ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

塚本高史

「ランナウェイ 愛する君のために」1 ☆☆☆(×)

服役理由はまだ聞きたくなかったー(><)

それぞれの事情を背負って脱獄 を目指した、服役囚が5人。初回でおじいちゃんが脱落して4人。
ある者は身代わりで服役。ある者は覚せい剤をロッカーに隠され、ある者はただの運び屋 。ブレーメンのごとく寄せ集めの集団が、だんだんと心を通わせて一路本州(と、思わせてまず四国)を目指す過程がハラハラと面白く見られました。
途中、虐待されている7歳児も拾ってしまって、さて?

2時間と知らずにうっかり見てしまいました。
マジメに務めていたら出所出来るのに、脱獄する理由も泣かせます。余命3ヶ月の我が子に一目会う為に、とか!!(子役の、特に赤ん坊の子が可愛くて可愛くて)
運び屋くんの情報で裏金も手に入れれば、海外で手術する為のデポジットにもなるしで一石二鳥だぜ!

ヤクザくん(塚本高史)も、待ちきれずに他の男に嫁ぐ恋人に会おうとしている様子だし。それぞれに泣ける話が毎回待っていそうです。

……なのにねー。主人公(市原隼人)の服役理由がねー。
どうせ誰かをかばってるんだろうとは思ってましたよ。それも奥さん(福田沙紀)じゃない?とか。人殺しの夫に愛想づかしせず待てるって、よほどの事情ですものね。 
それが本当に、襲われて揉み合ってたら刺しちゃいました←僕が身代わりに!だったとはー。ピッカピカの正当防衛、現場に女の靴跡も残りまくりでしょう!レイプの事実そのものを隠したいとかならともかく未遂、「産まれてくる子どものため」ならますます、父親が殺人犯 な方がダメじゃん(><)

そこで一気にテンション落ちました。いくらなんでも捜査が適当すぎ、黙ってる女の方もどうかしてます。
でもまあ、当時から自供を疑っていた刑事(渡哲也)もいて、真相が明らかになる流れの様ですし……次回も見ようかな。
これで始まりが先週だったら、他で忙しくて見てないでしょうし。始まりを遅くして正解?

「スクール!!」最終回☆☆☆

そして校長先生は去っていきました。たった半年の間に山ほどの思い出を残して!

まさに異人来訪譚。誰もしないことをして先生を生徒を学校を変えて、でも事件の責任を取って辞めて行くのです。

赴任のあいさつでは座り込んでいた子供たちが、最後のあいさつでは最後まで立っていられました、とかw 根本的なところは手つかずですが、職員室全体が変われば、何かもっと変わる予感……? 

いじめっ子翔子の兄がDV。両親も逃げた家から翔子を助け出す校長ですが、まだ中学生の、しかも心を病んでいる兄を1人で置き去りはどうかと思いました。案の定小学校まできて暴れて問題になっちゃったわけで。
一緒に連れて帰って、お鍋食べさせてあげたらよかったのに……。
でも、それで泣いて謝ったら暴力を振るった過去が帳消しなのか?と思うとそれも違う気がするし。ただの兄弟喧嘩じゃない、家の中の出来事でも、家族間でも、それは犯罪だぞという判断と思えば正しかったのでしょうか。

最終回が卒業式、というのは「ごくせん」等学園ものの感動パターンですが、最終回が終業式だったのは斬新かも。
保護者抜きなんですよね。
このドラマ、序盤こそモンスターかもなペアレントが来て校長も家庭にぐいぐい乗り込んでましたが、どんどん比重が対生徒、対教師になって、逆にすっきりした感じでした。

幹ちゃん(岸部一徳)が亡くなったことも、校長先生の家族が亡くなっていたことも、必要以上にお涙頂戴にして居なかったこともよかったです。
終業式のスピーチは名演説。久しぶりにDVDでシリーズ欲しいドラマかも。小学生が楽しく見て親と一緒に考えられる、良いドラマでした。

 

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「スクール!!」4☆☆☆

学級崩壊を救えるのか、素人校長が?

不登校先生の昔の日誌を出してきて朗読→殴り合い。もしやここから、涙の和解になっちゃうのか?と思いきや桐原先生の乱入!

ただ「がんばれ」と励ますことが、傷ついている人を更に追い詰めるという指摘に納得です。「無邪気な善意」がトドメをさしてしまうと。
そしてやはり、7年前にあったんですね似たようなことが桐原先生にも。

学級崩壊の主犯がわかっているなら、まずあの女生徒の親を呼び出せよ!と思っちゃうんですけどねー。とりあえずはじっくり崩壊具合を描いてくれちゃって、まったくイライラしました(><)
今まで、無断欠席の子の家にも給食費未払いの家にも突撃、生徒引越の現場にも居合わせた校長なんだから。あの子の家にも行けばいいのにー(崩壊クラスでも、一人一人の名前を呼んで叱るのはよかったです。名前の力ってあるよね。「消しゴム」で「言わされてる」ってちゃんと分かってくれるの良かった!)

学校さぼってる子の伏線もあったし。きっと来週はとんでもない親が出て来るでしょう。楽しみなような余計イライラするような(^^;;;)

それにしても、半年以上も学級崩壊が外にバレないなんてことあるんでしょうか。子供が誰1人親に言ってない??ひと学年ひとクラスだからそうなるの??

保健の先生(市川実和子)のガンダム台詞にはイラッとします……私もその昔はした遊びなだけに、あんな小娘がー!しかも通じない相手に言うもんじゃないよね 

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「スクール!!」2☆☆

恐るべし、小学生の写メ(><)パパラッチなんてもんじゃない。

校長の思いつきイベント「Sケン」が呼んだ波紋は、またイジメや怪我の話になるかと思いきや、可愛い恋のお話でした。

子役の毅くんとはるかちゃんがそれぞれにとても魅力的。そして流行の建設中スカイツリーもきっちり映しての2人の交流は美しかったです。でもねー、キスはねー。
女児が誘ったに違いない、処分だ訴訟だと騒ぐ男児側のモンスターペアレント&グランドペアレント。
「彼女は引っ越します」
と告げる校長先生にエエエエエ?と思いましたが、何のことはない。自由学区制なので、引越はしても転校しません、とか(笑)
「加害者はあなただ」
全部校長のせいだ、と糾弾はしても結局、こんな一休さんの様な解決法を入れ知恵してくれる桐原先生です。
「生徒数が減っては困る」
ともうそぶきますが、やっぱり味方なんでしょうかね。

近所の小学校は別に普通に外遊びしてるし。ドラマ用に強調した『今時』しか見えてこないのは気になりますが、話はまだまだ導入部。まだ本格的な「事件」は起きず「解決」も見えず、民間出身校長はただ「小学生みたい」と好かれているだけです。
先週今週の校長の活躍で本格的に箍(たが)がゆるんできたときに、さあ何が起こるんでしょう。
塚本先生のクラスが爆弾ですよね……。 

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「スクール!!」1☆☆☆

全入時代に突入……と大学受験の話で始まるんだから、高校の話かと思いきや、何と小学校でした。
異業種:トンネル工事から新校長がやって来る!
現場が慣れきった問題に、新しい視点で立ち向かう熱血校長。既視感ありまくりですが、江口洋介の暑苦しいキャラで押し切られます。『同僚の家に下宿』フラグには笑いましたが、北乃きいは恋愛するには年齢離れすぎかな(同居の姉:塀内敬子のターゲットに ^^;;;)
 

舞台はひと学年ひとクラスの小さな学校。
ッてことは、九九が言えない少年が入院で勉強が遅れたことも、どの先生の怠慢のせいなのかもすぐ分かるでしょうに。
……でも、ターゲットを変えて続くイジメの方は、水面下に潜るのでしょうか。胸くそ悪いですが、その分きっちり懲らしめてくれる場面を観たくなりました。
トンネル時代の人脈とノウハウ、ルールで本当に学校は変われるのか??(本当に今時の子は、身体が中年であんなこまっしゃくれなのか??)

能面の様な有能先生(西島秀俊)、昔は熱血だったのかもしれませんねー。そして失望してしまったのかも←主人公に触発されて目覚めるんだよね!?


時折、妻と息子へのメッセージを空につぶやく主人公。それが別居でなく死別なんだと示して1話終わり。そっちも気になります。

教育ものとしての新鮮みは無いのですが(笑)、テンポ良く飽きずに観られました。結構続きが楽しみですよ。

「ナサケの女」1☆☆☆

米倉涼子の<出来る女シリーズ>最新作。
今度は脱税取り締まりです。弁護士刑事と来て、今度はマルサですかー。「脱税する奴は日本の道を歩くな!」決め文句もバッチリ、こんな美人に叱って欲しい☆的な?
 

物語は、西伊豆署でバリバリ取り立てしてたヒロイン松平松子(米倉涼子)が大抜擢で本庁に栄転。大きな事件を扱う部署で、はみだしモノのままエリートさんの気がつかない真相に迫っていくという、まあ定石です。でもはまり役なので盤石。
勝村さんとか脇もいい味出してます。
武田鉄矢のオカマバーのママはズルイ(笑)昔ヤンキーの頃にそのママに世話になったらしくて、プライベートは当時の仲間に囲まれて「借金の取り立て屋」に就職したと説明しています。まあ嘘じゃない(笑)そんな今は更正して頑張ってる市民が、貯金の札に名前を書いていたりする、そこから億の脱税に気づくなんて泣けるじゃないですか。

タイトルは、税務署内で内偵部と強制調査実施部をそれぞれ「ナサケ」「ミ」と呼ぶ、その「ナサケ」からきているんですね。温情溢れる捜査って意味じゃないんだー。
何故か豪華なジュエリーは持ってるし、高級品の味も分かってる模様。着飾ってホストクラブに<個人的に>内偵にいったりして、上司命令じゃないなら払いはまさか自腹なんでしょうか(^^;;;;)その辺もおいおい分かるでしょう。
今は対立してる飯島直子とも、そのうちわかり合えることでしょう。
普段税金のことなんて、医療費還付申告でしか考えないサラリーマンとしては脱税騒ぎは他人ごと。いろんな業界を覗けて、ヒロインのコスプレも見れて、ドンドンヤレー!と気軽に楽しめそうです。

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「世にも奇妙な物語20周年スペシャル」☆☆☆

神社の話「はじめの一歩」が面白かったですね!
万城目学の面目躍如♪伊東四朗、遠藤憲一の好演ももちろんですが、実は彼女が……と、落ちにひねりのあったお話そのものが面白かったです。
お願いの効力がいつまでか、という視聴者の疑問にもきちんと作中で答える、かゆいところに手の届く逸品でした。
 
その点、ホテルの話は京極夏彦らしからず、がっかり。
来年また戻ってこい、しかも同じ金額を持って、なんて注意書きを入れられて、今度は自分が殺されると思わない方がどうかしてませんか。鍵持ってたロクロウさんはそれでどうしたって?
ひねりがありませんよねー。原作ではもっと、大越の客のうんちくが入るとかが京極節だったのでしょうか??

 
堀北真希の時空越えの悲恋は、またいつものねという感じ。
 
東野圭吾「殺意取り扱い説明書」は良かった♪
原作も大好きなんですよー。殺意が強すぎても危険、弱すぎたらもちろん実行する意味がない、とかとかめんどくさいよね(笑)生真面目で要領が悪い主人公と、一枚上手のライバルを玉木宏と塚本高史がこれまたナイス好演。

 
そしてトリが宮部みゆきの「燔祭」
発火能力を持つ女!広末涼子と香川照之ですかー。これも原作大好きなのですが、この枠でちょこちょこっとするにはもったいなかったかも。2人の間に疑似だか本気だかの恋心が芽生えるのが急すぎでした。
で、誰かと出かけたことなんかない、というのにバッチリ浴衣着こなしてるヒロインもなんかネー(^^;;;)

 
どうせ作家スペシャルにするなら、もっと万城目さんみたいに書き下ろしてもらいたかったですよね
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「夏の恋は虹色に輝く」最終回 ☆

どっこもキラキラせずに終わった感じ。

子持ち女と若造の恋。
じゃあ障害で燃え上がるかと思えば、逃げるわ泣くわのめんどくさい女~。それがやっと恋仲になったと思ったら、もう最終回ですよー。海ちゃんの反乱も、時間かけて描く気が無いならしなきゃいいのに。義弟の塚本君も無駄だったし。

もー大雅だけ主役で、恋をとるか仕事をとるか、じっくり芸能界の2世を描いても面白かったんじゃ無いのかなあ。相手はさくらでいいよー。どーしても子持ち事務員がいいなら、さくらに失恋して仕事も無くてボロボロになったところで女神に見えるならまだ分かるかな。
でも海ちゃんは可愛かったです!

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「夏の恋は虹色に輝く」6 ☆☆

あの白いオープニング要らないよね?? 毎回出て来るのが遅いのは、制作側もこりゃ違うと思ってるんじゃないのかなー。

母子で温泉旅行の仕事!
というと、身体を絞りに行く大雅くん(笑)前回も、オーディションに落ちまくった対策に確か、滑舌練習と毎日のランニングを決めてましたよね。いや、そこじゃないよ努力の方向は!
でも努力する真面目なところは、好感もてます。 

そして温泉。突然回ったりするお母様の横で歩きにくそう(笑)自費でついてきたお兄ちゃんなら、優雅にエスコートするのにねー。
前回は、詩織親子を招待しておいて不在の母と兄に仰天。おまけにぐいぐい再婚押しって、なんて嫌な奴らだと思ったものですが、歩くだけで華がありますよねー。
さては、端っこに映った兄の人気が出て芸能界で競う展開か?とハラハラするも、結局兄が温泉に来た意味ゼロ。毎回そんな肩すかしです。
でもさすがに、突然事務所に来たトロフィーくんの落とすぞ壊すぞフラグだけはきっちり回収。準瞬間接着剤のおかげで、ついにキスにたどりついたのでした。パチパチパチ。
松潤はキスがキレイです。
これも大事な人生経験に根ざすのよねー(笑) 
 

迷惑です、顔を見せないで、の真意が
”亡き夫を忘れてしまう程貴方が気になる”
ですから。なんてツンデレ(そしてちょっと旦那さん可哀想) 宣戦布告のさくらさんだけでなく、義弟もどうせヒロインが好きなんでしょう~?
世間からみた大雅は、相変わらずただの売れない二世俳優。すんなり周囲に祝福されないだろう展開を思うとちょっと嫌だけど。必死な松潤が可愛いので見続けています。ああ早く売れてー。

今回は瑛太弟の出番が多くてため息。上手くなくていいから愛嬌が欲しいよね。せめて、2世の友人役と配役逆だったら良かったのになー。

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「曲げられない女」最終回☆☆☆

大団円!

胎児に向かって
「そんな子は必要ありません!」
と言い出したときにはドン引きでしたけど、ちゃんとそこは反省したし子供の方も聞き分けよく(?)陣痛が治まってちゃんと試験も受けられて……、でも合格じゃなかったところは一筋縄では行きませんでしたけど。

あちらもこちらも収まるところにきちんと収まる良い最終回でした。

赤ちゃんがもう可愛くて可愛くてー♪

もとい、中島先生のボケも、団らんの和に毎度入りづらい正登も、とにかく積み重ねてきたキャラが本当にきちんと活躍していたドラマでしたよね。

10年唐突に跳んだのも、まあ許せたわ。日記を盗み読んでた娘は、お母さんと違って要領よく育っていて父親の血を感じさせました(笑)サキも弁護士にもなれていて良かった良かった。その昔
「私の様に幸せになって」
と勝ち誇って去っていったセレブ婚の女は離婚の危機。ざまーみろではありますが、弁護士のサキとつきあえばそのうち、男次第の生き方から自立して行くんでしょう。

「コレが、コレなもんで!」
そっかー、璃子と藍田が最終的にはくっついたのねー(本物の妊婦女優を妊婦としてキャスティングするという点で、歴史に残ったドラマなのでは。よくぞ途中入院も激やせも激太りもせずやり遂げました!)10年経ったにしてはツルツルな「お姉ちゃん」2人に笑いつつ、この2人ならアリだと思ったり。

「シャッターが開く」時のサキの叫び声だけは最後まで不愉快で辛かったのですが、絞り出してこその本音だろうしなー。うちのリモコンの音量ボタンが効かない方が悪いのでしょう、うん。


あ、弁護士目指したバカ息子、10年後にはどうしてたっけ?

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「曲げられない女」8,9☆☆☆

あった蓮美の天職!!なんと介護士とは!!

穏やかな藍田氏はこの間から来ればみんなに料理を作っていて、サキの詳細レポートでも”料理人”という結論が出て来るのもなるほど納得。しかし理詰めのレポートでも出なかった蓮美の適正が、息を吐く様にウソをつくことにあったとは~。もうそりゃあびっくり。もちろんそれだけじゃ駄目で笑顔も優しさもセットなんですけどね。

そうそうマンションのバカ息子!あれがサキの父が命を賭けて救った赤ちゃんだったとはー!!(その御恩を本人に繰り返し語って聞かせていないの!?そりゃバカに育ちもするだろーと大呆れ)
サキの自分語りは長過ぎる気もしましたが、2人がこうして出会うタイミングとしては、妊娠して友達をなくしてしまった今だからこそ!の言葉を彼に届けられてこれ以上はないベストの時だったんだから良いでしょう。

正登も、最初はイケメンで弁護士で、どーしてサキみたいな変人の彼女で続いたのかなと謎だったわけですが、どんどん嫌で駄目で情けない奴に成り下がり……そうかー、元は似合いの2人だったのかと妙に納得。そして下がるだけ評価が下がると逆に、良いところが見えてきたりして。
俺はずるい、優しくするしか能がないという卑下に
「私の宝物だった元彼を悪く言うな」
とサキが言うに至っては……ちょっとロマンチックですらある。ここまで株を下げての元鞘も、やっぱりアリなんだろうかとドキドキしてきましたよ!

最終回前の現在、淡々と父親代わりをつとめる藍田があまりに結婚向きなだけに、ドラマ的には逆転の期待が??
2次に進んだ司法試験、果たしてちゃんと受けられるのか??

……それにしてもサキ、何度病院に運び込まれているんですか。医療費がかさむんだから養生しようよー(笑) 

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「曲げられない女」7 ☆☆

ああ、正登やっぱり嫌な奴だったー(><)
分かってたけど、妊娠を聞いてとんで来て3度目のプロポーズをしてくれたときにはちょっと変わったのかと期待したのに。
「お前の夢なんてたいしたことナイダロ!」
と言わなくていい本心をやっぱりペロッと言ってしまうのよねー。9年いったいサキは正登のどこが好きで、正登もサキの何が好きだったの??おまけに秘書はどうするつもり、秘書は。

でも、サキが堕胎するつもりで署名が藍田で、ショックを受ける正登はさすがに可哀想。自分の子が知らない間に始末されようとしていたなんて(自分がそれっぽっちの存在と判断されたと思うんだろうし)

勝手に正登に知らせた璃子は、正しかったのかお節介なのか。

もちろん、彼女の中では完全に正しいことをしたつもりだろうから怒られるわけが分からないだろうなあ。自分のことだって、誰かが代わりに旦那に知らせて、連れてきて欲しいと思っているのに誰もそんな”親切”はしてくれないし。藍田は藍田で、他の男の子供を産もうとしているサキを見ているのも、璃子との喧嘩を見ているのも辛いと出て行くし。
出来たばっかりの友達が去っていく~。

ただ、それをきっかけに璃子は腹をくくって、長部の家に頭を下げた……!!この璃子の変化が、物語をまたどう動かしていくのか?
(それにしても、彼女はリアルに妊婦さんなのよね?「あえて言わなかったけどお腹出てきた」程度のファッショナブルな着こなし、ずっと驚きの目で見ておりました。ツレに至っては気がついてなかった!!)

認知しない男の会社で、暴れちゃったサキにはドン引き。相手が誰かもバレて男の立場も悪くなることを、恋人だった女性は望んだんでしょうか? 女性が望む認知や養育費要求の時にも立場が悪くなるに違いないわ。

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「曲げられない女」6☆☆☆

え、司法書士に目標を変えるのか??
と、思わせておいて。その資料をあげちゃったりするサキ。どうするんだろう。本格化する璃子の離婚問題は、なんと正登が夫側の弁護士で現れるし(裏切り者!)警察官僚藍田は、自分の立場を利用して優位に立つことに倦んでいるし。サキが目指している「正しい」立場にいる人が、必ずしも好きなことだけしているわけではない様子が描かれていて微妙な感じです。
そしてついに、事件が。

トップの藍田が何も知らずにいるうちに、ストーカー殺人が起きてしまっていて。昔を語ったり泣き出したり、サキとはまた違った形でシャッターを開けた藍田にサキは、
「自分を卑下したり、恥ずかしいと思うことはもう必要ありません」と力強く励ましの言葉をかけるのでした!

この「必要ありません」て、当初は会社や理解のない親へと関わりを断つ形で使われていただけに、こうして友のために使うことが来るとは感慨深いものがありますねー。璃子への「私の友達を悪く言わないでくれないかなあ!」と同じなんですけどね。
友達でいましょう宣告、決して友達が恋人の下なわけではなくて、自分を否定しないただ1人の人は大事な友達でいてほしいから、だったからというのも深いです。
そして、きちんと遺族にゴメンナサイを言う代わりに、責任をとって辞職することになった藍田。……エー!それでなんの仕事するの??璃子みたいにコンビニってわけにもいかないでしょう~!!貯金がたんまりあるかなあ。

さて、サキが司法試験に受からない理由は本人もさっぱり分からないそうなのですが、果たして本当に璃子が言う様に『顔のせい』なのか??正登にすすめられた司法書士になるのか??
3人で探偵事務所でも始めてしまいそうで怖いです(^^;;;)

最後の妊娠は……エー???? 

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「曲げられない女」5 ☆☆☆

お友達ができるまで。三十路も越えて今さら(笑)


これで正登という恋人(元)の存在もなかったら本当に危ない人になってしまうわけですが、なるほどと思ったのは<恋人>になるには告白されたり、キスその他段階を踏むおつきあいがあったり、確認する手段が確かにあるんですよね。でも<友達>は、一緒にトイレ行かなくちゃとかランチしなくちゃ毎晩電話しなくちゃとか、決められた<友達>コースがあるわけじゃなくそれぞれです。
「私の友達になって下さい」
なんてわざわざ頼むのも小学生のうちだけ。大人になると、ただの知り合いなのか<友達>なのかは、確かに微妙になってきますね。

そんなわけで、先週は自ら「友達なんていない」と璃子や藍田を認定外に置いていたサキでしたが終盤で「友」かも、と思い始め。さて、璃子の家のゴタゴタに口を出すのか出さないのか、だって自分は友達なのか関係ない人なのか、悩んだ末に爆発するサキなのでした(笑)

それにしても、璃子の子供がクソガキだったー!

食べ物の好き嫌いもそうだけど、礼や挨拶を言えないだなんて「大きいママ」の躾けもろくなもんじゃない。それでも熱を出したら「ママ」って呼ぶの?逃げたら怒るぐらいには愛着あるの?すっごく不思議な親子関係で、この先離婚してひきとったとしてどうにかなる気がしないのですが(^^;;;;)
1人で生きていく覚悟を決めた璃子になら、懐く!という約束になっていそうでどうなるやらです。
 

藍田も本気でサキに惚れたんですって。でも今のサキに必要なのは恋人じゃなくて<友達>なので玉砕です。逆に正登はもう、婚約指輪をはめてくれる指を手近なところで見つけてしまって……彼に必要だったのはサキじゃなくて<妻>だったのねー。
なのに皮肉なことに当のサキは、10年目の司法試験願書を失念するほどの勢いで人生の転換期。
これは本当に、もっと大切なことをたくさん見つけて、弁護士になんかならなくていいって話になるのか、それとも友の助力で念願かなって素敵な弁護士さんになれるのか?そして友を助けてあげられるの?
(マンションのバカ息子もどうにか更正させて欲しい!) 

とっても変な人達の、とっても真面目な人生の話。地味に面白いです。
10年日記が欲しくなってます。 

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「曲げられない女」3 ☆☆

うわ荻原母、毒親(><)
自分の娘まで生徒の様に支配して押さえつけて。生徒>自分の命な様ですが、そうまでして顔を見に来て死なれたら生徒も迷惑でしょうに。
それでも外出を手伝う娘&悪友2人。それぞれ得意技(?)を駆使して医者や看護婦をクリアしていく様子は悪のりで声出して笑っちゃいましたわー。
サキがやっと言えた
「ずっと我慢してた」
「クソババア!」
だけでなく、この行動力&友の存在があってやっと、母は娘がもう子供じゃなくなったと分かってくれたのかしら。でもねえ、”自分の育て方のせいでこんな娘に”と責任感じること自体がまだ支配している証拠というか。こんなところで亡くならずに、サキが弁護士になって(もしくはとにかく職を得て)立派になったねえと認めてやれるまで生きていて欲しかったですね。なんか悔しい。

通夜の席、元カレの存在がなんか変……と思ったら、警視正に卑怯だと怒られていました。えーっと君が憤る筋合いじゃなくない?やっぱりサキに惚れた展開になってきましたよー。彼も彼で、親が警察の偉い人で今だ認められずにいるらしいのも気になるわ。
永作の実の親もそのうち出て来るのかしら……。 

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