ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

優香

「火の粉」最終回 ☆☆

これじゃ人生変えられた一番の被害者は、梶間家じゃなくて琴音と息子なのでは。
武内のため、と池本を刺した琴音を
「やりすぎだ」
と諌める武内。いやどの口が言うのそれw

家族のため、世のため人のため。
ついに義父が武内を殺そうとします……!こいつを世に解き放ったせいで池本さんが殺された、その償いにと。でもそれやったの琴音さんじゃないですかあ。

雪見と琴音が一緒に帰宅、ギリギリ止められましたけど、でもやっぱり家の中に人殺しがひとーりふたーり(^^;;;) 話し合ううち、二人とも自首をすると言い出して、その前にみなさんとお食事をしたいという武内さん。そんな義理ねーよと突っぱねもせず、いそいそと準備に取り掛かる梶間家の面々、そこに届く毒の瓶……。
え、それよりちょっと待って、罪人ふたり野放しなのねw

おかげでじっくり話し合いの時間をもった武内と琴音は、琴音の念願だったバームクーヘン作りをさせたり、毒をみつけたと打ち明けたり。琴音の想いを拒み続ける武内に
「あなたがしてきたことはこれと同じ」
と噛んで含めるように教えてやる琴音は、まだ狂いきってないしまだ武内が好きなんでしょうねえ人殺しなのに……。暗く静かに語らいながら、どっちか殺されるんじゃないかという不気味なテンションは、ミスリードに決まってるとわかっていながらも見応えがありました。

琴音のバームクーヘン、焦げて失敗。
次に武内が一人で作り、床に叩きつけて破壊。
そしてもう一度、きちんと作り直した自信作を手土産に、梶間家での最後の晩餐にでかけましょう。毒入りなのは、料理、デザート、それとも手作りびわジュース(あの量作るのに何キロ実が必要でしょうw)のどれでしょうねえ……。
馴れ初めがどうしたと他愛もない話を続けながらも、互いに真意を測りかねる食卓の一同と戸惑うお茶の間。え、何この時間。
「武内さんは、人さえ殺さなければとてもいい人です」
こ、これは笑っていいのかな(^^;;;)
そりゃ食事しながら血なまぐさい話も嫌ですけど、自首すると言ってるからには梶間のおばあちゃん、おばさん、社長、弁護士、転居して逃げてたという元ご近所さん他がどうなったかの真相は気にならないの? スープが辛いのとかどうでもいいんだよぅ 何ほのぼの刺激物仕込んでるんですか、毒物と思い込んで激昂する恐れだってあるのに(><)

そして楽しい楽しい晩餐の後、家に戻った武内は持っていかなかった2番目のバームクーヘン毒入りを自ら口にして果てるのでした。いやいや、だから自首してー責任とってー失踪人はどこよー!

最後に賭けにでたんでしょうねえ。そして梶間家が、毒殺チャンスの誘惑に打ち勝って武内をきちんともてなしてくれて負けた。でも、もし裏切られていたら道連れに皆殺しできるような準備ってしてたのかな。それもなかったら、最後普通にいい人みたいじゃないですか。原作の犯行トリックが変更になった分、武内の狂気が薄まってしまいましたよね。

自分のために武内を信じた義母、 戦い続けた雪見、愛に生きようとした琴音。vs女性のエピソードばかり際立って、男どもがほんと役立たずばかりでした。どうしてこうなった。

最終回なのに何も解決せず何も畳まれず肩透かし 。

この際ベタに、武内邸火事で武内さん行方不明な『また現れるかも』エンドでも良かったのにそれすらなく。期待しすぎちゃったかなー。
(旦那曰く、池本の様にみんな自ら何処か行ってただけで裁判の事件以外は誰も殺されてなくても面白かったねと。確かに!)


「火の粉」〜8 ☆☆☆

なんと逆ギレ返しw まさかの琴音さん参戦でわからなくなってきました……!

武内の行動が異常かただの親切なのか。そこを巡っての嫁雪見の孤立や、そもそも武内との接点だった義父の現実逃避、家族内の対立をハラハラと見守っていましたので、マッサージチェアに順繰りに座らされての恫喝(サブタイトル「愛の説教部屋」w)以来、武内の振る舞いが堂々と変になってしまってがっかりしてました。
怒らせないよう、刺激しないようにと家長扱いで褒めちぎってる様子もまあ滑稽ではありますが、大人4人も揃ってるならどうにかしろよーと思ってしまって。実際は何もできないんでしょうけどねえ。息の根を止めるならともかく、小さな抵抗で怒らせると仕返しが怖いんですものねえ。

と、膠着状態にイラつく雪見をよそに
「毎日武内さんに会えていいなあ~」
どころか
「お前ら憎い」
と言い出す琴音さん(^^;;;)
挙句、武内家に無断侵入で朝ごはんの支度です!息子はどうした。しかも驚く武内の寝間着姿に
「わたしがあげたパジャマ、著てくれてないんですね」
こ、これは『好意に応えないなら殺しても可』が信条の武内氏には手痛いしっぺ返しですw 追い出したって良いはずなのに、きっちりもらったパジャマに着替えてストーカー手作り朝食を食べる武内、義理堅いw (そうか雪見も贈り物を拒むより、不味い煮物や趣味悪い置物子供の落書きと、迷惑な不用品を嬉々としてあげ続けたら距離をおけたのかもw)
恐怖で従う作り笑いの梶間家と違い、殺人者と知ってなお愛する自分の方が武内の理解者だ、という琴音の主張。なんと武内をかばって人を刺すまでイっちゃってるとは。

その刺された相手は……あれだけ殺された殺されたと妻が騒いでいたのに、しれっと再登場の遺族池本。どこに居たのよ。梶間家人質作戦も不発。生きててよかった〜とも思えない間に再度消えそうです(^^;;;) 完全琴音さんに喰われてますよ。


もう来週が最終回。

原作では、自作自演は不可能と思われた背中のキズのつけ方が判明して犯人だ~となった記憶があるのですが、ドラマだと刺し傷になっていて、はて、どうなるのでしょうね。


「火の粉」~6 ☆☆☆

うわー、武内に殺されたー(><)

って、どのいなくなった人ですかとなる、失踪人だらけの今作です。
まずは的場家。
「私が的場家を殺したことなんて些細」
と、語るに落ちる告白をした武内。やっぱり、となる元弁護士パパン。←疑う雪見を叱ってたくせに、自分も武内の弁護士と手を取り合って怯えていたんじゃありませんか!その間に、大叔母、社長、遺族の池本夫が消え、ついにはその弁護士も消えた今……真実を知ったパパンが殺される!かと思いきや「秘密」の共有だけで見逃され、おびえながら飼い殺されることに。
らしくない家族ドライブなど計画、逃亡するつもりだったようですが
『僕を避けて、引越しまでして逃げた老婆の葬式に行ってきた』
と武内に釘を刺されて、あえなく断念ですよ。パパンの『やたら重いスーツケース』って、もしや中には……いやいや、ちょっとそこまでドライブにしちゃ荷物が多すぎるってことですよね?

しかし雪見にだけ武内の真実を告げるって……どの面下げて。妻と息子には言うなって、今はその方が安全とはいえ腹の立つ処世術です。
何も知らない旦那は、自分の試験に興味がない雪見を怒ってていい気なものですが、これ、いつどうやって知らせるつもりなのか。

そして、やはりプレゼントを断り罵倒した琴音(木南晴夏)も魔の手にかかり……と思ったのに、えええ逆になぜ無事?虐待されてたから?
簡単に「殺してやりたい」と口にする素直な琴音は、
「じゃあ殺してあげましょうか」
と武内が言えばまた素直に「ダメだよそんなこと言っちゃ!」と諌めるだけで彼を怖がらない、武内曰く「不思議な人」。一緒に武内母を訪ねて、結果的に墓参りまでしちゃって。恋人か妻同然な行動なのですが「友人」なのね。琴音の元夫を殺さずにやっつける遊びは、視聴者ミスリード&梶間パパや雪見へのひっかけでありつつも、武内にとっても新鮮だったのかも。
でも結局殺しましたけど!(つきとばしたの、ドライブレコーダーに映ってないかな)

それだけ琴美が大切なのかと思ったら、彼女からのプロポーズはあっさり拒否。
「家族といえば梶間家」
さすがの琴美も、これは変だと思うんじゃないのかな…変だと思い始めたら殺されそうですよ…。

「火の粉」3 ☆☆☆

暴かれる!雪見の秘密、の巻。

「メールくれただろ?」と昔の男が現れ、児童相談所への虐待通報には実家から盗まれた日記のコピーが添付。
極め付けにはお墓には水子地蔵が!えー、幾らかかるのこれw

こんな金のかかった嫌がらせ、視聴者はもちろん<武内だ>と確信してますが、通常バイアスにすがる梶間家ではなぜか、地蔵の件はスルーで雪見が嘘をついているという流れ、解せません(^^;;;) まどかちゃん虐待疑惑で平常心じゃない面もあるとはいえ、実家に入ったという『金目のものを取らなかった泥棒』、これも狂言扱い?
雪見が語れずにいた数々の秘密、実母からの虐待だの流産だのが書かれた日記のコピー。こんなのを自ら児相に送りつけても、雪見になんの得もないじゃないですかー!後に旦那に見られるにしろ、浮気の記録があるでなく、むしろ流産した子の父親が元旦那だという証拠がそこに。
バカ旦那は虐待の連鎖を簡単に口にしますが、むしろ自分が虐待されていたからこそまどかちゃんには手をあげない母親でいたいと語っていたのに。追い詰められていく雪見がかわいそうでハラハラ。挙句に、殺人容疑を受けた武内もこうだったのかも、なんて言い出して裁判官だった義父がひるむのには溜飲が下がりましたが……。
定年を待たずに退職している義父。それは有罪の武内を世に解き放った責任をとってなのかと食い下がる記者、もとい実は遺族の佐藤隆太。うわー、薄々分かってて受け入れろと家族を説得しているのなら、このオヤジ最低じゃないですか。

しかし肝心のまどかちゃんがねえ。
「ママとおじさん、どっちが好き?」
とか武内に聞かれ、母親に決まってるでしょ、でもそれ言っちゃったらまどかちゃんがあぶな~い!と心配したというのに。
「おいしいものくれるからおじさんが好き!」
ってorz 親の心子知らずです。家を出た雪見の復讐が始まるのか? 展開早いですね。 優香演じる雪見の芯の強さにハッとさせられます。

「火の粉」2 ☆☆☆

なんでもでもくれちゃう、なんでも捨てちゃう武内さんが怖いです。

義祖母の通夜に、君は来てくれるなと武内に言ってしまう義父。裁判官時代の関係者も集まるわけですから、そりゃ元被告が隣に住んでて毎日来て家事手伝ってくれてますなんて、ややこしくて困るのわかりますけども。
「本当に無罪だったんですか」
と問う雪見が怒られている間にも、冤罪の取材受けてる武内は異常なヒートアップで、『やりかねない』片鱗を 見せてくれていますよ!

そして義母の次には無職旦那が取り込まれ、香典は受け取るスーツはもらっちゃう、分厚い封筒の金借りちゃうw もうこの旦那ダメダメだわーと呆れて見てたら、なんと以前の職場で社長を殴って辞めていることが今更発覚w 
100万円慰謝料で払った上で更に傷害で訴えられそうという崖っぷち。そこでお役立ち弁護士を紹介してくれるのが……そう、武内さんですよ。なんでもくれちゃう、なんでもしてくれちゃう武内さん。
介護ロスの義母には労いの言葉と、歌舞伎のチケットをプレゼント。無職旦那には、傷ついたプライドをくすぐる言葉と物と現金と。本当に上手にすり寄って信頼を勝ち得ていくのですが……。
一旦受け入れたその『好意』を拒否したら、殺されるしかない様ですよ。容疑がかかった殺人事件、プレゼントのネクタイを断られたから刺し殺した。そのネクタイで息子を絞め殺した……と語り出すところ肝が冷えました。
「お気に召しませんか」
が殺しのキーワード。すぐ笑って冗談にしていましたけど、いやいや真相に違いない……(><)
だって旦那は知らないけれど、一旦受け取って返した慰謝料(犬騒ぎの)は「燃やしちゃいました」って冗談じゃなく本当ですからね。
一緒にバームクーヘン作るはずの準備も、とりやめでも粉や砂糖は捨てることないのに!計量していた分全部ゴミ箱に投入ですよ。癇性で恐ろしいです。
更に怖いのは、社長と小姑の失踪。
無職旦那を脅した社長、消える前に会いに来ていた美術品の営業マン……武内です。雪見に「会いに行った」とバラしたのは口が滑った様でしたよ。殺しちゃったのか?遺産を使い込んで消えた小姑も、義母をいじめていたわけで、やっぱり殺されているのか?

梶間家を<自分の家族>だと思い始めている武内、どうやら一家惨殺の被害者ともそんな風に交流していたらしいし……。
『義祖母を殺したのは武内」とする記者の主張に思い当たり、揺れる雪見。何も受け取らない彼女は武内には敵ですよねえ。危ないよー

「火の粉」1 ☆☆

手作りバームクーヘン、確かに大変そう&じっくり手をかけた感が微妙w

今時珍しい4世代同居家族の隣に、殺人容疑から無罪になった武内(ユースケサンタマリア)が越してくる。初日からぐいぐい近づいてくると想ったら、家主の義父(伊武雅刀)こそがその無罪を宣告した裁判官だったというわけで……恩返し?お礼参り?本当に無罪?

義父と書いた視点は、子育て中のパート嫁雪見(優香)です。
最初に男と接触したのも子供と嫁だし、記者を名乗る怪しい男(佐藤隆太)から「気をつけろ」となんども迫られるのも子連れの嫁。実質上の主人公でありましょう。
求職中の旦那役大倉孝二、久しぶりに見るわ。

で、冒頭の手作りバームクーヘンを贈られて今ひとつ食べる気になれないって分かります。しかもこんなサスペンスでの怪しい隣人の手料理なんて怪しすぎる(^^;;;) でもそれを『無罪になったのに差別される』という物語で包まれると弱いのが常識人。更には、バランスをとるかの様に、自分の辛い打明け話もしちゃうんですよね……。

まずは義祖母介護に疲れた義母から陥落し、「お手伝い」と称して隣人が家の中にやってくる。そして
『死ねばいいのに』
と義母が願った、寝たきり老人の突然死。

さあこれは偶然か、隣人からのじっくり手をかけたプレゼントの続きなのか……。


だいたい義祖母の世話、実子の義父は何もせず、嫁である義母に丸投げって顰蹙。
せっかく武内が「せめて『ありがとう』って」と取り持った直後に相続を持ち出し、じゃあ義母には金額で感謝の気持ちを表すかと思ったら、皆に100万150万円で義母に3万円って! 立派なクソババアっぷりです。
また、たまに来て口だけ出す小姑が作って食べさせたおかゆが死因というのも、もしこれが故意ならば、義母に疑いがいかないナイス気遣い で……。


実は原作を以前読んでます。いい感じに細かい部分を忘れていることもあって、安心して楽しめそうです。

「ちかえもん」最終回 ☆☆☆☆

なんと天然万吉、ほんとうに妖精さんだった~?

『痛快娯楽時代劇やのに~』
の叫びも虚しく、心中を遂げてしまってムシロ掛けで横たわる二人……泣き崩れる忠右衛門と手代さん。そんなあ。

でもその悲しさが筆に宿ってか、ついに傑作『曽根崎心中』を書き上げるちかえもん!満場のお客さんが刃の場面には悲鳴をあげ、終わったら泣き崩れる一体感は嬉しかったでしょうねえ……(がっつり語った義太夫すごかった!)
そこにかけつける前に、黒田に攫われw 大半が芝居初日を観に行って手薄の天満屋で、さらなるドラマチックな結末のために殺されかけていたとはまさか誰も思いますまいw
実際危なかったですよねえ。そんなちかえもんの危機を救ったのは、万吉~!困った時の不孝糖売り、来てくれると思ってたよ!

でも「今日のこの日のために」と言う万吉自身の言葉に「?」と思っていたら、なんと黒田と一緒に川に落ちたまま行方知れずに。万吉を探すあまり、自分も川に落っこちたちかえもんについて上がってきたのは……子供時代から蔵で話相手だった古い人形で(><)
「にんじょうぎょうるり」は当時の自分自身の言い間違えだったとか。その頃からずっと、万吉を守ってきたのかと思うと泣けました。 少なくとも、そんなことで溺れ死んで遺体も上がらないんだと思うよりはずっと素敵です……orz

と、ここでこのまま終わらないのが「ちかえもん」
なんとお初と徳兵衛生きてたよw えええええええええw 嬉しいけど、騙されたよw 心中を美談に仕上げて発表しちゃったちかえもんなんてそれこそ、バカにされたと怒るの当たり前でしょう~(^^;;;)
遊女の足抜けご法度はどうなるのw そこは平野屋なら払えるし、死なれるぐらいならと算段しちゃう親心もわかるしで、いいけどw 浄瑠璃で大々的に死んだとされたほうが、探されなくて都合がいいかもw 
と、ぐるぐる巡る動揺を払うように万吉の声が響きます
『うその何があきまへんねんん』 そ、そうかも〜

似合わない田舎で、全然違うかっこして鯖漁で暮らしている徳兵衛お初、幸せそうでした。笑顔ならそれでいいよね。
そして不孝糖を売る万吉のカットも。
下駄を鳴らして奴が来る〜♪一緒に歌っちゃったw
そうですね、しれっと川下で水から上がって、好きなところで元気にしててくれてもいいんですよよ、万吉……(><)


「火村英生の推理」6、7 ☆

「こんな綺麗な景色の下で」
のセリフに吹いてしまいました。美意識それぞれとはいえ、トラックですよ。
事件当日に現場で描かれた素人絵を見ながら言うのですが、画力はともかく、画面の左半分がどーんとトラックなんです。海が見える崖までわざわざ絵を描きに来て、自分が乗ってきたトラックを入れる構図が謎です。そんな絵、アリバイに使うのか車屋に飾るのか……ああ、崖下の被害者は木陰ならぬトラック影にいたんですねえって。
もうヤダorz

被害者が2度殺された内訳、撲殺と崖の上からの投石も、なんで同一人物の犯行ってことになったんですか。

マンション階入れ替えのトリックはなかなか興味深かったですが、鑑識が仕事してれば両方にいたことってわかりますよねえ。というか、そんな面倒臭い挑戦をなぜしちゃうのか(^^;;;)
 

シャ十軍の姐さん脱走の経過もお粗末でなんだかなあ。
家族を人質に脅すのねえ。その刑事は洗脳で判断力をなくしてたとしても、刑事のスマホにそんな証拠画像送って同僚の目に入りそうなもの。覗き防止フィルムでも貼らせておきましょう。
 

そんなこんな文句いいながらも、クッションでわちゃわちゃお手玉するアリスは激かわいいとか時々楽しいので見続けていますが辛いです。
そうそう、火村の推理にのっかって推論の心理描写を語りだす時のアリスはうざくてイヤ。推理ドラマで謎解き場面がイヤですみません。
 

原作読んでみました「46番目の密室」スペシャルであったらクリスマスを楽しむ二人がみられるなあ。←逃避w


「ちかえもん」3 ☆☆☆☆

あほぼんが商売人デビュー!
なんと売り言葉に買い言葉からの不孝糖売りw WATS仕込みのええ声と踊りで通りがかりのいとさんをたぶらかしての、お買い上げ~。どよめく見物人!奉公人からも
「さすが若旦さん口だけは達者や」
「そして卑劣」
「己の持ち味を生かした商いや」
と、全然褒めてない賞賛の声w その後もノリノリ。お買い上げの女性には、品を渡しながら目をみて手をぎゅっと「きゃー(>▽<)」ああ買っちゃう買っちゃうw

そしてちかえもんは、今をときめく赤穂義士事件を題材に書き始めましたよ。ぐだぐだな討ち入りが笑止。でもなんとその討ち入りがサクサク書けないことと、若旦那の親不孝がリンクしてくるとはもう見事も見事です。

あほボンと父親が鉢合わせて、大説教。
平野屋の後継には忠義が大事、赤穂義士のように忠義で尽くせというばっかりの平野屋さんでしたが、空気のよめない万吉があほボンの『親不孝の才能』を褒め、ちかえもんはちかえもんで、母にぐちぐち言われてる自分に重ねてか「なんでいいところを褒めてやれへんのですか」と、うっかり口出しw でもそのついでに『実は忠義なんか尽くしたくなかった義士』という、武家出身ならではの斬新な切り口をみつけてしまうのでしたー! これなら書ける!

若旦那だって、平野屋の大きさと自らの能力の不釣り合いがわかるからこそのプレッシャーよね。そして懐から出したのは、見せ食いしてた絶品饅頭。丁稚に食べさせてやろうと、ですって。自分の稼いだ金を使用人のために使えるやつだったんじゃないですかー、成長成長。

しかしその裏では秘密裏に江戸をゆるがす大悪事が計画されているのであった…って、何が起こるのか?

「火村英生の推理」2 ☆☆

だーかーらー、ドラマが率先して同性愛を喧伝してくると萎え。
大学生の部屋に同性の同級生がしげしげ来るだけでカップルなのか!それとも『屈辱』『支配』と火村がほのめかす関係の中に、もっと放送できないようなコトを読み取れと……(^^;;;;)
そしてシャングリラ十字軍という長い名に失笑。ひとまわりしておしゃれなの?

今回もあれこれ眼福な以外は凡庸な話でありました。
包帯男は、まず行きずりの刺殺事件で逮捕です。今までロクな証言も出ず一ヶ月経った事件に、どう突破口が開いたのかはスルーってw 謎解きも火村の脳内で推理終わっていて、すがすがしいほどです。推理中での真犯人に『自首なんてするな、みっともなく捕まれ』的に毒づくあたりは面白かったのですが、それをしてくれるのだって警察でしょう~。なんて信頼感、もとい他力本願な啖呵ですか。生瀬勝久の無駄遣い……。
来週も見るけど。

金庫の鍵番号を、凝った暗号で表現したらわかんなくなっちゃったという大家さんw そんなやつおらへんやろーと笑ってたら、お前だ!と家族に言われてしまいましたとさ(^^;;;)


「ちかえもん」2 ☆☆☆

不孝糖売りの万吉が、不良女郎のお初に惚れた! 
普通に口説くのは難しかろうと、惚れ薬イモリの黒焼きをすすめる近松ですが。出来上がったら
「己の力で惚れさせてみろ!」
だのと取り上げて、自分の惚れた年増女郎に飲ませるという姑息さw でも「香ばしい」って……すりゴマじゃんw じゃあ、お初にやった不孝糖の方が惚れ薬入りだったかーと、お初の目線に飛び込む万吉ですが時遅し!最初に目にしたのは平野屋のあほボン(小池徹平)でしたからね。
美男美女の目があって、世界は輝き光に満ち溢れるのでした。 
これでいい、お初が笑ってくれるなら……って、涙の万吉、いい男じゃん!

そんな騒動あれこれで、一行もかけてまへーんと開き直るちかえもん。いやこの惚れ薬騒動を書こうよ!自分の今更な胸キュンの話だっていいじゃないの! え、実は惚れ薬の効能じゃなかったって?全く来週も目を離せません。

万吉に、モテる男の十ヶ条を説きながらふと、自分も1つもあてはまってない!と気づいてしまうちかえもんが哀れでした(^^;;;)
ダメ息子より万吉を可愛がる母の富司純子さんが素敵。親の七光りで天狗でイヤな奴の小池徹平も新鮮です。 


「臨床犯罪学者 火村英生の推理」1 ☆☆☆

窪田正孝が可愛い!変な関西弁も可愛いー(><)

京都での犯罪、それも殺人事件が起こると警察に呼ばれて馳せ参じる火村(斎藤工)と有栖(窪田正孝)。そしてサクサク謎を解いてしまうので、むしろ事件よりも二人のほうが謎だらけです。
大学で犯罪学を教えている火村と、小説家の有栖がなんでそうも警察に必要とされているのか。それも必ずペアで呼ばれるのも謎ならば、年齢差のある二人の関係も謎w(作中でも隣人に同性愛を疑われたと困るくだりがあるのですが、いやいや、同性が鍵を持っていて開けただけで友人や大家の可能性すっとばす腐女子など無視でいいから) 犯罪に魅入られるタイプで謎解きが楽しくてたまらない火村と、関係者に感情移入過多で泣きながら犯人を問い詰める有栖。そう、警察抜きで犯人を問い詰めに行くんですよ、どういう立ち位置なのか。そして、互いになにか犯罪捜査に関わりたい事情と秘密がありそうです。
正直、事件のトリックはどうでもいいやw 

イケメン二人前髪が目にかぶってうっとおしいのですが、 犯人を問い詰め激昂するときには両目出るようですよ。偶然なのか演出か。せっかくのきれいな顔なんだからずっとみせてよね。演出といえば、火村が推理の際に唇をなぞる色っぽい仕草、原作にもあるんでしょうか。サービスならやりすぎな気もw
そして窪田くんのえせ関西弁、台詞量も多いのでいくら可愛くても気になります。ネイティブの娘によると登場時が一番ひどくて後はましになっているそうなので。刑事生瀬さんや古民家の主夏木マリに囲まれて各話ごとに上達していくのかも。
旦那はどうせ推理物は興味ないだろうから、娘とキャッキャ楽しむことにしまーす。

映画「WOOD JOB! 神去なあなあ日常」☆☆☆

GOOD JOB!


美人目当てで林業体験にきたニート小僧(染谷将太)が、1年でだんだんと山の男になっていく。お仕事もの映画の王道をいくよい映画でした(「銀の匙」と続けて鑑賞w どんだけ現代人が命と離れて暮らしているのかと思いますよね)

先輩山男の伊藤英明がナイス暑苦しい!海でも山でも、筋肉あったもん勝ちですw
 

まずはチェンソーの使い方や太い樹に登っての枝打ちの仕方等、林業あるあるに目を奪われます。大木のてっぺんでの絶景!へっぴり腰でokな染谷はともかく、慣れきって見せなきゃいけない伊藤英明は大変だったろうなあ。

切り出した樹が高額で売れたのを見て、もっとバンバン切って売ったら儲かる…とうかれる主人公ですが、それじゃ山は終わり。100年先、200年先に使う樹を植え山を守りながら暮らす村人たちが、林業とは『自分のしたことの成果を、生きている間には見られない仕事だ』と語る場面には胸が熱くなりました。 


とか言いつつ笑える場面もあって、ヒルw 鹿を轢いたらw 祭りw 山の神様にも愛されて……、こう書き出すと後半に行くにしたがっていくら山奥でもそうそう起きない事件になっていきますけどね、そんな強烈な体験が青年を山に惹きつけたのでしょう。

長澤まさみ、優香と山奥にしては美女が多い村でしたし!


エンドクレジット後に移ったパンフレット、良かったです。


「地獄先生ぬ~べ~」1 ×

CGってすごいよねえ、夜の街を駆け巡る鬼火がキレイです。

でもそれ以外に見所ってあるんでしょうか。「アナと雪の女王」ヒット曲を歌わせたり、人気妖怪アニメを入れたり、もこみちが料理したりと、ドラマでなくコントの様相です。

まあ妖怪が登場する度にカードで表示されるあたり、あからさまに子ども狙い。おばさんが見るなって話でしょうが、それにしちゃ左手の描写が分かりづらい。優香演じるなんとか先生って何よ。


水晶玉抱えて街にやってきた鵺野先生。手袋で隠した左手には鬼が宿っています。鬼w

学校の七不思議にやたら興味を持ちます。七不思議w

家に帰ると片言の雪女が押し掛け同棲中です。外国の妖怪w


思春期の高校生が抱える『本当の私って』的ありがちな悩みに次々と妖怪がつけ込んで騒ぎを起こすんでしょう。はいはい。

灰色の髪の古いイケメン玉藻先生(もこみち)も妖怪でしたよ、名前で気付こうよ鵺野先生。


で、原作イラストで見たことはあった異形の左手。

そこに封じてる鬼と宿主鵺野は、鵺野がそっちの世界に吸い込まれる形でご対面でした(頭山か!)すると冒頭にも書いたけど優香先生がいて、鬼と鵺野の会話に要らないチャチャをいれまくりです。あんた誰、鵺野の何で、どっから来たのw

(実際は死後の優香の霊力?の助けで鬼を封じていて、優香が弱ると鵺野は鬼に取り込まれてしまう様ですが…それを描写するなり匂わせるなりしましょうよ)


夜の校内、妖怪に襲われた生徒を左手の力で助ける鵺野。

『左手に鬼が宿ってる、これが本当の俺の姿』

鬼がいなかった頃に戻るのは諦めている様です。

楽しく見られる人が見て下さいorz

「悪夢ちゃん」最終回 ☆☆

だからGacktは生きてると思ってたって!

でもまさか悪夢ちゃんの◯◯だったとはねーw


そういえば、回想シーンで観てたママは悪夢ちゃんの祖母にあたるわけで、既に亡い母親が何才で彼女を産んで何才で亡くなったのかなんて今まで話に出てましたっけ? ヒロインが教師として何年か働いているなら、その幼なじみが母親になってて子どもが10才でも…うーん若いママだけどありえる年齢だし。まーさーかーそんな、結婚せずに子どもを産んで死んでるとは思いませんでしたよ。それも『予言の実現の為』に(><)

その辺がそもそも無茶な上に、唐突に駆け足で説明されて納得いきませんが、まあいいや。


悪夢ちゃんと先生が未来に跳んで、予知夢=不幸ではないことを見せて呼び戻す流れは良かったです(^^)

自分が教師になった理由が、思っていた様な消極的選択ではなかったと涙ぐむところも素敵~(でも自らの予知を実現とは、卵が先か鶏が先なのか……)


そしてラスト、あえてGacktをはっきり映さずに終わったのは印象的でしたけどね。

悪夢ちゃんの母の妊娠が「予言の為にとにかく産まなくちゃ!」と、そこに愛は無かったかの様に描かれていたのに、そんな奴が彩未先生の恋人では、せっかく生きて戻っても台無しなのでは。

人間関係は欲張らずどちらかにしておいて欲しかった…と思う私は頭が固いのかしらん…

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