ドリフが3人揃う大サービス……ですがヨボヨボorz(仲本工事=ランニングとはいえ、長T重ね着してもいいよね) 待ち合わせの相手は「へんなおじさん!」と、いない志村まで活用する根性は大したものです。
前回、縁のあった可愛い女子高生(糸瀬七葉)が神沼に殺され、ショックを受けるゼロ係。でもなんだかんだ、模倣犯と確信。囮捜査で寅三先輩が刺された件も含め、そっちの犯人は……警視総監(篠井英介)の息子と判明しましたよー。桜庭が犬と話せる能力、バイクの色と排気量まで聞き出せて驚異的です!
その頃神沼(中野裕太)は、冬彦と密会中に警察に狙撃され海に消え、死亡……のわけがなくw その模倣犯をさらって殺そうとしているところを寅三と小田島管理官(斉藤由貴)が確保! ここしばらく管理官が内通者かと疑われていたのですが、それもミスリード。そう、起訴も報道もされない重罪犯を神沼に殺させ&データベースから消していた内通者はなんと!刑事部長前川(吉田栄作)だったのでしたー!
元はと言えば一人娘を殺されて。法の裁きから漏れた犯人奥寺を拉致したものの手を下しきれなかった前川の代わりに、サクッと『娘がされたように』殺してくれたのが、神沼。以後、いけないタッグを組むようになってしまったそうですが……。そういうことよりも、この場面の華はゼロ係でしたよ! 解散を命じられ、それぞれカレー作るわ量販店でパソコン売るわ占い師になるわ宅急便を配達する側になるわw 好き放題している様にみえた面々が、ちゃんと情報収集してたんですよ!
曰く、奥寺のバイト仲間だったカレー屋店長に聞き込み(JK殺しの話までする仲?)、量販店に来たハッカーが証言(警察のデータベース書き換えの依頼者は前川)、占っていた相手は殺されたJKの元同級生(両親が離婚、姓が違うお父さん=前川と会いにいっていた)、宅配係長は前川の元妻と顔見知りになって……。いや、配達人にそこまでw 元夫からの手紙見せるかwとか、そのハッカー逮捕できるよね、とか。そもそも神沼、前川に情報もらう前から知りすぎてたじゃん……と、ツッコミどころは増える一方なんですけどもw 盛り上がれば、もういいよね! そして我らが警視どのが、刑事部長どのに「タメ口、よろしいですか?」と空気を読まないダメだしするのを誰も止められませんよw
最後はもちろん、ゼロ係の復活が決まり(別シリーズ「カクホの女」より名取裕子のカメオ出演もありw)、また探し物で呼び出される日常に。寅三の昇進試験勉強は、冬彦採点によれば低レベル~お守り係から抜け出せる日は、まだまだ先かもしれません。それまでにシーズン5があるやなしやw
他人を催眠状態で操れる神沼、生きたまま獄中に戻っただけですから。「相棒」の朝倉(生瀬勝久)みたいに再登場してもおかしくありませんよね。しかし、本条はサクッと催眠にかかり、小田島は簪で自傷して正気を保ちましたが、寅三先輩は屈せずに神沼を確保!ここ、催眠が効かなかったのか刺された傷がまだ痛かったのか、描写して欲しかったかも~。
吉田栄作
今シーズンの赤い実はミニトマトでした~!ミニトマちゃんw
もうそれが分かっただけで8割満足ですw
赤orトマト柄の冬彦警視どの(小泉孝太郎)青の寅三先輩(松下由樹)、紫の本条(安達祐実)カレー桜庭(木下隆行)ピンク文平(戸塚純貴)はハッキングと、ゼロ係メンバーもイメージカラーも変わらず元気です!え、『特命係』に? 紅茶注いじゃいます?
でも例によって、メンバーお気楽なのに事件が陰惨なんですよねえ。
『毒を注射した、解毒剤は1人分』と、被害者同士で殺し合いをさせる連続拉致監禁事件。そして『嘘つきだったから罰を与えた』等と世間に流れるピエロのパペット動画……。煽りますねえ。
手が混みすぎていて、絶対1人じゃ無理じゃん?
別の場所にいる大人二人を、同じ日に意識不明にして運ばなきゃいけないんですよ?それが3回?
でもそんな超人技は棚上げのまま、レクター教授を思わせる死刑囚『平成の吸血鬼』神沼(中野裕太)に面談にいってヒントをもらい。20年前の交通事故が浮かびあがったりと、2時間スペシャルならではの大盤振る舞いで風呂敷を広げていきますw
また、ゼロ係と対立する新任管理官龍美(斉藤由貴)は、あの柔らかい容姿ながら「ショカツは蟻」と言い放つアレな人w ゼロ係と一緒くたにされた捜査一課は気分を害しても、警視どのは気にしてないのが愉快です。寅三先輩と龍美、白虎と青龍を従えてる僕カッコイイ~なんだとかw
そしてあれやこれや復讐と、それを教唆した奴が……と真相が判明するも、逮捕できるほどの証拠ないじゃん!と真犯人に開き直られたところで、『平成の吸血鬼』神沼が現れてガブーw ある意味、逮捕よりすっきりした終わり方ですよねw そのまま姿をくらました神沼、まさか毎回証拠の弱い凶悪犯を殺してくれるわけじゃないでしょうが、因縁のある龍美管理官とラスボスとして対決するのでは。シリーズ4にして初めて、縦糸になる事件に多少は興味もてますよ!
新元号発表の夜に放送となったシリーズ最新作。最後の場面に
「平成から令和になったことだし」
というセリフをぶっこみ話題に!(令和のところだけ背を向けるので、発表後そこだけ録音してはめ込み編集ですかね?)遊び心、嬉しいですね(^^)
またも目黒署に訪れた『当たり』日の始まりは、警官から奪った銃で狙撃されるファンド代表木之元楊一(吉田栄作)しかし被弾したのは秘書の隅田。そしてホームレステント前で見つかった死体のポケットには何故か、土居記者(西村まさ彦)の名刺が! そこからあれもこれも繋がって、二転三転するうちに翌日の朝を迎えるのでした。
殺されたタクシー運転手が見事なクズでしたねーw ちょっとした追突を、笑顔で示談に誘っておいて休業補償500万円とゴネる輩。更にはタクシーを拾った木之元に、1億円を要求していたんですよ(タクシー内の通話には要注意……)確かに、ファンド代表木之元には1億ははした金、もっと他の脅しなら、出資者が引く悪評を止めるために支払ったかもしれませんが……余命をバラすぞってw ホラ殺されましたよー。しかも犯行直後に来た別の恐喝相手は、救命せずに立ち去る道理w で、その場所が木之元を親の仇と恨む男の住居もといテント前(事件当時不在w)とは皮肉すぎで、さすが当シリーズ!
名刺の件では、辞令直後の「主任」な名刺(祝昇進☆)を渡した100余名全員思い出して!と軽くいいつける舞子さん(沢口靖子)ですw ボブがお似合い、美貌ますます冴え渡り惚れちゃうのは分かりますけど~ クールすぎて土居さん可哀想ですよ~。
そのツンがとうとうデレたのは!
ついに舞子が発砲。『二度目の引鉄』を引いたと聞いた土居さんは、心配だった、少しでも力になりたいと思った、近くにいたいと思った、といつになく真っ直ぐに想いを告げて、いつもの様に向けられた背にも
「何時間でも待ってる!聞こえているよな?」
と呼びかけるんですよ。舞子はそれに応えて、少しだけど振り向いて、うなづいてみせたんですよ~ぉぉぉぉぉぉぉ 苦節10作、「飯でも食わないか」の声の震えも愛しい大告白。そういえば撃てそうで撃たなかった8作目「傷跡」でも、安全装置を解除する舞子の脳裏に響いたのは土居の声だったことを思うと、感無量です(><)
土居さんはグレイヘアに合わせてタートルネックもジャケットも灰色でアウターが黒ダウン。逆に舞子はインナーが黒でジャケットが灰色と、衣装まで統一感をかもしていましたよ(^^)
ただその告白を「精一杯の引鉄を引いたんだ」となぞらえてしまうのは、どうなのか。土居さんのサブタイトルにちなんだご高説は恒例で「人は心に引鉄を持っているんだ」「でもそれを引けば破滅してしまう」と言うでしょ。
ただし舞子がその指で引いたのは『人を助ける引鉄』だから別、と言いながら、自分も引鉄引いちゃったら話が違うのではw いいけどw
その他の筋道あれこれ。
喘息発作の警官から、銃を奪う犯人。でも喘息の薬を手が届くところに寄せてから逃げるんです。いい人だ…。
500万円恐喝されていた夫婦(妻:雛形あきこ)、それで相手の男が殺され、家に念書があったらそりゃ配偶者が殺したかと、罪を被ろうとしちゃいますよね。って、なんで二人とも念書大事にしまうのw 破いて燃やせ!ホームのオムツと一緒に捨てちゃえ!
銃を持って逃走する青年、目立つ緑ジャンパーを脱ぎ捨てて、盗んで着替える機転! 同級生隅田が撃たれたニュースに『今、銃を持って脅せば』と効果的復讐を思いつく企画力&即調達する行動力も含め、10年引きこもってたとは思えません。
幸い、舞子たちの介入で怪我人を出す前に逮捕され、銃もモデルガン。同級生の婚約だって、イジメを知った彼女が幻滅。破談な様でそこそこ復讐出来たじゃないですか……。ここで踏ん切りをつけて、新しい人生を生きてもらいたいです。君なら働けるよ!
あの富田(松尾諭)がデート! 相手は看護師さん!
でも狙撃事件のために、招集がかかれば即出勤!つい上の空の富田が説明する『総員待機』を理解してくれる聡明な人でした。しかも犯罪と遭遇すれば、富田は通報、彼女は怪我人のケア、ナイスカップルですよ!これは上手く……いかなかったのね(^^;;;;;)
命令を無視しまくる舞子に、イラつく監察官(徳重聡)
誘拐犯より銃を持った逃亡犯を追え、人質に銃を向けていても撃つな。優先順位の理屈は舞子もわかるでしょうが、目の前の誘拐犯追跡をやめられず、狙撃は外して腕を撃ったんですけど駄目ですか(^^;;;) 結果、どんな厳罰かと思いきや、警視総監賞を申請? もう対外的には全部命令通りで、正しい発砲だったことにすると静かに逆ギレですw というか管理官は舞子にツンデレなの?
他にまだ廃品回収夫婦もいれば、爆走自転車野郎も雛形あきこの裕福な両親も、ホテル買収も、3時間ドラマだっただけあってめちゃ盛りだくさんでした!シリーズ終わっちゃうんでしょうか(^^;;;)
青森発地域ドラマ。
停泊する元青函連絡船、八甲田丸。カッコイイ~!でも今はプロペラを外し、もちろん燃料も入ってなくて動かせないんですね。乗客用の座席も外され、展示博物館の状態なんだとか。
主人公の徹(吉田栄作)は、かつてその連絡船名物だった「海峡ラーメン」を今も食べさせる店の店主。名物を途絶えさせまい、と店じまいする店主に頼み込んで後を継いだものの、今はやる気をなくしてオーナーのテル(木野花)に怒られっぱなし。ど田舎八甲田山の麓の店は閑古鳥が鳴いています。
でもその八甲田丸を、1日だけ運行当時に復元しようというイベントが!
最初は「なんで?」と言ってたお役所の人たちも、次第にスポンサー探しを手伝う人手が増え……という場面は胸熱なのですが。実はそのイベント、詐欺w どーしてw 連絡船復元の夢を掲げる市役所職員(水崎綾女)が主人公でも、全然イケたでしょうに! NHKらしからぬフザケタ感じ、地元の人気劇団の方が脚本なんだそうです(^^;;;;)
さておき仕切っているのはトレジャーハンター明(大西信満)、幼馴染のゆみ(田畑智子)から、施設の老人源太郎(平泉成)が伝説の「津軽海峡の宝」のありかを知っていると聞いて手に入れようとするのですが、急激にボケてしまい(^^;;;) ゆみの色仕掛けも効かず。
記憶を戻すため、在りし日のままに連絡船を復元し、人も集めて賑わせ、徹の「海峡ラーメン」も食べさせて記憶が戻ったところで、お宝のありかを聞きだせたらトンズラ、という手の込んだ算段なのですw
当日は見事な賑わいで、小学生団体やら、制服の元JR職員さんやら地元のじいちゃんばあちゃんやらがわいわい。なんたって「津軽海峡冬景色」を石川さゆりが歌う、とポスター貼られているからなのですが、来るわけない!
そこで明とゆみが見守る中、徹の「海峡ラーメン」を食べた源太郎さん……。
偽物だ!と叫ぶなりしゃっきり立ち上がり、徹のラーメンの味を直したのでした! そう、彼こそは伝説のラーメン職人!眺めていた紙は宝の地図じゃなくレシピ。うわごとで語った「黄金」は、黄金に輝くラーメンスープのことだったんですってよ〜(^^;;;;) えーっと。
源太郎に教えを請い、正しいレシピと新たな気持ちで「本物」の海峡ラーメンを作りだした徹の前に、昔の想い人、いえいえ当時の彼女にそっくりな女性が現れます。隣のお母さんがきっと当時の彼女。
「一緒にラーメン屋やろう!」
と言っていたのに徹が東京に就職して、別れてしまった人ですね。
『津軽海峡の海の幸、ワカメとかホタテとか……イカとか』
『イルカ?』
『イルカじゃなくて、イカ』
そんな何十年も前の、思い出の会話を再現して微笑みあうふたり。いつか店にも食べに来て、ときちんと言えた喜びを噛みしめる徹なのでした(大昔、徹が告白しそびれた現場録画を、今も再生しては騒いでるテルさん。彼女が来店したらきっと大喜びで撮影してくれますよ~)
そして石川さゆりはw 覚悟を決めて歌い出す偽物のゆみに、罵声が飛ぶかと思いきや、優しいお客さんは大合唱! 明も詐欺で追われるでもなく、イベントは普通に喜ばれて大盛況で終わる様です。もうトレジャーハンターやめて、この成功を売りにイベンターで生きていけるのではw
甲板で潮風に吹かれてふたりで食べる冷凍みかんは修学旅行の味。大団円の青森なのでした。
わーアカギ(吉田栄作)来た~!たまらんカッコイイw
麻雀の神に愛された男! 大金掛けた勝負でも、手牌のヒント出し続けるような真似をして。もうスリル無しじゃ生きていけないんだろうなあ。美味の話題にも、寿司や肉じゃなくてね。ここ一番の大勝負を自分の上がりで潰すような
「相手の人生を喰らう瞬間」
がたまらなく美味しいとかってお耽美なことを(^^;;;) くうう。
そうそう、2話では天と井川の再戦、『停電にして積み替え』技を警戒していたのに、してやられる井川。『大福餅の粉がついてないから、やってない』→『粉のついてない左手だけでしたのか?』と笑える考察を大真面目にw だのに後日、七対子を鳴き続ける小汚いおっさん(相島一之)に飲まれている井川を、助けに現れる天。いつのまにやらタッグを組んだ二人なのですが……、伝説の雀神・アカギと対戦することになっては、格が違いすぎますよねえ? さあ、どうなる!
井川のピンチに漫画でお馴染み「ざわ…ざわ…」の効果音。いや、思いっきり「ざわ」って言ってますよ、あれってそういう音だったのかw
よくある変人弁護士もの。
でも『スーツ着ない、物置暮らし、なんでも出てくるカバン』そんな程度じゃインパクトないw まして薄味の坂口健太郎なんですから、まあ目立たない。その分、キャンキャン噛み付く新人川口春奈が印象的で、彼女を受け入れられるかでドラマの評価が大きく変わるかもです。
そんなわけで主人公黒川拓(坂口健太郎)は、3年で5件の逆転無罪を勝ち取った超有能弁護士ながら、昼行灯。また経費を気にする事務所側(杉本哲太、志賀廣太郎)は、新人弁護士楓(川口春奈)を見張りにつけます。
事件は、放火か事故か。
妻不在時に一戸建てが全焼。保険金を狙った放火とされますが、のちに夫(吉田栄作!)は自白を否定。「お前が認めないなら、奥さんを逮捕する」と言われて自白してしまったと。幼くして無くした息子の遺品、アルバムをほとんど持ち出せていないことなどに違和感を覚えた弁護側は、ご近所の子供たちがささやく「呪い」をヒントに、真実に辿りつくのでした。
物置にしまった暖房器具が違法電波で着火。その昔実際に回収騒ぎになり「相棒」タイムリー放映でも話題になったのを思い出しますけど。物置でって電源を抜いておいても着火するんですか?嫌だなあ。そしてサバゲー活動が原因と断言するなら、そいつらに責任を問うつもりは……?とあれこれ気になりますが、それはまた別の話。
梁の焼け方から、着火は2階と分析する検察側の学者。でもそこは亡き息子さんの子供部屋……。何点かやっと遺品を持ち出した際の父親の火傷すら、放火のカモフラージュと言い張る検察。しかし設計図には天井に隙間があり(根太の分)、大掛かりな燃焼実験で『一階から燃えても、隙間を這う火で梁の上部がより焼けた』と実証します。
その実験を依頼され、法廷で嫌そうに証言するのが藤木直人なのも、またさておき。
常に説明が足りない拓に、なんで、どーして、無駄無駄無駄と小うるさい楓。終いには準備済みの燃焼実験の立会いも、何一つ知らされずに来る始末w 視聴者の代弁役だとしてもマジうるさいので、適当に説明しておくか、うるさい黙れと誰か言って欲しいんですけど。『上に報告されたら止められるから』と、わざと教えないドラマ内での理由があったのは良かったです。まあそれも、拓自身の判断でなく彼付きパラリーガル城崎(趣里)が勝手に采配、お守りされてるんですけどね。
拓の父(草刈正雄)が検察で、弁護士になった息子と今や犬猿の仲。終盤できっと父子対決があるのでしょう。
つまらなくはないですが、どうしても既視感なのと。3年で5件だった逆転判決が今回で6件に。「99.9」も同様なのですが、こういう人を主人公にすると検察が必要以上に無能で悪になるんですよねえ。
それと微妙に気になったのが、現場検証に集まった子供に拓が配ったスナック菓子。母親たちがなんなのどーしたのと寄ってきて、「呪い」の答えは言わせずに連れ帰ったくせに菓子を返す描写は入ってない(^^;;;;) 挙句、夕飯時に押しかけて家に押しいり「教えてくれ!」と詰め寄る羽目になるわけで。ドラマチックに盛り上げたくて少々無理をしている感です。
2話見て考えようかなあ
救急車呼ぼうよ……。
すぐ動けば、家庭内の事故で済みそうなものを。
てなわけで4話、お祭りを楽しむ一家。また子供が行方不明かしら……とハラハラ見ていたら消えたのはお母さん(真飛聖)でした(^^;;;)
15年を経て起きた殺人未遂事件?の遺留メモから、被害者はその失踪事件を調べていたと判明。車内には消えた主婦の毛髪も!
失踪者が代議士(堀部圭亮)の奥さんと知って俄然やる気の室長、計算高くて素敵ですw でもやんわりお断りな代議士。
そして絵馬、料理本の書き込みと「素敵な奥さん」が子供達のために残した文字から鳴海たちが導き出した真相は……覚悟の失踪。いやはや、なんとも。
良かれと、家の中で死んだ義姉を埋めてやったのに泣いてばかりいる妻←この共感の無さ怖いです、代議士(^^lll)
居間に姉が転がってる間、子供達はどうしてたんだか。サマーキャンプにでも行ってる間の出来事かと思っておきましょうか。その後も、罪の意識に耐えかねた奥さんが自首を申し出たり旦那が拒んだりと、姉になり代わって失踪を決意するまでの期間があるじゃないですか。なのに誰も、失踪前に変だったとか思いつめていたと言ってない。そんな友人しかいなかったんだと思うと悲しいですね……。
優しい子供達は、戻ってきた母を受け入れてくれそうですが……。失った15年は返ってこないもの。辛いわ。
3話の百人一首愛は……。
「頼まれたから」殺す知人も困ったもんなら、亡きお嬢さんを挟んで恋敵だった二人が広い広い東京でばったり会ってしまう偶然にも困ったものでした(^^;;;) しょぼくれ教授役が吉田栄作で軽くショック!
後入れの笑い声は必要かなあ、浮いてると思うんですが……
余命宣告を受けた男(内村光良)が、愛する妻(木村多江)の笑顔を守るためにと考えたのはなんと、妻の初恋の男(吉田栄作)と連絡をとり、偶然を装っての再会を企てること。2話冒頭、初対面でいきなり問うタイトルの
「僕の妻と…」
はまあ衝撃的で、このシチェーションを思いついた人は天才じゃないかと思いましたw
自分の死後も幸せにと願うのはわかりますけど、だからって実行に移しちゃうのは大胆すぎますよねー
でも主人公のサプライズ好きが描かれ、妻の誕生日には毎年、家中を後で片付けが大変なレベルに花だらけにしたりと気合の入ったことをしていた模様。そこで愛の深さとともに変な行動力はあることがわかってちょっと納得です。サプライズも、妻の再婚相手探しも、勝手なおせっかいで自己満足って点では共通ですしねえ。
しかも今年はそれを忘れていたことで、やはり宣告のショックは大きかったんだなとか同時にいろいろなことがわかるエピソードで、やっぱりこれ思いついた人は天才じゃないかとw
また配役がね。
妻/木村多江的には薄幸オーラ薄めですが、独りにしたらどんどん不幸になりそうw
男/吉田栄作は、元夫の変な相談を聞いてくれて、ヨシ!と引き受けてくれて、断られず戸惑う現夫の困惑に気づかない大らかさがいいですよ。老けちゃっててびっくりしたけど、やっぱりカッコイイし。
かといって手放しで名作ってわけじゃなく、家での場面が妙に舞台っぽく、アメリカドラマばりに観客の笑い声が挿入されるところは不自然で苦痛です…。笑うようなところじゃなくてもワハハーってさあ。それを思うと、別の女優さんでなら愉快な場面になるはずで木村多江が外してるんでしょうか。いやいや、聞き間違え的お笑いもなし、ただの日常ですよねえ
このまま、例えば死期が迫り寝たままのうっちゃんと妻の会話でもこの笑い声がつくんでしょうか。ただの日常こそが笑いと幸せに溢れてるんだ的な?
それと子供がね。
妻はうっかり計画通り再婚して幸せになる可能性もまああるでしょうがね。中学生ぐらいかな、もうかなり大きな、しかも男の子が新しいお父さんといきなり仲良くなってハッピーに暮らせますかね。無理としか思えませんよねえ。亡き父の計画だとは知らずに、母を責める可能性も。
計画を相談された主治医(小泉孝太郎)や看護婦(酒井若菜)は、羨ましいだなんだと背中を押しちゃって無責任w 『おせっかい』で『きもい』って、本人も薄々気づいてるんだからズバッと止めてくれなきゃなのにー
で、初恋の相手と再会したとして。
それを隠してたら脈がある……んでしたっけ?
どうせ、妻が吉田栄作とイイ感じになったら悔しいし。妻だって企画がばれたら怒るだろうし。真実の愛で結ばれた二人をみせつけられて泣かされて終わるんだろうなと思うんですけどねえ、続きは気になります。
誤診だったなんてオチは無しですかねえ。
サプライズパーティ、波田陽区にクールポコに右から左に受け流す人に…懐かしい人系の芸人ばっかりで『突然呼べるのはこいつらぐらい』と言われててて笑いましたw厳しい(><)
吉田栄作についに思いを打ち明けて、デートして。その辺でドラマを終わらせて、あとは多分上手く行ったよね?と思わせておいたって構わないはずなのに。
わざわざ結ばれ、わざわざ栄作からプロポーズされておいて、え、断るんですか??(思ってたよりヨクなかったとか ^^;;;;)彼だって真面目に悩んで出した結論だろうに、ただのお隣さんに戻りましょうだなんてー。
でも、おとぎ話じゃない、彼女の人生なんだと思えばそこまで描いてこそ意味があったのかも。お隣の王子様に愛されて幸せに暮らしました、だなんてねー。
ラブラブだった子供達も別れてしまう。でもさ、次があるんだって!
「女であるより母で」
と今は思っても、子供が巣立ったあとにはまた気持ちが変わるかも知れないでしょう??
戸籍の性別改訂の方は、子供が成人し、同意すればという補足が加えられて一歩前進。でもそれだって、成人の年齢自体が20才から18才に引き下がるかもという最近のニュースも加えてきて。まだまだ人生、何があるのか分からないぞと。
とかく興味本位だけになりがちな性同一性障害を、真面目に描ききった良作だったと思います。(バラエティ番組で、そういう人達を「でも男でしょ?」扱いするのって不愉快でしたが、これを見てさらに不快度アップ。ハードゲイHGを「キャラでしょ?」と言うのとはわけが違うのにー)
コマーシャルがないのもいい。WOWOWドラマのクオリティは相変わらず高いです。吉田栄作の王子様といい、キャスティングも毎度いいところついてきます。
次は高橋克典の企業戦士ものな様で、正直またかと思いますが……やっぱり楽しみ。
ちょっとした事故でも、何も落ち度がなくても、興味本位で雑誌記事になってしまう主人公ヒトミさん。更に世間に顔がさらされるリスクをおかしてでも子供達のために強くなろうとする彼女は輝いています。
しかし、病に倒れたお母さんには看護婦に間違われ……息子さんを連れてきます、といって吉田栄作に代役を頼む場面は悪いけど笑ってしまいました。
てっきり、化粧を落として髪をくくって来るぐらいかと思ったら、代役って!!いくら「ヒトシ」だった時代でも、一度だってあんなにガッシリと男らしかった時代があったのかと。ないよねー(^^;;;)
土曜に「再生の街」で市長、日曜にこのドラマで店長。吉田栄作が赤丸急上昇ですね。
でも実話がベースなだけに、本当にそうだったのならぐうの音も出ません。付和雷同な奥さん達が無闇に嬉しそうで、でも無責任なところも、1人毛嫌いしている人だけが妙に声高なところも、差別ってそういうものなのかしらと考えさせられます。
私自身はジェンダーに興味があって様々な例を読み、性同一性障害とゲイや女装好きの違いも分かっているつもりではあります。(だから、女子大生モデルとして椿姫さんを呼んでおいて「男なんですよ!」なのに綺麗と褒めるのは違うだろー!と憤ってみたり。)
でも実際に対面したことはなし。
突然出くわしたらあの看護婦さんの様に、褒めるつもりで要らないことを言ってしまうのかも?
そんなわけで、またもやwowowドラマで意欲作。
2子をもうけながらも女性に性転換し「お母さん」になったヒトシ改めヒトミさん。
性同一性障害とは認められたものの、”子供がいること”が戸籍変換条項に引っかかり、書類上だけはいつまでも「男」とされるために傷つく姿が描かれました。
小4と小6の息子が可哀想
でもそもそも、どうやって子供が?という下世話な興味はなるほど、人工授精!と納得でした。本来子供達を守るためにつけられた制限条項が、まさか人工授精までは思い至らなかったために本末転倒になっちゃったんですねー。杓子定規ですねー。
(現在の子供が20才以上なら、も意図不明。それまで待てと言うことですか?)
元パパ現ママが戸田恵子、元ママが余貴美子。
で2人並ぶと、逆じゃないのー??と思ってしまうのですが。この話では、がっしりと大柄な、いかにも以前男でしたーな人では成り立たないのだとだんだんに思わせられました。(さすがに回想シーンでの戸田恵子は、本人が演じるも影になってはっきりとは見えませんでしたが)
しかしツレは逆に思うようで、
”生まれつきってあり得るのか?”
”男性らしくないコンプレックスとか”
”お姉さんが亡くなって代わりになりたいと思ったとか(注:亡くなる前から身体に違和感があったという話を勘違いしてる模様)”
等、育て間違い説を押してくるので、途中で録画を一時停止してまで大激論(^^;;;;; )
あんたそれ、法律でまで認められるようになった経緯を知りもしないでどの口が。育て方が悪いから自閉症になったとか言う奴には大激怒するくせにー。
しかしまあ、だとしても面と向かってキモチワルイだの言ってしまう人種ではないのも知っているので。まさに狙い通りに啓蒙されているということかも。
ご近所に越してきて、巻き込まれる父子家庭に吉田栄作。
長身の彼と並ぶとますます、戸田恵子のママがか弱く小さく見えるのでした。