ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

剛力彩芽

「ビブリア古書堂の事件手帖」3 ☆ (←サトエリに捧ぐ)

うーん、キャバ嬢サトエリは魅力的でしたけどね。

それとドラマの物語は別。

推理があまりに強引でお粗末で、終始入り込めずにぐんにゃりでした。

定期購読の最近の分が読んでなくてなんだ!興味なくしただけかもしれないじゃんw


脚本というより演出がいちいち気になるんですよね。

サングラスをつけ外しするタイミング、原作と変えて良くなったとは思えないしw そもそも、スタスタと来店する様子を見せる必要はあったのかと。

別に、いかにも見えてませんと手探りで動けーとは言ってないですよ、原作ではカウンター直行こそが『本棚に目もくれずに売りに来た』的表現になっていて、なるほど本好きなら古本屋に入ったら用事は忘れてまずあれこれ物色しちゃうよねーと納得したものなのに。何が違うのかと読み返してみると、”本を売りに来た男の行動”が原作では伝聞でした。それが画像になっちゃうとやはり情報が多いからペンは探さずに持ったじゃんとか、違和感が大きくなっちゃうんでしょうねえ。


ちなみにサングラス、原作では字を書くときは外してるのに。逃亡犯がいるってオリジナル設定が入るから、かけっぱなしになったのでしょう。工夫が逆行してるw (本編を確認したくさせるのが目的ならめちゃ上手いのかも)


そういうところキリがないのでもういいけど、青木文庫が絶版本なことも淡々と説明する栞子さんにはがっかり。別人の様にはしゃいでよーw 「dinner」の江口洋介ばりに瞳を輝かせてよー。

AKIRAもこの程度の働きなら、いっそ雇われずに毎日職探しのついでに寄ってる設定でも大丈夫。


「私が読んであげる」と、

「ずっと前から知ってたよ」

は泣けるのになー。

原作が大好きなわけじゃないのに縛られていて抜け出せません(><)

「ビブリア古書堂の事件手帖」2 ☆☆

ええええ、ホームレス志田さんが居候??

じゃあますます男手は足りてるじゃないですか(><)


本好きによる、本好きのための、めんどくさい系ライト推理。
もうね、クッキーならともかくあんな柔なタルトを抱えて、自転車が倒れる程ぶつかるってありえないw えんじ色のスピンを使わせたがり過ぎは原作でも苦笑しましたが、映像で古本のよれたスピンを見ちゃうと、飾り付けにつかうとか無理すぎです(><)はさみの貸し借りもw
 

こりゃー旦那(文章は論文と新聞しか読まない)はダメだろうと思ってたのに、意外や真剣に視聴。
電子書籍に移行かという時代に、書き込み、栞ひも、テキストでない『本』そのものへの愛着といった逆行する要素に着目したことが良いのだそうです。……そのくせ自分は、目の前の原作本に興味ゼロ。そういう人もいるんですよ!

そして言葉の裏を読まないw いわばリアル五浦さん状態で、栞子の推理に驚いてるわけですね。いっそ羨ましいなあ、その素直さ。

その横で、推理の結果を知っている私の楽しみはむしろ、原作との違いチェックになってきてます。


何故髪が短いの……は、あきらめるとして。
相変わらず栞子さんは堂々とした人だし、五浦くんの読書トラウマ設定は無いも同然。終盤の一言「オレ、本読めないし」って、2話から見た人はおばかキャラなんだなーと思うだけでしょう。正直、栞子の人見知りも五浦のトラウマも面倒な設定で好きじゃなかったので、ここまで無視してくると爽快でもありますが。ファンの人は文句言ってそうw

そして、栞子母の伏線が示されましたが……。

母に住めって連れ込まれた的な表現、父死亡との時系列もここでは語られないし志田さんと母がデキてたと受け取られそうで、やっぱりこの同居はありえない~(><)
そして同時に、女子高生と志田のやりとりを聞く栞子と五浦がもうリラックスしていて、原作のあのいつまでも近づけずに悶々としていた五浦さんてなんて不憫だったのかと。

「ビブリア古書堂の事件手帖」1 ☆☆☆

印象的なオープニング。あのバタバタと落ちて行く本が、逆に跳んで本棚に収まっていくのなら満点だったのに(><)落ちた本のページが折れやしないか、CGでも気になって仕方が無いのが本好きです!
古本屋は「栞と紙魚子の怪奇事件簿」みたいな、ところ狭しと本だらけで通路狭い方が落ち着きますよね。 

そんなわけで、”めんどくさい系”推理もの(お仲間に「氷菓」「青空の卵」)の雄、本の虫に圧倒的支持をうける原作(我が家にも全冊揃ってますよ)がドラマになりました。

ロングヘアで巨乳のはずのヒロインが、外見まるで違っちゃってるのはまあ仕方ないとしても、内気で人見知りの筈がまあ喋る喋る。”本の話だけは積極的”な、その本の話をする場面しかないんだもん、スイッチ入りっぱなしでしたよね。 そして何か披露する度に、ジャジャーンと派手な音楽が盛り上げることw そんなたいしたこと言ってないってw 

しかし、おかげで飽きずに見ることが出来ました。

やはり人間に演じられると、推理だけに集中できず気が散るんですよね。もっと生臭くなるし、亡き祖母の不倫だなんて青天の霹靂に直面する青年が可哀想になっちゃって、栞子さんスゴイ!とは簡単に思えません。
どの証拠も彼女が「そうだとしか思えない」と主張するだけなんですから、実際失礼な話です。
本棚に全集から一冊だけあると変?
いやいや、ワンピース流行ってるからって32巻だけ脈絡なく買ってみるって人も世の中にはいますから。それに全集買って誤摩化したのが本当でも、実行したのが贈られた10年後だって構わないでしょ。その他諸々

「めんどくせー」

と続きを聞かないという対応もありえるわけで、すんなり鵜呑みにしてくれるナイスな利き手は、いわばホームズに対するワトソンくん。当の古書堂に就職も決まり、更なるめんどくさい推理につきあう毎日がやってくるのです!
若い男女が語り合うのなら、恋の花咲くこともある。ARATAと剛力彩芽がラブラブしてくれるのかと思うと楽しみです。


でも実は、剛力は妹役の方が似合うと主演発表の頃から思っていたのに……。弟に変更になってたよー!書店に男手が無くて大変とか不用心って設定が台無しなんですけど!あの細腕は男手に勘定しないの?

 (ちなみに「栞と紙魚子の怪奇事件簿」の弊レビューこちら 「青空の卵」こちら←こっちは褒めてないのでご注意をw) 


「ビギナーズ!」~4 ☆☆

なんか見ちゃってます。

落ちこぼれクラスがメインなせいで、これでいいなら警察学校ちょろいなって印象w
逆に子どもがみるならこれで警察に親近感がわいたりするのでしょうか。5年ぐらい時差で志願者増えたり?そんなに視聴率高くないかー 

でも女子中学生には「この夏はこれ一択!」ドラマだそうで、主人公のジャニーズくんと剛力彩芽が接近する度に娘がこれはあかんとダメだしです。いいじゃんドラマなんだからさーw


でまあ、水泳や外出や夏祭りの万引き騒ぎあれこれで結束が固まったり、警官とは市民のためとはと落ちこぼれたちが変わっていく様子も楽しく視聴。亡き父親の退職の秘密云々はどうでもいい…。


次回からやっと、主人公+1名が上級クラスに編入で警察学校らしくなるのかも。


「ビギナーズ!」1 ☆☆

若者群像 at 警察学校。

でも、主人公達は補欠組だとかで敬礼も教わらずに清掃ばかり。『警察学校あるある』は見られないのね。


石田ひかりの鬼教官は、どうしてそうなっちゃったのかも含めてちょっと興味が湧きますが……。剛力彩芽他の訓練生がどうでもいいので、うーん。

持病のぜんそくを隠してた候補生は、命の危険もあるわけでシャレにならないと思います。

で、持病判明後他のメンバーも全員、監督もつけず水も持たせずに30kmだかを走らせる。そっちも今時シャレにならないでしょう!死亡事故でもあったら、責任の所在はどこだ。

次回どうしようかなー。


「Wの悲劇」2 ☆☆☆

「私……おじいさまを刺し殺してしまった!!」

予告のこの場面が完全に薬師丸ひろ子で再生されました。やっぱり劇中劇がこれなんだわー。


本編ではさつきの歌に失笑w

エコーかけるより吹き替えてあげればいいのにね。声量はともかく英語の発音もヤバいのに、褒めたたえる和辻家の面々は「英語も素晴らしい」ってもうコントかとw


とにかく和辻家ではさつきが、お茶にお花に盗撮にと困りまくりです。

どうごまかすのかと思ったら、なんと堂々と「もう嫌」と言い出すところが一枚上手。花嫁修業じゃなく経営の勉強がしたい、おじいさまを助けたい、私はおじいさまの味方→だから盗撮をやめてってよくわからないけど結果オーライな様子です。


ショーパブでいじめられまくりの摩子も、堂々と踊り始めました。

きらら先輩の仕込みで襲われてどうなるかと思ったら、殺人容疑のおかげで尾行の刑事に助けられるというラッキーw まるで別人の様に男慣れしていない様子に刑事が抱くのは不信感なのか、何か芽生えちゃうのか。


このまま別々に生きていくのならいいのにねー。

早くも明らかになる出生のヒミツ!なーんだ摩子とさつきって双子だったんだ……って、うわ。

他人のそら似と思えばこそ、裕福な暮らしを「替わって」くれてる摩子がありがたかったでしょうけど。双子の捨てた片割れが自分と言われてはありがたくもなんとも。むしろ今までの差はなんだったのかと(><)

鉄壁のアリバイも、さつきが「花火の写真は私」と言えばおしまいですよねー。


どこまで荒むのか、さつき。逃げ切れるのか、摩子?
早速ドロドロしてきそうです(^^;;;)

「Wの悲劇」1 ☆☆☆

さすがの夏樹静子原作、昭和のかほりw

それでも2人が入れ替わる時の象徴は、携帯電話の交換と現代風でした。原作当時なら家の鍵でも渡し合ったのでしょうか。

(薬師丸ひろ子の映画「Wの悲劇」で、劇中劇だったのがこの筋なのかな?)

財閥のお嬢様と、ショーパブの掃除婦。

正反対の境遇ながら瓜二つの2人を、武井咲が熱演しています。メイクもずいぶん違うけど、声も頑張って変えてるよね。


貧乏なだけでなく、売春→ヤリ逃げ男を殺害というとんでもマトモじゃない方がさつき。

これと入れ替わるってお嬢様正気?と観ていると、お嬢様自体も清純ではなさげ。ジジイに弄ばれる生活から逃れるには、ただ逃げるだけでなく同じ顔の生け贄をおいてこなくてはなのね……って、それさつきに酷くない??

調査中、売春してるなら平気ね、ラッキー!と思ったのかどうかw

しかもその下調べ、さつきの殺人は知ってたくせに、映画やダンスに興味ない態度や無愛想を知らなかったせいでイジメを引き起こすし(><)入れ替わるつもりならかなり手落ちがありますよー。

でもまあ、そんな悪条件ですら、籠の鳥&性的虐待コンボに比べたら天国という悲惨さの強調なのでしょう。


イジメられて泣きながらも、やっぱり戻らない決意をする摩子お嬢さま(引っ越して転職すればいいのに)ダンスや写真で世に出て行くんでしょうか……いやそれ、失踪した人が一番しちゃいけないことでは。

資産2千億と聞いて目が輝くさつき、こっちは金のためなら苦労も我慢もなさそうですが、育ちの悪さと腕のケガは隠せないのでは。


あれこれ目が離せません。

そうそう、殺人犯さつき=摩子を追う桐谷健太刑事がセクシーw


「ティーンコート」1 ☆☆☆

剛力彩芽ちゃんがオニ可愛い!役名も可愛い!

「若い王子でにゃこうじです。ニャ☆」


若者が若者を裁く少年法廷、ティーンコート。アメリカでの様子を聞いたことはありましたが、じゃあそれを日本に持って来てドラマにしよう!というアイディアに脱帽。 そして読モは読モ同士☆と、オヤジの捜査じゃ決して分からない着眼で”マッコリ10本万引き”事件の真相が明らかにされていくのでした。待て次週!


この、「だってニコラ先月号に載ってたもん」とか「ジャーン、同じカバン買って来ちゃった!探すの苦労したんだよー」式捜査って、なんか既視感と思ったら「私はラブ・リーガル」だわ。


あと、ティーンコートの新顔『世界一運の悪い男(諸星あたるかw) 』高田(瀬戸康史)がどう絡むのか?来るなり衛星の破片に当たってましたけど、それってNASAに届けたら莫大な補償がもらえるんじゃ?やっぱり運がいい?w

さておき、高田が万引きのの濡れ衣を着せられているらしいので、それも再捜査する流れだろうなあ。若王子ちゃん、めちゃ優秀に思えるのですが、要らない現場検証をしたり細かいところつつき回すから煙たがられて問題児なのでしょうか。


さてその問題児ニャ王子ちゃんが彼に、諦めない強い心を教えてくれるのか?

でも最大の謎は前田美波里の出演。な、なぜ?? 

「IS 男でも女でもない性」〜最終回

大団円。
ハルも男子の制服で登校できるようになってよかったね!

その前の結婚記念パーティー。
いくらなんでも、伊吹先輩のお父さん(大杉漣)まで上がり込んで一緒にワイワイするのはやり過ぎでしょーとツッコミつつも。未来に希望を持って、誤解も解けて、謝ったら許して、明るく楽しく終わりたいという意図もわかるのでいいや。 

ハルはハル、私は公言せずに生きていくと決められたもう1人のISの剛力彩芽も良かったです。
彼氏もいい子で(^^)

いろんな生き方や、相談先を示唆出来て、啓蒙ドラマとしても良い出来だったのではないでしょうか。

「IS 男でも女でもない性」〜4 ☆☆☆

「私もISなの」

3話終わりでこれを聞いて、どひゃーとひっくり返りました。

ハルだけでなく、あの不思議ちゃんもIS!!

まあ2000人に1人ならそれぐらいの頻度で遭遇しても不思議じゃない筈。でも不思議ちゃん本人がたった1年前に知って荒れてしまっていた様に、隠している場合が多いわけで

「あなたがISだって伝え聞いて」

の情報経路が謎だったのですが、弁護士父の発言で謎が解けました。学校側が言いふらしてたわけですねー、今度そんな面倒な子が入学してくるぞ、と。ここは職業柄、内部事情を聞くことがあるということで納得しておきましょう。

で、その父が西村さん。
こっちの家庭は、お母さんが壊れかけているのも含め、夫婦間の話し合いがされていないのが問題ですよね。


そんなわけで、ハルとなら分かり合えると思っていたのに、両家の受け入れ方の違いに更に傷つく不思議ちゃん。そのまんまのハルでいい、学校では女だけど家では「お兄ちゃん」と呼んでる、というあの家族の方が確かに珍しいんでしょうけど、双方両極端だから……。


心揺れるハルの前にまた現れる先輩(井上正大)

男同士の友情じゃなく、ハルを女の子と思っての恋心がすくすく育ってますけど!!この人が良き理解者になるのか、もしや敵になってしまうのかと思うとハラハラです


啓蒙な部分だけじゃなく、ある意味究極の自己肯定をめぐる青春ドラマでもあって、地味ながら楽しく見ています。前にも書きましたけど、周囲にバレて云々とかの凄いドラマはなくていいからハルちゃんを平穏に暮らさせてあげて欲しいです〜


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「IS 男でも女でもない性」1☆☆

導入編、生い立ち。


両性具有のことを昨今はISと称す模様。

コミックエッセイ「性別がない!」つながりで、そんな身体や手術の体験をご本人達が語るものはあれこれ読んでいましたが、逆に出生時に告知をされたご両親の衝撃は考えたことがなかったので興味深く見ました。(必然的に、高校生の親を演じる高橋ジョージと南果歩が15年前の若夫婦も長々と演じることになり、悪いけど苦笑。若作りw)

あれは院長も心ないですよね。

まず抱かせて、乳のませて、5分でも絆を結んでからの告知なら全然違うでしょうに、触る前からいきなりで、その後もさあ手術だ、みんな隠してるだとか。本当に4500人に1人、2000人に1人いるのなら、<男><女><まだそれ以外>と出来ればいいのにね。その第3のカテゴリに丸して(「11人いる!」のフロルみたいに)生きて行けるのに。外からみて分からないこと、プライベートな性のことなだけにずっと隠されてきたのでしょう。ネットが出来て本人が匿名にしろ語る時代になって、今後だんだんオープンになっていくのかも。


というわけで、睾丸を無くし子宮があって、戸籍は女でも自覚は男として育つ主人公ハル(福田沙紀)。

高校がまた狭量で、男性としての通学を認めてくれないのにイライラさせられますが、ハルはそれを受け入れます。ISを認められ、幸せに育ったからこそ思えるんですね、高校3年間ぐらい女として通ってやるぜ、って。

男装ものが何故か花盛りの今シーズンですが、このドラマの場合は隠れもしない、女に見えて当然な男装で、その後は女子の制服を着ているのになんか女装な感じという複雑さですw


そして入学早々知り合った、不思議ちゃん(剛力彩芽)

彼女は何を隠しているのか??今後家族ぐるみのおつきあいになる様で、正直その父親が西村雅彦なので気合いを入れてみていたのですが、出番はまだでしたw(オープニングの髪型に心の中で絶叫~)


世間的に、こういう人もいるんだよと認知度が高まればいいんじゃないかな。深刻な事件とか起きずに、主人公には幸せな高校生活をエンジョイしてもらいたいです。無理か…•。

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