ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

佐野史郎

「島根マルチバース伝」☆☆☆☆

 島根発地域ドラマ。 

「私がクズなのは島根にいるせい!」
え、自覚あり?なのに何その変な自信は笑 でもハマったことには一直線なヒロインが推せる笑

 高校演劇では神童と呼ばれたひかり(桜庭ななみ)も、28歳の今はスーパーでちんたらバイトし
「あの時東京に行ってたら〜」
とifに縋るクズ。妹(綿谷優和)や昔の仲間(いちえ)はまた演劇を勧めてくるが、島根でしても意味がないと言うばかり。

 そこで入った「みせや」のマスター(佐野史郎)にいつものくだを巻けば、じゃあ別の人生を覗けますよと勧められたのが不思議なマシン!これでキラキラ東京暮らしでアカデミー賞取ってる姿が……見られない!
最初のデキ婚人生が悔しくて、一回一万円に貯金を注ぎ込むも、どれも地味!地元!なんなら人間じゃ無い笑 シフト増やして通い詰め、やっと都会暮らしと思いきや首都だけど島根で!それでもバイト生活で……。
しかも上京を勝手に諦めたのは自分で、親は反対してなかったと思い出させられひかるのライフはゼロです!

 そこからずっと避けてた劇団に連れて行かれ、短いセリフすらまともに読めなくて。でもそれぞれに悩みを抱えた、年もバラバラなメンバーはまた来てと言ってくれて。
 この起承転結の「転」こそがそりゃ物語の肝で、突飛なマルチバースの「承」無くたっていいのかもしれませんが、でも他のどんなシチェーションなら「島根のせい!」にしていたひかりの鼻っ柱をこんなに折れたのか、想像もつきませんわ〜

そして勿論、演劇にハマり直したひかりは「みせや」のマスターにも公演のチラシを渡しに行くんですよ。でもマシンには乗らない。もう他の人生には興味なし! ←あの店が見つからなかった、とならないところが斬新では?

大好評の公演後、
「東京の評論家に見せたい!」
と褒めたつもりの業界人に
「あんたが島根にくるだわ!って言っちょいて下さい」
と笑うひかり、頑張れ!

「ギャートルズ」のエンディング♪なんにもないなんにもない♪や隕石のの使われ方も印象的。
法事パン、ひも落とし(=七五三?)やデートスポットらしき場所などなどケンミンショーで取り上げそうな島根ワードを調べるのも楽しかったです!

「私たちはどうかしている」1 ☆☆☆

 ホントにどうかしてたw


 老舗和菓子屋光月庵の当主(鈴木伸之)が殺され、目撃者である息子椿の証言で、母子で住み込んでいた和菓子職人(中村ゆり)が逮捕された上に取調中に急死。
施設で育った娘七桜(浜辺美波)はそれでも長じて和菓子職人となるが、現場の血を思い出させる食紅を使えない。
 馴染み客の結婚式に、と頼まれて祝菓子の競作をすることになった七桜。相手は因縁の光月庵、しかも作り手は母を犯人にした椿その人で動揺する。しかし、勝負は老舗というだけで光月庵に決まり、面変わりした椿(横浜流星)は七桜を思い出した様子もないのに
「俺と結婚しない?」
と言いだし、日時を指定する。訪ねてみれば、なんとその日は椿とどこかの令嬢(岸井ゆきの)との祝言の日。しかし、七桜が持参した羊羹を食べた椿は
「こいつを嫁にする」
と宣言し、花嫁をさしおいて七桜に口づける。周囲はもちろん、母親(観月ありさ)は当惑、激怒するが、光月庵の味と売り上げのためと主張する椿は意見を曲げず、認知症気味の祖父(佐野史郎)も何故か客に詫びて後押しをしてはくれたものの、同時に
「3ヶ月で結果を出せ」
とも命じるのだった。
 さて、あからさまに歓迎されずに光月庵の嫁、いや椿の共犯者となった七桜の運命や如何に。

 いやあ、次々と起こる事件に驚いている間に終わっていましたw
6歳児の証言で即逮捕?
どこで働いても「人殺しの娘」と匿名の通報が。
でも無実を訴える母の手紙を届け、消える謎の男(山崎育三郎)w
そして15年後の再会。
幼かった椿が全て忘れていても無理ないですが、大人はw 短期間とはいえ住み込んでいた子に見覚えありませんか? もっとも、観月ありさが、さもありなんな冷たい女将を好演しています。実は女将が真犯人でも不思議じゃ無いw 次回からさぞ、イジメまくってくれるでしょうねえ。
 祝言を奪われてしまった花嫁のその後は。
でも七桜、椿を憎みながらも惹かれていくんでしょう? そして椿は、「さくら」と呼んでいたあの子が七桜だったといつ気づくというか思い出すんでしょう。事件のこともどこまで覚えているのかな。3ヶ月以内、とされた味と売り上げ回復の方も、連ドラタイマーがセットされた以上もう達成するに決まってますよねw
要するに、安心してハラハラできそうです。

 次々と出てくる和菓子も、美しくて美味しそう(^^) 意匠に込めた意味と銘を説明してくれるのも楽しいです。

「東京二十三区女」1渋谷区の女 ☆☆ 

 暗渠。

 なるほど怪談なんですね。それも、渋谷には暗渠が多いという地理条件にのっとって起こり得る怖い話。
今回長靴を準備して、川からジャバジャバ暗渠に入っていく勇気ある女は倉科カナでしたが、いくら失踪した母に会いたいからって、待ち合わせ場所が暗渠って尋常じゃありませんよね。そこで登場する母の知り合いが、佐野史郎な段階でもう不吉な予感しかしませんorz

 その暗渠で起きた何かを、霊感フリーラーター璃々子(島崎遥香)が受信しても……街は関係なく動き続けています。そして二人も、別に何もしないのでしたw

 そう二人。璃々子に寄り添う男性が博識で、渋谷川をはじめとする多くの川が開発の伴い蓋がされ、地下に隠れた川=暗渠(あんきょ)とされた経緯を教えてくれます。璃々子と共に毎回出るようなのに、公式サイトに顔も名前も出ていないのひどすぎませんか。それとも何か秘密が? ゲストなら各話登場人物欄があるのに……。
 というわけで、各話豪華女優ゲストだけでなく、解説役島野仁(岡山天音)にもご注目を〜。

「ハラスメントゲーム」~最終回 ☆☆

ひょうきんオヤジ秋津に、唐沢寿明がはまり役でした。
コンプライアンス室長なのにすぐ口が滑るw でも指摘されれば謝って直せる人。セクハラといっても触るんじゃなく、悪気なく褒めて抵触する方ですからね……途中のセクハラ偽証では、ちゃんと録音しててホッとしましたよ。←実は有能。

そもそもの秋津左遷、パワハラをでっちあげられた理由も……実は「あなたが嫌いだった」から、と元部下脇田常務(高嶋政宏)が吐露してて苦笑。本音がどこか分からない、あのふざけ倒した秋津のスタイル。それでいて憎めない。もうバラエティで出てきて扱いに困られる時の唐沢寿明そのものじゃないですかw 生真面目一本で来た人には、ほんと理解不能で、楽しげに仕事されてやっかみもするでしょうよ。
そんな脇田失脚のネタを、社長(滝藤賢一)命令で探していた秋津だったのに。気づけば秋津自らの暗躍で、脇田が社長になっちゃったじゃないですか!それもまた、恩に着せるでなく飄々と流していく秋津なのでした。

というわけで、セクハラパワハラモラハラ、ハラハラw マタハラを通り越して育児に参加する父親を叩くパタハラ(だっけ?)と、ハラスメント盛りだくさんだったハラスメントゲームw
シリーズ当初のハラスメントはむしろ聞きなれない分かりにくいケースばかりでしたが、何それと興味を引く手法、上手いなーと思って見てました。身近だからと、恋愛か強要かでセクハラを争いだすと、イケメン無罪だのって不毛な感想になりそうじゃないですか。それが、突然パートが揃って辞めると言い出した原因が社長のセクハラ、だなんてね。触りも誘いもしなくても、女性を若さだけで褒めることもセクハラですという訴えには、このドラマの心意気がつまっていたと思います。
ハラスメントを訴えたイクメン社員(斎藤工)が、実は時短勤務を利用して育児動画で稼ぐルール違反していたりw 身近じゃないけどだからこそ、責められている感がなくハラスメントを学べるというか。職場の文句いいながら見始めた旦那が、すっかりはまりましたからね。
終盤にはスーパーマルオーの売却問題からの社長退陣と話が経営に絡んで大きくなって、『ハラスメント関係ないじゃないか』と旦那ご立腹w もっと最後まで、ハラスメント問題を中心にみせて欲しかったんだそうですよ。おやおや、それだけじゃつまらなかろうと盛り上げてくれてるのにw コンプライアンス先輩(広瀬アリス)が聞いたら泣いて喜ぶのではw


最終回、地方に行く秋津を見送りに来た先輩、ここぞとばかりに「嫁に行けない」調セクハラ三昧の秋津にツッコミながらも、別れを惜しんで涙ぐむ。見てるこっちも泣けてきますよね(しかし、クズ呼ばわりはどうかと。作中に関連の会話あったのを見逃しました?)

秋津の奥さん(石野真子)も、いつも夫に風当たり強いながらも可愛くて、夫婦のやりとり場面はいつも楽しかったです。マルオー店舗でクレーマー退治して『名乗るほどの者じゃないわ☆』と去っていくの、嬉しそうでしたよね~。また秋津の左遷先に、なんだかんだいいながら来てくれるんでしょうか。そして秋津も、パートのおばちゃん褒めちぎりながら楽しく売上伸ばしていそうです(^^)
そしてマルオーの危機が再びあれば、中央に馳せ参じる続編、あったりしてw 

「限界団地」~最終回 ☆☆☆

罪を憎んで人を憎まず、みたいな?

結構序盤で寺内さんが人殺しと明かされ、その後は怒らせたら何をするかと怖かったですねえ……。
息子夫婦を殺し、嫁の母を殺し、最初の殺人はDV旦那から団地妻を守る為で、お隣の奥さんを守る為旦那の愛人も殺したし、実父も……。

しかし、1番に事実を知った自治会長は時には寺内を脅してもお仲間扱いで、情報提供しつつ生き延び。穂乃花のママにと狙いをつけられた江理子さんも命だけは安全圏内(^^;;;;) 寺内の正体を知って逃げるも住民を人質に連れ戻され、言うことを聞かされていて悲惨でしたが、ついに立ち上がって寺内を刺したのもその江理子さんだったわけで。げに母は強し。

『自分で自分を刺したんです』

と、警察には堂々と嘘をつく江理子さんも大したものでした。


そしてまた、昏睡から目覚めたらへらへらっと取り壊し予定で人のいない団地の戻ってくる寺内を、ついに殺人で告発する江理子さんですが。どんな死闘がラストを飾るかと思いきや 

『寺内さんに褒められると、元気が出る』

と、まさかの歓談でびっくりでした。一緒に遊び励まされた日々は、やはり大切な思い出なんですね。仲間が増えていった団地は大きな家族のようで、回覧板も清掃も季節のイベントも楽しかった。勝手に自費出版してくれた絵本もどうやら、売れてお仕事につながっている様で、そこも恩人。
会いに行って、夫の遺体入りスーツケースが無くても通報はする覚悟だったのでしょうか。それともあのプレゼント☆が、最後の一押しになったのでしょうか。


颯斗くんと穂乃花ちゃんを、別の団地で育てる江理子さん。描く絵本は続編「うさぎさんのパンツ」から「ダンチマン」に。

『団地のことバカにするんだよ』

と子供が知らせてくる相手には、ダンチマンの正義の鉄槌が下っている様です。江理子さん……。

「限界団地」2、3 ☆☆☆

「それでこそ団地妻!」
団地妻を、褒め言葉で使うとはさすが寺内さん。当の江理子さん苦笑するしか(^^;;;)

2話で裁かれたのは不倫妻と騒音女でした。
正直、配達のお兄さんが妙に長居していようとそちらの問題。夫ならともかく寺内さんが双眼鏡で見張ってる方が怖いんですけど。
『神聖なる団地で不倫なんて』
と怒髪天な寺内さんに、プライバシー云々は通じませんからねえ……。回覧板につけたマイクで秘め事音声を団地中に放送!!間男には許した素振りで、配達品に毒を混入!自ら飲んでの毒殺容疑で社会的に抹殺とは、嫌がらせにも身体張ってます!エレベータがない古い団地に、階段登って配達してくれる業者さん重宝したでしょうに……。

それに比べると、大音量でカラオケする女は宴会にご招待。あの歌は亡き旦那さんの好きだった歌、寂しかったんですね、それに気づいて欲しいから大音量だったんでしょう?……って、優しい~。なんなのこの差は(^^;;;;)

団地を汚(けが)すこと、 に加えてお隣の颯斗くんやママの江理子さんをいじめる奴は極刑なのかも。
不倫奥さんは、PTA雑務も道路の清掃も江理子さんに押し付けて『見てるとなんかイライラする』と公言してはばかりませんでしたし……その息子は颯斗くんからゲームカード強奪。なのに強く言えない江理子に、見てるこっちはイライラするのですが守りたいタイプにはたまらんでしょう~。
なんと寺内さん、謎の老婆にあらかじめ江理子を勧められて素行を調査。世話好きで優しいところを見込んで、隣に越して来たのでした。うわあ……。自分亡き後の『ほのかの保護者』候補であって、自分の妻にってわけじゃなさそうですが……キモさは50歩100歩。

押しに弱い江理子さんは、とっくに母子で寺内さんに取り込まれていますが、旦那は苦い顔です。疎遠になれと言い渡し、もらったアップルパイも捨てて礼だけ言わせるのですが……。ばれちゃうんですよ!だってゴミ袋漁って確認しますもんorz お手製アップルパイはイチゴ入り、驚いちゃった~ってところまでセットで、既製品食べさせてごまかしてもダメなんです。
ああこれは、旦那殺されちゃうよーと思ったら案外搦め手で、まさかの颯斗くんに一服盛って、川に落ちたところを寺内が救出!
捨て身の作戦に、江理子さんからの信頼度は爆上げです。
しかも入院の間、孫を預かってもらって益々家族付き合いは密に。身体張った甲斐があるってものですねえ……。もちろん旦那は『なぜ川に落ちる』ともっともな疑問を抱くのですが、息子の命の恩人を疑うのかと仏の江理子さんも非難。だったら……と、寺内を憎む婆の計画通り寺内宅に覚せい剤を仕込んでみるのですが……。
それって、すぐ警察に通報して発見してもらわないとですよね。ただ置いただけの覚せい剤は帰宅した寺内に即発見されて(超整頓された家ならではw 我が家じゃ無理)返り討ちに。それも、不倫相手がオーバードーズで死んで警察来るという、容疑者だわ不倫はしてるから否定できないわ、もう離婚切り出されても仕方ない案件で火だるまです(^^;;;;)

……愛人殺し、火災と違って大変そうですがまあいいや。

つい、なのか わざと、なのか 息子夫婦と仲違いし放火で死なせるまでの経過をお隣旦那に暴露する寺内さん。居合わせた自治会長がぎこちなーくなると
「やだなー、冗談ですよ」
「で、ですよねえ」

とは言い合いつつ、リアルすぎて(^^;;;) さあ疑いすぎると自治会長の身も危ないぞ!どうなる山崎樹範!

SNSでタイアップ企画をしているそうで、『◯◯が限界』と発表してもらえるグッズをみてたら『ドアノブカバー』が!ほのかちゃんが生地を選んで、寺内さんが縫ったあれですw イヤゲモノw 
イチゴ入りアップルパイ食べてみたいのでコンビニと組んで作ってくれませんかね。作りながら歌う歌が、また可愛いくて怖いんですw 

「限界団地」1 ☆☆☆

うわ、怖い。土ドラの本懐。

寂れた団地に孫娘と越してきた寺内(佐野史郎)は、やたら近所づきあいに熱心。子供時代をこの団地で過ごしたそうで、自治会にも顔を出し、回覧板を復活させようだの挨拶をしようだのと口を出す。

そんな男を「人殺し!」と罵る老女(朝加真由美) そして相次ぐ不審死。

事故なのか、殺人なのか。


って佐野史郎だから殺してるよねー!?


孫娘をイジメてた同級生の家が燃え、ほらもう大丈夫だよ☆

孫娘に怒鳴った呑んだくれジジイは風呂場で倒れ、もう死にたいと泣いていた小松政夫は首を吊り、ほら回覧板が復活だよ☆

あれもこれも佐野史郎の思惑通りに事が運んで行くじゃないですか……!


広場でする太極拳だけは、一緒に楽しめそうなんですけどねえ。寺内ったら命狙われてて物騒だし。 

ちなみに「人殺し〜」と寺内を襲う老女は、寺内の息子嫁の実母。孫娘を独り占めしたがった寺内が、両親である息子夫婦を火事を装って殺したと主張しているのですが。その後札束持って、殺害依頼をしてきたり。老女は老女で怪しすぎるので鵜呑みにするわけにも。
でもやっぱり寺内、距離なしでオカシイのです(^^;;;;;)

お近づきの印に配る、お手製ドアノブカバー。花柄生地にレースでふりふり、要らないわ……。それに我が家ドアの取っ手は全部バー型で丸くないんです。つけるところありませんよ。でもゴミに出したりしたら殺されそう(^^llllll) 

隣宅の若夫婦に足立梨花&迫田孝也。自治会長に、愛嬌を封印した山崎樹範。 

「コンフィデンスマンJP」~9 ☆☆☆☆

うん、面白い。

ずっと録画溜めっぱなしだったのを、月曜たまたま見たらやっっぱり面白くて&五十嵐が気になって、ひとつ前、そのひとつ前と逆順で2話まで遡る羽目にw おかげで五十嵐(小手伸也)が身内と知って見ていますから、本来のボクちゃん危機一髪感こそ味わえなかったものの。桜田リゾートに弁天水が置いてあったりする小ネタに気付けて、尚楽しめましたね。
ボクちゃんの存在がまあ魅力的です。毎度毎度、懲りずに騙されるボクちゃん……バカな子ほど可愛いw
自由意志で旅をしたハズがダー子の仕込みに誘導され、計画通りに行動しw もう縁を切る!辞めてやるー!といいつつ結局戻って来るw 1.5億をポンとあげちゃえる人ですが、もらった方がボクちゃんの思い描く通りには動いてくれないのがまた可哀想で、楽しいですよねえ。遺産狙いでダー子が娘になりすました回も、結局設定も他人のボクちゃんが独り残って看取るといういい人っぷり。どう育ったらこうなるんでしょう……って、ダー子とほぼ同様に身寄りなく家庭を知らず育っているらしいのに、この差orz
(でもラーメン屋には金を置かずに帰ってきたあたり、少しずつは擦れてきてる?)

映画化も決定だとか。
変に豪華客船や爆発仕掛けず、普通に作れば面白いものできるんじゃないですか? JPってジャパン? 国際対決編になったりする?

面白いだけ、という評も聞きますが(それの何が悪いのかw)騙されるツボには毎度唸らされます。
高級品でなく、未発表の素人品を発掘させる絵画、化粧水w 無人島の青田買いをさせるリゾート編。見いだすって興奮するんでしょうねえ。逆に家族ごっこ、映画やスポーツでは騙す側も踏み込み過ぎたりw
医者の回はさすがに酷いと思いましたが、蓋をあければ山田孝之の腕前にもっていかれ、スーパードクター(永井大)も望まない職業から足を洗えてwinwin? スポーツや遺跡発掘では、それを憎んでた金持ち(小池徹平、内村光良)が目覚め、かえって人生豊かにまでなっちゃったり(ただし、徹平社長の習い事遍歴は月謝払うの親ですからねえ。本人でなく親の都合でそうなったりするのですが、まあいいやw) 

総じて女性は、被害者側も加害者として鴨にされた側もみんなタフw なので画商(石黒賢)だけちょこっと可哀想で、ざまーみろなのが食品会社社長(佐野史郎)かな。

毎度手広くご商売のダー子様御一行、案外下調べや仕込みも入念。「1年後」「2年後」とかテロップ出てる間にどんだけ別のお仕事してるかと思うとわくわくします。続編もいくらでも隙間埋められるし、年表作りがちなファンは色々楽しめますね!(あれ、でも「弁天水」の権利は購入お断りになったのでは?仕込んだ偽物も普段は「捨てて」で終わりなのに売った?それともパクリ品?)

さてさて、最終回も楽しみです(^^)

「遺留捜査」1☆

つまんなかった。

また鑑識かとか主人公(上川隆也)が地味とか、脇も地味とか、事件がどうでもいいとか、暗いとか、いろんなことを考えつつもチャンネルを変えなかったのは、おもちゃのピアノでどんな驚きの事件解決を見せてくれるのかに期待したからです。
なのにその小道具の使い方も真犯人も、やっぱりつまんなくてガックリー。

それでもせめて、「臨場」や「相棒」並に主人公が変ならそこで楽しめるんでしょうけどねー。1話を見終わった今、2話がみたくなる理由が特に見つかりません。

上川さんは悪くない、と思います。


人気ブログランキングへ

「デカワンコ」最終回☆☆☆

ほのぼの、いい最終回でした。

紅一点で慰安旅行。キャラが立ちまくりの面々は、もうそこに居るだけで楽しくて仕方がないです。
飛び入り参加の鑑識の人が、私服が派手なのも笑いましたw
ザコ寝だってもういいや、13係LOVE!

なのに
「ワンコはダメだ」
「止めさせよう」
なんて会話を漏れ聞いてしまい、凹む花森一子……いやそれ、ぜったい誤解だから!!視聴者だけでなく、総監だって一瞬で分かってるw
他にもワンコが誘拐されて、匂いの記憶で自分の居場所を伝える展開で。携帯のGPSを使えばいいんじゃないかな〜という、視聴者の疑問をやっぱり出演者がつっこんでくれる親切設計です。楽屋落ちとも言いますが……まあ、いいや。

とにかく1話から最終話まで、ずーっとワンコが可愛かった!

退職された総監は、探偵事務所を立ち上げるそうです。もう刑事には戻れないガラさんが、刑務所勤めを終えた後の生活もこれで安心。

主題歌にのって、キャラごとの名場面集が流れます。そのまま終わりでも良かったのに、最後にはワンコの鼻が効かない!というピンチのおまけ。
それは続編ですれば良かったんじゃないですかね??

人気ブログランキングへ

「デカワンコ」2☆☆☆

佐野史郎、1話で退場かと思いきや、面会に来た一子にアドバイス!このままレギュラー出場って斬新ですねー(笑)
そういえば確かに、警察犬との勝負に居合わせたのはこの五十嵐さん。塀の中とはいえ、一子の嗅覚を認めてくれるのはこの人だけですもんね。まだまだ一子=ワンコの捜査を認めない捜査本部(当たり前!)の中で、1人空回りの一子ちゃん……。

買い物に来たスーパーで、いきなり
「あなたが殺しましたね?」
とか、ありえない会話で笑ってしまいました(笑)でもそんな匂いがするんだもんねー、仕方ないよねー。

一子の衣装、変顔!見慣れてきてもやっぱり笑えます。友人の婦警さん(渡辺ナオミ)も楽しいです。
ヤナさん(大倉孝二)が婦警さんに惚れちゃったり、部内の言い争いに必ず巻き込まれるのも笑いどころ。

もちょっと、人の死なない事件で活躍してくれるともっといいのですが。

人気ブログランキングへ

「デカワンコ」1☆☆

オバカドラマ(笑)嫌いじゃないよ。
多部未華子可愛かった!(ゴスロリとあちこちで書かれてますが、ゴスは黒でもっと不吉モチーフなのでは。単にロリィタ?むしろ姫?)

「警察犬並みに鼻のきく刑事」の設定よりも、その刑事@花森一子の奇天烈ファッションや、心の声がダダ漏れナレーションで自覚ないところの方が気になりますよねー。職場で邪魔にされてもそりゃ当然でしょ!!
同居の祖父母がソフト惚けで、孫娘が刑事なことを分かっちゃいないのが笑えるだけでなく、服装を家族がとがめない理由として妙に納得出来たりしてして可笑しかったです。

それぞれ匂いの違う先輩刑事達(吹越満、大倉孝二、石塚英彦、沢村一樹etc) 、伊東四朗に渡辺直美にと、なにげに好みな豪華キャスト。
毎週観る必要もなさそうだけど、陰気なドラマが多いこのシーズン、辛くなったらこういう緩いのもいいんじゃないかなー。

人気ブログランキングへ

「正義の味方」4 ☆

エー?姉さん、官僚は結婚退職なの??
がっかりだよー!!

お茶も料理も嘘っぱちなんだから、そこも嘘かもね。でもそんなこと考えてたら、一体姉が何したいのか、サッパリ分からなくなって来ちゃって。
いかにも趣味あう様に今は合わせているけれど、本来ちっとも趣味の合わない人じゃないエリートくんは!そんな奴と結婚して幸せな訳がない。姉さんに必要なのは、もう一人の下僕でしょー??
(そういう意味では、海外赴任も不法移民をお手伝いでこき使える様な国だと、姉の本領大発揮出来ると思います 笑)
これで職場にもう一人、姉の本性をことごとく目撃しちゃうダメ男でもいたら裏の大本命なのにね(それじゃあまりにも、分かりやす過ぎる??)

新聞評で、妹がもっと苦悩するべきだと書かれていたけど私はそうは思わない。だって妹だもん。
生まれながらに君臨されてたら、なんかそんな気がしそうじゃん。
逆に姉こそ、嘘にまみれた自分の生活をどう見ないふりしているのやら。それとも弁当も、時間がないだけで作れば姉も上手なの??

まともに考証する様な話じゃないんだけどさー。

「正義の味方」2 ☆☆☆

しまったー、2回目みちゃったら面白いよ!!

勘違いドラマは元々好きだし(^_^;)、前回なかった物語が出てきましたよ。
姉結婚=妹自由に!
やっとそれに気づいた妹が、”運命の恋人”良川さん(向井理)と姉をくっつけようと頑張るんですよー。
尾行、住所調べ、郵便チェックにゴミあさり……ってストーカーで犯罪ですけど!今までも姉の命令でさんざしてきただけに、コンサート写真展その他休日の行き先を調べることぬかりなさすぎて感心しまくり。
(金持ちだな中学生が!)

で、エコだクラシックだ可哀想な子供たちだと、姉の欲望とは全くベクトル違うイベントですれ違いばかり。ああ嫌われたー! なんて前振りなら、もちろん恋されちゃってるに決まってるじゃないですかー!!
そうそう、邪魔な課長をぞうきん汁で病院送りにしたのも、腫瘍の早期発見につながったとかで奥様に感謝されて、そこをまたまた目撃の良川さん。

いい人なのに、可哀想に姉の毒牙にかかっちゃったよねー。

……しかし、終盤のデート場面では疑問がいっぱい。
あれだけいい人だった良川さんが、妹連れのデートで奴隷扱いを目の当たりにして平気なの??恋は盲目??
実はもうちょっと勘違いは続くと思っていたので、もうつきあい始めてびっくりだし。
良川さんのマンションで同級生にばったりあった場面も、てっきり良川さん調査に役立つのかと思ったら
「お前好きなんだろ?良川さんが」
的誤解であれこれ妹にも時間かと思いきやそこはスルーですか?

今までも、あれこれ恋しては捨ててきたらしい姉。
良川さんも2,3回でポイッとしてられてしまうのか?それとも結納、結婚披露宴、新婚生活と、妹に暗躍させて進むのか?

妹が巻き込まれた恋愛トラブルに姉は絡むのか??
うーん。
微妙な気持ちになりつつも、展開が気になってきてしまった……(><)

姉のファッションも楽しいよね。

「正義の味方」1 ☆☆

サザエさんみたい。小ネタ羅列で起承転結がない。

”悪魔の様な姉”も”下僕な妹”も、始めの5分10分までかな、笑ってみてられるのは。ずーっとトーンが変わらないのでだんだん家計簿開いたり洗濯物畳んだり、ながらで見始めちゃいましたよ。
姉が両親の前でも猫かぶらずに横柄なまんまってのは新鮮だけど(父親も下僕だもんなー)、逆に正体がバレる系のお楽しみもないわけで、見逃して困る場面がないよね。

”妹より弁当が大事”も、あまりにストレートど真ん中予想通り。
”運命の人”がらみで次回に続かれても、別に見逃しても困らないー。

「TRICK」が推理ドラマだったりもするように、何か大筋が欲しいところでした。


しかし山田優ちゃん、きれいで怖くて似合ってたね!もこみちのアンドロイドに次ぐはまり役ですよ!
最新コメント



   
   

ドラマのあらすじはこちらでね


にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
にほんブログ村

インパルス関連本

「蟻地獄」文庫

ちなみにじゃすみん「蟻地獄」評はこちら

「月の炎」絶賛発売中!

ちなみにじゃすみん「月の炎」評はこちら

カテゴリ別アーカイブ
  • ライブドアブログ