学校勤務はブラックでやりがい搾取。非常勤講師は更に低賃金。
そんなお上が絡む問題に切り込みましたよNHK!もとい田口弁護士!
2週見てもまだ、田口が「弁が立つ」と思えず看板に偽りあり。ドラマがダメなわけじゃないのですが(^^;;;;)
ご近所との騒音トラブルにはガンガンと判例や法律用語を並べ、それでも不満なら診断書持ってきやがれ的木で鼻をくくった対応の田口弁護士。お、おう。相変わらず貫禄のない。
「誰だお前は」
とご近所さん(渡辺哲)が聞いてくれたので名乗れましたけど。下手したら生意気な生徒会長でも来た風ですよ(舞台が中学校でセーフw)そしてまた、穏便に対話や見学を進めようとしていた学校側の邪魔になる~。
その青臭さのまんま、教師の労働環境を知った途端に策もなく「やめろ」「変えろ」「休ませろ」とキャンキャン噛み付くわけですが……。教師って代わりを立てるのが難しいんですよねえ。「先に生まれただけの僕」櫻井翔校長みたいに、田口が教壇に立てるわけでも、部活の指導や引率してくれるわけでなく。いやいや例え出来てもそれは筋が違いますけどね。
実母の老人ホームへの引っ越しを、有給を諦めて徹夜で済ませたという宇野先生(佐藤隆太)
すったもんだで一旦は認められた有給ですけど、代わりの授業を引き受けてくれたのが、既にギリギリまで働いてる教務主任三浦(田辺誠一)では任せ難いですよね……(引っ越しの方を業者なり便利屋なりに頼めなかったのかなあ)
上の我慢は下にも我慢を強いる、あなたは人の上に立つのをやめるべきと三浦を面罵する田口。でも華麗にスルーですってば。人さえ増やせればなんとかなるとしても、それを決めるのは現場じゃないのですから……。
昔話「桃太郎」の犬猿キジ労働がブラック、という視点よりも『国選弁護士はくじ引き』に驚きました~。名簿順に電話かかってくるとかじゃなくて、並んでくじ引くの? あと、非常勤講師より田口の年収が低いこと。そ、そうなんだ(^^;;;)