾を手伝う!という子供の頃の約束を、母は信じきって計画をたてていましたが、さすがにもう違う想いを抱いていましたよ。あの強烈なお母さんと同じ職場になんていられない、分かりますよ~。
母が反対勢力「太陽」と目す公立学校に勤務し、更に目の敵にする文部省勤務の彼氏(須賀健太)と結婚したいと。うわー。
「忙しい」「邪魔」と、話し合いにすらならない千明と、娘、吾郎との溝は埋まるのでしょうか。え、壇蜜と浮気?うわー。

一方の現代パート、弁当屋のお兄ちゃんは算数を教えてあげて「先生」と呼ばれて有頂天。無料で教われるとあって近所の子が集まってきます。これってもう、塾じゃない?

両方の時代で語られる生徒の気持ち
「勉強がわかるって、面白い」

これには幸せな気持ちになります。勉強って本来はさせられるものじゃない。ああ楽しい、もっと知りたいって勝手に深まっていくものですよね。その知識欲を削がずに育ててあげて欲しいです。

「ホリデイラブ」1 ☆☆

はい不倫。
仲里依紗が奥さんで、ニコニコ好きなお仕事してくれて可愛い娘もいて。何が不満なんだ塚本高史!
単身赴任先での浮気ですよ。
それも、大らかな奥さんが何も気づいてなかったところに相手旦那(中村倫也)がピンポンと訪れて、路上で「うちの妻と浮気」だ「セックス」だって声をひそめるでもなく全て、ご報告してくれちゃってますからね。そこに顔腫らした旦那が帰ってきて、家に入れちゃうんだ……。

なんでも、冷たい旦那の愚痴を聞いてる間に深い仲に。一度はやめようとしたのに職場に来た新しい事務員がその彼女(松本まりか)で……って、ロックオンされてるじゃないですかぁ!そしてズルズルと関係をもち、あろうことか相手の自宅でイタしてる最中に旦那が帰宅。ボッコボコにされてのご帰還なのでした。
うわあ腹立つ。どうしたって妻目線で聞きますからね、ずーーーっとレスでただの同居人になってた間、疲れててその気なかったならともかく、他の女抱いてたとか最悪。

しかも奥さんの仕事がね。自宅でネイルサロン経営って、相手は一方的にSNSや広告で『妻』の様子をうかがえるんですよ。誹謗中傷もできるでしょ。相手は夫にバレてもまだ諦めていなさそうで、何してくるか怖いです。

そんなピンチをさらにややこしくしそうなのが、ネイルサロンの謎の客壇蜜。
真実の愛に巡り合うべき、と自分が作ったアプリにヒロインを勝手に登録。出会い系じゃないとスピリチュアルなこと言うけれど、登録してくる側はそう思ってますよね(^^;;;)
そして同業者と連絡をとられてしまい……。自分も浮気しちゃうのか里依紗?

うーん、どんなに面白くても疲れそう。

「お母さん 娘をやめていいですか」~最終回 ☆☆

刺されないで良かった!
自立しだした娘が、いつお母さんに殺されるかとハラハラしてしまいましたよ。
「私を殺してー」
と娘の手をクビに当てがって締めさせてた母を、医者に行かせずに放置していて大丈夫なのかと。

そもそも娘の授業参観にって、教師の娘が授業しているところを見に行く親はなかなかいませんよね。そして生徒の問いに答えて
「いつか結婚して幸せな家庭を築きたい」
とノーマルなお返事をしたところ、一生娘と暮らしたかったアブノーマルな母は壊れてしまうという。

娘が彼氏の家に逃げ出しても訪ねてくるわ合鍵盗んで入り込むわ、怖い怖い。新種の妖怪の様でした。彼氏も、こんなややこしい彼女なら母親ごと切り捨てても責められないと思うのですが、親身になってくれる懐の深い男でした。母の好きなものはわかるのに、自分の好きなものがわからない……などという相談を馬鹿にせず
「本当に好きなものを買えばいい」
と力強く励ましてくれる彼氏、素晴らしい。
彼は彼で、母を知らずに育った対比も良かったですよね。幼くして自立せざるを得なかった。それが偉いわけでも正しいわけでもないけれど、ちょうどいい距離の両親に育てられたらできない助言をしたでしょう。突然実二人で母に会いに行く場面も印象的でした。
(何十年も会っていなくても柳楽優弥なら一目で息子と分かってもなんだか納得w)

それにしても、もう働いている成人の娘が同居の想定で新居を新築ってどうなんでしょう。
同時に放映だった「就活家族」でも同様に新築を計画し、素敵な家が完成する頃には、家族が壊れていましたよね。マンション暮らしから持ち家への住み替えって子どもが小学生頃に学区内でするものでは。両ドラマ家族共裕福なので、なぜ今なのかと。ああそれとも、最初のローンをとっとと払い終わったから次の住まいを考える余裕があるってことなのかしらん。

失職した父は、インドネシアに新天地を求めます。土壇場で同行を決意した母。後から追いかけて行くそうですよ。むこうで人形教室でもひらいたらいけるかな。この20年失われていた蜜月をやり直せたらいいですね。
この変節が突然で……お父さんは喜んで旅立ちましたけど……もしや娘を安心させるための方便かと最後まで心配だったので、そういうことはなくてホッ。

自然に子離れ親離れはできなかった親子でしたけれど、絶縁するような形でなく、穏やかに離れて行かれる最後で良かったです。


「お母さん、娘をやめていいですか」1 ☆☆☆

びっくりするほど仲良し母娘。
娘美月(波瑠)のデートを母(斉藤由貴)は尾行し、美月も職場のトラブルを速攻ラインで母に相談……お互いそれで幸せならご自由にどうぞですけどね。美月は円形脱毛症に。
母がなりたかった教師になり、服も母の好み通り、インテリアも母のサインを察知してまるで美月の意見のように提案する、ずっとそれを当たり前だと育ってきたけれど、やはりストレスなのかも。母が趣味にしているスーパードルフィー(精密人形)がまるで娘の波瑠そのものを閉じ込めているようで不気味です。また祖母と母は不仲で、そこでは母は今も支配される側なのもイヤンな感じ。音楽がホラー系ですよね。

そしてついにほころびは生じ……。

母の助言通り不登校の女生徒家庭を訪問するも、休みがちと聞いた途端に母親は我が子を殴り罵倒する。手土産の菓子さえも嫌味にとられ呆然と帰宅する美月だが、笑顔の母に「どうだった?」と聞かれれば上手くいったと応えてしまうじゃないですか。
また、家の新築で出入りするハウスメーカーの松島(柳楽優弥)を気に入り、デートをすすめる母。松島の母親が鬼籍で、姑がいないのがポイント高い模様ですw 気乗りしないまま初デートに臨む美月でしたが、貴女とお母さんの好みって違うでしょ、と言い当てられて動揺。思わず彼の手を掴んでしまうなんて……(またそれを母は双眼鏡で見ているなんてw)

しかし松島も誠実とは言えないタイプ。なにしろ『お名前がうちの母と同じで他人と思えなくて~』が得意のセールストークで、どの客にもなんですよ(^^;;;;) めんどくさい母娘とわかったら速攻逃げそうですよね。

美月が自我に目覚めて独立し、脱毛症の治る日がくるのでしょうか。母は追うのでしょうか。ほとんど空気な父親(寺脇康文)が実は社内でクビ寸前なことは、どう影響してくるんでしょう。見守っていきたいです。

これ娘を持つ母は皆、ドキドキしつつ自分たちと違うところを探すでしょうねw 我が家も娘とは仲良い方ですけど、服やインテリアを勝手に決めてお気に召してもらえる自信はゼロです(^^;;;)まして結婚後も同居とか勘弁だし。娘も『いつか赤ちゃん生まれたらお正月は見せに来るねー』と言ってますよ、核家族で自分も祖父母との距離がそんなだからw

松島の同僚、壇蜜もいい味出してます。そのうち絡んでくるのでしょうか。

 

「ブラック・プレジデント」4 ☆☆☆

学園祭!

申し込み不備で焼きそば→お好み焼きとメニュー変更を迫られ、「広島風」って銘打つのかと思いきや「オムそば」で切り抜けた模擬店騒動でしたw 学園ものならそこがメインになりそうですが、ここでは経費だの純益だのと経営が問題です。

人件費が無料!

と気付いた社長、喜び過ぎw
目標の30万円はちゃんとクリアで、ふーん模擬店でそんなに稼げるもんなんだ。 


学生らしいことがしたい、と模擬店にやたら乗り気、やたら稼ぐ気、出来ませんというと負けと思ってる社長がめんどくさくて楽しいですw 最初は嫌がっていた若造たちが、社長の口車でコロっコロ転んでいくのも楽しい楽しいw
徹夜の作業を楽しかったという部員達。ブラックに染まってきたぞーw 

いちゃもんをつけて来た実行委員会にも、仕事のストレスを解消するかのように対抗してやりこめる社長。大人げなくて楽しい楽しいw

そんな社長を、寝癖娘は好きなのか?

彼女を好きな監督くんはどうするーw

気軽に楽しんでます。 


しかし、あのエプロンは模擬店ついでに屋外で売るなら5000円はありえないよー。1000円でも高いよー。どうせ発注ミス在庫なのに!

しかも最後、それで人寄せになったから25万円よこせってまあボッタクリw

(結局、払ったんですか?)

しかもそれでエプロンがトレンドになったってさー。

社長の舌禍取材でテレビでも来たタイミングならともかく、騒ぎも下火になったころでしょう~。二流大学(by社長)の学園祭じゃそんなに話題にならないよね。


相変わらず壇蜜がいい味出してます。

「ブラック・プレジデント」3 ☆☆☆

ハライチ助手を相手に、愚痴から暴言から言いたい放題の黒木メイサ講師。

こっちのアカハラだってかなりブラックですよねw


それでも本筋は、vsホワイトプレジデント。


社員を大切にする、超好待遇企業の女社長(萬田久子)と対談する主人公。

そこで会社を訴えてた社員とご対面~、キレずにこらえて和解を演じてみたりして、目指せ企業イメージ回復!

もちろん、ホワイト企業の方が実は業績が傾いていたよーという逆転劇はお約束です。そこで援助を申し出……その真意はやっぱりブラック丸出しにホワイト企業の社員を獲得してこき使うためだよーんのオチもついてて愉快愉快。

(大学に通う動機が『女子大生といちゃいちゃ歩く!』だと公言して煙にまくように。倒産で失職する向こうの社員を救いたい、と例えば本気で思ってても言いませんよねー)


そろそろ有名社長だと大学内でもバレてきて、でも「部活やめないでください」と言ってくれる女子部員もいて。


今回のホワイトvsブラック企業の話なんて、大学は絡めずに企業トップ同士で知り合った形で全然描けるはずなのですが、そこをワンクッション、大学生が講演を聴いての反応や『経営学』講師と絡むことで楽しくなってると思います。

逆に大学生の甘酸っぱいやりとりや、もっと社会を知りたい!という気持ちも今は良いスパイスですが、これだけで1時間ならみないと思うし。

更に会社パートでダントツ楽しみなのが、壇蜜女医です。ストレートな口説きをかわす、かわすw

出オチの様な役どころなのに、毎回ちゃんと違うパターンでひねってますよね!


「ブラック・プレジデント」1 ☆☆☆

沢村一樹オンステージw

でもちゃんとしたドラマで面白かったです。もっとしょーもないかと思っててゴメンナサイ。


アパレル一流企業を経営しながらも、大学で経営学を学ぶことにした社長三田村(沢村一樹)。

こいつが毒舌でセクハラでワンマンで、でも有能。

分刻みのスケジュールの中、こんな最前線の人が新米講師から経営「学」の講義を受けて、得るものなんてあるのでしょうかw そこは講師(黒木メイサ)本人もビクビクなところ。まわりの学生も、大教室が後ろから埋まる座り方だけで勉学への情熱が分かるってものです。

三田村はもちろん最前列!←これが、美人講師だからにしか見えない沢村一樹なんですけどねw


45才だけど大学生。

サークル勧誘のちらしをもらって、映画サークルも楽しもうとしている様です。呼ばれてない新歓コンパに押し掛け、やる気のない大学生にイラつく三田村。

ワーッといい説教をしかけて、部下相手じゃないと気付いてフリーズ。

これが、楽しい吞み会を壊してごめん的なことじゃなく、どうせ将来自社に採用もしないダメ学生に何を教えても無駄というコスト感覚というあたりが新鮮でした。


そんな常に仕事が頭から離れない、仕事人間三田村のやり方がブラックだと若手社員訴えられる!
三田村からしたら、ゆとり社員の戯言。自分は彼ら以上の時間を仕事につっこんでますしね。でも裁判には勝てるんでしょうか。事業が傾いちゃったり、ピンチにダメ大学生が救ってくれたりという逆転はあるんでしょうか。映画や経営学が役にたったりするんでしょうか?

あ、最終的に採用してもらえるのかな、映画サークルの先輩達w



サークルのぼーっとした女の子(門脇麦)が印象的でした。

秘書国仲涼子へのセクハラも、保健女医(壇蜜w)との軽エロなやりとりも楽しいです。黒木メイサが固いですが、あまり見たことない黒木メイサかも。

そしてもちろん、沢村一樹の人を煙に巻く話術が実に魅力的。有能イケメン創業社長に見えますからねえ(少なくとも、草なぎや坂口憲二が社長ですって言われるより納得)

先行きが楽しみです。


「半沢直樹」5 ☆☆☆☆

え、子供いたんだ半沢直樹(堺雅人)


5億回収後のドS半沢もナイスでしたが、花ちゃん(上戸彩)が子供の話をしだした時にはびっくり。いつも2人で会話してて、子無し夫婦な印象でした。その後の夜のドライブでも、じゃあ子供はどこw 子供と半沢が接する場面がほとんどなかったのは、夜討ち朝駆けの社畜だという表現かなw


壇蜜の行動は想定通り。

バーでの立ち回りは迷惑だしやり過ぎな気もしますが、おっちゃんの気が済んだらそれでいいか。

めでたく5億回収万々歳なのでした☆


そしてクライマックスはもちろん、支店長との対決。

涙を流し、家族を愛してると言い訳を始める支店長。配役の妙もあって、観ていて可哀想になってくるのですが、半沢まるで動じずドSのまま。そりゃ半沢にだって家族はいるわけで、わざと陥れといて何を言うのかと。続く奥さんの登場にもほだされない半沢が冷酷に見えましたよー(夫人が「花さんにはお世話になって」と挨拶したのには、これで脅迫メールの差出人確定、何かあるのかと身構えたのに……スルーorz いいけど)


結局、刑事告訴か。

と、思わせておいて戻ってきたら、勝手な条件を言う言う。でも呑むしか無いでしょう、これはー。

課の全員が栄転し、支店長が代わりに出向。どんなうわさ話がヒソヒソと語り継がれて行くのか給湯室のOLさんに聞いてみたいですw


そして本社の営業二課で、父の仇と対決の第二部が!

(傘の中が香川照之なのは、分かってましたよねー。ついに顔が映った時にはまさにキター状態w)

「半沢直樹」〜4 ☆☆☆☆

壇蜜に目が釘付けになる日が来るとは……!!


愛人役、壇蜜。

豪邸のプールで寝そべり、着飾って男の腕にぶらさがるまさにアクセサリー状態で1話から登場していて、台詞要らずのはまり役だなあと笑っていたのですが。だんだんと出番が増えて、男に邪険にされ半沢に付けねらわれと台詞も増え。

あまり感情が表に出ないところも『何を考えているのか分からない』演出と思えば妖しくてよい感じ。


そこから一気に、物語上でも大切なところに壇蜜浮上です。

一等地にネイルショップをオープンする資金をパトロン東田(宇梶剛士)に出してもらおうと犯罪の片棒かつぐ壇蜜に、それまでの情報よこせ通帳みせろでなく、銀行員と起業家して接触する半沢(堺雅人) 自己資金を頭金に審査を受けて『銀行に融資をしてもらえ』と。

女の色気は評価されても、これまで人間としてきちんと相手をされてこなかっただろう愛人さんには、これは捨ててたプライドを刺激される大事件なのでは。女の私だって、壇蜜が裏切りのキーポイントにはなってもせいぜい書類をどっちに渡すのかって程度で、社長さんになれるとは夢にも思いませんでしたから!

ラストでは、彼女が国税に行ってしまって次回に続きましたが、これはそう思わせて結局は半沢の味方につく前振りじゃないのかな、さて??


で、半沢がそんなことを思いついたのは、はっちゃけ奥さん花ちゃんの日々の暴言からなのですが……。

なにげに、支店長夫人との雑談から

『支店長地元育ち→東田と出身中学同じ』

のラインを見つけ出したり、今回の『女も仕事する』と目から鱗だったり、旦那の銀行探偵業に役立ってます(しかし、支店長あての嫌がらせメールに愛妻の名を騙るのは酷くないかいな)


前回の、抜き打ち検査で不正発覚でも、正直に身体の前で携帯開いたまま持って会いに行ってるのに、ワル上司は録音を警戒もせずにべらべら喋るしw 今回の脅しメールだって、半沢は別携帯を用意した様子もなく自分のスマホから(妻名義でw)送信していて、上司達どんだけ情報弱者なんだって感じ。まだお年寄りって年齢じゃないのにーw


「倍返し!」

「10倍返しだ!」

萌える〜! どんどんインフレする様子はもうジャンプ戦闘物かという勢いの半沢直樹。実は2話目で東田がつかまらなかった時にはどこまでひっぱるのかと呆れたものですが、瀕死の老人を見舞い、マスコミには自分が不利なネタリークとあの手この手、まさに捨て身な半沢の攻撃は面白さもインフレで目が離せませーん。


しかし浅野支店長(石丸幹二)……。中学時代の同級生と言っても、仲良かったの?転勤族で標準語の転校生で、あの可愛い風貌、イジメられてたんじゃないのかなw


「半沢直樹」1 ☆☆☆☆

 聞き込み張り込み、やっと見つければゴルフクラブで殴られるw

銀行員がこんなに大変なお仕事だなんて(違)


 会社に5億の損失を負わせたのは確かに大変でも、横領したわけじゃなし業務ですから、貸した相手の倒産で返済されないだけ。主人公半沢(堺雅人)が個人的に返済するような金じゃないわけで……なんで黙ってクビを切られて終わらないのかといえば、半沢直樹は出世がしたいから。

復讐のために!ドーン!


 冒頭の就職面接で
『実家の工場の危機を、御行が救ってくれました!』
と実に「いい話」を語って始まったドラマ「半沢直樹」だったのですが、話が進むにつれ過労で突然死だった筈の父は首を吊ってぶら下がり、救いの神の『御行』旧産業中央銀行こそがさっさと融資をひきあげた憎っき相手だったと判明するわけです!!
(実家とどんな取引したのかも調べずに採用したってことだし、最低w) 

うわー、じゃあトップに上り詰めたその後は、一体何をどうするつもりでしょう?


 時は流れ、亡父の工場の様な優秀零細企業にこそ融資をと頑張る課長になった半沢さん。

でも実際は上司命令で妙に態度のデカイ大手に貸すことになり、シェアを広げたーと思ったら粉飾決算で倒産され、社長逃亡。責任は取る!とごり押しした上司も知らんぷり~。


 …ここで、本気で出世したいなら同期ミッチーの言う様にどんなに理不尽でも黙って頭を下げ、人事リサーチに精を出し、それから奥さんももうちょっと仕事に理解があって社宅暮らしに向いてる人を選べばいいのにと思ったりもするのですがw

復讐を誓った身で社畜になる意味ないもんね、好きな女も娶るし、理不尽と思えば我慢できずに暴言吐いて、結果出せばいいんだろ?ってことになるのでしょう。それに、身体を壊したもう1人の同期(滝藤賢一)の転落で『一度失敗したら取り返せない』と思えば尚更、攻撃的前進しか取る道がありませんよねー?


 査察も追う逃亡社長(宇梶剛士)に辿り着く情報をくれるのは、一度は彼をたたき出した男(赤井英和)

『銀行は信じへんが、お前は信じる』

零細手作り企業を助けた半沢のことは信用しようといってくれるのです。と、ここで1話終了したときに、え、もう終わり?とびっくりしましたよ。(2時間を短く感じたのか、捕まえて終わるかと思ってからなのかw 堺雅人劇場でした) 


「やられたらやり返す!」

と倍返しを身上とする男、半沢直樹。さあ逃亡社長をどう捕まえて、どう2億回収するんでしょうかw それに、その先のドラマは一体どんな風に続いていくんでしょう?

そういえば「侍ジャイアンツ」でも、主人公番場蛮は、巨人を倒す!と入団したのにだんだんチーム愛が育っちゃうんじゃなかったでしたっけw 半沢も、気付けば自行を見捨てられなくなってしまったりするんじゃないのかな?

楽しみです。


 妻の上戸彩があまりに浮世離れしてて驚きましたけどw

夫の失敗も知らないとか、要は家で全く愚痴を言っていないんですよね半沢直樹。何も知らないまま、明るく励ましてくれる妻でいてほしいと夫が思ってるなら、あれでいいんでしょう、うん。
壇蜜の使い方もナイスでした。あの服w 


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