穏やかに過ぎていく変な日々w
「私も仮面をかぶっている」
という優等生委員長の発言や、ロミジュリは仮面舞踏会で素顔を知らずに惹かれあったなんて話題はなかなか深いですよね。自分も紙袋をかぶっての
「今わたし、どんな顔をしていると思う?」も……
「いつもの優しい顔?」
じゃないよゆいこちゃん、委員長はきっと泣いてたよ。それとも嫉妬に歪んだみせられない顔なのか……。恋敵ゆいこが天然なだけに辛い、辛すぎる(><)
誤解や告白やお礼のカボチャ、各種メロンパンが飛び交う学園生活、青春です。
いつだって松原くんばかり見て、彼の素顔より内側を知りたいと願うゆいこ。彼女を『大切な人』と思う松原くん。もうお互いに想いあっているも同然なのに、もどかしく恋の一歩手前ですよねえ。
松岡くんを想うライバルだった委員長は、ゆいこのまっすぐな想いの前に降参。応援側に回ってしまい。その吉岡さんを想うライバル生徒会長は……真っ向から諦めない宣言なのですが、鈍すぎる吉岡ゆいこには通じなくてかわいそうにw
文化祭の喫茶店、「うちのクラスらしいメニューを」と決まったのは、ゆいこ原案の『松原くんクッキー』四角に顔入れて紙袋w つまりはあの状態をクラスの皆も受け入れてくれてるってことで司会してた本人も「皆さんがいいなら」とオッケーしたのにね。思い悩む松原くんは顔の袋に手をかけるのでした。いつもピシーっと新品な袋が握られて、寄ったシワが怖い(><)
受け入れられているからこそ、変わらなきゃと思うのでしょうか。
文化祭に現れた、謎の幼馴染カオリ!小学時代の知り合いか?
なんと松原家でカオリとゆいこが鉢合わせ。弟蛍くんの機転で兄は隠れたのに、帰らないどころか一緒にかぼちゃ料理を始めちゃいますよw
『わたしの方が彼を知っているわ』攻撃が通じない、天然最強ゆいこなのですが、紙袋クッキーが松原くんを笑い者にしているとの指摘は衝撃で、思わず走り去ってしまいます。追おうとする松原くんの足を止めた殺し文句が
「また私を一人にするの?」
……何があったの、小学校で!
吉岡兄に失恋した幼馴染ちゃんは、メロンパン君と。
生徒会長は、生徒会の副会長と。
脇のラブもそれぞれうまくいったらいいなあと思いながらみています。オルゴールみたいなピンって音で始まるBGMも毎回絶妙でいいよね
それにしても紙袋をかぶって演じているのは誰なのか、声を出せない役者さんがかわいそうで気になりますわ。
唐田えりか
各店ショッパー(持ち手つきw)を、こっちの方が似合うかな~、あ伊勢丹はどうだろう☆って、見立ててる緑川さんに衝撃。え、既製品で取り換えあり? そしてやきもきする吉岡さん……って、この状態で普通の恋話が進んでいることも驚きですよね。
緑川さんは理事長の娘。入学後も教師にすら特別扱いをされて浮いてる中、別室受験で一緒だった松原くんだけが普通に接してくれる……ってうん、恋しちゃうよね。クラス委員ふたりセットで更に遠巻きにされそうかな(^^;;;)
冒頭、放課後の教室で二人きり、緑川さんが近寄って袋に手が伸びる様子を覗き見ながら、教室に入れない吉岡さん!これもキス寸前並みの演出で青春でしたけどw 袋だよw
彼が素顔を頑なに隠す、その一点だけでなーんか心がざわざわ、全て深読みできそうな、でも笑っちゃう、不思議なドラマになっていますよね。
他にも、吉岡さんが目をつぶって松原くんの声に耳をすます場面。ああ喜んでる、悲しんでる、と顔には出ない彼の気持ちが、声で手に取るようにわかる……って胸キュンなれど、いやその顔が見えない原因が!
屋上で並んでお弁当も、向かい合わなくても並んで同じものを見てるのも楽しい…って彼女の想いは可愛いものの、その見てる同じものって、向かいの校舎の生徒達ですよ。え、袋越しにあそこまで見えるのw またその遠くの生徒にアフレコごっごが唐突でね、突然時代劇喋りされたら驚くよね?ひと言『なんて言ってるんだろうね』的なキューは必要じゃ……。それとも、何もないのに分かりあった、しかも松原くんが吉岡の視線を把握してくれてこそ、ってのが嬉しい場面なんでしょうか。
そして緊張に震える声で
『こんなものをかぶっている理由が気になりますか?』と問われて以下次週。 そりゃ気になるよー!でも吉岡さんは気をつかって、全然気にならないよ!とか答えそうですね。
袋に描く顔は気分でカスタムOKらしいこと。また、帰宅したら自室で袋Off、その後は弟に素顔を見られても無問題なことなどいろいろ小出しにしてきますね。そうそう、吉岡兄も噂のイケボ君を目撃してびっくりw 「乱歩奇譚」影男かと思いますよねえ。
吉岡兄(白石隼也)を幼馴染ちゃんが好きみたいだったり、あちこち恋花盛りです。超ピュア生徒会長も吉岡さんに会うだけで超動揺、ウォッチャー生徒会のニヤニヤも楽しいです。