副題、ダサw でも石原さとみは可愛い、可愛すぎます
小市民育ちの英語講師桜庭潤子(石原さとみ)が、僧侶の高嶺(山下智久)に見初められての大騒ぎ。
石原さとみ&クールな坊さんなら女性側からぐいぐい行くかと思いきや、恋したのはタイトル通りに高嶺の方。葬式でのあまりの失態が、珍しかったんでしょうねえ、可愛かったんでしょうねえ、石原さとみですからねえ(><)見合いの席でも、カニが出てきたら断るより美味しく食べちゃってる様子がエロ可愛いったら。
以後、英語教室で指名し、パーティには正装の袈裟で寄り添い……そうそう、やたらとパーティ場面が多いんです。バブルかw 同僚も上司も生徒もイケメン揃いのおしゃれな職場で、英語講師かっちょいー!の連続から、一転してクレーム。
誕生日だってのに、謝罪に行った山奥でバスなしヒール折れ雨まで降ってきたところに……きっちり現れましたよストーカー王子様、いや袈裟姿だからお釈迦様かw 助手席には、年と同じ数の深紅のバラが、うわあ。
もういちいち旦那が
「これって嬉しいの?」
「胸キュン?」
「これイケメン?」
「ここでキャー?」
と確認してきてうるさいw 田中圭はゼネラルマネージャで恩師で、イケメンって<設定>なのw そして花束はいつでも嬉しいから明日買ってくるように!あ、年齢分の本数は多すぎるからね。
そしてなんと監禁して1話おわり! 少女漫画も過激になったもんだと次週が楽しみになったのに、予告で花嫁修行とばらされてがっくりです。そりゃそうだろうけど、ハラハラさせてよお。
石原さとみの英語は、英会話教室のCMよりさらにうまくなっていてびっくりです。よかったねえ仕事に生きたねえ。そして山ピーも流暢に長台詞喋ってましたよ!俳優さんもいろいろ努力が必要ですねえ。
潤子の家が見事にザ・マンション(もしくは団地…)で、カラフルな絨毯に溢れる小物、居心地は良さそうだけど、縁談お断りに来た高嶺の母&坊主sとはそぐわなくて笑いました。居間の机がコタツw 潤子は学生ジャージw
雨の中、傘を捨てて両手で抱きしめてきた高嶺に「袈裟が濡れるよ」と言いながらも抱かれているヒロイン、ベタな胸キュン場面ですが……耳でけさと聞いて分からない視聴者も多いのでは。それとも山ピーファンももういうほど若くはないかなw ちなみに字幕は「けさ」と平仮名でしたw
さて、旦那は今週でリタイアだろうけど私はどうしましょう。
山ピーに惹かれないんですよねえ。特に今回、目が死んでて……原作のクールさを意識した役作りでしょうか? もっと元から眼光鋭い人を配役すればよかったのにねえ。えーっと綾野剛とか……うーん。
加賀まりこ
ついに結婚。いやいやいや……。
医者のふりをしているだけでもオオゴトなのに、そこに実母を巻き込みましたよ。
「何も知らないって言ってたらいいから」じゃないよー(><)
実母はそれでも何か上品なのだけど、叔父さんおばさんの下品さは、これからたかられそうで冷や冷やします。
そして悩んだ末の母からの言葉は
「人殺しにはなるな」
もしもの場合には無様でいいから逃げて来い、と。とんでもない息子に贈るせめてもの母心です。
なのに、なんでリスクの高い患者を受け入れるんだ三郎~!
「患者と自分、どっちを助けたいんだ」
なんて正論を吐いている場合ですか(><)心停止の患者にマッサージをしながら叫ぶ
「戻って来い!」
が、これほど切実な場面を私は知りませんよ。
別荘で酔って、金持ちにからむ姿はコンプレックス丸出しだったしなー。そんな飾らない、仮面をつけてない三郎が好きなんだと亜希子お嬢さんは言いますが……そいつ、偽医者ですから!残念!
そして、披露宴に乱入するでなく、病院に看護師として正式に雇われて現れる明子さん。ひー(><)
『何を考え、そして何を考えるのをやめてしまったのか』
三郎から明子へのこの独白の表現、島で明子から三郎に向けても使われていましたよね。さあ、一度は愛し合った同士がどうすれ違って不幸になっていくのか。
(医師免許は、まだ事務所に提出しないままなのか?)
ハラハラドキドキ、来週が待ち遠しいですうわー、取り返しのつかないことにー(><)
島から出て、やっぱり東京に行ってやっぱりお嬢様の大病院を訪ねて、どうぞ就職してどうぞ娘の婿になって、ゆくゆくは病院を継いでもらっても良いのかとぐいぐい来られてますよ。
「どこの大学出身かね?」
うわー。
3流医大、村木所長の母校を答えたおかげで一流医院には同窓がいなくてとりあえずはセーフ……って、問い合わせされたら終わりじゃない(><)
「私のこと、嫌いですか?」
うわー。
ここまで外堀を埋めておいて攻めるかw すぐ暮らせるようにと夜景のきれいなマンションに家具寝具、酒までがっつり準備しておいて、帰りたくないオーラ放ちながらw
君にははっきり伝えなくては……の前置きで立ちあがる三郎。そのまま「医者じゃない」とも言い出せる流れかーらーのー抱きしめ!「好きです」!ああああ、もう立派に詐欺だからー(><)
しかし、スーツと時計をプレゼントの時にも思いましたが大病院の財力ハンパありません。あのマンション、賃貸だとしたって何百万円かけてるのやら。
三郎の実家は貧乏暮らし。
婿養子で結婚だと母(加賀まりこ)に持ち出す三郎なのですが…いつか両家顔合わせとかあるでしょう?息子が医者のわけないと知ってる母と、大病院側を会わせられるの?
明子からの電話で、出来ちゃった結婚なんだと早合点して喜んでいる母(そりゃ、そう思うよね)
嫁は別の娘で妊娠してなくて、しかも自分は偽医者ですとかってどの口で告げるんでしょう。まさか実母は殺さないよね(><)彼の過去が分からないので、どこまでがアリなのかも……。
そんなこんなの間に、お偉いさんのオペもしちゃったし。
明子は流産&失踪(ナレーションは「死んだ」と言っていますが…)、かえって三郎には好都合に動いているのはやはり『強運』なのか?
島に来て、村木医師には全てを告げる三郎。
皆には迷惑をかけませんっていうけど、バレたら「騙されてました」では通らないよねえ。
他人に流されていた島での偽医者生活と違って、能動的に騙し始めてからはハラハラします。何話で誰にまずバレちゃうんでしょう。バレたらあの屋上から跳んでしまいそう(><)
一方の診療所の正規医師が、すっかり大人しくなってナースのいいなりだったのに笑いましたw
何このヒロイン!
自己中でガサツで怒りんぼ。そして、特に洋菓子を愛してるわけでも、凄い才能を持っているわけでもなくて……。
でもお話を動かしているのはやっぱり彼女です。お店の危機にじっとしていられなくて、自分じゃ何も出来なくて泣いて叫んで「伝説の男」に助けを求めて、ついに彼を揺り動かすんですから。
誕生日のデートに誘われて見た甘〜い映画w
ヒロインが蒼井優、伝説の男が江口洋介で、もしや恋仲になるのかと心配しましたがそんなことはなく楽しめました。
鹿児島から彼氏(尾上寛之)を追いかけて「コアンドル」に来て居着いたなつめ(蒼井優)は、店や「伝説のパティシエ」を引っかき回し、最後は「伝説」を立ち直らせて武者修行に旅立って行きます。
凄腕パティシエでありながら、愛娘の死後はケーキを作れなくなり評論家や講師に甘んじている十村(江口)。いつもガードレールに座って、メモを取る姿がカッコイイ……!!
娘さんを亡くす場面も泣かされましたが、何度も繰り返される最後の朝がまた泣けて泣けて(きちんと見送らなかったこと、きっと何度も悔いてますよね ううう)
そんな人に、またケーキを作れとか。まして
「私って娘さんに似てますか?」
と笑顔で訊けるだなんて、そりゃヒロインをがさつに描いて当然でした(彼氏にふられる場面でも、非道い女だった ><)
コアンドルの先輩パティシエ(江口のりこ)がスラッと格好良くて印象に残りました。イジワル扱いされてましたけど、あれはなつめが一方的に悪い!幼い!迷惑!!
終盤、移籍の誘いを受けていましたがどうしたんでしょう。雨の日に泣いていたのは、悩んだ末に断った描写だったのでしょうか?……それでないと、以後のコアンドルが回らないので断っていて欲しいようなチャンスを掴んで欲しい様な。
だって、腕のある人がきちんと仕事している横で、オーナー(戸田恵子)は常連さん(加賀まりこ)になつめのケーキばかり食べさせるんですよ!十村はなつめの留学の手配なんてしてるし(行きたいとも言ってないのに!)えこひいきなんだよね。
あと意外にケーキが脇役です。
なつめがこだわって作っていたカシスフロマージュ、別に最後の晩餐会で劇的に登場もせずにガクッ。十村は美しいマカロンをぐちゃぐちゃにして食べます、あれもどうにかならないのかなー。
コアンドル以外の有名店ケーキも登場しましたが1つ1つのケーキをじっくり映してくれないのでものたりず、思わずコラボレシピ本を買ってしまいました。……企画側の思うツボでしょうかw
とても作れると思えないけど、眺めてるだけで幸せな一冊です(^^)
追記>上のレシピ本、お菓子作りが趣味のお友達に貸したところ「スゴイ!違う!」と大感激でした。ちょっとしたひと手間がとっても勉強になるのだとかw 腕に覚えのある方、お試しください。そして私に食べさせてー!(そのお友達も持って来てくれたのに、あいにく留守にしていて私の口に入らず ><)