ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

佐藤仁美

「女神(テミス)の教室 リーガル青春白書」1☆☆

 ロースクール界の「ドラゴン桜」かなw

 司法試験の、前年合格者たった3人という三流ロースクールの講師となった柊木雫(北川景子)だが、実務紹介中心の授業は生徒にウケが悪い。
まず合格しないと将来がない彼らは、いつか役に立つ話を聞く余裕がないのだ。
 なのに行われるチーム対抗模擬裁判は、雫&落ちこぼれ生徒vs人気講師藍井仁(山田裕貴)&藍井選抜ゼミの優等生。
 どう考えても有罪、正当防衛主張コースな事件の調書を妄想で読み解いて『無罪』を主張する落ちこぼれチームに観客も失笑、優等生チーム圧勝と思われたが……。

 無罪!雫チーム勝利! 
そうじゃなくっちゃドラマじゃないw  突飛な弁護を想定しなかった優等生側の準備不足だったかに見えましたがその実、現実の判例でも同様に無罪になったし、判例マニア藍井は勿論それを知っていて優等生たちの方針を放置していましたよと波乱を予想させての1話終了〜。

 実は雫もこのロースクール出身!
落ちこぼれでも大丈夫、いやむしろ優等生には書類上の「甲」「乙」にも人生があることが分からんのですよ〜 というこれまたドラマチックな応援歌の流れ。いやいや、優等生たち別に悪いことしてないよ、真面目に頑張ってるだけだよ、とちょっと可哀想になるので彼らもちゃんと受かって終わりにしてあげて欲しいです。しかしそうなると、OG講師1人来ただけで合格率爆上がりすぎるんですよね〜。さて。
 大口開けて笑い、その辺に座って弁当広げる庶民派雫は可愛いですが腹芸ができなさそうで法曹界では味方少なそう。

 頭ガチガチ余裕ゼロな優等生に、南沙良と高橋文哉。落ちこぼれに前田旺志郎、河村花、前田拳太郎。あと学院長に及川光博ね。
 配役確認してたら前田旺志郎ってwikiでまだお笑い芸人表記なのね? 流石にもう芸人出身の俳優で良くないですか?

「セミオトコ」1 ☆☆

 セミの地上生活、実は30日ぐらいあるらしいのですが……人語を解す新種は7日、と思っておくねw しかし「インハンド」といい、勝手に虫系を禁忌にしてアニメキャラで見せてくるの、虫好き細胞好きにはがっかり案件です。いやリアルに長々見せる必要もないけど、今回は特に主人公がセミなのに!それを気持ち悪がっていいの?セミの着ぐるみ山田涼介だってきっと可愛かったよ?
ヒロイン木南晴夏じゃなかったら、開始早々切ってたかも……。

 そんなわけで、前半は引っ込み思案でコミュ障ヒロイン由香(木南晴夏だけど「この世界の片隅に」の松本穂香思い出す~)の、地味で不器用な生活が描かれます。職場の弁当工場で持て余され、販売に回されても戦力外。呆れ果てた先輩(佐藤仁美)に
「何が楽しくて生きてるの?」
とキレられて、訥々と語る半生がもう、長いけど面白いんです……あだ名がつかない件は切ないし『伝説のヤンキー』兄(三宅健)はヤバイw 思わず引き込まれていましたが……先輩はやっぱり寝てましたねw

 そんな由香を、地下からずっと見守ってもとい聞き守って?きたセミくんが、ついに羽化だと地上に出たその時!由香がもたれていた窓が壊れて転落。そのままなら押しつぶした筈が、とっさに避けてくれたおかげで生き延びたセミくんは、溢れる感謝の想いをパワーに変えて……

 人間のイケメンになりました!

 由香の部屋のポスターを参考に、って実在のスターに激似ってことでしょ、それまずいのでは(^^;;;;)
そして、マンション2階の部屋に窓から侵入し『命の恩人』だと好意をあらわにしてくる好みのイケメンに当然ながら戸惑う由香ですが
1、宇宙人
2、未来から来た
と、なかなか斬新な反応を見せてくれますw 部屋にあったメイプルシロップ=樹液w をがぶ飲みするセミくんを止めながらも、じゃれ合うその状況が
「楽しい……」
って、普段どれだけ友達いないの。おばちゃん泣けてきちゃったよ。

 アパートの老婦人×2大家に阿川佐和子と檀ふみ。息ぴったりw 悲観しかしない北村有起哉。やついいちろうとシズちゃんとの夫婦。くせの強い住人ばかりで群像劇も楽しめそうですね。
7日じゃないんだけどね←仕方ないけど、しょっちゅう強調されるのでその度、気になる(^^:::)

「我が家のヒミツ」1 ☆☆☆

 ネットオークションにはまる妻(佐藤仁美)
そして若返ったと周囲に美容法を聞かれまくりです。「何か始めたの?」ってライザップだよね(違)

 実際は、オークションで生活に張り合いがでた効果ですって。
入札評価が、自分へのほめ言葉に思えてくるのかー。あるかもしれませんねえ。それに家の不用品が小金に変わるのは魅力的です。私は梱包と発送が面倒に思えて手を出していませんが、最近はそういうのも簡単になってきてると娘情報。やってみようかなw

 それにしても、この家の子供たちがまーあ可愛くない。
お母さんの誕生日も、促されてやっと棒読みの「おめでとうー」
初オークションへの入札でヒロインが喜んでも、若いって言われたと上機嫌でも、水を差すようなことしか言わないの。挙句、PTAでいつになく積極的な質問をしたヒロインが『是非役員に』と勧誘された件でも、旦那(ココリコ田中直樹)も一緒になって鼻で笑うんですよ。曰く社交辞令を真に受けてる、雑用を喜ぶなんておめでたい、等々と超イヤな感じ……。
 きちんと片付いた家で、美味しい料理作ってこまめに世話してるいい奥さんなのに、もう可哀想で。

 もう心の支えは入札評価『とても良い』だけになってきたヒロイン、売れる物を求めて押入れをごそごそ。旦那のアコギを売っちゃいますw どーせ弾いてないじゃん!って、老後に習い直して弾くのが夢なのよー

その後も口喧嘩の腹いせにレコードプレイヤーを出品。どーせ使ってないじゃん! って、それも老後の(^^;;;;)

どちらも見る間に入札者が群がって高値がついて、焦って検索して価値を知るヒロイン。どーしてまず検索しないんですかw

挙動不審のヒロインと一緒に、いつバレるのかとこっちもヒヤヒヤ。
そのうち、思うところがあったご主人が妙に優しくしてくれて。出張先でイヤリング買ってくれたそうで
「これは売らないでくれよ」
って、え、バレてるの?どうなの?
そしてずっと君と共に、と旦那が思い描く幸せな未来には……うわ、やっぱりあのレコードプレーヤーが必要ですよ。本当はギターもだけど、せめてプレーヤーだけでも。さあ、落札間際、どうにかできるのかw がんばれー!

次回は母親役はやっぱり佐藤仁美で、でも違う家庭のヒミツが描かれるそうですよ。珍しい形のオムニバスですね。

「家売るオンナの逆襲」3 ☆

がっつりLGBTな回。いろいろやりすぎ感。

『会社から後をつけました』と、別邸に来る不動産屋、怖くないですか。取引相手は妻(佐藤仁美)で、旦那さん(池田鉄洋)は面識ないんですよ(^^;;;;) 不倫現場だとしても困るけど、今回は女装でくつろぐ隠れ家です。妻が教えたのかと揉める可能性~!そして新居プレゼン時の社員女装も、面白がるよりなんだかなーだったわけですが。娘さんにばらしてるのが一番ないわー。今時はそりゃLGBT対応教わりますけどさ。親がそうなのは、違う場合もあるじゃないですか。
それと、女装=同性愛者とも性自認が女性とも限りませんぞ。ストレス解消だったり、女が好きすぎで女装する場合もあったりするとか。つまり夫婦仲がどうなってるか知る由もないのに
『別々にパートナーが出来ても暮らせる』
のセールストークはおせっかい。逆に娘さんは、留学だ進学だで2、3年後には家を出るかもしれませんけどね!

元相撲部屋を、外資系でパーティする奥さん&旦那着物好き、な家庭に売るのはいいし。アトリエのある家は体鍛えるのに良くて、旗竿地の一軒家は子供作らない=この先家具買い替えの搬入が少なそうなカップルに、なるほど向いてるかも、と家のマッチングはいいんですけどね。
あとゲイのお客様が、庭野を触ったり口説いたりとありがちな事をしなかったのはホッとしました。

でもレズビアンカップルは。家主がいるのにキス始めたのがマジないから。二人の仲を隠したくない、という主張ならキスでバレるのでなく堂々と
「恋人同士です」
と言いだして家主を騒がせてくださいませ。

そんなこんなな上に。もうはっきり留守堂にキュンキュンしている足立さんは……ついに「どうして、僕にこんなに優しくしてくれるんですか」と告白を誘う大発言をしたっていうのに!つらいお返事来ちゃいましたよ!
「三軒屋さんの気をひくためかな」
えー。足立かわいそう~。

「ヒモメン」最終回 ☆☆☆

ほら、目にゴミがw

もっとも、家にあげて二人きりで密着していたことには違いないのにそこはスルーされている池目先生。
『末期ガンのお父さんに、花嫁姿を!』
とお姉さんが推すのなら、池目先生が筆頭婿候補でもおかしくないのにー。幼馴染のイケメン高給取りが突如として現れましたよ。そもそも花嫁になるのはお姉さんでも全然オッケーだと思うんですけどw まあそこはさておき。

ついに別れを切り出すゆり子。彼女を「ゆりっぺ」と呼ぶ、元医者で現厚生労働省勤務、ゆり子の勤める病院に査察に来ている鷹彦(渡辺大知)と結婚すると決心したのです。そして結婚したら彼とドイツに住むんだってさ。占いが示した『運命の相手』の条件の通り、マッチョな腹部に確かに7つの傷もあるんです。脱ぎますw
納得いかない翔が、鷹彦に迫る対決はクイズ!
受けた鷹彦の繰り出す医学的難問も見事に正解し、翔から出すクイズはゆり子に関すること。ゆり子が一番好きな動物、それは何年も離れていた鷹彦よりも同棲していた翔が絶対有利な問題だった筈なのに……正解は鷹彦の答「イルカ」 翔は、食べたらきっと美味いとか言って聞いてませんでしたよw てか、イルカを魚だと思ってたのね?
おまけに、難問正解は生目と組んでの不正とも判明。もう決定的に嫌われちゃってガックリ……だったのですが。なーんと鷹彦のバツ7が判明します! 7つの傷は、7人の女に憎まれてきた証拠なんだとさ。

ご両親に結婚を報告すると、ホテルでの待ち合わせ。みんなの勤務時間中に、無職の翔だけが自由に駆けつけてゆり子にバツ7を知らせることが出来る……のだと一瞬感心したのですが、なんのことない、オールメンバーで乗り込んでいましたよ。病院大丈夫なの(^^;;;)
そのあとはもう、陽気なご両親ご登場でガンなんて誤診でポーンだしw 定番の大岡裁き。自分は身を引いてゆり子の幸せを願った翔のことを、結局はまたゆり子が選ぶ展開ですよ。ただ、ドラマ内で何度も
「ヒトは変わらない」
と言わせ、昔好きだったものはずっと好き。クズはずっとクズ。と指摘し続けていたセリフをゆり子が遮って
「ヒトは、変わるんだよ」

と翔を諭す場面にはグッときました。昔はパン屋になりたかったけど今は違う。翔ちゃんだってクズじゃなくなる……かどうかは知りませんがw とにかく翔と一緒がいいのね、え、いいのかな。それで本当にいいのかなゆり子!!

結局元の鞘に戻った二人。
今日こそゴミ捨ててね、掃除してね、と出来ることからコツコツ育てつつお小遣いもあげる。菩薩の様なゆり子さんですよ。でも今度こそ翔は、そのお金を貯金できるぐらいには生まれ変わっているのでしたーって、結局無職で、家事もお手伝いレベルでヒモのままなのかー!お小遣いの積み立て貯金より、君を養う方が高くついてるわ! ちゃんちゃん。

最後『重大発表!』って。映画化だったらどうしようかと思いましたw 毎回面白くて、窪田くんがメチャ可愛かったけど映画にまでしちゃダメだよね。発表がDVDブルーレイ発売でホッ。

「ヒモメン」4、5 ☆☆☆

「私、ヒモが好き~!!」
ヒモ更生塾に翔をぶちこんだ5話、そして翔がついに更生すれば元ヒモの塾長と先輩看護婦聡子さんの結婚がついに決まる筈……だったのに。翔がクズすぎて焦る塾長に聡子さんがかけた言葉は、なんと『無理しないで』に続く上記の絶叫w  自分に素直に、嘘をつかずにいきる昔のあなたのほうが好きだったって、そんなぁw
ただ、いわゆるヒモを大勢集めてみたら、恋人はただの金づるで次から次に変えればいいと思ってる奴が多い中。翔ちゃんだけはゆり子ちゃん一筋ってのは愛でしたけれども。その愛で、生涯ぶら下がり続けると宣言されたらどうしたらいいのやら。
ほら、ヒモに戻っちゃった聡子さんの恋人が、パリッとスーツ姿から半ズボンTシャツ姿に変身して翔ちゃんと一緒にお小遣いせびりに来てますよ。それを迎える聡子さんが嬉しそうなのがなんともw そこまでは達観できないゆり子さんの明日はどっちだ☆
ホント毎回、ストレスなく楽しいです。

その前の4話、翔くんが外国人技術者と勘違いされて雇われちゃう回も絶品でした。
そこだけ読んだら、そんなバカなw なんですけども。ゆり子さんに追い出され、まずは生目先生宅にころがり込んだ翔くん。借り物スーツは生目先生のお仕立て外国製w カバンだって、その辺の好きに使っていいと言われて、ガラガラ引くスーツケースにしたんですものw むしろこの姿のどこが、国内から来た無職青年なのかw
『中国からいらした、シャオ・チャンさんですね?』
『は、うん、僕 ショウちゃん!』
そしてちやほやされるのも、すべて生目先生の紹介のおかげと思ってるしw 吹き込まれた通り、なんでも領収書もらって経費で落とそうとしても天才技術者なら通る!お仕事も、適当に返事すれば周囲が『なるほど』と勝手に解釈するのはお約束通りです!

ただ、『紹介された無職青年が面接に来ない』と聞いてる生目先生とゆり子さんには、働いてると言っても信じてもらえず。新製品お披露目ショーで会うことに。……って、さすがにその日までには別人と思われてると翔も気づいて、偉いことに正直にチーフに告白するんですけどね。その上で困ってるチーフへの提案は
『ごまかしちゃいましょ☆』
当日だけ、開発の遅れているロボットの代わりに翔がマイクでしゃべればそれっぽいのでOK! まともな技術者なら絶対に思いつかないその場しのぎを、翔なら、クズならできる(笑)そして激昂する上司には『お前のために働いてるんじゃない!』と、これも翔の受け売りで反撃w さすがにクビになったところに迎えにくるのはライバル会社社長。そう、生目先生が嫌がらせで、翔が持っていた極秘資料をライバル会社に送りつけたのですが、結果チームごと移籍できることに。それも全部シャオ・チャン、いいえ『翔ちゃん』のおかげなのでした~。
つけっぱなしのマイクのせいで、マスコミに元上司の不正がバレる置き土産もついてます。

いっそそのまま、新しい会社で開発チームに……とはなりませんでしたがw 勘違いものとしては、ストレスなく話が転がって笑える大満足の回でした!素晴らしい。

「ヒモメン」3 ☆☆☆

お食事券と汚職事件……w 手垢がついたネタなのに、きっちり笑わせてもらいましたよ。

さすがに危機感を覚えたか、翔の小遣いに制限をかけることにしたゆり子。手提げ金庫に500円を入れてダイアルロック。掃除、皿洗いをするか働くけば……って、どうせしないから。せめて4桁の暗証番号=ゆり子の誕生日を連想するようにと、欲しいネックレスの記事に付箋をつけるなどヒントをばらまいておいたのですが。帰宅すると猿が金庫を壊していましたw そ、そこまでして500円が欲しいのか、そして家事も労働もしたくないのかw おまけに誕生日を覚えていなかったーーーー!
よいしょと愛嬌で生きるヒモとして、どうなのそれw

しかも賞金1万円を目当てに、カレー10皿1時間完食イベントで食べ過ぎてゆり子の病院に担ぎ込まれる翔w そのままお仕置きで入院です。え、入院費は?発案者の生目先生が払ってくれますか、特別個室代? しかもこいつ無保険なのではw
その後、公金不正利用疑惑の政治家ミス・クリーンが偽装入院してきてゴタゴタ。大事な食事券がない、盗まれたーと勘違いした翔が絡んで引っ掻き回すわけですが、その前に一言
「あの顔は、若いイケメンが好きそう」
と先輩看護婦が勝手な感想をもらす、そこがこの脚本好きですね。なくてもいいけど、翔の乱入を毎回「あなた誰」程度で騒がずスルーするんですから『イケメンだからか……』と思えたほうが見てて気が楽ですw また、翔の勘違いも最初からマスコミと騒ぐのでなく、特別個室で汚職と言われ、とっさに『秘書が』と本当のことを言われて秘書と険悪に、という使い方が気がきいてます。 挙句『自分らしく好きに生きたらいい』と自分の無職全肯定で助言をし、政治家さんも受け入れて、記者会見で全てばらして楽になってしまうというw 素晴らしいですねイケメンヒモの癒しパワー(^^;;;;)

そして、院内の写真がマスコミに漏れていたの、ゆり子ちゃんが疑われてクビになるところだったのですが。翔の活躍のおかげで、議員秘書のせいと分かって一件落着!……のはずが。

ゆり子に誕生日プレゼントを買ってきた翔くん。病院で働いたよ、と鼻高々。そうです、マスコミに特別個室の写真を流していたの翔だったのです!


これはさすがに堪え兼ねたゆり子が、アパートから翔を追い出して次回に続く。さあ、ヒモと別れられるのか?無理でしょうけどw どうなるのか楽しみですw

「ヒモメン」2 ☆☆☆

うわークズだ、でもバカさ加減も含めキュートです。さすが窪田正孝w

2話から見たのですが、看護婦のゆり子(川口春奈)は無職の翔(窪田正孝)に転がり込まれて養い小遣いをやり……つまりヒモを飼っている様です。ああ、看護婦のダメ男つかむ率高いっていいますよねー。稼ぎがいい上に世話好きなせい?

ある日、その翔に連れられて着いた『素敵なところ』は、なんと結婚式場。あれこれアンケートに記入して、結婚の予定を訊かれて
『半年以内には』
と答える翔に感激するゆり子。でもこれ絶対アレでしょーと、思っていたら案の定w 結婚間近カップル対象の披露宴メニュー試食会で、持ち帰り用タッパーまで出してきましたよ! もちろん本当に結婚する気はゼロ! だったら着く前に言え、もしくは食べてから言えー!! 怒って席を立ったゆり子の目の前には、なんと転職してきたバリキャリウェディングプランナーの姉(片瀬那奈)が。 彼氏がヒモだなんて、絶対別れさせられるとあせって逃げるゆり子ですが、もう見てる方としてはそれでいいいじゃん、としかw

アンケートには見栄を張って、職業:医者と書き込んだ翔。
それを見て喜んだ姉がアパート来襲。居合わせた同僚の医者生目(勝地涼)に翔のふりをしてもらい、帰って来た翔は先輩(佐藤仁美)の彼氏ってことに……とややこしい偽装も試みますが、そりゃ結局バレるよねーw 案の定別れろと強弁する姉の出した条件は、ゆり子が望んだ結婚式を実現できる金額130万だったかを3日で揃えられるなら考えてやる、と。借金の申し込みに競輪にと、働くでない金策に勤しむ翔は、大金を持ってくることができるのかー?
いやもう、別れようよw
デイトレーダーです!とかIT社長です!とか、適当な見栄をはるくせに知識は何もない翔。君は何ならできるんだい……。もちろん家にずっといても、家事も料理もしてないからね! ゆり子を好きな生目先生が、嬉々として恋人役をするのは気に食わず、張り合おうとする程度には独占欲もあるみたいですけどねえ。
ダメンズ度を見極めてやる、と翔に会いにきた先輩が、だらだらする様子にうっとりなの笑えますw

そして締切日。翔が用意してきたのは……福引きの10万円w
全然足りませんがその分は、ブーケはフラワーアレンジメントを習ってる先輩に頼み。余興はダンス好きの誰それチームに。店も知り合いに頼んで、メイク宴会スタッフは学生を呼んで、仕切りはそれこそプロのプランナーな姉に家族価格でお願いしたらこの金額でいけるんです!と熱く語る翔w 指輪は月収三ヶ月分=無職だから0円!とお菓子の袋止めるネジネジを指に巻いての
「結婚式しよう!」
というプロポーズに、姉はカンカンですが当のゆり子が泣いて喜んじゃってますからねえ……。気持ちが嬉しいのねえ。
でも待って。ずっと翔は結婚しよう、とは言ってませんよ。結婚 式 をしようと言ってるじゃありませんか。だって結婚式なら

ご祝儀がどばどば集まって儲かるから!

うわ、こいつクズだw
ちょっと長めのコントを見ているようでしたw どこぞで見たランキングで評価が低い、と旦那が言ってましたが面白いじゃん!

「オー・マイ・ジャンプ!少年ジャンプが地球を救う」1☆☆

それでも、殴っちゃダメだよね。

新入社員(最上もが)をいじめる課長を、見て見ぬふりで営業にでて公園でサボる主人公月山(伊藤淳史)
「大人になっても、ヒーローなんかになれないんだ」
と、少年ジャンプを囲む子供に絡んでいるところ(通報されるw)怪しい老人(斉木しげる)に誘われて、ついたところがなんと!
秘密クラブ「オーマイジャンプ!』
入り口の合言葉も、中に集う人々も、とにかくジャンプまみれ! そして最近のジャンプを購読していない人はノンケ呼ばわりされる様ですよw ノンケってw 単行本派だったら一体。 そして連載中のONE PIECEはともかく、聖闘士星矢やDr.スランプは古すぎでしょう~キン肉マンも。ああでも、世はweb漫画やリメイク流行り。リアルタイムで読んでる人もいる…のかなあ。ジョジョなら歴史もありつつイマドキ感があるのになあ。

とりあえず、飲み放題1000円だからとクラブに出入りするようになった月山。
時に夢のない発言で皆をしらけさせつつ、段々とかつて漫画に託した気持ち思いだしたり。とどめはクラブの決まり
「1日1回ヒーローらしいことをする!」
に触発されて、ついに! 社長との血縁をかさに部下いじめを止めない課長に立ち向かい、ぶん殴ってしまい……支店に飛ばされてしまうのでした(^^;;;)

いやだから、殴っちゃ傷害! まずは甥っ子の所業を社長に告発ですよねえ。
課長への文句もきちんと言えず「へのつっぱりは要らんですよ!」とキン肉マンの台詞を借りるだけってのも情けないです。その辺は、回が進むにしたがって変わるのか、それともずっと台詞は借り物で行くのか、さてさて。

OPED斉木しげるのコスプレが「僕のヒーローアカデミア」オールマイトなのがツボでしたw 台詞に出てきた「約束のネバーランド」は最近読みたて。どんな展開でああ言われてるのかw  


「黒い十人の女」1 ☆☆☆

成海璃子ちゃんが、不倫をする年齢にねえ……。

口説かれて付き合ったオジさん、風(船越栄一郎)が、既婚者と知ってショックながらも別れられない久未(成海璃子)
妻らしき女(水野美紀)に呼び出され、半泣きで謝罪するも微妙な反応。なんと女は妻でなく<愛人>だった!カフェオレぶっかけあってるところに通りかかるもうひとりの女(佐藤仁美) なんとそいつも<愛人>で更にぶっかけ出すが、久未が<愛人>なことには平然。だって9人目だもん、今更ねえ。
そして仲良くなろう!と家に招いてくる最初の愛人に、呆然とする久未だったが……。

行くんだw
クロゼットから佐藤仁美と一緒にごそごそ出てきたところで声出して笑ったわ。しかも何時間も(^^;;;) 愛人同士交流してるのが既に変なのに、そこに風さんが来たからって隠れる意味がわかんないよねw
あとカフェオレぶっかけあってるテーブルに、普通にオーダーもってくる店員も笑いましたけど、それがグツグツのオニオングラタンで
「やばい!」
となる璃子ちゃんにも爆笑でした。あれこれコントです 。かけ方に遠慮がある璃子ちゃんと、躊躇なく顔にバシャ手馴れてる佐藤仁美と、キャリアの差も見応えありましたね。

そもそも10股モテ男、風が船越栄一郎ってところでもう半笑い。超金持ちでプレゼント攻撃でも、絶倫なわけでも、イケメンでもないおじさんで、当の愛人達まで別れない理由は不明
「いっそ死んでくれないかなあ」
って、これが連ドラの鍵になるのでしょうか。

ラインの使い方がナイスでしたね。
他にも途中、パペット使っての『不倫講座』も面白い絵面でした。
しかし不倫の発生が、女の性格とタイミングって説明は無しですよ。口説いてる男は、自分が既婚者って初めから知ってるじゃん! お前が口説かなきゃいいんだよ!
この男に都合よすぎる不倫理論と、妻じゃないと分かって揉める時の口汚さだけはバカリズムが浮いて見えてきて興ざめで、今後の課題じゃないかと思いますが……。
とりあえず続きがどうなって、冒頭の倉庫で女に囲まれて風死亡になるのやら。妻は誰なのやら。気軽に楽しみです。

「おせん」2 ☆☆☆

おせんちゃんを泣かせるなー!

さすがに、新米のバカさ加減にイライラしましたよ。
あれがバイトでスパゲッティ作ってた天狗(「バンビーノ」懐かし〜 笑)ならまだしも、一応本職の料理人。お茶にしろ豆にしろ、扱いで味が変わるってことは(自分がどうするかは別として)分かってなくちゃ困ります。
「料理屋が食い物に手を抜いてどうします」
と、いうおせんの言葉は正論でしょ?
なのに眠れないから水が冷たいからって、「豆より俺の方が可哀想だー」 はあ??
”私と仕事のどっちが大事なの?”って詰め寄る女ぐらいわけわかんなーい(^^;;; )

でもそんなよっちゃんを、おせんは考えがあって(莫迦だから?)雇っているそうですから仕方ないですけど。

本筋は前回同様、そんな大バカ者が愚痴ったり悟ったりしてるのを背景に、一升庵の料理に心動かされたゲストの人生がちょっと変わる、というお話。
思いやりがすれ違い壊れかけている夫婦。でも、2人の間の溝をあったかい手作り味噌の味噌汁が埋めていきます。(岡田よっちゃんと佐藤ひとみ夫婦が、良かったわ)
家事も分担するんじゃなく分かち合おう、という夫の言葉にしみじみ。別々にする作業すると、自分だけが大変だった様な気がしちゃうのよね。そして失敗すると辛いじゃない。一緒なら、失敗も結構楽しくなっちゃうよね。

一升庵の味噌は、みんなで造ります。
うちの実家でも味噌作ってました。草鞋踏みこそしないものの、粒不揃いって美味しいですよね。
で、豆を徹夜で選り分け……るのが辛いから、選り分けた人が一番偉いってことで毎年○○さん印と銘入りで呼ばれるらしいですけど(笑)ずっとおせんちゃんも一緒じゃないのよー。冷たい冷たい水で洗うのもおせんちゃん(作中の季節はまだ冬なの?)
で、麹を塩で揉むところからは総出で、茹でた熱い豆を草鞋足で踏んで。丸めて味噌樽に投げて。
一升庵の、同じ釜の飯を食う仲間の絆を感じる回でしたねー。
……そしてその輪の中に、堂々と出戻るバカ者の面の皮の厚いこと(^^;;;)何が、おせんちゃんの味噌汁を飲む、だー!まず謝れっちゅーの。

これでもし、来週もまだ手仕事をぐだぐだ言ったり辞めて戻ったり、恋話になっちゃうようだったらメチャ期待はずれってことですが。おせんちゃんは今回もフルに可愛かったです!! 自分の話を訥々とするところも。気合い入った料理も、怒りのつまみ食いも(笑)かっちょいーオープニングも。もっとおせんちゃんが何を考えてるかをじっくり観たいです。
そうだ先代女将(余貴美子)が来てたんですけどね。普通に喋ってるじゃん。いったい「わっち」や「やんす」はどっから来たの?

「海猿」10,最終回 ☆☆☆

 あざとい。いや、わかってたことなんだけど。

 映画2も控える余裕か、淡々と幕を引いた最終回。
主人公と恋人がより絆を強め、くちづけをかわして終わり。いいですよ。
実際ドラマとしては熱意に溢れ毎回の質も高かったと思います。でも。
そんな風に主人公の日常と平和を軸に締めくくるなら、死んでいった人達はなんだったんだろうとも思ってしまいます。
 こう・・・人の生き死にが感動を盛り上げる為のコマなのよーっ

 今回も、転覆したボートに娘が!・・・って!!更に、娘を助けた代わりに父が重態に!
これだけでもうお腹いっぱいなのに、娘の呼びかけで意識回復ですよっ
そりゃドラマだから。
別れた妻より愛娘に呼ばれる方が絵にもなるし。
でも、もし回復しなかったら?父が自分の犠牲になったと知る娘の痛みはどれほどか!

『私なら会わせない』
と呟いて、家族から人非人扱いを受けましたが(^^;;;)・・・元々、再婚するからもう会うなとか行ってた元妻がですよ??娘が傷つくようなこと、するわけないじゃん!
仙崎も仙崎。
ウソでもいいから、まず「奥さんの呼びかけなら」って言うんだよっ。
そして独りで対面してみた元妻が、自分じゃダメ、娘なら・・・・と、愛情の欠片を示してみせるなら納得いくんですけれど。
まぁ、沈んだボートから隊長を救ったミラクルも省いたぐらいですから、そんなまどろっこしいこと出来ませんかね。

「ぼくはそのつもりだ」
と、さらっとプロポーズなダイスケくん♪ きゃ♪
先日の、雨の中でのハグでもうどうにかなったかと勝手に思っていましたので(^^;;;) 今更うれしはずかし初エッチなんて(しかも、壁一枚下に知り合いてんこ盛りな場所で)してるとは夢にも。しかも、母親介入ってちょっとやりすぎ。
でも、気まずい空気をそのままにせず、きちんとお母さんとお話し出来たのは良かったです。

 映画2の予告編、カンナはウエディングドレス着てましたよねー、結婚式中に招集くらっちゃうのかな。それともドレスは、仕事絡みで自分デザインのをモデルになって着てるとか?
 ええ、なんだかんだいいつつ、映画も見る気です。でも、また誰か死にそうで怖いです。

「海猿」8,9 ☆☆

 仙崎とカンナちゃん、どうしていつも立ち位置が遠いんだろう。並んで座ってても遠いよね。恋人同士ならさぁ、もちょっとキュっとくっついて立つとか。手を握るとか!
 ・・・橋の上でまーくんを語る時も、2人出会った場所でいい感じで語らう時も、会話よりひたすら遠さが気になるのでした。
 初々しいのはいいんですが(実質初対面がラブホのくせにー)、その割に出産や殉死報告に居合わせたり、訓練地まで来ちゃったり、してることはまるで「妻」だよね??

 前回、サブタイトルに「死す!」は驚きました。
でもまーくんのコミカルな一面に突然スポットがあたったりして、演出がもう”この人死ぬよ?”状態でしたから、最初から堂々とネタバレしてもらったおかげでしらけずに済んだのかも。
 いくら船長救出に気を取られていたからって、銃口に背を向けて無防備に立つってあり得ないんですけど。ほら、もう死ぬの決まってる人だから・・・・(合掌)

 そんないわば『お約束』よりも、今回、気丈にふるまう妻尚子さんで泣きました。それから書類。
まーくんの死亡より、出産の方が何分か先だったんですよ。このわずかな違いでもきっと、残された娘さんがこれから生きていくには大切なことだろうと思うと・・・ああ、また涙滲んできた(><)

 バディを再び失って気落ちする仙崎。
目の前で辛気くさい顔されるのそりゃ嫌でしょうけどね、身近な人の死を送ってひと月もたたないのに「いつまでそんな顔」云々やいやい言われたらたまりませんよね。それよりも誰か隆太くんに、
「仙崎は、ここで訓練中にもバディを亡くしてるんだ」
といってやる方が先かと思いますよ。
(映画版で食堂にいた妙にダンディなおばちゃん、出番なのにー)
で、あの時ちびバディくんの亡骸に誓った潜水士への熱い想いを思い出す・・・・だけだってドラマになったと思うけどな。
一年間で2人、バディに死なれた男。『バディ殺し』とか影で言われそうです。

 しかし・・・映画版でも思ったんですけどね。
20kgを持ち上げる、でしたっけ? 必要最低限とされる項目を何度も失敗し、気力とまぐれでやっと合格するような潜水士・・・・自分の救助に当たられたらと思うととても嫌です。軽々こなせるまでは仮合格、とか出来ないんでしょうか。

「海猿」5,6,7 ☆☆☆

 人の命を救いつつ、銃口も向けることのある矛盾した任務。海上保安官!!

 もちろん実際には、人命救助にあたることすらなく任期を終える潜水士さんもいるそうで、不審船を銃撃なんてもっと機会がないハズですが・・・自衛官や警察よりも更に振れ幅の広い職業が現代日本にあることを改めて知って思うところありました。
 大変だ・・・・。

 でもそれ以外は、あまりにきれいに展開していくのでかえってひっかかるところがなくて。
5話のバディの話もリアルタイムでみたけど「そうかー」っと頷いて書くことなかったんですよー。
 今回も、美男美女が雨の中いだきあって(仙崎の腕がちゃんと彼女の背中を抱きしめていて、良かった!!)病室の夫婦も癒しあって、緊迫した展開の後だけにほーっと息をつけました。

 ただね、カンナちゃんが街を見渡して
「死ぬかも知れないのは、あなただけ」と仙崎に言うワケですが・・・それは違う。
そりゃぁ”誰かのタメに”ではなくても、今日死ぬかも知れないのはこの世の全ての男ですから。

奥さんが大変なときにだって、銃撃こそしてなくたって異国に出張で帰ってこられない旦那ぐらいならゴロゴロいますから。
恋人とは毎日会って、毎日メールして・・・が普通だと思ってるあたりがなんというか、お嬢さんですよね。・・・・って、本当にそうなんだけどね。見てる私はもう、相手の事情優先でいいお年頃なので、久しぶりに甘酸っぱい気持ちを思い出しました(^^;;;)

 そうそう、妊婦の奥さん。真上向いて寝てたよね、臨月間近に無茶な(^^;;;) 見るたびに、内臓の上にスイカが乗る気分で息苦しくなりました。

「海猿」3 ☆☆☆

 戦士の休日・・・・・緊急呼び出しで台無し、の巻。
さすがに今日は誰も死なないだろうと思いつつ・・・・仲村トオルの様子が危ないのにイヤな予感。奥さん(芳本美代子)身重なのに。「海猿の法則」だとこりゃ危険な伏線です(><)

 仙崎と彼女の中は、「恋人」から「お友達」へ、更にスタートラインだったキスする仲へと変わりました(^^)そこで呼び出されて
「まさか二股??」
「そういう仕事なんだよっ」
とか言い合ってましたけどね、呼び出しが5分早かったら「お友達」のまま、あっさり帰ってたかもしれないんですから、人混みに消える姿を切なげに見守ってもらえる展開になったタイミングを、呼び出し係に感謝しなくちゃいけません。
(ていうか、家もどうせ基地の方角なら一緒に帰ればいいのに??)

 マー君、こと仲村トオルは・・・・きれいに出来上がったお昼ご飯、せめて5分、食べてから集合しちゃいけないんですか??

 ラスト、今までの大仰な予告がなくてちょっと淋しかったです。
 ウケたのは病院の待合い室。
仙崎と彼女が微妙な別れ話を始めた時に前の座席にいた患者さん、聞いてましたよね。そして気にしてましたよね(笑) こういう演出好きだなぁ。
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