たった10日?
最初の狂言誘拐から真剣誘拐までたった10日だったんですか、じゃあ警察がああでも仕方ないですね。そこだけは仰天しつつ、大団円大満足な最終回でした。
騙し騙され、毒を盛りあうw
これが頭脳戦で互いに賢いと、計画の穴を探しながら見ることになりますよねえ。でもこのドラマでは幸平があまりに莫迦なので計画なんてどうでもよくて、もう見どころは莫迦っぷりでした。殺そうとしているのに、いざマリアがピンチだと助けようとする。じゃあいい人なのかっていうとまた殺そうとする。また助けるw その巻き添えで毒食べて杏奈が死んだら、泣きながら警察に
「僕が殺しましたあああああ」
ってw 黙って共犯者でいることもできないのに、一丁前に殺そうとしてたんですか、こいつは!
それも案の定狂言でしたけどね。
で、狂言と知らずに脅迫してきた隣宅に乗り込み刺されるマリア。
これだけは誤算だったかと心配モードで観ていたのですが、いやいや『誘拐保険』の段になってくるとむしろ刺されるために挑発したのかもとすら思えてきます。籠城に自宅を使われるのも計算づく……かなあ。幸平がない頭しぼって見つけてくれるのと、レンタル夫が戻ってくるのは、どっちに転んでも良かったのかも。
逃した偽装夫婦が、その後ラブラブで癒されました。法的にはアレだけど良いことした感。でもそれだって、恨まれたり再度脅されたりする危険が減りそうですもんね、2億と引き換えに殺さずに逃げてくれて万々歳。
杏奈も店を手にして万々歳。
そして夫婦はあぶく銭の16億円を手にし……さて幸平の命は一体w
心の声は
「お前ほど面白い妻は他にいない!」
と余裕綽々に受けて立っていましたが、お前がそんなタマかーとツッコミ入れてしまいましたよ。毎度おろおろ振り回されて泣き言言ってたくせに←それを忘れて、俺カッコイイと記憶改竄できるからダメな殺害計画できるんでしょうねえ。
本当に愛一途故にだとしても、目的のためなら自分で自分の爪を禿げる女だということを忘れたらまた痛い目みるのに。本気で殺しに来たら秒殺でしょうw
それにつけても可哀想なのは死んじゃった緒方さん。
そしてマスター蔵之介は立案者として責任あるでしょうに事件後の立ち位置が中途半端で、まるで誘拐保険の伏線紹介のために出てきたみたいになっていませんか。この二人をうまく兼ねさせて、何もかも知って計画していた人が死んじゃっていたらもっとスッキリしたでしょうけど、まあいいや。
アクアパッツアが食べたーい!
主題歌の使い方も印象的で楽しかったです。
佐々木蔵之介
のっかから延々と妻の独白、芸のなさにびっくりです。
不倫を知り、盗聴、自衛のために犯行を計画し……。1話で私たちがみていた光景の陰に、ずーっと黒装束で暗躍するマリアさんが居たとか。そりゃHOWは知りたかったですけど、こんな風にどんどん語られちゃうとは思ってませんでしたよ。しかも結構、大胆で杜撰。
警察に通報する夫を確認してから自分の爪を剥ぎ(そんな簡単に ><)脅迫状に同封してお向かいさんにお届け。車庫に侵入して車内に血を垂らし、その後もずーっと尾行して盗聴して、実家が嫁を褒めるのを聞いてニンマリ。生存確認DVDを文字通り自作自演、ポストに投函したのもマリアさんなら、身代金交換の野球場にも当然いましたよー。愛人への報復通報は裏声で。ご近所をうろうろ犯行現場をうろうろw ぜったいどっかの監視カメラに写ってる、下手したら知り合いに目撃されてるかもw
それでも根っこは旦那への愛だし……。
旦那も妻への愛を思い出したんなら、もう二人で仲良くやってりゃいいじゃん。と思いきやバレてましたよw
そっか、盗聴器見つかってたんですね。マリア入院の晩には張り込みできませんでしたもんね……って、なんのための共犯者!最後の最後まで用心はするべきだったのに、宮迫の指示で盗聴器はそのまんま置いておかれ、取り外そうとしたところを抑えられてしまいました。もう知らんぷり放置で、見つかっても「やだ怖~い」とシラを切るぐらいじゃなきゃでしたね。
こうなると、妻殺害は未遂だった旦那より、狂言で2億を手にいれているマリアの方が分が悪いw でも『証拠』のワインボトルがあーるんだってば。アモールデなんとか英語ならエターナルラブ『永遠の愛』になるんだろう皮肉なワイン、取り返そうともみ合って階段落ち……でまさかの人格入れ替わり~な、訳もなくw 体格差もあり過ぎで勝負にならないと思ったら、さすがヤバい妻はやらかしてました。
共犯者くんの口封じ。
監禁に使われていたアトリエごとごうごうと燃えています。うわあああああ、そこまでするんだ。
正直、黒装束で自宅に忍び込んで毒入りワインをすり替えるマリアは、自分に酔い過ぎでちょっとお間抜けで。旦那にもすぐバレたし、共犯者ももう追い詰めらて、マリアを守るために自殺ぐらいはしてくれそうとは思ってましたが、殺しちゃうとはねえ(あの顔は殺ってますよねえ?)
額から血を垂らしながら、祝杯をあげるマリア。「幸平の手料理楽しみだな~」って、目の前の悪魔に震える旦那さんに今、料理なんかさせたら手を切りますよw
そして来週からは、表向きはいたわり合い愛し合いつつ、その実は睨み合っての2億円争奪戦になりますか? バーのマスター佐々木蔵之介はなんなの?
これ続くの? 2時間ドラマみたいでした。
過干渉&超潔癖な美人妻(木村佳乃)は金づる。カフェオーナーの主人公(伊藤英明)は、愛人のパティシエ(相武紗季)に毒薬を渡され、妻を殺して遺産で店を立て直そうとワインに仕込んで持ち帰るのですが……。居間に血痕。怪しい書き置きに隣宅に誤配されている脅迫状。そう、妻は誘拐されていたのです。
女のいいなりなちょろい男を伊藤英明氏が好演です。妻にプロポーズした時も見事にバカっぽいw そして歯を磨く夫にに歯ブラシ渡して歯磨き粉の蓋閉めてくれて、口ゆすぐやいなや洗面台をゴシゴシ磨く妻、そりゃ息も詰まりますよね。
警察に知らせたら殺すぞ……って、望むところで即通報です。
手を汚さずに味わう開放感!
当初は悲嘆にくれるどころか、むしろ生き生きしちゃってる怪しい旦那でしたがだんだんと妻の献身に気づき、間男かと思った奴もひたすら妻の潔白と自分への純愛を詠い、『もし死んだら』と自分の好物をまとめたレシピ本なんて作ってたのも見て涙目(いい年して好き嫌い多すぎw)
挙句、どこかで縛られて血を流し泣く妻の映像でピコーンと庇護欲が燃え上がっちゃったのか、容疑者筆頭で怪しまれているのも構わず、愛しい妻のため頑張る僕ちゃんに大変身です!
「みなさん、妻を助けるために協力してください」
とTVで呼びかけ、警察が用意してくれた連番の2億円を、自宅前で市民の皆様が持ってきてくれた一万円札と手ずから交換してバラバラ札を揃えるあたりは感動的で、とても毒殺しようとしてたばっかりとはw 妻アレルギーはどうしたw
そして身代金はまんまと言いなりで奪われ、妻は帰らず……。
結婚式のビデオを見ながら自殺を図った主人公でしたが、すんでのところで助けられ『奥さんは無事です!』ってさ。ずっとはりついて旦那を疑ってた刑事(今期大活躍の佐藤隆太)はまず謝れってば。それとも、誘拐殺人じゃなくなっただけでまだ疑いそのものは晴れてないのかな。
救急車に収容されながら、ほくそ笑む妻マリア。
なにしろ2億円は謎のマスター(佐々木蔵之介)に預けてるんですから、今彼女は失いかけていた夫の愛と2億円をがっちり握り直したところなわけで。そのためなら生爪を自ら剥ぐぐらいなんでもないんでしょう!アイタタタ……(><)
もう結構お腹いっぱいなのですが、この先なにが続くのでしょうか。
例えば彼女の証言で、愛人だけが殺人未遂容疑に問われることになりますか? そこで守られるほど、本当におバカな旦那は愛されているんでしょうか。カフェの経営は、白亜の豪邸は、手放すことになったりしないの?
マスターは何者?お向かいの年の差夫婦の動向も気になります。
とりあえず次週は見てみようかな。
玉木宏主演のspドラマ。
2011年3月12日からの2話連続で放映予定をめちゃ宣伝していたのに、3月11日の大震災で流れてしまったという曰く付きです。
単純にドラマを放映している場合ではなかったこともありますが、回想で何度も大阪空襲が描かれ、その混乱に乗じて和賀が戸籍を変える設定ではねえ… 中居くん主演で連ドラ化された時には長崎の水害でしたっけ。 将来また映像化されるとしたら、名前を変えるのは東日本大震災でとなるのかもしれません。
で、物語はご存知の通り、蒲田操作場の死体発見から始まり、若手刑事吉村(玉木宏)を主役にしての捜査劇です。携帯もない昭和、電車移動中に車掌さんが電報持って来ますよw
証拠品の返り血シャツを切り刻んで車窓から捨てる愛人も…昨今なら可愛いイタズラと記事になるんじゃなくてゴミ捨てるなって怒られるか、動画がネットに流されそうですよねえ。
指揮者の和賀が佐々木蔵之介、評論家関川が長谷川博己。特に関川が見せ場たっぷり。
その分和賀が霞んでしまって、父親への想いが鍵になるオトシの場面でもあまり気持ちが動きませんでした。熱演でしたけど…。父親とさすらった理由が地主一家殺害の、ただ疑いをかけられての村八分だなんて。じゃあ他の土地で暮らせるし。息子は親戚のところに置いて行けたでしょうし。
疑いだけで家を亡くして辛い幼少期を送った息子が、保身の為に本当に人を殺してしまうとはなんて皮肉なんでしょう。
だいたい、政治家の娘と婚約してる現在がそんなに大事なら、増々殺人なんかしちゃダメだよ…orz 警察が来た途端にキッパリ和賀を捨てるお嬢様の潔いことw
お目当ての西村さんは捜査一課の頑固者です。
吉村と組んでの聞き込みでも、無礼な態度で相手を怒らせ、あんたにだけは教えたくないとか言われちゃってて笑いました。古い型のメガネもお似合いw あと将棋が上手いw
あー楽しかった!
通常は8日間、それも300両以上の経費を要する江戸への参勤を、たった5日&節約モードでこなさねば藩お取り潰し!と、難題をつきつけられてさあ大変。
海外公開のタイトルは『ミッションインポッシブル サムライ!』だそうで、似合い過ぎますw
で、具体的にどうするかというと50人100人の大名行列で練り歩く筈のところを、殿様家老以下たった7人(+1匹)でひた走るのですw 人数チェックの入る要所でだけ人と道具を集めて行列にみせかければOK?更に、役人の前を通過したらこっそりぐるっと戻って列の最後尾に回ればホラ!倍の人数に見えるから!……ってw
更には、街道を通らず山道でショートカットです。
どーせ間に合いますよね。
これで間に合わずお取り潰しじゃ話になりませんよね。
そうは分かっていても、襲われる/惚れる/落ちる/流される/はぐれる/金足りぬ と、次から次へ難題が襲いかかるわけですよw その度、力をあわせ知恵を出し合って切り抜けていくサムライたち、がんばれ! 忍者も出てきて大立ち回り、こりゃ海外でも受けそうです。
藩士たちに各自得意技があって、見せ場が設けられていたのも嬉しいですねー。1度目はギャグだった決め台詞が、後の場面で繰り返されたら今度はカッコ良く決まったりと、効果的に繰り返される台詞が多いのは印象に残りました。
敵役陣内も良かったなあ。
さて、お目当ての西村さんはご家老相馬!
金勘定に細かいしっかり者で、呑気な殿を支えつつ困った時には知恵を出す係です。この無茶な参勤でも『さあどうする』と何度も頼られて、そのうち『さあ』と来たら場内に笑いが起きる様にw 美味しい役でしたねー。
落ち武者姿、ふんどし一丁といろんな姿も見れちゃう大活躍でしたよ!(案外シュッとしたライン、もしかして身体絞ってらしたかもw )
その他、弓の名手知念君、槍の六角さん、猿連れた柄本時生は二刀流、冷静な上地雄輔も熱血寺脇康文も、そして殿様佐々木蔵之介まで、太刀筋はたいしたものです。特に殿様は、この騒動中に閉所恐怖症が治り、愛も手に入れて良かった良かったw 忍びの伊原さんも、信じる心に触れられて良かった良かったw
竹光、泥だらけの銭、家宝の小太刀といった小道具たちもいい仕事してましたね。
途中で拾われた深キョンも、目の前で斬り合いがあっても平気な気丈な娘。武家の養女になって側室にという大出世でもこなしていけそうですよね(妻にはなれないところが、時代劇としてちゃんとしてますw)
赤ちゃんはいいよねー。でもねー、な回。
冒頭のカンファレンスで
・医局長は手術よりトリアージして全体をみるべき。
・医局長はやる気のない医師が早退を申し出てもキレずに止めるべき。
と、はっきりと楓医局長に物申す蔵之介医師。居眠り始めるその早退医師w すかさず楓の肩を持つ時任医師。カレシの家から遅刻してくる女医。
そんな医局の人間関係を明らかにしつつ……
妊婦と自転車の事故で緊急オペが行われるのですが……。
一晩たってやっと現れた、仕事第一の旦那。妻(大谷みづほ)には嫌いだ触るなと言われ、赤ん坊にも会わず電話ばかり。
「僕は家族の為に働いてるんです」なるほど。
「6時半の飛行機にのらなきゃいけない」2億渡さなきゃとか言ってましたよね。
まあ、一理あります。顧客に妻の生死は関係ないんだから。だれかに引き継ぐか、仕事するかの二択でしょう。そして、まず父親になれと個室で叱る蔵之介医師(4児の父)にも理はある。
で、院長に早速抗議したんでしょう?この父親は。プライバシーに口だした、お前って言われた!って。なのに直後の妻急変で、ただ待たされてる間になんで改心?
医師団の頑張りなんて見えてませんよね。
いっそ、飛行機に乗るべく出て行こうとして叱られるとか。急変後目の前で心臓マッサージが始まるとか。妻より先に新生児を抱かせるんでもいいですよ。何か、仕事より妻だーとなるエピソードが欲しかったです。
それともせめて、待ちぼうけでチラチラ時計見ていた後に、電話して
「行かれません」
とはっきり連絡をする場面を入れるだけでも……。
ほんのちょっとしたことで、ぐんと見やすくなると思うのですが、どうもエピソード部品の揃え方や組み立てが雑で、あちこちひっかかります。
加害者と被害者が同じフロアに入院する、とか。
それを取材したいマスコミも入院してる、とか。
大事故後の大病院らしい要素もあるのに妊婦の夫婦喧嘩が優先でボケボケになってますよね
皮肉屋の蔵之介医師に子だくさん子煩悩な設定を見せて、好感度をあげるのはいいのですが…
入院してた犯罪者(時任医師を刺した男w)まで、赤ん坊が泣いていた、と嬉しそう。いやいや、若い男だよ、無差別に人を刺して逮捕された男だよ、うるさいって怒るところかと思いましたよ。
進藤先生がいれば、それでも名言が聞けたと思うのですが楓医局長は普通のことを普通に言うだけで物足りないです。
・医局長は寝た方がいい
そんな他人の言葉で、寝てないんだなーと思われるばかりの主人公って何なんでしょう。
あら、地味。
1話とは思えない『つかみ』のなさw 前作が大地震を盛り込んで派手な始まりだったせいかな。大事件も大事故も、それがネットでどうこうも、病院に運び込まれた後は同じく治療するだけですからねえ。いつ盛り上がるんだろう、初回は2時間だったのかなと思ってる間に終了でした☆
シリーズ全ては見ていないので、小島楓(松嶋菜々子)以外の誰を知っているべきなのか、佐々木蔵之介が子持ちの内科医なのは別のドラマだったのか……といろいろ混乱。どうせスーパードクター江口洋介が登場しないなら、まったく別モノとして作ればいいのに。
臓器移植と救命救急の齟齬がテーマになるようですが……時任三郎に江口洋介の代わりは務まるのかなあ。
それとも、冒頭の電話で話していたように楓先生の結婚だ出産だが盛り込まれるならその恋のお相手なの??えええええええ。
個人的に風間俊介医師と、アンジャッシュ児嶋医師は面白いキャラで気になりましたが、さて。
捜査一課が放火の張り込み?殺人じゃなくて?
てことで、お天気うんちくで謎を解く。
曰く放火でなくて球電現象、曰く気温変化で声の届き方が変わる……ので殺したのは貴方です!と。
タイトルに反して物語の枠組みは刑事ものなのでした。気象トリック限定の「探偵ガリレオ」でしょうか。
無愛想で棒読みのヒロインは「鍵のかかった部屋」で既視感。
黒尽くめのてるてる坊主は「ハケンの品格」篠原涼子も思い出させるかなあ。
両者、無愛想な中にも華と愛嬌がある名キャラとして愛されましたけど、まだ若い武井咲にそこまで求めるのは酷でしょうか。工業高校のドラマで見せていた自然体の方が魅力的なのに。変な小細工で良さを削いでいる気がしますです(「ビブリオ古書堂の事件手帖」での剛力彩芽と同じですよねー)
でもそれよりアナウンサー役の佐々木希が酷い!
棒読み天気予報がどうでもよくなるぐらい酷い(><)
この先は、変人お天気お姉さんが刑事さんたちと知り合うことで変わって行くってところでしょう?天気うんちくだけ興味がありますが、さて。
デキる女、凛(仲間由紀恵)!
……かと思いきや実は空回り。なんでも1人で処理できると孤立して、上司からは扱いにくい部下、部下からは頼れない上司と陰で言われているという痛い女だったなんて。
守り育てているつもりだった弟妹からも、逆に気を使われてもう頼られていない始末。
突然のモテ期到来も、なんか不自然だなーと思っていたらやっぱり『デートに誘ってあげて』と頼んだ依頼主がいたわけですね(凛の会社の社長@室井滋)
だとしても、3人とも誘い方が下手すぎるw 勤務中にしつこく電話だの、会社に花束だの(佐々木蔵之介)、予定も聞かずにチケット配送だの(爆笑問題田中)、路上チューだの、どれも嫌だーっ(熊哲バレエのチケットだけは欲しいけどw)
物語の始まりも「離婚式」。
ロマンチックでうっとり~という、恋に恋する恋愛ドラマからはほど遠く、凛も男性陣も恋なんて要らない、今の生活で十分!という姿勢なのですが。
最後の最後で、みんな恋に前向きになって次回につづく。
アラサーアラフォーの恋愛ドラマかぁとテンション低く見始めた割には楽しく見られました。
ひっつめ髪を下ろして鏡のホコリをぬぐう凛。スカートをはいて女らしい装いを思い出すのかな?
男性陣をその気にさせたのは、人生の先輩室井社長の語る”求め求められることが人生には必要”という言葉。
実は最近健康についての各国の指針を聞く機会があって、日本だと規則正しい生活、食事、運動が健康と長生きの秘訣となっているのに対し、欧米ではそこに”恋愛”が入るんだとかw 子どもの成長に愛を注ぐ庇護者が必要なように、大人にだって愛情あふれる暮らしが健康のためには大切だと。
「この年になっったから分かる」
と語る社長の言葉に、そんなことを思い出しました。
さて、凛が愛と健康を手に入れるのはどの相手となのか?
正直男子スイーツ部の3人はどれも釣り合わない気がするので……凛が両親を亡くした時につきあってた元カレでも出て来ないかな。でも作劇として1話に出て来ない人と結ばれるってこともないし。離婚式の時の3vs3でゴールインかなー、世間狭!
爆笑問題田中が猫好きの役。ホントに猫溺愛って聞いているので、猫を抱き上げる時にも素じゃないかと笑ってしまいました
エロ過ぎるー。
私はいい年なんで目の保養ってなもんですが、ジャニーズ主演で客層は中高生女子中心、小学校低学年の親子連れまでいたというのに始まってすぐ主人公のベッドシーン、イヤ時代劇なので布団だったけどそこじゃなくて。夫婦でも恋人同士でもない、おばさんと若い男が裸で=子供が出来る って流れ、後半の将軍のお床入りよりも困ったものかと。
奇病で若い男が激減する江戸、子種付けが商売にも、生きる希望を与えるボランティア(?)にもなるご時世という設定で、社会での役割が男女逆転。作者がBL畑ということでそちらを期待する評もあれこれ読みましたが。女将軍が統治し、大奥では寵愛を求める男が姸を競うって設定、そりゃ男女の性愛を堂々描けちゃうわけなんですねー。しかも誰かれ種付けはしても、本当に好きな娘さんは抱けなかった事情や苦悩、。現代劇で描くにはもうかなり無理があるこの種の切なさは、BLだけでなく時代劇にも相性がいいと再認識でした(貧しい町民がフリーセックスで、武家、裕福な商家の娘は正式に婿を取らねばならないのではきちんとした家から絶えていきそうです。おまけに、金もらって種付け放題じゃあちこちに異母兄弟が発生。いろいろ気になりますが本筋じゃないしなー)
さて大奥の、絢爛豪華な美男達。
主人公水野(二宮和也)の出世街道も、佐々木蔵之介、玉木宏の陰謀劇も、立ち向かう将軍吉宗(柴咲コウ)の凛々しさも見応えがありました。有象無象の女顔「美男」の中でニノだけ異質なあっさり顔。小柄で皆(阿部サダヲ除 笑)に見下ろされ、柴咲コウと面と向かうともう確かにこちらが受けでございます~なのですが、反面確かに男気溢れる主人公に違いなく、このキャスティングを考えた人天才じゃないかと、鑑賞後のお茶会では盛り上がりましたよん。
ラストは無理があると思うのですが~、町人進吉は上方へ養子にでも行って、おのぶちゃんはそちらに嫁ぐと脳内補填しておきました。
やっぱりキスしてきたのは彼氏。
モナミを連れだして話している場面、あまりの身長差に不釣り合いを感じてしまったのですが……。お友達から話を聞いても他校でドロップアウトだの、裸を描かせろだの、平気で授業を抜け出したりだの、親としてとても認められないおつきあい相手でした。
口調がおばちゃん臭いナオコ/モナミは愉快だし、ど、どこまでのおつきあい??キスって、どんな程度の??と狼狽える父@蔵之介も可笑しいです(^^;;;)現状だと、妻と娘を同時に横取りされているようなモノですもんねー。でもねえ、クスッと笑いながらも違和感。
もっとモナミっぽく、若く喋ろうと意識しませんか普通?はさておき、夫婦して立ち直りが速すぎて。娘を見失っている哀しみがなさ過ぎというか。
更に、お友達の先生の無神経っぷりにもねー。
「俺と結婚してたら死ななかったのに」
って、何年も経って再婚でもするまで言っちゃいけない言葉でしょう??
PTAの役員を振ってくる先生も非道。
まあ、そこはドラマドラマと免罪符を唱えて我慢するとして。夫婦生活はやっぱり気持ち悪いー(><)
いっそ堂々と抱き合って眠ってくれればそこ止まり、深夜らしく近親相姦上等ならそれはそれで諦めるのに、寸前で突き飛ばすって真剣すぎて……。
(注:原作の最後は知ってます)
ああ、気持ち悪い(><)
原作が確か広末涼子で映画化された頃には、男性向けの悪夢だなあという程度の感想だったのですが、それから幾年月、赤ちゃんだった娘が見上げる程に大きく育った現時点で見せられると、真に迫って肌が粟立つものがあります。
娘の身体で目を覚ますだなんて!
しかも、自分が代わりに死んでもいい、と守った娘の「中身」が死んでいるのなら、もう生きている意味も分からないじゃないですか……←この辺で泣けて泣けて。
幼い子供を亡くすのはそりゃあ哀れで辛いことだとされますが、育てて大きくなってから亡くすのだって同様に、もしかしたら共に過ごした歳月の分それ以上に、辛いものなのではと思ったり。とにかく泣けるわ悪寒がするわで大変でした。
そもそも設定がそうさせるので、どんな低レベルのドラマ化でも気持ち悪いだろうとは思いますが……世界にすっと入りこめたのは脚本や俳優たちの力量かと。
特に志田未来の、「アナタ」と語り出した口調がまさに「直子」だったり。若い担任教師と父親=「平ちゃん」のやりとりをみる目つきが女の疑惑丸出しだったり、という熱演は大きかったですね。立派な女優さんになってきたわー。
というわけでお話は、バス転落事故で妻直子(石田ひかり)が死に、生き残った高校生の娘(志田未来)が目覚めた……と思ったら、「私は直子」だと言われて戸惑う男(佐々木蔵之介)が主人公。夫婦の思い出のデートも始めてのお泊まり(キャ☆)も克明に語る娘を、中身は妻だと受け入れて暮らし始める主人公なのです。
(納得速すぎ、立ち直り速すぎな気もしますが……)
来週はいきなり、夫婦生活の問題に踏み込むようですよ!深夜でドラマ化したということは、きっちり表現しますか??(志田未来と蔵之介で???)
娘に実は彼氏がいて、理科室でキスされちゃう1話のエンドも衝撃的でした!
めっちゃ気持ち悪いけどとりあえずまだ見ます。
「優秀なものを劣等なものが排除」
という言葉でイジメを正当化していた月本。それを何故いけないかと問われても、まあびっくりしてすぐに応えられなかったんでしょう。あとから
「誰にとっての優秀か、どう決めるのか?」
と解答を繰り出す先生ですが、遅いって。すぐさまぶっ叩いて俺さまの方が優秀だ文句あるかーとぶちのめして欲しかったのに(無理 ^^;;;)
でも、薄々察したクラスメイトが「お前だろ?」と詰め寄るのに、当のいじめられてた子が黙ってるのは何?先生もお茶を濁すのは何?なんでいじめたバカを守ってやらねばならないのか。
お前が私をいじめた、とはっきり指摘も出来ず、さりとて皆の前で許す、友達に戻りたいとも言えない被害者にまで腹が立ったりして、困りました。
更に、何故か走って解決することに。
生徒が交代で伴走するのはなるほどで、最初は青空相談室が微笑ましかったけど、大会運営的にはかなり迷惑(6時間超えるゴールタイムも 笑)且つ多分規定違反。先生が足に怪我してるなんて余計な演出もあって終盤はろくに会話出来ない状態までボロボロに。いくらメロスにしたいからって。更に、それをみた月本が素直に感激&反省。エー。
好きだからいじめた的理論をまた展開してくれちゃって、バカで同じ高校に進学出来ないから駄目って何それ。ただ嫌いか、相手の美点を認めた台詞ならともかくー。ああこいつはこの先の人生も、勝手に執着した人間が自分と同じ道を選ばないからといって嫌がらせをするのかと嫌な気持ちに。
そうだ、教師を辞めさせられるかもというプレッシャーもあったのですが
「お前等は永遠に俺の生徒だー!!!」
というストーカー紙一重の絶叫があまりに面白くて吹っ飛んでしまいました。
せっかくのいい素材を、味付けを濃くしすぎて微妙にしてしまったような。
例えば副担任も悪意をむき出しから一転、熱烈支持者になっちゃって辟易でした。主人公養護の熱弁を振るわれる程、君が言いますかと思ってしまうし。DVやイジメの問題も、痛みが分かる先生なのはいいのに、その先の解決策が結局マラソン??
ツレは毎月のマラソン大会参加が趣味。ついに感化された私もちょっとずつ走り出し、先月参加して楽しんできたところなだけに、走るとすっとするのは分かりますけどー。見てただけの人にそんな特効薬みたいに効果バツグンて。
それより、目を閉じて歩いてみるの、怖いですよね。相手を信じないと、手を引かれて走るなんて出来ませんよね。
それを生徒が感じてみる演出もなく、一緒に走る展開になったことも残念。
奥さんと子供は超可愛かったです!
「Death Note」で「グリーン・マイル」で「羊たちの沈黙」「魔王」で、とつぎはぎにデジャヴです。
癒しの力を持った邪悪な男、というモチーフはなかなか面白いし、一方に殺戮の力を持つ男がいるとなればそりゃ、誰でも思うこと
”互いの力を対抗させたらどうなる?”
を早速1話終わりで見せてくれるのはサービスだったのかも。
でーもーなー。浅いんだもん。
”殺意を持って触ると相手が死ぬ”と知るまでに、何人殺してor殺しかけてますか。
なのに大勢と接触する仕事:教師を選択する?
どうして今回ばかり自首なのか。目撃されたから?
いやその前に、
「先生にまっかっせなさい!」
だの調子こいてる場合じゃないです。”殺人の相談を聞いちゃった”のは夜の盛り場ですよ、生活指導!
7時すぎたら家に居ろ、勉強してろと言え……というのは、横で見てるツレ@教師のいつもの難癖ですが……。”証拠云々”以前に、なんの対策もせずに大丈夫と言い切る根拠が分からない。
水川あさみの単独捜査もバカなら、その後の錦戸くんがタッキーに単身面会に行ってサクサク通してもらえちゃうのもバカすぎます。
「進化の果ての新人類」っって!!自分で言うのか!!
設定の大きなウソを活かすのは細部に行き届いた気遣いなのにー(><)
この先、昏睡少女だの、心臓を患う政治家だの、タッキーに治してくれと言ってくるんでしょう??
命の重さに順位がつくのか等、倫理観を問われるだろうこういう話に原作がなく、”みんなで意見出して作りまーす”方式なのはメチャ不安です(^^;;;;;)
配役は豪華なんですけどねー。
……義兄さんの紹介で!!!
あのすっぽかしの後で、よく他も探してくれたものです。
それだけの実力者(の割に家はくたびれてたけど)に、1話から頼らなかったのは義兄さんが嫌いだったんでしょうねえ。さすがの公平さんにも苦手な人がいると。
ホスト歴を隠せという結婚前のごり押しといい、かと思うとぺろっと桃子に話して余計ややこしくする考えのなさといい。義兄さんの奥さんがちっとも出てこないあたりも妹への執着と合わせてかなり怖いものが。
でもそんな義兄さんともめでたく和解。
自分から挨拶に行かれるほど、公平は成長しましたよーというお話でした。
めでたしめでたし(え??)
まあ最後の大成カズマ親子(石橋凌、和田正人)、絆再確認は泣かせました。
……RINKの面々に見送られる公平の笑顔もよかったので、ホストは辞めていてもいいのですが。
就職先ぐらいそのときの人脈で(戸田恵子社長の関連会社とかさー)、自分で決められたらよかったのになと思いました。
佐々木蔵之介の初主演作。
ドラマ的にはビミョーな仕上がりながら、着ぐるみからホストスーツ、ぶりっこ笑顔からギラギラまで多様な魅力が楽しめる、蔵之介ファンにはマスト視聴なアイテムになったかもです。
娘役の子、可愛いけど棒読みでしたよねー必死!最初びっくりしてたのですが、段々あの棒読み加減が愛おしくなってきたり。駄目な子役ほど可愛いってこのことでしょうか。