萬斎さん、どうしてそんなことにw
原作既読、どういう話か知っているので興味は誰がどう描かれるかだけなわけですが、その合間にもとにかくずっと、名探偵ポアロ=勝呂(すぐろ)を演じる野村萬斎の役作りが気になって仕方がありませんでした。大河ドラマでだって滅多に見かけないほどの力み具合w
「野獣だ」「悪人顔だ」と、佐藤浩市演じる殺される男がずーっと容貌をけなされつづけ、果ては警護を頼まれた勝呂まで「あなたの顔が嫌いだ!」と依頼を断っていたのですが、それほどでしたか?むしろ勝呂の目つき口元の方が怪しかったかと。
(でも洋画の吹き替えにだったら、ぴったりw)
そして、雪で閉ざされる車内で殺人。
一人ずつ乗客が呼び出されて質問され、ある人は断言しある人は失言し、またある人は知るはずの人を覚えていない…。
途中で席を外した旦那が「で、どうなったの?」と聞いてくるのですが、えーと、何がどんどん分かりかけているのかを説明したら終わっちゃうんですよw 段階踏んで、もしかして…と思うのが醍醐味なんで、巻き戻すか、いっそ全員集まってるところまで早送りするかしかありませんってば。
続く第二夜では、計画が練られた5年間や、実行列車によりによって名探偵が乗り合わせた動揺を描くようです。確かにそれは楽しそうw それだけで映画にしてもよさそうなものですが……原作のネタバレもいいところになるのでこうやってわざわざ2夜連続になったんでしょうかね