ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

吉川晃司

「DCU」1☆☆

 パッと見『海猿」なのに、扱う事件がややこしい。2時間ドラマの香り……。

 DCUとは、Deep Crime Unit だそうで。なんと海でも川でも、ダムでも潜っちゃう!海上保安庁所属の、手錠を持ったダイバー。最新機材抱えた捜査集団なのでした。海の中でもドローンって使えるんだ。
そして探すのが、古いご遺体だったりするー! 
 更に物語の縦糸になるのが冒頭の、主人公新名(阿部寛)がバディ成合(吉川晃司)を亡くした15年前の事件で、これもややこしい。
 内部スパイに警戒しながらの海難救助。主人公的にはバディを疑いつつ事故で死なせ、救助されていた子供瀬能くん的には、笑顔で近寄ってくる主人公こそがスパイで殺人犯⁉︎ (と思って見ると、笑顔が怖いよ〜)
そんな新名を慕い同じ職場目指して資格取って頑張った瀬能(横浜流星)、色々思い出してショックでしょうけどちょっと待て。救助の勉強してたなら、爆発事故後に海に浮かんで朦朧としてた自分の10歳当時の記憶なんて、信じちゃダメだと思わないのかなー。
ついでにややこしいのが、新名の婚約者(市川実日子)が当時は成合の恋人でした。殺して奪った感ありあり〜違うのに〜
 その時に成合から奪った鍵を、今も首から下げて肌身離さず持ち歩いている新名w   さて何を閉じ込めている鍵なのかな。でもしばらくは過去の因縁より目の前の謎事件が先です。
 ロシアで失踪した恋人(宮野真守)が、実は実家で殺されてダムの底に沈んでました〜な無茶な事件を(1日で偽造したパスポートで別人が出国てw)、しかも捜査の守備範囲を巡って県警や公安と喧嘩ですよね。毎回そんななら見てるの辛そう〜。、

 

「探偵 由利麟太郞」1 ☆☆

 吉川晃司がスタイリッシュ……!

 銀髪の探偵、吉川晃司。その出で立ちがすそ翻る漆黒のロングコート!腰細!!! そのダンディな洋装で弓道ですか、絶対強いorz
先端恐怖症という弱点設定も、無言でクラッとダメージを喰らう格好良さでやっぱりダンディw 助手の志尊淳がささっと鋭角を隠す気の利きようです。ナイフ向けられた場面ではむしろ切っ先を向けられたくなくて華麗に取り押さえているじゃないですかw
 なので事件はほぼどうでも良くて。ゲーム内で連絡を取り合う児童と犯人、DNA親子鑑定、アドレナリンだセロトニンだと脳内物質がどうのこうのな過去の研究、原作からかなり変えていますよね? 猟奇に陵辱、親の因果が子に報いなやるせなさが横溝の香りでしょうか……。あと隠し扉と地下の研究室w

 警察を退職し、探偵業を営む由利麟太郞(吉川晃司)の事件を文章に起こし「由利麟太郞の事件簿」として売っている三津木(志尊淳)は小説家志望。
ある日三津木の元に『花髑髏』と名乗る殺人予告メールが。指定の「墓場」へ向かうとそこは家電ゴミ集積所で、運び込まれる冷蔵庫から刺殺体……もといまだ息のある美女日下瑠璃子(新川優愛)を見つけた由利と三津木は、犯行現場と思われる瑠璃子宅に向かい、父親日下栄造(中村育二)の遺体を発見する。遺体の横には血まみれで花に飾られた「花髑髏」が!

 この後いろいろありますが割愛。
養女に恩着せて犯す英造はもちろん最低ですが、兄妹として育ったのに突然男女の仲になりたがる兄もかなり気持ち悪いです。さすが親子。 しかし瑠璃子が養女と知って1年。同じ家で暮らす児童魁太のことはそれまで何だと思ってたの。えーっと瑠璃子の妊娠出産を知らなかったのか、それとも知ったからこそ性的な目で見るようになったのか。兄に助けを求める妹のまなざしが誘ってみえたのか、救いがないわ……。 

 廊下の靴跡、ベッドカバーのへこみ。鑑識より、由利麟太郞の観察眼と気づきを大事にする世界wで、それを可能にするのは捜査一課の協力者等々力警部(田辺誠一)です。 また、探偵が京都で暮らすのはマンションでなく風情ある下宿!女将はまさかのどんぐりさんw 「火村英生の推理」だと夏木マリなのに……!(しかしこれは有栖川有栖が由利麟太郞をオマージュした可能性大ですね)


 エンディングが吉川晃司。

「下町ロケット(2)」新春sp ☆☆☆

敵を赦しすぎw 佃さんいい人すぎるでしょう~とツッコミながらも、お正月らしいふわっといいお話でした。合間に無人トラクターの宣伝いれてくるKubota大勝利。ところで、濡れた稲を刈って大丈夫なんですか?機械の中にくっつきそう~。

そんなわけで、発売したのにさっぱり売れない帝国重工のなんとかクロウ。一方、受注に生産が追いつかないウハウハ下町連合ダーウィン。
そこで帝国的場は、下請け業者にダーウィンに関わらない様に指示を……って、大手のくせにケツの穴の小さいこと。ギアゴースト訴訟で逮捕されてたヘビ野郎ことピーター弁護士がダーウィン側についてマスコミに流され、悪の帝国重工はイメージダウンもいいところです。責任をとって的場は退職、ちょっとザマーミロと思ってしまいましたわw

しかしダーウィンには予想通りの不具合禍。
問題は使い方でもプログラムでもなく、部品だと分かっても、もう開発し直している時間がない。佃の特許を使わなくては直せない!
え、報告を無視しつづけた開発主任、ただ辞めて終わり? 突然危機を知らされて、仲間の社長たちに罵倒され、消費者から苦情殺到で佃に頭下げて怒られてるギアゴースト社長(島津を追い出した自業自得とはいえ)に謝りもせず?せめて、佃に頭さげるのぐらい一緒に行かせたかったですよ。でもそこで、佃がホイホイ特許使用を許すのもそりゃ違うw
なので、いつになく佃が拒否の姿勢でホッとしました(^^;;;;)

そこに襲い来る台風!
新潟県燕市は進路外の筈が、じっちゃんの勘で借り入れを早める殿村家。気が早いとあざ笑う、いつもの農業法人野郎(岡田浩暉) なのに!なのにこいつ、台風が進路を変えて翌朝には燕市直撃、となったらトラクター貸してくれと頭下げて来るんですよ~!!ど、どのツラ下げて(^^;;;;) 
『共済に入ってるんだから全滅しても保証金出ますよ~』
と余裕で笑う若手の方が筋は通ってるじゃないですか。しかしね。同じ米を作る人間として激昂した殿村は、若手をどつき倒して追い返しw 米を守りたいとなりふり構わない奴の方を受け入れるのでした。
それでも、殿村家を優先してたら刈入れが終わらない。そこで活躍するのが、帝国重工が用意した刈入れキャラバン!大型トレーラーに何台もランドクロウを積み込んで到着で~す!本当は熊谷だっけか直撃予定の埼玉の契約農家を手伝いに来ていたのですが、佃の要請と財前の独断で本社に帰らず新潟までやってきたのでした~。って、え、埼玉から何時間で着く計算?ガソリンは?
現場は、農地のGPSデータを登録してないってことがまず問題で、それはダーウィン用データを急遽コンバートできたのですが。お茶の間的には運用経費が気になって仕方がなかったです。積み込まれて連れてこられちゃった社員の残業代も含まれますよねー! まあ農家さんが支払うのはレンタル代だけでいいのかな?
助けてくれてありがとう、なーに仲間じゃないか、とお決まりのやり取りしているところに、財前さんがスタイリッシュに請求書を差し出してくれたら面白かったのに。

しかし、迷走台風の接近を報じる現場のTVが、悪天候の真夜中にも無人機が収穫を急いでいる……とランドクロウの活躍を報じてくれていましたからね!この大宣伝を費用換算したらお釣りがくる……と、思いきや。そこからマスコミの反応は描かれず、懲罰委員会にかけられる財前さん。えー。ダーウィン陣営を助けるなんて背徳行為だそうですよ、ああここにもケツの穴の小さい奴がorz  
でも藤間社長はできた人なので、ちゃんと財前さんを救ってくれて、佃がやっぱり助けたいと言い出したダーウィンへの特許利用の許可もオッケー出たのでした。
帝国重工は、心を作っているんですと。そうこなくっちゃ!ノービスオブリージュですよね。

そうそう、さんざ嫌がらせしてきた農業法人勢を助ける殿村を見て、ダーウィンへ技術提供するなら辞めると言ってた若いの(竹内涼真)が心揺れたようですが、佃社長の血もやっぱり騒いだのでした。引いては、高額なダーウィンを購入済みの全国の農家を助けること、日本の農業を助けることでもあるんですからね!あー、今日も佃はお人好しです!

そういえば、社長交代で先細りが予定された帝国重工ロケット部門でしたが、的場退職で藤間が続投。ドラマのラストはロケット打ち上げで締めくくられました(^^) この調子でまた続編があったりするのかもしれませんねえ。留学して学んだ娘さんの知識や人脈が佃のバルブシステムに生かされたり?

その頃には無人トラクターが当たり前の時代になっていたりするんでしょうか。
帝国重工キャラバン隊、モニターがずらっと並ぶ指揮車に乗った財前さん。特撮ヒーローの長官みw もしくはパトレイバー世界のレイバー系列でしょうかね。 刈り取った米がいっぱいになると、自動で米を下ろしにやってくる無人機可愛かったです(^^) なのに袋詰めして運ぶのはやっぱりまだ人力w 

「下町ロケット(2)」~最終回 ☆☆

うわー、新春spに続いたw

毎回、財前さん(吉川晃司)のキュッとウエスト絞ったスーツ姿のために見ているようなものでした。よ、スタイリッシュ! そのままボーリングもしちゃうとは!(って、面白い場面ではありましたけど、時間延長回でされてもね。そこカットすれば、通常枠でいけたのでは)
そしてついに明かされた軽部(徳重聡)ノー残業の秘密!
なんだ…、定時で一時外出するだけで、戻ってたじゃん!めちゃ残業してるじゃん!これと鉢合わせしてないってことは、みんな言うほど残業してないのかも。理由は、難病の娘さんの病院送迎云々。え、子持ちなんだ←まずそこからw でも、それを内緒にした上で、納期直前に『さあ定時だ帰るぞ!』と大声でアピールする意味がわからない(^^;;;;) 単に性格悪い? そして『黙ってろって言われてるけど』と事情を伝えたのは安田顕なのに……いつの間にか了解事項の様に、軽部自ら「よーし、残業するか!」で笑いをとりに!えええ。

そんなわけで、楽しく見てはいましたが時々もやもや。今や悪役のギアゴーストや帝国側が、うちの方が優れていると改良を怠る様子はそりゃいけませんが、対する佃の泥臭い努力の象徴がひたすら『残業』なのは今時どうかと。ターゲットが老人層だと働き方改革よりその方が受けがいいんでしょうねえ。
それから悪役の分かりやすさw
人目もはばからず難癖つけネチネチ嫌味いう奴があっちにもこっちにも登場、腹がたつより笑えてきます。農業法人といい、帝国重工の製造部長(福澤朗)といいw

特に製造部長は。うちのマシンは問題ない!と豪語したくせに、社長が現れた途端に『こりゃヤバい』の顔w(本業役者じゃないことを思うと、超名演ですが。演出的に分かりやすすぎてw)挙句「もし、我が社の製品に不具合があったら……」と保険をかけて叱責されてw 問題はありそう、でもわからない、なら大人しくしてればいいのに何故マウントをとりに行くのか(^^;;;;)  最終回では更に、ダーウィン新発売に合わせて納期を早めるため、佃を切って全部自社部品で行こうとする的場取締役(神田正輝)に、大丈夫ですと安請け合いw
これまた藤間社長(杉良太郎)のツルの一声で、外部機関に調査を委託。帝国重工と佃の部品を比べてもらうと

『御社の設計は古いので、最新技術を教わりましょう。佃製作所とかに』
と判定されちゃうw よく言えば自社のブランドと技術者を信頼しているわけですから、段々可哀想になってきちゃいましたよ。

対するギアゴーストは、いまやマスコミの寵児。ダーウィン新発売に向けて農家から注文殺到。でもその裏で、開発主任(高橋努)は不具合報告を『使い方が悪い』とほったらかし。お正月の特別篇ではきっと、発売早々に不具合連発でザマーミロな展開なのでしょう。
いまや佃に勤務の天才島津(イモトアヤコ)なら、ちょっとの異音も聞き逃さず、何度でも点検を繰り返し、強度不足を発見するんですよ。そして打開策をみつけだすのは、めっちゃ残業する楽しい仲間たち!う、うん、主人公サイドですからね!絶え間なく改良をする努力と向上心も『天才』のうちということでしょうか……
(この辺、原作ではいろいろ違うらしくてw 「陸王」でも無給で残業に改変されていたりするし、この枠本当に残業至上……)

あとあんまりだと思ったのが、的場取締役の噂話。子供時代から、一番以外は許さない父との確執でこんな性格に……ってw もっと近しい家族や上司筋に語られるならまだしも、帝国重工に勤める佃の娘が話題にするぐらい、部下にトラウマ周知されているだなんてorz まさか朝礼で自分から語ってたんでしょうかw

さてさて、コタツに入ってみかん食べながら見る新春特番が楽しみです!

「下町ロケット(2)」~8

出た、下町トラクターw タイトルそれでも良かったのにね!

家族で楽しく観ています。絶対正義な佃製作所、分かり易すぎる敵役w ギアゴースト訴訟編では、ピーター演じる悪徳弁護士が逮捕されスッキリしました(^^) 
さあこれでギアゴーストとトラクター作れるね、と思ったのに裏切られ、大学時代の盟友野木と再会して帝国重工の無人トラクターに協力かと思ったらまたお断りされて、でも諦めない佃たち。流れていく話にほうほうとうなづくばかりです。

それでも今回、帝国重工vs下町企業の無人トラクター対決イベントは萌えました!
更にそのイベントに、辞めた島津裕を呼ぶギアゴースト社長。え、なんで?ただ見せたいの?それとも、実は重田(古舘伊知郎)と組んでいるのは裏があった、とか? それとも裕の目の前で故障が起きて、他の誰もわからない故障箇所を特定し飛び込んで助けたり? まさかの帝国重工に再び雇われることになるとか……。あれこれ考えて前のめりでしたけど、終わってみれば特に裕はなにもせず。佃と同時に、何か気づいたような描写はあったので、これから、かな。

いつもキュッとウエストを絞ったスーツの財前さん(吉川晃司) 全国の零細農家高齢化のために小型で、と無人トラクターを企画するも、諸事情で大型にされて。雑に耕した挙句カカシ(=人)を踏み潰し、坂を上りきれず横転w 集まった農業関係者とTVカメラの前で醜態を晒して、イメージ地に堕ちましたよね。対する下町トラクターは、ギアゴーストの優秀なトランスミッションと野木から盗んだソフトで超優秀。そこにどう割って入るのか、我らが佃!
再就職が決まらない裕、今度こそ佃製作所に入るのか?
(天才エンジニア裕、ギアゴースト社長と苦楽を共にしていても、佃に妙に目をかけられても、そこに男女の何かが絡む気がまったくしないイモトアヤコ、いい配役だと思います!)

帝国重工の開発部は、真っ白な空間にわらわらとうごめく赤い作業服が赤血球のよう(「はたらく細胞」w)、個を尊重しない感じが、優秀すぎて閑職に追いやられて辞めたギアゴースト陣のエピソードに重なってなるほど納得です。そして佃の白だけどくたびれたつなぎに対し、真っ白ピッカピカのギアゴースト社員たちw 更に、裕退社後に来た横柄な後釜はその真っ白を着崩して中の服が見えるんですよ。腹黒ってことかしらw そして現場からの声をそいつが軽視することで、そのうちきっと事故が起きますよね←嫌な奴だと失敗を期待してしまうw

嫌な奴といえば佃社内にも、残業しない口悪い、チームではたらく気のない奴がなぜか一人いて。そのうち家に介護が必要な病人がいるとか『しかたなかったんだ』エピソードが来ると思っていたのですが、まだですね。もっとも、社員の実家の田植え稲刈りを社長が手伝いに行っちゃう佃製作所ですからね…何か苦境を打ち明けたら、押しかけて来られそうでプライベートを分けておきたい派はますます言えないかもですw

プライベートといえば佃の娘。赤いつなぎ着て帝国重工で働いているのですが。よりによって、佃と競合するリユース宇宙船のバルブ開発してたとかw 社外秘で家族にも言えずに辛かった……ってさ。そこまで来たらもう、家を出て一人暮らししたらどうなんでしょう。

「下町ロケット(2)」1 ☆☆☆

ロケット作らないの?
……と、驚きましたがそういえば前作後半「ガウディ編」もそういう話でした。佃製作所のロケットクオリティを別畑に活かして人助け。今回はそれが、農作業のトラクターにむけて発揮されます!

てなわけであれから◯年。

帝国重工のロケット部門も縮小方向。佃製作所と縁の深かった吉川晃司部長も異動に。 もうロケットの仕事は頭打ちなのかも。そこで佃が思いついた次の一手が、なんとトラクターですよ!

社員(立川談春)の老父が倒れ、実家の農作業を佃社長(阿部寛)自ら手伝ってトラクター土起こしの作業むらと、手作業でそれを均す重労働を知ります。そのむらをなくすのにも、お得意のバルブ技術が役に立ちそうなんですよ。すごい着眼点。
そして業界を調べると、2流の技術を安く売り『トラクターなんて、動けばいいんですよ』と言ってはばからない風潮があったり。メーカー相手でなく企画だけの新興会社「ギアゴースト」のコンペに参加しなくちゃだったり。 
競合相手の大手大森バルブは『ロケットの佃製作所』を警戒し既存エンジンから更にスペックを上げ、正直予算はオーバー気味なもののテストの数値はほぼ圧勝です。でも動じない佃の新製品はなんと、部品数がびっくり少なく画期的。実際にトラクターに乗った経験から、高スペックは目指さず振動に強く部品壊れにくい製品←ロケットに関わる佃が最も得意とするところ、を狙って開発したのですよ。どうだー!

佃の若き開発チームには、熱血立花(竹内涼真)と女子と、いちいち皮肉しかいえない冷めすぎリーダー軽部(徳重聡) こういうものづくりドラマってすぐ残業残業、定時にきっかり帰宅のリーダー異質です。そのうち『寝たきりの母を介護』的な真相が明らかになって鳴かせてくるんじゃないですか? また設計が仕上がるヒントも技術の話でなく、ガウディ編(心臓弁製作)で救われた子供たちに福井まで会いに行って出来上がるという、ウエットで泣かせにくる展開は相変わらずです。

ギアゴースト側の副社長にイモトアヤコ。

ボーリング場での初対面から、年上でデカイ佃に物怖じせずに物申すキャラ。それが仕事相手になったら、実に頼もしく佃製品の美点を速攻見抜いてハアハア褒めちぎってくれますw 元帝国重工天才エンジニアですってよw

しかし、コンペで敗れた大企業(担当者を六角精児がいやらしく好演)は収まりませんよ。データ性能は上なんだし!お金と威信がかかってるし! 「ギアゴースト」なんて厨二な命名してる新興会社が収められるんでしょうか。

次回、2話にして既に絶体絶命のピンチに陥る佃製作所?どうなるんでしょうw


「精霊の守り人」1 ☆☆☆

ナイス異世界、衣装美術に気合入ってますね。

川に落ちた王子チャグムを救った、通りすがりの用心棒バルサ(綾瀬はるか) 
なぜか感謝どころか幽閉され、母である第二王妃の依頼で王子を連れて逃げる羽目に。王子の周りで起きる超常現象……少年は何に取り憑かれているのか?

色黒の綾瀬はるかが新鮮ですw
この世界で色白でツルピカ綺麗なのは貴族ってことですね。王宮の場面では韓国ドラマを見ているような気持ちになりつつも、森を駆け抜けての戦いや市場など、どの場面も原作の雰囲気を大事に再現しているのではないでしょうか。殺陣が見応えありました。

配役がいいですよね。幼いバルサを連れて逃げる吉川晃司、あの銀髪がもう反則w 星読博士シュガの林遣都もイメージそのまんまかも。藤原竜也が「神」=国王なのも大笑いw 腹黒い現人神、似合うw 第二王妃の木村文乃も美しかったですねえ。
しかし呪術師のおばばトロガイは誰だったのかなと調べてびっくり高島礼子w 美人女優に何をさせるんですか何をw

王宮育ちから追われる身になり、下々の暮らしや口の利き方を学ぶ羽目になるチャグム王子。
世話になる『頼まれ屋』の寝ぐらを、牢屋と勘違い。そりゃ狭いし汚いしw 一人まっしろなほっぺたで、むすっとしてて可愛くないぞ。でもきれいな娘さんに「ちっともきれいじゃない、汚い」と言ってしまったことを、去り際にはちゃんと訂正し…まあ謝ってはいませんがw 身なりは汚くとも美醜はまた別と分かった、それも成長。
旅の終わりには、どんなにたくましく立派になることでしょうね。この先の物語の展開と合わせて実に楽しみです。

原作を知らない旦那は途中で沈没。わかりにくいかなあ、確かにバルサの子供時代を挟み込むより、今どんな暮らしをしている人なのかをまず、下々の暮らしと共に見せてくれればよかったかもしれませんねえ。
でも原作大好きな私としましては、重たい本をワクワクと読んだあの頃のように、ドラマでも楽しめそうで嬉しいです。


「下町ロケット」3 ☆☆

「一億ちょうだい」ってバカ娘(><) 

お友達のパパの会社が経営苦しいの。パパの会社はお金入ったんでしょう?って、小学生の理屈です。
社長の小遣い銭じゃないから。一億が100万円でもそんなわけわかんない融資ダメだし、高校生の娘の友達から「ハイ!」って大金を渡されて喜んで受け取っちゃう経営者いたら困ります。なのにパパ酷いと思うのかお前は! 

なんで別れた妻じゃなくて社長が育ててるんでしたっけ? 
こんな子育ても家庭もメタメタな社長が、会社には精魂傾けて入り浸って開発してたとか。 後半、アットホーム佃製作所が強調され、社員との絆が描かれる場面って感動的なはずなのに、どうにも、あのかわいそうなバカ娘の姿がチラチラしてちょっと悲しくなりました。
部品供給というやり甲斐より、特許料という不労所得での安心が欲しい。解決金でボーナスくれという現場の声を「社長も頑張ってる」的いい話で流しちゃいけないと思うんですよ。職人の手作業はすごいです、それを評価してくれる職場は素晴らしい。でもね。他社からの引き抜きに応える社員がいたっていいじゃないですかねえ。


高視聴率に世間が沸き、旦那が録画でなくリアルタイムで見るほどハマってる中、いまひとつ乗り切れません。
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