ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

佐久間由衣

「おいハンサム‼︎」〜最終回☆☆☆☆

 佐久間由衣と桐山漣て、似てるよね。

 長女(木南晴夏)は、あちこち付き合ってみても元カレ(浜野謙太)以上に合う男はおらず。
エリート(高杉真宙)に嫁ぎそうになった三女(武田玲奈)も結局、裸族のダメ男(須藤蓮)と元鞘に。
そして両親(吉田鋼太郎、MEGUMI)もいまだラブラブなのに。次女(佐久間由衣)と旦那(桐山漣)の仲違いだけは修復できずに終わるんだ…?
 まあ長女も結局既婚者とはすぐ別れてるしね。浮気ダメ絶対、ってことかな。

 体重計から家に連れ込んだと分かるのは成程でした。そっかピアスだヘアゴムだのを落としてる場合じゃない。浮気の痕跡もデジタルタトゥーな時代なのね(違)
かと思うと、新しい恋はアナクロに古本で始まるのも愉快。

 お年頃三姉妹にまつわる恋模様のバリエーション! 女友達3人のドタバタでも充分楽しかったでしょうけれど、既に親世代年齢のこちらとしては、ハンサムパパの説教込みな視点がとてもしっくり来ましたw シリーズで末永く行く末を見せてもらいたいです。

 特に長女とグルメ大森君は…父の後押しもあるんだからさあ(寝巻き姿を見せても平気、で知り合いと悟ったパパさすが) 
 料理好きと付き合ってみて、そいつは『作る自分が好き』なだけ。大森君なら好みや適切な量、時間帯も考えるのに…ってなるエピソードも好き。
 それ言ったら、やたらテレビに影響されるご近所さん(藤田朋子)や、胸(むね)騒ぎな巨乳女史(野波麻帆)といった脇役もそれぞれ妙に気になりました〜

 あんな素敵パパに、家族会議を招集されたい……かな? やっぱり面倒くさいかな?  でも黙ってネット会議に参加する娘たちいい子でしたよね。男を見る目はないけど!

「おいハンサム‼︎」1 〜3☆☆☆☆

 ハンサムなのはお父さん。
そりゃイケオジ吉田鋼太郎だもんね!と軽く納得してたのですが、そこじゃなかったぞ。
なにかと教えたがりのお父さん、説教…とまではいかずとも、日常に気づきがあらば部下や家族を集めて語りがち。それを『何言ってんの、いい顔して』と揶揄った母(NEGUMI)の真似のつもりで
『ハンサムで』
と幼い三姉妹が言い出したのがお約束になっていたのでしたよ!わー、こういうの弱いな、家族にしか分からないお遊び。

 長女(佐久間由衣)の旦那(桐山漣)はモラハラ、次女(木南晴夏)は彼氏(久保田悠来)が既婚者と知り、末娘(武田玲奈)のカレシ(須藤蓮)は漫画化志望のヒモだった1話(どの家にも同じケトル、きっとお父さんの引っ越し祝いw)
あんなちゃんとしたラブラブなご夫婦の子供たちが揃いも揃ってどうして…と思ったものですが、あれかな、不実やダメ男への警戒が薄くてつけこまれるのかな??

 さて、今日もハンサムなお父さんと家族会議w  お父さんの言葉をきっかけにダメ男と別れを決意したり、ひどい別れから癒されたり。自分を責めなくていいと気付いたり。
直に説教されずとも、娘たちは導かれてますよ。ただ、新しい男(高杉真宙)がより良いとは限らないだけて……ええええ、せっかく裸族のダメ漫画家志望を捨てたのに、最後はそいつに戻っちゃうのかな。それともキチンと漫画家になれる?末娘のファッションが、男次第で露出過多から清楚系に激変で笑えます。
「貝を買え」も衝撃。
しかし、都会で直ぐに手に入る食用の生き物って、確かに貝w  お父さんのおすすめはシジミアサリ系だったのに、バンと鮑買っちゃう次女。思考が母似のイケメンですね。次は年下(奥野壮)と上手くいくのか?それともこちらも、大昔の元カレ(浜野謙太)と結局元鞘なのか? (ハマケンな元カレと仕事したお父さんが気に入って、娘に紹介しようと連れてくるのは地獄w)
 長女の家庭は…交際時期に分からないものかなモラハラ。いきなり料理させといて上から文句って最悪ですよね。顔だけは良いのが更にムカつき、挙句浮気疑惑まで浮上してますが?? 蚊にかこつけて脅したり、言い返したり。決して黙って我慢するだけの長女でも無いですが。ここはキッチリ締めて謝らせてほしいですよ。
 あと野波麻帆の『むね騒ぎ』w
良いブラ買うべきと思われている良いひとな彼女、あれは詰めて盛りすぎなのか、納めてアレなのか、設定が気になります!

 毎回、語りたい場面が多すぎて逆に感想は書きづらいことにw  これは旦那も楽しく見ています。恋愛ドラマって、この娘たちだけを描いているようなもの。でも実はみんな家族がいるんだよなあ、と思わされますね。
 登場人物が皆、ひと癖あって愛しいです。さてこの先、どうなることやら?

 

「彼女はキレイだった」最終回 ☆☆

 はい最終回!安心のハッピーエンド!
(「衝撃の」最終回なんて宣伝文句、ラブコメに要る?)
鳴り物入りだった生放送は、ほんのちょっとでしたねw   夜風に吹かれて夜景を眺めるだけ〜、生にする意味?? とはいえ、リアタイ視聴してくれるファンへのサービスと思えば、提供がかぶる画面でセリフ噛んだ中島健人はいい仕事したねw   いっそあのトチリ、Tverでは修正して見られなくしてDVD特典映像にしちゃえー!

 さて、実は著名小説家楠瀬凛だった樋口くん(赤楚衛二)
いつかバレる正体ならモストの役に立ちたい。と顔出し取材に応じてくれたわけですが。樋口の人生を変えるわけにいかない……と、掲載しない苦渋の決断をする宗介(中島健人) え、正体が別の人なら良くて知人はNG? どんなつもりで覆面小説家に取材オファーしてたわけよ。
 しかも樋口は一枚上手、表紙デザインから何から完璧なインタビュー入り原稿を印刷所に差し替え、作ったのと違う新刊が届いて編集部や宗介がざわつく頃には姿を消していたのでした。あーあ。

 結果、ライバル誌より売れて廃刊は回避されたとはいえ楠瀬凛効果&樋口の手柄。素直に喜べないのは宗介だけじゃない、視聴者もだぞー。直前、なんでも1人で決めてた宗介が非難され、一致団結を謳ったモストだったのに。毎月あんなに、何人もで徹夜の校了確認してたのに。ここで樋口がワンマンプレイってどうよ。……だから樋口は去らなくちゃいけないってこと?

 ともあれ愛(小芝風花)は総務に戻り、定時帰りで気の抜けた日々。絵本作家のアシスタントに誘われ、心躍ると同時に判明する宗介のNY勤務オファーに、怒鳴り込んで大喧嘩ですw
廃刊回避が叶ったら即プロポーズのつもりだったのに……機を逃している間に夢に近づいた愛を思いやったら今度は、黙ってたことを怒られる宗介、不憫w   でも中盤ならこれで破局もあり得てハラハラしますけど、最終回よ? ほら、愛は仕事を辞めて結婚する気でしょ。

 愛から壁ドンw  付き合い始めと同じように、愛の方から先取りのプロポーズ。ムードもへったくれもないけれど、はい婚約成立! ……と、なってから言いたかったのは、やっぱり日本に残ってチャレンジしたいということ 。キラキラと夢に輝く、キレイな自分を宗介に見てほしい!
 ですよねえ。
何もかも諦めてただ彼の海外赴任に着いていく愛なんて見たくないもんねえ。納得の落とし所でした。  もっとも、NYで絵本作家の学校に行くとか、日本にはない景色を見て見聞を広めてくるとか。逆に日本の昔話を紙芝居で向こうの子供に見せる修行とか。一緒に行くことにしても、無為に過ごさせない理由はなんとでもできたと思うんですけどもねー。離れても愛しあってることが大事なんだから、いいかー。 それより玉ねぎと指輪、それについにお泊まりの夜の、濃厚なキスだよねー!ヒューヒュー!

 2年飛んで、愛の修行も順調。梨沙も恋に学業に充実。編集部のあの人たちも結婚して双子がいるって、ふーん。そこにサプライズ帰国の宗介。今度はモストがやりたいことになったんですと。
 そしてまた3年飛んで、愛の本を抱える可愛い女の子と手を繋いで歩く宗介パパ。 はーいハッピーエンドでしたね!よかったね!
<ツッコミが要らない人はここで読むのをやめておくと幸せw>


 いやあ、幸せのゴールが出産と子育てだと2連チャンで強調されるのはちょとキツい。
そして「ママの本」だけ登場で愛がいないのは、 宗介がイクメンな描写なんでしょうけれど……同クールに絵本作家のママが急死してる「#家族募集します」があるだけに、愛が死んだみたいなんですよー!!
(脚本にはあった「ママが待ってる」の台詞がカットされたそうです)

 楠瀬凛は、その後も問題なく作品を発表し「ジャクソンに捧ぐ」本も書いてくれてましたけどね。それだけ。顔出しは作風に影響しませんでしたか?「大人になってからも、何度も読んだ」と熱く語られていた童話とは扱いが雲泥の差で悲しくなりました(「施設で育った」経歴で、英語でも小説を書くのは日本だと齟齬があるよね。韓国原作ではおそらく、海外に養子縁組されたのでしょう)
正体に驚いて欲しいなら、モストの皆が思い描く楠瀬凛像ぐらい、「きっとこんな人」と、口々に聞かせておいて欲しかったですよ(それを聞いてニヤニヤする樋口くんもセットでw)

 あと、宗介を実家に連れて行った場面。まず名前を聞いて、あら小学校時代に同じ名前のお友達がいたわねー、あのおデブちゃん! 失礼だろ、こんなイケメンさんに! 的なベタなやりとりを期待していたので、そこがなくてがっかりでした。それも撮ったけどカットだったのかな。

 素直に胸熱だったのは、愛のピースがはまって完成したパズル。個人的には子育てよりも、これが2人の新居に飾られたところでハッピーエンドです☆ お幸せに!

「彼女はキレイだった」9 ☆☆

 おお、副社長はこっちで、樋口(赤楚衛二)は覆面人気作家楠瀬凛だったー!
いや何それw

  確かに宗介(中島健人)と愛(小芝風花)で本の貸し借りしていたり、この世界の流行作家として話題に出てた記憶はありますけども。それを「ザ・MOST」の存続がかかった号の要で使われましても。それも特集インタビューを断られ続け諦めて、それぞれに渾身の記事を書いてまとめて、印刷も始まった段階で
「輪転機を止めました」
って、はあ?
編集会議で楠瀬案が出たの何日前でしたかね!
そりゃ樋口くん側にも隠してた事情はあるでしょうけれど。どうせ名乗り出るならもう1日2日早くしませんか! 刷ったぶん廃棄で、今からまた印刷所のスケジュール予約して配送のスケジュール変更して抑えて、ページ割り変えて目次変えて、誰かの記事は没になり、他の媒体のMOST広告を差し止めて、等々の無駄な仕事が山ほどできたこと、ずっと編集部にいたら分かるでしょうに!!

 脱税で捕まった世界的歌姫とやらインタビューの差し替えが、いくら人気あっても作家で割にあうのかもこの出版不況の折から謎です。
今にして思えば、編集長だけは正体を知っていた風でしたが、そんな今回いきなりな描写を伏線とは言わせないぞっ。え、インスタを急に始めた? そんな心境の変化は、雨の中抱き合う2人を見て帰ったあたりでしてくださいってば。

 それ以外は、やっと想いが通じた宗介が緩みっぱなしで楽しかったんですけどねw「恋でもしたか」と編集部員が噂して愛が荷物をガラガラガシャーン、もお約束w 切羽詰まった休日出勤だって、愛の手作り弁当でラブラブ休憩ピクニックを挟めば幸せ〜 、はいはいw  もしや振られた側の樋口くん、宗介を助けるの気にならずに決断が遅くなったのおおお?  そんなの嫌だなあ。

「彼女はキレイだった」5〜8 ☆☆☆

 うう、梨沙(佐久間由衣)のお別れの手紙、名文……!

 正直7話の駆けつけキッスが唐突で、久しぶりに感想を書こうとしつつも「梨沙と樋口くん(赤楚衛二)可哀想』にしかならなかったので、宗介(中島健人)との恋は一旦ストップしてでも梨沙のケアに走った8話愛(小芝風花)なら応援できてホッとしましたよ。

 あの佐藤愛が「佐藤愛」だった!
となったらダーっと駆けつけて抱きしめてキスってさ。ちょっと前に告白して振られてたのに? そもそも名前で虐めたり思い出話をしていた時に、なんで黙っていたんだろう?とは思わないんかーい! 
 愛も愛で、梨沙が事情を全て話しただろう、とウェルカムしちゃったからなあ……。そこの話し合いがゼロと知って、翌日から急にスンっと距離を置くのって今度は宗介が不憫でしたが、いや梨沙の話を聞かなかったせいよ。
 でもこのドラマ、相手が話そうと歩み寄ると逃げていく場面がとっても多いのだわ。
今回は、宗介とのことに触れてほしくない梨沙が「男友達と」ワードをわざわざ入れて出かけていくけれど、ちょっと前には愛だって梨沙を避けまくったよね。「実は宗介と会っている」と言おうとしていた時だったのに。
 なので今度こそ、逃げる梨沙を走って追いかけて、倒れて弱音吐いて、2人で泣きながら謝って、それでも友達だよと確認し合ったのは大事なぶつかり合いでした。
そしてやっと、宗介と。今度は愛の方から食い気味で
「宗介が好き!」
うんうん、本音っていいね!
そういえば宗介のことだって避け続け、告白も梨沙の手前お断りして、それでも宗介が折れずに追ってきてのハッピーエンドなんだから、折れないの大事。 

 と、そんな恋バナの合間にもMost廃刊の危機がバレ、宗介1人の胸にしまっていたことを独断と責める 編集員から総スカン。来月号は1人で…と無茶な作業をしていたところに樋口が休暇から戻って助言。きちんと謝罪し、皆を頼る流れになって良かったですよ。
 ほんと頼りになるわ樋口くん…やっぱり愛、宗介より樋口くんの方がおすすめだと思うんだけどなあw 愛への想いを、愛自身の想いを尊重して諦めてくれたんだよ?いい奴なのになー。

 そうそう、編集部男性陣の誰かが編集長の甥っ子=富豪一族のニュースに、消去法でライター里中(高橋優斗)と狙いを定めた絵里花さん(宇垣美里) 積極アプローチでもうほぼ堕ちてますけど。それ樋口くんじゃないのかなあw 

「彼女はキレイだった」2〜4 ☆☆☆

「私はね!5年2組の佐藤愛なの!」
 えええ、自分からバラす?それも酔って雑に?
と思わせておいて、樋口(赤楚衛二)が直前に通話を切っていましたよっ。ナイスアシストw

 その後も、絶妙なバランスでバレそうでバレない日々が続いていて、案外楽しく見てしまいます。いや、あれだけ思い出と行動が重なっていたら流石に「同姓同名の佐藤愛」じゃなくて本人だと気づきそうなものですが。そこは何しろ、留学ってことで消えたニセ愛=梨沙(佐久間由衣)とばったり会っても、苦しい言い訳をそのまんま信じた宗介(中島健人)ですからね! 3秒で合成したロンドン写真も見抜けないw 愛は盲目です!

 職場の宗介は有能だけれど困った上司で、部下を追い詰めがち、特に愛(小芝風花)には不必要に当たりがキツい……。 なのに、心をゆるしたニセ愛=梨沙に向ける笑顔は暖かくて、気遣いも素敵。ああ仕事では無理しているのね、こっちの宗介なら好きになれるのに、と視聴者も思える。それだけでも、この無理ある替え玉設定、意味があったのかなw

 でも、ときめき始めちゃった梨沙ちゃんとしては、優しくされるほど嘘がツラくなる……。思い出話でどれだけ褒められても、知らない話だし自分じゃないしorz    いつか嘘がバレて嫌われるのも怖いよね。
 悩んだ末に決めたのは、嘘の上塗り。ニセ婚約者紹介ドン!えー。
しかもそのニセ者を頼む相手が、たまたま知り合った樋口って!どんだけ世界が狭いんだー!
「好きになっちゃいけない人だから」
とざっくり説明する梨沙に「言っちゃえばいいのにー」と口出しながらも協力を約束した樋口くんではありましたが。相手が宗介では流石に撤退!! あっちとこっちの事情を理解しちゃったら、 これは下手に動けませんよね。
  だって樋口は愛が好き。
よくある見守り系ですらなく、既にプロポーズしてるんですよ! 直球すぎて逆にギャグだと思われちゃいましたけどw   愛の嘘には協力的なのも、初恋が相思相愛だった愛と宗介を、これ以上近づけたくないからですもんねえ。 なので、梨沙が真実を語らずにニセ愛のまま去ろうとしてるのはよくても、自分が職場で婚約済みになっちゃうのは大困りですから〜!

 なので、宗介の愛への態度が軟化しつつあることに樋口だけが気づいているし。愛と宗介の取材旅にも樋口くんヤキモキ。
出先の2人は案の定、出発時の気まずさを段々に乗り越え、共同作業で距離が縮まっていい感じですよ。
今なら言える……!
と、愛が事情を告白しかけて来週に続くw   予告では相変わらずバレていないところを見ると、また言えてないでしょう?? 泊まりがけと知って騒いでいた樋口くんが、押しかけてきたとみた! 

 このまんま樋口くんと愛ちゃんがラブでも可愛いカップルでいいのになあ。宗介は、梨沙の謝罪を受け入れてそちらで幸せになったらいいよー。それともこれから、梨沙と樋口もいい感じになるのでしょうか。一緒にジョギングでお似合いなのかな。

 村瀬紗英ちゃんも気にして見てはいますが、編集部にもう1人いたっけ程度にしか出てこないよー

「彼女はキレイだった」1 ☆☆☆

 せつな面白い…w

 小学校時代、よく守ってやったイジメられっ子宗介から
「会いたい」
と連絡が。意気揚々と待ち合わせに臨んだ愛(小芝風花)でしたが、おデブだったその子はシュッとしたイケメンに大変貌?? そして目の前を素通りされて気づいたのは、自分も黒髪美少女で裕福で成績優秀だった当時とは別人の、無職テンパー女になっていたこと。失望させたくない、と急遽ルームメイト梨沙(佐久間由衣
)を代役に立てた愛は、最後に「留学に行く」と言わせてこの件は終了。美しい思い出に蓋をしたはずが……。
 やっと正社員採用になった会社に、その宗介(中島健人)がエグゼクティブディレクターとやらで赴任してきた??
ミス連発で叱責され見下されたまま、よくある同姓同名だと思われたままで我慢しているのに。梨沙と宗介もばったり出会ってしまって第一話終わり。うわー。東京が狭いーw

 なんで代役しちゃうかな、梨沙も。
爆発頭の愛は、それでもチャーミングですよ。家賃の折半が難しい無職でも、頼み込んででも一緒に住んでいる梨沙が1番、愛の素晴らしさを知っているでしょうにね。同時に、親の仕事で生活が変わった苦しみや現在の無職の焦り、容貌のコンプレックスまでもよく知っているからこそなのかなあ…。

 子供時代の愛ちゃんは、お目目ぱっちり長い黒髪のほんと美少女でした。なのにランドセル振り回していじめっ子をぶっ飛ばす気概もありw 隣に越してきた気弱なおデブ宗介を日々庇い、パニックを起こせば優しくカノンを聞かせて励まして…。
 今も宗介は、テンパる愛に「とある人に教えてもらった」と カノンを聞かせて落ちつかせる優しさはあるのに。他の場面ではチクチクとアタリがきつい! ずっと忘れられずにやっと会えた愛ちゃんの反応がいまひとつで、留学先からメールも来ず、同姓同名なのにドジでブサイクな愛にイライラしているから?? いやでも、変わったの髪質だけで激太りもしてないのに、そんなに分からないものなのー?

 むしろ、出版社総務に雇われたのにいつの間にか、編集部に引き抜かれて言われるまま校閲までこなしてる愛は有能ですよ? 勤務初日から便利に仕事を振られすぎて渋滞しているだけ! フリーの校閲さんに払ってた分ちゃんと技術料払っているんでしょうかw   

 その編集部の朗らかイケメン樋口に赤楚衛二くん、うわ可愛い。
まずは樋口と何か発展するのでしょうか。最終的には元々好きだった宗介と結ばれるのでしょうけれど……赤楚くんでよくない?w
 あと編集部に元NMB48の村瀬紗英ちゃんも! 「いたくろむらせのオンとオフ」以来応援しているんです、初ドラマ頑張って〜(1番はっきり映ってた宗介に1人ずつ名前を呼ばれる場面での、顔がw 残念なことにw  徹夜明けかなんかだったの??)

 気になったのは、幼少期の仲良し演出。小学校とはいえ高学年であれは、男子の身体が倍は大きいだけにちょっとどうかと。まして別れの場面は、海外に引っ越すとはいえ、駆け寄ってキスって。ほっぺたとはいえ。年齢設定をもっと幼くするか、手を握るぐらいにできなかったのかな。韓国人気ドラマのリメイクだそうで、原作の名場面再現なのかな。
 それとも、愛の隣に越してくる前も海外生活だったのかな。それなら分かるw 

「引きこもり先生」1 ☆☆

 不登校の対応に人手が足りない。
そうだ! 元引きこもりを先生にしたらちょうど良いよね? 美談になるし!

 ……という、無責任校長榊(高橋克典)の思いつきで白羽の矢が立ったのが卒業生で近所に住む上嶋陽平(佐藤二朗) 引きこもりの会で過去を立派にスピーチしていたと校長は言いますが、いやいや大して立ち直ったようには見えない語り口調(^^;;;;)焼き鳥屋の店長をしてはいますが、壁にはお品書きならぬ注意書きがいっぱい。注文は客が紙に書き、出来た品を自分でとる。客と店長は会話しない、サービスもしない、それで社会復帰できたと言えるのか(しかも不味いらしいw)

 当然、オファーされた陽平だって断りますがw
実はたまたま、不登校生徒奈々(鈴木梨央)の自殺を止めたことがある陽平。その後もネグレクトで家にに居場所がない奈々と夜に出くわしたり、奈々が焼き鳥屋に現れたり(地名と「焼き鳥 不味い」で検索w) と顔見知りになっていきます。スクールソーシャルワーカーの磯崎(鈴木保奈美)に、中途半端に関わるなと釘を刺されて距離を置こうとする陽平でしたが……。
 11年引きこもり続けて死にたかった、死のうとした、でも今生きている陽平にとって、同様の痛みに苦しんでいる少女を無視して口をきかないでいるなんてできないでしょう!
 最期の挨拶をしにきた奈々を追い「生きよう!」とだけ説得する陽平。
……案外、不登校クラスの教師、向いているのかな??

 覇気も笑いもない珍しい佐藤二朗が見られます。
知人に騙され借金を負ったことからの人間不信、自己嫌悪。更に妻や娘にあたり散らし別れる羽目になった絶望。小さかった娘さんが、今はもう大人なんでしょうけれどずっと会っていません(涙)
娘さんのものだった煤けたぬいぐるみが店に置いてあって、無言で客に抱かせてくるの和みます。それが奈々の大事な品と同じキャラだったり。好きな曲も同じだったり。そんなことから距離が縮まり、奈々がやっと笑顔になるのはいい場面でした。ただ、非常勤講師といえど「先生」になっても同じ関係でいられるのかな。いやその前に、きちんと通えるんでしょうか、先生もw
 「無理しないで、辛かったら帰ってきていいから」
と、もう中年の息子陽平を送り出す老母(白石加代子)の気持ちを考えるとまた辛いです。陽平が娘さんと会える日は来るのかな。
不登校クラスSTEP所属の生徒は菜々だけじゃなくて。がんばれ、とも言いづらい彼らの明日はどっちだ。STEPルーム担当教員深野(佐久間由衣)の一番の仕事は、誰も死なせないこと、ですよ……。


 ちょうど田村正和追悼で「総理と呼ばないで」を見返していたところにきた鈴木保奈美!教育委員会の嫌な感じの視察員に室井滋。 

「監察医朝顔(2)」3 ☆☆

 農具倉庫に、タキシード蝶ネクタイのミイラ遺体が。

 すわ、20年前正装のまま逃亡した指名手配犯か?と県警が色めき立ちますが、歯の治療痕がそれを否定。もっと最近死亡したものでした。それぞれの専門から骨年齢、服薬などの情報が寄せられ、光子(志田未来)が勉強中の昆虫分析からも、死亡時期は5,6ヶ月前とまで近日と推定。諸々から身元が判明し、ご遺族の娘さん(佐久間由衣)にご遺体を引き渡して監察医チームの仕事は本来終了なのですが……。
 納得のいかない朝顔(上野樹里)は、まだまだ調査を望みます。
何故農具倉庫に、それまで何をしていたのか。もっと知りたい。……自由時間にご自由に、と茶子先生が黙認を表明するとなんと、チーム一丸となって自由時間の自由研究を始めるのでした!そして判明したのは。

 あらすじとしては心温まるのですが、その結果には捜査の必要を感じるんですよ。なのに警察が動く様子はなくてもやもやします
胃からみつけた『何かの骨』は、カエル!
地域で唯一カエル料理を提供しドレスコードがあるフレンチ店に、娘さんを招待し、お父さんが生前最後に食べただろう料理をふるまう朝顔と茶子先生(山口智子) 支払いは今回も自腹で、しかも娘さんにはご馳走してさしあげたんでしょうねえ。それはさておき。店側はお父さんの来店と、同じ年頃の女性と一緒だったことを記憶してました。え、その人容疑者じゃないの?
 自殺をほのめかした逃亡犯が、農具倉庫にたどり着いて果てるのとは訳が違いますよ。今日は友人と夕飯食べて来るから!と同居の娘に伝えたまま消えた父親が、財布もスマホも持たず正装のまま他人の倉庫で死ぬの異常ですよね。なのに娘さんも『母の死後1人で私を育ててくれた父に、そんなお相手と楽しい時間があって良かった』とか言ってる場合? 父親の名義で借金されたりクレカ使い込まれたりしてません?

 つぐみちゃんは今回も可愛くて、塩ガリガリもとい潮干狩りに行き、雨の日には水たまりにわざと入っちゃう☆ ママと一緒にハンバーグづくりのお手伝い! と、家庭の描写は和むし、福島に行こうとしてるじいじ(時任三郎)も、福島の大じいじの件も文句ないというのに、肝心の事件の捜査が今回立て続けに微妙なんですよ~。困ります~。
 昆虫の習性を利用した鑑識調査の方は、パトリシア・コーンウェル「検屍官シリーズ」や、日本なら川瀨七緒「法医昆虫学捜査官シリーズ」好きなので掘り下げ期待してます☆


「時空探偵おゆう」~最終回 ☆☆

 えええ、同心鵜飼どの(竹財輝之助)の札入れからはらりと落ちた驚愕のブツは! 続編が超気になる最終回でした!

 江戸に科学捜査を持ち込むおゆうちゃん(佐久間由衣)、持ち帰った証拠は事情をうやむやに宇田川くん(甲斐翔真)に分析を頼んでいましたが、そのうちに
「お前、江戸に行ってるだろ」
と、あっさり核心を突いた上での全面協力に。えー『不思議な空間が』の説明だけで信じたよ!見せろとも言わないよ!なのにタイムトラベルの検証はするんだ……素直じゃないぞ(^^;;;)

 さて、指紋を採取。遺体の手に墨を塗らせてと意味不明なお願いをし、お猪口にはテープをぺぺっとな。照合の結果もう一人現場にいた筈……となるのですが、さてそれを江戸の同心にどう伝えたものかw
その後も偽薬の成分分析だ、機械をしかけて盗聴だと現代風に情報を掴んでは、曖昧に仮説で説得したり、案外別捜査で同じ推理に辿りついてたり、はたまた信じてもらえなかったり。その間にも、鵜飼どの切腹の危機やロマンスの進展も。
毒殺された男の口元にゆうの簪をあてて「附子だな……」って! 銀の変色でヒ素混入を証明するのは江戸風ですが、それに女性のアクセサリを使うなんて酷いっ。ぎこちなく謝罪した鵜飼さま、
「今度、買って返す」

って!むしろ買ってやるために、簪を使った?? 居合わせた太っちょ岡っ引き(石毛元貴)、もっと全力で囃し立てて盛り上げて欲しかったですねえ。

 で、事件はああでこうでと、嫌味な上司(手塚とおる)や信心深いだけの商人などが次々と捕まってはその裏が判明。抜け荷隠しに発展し、現物を抑えようと大松屋の蔵に忍び込んだおゆうちゃん。大きな錠前は宇田川くんがくれたワイヤーソーで切断!阿片がすぐにみつかったのも、宇田川くんの講釈で英字の箱を探したおかげ。ゆうよりも、宇田川くんの安楽椅子探偵っぷりが冴えているようなw しかし捕らえられたゆうピンチ!猿轡をされ奥に隠されて、助けにきた鵜飼たちにみつけてもらうには……『助けてぇぇぇぇぇ~』と叫んだのはスマホ防犯アラームでしたw
 そして商人(大谷亮介)と、鵜飼の上役与力(神尾佑)が逮捕されめでたしめでたしの筈が、見過ごされた事件の発端に気付いてしまうおゆうたち。ことの始まりは
「息子の死の真相を……」
と駆け込んできた藤屋久兵衛(吹越満)なのに、いまだ亡き長男の弔いはされず。実は危険と知りつつ邪魔だった彼を死地に向かわせたのでは。その後は、それを機に大松屋を潰したかったのではないか……。 どれも罪にはならず、証拠は貴方の心の中にしかないけれど……と、ただ静かにおゆうに諭されて、妾の子だった長男を代々の墓に弔うと約束する久兵衛なのでした。

 与力と鵜飼同心が火花を散らしての殺陣は大迫力でしたねえ。藤屋の下りは冗長な気もしましたが、確かに何度も藤屋久兵衛がいいこと言って新展開になってましたっけ。吹越満が演じただけのことはありましたw
 そしてやっと簪を選び、 寄り添って歩く鵜飼どのとおゆう(^^) これも、そのまま終わって良かったんですけど! なんと鵜飼が落としたのは白黒写真。「陸軍中野学校にて」の裏書と、軍服姿の鵜飼……ちょっと、鵜飼どのったら昭和の人? そして陸軍精鋭のスパイなら、与力と切り結んだ腕前も納得がいきます。ただ2方向に謎が! 鵜飼のタイムスリップは単独か?下手したら組織ぐるみでなにかしているのかも。 ふたつめは謎というかツッコミで、その立場で身元のバレる裏書きしちゃダメw

「時空探偵おゆう 大江戸科学捜査」2、3 ☆☆

 おバカドラマがクセになる……。

 現代に戻り、江戸資料館で江戸を学ぶ優佳ちゃん(館長に佐藤二朗w)その発想はなかったよ! 事件の関連ワードで検索も。そんな後世に残る大事件じゃないでしょう~!
そして遺留品の血染め手ぬぐいを、化学オタクの幼馴染(甲斐翔真)に託し分析を頼みます。って、特に狙いもなくざっくり分析って、何がわかるっていうんでしょう……。
 と、思ったら。ほとんどが鶏の血で、人の血は少々だとか。へえ、そんなことが分かるんだ。更には、全く化学合成物質が付着しておらずこの現代にはありえない、と出処を不審がられるのですが……。へえー、そんなことが分かるんだw

 資料館で思いついた、夜間の目撃者=夜鳴きそば屋への聞き込みは的を射すぎて、気のいい同心見習い藤吉くん(池田純矢)が捕まり哀れお亡くなりに……。それじゃあと鶏の血関連の聞き込みで捕まえたゴロツキ半次郎(鈴之助)を、吐かせようといたぶるのを見ていられずに止める「おゆう」こと優佳ちゃん。その代わり
『秘密を知るあなたがしょっぴかれて、お仲間は放っておくでしょうかね』
と、実行犯が逮捕された方が安全だよーと理詰めで密告をお勧めw そっちの方が効き目がありましたよ!これも現代捜査? 持ち込んだ通販スタンガンも大活躍です。

あと薬問屋に吹越満、私得。最近よくみるどんぐりさんも、意外や時代劇の女将似合ってましたよ。

 ガールズトークで、最近気になる人を『着物が似合って……サムライ?』と謎表現する優佳ちゃんw そりゃ江戸時代の同心だとか言えませんからねえ。で、女友達から化学オタクくんへとそれをリーク。気になるオタクくん……優佳を追って、そのうち江戸に来ちゃうフラグですか?

気楽に楽しんでます。

「時空探偵おゆう 大江戸科学捜査」1 ☆☆

 出た、おバカドラマ!
おばあちゃん家の押入れは、江戸に繋がっていましたよーw 嫌いじゃないぞこういうの。


 しがないOL優佳(佐久間由衣)は、交際をお断りした上司(手塚とおる)にいびられる毎日。ところが、不思議な押入れでタイムスリップした先の江戸では、なぜかイケメン同心(竹財輝之助)の殺人捜査&推理を手伝うことに。真犯人を捕まえて、嫌味上司そっくりな筆頭同心の鼻を明かせるか?
『首を斬られたのに、血飛沫が飛び散ってない。殺害現場は別の場所では』
だなんて自然に出ちゃう優佳ちゃん。推理ドラマ好きだったりするのかな。

 タイムスリップ先には、着替え用の和服も当時のお金も、帰り方もちゃんと説明書きつきで至れり尽くせりの準備がしてあるんです。すごいよおばあちゃん! ちょこちょこ来ては、江戸の町を満喫していたのかな。そしていつかは優佳に家ごとこの不思議を譲ろうと計画して……。だったら二人で来たって良かったのにね。 押入れの不思議空間に『令和』と表示されてるのに笑いましたw 人の世が決める改元を察知する時空の歪み……w


「シグナル」3、4 ☆☆

え、そんなの証拠能力あるの?(拾った髪留め)


健人の過去への助言で、「遺体で発見」の文言が「未遂」に変貌。

のみならず、以降の遺体発見現場も軒並み場所が変わったんだそうですよ。人気のない場所から公園など町中に。また、「未遂」の次の犯行は、繰り上がってその直後に……ってさ。
誤認逮捕のあげく突然死、その間にまた別の殺人が起きてというバタバタにこちらの思考も巻き込まれてどんどん進んでいきますが、ちょっと待って! それ、記録と別の人が死んでいるのでは?
 

「未遂」で生き延びた妊婦さんが、のちに無事出産した女の子。無線がつながる前には存在しなかった彼女が無事成長しているのとは逆に、かわいそうな誤認逮捕の人以外にも生きていたはずの人が死んで。でも死んだはずの人が生きて。もうどれだけの人生に影響が出たんでしょう。タイムパトロールに逮捕されちゃう案件(^^;;)

また、一見バラバラの犯行現場がバスの路線と一致することに気づき、被害者の定期購入記録から接点が! って、通勤路線を未確認な過去捜査、無能すぎますでしょ! (大山のバス会社訪問は、謹慎中で記録に残らなかったのかな……)

次の犠牲者が、懇意のラーメン店員みどり(佐久間由衣)と知って走る大山。悲鳴を聞いて駆けつけるも間に合わず。
一方で、聞き込みに嘘をつく運転手(モロ師岡)をいぶかしむ事務員嬢。あの日バスには息子さん(尾上寛之)が乗っていたのに。挙動不審な運転手が覗く先に行ってみた彼女は、嫌がる女性ともみ合う息子さんを目撃し……現場には遺体が。 ええええええ。

悲鳴にも通報せず、わざわざ夜道に近づいて、縛られて倒れている女性の物を拾って帰り(ここでも通報せず!)、親を脅迫する。ちょっと貴女、黒すぎるでしょう。そのせいで後に殺されてりゃ世話ないです。

で、その髪留めを金庫からみつけて証拠にって。えーっと。
「私が全部やりました!」
と、自首した運転手を、当時のアリバイだなんだ丸無視で、自白したから犯人なんだ記者会見するんだと鼻息荒い部長(渡部篤郎)は大バカです。分析が間に合い、連続殺人犯はその息子だと発表できて恥かかずにすんだじゃないですか。それが大山が買ってやった品なこと、現代の分析技術あってこそで、当時現場にあっても無意味だった、とは皮肉でしたねえ。
でも、何を分析?
下着に体液ならまだしも、髪留めにDNAって。皮膚片ならバスでぶつかっても付くかも。下手したら別々に触っただけの可能性もあり。日時特定もできないのに証拠能力ありますか?
大事なことなのに穴だらけなのでは……。

それ以外にも、悲鳴を聞いて駆けつけたのに、泣き崩れるだけの大山とか。あれが事務員の悲鳴としても、事後そんなに経っていないでしょう……まず蘇生に励みましょうよ。
事務員を殺し、息子のやり方通り縛る父親もね。どこでそれ覚えましたかね。

過去と通信できるなんていう大嘘をつくんだから、他のところはきっちりしてくれないとつまらないですよ。今回の山場は、連続殺人犯が、アンナチュラルでも人殺してたあの人だったことですねw

「越谷サイコー!」☆☆☆

埼玉発地域ドラマ。
「越谷には何もない!」と嘆いていたヒロインが、最後には「何もないけど、あるんです」と自信たっぷりに我が街を推すようになる。セオリー通りの展開とはいえ、楽しい1時間でした。

雑貨屋を営む祖母(竹下景子)と二人暮らしのヒロイン加奈子(佐久間由衣)は、母の離婚で9歳から越谷住まい。職場の住宅展示場では「のどかで便利で住みやすい街」とセールストークを繰り返すものの、都会と比べたメリットは……安いことぐらい?
日光街道沿いの実家は蔵付きで大きいけれど住みづらく、なんとトイレは外! そんなある日、物音がする蔵で鉢合わせたのは……泥棒?いいえ、ご先祖の伝蔵さん(佐藤二朗)だったのです!幽霊かーいw

もうそこからは佐藤二朗が大活躍で飽きませんね。
なんと祖母も子供の頃から見えていて、馴染みだという伝助さん。お殿様から預かった櫛を失くしてお手打ちにあい、幽霊になって蔵で櫛を探し続けているという悲しい来歴の割にご陽気で、参覲交代で越谷が栄えた仕組みを紙芝居(祖母作?)で説明してくれたり、蔵を離れてお出かけも出来ちゃいます。

伝助さんに今の越谷を見せようと回る、レイクタウンのショッピングモール、カフェ、高層マンション。家康御殿跡ほか史跡、イチゴ狩りw 
初めは、蔵を売り飛ばしてのカフェ改造狙い。伝助さんに引越しを承諾させようと連れまわしていたのですが、後半祖母の余命がわずかとわかってからは、伝助さんを連れてのおばあちゃんが行きたいところツアーに(涙) 地域発ドラマの影の見どころ、名所名産紹介がどストレートに盛り込まれておりました!
食事は取らない伝助さんですが、仏壇に供える高杯に乗せると味はわかるんだとかw スタバの抹茶パフェ的なものに感激して叫びます。
「越谷、サイコー!」
って甘味が1番でいいんですかw レイクタウン前でヨットにも乗っちゃいますよ、幽霊がちゃんとライフジャケット着込んでw 

市内ツアーの足は、加奈子の幼馴染でタクシー運転手の三ノ宮くん(飯島寛騎)
見えない伝蔵を紹介されて怖がりはするものの、空間に語りかける加奈子や祖母を全く否定しない優しい人です。彼も史跡に同じ名字があったりと、ご先祖様をなんとなく受け入れる土壌があるものなのかも。それに……大好きだから! って、あの古い家が?それとも加奈子が?w
いわくの櫛も見つかって、さあ伝助さんも成仏ですかね。

祖母亡き後も、ご近所さんがたむろして店番してくれて雑貨屋は続いていきます。「なんで越谷?」と詰問してきた若夫婦(今野浩喜&吉澤ひとみ)もどうやら市民に加わる予定。何もない街越谷に、新しい歴史を加えるのは貴方!だそうで、見たら住みたくなる……かもw

☆加奈子のコートが可愛かった……! グレイ地に白い鳥と黄色の。 haupiaとsanpoコラボ、カモメと松ぼっくりのコートだそうですよ。再注文あるみたい、欲しい(><)


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