ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

反町隆史

「グレイトギフト」1〜3☆☆☆

 その不審死に、昼行灯な病理医だけが気がついた…!

 天下のイケオジ反町隆史が
「あなたモテないでしょ」
と言われちゃう今作!途中CMではめちゃイケてるパパしてますけど笑 大きな背中を丸めてオドオド、頑張ってます。

 さておきただの心筋梗塞に見えて、首元のあざや微小な胃の炎症に気がついてしまった病理医藤巻(反町隆史)は、大物政治家の遺体から謎の球菌を発見!院内の簡易ラボ設備で単離培養出来てしまう恐ろしさ。生物兵器か、未知の感染症か?

 当初はパンデミックの悪夢にうなされ、公表を理事長に進言する藤巻だったのですが…いなされた上、入院中の妻の治療に便宜を図る条件で、黙ることに。…パンデミックは?

死後数時間で速やかに死滅とはいえ、遺体ケアで接する看護師や葬儀スタッフが危険……てな心配してる間に、挙動不審な藤巻を脅してきた伊集院(見取り図盛山)が突然死!理事長も突然死! 絶対その菌!
犯人は、代わりに理事長に就任した外科医白鳥(佐々木蔵之介)でした。何かと藤巻の相談にのってくれていたのにね、自分に都合良い菌を天からの「ギフト」とか呼びやがりますよ?
(こっそり脅迫したはずが、即日白鳥に相談されて「1人で何も決められない」と叱りながら絶命する伊集院、不謹慎ながら笑えました…)

その後も、白鳥のギフト殺人を止めるはずが罠で、死亡直後のデータ採取をさせられる藤巻。…ここまで不審死に居合わせすぎでは、もう関わってないはずないよね⁉︎

 しかし、微量で即効!死亡!と印象つけておいて、絶望した藤巻が菌で自死を試みると……止める同僚久留米(波瑠)と揉み合いに!
 蓋開いたまま⁇

 …飛沫が目や鼻に飛んでも死ぬのに…揉み合い…

 そこまで結構熱心に見ていただけにバカすぎてがっかりしました…。でもまだ、誰が作ったor見つけたのかはわかってないので続き見なきゃかなー。
ちなみに久留米穂希は、藤牧が培養している球菌が最近の不審死に関わっていると推理しながらも告発はしない不思議ちゃん。
また「入院児童の父」という形で元刑事(尾上松也)がいたり、病院事務長(筒井道隆)が政治家の愛人(倉科カナ)に惚れてるあたりもどう絡んでくるのか…うーん

「オールドルーキー」最終回☆

 大団円。だけど納得いかなーい!
社長の偉そうな2択、選択肢おかしくないですか??

 勝手をしてクビになった新町(綾野剛)
彼を擁護した塔子(芳根京子)と城(中川大志)もクビ……になったらそりゃ、新町を助けに駆けつけるでしょう? てなわけで、海外移籍希望のサッカー選手井垣(神尾楓珠)のために英語ドイツ語最新情報で各リーグを分析。売り込みをかける新町チームですが、トップチームからは返事なし。一方のビクトリーは井垣に大御所アレンジャー(勝村政信)を紹介するが、井垣との信頼関係が築けずに決裂。
 この時点ではどっちもどっち、そもそもの井垣選手の実力が不足かも。

 で、迎える日本代表戦では井垣選手、『新町のおかげで』(我に返っておちついただけ、とはいえw) ゴールを2度決める大活躍!
来日してた有名監督にも、新町が売り込んで移籍オッケー!
…と思いきや実はその監督、社長のお友達でしたよ!

 全ては社長の掌の上だったー!
クビにした塔子と城だってむしろ新町のために送り込んだようなもの。だったらサプライズ選択肢は「独立しろ!」じゃないのー?
俺も考えを改めた、まで演説しての選択肢いや命令が「辞める」か「ビクトリー社員復帰」なのってどうよー? だいたい、クビにはするけど独立するな、がそもそも勝手でしょう? 意味わからん。
 前回のドーピングも、社長が弁護士を用意して会見準備したけど方向性が違う(例えば、まずは認めて謝れ的な)ので決裂ならまだ分かるけど、無策切り捨てだったのに??

 もっともじゃあ新町さん、独立したそうかと言えばなさそうですよねえ。事務処理は嫌そうw 今回のクビでも自転車でウーバー配達員。そもそも起業できるタチなら最初の失業時にもっと何かしてるはず。なので、独立、せめてフリー事業主としてビクトリーと対等契約を提示された上での
『社長の下でもっと頑張りたいです!』
となるならそれは納得なんですよー。そして社長の『いつか独立引き抜きされる』トラウマが解消したでしょうに……。

 後半の社長が、何したいか分からない被害妄想な人になっちゃっていて残念でした。
そういえば奥さんも、事務所に所属した上での復帰でしたっけ?その辺の、個人でやるメリットデメリットを説いて亮太郎に独立を考えさせる伏線としての奥さん復帰だったら深かったかな。

 いろんなスポーツが取り上げられて、セカンドキャリア語られるのは興味深かったです。野球選手経営の焼肉屋もありましたw
  でももっと、特別強化選手だけどスポンサーつかない状態の大変さとか、逆にスポンサーに振り回される大変さとか、パッと描けそうで取り上げなかったことありそうです。TVドラマでは差し支えるのかしら?
フィギュアスケートも見たかったなあ

 

 

「オールドルーキー」9☆☆☆

「ドーピングに詳しい弁護士見つけました!」
って、今?
普段からそんな専門家を抱えておくのがマネージメント社の役目じゃないの?

 ドーピングで4年の競技停止を命じられたトップスイマー麻生選手(渡辺翔太)  それじゃパリオリンピックが絶望なだけじゃなく、選手としてのピークも終わってしまう!
 だったら契約解除、と切り捨てる社長(反町隆史)vsなんとか助けたい新町亮太郎(綾野剛)
他の所属選手も不安がるから、が社長の言い分ですが。いやいや、何かあったらバッサリ切られる方が不安では? もう何年も全ての食事を記録し、全てのサプリを検査用に一粒保存してきたほどの選手が「覚えがない」と主張してるんだから、出来うる限りの検査をする事の何が無駄なのか? 
 どうも社長の行動が無理矢理ですよねー

 そして見事サプリの汚染が判明し、麻生選手の資格停止は4年から4ヶ月に!!やったー!!
紅葉弁護士頼もしい〜🍁

 …となっても、社長は渋い顔。
マスコミは訂正するでなしビクトリーの信用は堕ちたまま、申し立て金他の500万円に加えて弁護士費用、通訳etc  で大赤字。やっぱり麻生選手の所属は戻せない、と。

 なのに新町は、麻生と弁護士先生(山村紅葉)を並べて記者会見を強行。バッチリTVでドーピング疑惑を正し、パリオリンピックに向けて活動資金クラウドファンディングを頼む横には、個人的に付き添っている新町も映っちゃう。

 で、クビだ! となるのですが。
うーんこれでフリーになった新町が、個人的な付き添いを続けて何人もマネージメントすることになっても、それは新町からの裏切りなの??
過去、仲間に裏切られて社長は人が変わったそうですが、それもこんなかと思えて微妙〜。

 ただ、世界スポーツ仲裁裁判所とやらに払った大金がビクトリー支払いのままなら酷いかもなあ…  立て替えならともかく。

「オールドルーキー」7、8 ☆☆☆

 え、社長ったら亮太郎が顧客を抱えて独立する心配? そんな才覚あったら、ビクトリーで拾わずとも再就職出来てたよ?
奥さんのお弁当レシピ本は10冊買って、テレビもしっかり観てるのに社長、亮太郎には当たりがキツイ〜

 さておき車椅子テニスプレイヤー(福山翔大)をマネジメント。急にやる気満々の梅屋敷(増田貴久)くん、実は病気で車椅子生活になった姪御さんがいた! ツンツン嫌な奴がデレてきたところでの、良い叔父さんっぷりはずるいって。
 試合に勝って、スポンサー決まって、姪っ子ちゃんも「(見てるだけじゃ)つまらない」と、テニスする気になって良かった良かった。テニス用の車椅子30万円はするけど、叔父さんなんでも買ってくれる約束だもんね!

 イタリアリーグ移籍話を、留保するプロバレーボールプレイヤー(田辺桃子)
 問い詰めない深沢 vs 騙し討ちでスカウトマン呼んじゃう社長 ! アスリートの気持ちと会社の利益、どっちが大事って対立な訳ですが、ここでプライベートに踏み込んじゃえ!とそそのかすのが新町流w  
「行け!」
としか言わなかったコーチ(大谷亮平)に、「失恋しちゃった」とやっと移籍を決意する選手。会社としてはそれで終わりでいいのにね。まだ伝えることがあるだろうと、選手でなくコーチに迫る深沢(芳根京子)……??
そりゃ、現役を辞めてまで彼女を支えてきたコーチ、好意はあるでしょうがそれが、ラブなのかは要注意じゃない?「俺もイタリアに行く!」と決心した彼と、嬉し泣きする彼女の気持ちが本当にすれ違っていないのかは、踏み込んだ以上もっとキチンとフォローしないと…。それこそ、移籍の条件に彼をコーチとして帯同まで入れるのか、ただちょっと会いに来て励ますだけなのか、どうなのよ!
 とはいえ、彼女の泣き笑いも、オロオロするコーチも可愛かったです。大谷亮平のスパイクの上手さも流石でしたしね!

 次は水泳でトップ選手(渡辺翔太)にドーピング疑惑! 選手生命の危機を、どうサポート出来るのか亮太郎。
 選手が久しぶりに新町亮太郎を知ってる相手でホッとしました。そっかこのぐらいの男子に知名度高いのか。


「オールドルーキー」3〜6 ☆☆☆

 正社員採用、おめでとう亮太郎(綾野剛)!

 元女子アナの妻果奈子(榮倉奈々)、フリーアナとしてじゃなくインフルエンサーで復帰w  アパレルタイアップやお弁当レシピ本の出版がお仕事になるんですねえ。
で、タワマンの家賃ぐらいは稼げるから貴方は好きにして!と内助の功。未練のあったサッカー選手に戻るべくプロテストに当たって砕けて……やっと、本人も、拗ねてた娘も区切りがつきましたとさ。
そこで開かれた『引退試合』が、まるで草サッカー。親交のあったサッカー選手よりビクトリー社員がメインで蹴り合う素人試合で、微笑ましくもしょぼい!新町亮太郎(綾野剛)って何千人も集められる人気選手だったんじゃないの?
でも、弁当を渡しに来た果奈子に「大ファンでした〜」と感激しきりの社長(反町隆史)すら、憎い結婚相手はどっかのJリーガーな認識で新町と分かってなかったんだから、その程度の知名度か(逆に、だとしたらwikiのトップ情報が女子アナの夫になるわけでwビクトリー情報網ザルすぎる)

 正社員初仕事は、大怪我バスケ選手(浅利陽介)の移籍先探し。焦る選手に、無理して悪化させた新町の経験談はいい薬。同じことを家族が言っても聞かないでしょうから。
 熱意しかない新町でしたが、データが必要と教えられ探すのが『同じ前十字靭帯断裂から復帰したアスリート列挙』成程。高橋大輔もそうだったっけね〜。

 ビッグマウスの反響に踊らされるマラソン選手(田中樹)には、たった1人が信じてくれたらいい…と奥さんの惚気話w  そこで彼の『たった1人』が、ビクトリー社でずっと担当してきた深沢(芳根京子)ですよねって、ラブ展開かと思ったら双方単にお仕事上の信頼? 恋人もいない設定でそれは可哀想では…w   

 ずっと二軍で解雇される野球選手(板垣瑞生)何の準備もなかったの新町と一緒で、ビクトリーで働きたがりそうと思って見てました。
 美人すぎるフェンシング選手(當真あみ)には、社長命令を無視でスポンサー探しw   初めてスポンサーと合わせる前に、CMで笑えるかのすり合わせもしてないのは担当くん(中川大志)の大ポカだよね。でもあの美貌✖️フェンシングなら、キリッと睨む方向で売るてもあったぞ?

 あと海外移籍詐欺に引っかかったサッカー選手(神尾楓珠)w  警察沙汰じゃないのか、でも騒ぎになると大恥かもねえ。で、頼られてエージェント資格を取ろうと思う新町なのでした。何年かかるのかな。

 狂言回し、ビクトリー社の憎まれ役梅屋敷(増田貴久)が、どんどんデレてきてて楽しいです。

「オールドルーキー」1、2☆☆☆

 元Jリーガーのセカンドキャリア奮闘記?

 先日の羽生結弦プロ化会見で、そういえば今季そんなドラマあったよねと観てみましたよ。いやこれ、羽生氏を思わせるフィギュアスケーター引退が入ってたらさぞ話題になったでしょうにねえ…(ゲスト出演もして欲しかろうけどw)

 しかし引退理由は、所属チームの解散。
絶頂期で怪我でもしたならともかくさ。J1、J2、J3と順調に年俸も下がっていくなかノープランで「生涯現役!」と言ってるだけだった主人公新町亮太郎(綾野剛)が馬鹿すぎてびっくりです。しかも妻子持ちなのに、元女子アナの奥さん(榮倉奈々)もそれを野放し!絶頂期の年収に見合ったタワマンに、ローンも残るのに住み続けていたんじゃダメでしょう……。

 で、選手としての再登録はかなわず、娘に泣かれ(いつかは辞めると教えないから…)交通整理のバイトにまで落ちぶれる亮太郎でしたが、高柳社長(反町隆史)のアスリートマネジメント会社ビクトリーになんとか拾われるのでした(プロ野球選手セカンドキャリアドラマ「ワンダフルライフ」の反町隆史を思い出して胸熱ですw)
 でもそれも実は、ほぼバイト。
海外リーグで活躍する、亮太郎の後輩サッカー選手と契約するまでの超短期雇用のはずだったのですが。ドラマらしく期待以上の成果を上げて、もうしばらく使ってみることになったのでした。
 2話ではまだ9才のスケートボーダーひかる(佐竹晃)と交渉。父が契約しかけるも、亮太郎がストップ! 本気で世界に出たいならうちじゃダメ、とまさかの自社ディスりw  でもそこに可能性を感じた同僚深沢女史(芳根京子)の交渉で、海外の有名同業他社と提携。海外の活動はそちらに任せつつ国内はビクトリーで、とアスリートファーストな契約が出来てウィンウィンですね!

 2話の幼女スケートボーダーが急遽演技を練習した本物のボーダー佐竹晃選手なら、その憧れのコーチで金メダリスト四十住さくら選手も出演。そんなふうに各所に、ビクトリー契約アスリートと称して本物の元&現役アスリートがゲスト出演するのも売りな様です。
 亮太郎現役時代のプレー場面にも選手いるのかな。そして綾野剛のサッカーがどんなレベルだったのかも興味ありますが、さて。


 

「リーガル・ハート 命の再建弁護士」1 ☆☆

 初めて見た、初回2時間拡大放送の途中で『いままでのお話』とまとめがw

 主人公村越(反町隆史)は『再建弁護士』と異名をとる、会社を倒産させず、再建を目指してとことん諦めない弁護士。今回も、文字通り崖っぷちの水産会社社長、山谷(石黒賢)からの依頼を受けた村越は、地域に貢献してきた魚市場を救おうと奔走するのでした。

 地道で地味なお話。
これが青年漫画原作なら、語呂合わせ名前の弁護士が奇策でひっくり返す系になるのでしょうが、実話ベースのこのドラマで村越がするのは徹底的なお話し合いです。それも、全額は返せません!と銀行に宣言しつつ、会社は潰さない、と無理を通します。弁護士のお仕事的に、倒産処理の方が揉めずにずっと楽なのですが。それでは山谷も崖の上から海を覗いていた様に、経営者は追い詰められて死を選びがち。それに近所に出来たスーパーがいくら便利といっても、魚市場がまるっと無くなったら漁師さん他、困る人がたくさんいますもんね……。
 まずは諸銀行に協力を仰ぎつつ、黒字部分だけ形式的に別会社にしてみたり。地域で署名を集めてみたり。奔走する村越が倒れ、シャツには血が……って、別に刺された訳でもなく、ストレスで帯状疱疹が悪化です。痛い辛いと聞きますけど!ドラマ的には超地味(^^;;;;;) そうそう、途中銀行員と密会? 何か裏切り行為を疑われた社員滝口くん(笠原秀幸)が、実は単に同級生同士で飲んで
『俺、社長のことおやじだと思ってるから!』
と、倒産前の転職を勧められても断っていたというオチも、冒頭の『いままでのお話し』をまたいでひっぱるには地味で……。山谷社長夫妻(妻:高橋ひとみ)が慕われて保ってる会社なので、身売りも社長交代もない!という村越の意見を補強するエピソードとして、削って1時間にするよりは盛り込んで延長はいいんですけど、もらい事故での死亡で無理に盛り上げた感。それに、 せめて1時間半にならなかったかなorz


 最後は、メインバンクの審査部長(高嶋政宏)がツンデレ発揮『べ、別に情で決めたんじゃないからね!』と融資が決まって万歳でした~。

「お金にならない依頼ばっかり!」
と、嘆く秘書に小池栄子。その秘書に「ノブ!」と呼ばれては「ノブシ(伸司)です」と訂正する若造(弁護士浪人中)に堀井新太。
村越がこんなにも人のために頑張るのは、亡き愛娘(田畑志真)と約束したからだそうですよ……。妻に和久井映見、息子に水沢林太郎、家族の話もありそうですかね。

 反町隆史の弁護士役は頼もしくて意外やハマっていましたし、「監察医朝顔」同様奇をてらわない良作になりそうです。毎回、最後には再建できるわけで、財産は手放しても家族で暖かく暮らせる様子でホッとできそうです。 でも旦那は1話が2時間なだけでもうリタイアw 2話をみてくれて感触よかったら、継続ですかねえ……どうかなあ……。

「相棒14」1  ☆☆

反町氏のノドが心配w(「あすなろ三三七拍子」時より確実に悪化してますよね)

カイト騒ぎの引責で無期限停職……の間に、欧米周遊で悠々自適の右京さん。では特命係は無人かと思いきや、偉そうに新聞読んでる人がおりまして。法務局からのお客さまカブラギ(反町隆史)と、暇人とのふたりであたった刑務所内殺人&幽霊騒ぎの真相は?


また新相棒だとか、それが反町隆史だとか、ニュースをみてもワクワクするどころか正直うんざりしていたのですが見ればやっぱり面白くて悔しいですね。てか、態度のでかさが新鮮です。
歴代相棒って犬な亀山、慇懃無礼な神戸、若輩カイトと明らかに部下でしたからねえ。法務局からきているカブラギ(といったら鏑木かと思うものですが冠城)はお客様なこともあって右京さんと対等です。取り調べでは、打ち合わせせずとも意図を汲んで別行動をとれるクレバーさがありながら、そこから右京さんが導く答えに対しては「妄言」とバッサリw そこに捜一が、右京さんを「魔物」と呼びながらも「あの魔物はあなどれませんよ」と丁寧な態度で絡んでくるのもまた新鮮。
そうそう、参考人に恩を売って操ったり捜査一課を利用したりする腹黒さもあってナイスです。いったい何をやらかしての左遷(だよね?)なんでしょうねえ。

最後には右京さんの無期出勤停止も解け、めでたく14年目のシーズンが始まるのでした~。
ああ事件もね、二転三転、最後はきっちり後味悪いところも良かったです。ただし悪女成分が足りなかったかなw


「限界集落株式会社」2、3 ☆☆☆

コンサルの手のひらで転がされてますねw


2話でいきなり月収300万円クリア!

ドラマとはいえ調子良すぎで、最後のコンサル失踪というマイナスで見続ける気が湧きました。

だってさ、幼稚園の遠足バスがコネで呼ばれてましたけど。

ああいうの、先生が何度も下見したりして半年は前に決まってるものでしょ!どんな非常事態で一週間やそころで行き先を変えますかね。

直売所でご飯も出すと軽くいうけれど、仕込みだけしてるのと違って、畑ツアーの解説もした上で、バスいっぱいの客を昼時にどっと捌くだなんてもう、無理無理(><)ご飯何合炊かなきゃかな、炊飯器だって何台必要だろう。食べ物出す許可は取ってるのかな!


なので3話で閑古鳥はむしろ納得。


ふらっと戻ってきたコンサル、

「俺が唯一美味しく食べられる野菜」

と、反町家の有機野菜をカリッとかじるパフォーマンスでむしろ反町を孤立、奮起させて村のとりまとめに就任させちゃいましたよー。かじった後には実はトイレに直行w 有機でも食べられないんじゃないのーw


愛と有機…もとい、勇気のとまり村。

俺の野菜は1番美味い、誰だってそう思って作っていると宣言して、有機にはこだわらずそれぞれの方法でやっていくことになってよかったです。珍しい野菜を作ってるおじいちゃんもいて、観光の目玉になるのかな。


村が募集した研修の若手。

いかにもパソコン得意な風貌で、サクッとホームページを手直し。でも、この作業担当はイヤで、土をいじっていたいと言ってくれました。人材としては惜しいところですが、農家の娘としてその気持ちが嬉しいヒロインです。うんうん。


いい感じだなーと思ってたら、嵐が来ましたよ!

いやその前に、反町パパの女も来たし、陣痛も来たし!

風雲急を告げる4話に期待!


「限界集落株式会社」1 ☆☆☆

撮影のために潰したキャベツがもったいない~(スタッフで美味しくいただきました的テロップが入っても困るけどw)


役所も病院もどんどん潰れ、あちこち廃屋、就職活動する年齢のヒロインが最年少でその上が30代かもという過疎の村。いわゆる限界集落の活性化はどうなるのか。

どうしようもなさと変化の芽を描いた1話は、納得の導入部でした。面白くなりそう!


みんなが農家で、みんな家族同然の村。

過疎も生産調整も何も、当たり前のこととして受け止めて、どう変えようとか一人だけ違うことをしようとか思わないのね……。その昔、その違うこと=無農薬農業をしようと試みた男(反町隆史)は、揉め事と借金で逃げ出した、と。


そんな閉じた輪をぶち壊すのが、葬式をきっかけに戻ってきたその男でなく胡散臭いコンサルタント(谷原章介)なのは納得です。やっても無駄だとか仕方ないとか思わない、外の人ね。まあ一応村人の親戚ですが。

ヒロイン(松岡茉優)とは就職活動で顔見知りだったのも愉快愉快w

手始めに、潰すはずのキャベツで金儲けさせてあげるともちかけて1話は終わりで、さあ何をしてくれるのかな。わくわくです。ヒロインの家の畑は亡きおじいちゃんの頑張りで有機農法、付加価値高いよね。


おじいちゃんの畑を継いたヒロイン。
都会から13年ぶりに戻ってきた、負け犬なお父さんのことなんか知らない!と頑なです。そのうち許してあげるんだよね?村人と父も、謝ってうちとけるんだよね?
見事に村を活性化できる日が楽しみです。

借金取りから逃げてるコンサルタント、そっち系の揉め事もこの先あるのかなー

「あすなろ三三七拍子」1 ☆☆☆

やだ、面白いじゃない!パート2。


柳葉敏郎が雨の中応援団。

原作重松清。

じゃあ辛気くさい系かと見る気削がれていたのですが、実はかなり無茶なコメディでしたよ。


突然社長(西田敏行)命令で社長の出身校『あすなろ大学』に通わされる主人公(柳葉敏郎)50才。

学費は全額会社持ち。

ただし家から学ラン着用です!

なにしろ目的は社長の愛する応援団の廃部を食い止めるため『だけ』なんですから!


リストラと学ラン登校の二択を迫られ、しかも実娘や彼氏と同じキャンパスを歩くことになる恥辱(><)行けば行ったで、OBの反町隆史とほんこんにしごかれて河川敷でエール練習! 3人いても荷物は全部下っ端の主人公が運んで、先輩2人は手ぶらw

あくまで仕事のつもりでイヤイヤ応援団してる主人公ですが、このまま新入部員が入らなければ、永遠に会社に戻ってこられなーい!

「あの社長に理屈が通用すると思うか!」

思いませんw


吹奏楽部とチアリーディングと応援団。

確かにその3つ一緒に、大阪マラソンを応援してるの見ました!甲子園スタンドもそうよね。でもあすなろ吹奏楽部は反旗を翻し、もう応援のための演奏はしませんと宣言されちゃいましたよ。

チアはひたすら無礼w

仕事さぼって来てるOB2人に支えられながら、応援で何を学ぶのか主人公。どうやらダメ社会人だった様なんですが、終盤にはきっちり気迫みなぎる男になっているでしょうか?

娘には、金髪カレシ(風間俊介)には、見直してもらえるんでしょうか?


そこらのビール腹おやじでなく、柳葉敏郎ですから。1話が進むうちに既に、けっこうカッコ良くなっちゃってて早過ぎないか心配ですw


とりあえず1人早速入部しそうですが、さて。


「福家警部補の挨拶」1 ☆☆☆

ポラロイドは古いよね……フィルムまだ売ってるんだ。


それはさておき。

黄色いダッフルに斜めがけのカバン、眼鏡。現場が恐れる「変人」福家を、あの檀れいが演じます。

2005年の正月に永作博美が福家で「オッカムの剃刀」がドラマ化されたのを思い出すので、比べると力強さがないというか。こんなふにゃっと真犯人主張されてもなーと思ったりしましたが、それだけに『動かぬ証拠』が物をいうのかとも思いました(ちなみにその当時のドラマレビューがこちら
鑑識さんが奴隷な理由は更に分かりません。 


脚本家(反町隆史)が、役者志望のストーカーを利用してオーディションのふりで犯罪の片棒を担がせるというアイディアはキャッチーで引き込まれました。なるほど、自分は誘拐&監禁されたというていで、別の殺人のアリバイにすると。

てことは、このストーカーは口封じに殺されるんだと早々に分かりますから。いったいどうやって…と思ったら、なんと危険な橋を渡る事か。

せっかく薬で寝かせたんだから酩酊状態のうちにサクッと殺しておけばいいものを、わざわざ目を覚ましてから銃をつきつけ、オーディションなんて嘘だヨーンと怒らせて乱闘にもちこむとは!正当防衛にするためとはいえ、あれじゃあ銃で撃つ前に殴り殺されちゃうかも。それとも逆に自分が銃で撃たれて殺される可能性もありましたよねw 

とにかく不確定な危険が多すぎる計画でした(><)

放火も、消したかった証拠を燃え残しちゃいましたしねー。


つまりはこりゃ、盗作でもしなきゃ推理作家でデビューなんてできなかったよね、という伏線なんでしょうか(違)

そして、ややこしい推理をぐいぐい述べる福家さんですが、最初に脚本家に目を付けたのが
「関係のない私の名を覚えていて変」
て、それは殺生です。目の前で電話を受けて、イラつく稲垣警部。待たされてたら電話の相手ぐらいは気になるし「福家からの電話はとりつぐな」だなんて、興味をもてとばかりの異常な状況でしたって。そもそもそれって、視聴者に『福家』を印象づける場面だったのに「覚えていて変」ってー!
ホールドアップだって、銃を向けられて焦れば顔を覆うとか頭抱えるとか、手近な椅子を投げつける為に振り上げるとか、両手を上げるシチェーションなんていくらでもあるし。
という様に、原作ありなくせに細かいところが杜撰で納得できません。

同じ筋立てでも「相棒」で見る方が面白そうです。



「最高の人生の終わり方」2 ☆☆

『泣ける葬儀屋ミステリー』と次回予告でテロップ入ってましたね、ストレートなw


そんなわけで2回目は無縁仏さんの為に捜査。

葬儀屋さんはビキ前←友引前日が休みで、葬儀屋の草野球チームは”ビキマエーズ”だというトリビアにちょい受けw で、一緒に見てた娘からの『友引って?』に答えながらカレンダーでみせようと思ったらどれも六曜が載ってませんでしたよw


で捜査は、山ピーと榮倉ちゃんの絡みは可愛くて良かったのですが

山の裾野→富士山 という短絡にまずツッコミ。
電話して徹夜、にもびっくり。いくら警察からでも、死亡連絡以外は許されないでしょう〜。 

また家族の臓器移植で縁があったという謎解きにもやもや。相手は分からない筈なのに。まさか交わした手紙中にどこでサックス吹いてるか書いたわけ? いっそ、亡くなった妹さんも吹奏楽部でサックス吹いてたとかそれぐらいの縁で、ストーカーは片思いしたからだって良かったのにと思いましたよ。


まあいいか。
結局、サックス奏者の杏ちゃんが葬儀を出す流れにほろっとさせられました。 

無縁仏トリビアの合間に挟まれる、家出中の長男反町さん。次男も『兄さんが旅先で死んだら……』と思っていて、何かのフラグ??


作ってもらったご飯に文句いうとか下の子たちの躾が悪すぎてイライラ。そこもこの先、いろんなエピソードで変わって行って兄妹の絆を深めてほしいですね。

家のお金を持ち出した3男は女に貢いでいて、また次の事件につながりそうな。

「GOLD」〜8 ☆☆ ☆

病んできましたねー。

三男が生きていないのは分かってましたけど。その居ない子供が見える悠里の過去が、まさに悲惨。なんですか、強盗に殺されるお手伝いさんの命乞いを聞いていたとか。優しいお兄さんの死が自殺だった衝撃がかすみました(というか、週刊誌がほっとかないスキャンダルなんでは?)
聖子さんの正体が分かって、突き放して終わりかと思ったら何と丈司がお宅訪問。父親役がきて即どうこう変わるのもなんだと思いますが、そこ以上に、聖子さんのターゲットが丈司にロックオンされた様なのが怖いです。

長男は、ハズレの美女(佐藤めぐみ)とデート。
アスリートに向かって「ちょっと怪我したら楽になる」と真顔で言う女も女ですが、その手があったか!な長男も絶賛どん詰まりでしょう。しかも事故ったあとの醜い責任なすり合いはコントかと。
それに比べたら、晶ちゃんの刺青はオッケーじゃん?
彼と同じデザインじゃなく、小さめの蝶だし。レイプが未遂で済んで本当にホッとしましたよ。それで妊娠なんかしたら目も当てられない……。

妊娠と言えば隠し子騒動、結果を改ざんして渡すじいちゃんが最低過ぎますが、結果イトコ同士と知らずに愛し合うことになったら……こどもが出来たら……、早乙女サラブレッドじゃん!爺さんそれが狙いだったのかも!!(DNA鑑定の前に、身体能力を話題にして欲しかったわ。早乙女の血の証明に)
その爺ちゃんと離婚していた母上(倍賞美津子)がでてきて、なるほど納得な悠里の母。この人が去らなかったらもう少しマシな早乙女家だったのかしら??

そして、最後の切り札「エコヒイキ」を次男に向かって切る悠里。そいつは病気なんだってばー(><)

常に良き母の見本として発言し、視聴者をモヤモヤさせてきた悠里に、ついに「母親失格」の引導が渡されて、さていったいこの話どこへ着地するんでしょう。
まさか、全ての命はそれぞれのゴールド、とか言っちゃいますか?

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「GOLD」4 ☆☆

車内放置かー。
意識がもうろうとすることってあるし。保育園に預け忘れて勤務先の駐車場まで連れてきて忘れちゃうって事件も毎年確実にあるわけですが。理由がパチンコって同情しづらいわー。
でもまあ、だからって即辞めろ連呼、焦げた人形を仕込むまでやらかすのでは、その部下たちの方が問題あると思いますよ。
……で、それってエステ社員だけ集めたらいいのでは??なんでプールやジムの人まで並べて長々語らねばならないのでしょう……。まったく関わっていなかったら、そもそも誰かさんが子供死なせた噂そのものも知らなかったらポカーンなのでは。それとも、そんな悠里の行動はもちろんやりすぎで、彼女がいよいよ壊れてきた前兆として描かれているのでしょうか?
 

公立=不良と友達という図式は乱暴にしろ、雑草の方が強いというメッセージは(人間としても競技者としても)良かったのに。車内イジメとあまりリンクせず、リカちゃんとのコントでは本人に非があるといわんばかり。そこも迷走かなー。 

今回も浴衣で寄り添う三男坊、あれが彼女が死なせた子供なのだとしたら、世間が「子供を死なせた女」に牙を剥くのなら立ち向かわずにはいられないでしょう。

さあそこに、スクープ!!
大事なお兄様の死は自殺!!
例のカメラマンはお兄様の遺児!!
こりゃもう、娘の家出どころの騒ぎじゃないですね。何より子供の話と違うのは、責任も愛情も分かち合う夫がおらず、全て悠里1人で抱え込む気持ちだということです。反町くんは……あんまり頼りにならないし……。

しかし、今回密かに一番怖かったのは、あまりに良くできた息子な長男です。母に教わった『女性取り扱いマニュアル』を、母親にそのまま当てはめて返すなんて!惚れてまうやろー(違)次男は次男で、もうママに喜んでもらえない!とか泣くなよー(><)あの強烈な母ならマザコンにもなろうというものですが、壊れていく母を彼らは救えるのかしら……。怖い。

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